メチャクチャ、アインがショタ入ってます
〜リキュール・マジック?(キャリアイ編)〜
ギメル(キャリコ・マクレディ)はその顔を見た人は
一瞬で引いてしまうような、黒い笑顔でソレを用意していた。
自分の部屋で鼻歌を歌いながらソレを冷蔵庫から出し、
頬擦りをしている。
鼻からは何を想像しているのか、鼻血が垂れていた。
そしてそんなギメルの丁度真後ろにある扉・・・・
その扉は僅かに開いていてその部屋の様子を覗いている人物が1人。
その人物は脂汗をかきながら、部屋の主に自分がいることを気づかれぬよう、
忍び足で扉の前から走り去っていった。
「テットー!!ザインーーー!」
休憩室で、紅茶とケーキを食べながら優雅な「休暇」を楽しんでいた二人は、
慌しくその部屋に駆け入ってきた「人物」に視線を送った。
そしてそんな2人の胸中はというと・・・・
「「((またか・・・・))」」
である。
「テット!ザイン!助けてくれーー!!」
アインは紅茶とケーキが乗っている机の上に上ると、
一所懸命に助けを求めてきた。
アインが机の上に土足で乗ってくれたおかげで紅茶は少しだけ机の上に零れている。
「・・・アイン、今回は一体どうした?」
「助けてくれ!」
「アイン、何をどう助けて欲しいのか言ってくれないと、
俺達はどうもできないぞ??」
「助けて!!」
だが、アインは自分にこれから起こる「恐怖」で頭がいっぱいなのか、
【助けて】としか言わない。
しかし、それはいつものことなので、
「まぁ、落ち着きなよ・・紅茶でも飲んでさ」
「そうそう!あせってもいい事はないぜ?」
「優雅に茶を飲んでいる場合じゃないんだーー!!」
テーブルの上で地団駄を踏むアイン。
紅茶のカップは大きく波を打ち、机に零れていった。
「う〜・・どうしよう??どうしたらいいんだ???」
一通り暴れたあとはペタンと机の上に腰を下ろし正座をした。
「「((なんで正座??))」」
「どうしたらいいと思う?」
「・・・だから、説明してくれないとアドバイスの仕様がないだろ?」
「・・・・え?」
「アインは、『何が』『どうしよう』なんだ?」
「あ!」
大分落ち着いてきたのか、アインはテヘッと笑いながら説明を始めようとした。
「その前にオレにも紅茶をくれ!」
「りょーかい!・・・砂糖は?」
「3杯!」
「・・・ミルクは?」
「たっぷり!」
「・・・ケーキは?」
「けぇき!?」
目を輝かせ、アインは答えた。
「食べる!くれ!」
2人は苦笑しながら、ザインが紅茶を、テットがケーキを皿にとってやった。
相変わらず机の上で正座をしているアインは、幸せそうにケーキと紅茶を口に運ぶ。
「「((だからなんで正座??))」」
「・・・ホッペが甘い〜♪」
「・・・ハハ・・良かったな」
「で、アイン?何が大変なんだ?」
フロマージュをフォークで突き刺しながらアインは説明していく。
「さっき、ギメルの部屋の前を通りかかったら・・・」
「・・・かかったら?」
「鼻歌を歌っていたんだ」
ショボン・・・としながら口にケーキを運ぶ。
2人は「ははは・・・」と笑いながらアインに同情の視線を送る。
「確か・・・鼻歌を歌う=セクハラされる・・だったよな?」
「・・・あぁ」
「今回は何か唄ってたのか?」
フルフル・・と首を横に振るう。
「歌は唄ってないが・・・スリスリしていた」
「「スリスリ!??」」
青い顔でコクン、と頷く。
だが2人は・・・
「「((何にスリスリ???))」」
「・・・奇妙な鼻歌を歌いながら、アルコールと思わしきものにスリスリしていた」
「・・・アルコール???」
「ワインかなんかか??」
「そこまでは・・・だがそんな感じだ」
更に小さくなってうな垂れるアインの頭をザインは撫でた。
「アイン・・今回はセクハラされないかもよ?」
「!?本当か?」
「あぁ!ギメルはとっておいたワインが今日飲み頃になったんで、
鼻歌歌っていたんじゃないのか?」
