〜クォヴレーの悩み・イングラムの憂鬱A〜
白い肌の上にある二つのピンク色の突起は、
もう赤に変色している。
熟れた果実のように・・・・
それほどまでにイングラムはそれを丹念に攻め立てた。
ピチャッ・・・と、クォヴレーに聞こえるようわざと音を立て乳首を舐める。
ただでさえ、恥ずかしい行為なのにそんな音が聞こえてしまってはより一層恥ずかしさが増す。
赤い顔は真っ赤になった。
「ぁ・・・んっ」
もうソコを攻めるのは止めて欲しい・・・
イングラムに巧みに愛撫され、身体はいたる部分で熱を持ち始めている。
他も触って欲しい・・・
この熱をどうにかして欲しい・・
イングラムにそれを伝えたくて彼の髪をツンツン引っ張った。
「・・・っ・・イン・・・あっ・・・っ」
「・・・・・・」
「ぅ・・・う、ん・・・やめ・・っ」
「止めろ・・・?」
「あ、ああ・・・やめっ・・・そ、こ・・・」
「今日は・・・泣いても止めない、と言ったはずだ・・・お前もそれでいいと言っただろ?」
「そうだ、けど・・・んんんん!!」
「けど、何だ?」
「そこ、を舐めるのは・・・もう・・・やめっ・・・ぅ」
「どうしてだ?感じるだろ?」
「・・・んん・・!!気持ち、い・・けど・・・そこはもう・・・い、い」
「何故だ?」
「うう・・・それ、は・・・」
「それは?」
モジモジ、とクォヴレーは身じろぎをした。
特に下半身が熱を持ち始めてしまっていた。
無意識にそれをイングラムの腰に擦り付けている。
「・・・っ・・こっち・・こっちも・・触って欲しいんだ・・・この前・・みたいにっ・・」
「・・・こっち、ってどこだ?」
「ああああっ!!」
首筋に唇を押し当て、きつく吸い上げた。
その瞬間クォヴレーは悲鳴をあげる。
痛くはない、・・・痛痒いとでもいうのか・・・とにかく喜びの悲鳴だ
どこをどう触って欲しいのかもちろん分っているが、
前戯だけでもう余裕の「よ」の字も無くなってしまっている
恋人の状態にどうしても意地悪したくなってしまう。
「(やはり・・・どうやら俺は・・・サドっ気があるらしいな・・・)」
「ここ・・・っ!!ここ・・さわっ・・・て!!」
恥ずかしさはどこへやら・・・
イングラムの手をつかむと、自分が触って欲しい場所・・・
すでに熱を持ち始め、なかば勃ち始めているそこへもっていった。
「弄っ・・・て・・・!!」
「・・・積極的だな・・・」
「う・・(///)うるさい!!」
「怒るな・・・お前が積極的で嬉しいんだ、俺は。で、どう弄ってほしいんだ?」
「・・・この前みたいに・・・」
「この前・・・、か。(ニヤ)・・・口に入れてしゃぶって欲しいのか?」
「!!!!しゃぶる!?い、いや・・・それは遠慮する!!」
「何故だ?この前みたいにして欲しいのだろう?この前は口で弄ってやったと思ったが?」
「・・・確かに・・・そうだけど・・・っでも・・それは嫌なんだ!!」
「・・・・なぜ?気持ちよかっただろ?」
「あれ・・・は気持ち良すぎて・・・ヤなんだ!!手でいい!!手で触って!」
「気持ちよかったなら問題ないではないか?それに・・・」
「・・・それに・・・?」
「嫌がられると余計にやりたくなる・・・それが人間・・・いや男だろう」
そう言うと、イングラムは身体をクォヴレーの下半身へとずらしていく・・・
イヤイヤと首を左右に軽く振ったが・・・
もう身体に力が入らなくなってしまっているクォヴレーにイングラムを止める術はなかった。
イングラムの手がそれをソレを捕らえると・・・
フゥーと吐息を吹きかけた。
ビクンとクォヴレーの身体は震える。次に訪れる快感を待ち焦がれているかのように・・・
クォヴレーは最後の抵抗として言葉で訴えた。
「!!!!いい!!手でいい・・から・・あ!!あっ・・・ひぅ・・・」
言葉の抵抗は空振りに終わり、ソレは完全にイングラムの口の中に納まってしまった。
生暖かい口の中でソレを愛撫されることは、初心者にはさぞかし刺激が強いことだろう。
しかも性質の悪いことに音を立てながらソレを舐めてたり吸ったりしてくるのだ。
もう羞恥と快感と、頭の中はそのことだけがグルグルまわり何がなんだか分らなくなってしまう。
俗に言う頭が真っ白状態にクォヴレーはおちていく・・・。
「あっあっあっ・・・んぁぁあああああっ!!」
「・・・クォ・・・ヴレー?どうだ?」
「んんっ・・・い、い・・・きもち・・・い・・っ」
「・・・・・」
「ひぁああ!!ああ!!もうっ・・・っぅ」
もう、イく・・・と、
開放しようとした瞬間だったのに、根元を握られ阻まれてしまう。
「!?イングっ??どうし・・・て?」
「・・・まだイってはダメだ・・・初めてだからな・・・一緒にイかなければ・・・」
「・・・いっしょ・・・?」
「そうだ・・・・まだ我慢しろ。そうすればもっと気持ちよくしてやる」
「ん・・わ・・っか・・た。・・いっしょ・・に・・」
クォヴレーの言葉に微笑しながら頬にキスをする。
そして耳元で囁いた・・・
「・・・この前、俺のコレをお前のココに入れて一つになる、と教えたな?」
「・・・ああ」
「その前にやった事・・・覚えているか?」
「・・・前に・・・?」
「・・・ああ、覚えているか?」
「・・・確か・・イングラムの・・・指で・・・オレの・・・(///)」
「覚えていたな・・・この前と違って今、俺の手はお前の蜜で濡れていないから・・・」
「?いないから?」
「俺の指・・・舐めてくれるか?」
「・・・え!?」
「・・・濡らさないときついのはお前だぞ?」
「きつい??」
「何の潤いもなくココに入れたら痛いだろ?」
「・・・そうなのか?」
「そうだ・・・痛いのは嫌だろう?」
「・・・やだ・・」
「では、舐めてくれるな?」
「(///)わかった・・・」
細長い指をクォヴレーの唇に押し当てると、彼はオズオズと口を開き、
丹念に指を舐め始めた。
「うっ・・・ふぅ・・・」
「・・・もういいぞ・・・」
「ん・・・」
「・・・力を、抜いていろよ?」
「・・・わかった・・・」
舐めてもらい十分に潤った指をクォヴレーの後の蕾へ進入させていく・・・
その瞬間ビクンと一瞬身が動いたが、
「・・・痛いか?」
「んんっ・・・へ・・いき・・・なんか・・・変な感じ、だ・・・っ」
平気という言葉を聞くと指をさらに奥へと侵入させていく・・・
「(さて、どこだったかな?)」
執拗なまでにグリグリと後を解きほぐしていく。
それと同時にある部分も探していく。
「(確かこの辺だったと・・・)」
と、その時クォヴレーの身体は大きく海老のようにしなやかにのけぞった。。
「あああああああっ!!」
「ここか・・・」
「やだ!!やだ!!そこ・・・もう・・・さわる・・なっ・・あああああ!!」
「本当に?違うだろ?いいんだろ?ココが・・・」
「やだ!!」
「SEXにおいての『嫌』は『いい』ととれるのだぞ?ココがお前の良い所、だろ?」
良い所・・・いわゆる前立腺を重点的に攻めながら指をもう一本増やした。
「あっあっあうっ・・・る!!で、る!!」
「おっと・・・それはまずいな・・・」
出るという言葉に再びイングラムは根元を握り開放を阻む。
「ああああ!!インッ・・・くるしっ・・・!!」
「一緒に、と約束しただろう?」
「も・・む、り・・・・苦しい・・・んん!」
「・・・出したいか?」
「出し・・・た、い・・・」
「・・・もう少し我慢しろ」
「やだ・・・出す・・・出させ・・・て・・っ」
「・・・まだ2本しか入れていないからきついと思うがな・・・」
「????きつ、い?」
「初めてだから一緒に俺はイきたいんだ」
「・・・・んっ」
「お前がこれ以上我慢できないと言うならば・・・もう俺のを入れるが?」
「・・・・え!?」
するとイングラムはもう十分に猛っている自分のモノをクォヴレーの
蕾へ押し当てた、と同時にクォヴレーの顔色は変わった・・・青に・・。
「・・・・・ぅ・・・ぁ・・・(汗)」
「・・・・いいのか?」
「・・・ぅ・・・(この前も思ったが・・・必要以上にでデカイのではないか?
コレが普通なのだろうか??いや・・・それより何よりやはり無理があるだろう・・・
サイズが・・・合わなすぎだ・・・)・・・その・・やっぱり・・・」
「・・・やっぱりいやだ、はナシだぞ?」
「(ギクゥ)・・・誰も・・・そんな事は・・・」
「では、『やっぱり』の続きをお聞かせ願おうか?」
「・・・それは・・・だから・・・」
「だから?」
「心の・・・準備が・・・まだ・・・」
「そんなもの待っていたらいつまでもイけないぞ?お前も、俺も」
ギュッとクォヴレーのモノを握ると、先走りの汁が出てくる。
それはイきたい、と涙を流している感じだ。
「あああああ!!・・・ひぅ・・」
「イきたいんだろ?」
「うう・・・っ・・・たい・・」
「・・・では少々早いが・・・入れるぞ・・?」
「!!!!まって!!」
「・・・(ちょっと苛つきモードで)何だ?」
「心の準備が・・・!!1分待ってくれ!」
まだ受け入れるには怖い思いが勝っているので必死で懇願した、が
「却下」
冷たくあしらわれてしまった。
それじゃあと、少し妥協して
「じゃ、じゃあ!30秒!!お願いだ!」
今すぐ入れたい気持ちは山々だが余りに必死に懇願してくるので
イングラムもまた妥協した。
「・・・30、29、28・・・」
「(!?もう!?)・・・・あ・・・う・・・」
「27、26・・・」
「(・・・もう少しゆっくり数えてくれ!!)」
「25、24・・・」
数字を数えながら、イングラムは自分の下で青くなりながら思考回路が
グルグル回っているクォヴレーを見つめる。
「23、・・・22・・・21」
と、その時突然強引に自分の下で頭が混乱しているクォヴレーの足を担ぎ上げたかと思うと、
自身をその小さな蕾へ押し入れた。
「!!!!あああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「・・・うっ・・・」
思った以上にキツイ締りにイングラムもまた小さくうめきを上げた。
「・・・っあ・・っあっ・・」
「・・・クォヴレー・・・」
「・・・たい・・・い、たい・・・」
「・・・わかってる・・・少しの間・・・我慢しろ・・・できるな?」
「う、ん・・・んっんっ・・・んあああ!!」
「ふ・・う・・・クォヴレー?大丈夫か?」
「・・・ん・・・へ・・き・・・だ」
「・・・わかるか?」
「・・・?なに・・が?」
「全部・・・入っているんだぞ?」
「え!?・・・ほんと、に?」
「ああ、見るか?」
「(////)いいっ!!また、今度!!・・・つぅ・・」
「・・・痛いか?」
「(////)あ、当たり前だろ!!サイズが合わないものが入っているんだぞ!?」
「フッ・・そうだな・・・」
「それに!お前、まだ30秒経ってなかったぞ!!」
「・・・ああ、すまなかったな」
「全然すまなそうな顔をしていないぞ!!」
「だが、あのまま30秒待っていてもその後どうせ、もう30秒とか言っていただろう?」
「(・・・否定は出来ない)・・・そんな事は・・・ない」
「本当に?」
「・・・・多分・・・んむぅ・・・」
おしゃべりを遮るように唇を塞いだ。
唇をなぞるように舐め・・・中に入れてといわんばかりに唇を甘噛みした。
それに応えクォヴレーは舌を差し出した。
その舌を自分の舌におもいっきり絡め、吸った。
「んん・・!!・・はぁ・・・」
「クォヴレー」
「んっ・・イングラム・・・もう一回・・・」
「お前はキスが好きだな」
「イングラムとするのは・・・気持ちいいから・・・」
「そうか。また後でいっぱいしてやる・・・俺としてはそろそろ次の段階に移りたいんだが・・・?」
「次?」
「・・・後・・・まだ痛むか?」
「いや・・・大分納まった・・・」
「そうか・・・なら、そろそろ動いていいか?」
「????動く???」
「ああ、いいか?」
「動くって・・・?ダンスでも踊るのか??」
「!?(ダンス!?・・・そうかまだSEXの知識が完璧ではないのか・・・)」
「・・・ダンスを踊るには無理な体勢な気がするが・・・イングラム?」
「・・・・くくくくくく・・・まぁ・・・ダンスと言えなくはないが・・・」
「?」
「そうだな・・・ダンスを踊るのはお前1人だ・・・激しく踊ってくれよ?」
「・・・オレ1人??イングラムは?」
「俺は、踊るというより・・・突き刺す、が正しいかな」
「!?突き・・・刺す????」
「クォヴレー、俺の首に腕を回してしっかりつかまっていろ」
「???何故だ?」
「最初はゆっくり動くが・・・俺もそろそろ余裕がなくなってきたんでな」
「????」
「お前が慣れてきたと判断したら激しく動くぞ?」
「?????????激しく???」
「本来俺はしつこい性質なんだが・・・今日はそうもいかなそうだ」
「?????・・・しつこい????」
「ほら、早く首に腕を回せ」
「あ、ああ・・・?????」
何を言っているのか、サッパリわけの分らないクォヴレーだったが、
彼に言われるがまま彼の首に腕を回した。
・・・・続く
次で終わりです(やっと)
近日公開〜。
今回イングさんチョッピリ鬼畜モード入っておりました(笑)
インヴレ部屋へもどる
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