「そうなのか!?」
「あぁ(多分)」
「大丈夫だよ(きっと、な)」
「そうか・・・」
ヘナヘナと体から力が抜け、アインは安らぎの笑みを浮かべる。
そして再びケーキにフォークを突き刺しながら・・・
「オレはてっきりあの瓶を下の穴に突っ込まれて、
あーんなことや、コルクをつっこまれて、こーんなことをされるのかと思って
ドキドキしてしまった・・・ほっ」
「ブブーー」
「げほっ・・ごほん!!」
アインの口から卑猥ともいえる言葉がポンポン出てきたので、
2人は思わずむせこんでしまう。
「どうした???」
「・・い、いや?」
「なんでもない・・・」
「???変な奴らだな????」
首をかしげながら残りのケーキをたいらげるアインを、
2人は気の毒そうに見つめている。
「「((がんばれよ!アイン))」」
テットの部屋は何故かギメルの隣であった。
なのでよく、彼の部屋から怪しい声が聞こえてくることがある・・・。
具体的に言えば、
『あん!』だの『イかせて』だの『許して』だったり『もぉ・・無理ぃ・・』とか、
あとは・・・・
『ほぅら・・美味しそうに飲み込んでいくぞ?』とか
『全部飲むんだ・・少しでも溢したら・・わかっているな?』だの
・・・まぁ、とても自分では口に出さないようなセリフである。
今夜も一通りの任務を終え、ベッドに入るテット。
午後の休憩時にひと悶着あったが、
アインは誤解が解け?て元気を取り戻して任務に戻ったし・・
とテットは安心していた、が
「んっ・・んっ・・んっ〜!!」
「(!!?)」
壁の向こう側から怪しげな声が聞こえてきたではないか!?
壁の向こう側・・・そう、丁度ギメルの部屋である。
「あっ・・・ぁっ・・・んっ・・・」
「フフフフ・・・美味いだろ?」
「ん〜・・・美味しい」
「(アイン・・・捕まったのか??それにしても・・・??)」
「このワインは50年物だからな」
「・・・50年?」
「ワインは寝かせれば寝かせるほど美味くなるんだぞ?」
「そうなのか?」
「そうなんだ・・・もっと飲みたいか?」
「飲みたい!」
ギメルは壁際にアインを追い詰め?ながらワインボトルをちらつかせる。
「さて、どうしようか・・・これはなかなかお高いワインでな」
「高いのか!?・・・じゃぁダメだな・・」
「アイン・・・」
顎に人差し指をそえ上に向かせる。
さっき口移しで飲ませてもらったアルコールで少しよったのか、
アインの白い頬は少しだけ桜色に染まっていた。
「アインが俺のチーズになれば飲ませてやるぞ?」
「チーズ??」
「ワインにはチーズだろ?」
「・・・ふーん?」
「・・・俺のチーズになるか?」
上から見下ろされ、アインは少しだけ返答に困る。
チーズになる、とは一体どういう意味だろう??
躊躇しているアインの目線にワインをちらつかせ、
コルクを外し、わざと咽の音をたててワインを飲むギメル。
目線をアインへと送り、わざと答えを急がせる。
美味しそうにワインを飲むギメルに、ゴクン・・とツバを飲む。
早く「返事」をしないと、ワインがなくなってしまう。
アインは意を決し、
「チーズになる!だからくれ!」
その頃壁の向こう側では・・・・
「(あぁ・・・馬鹿だなアイン・・)」
と、テットが嘆いているのをアインが知る由もない。
そしてしばらくの沈黙の後、壁の向こうからいつもの「声」が聞こえてきた。
「あっ・・・やっ・・ギメッ・・!」
「フフ・・・俺のチーズになるんだろ?違うのか?」
「違わない・・けど・・・これ・・エッチ・・みたいだぞ??」
「みたい、ではなくエッチだ」
「!?」
「・・・ほら、下着を下ろすぞ?」
「あっ!ダメ!!」
「ダメなのか?・・俺のチーズにならないんだな?ワインはいらないのか?」
「いる!・・いる・・けど・・でも・・・あっ・・・騙したな!?」
「・・・騙しただなど・・人聞きの悪い」
壁つたいに卑猥な音が聞こえてくる・・・。
そう、ヌチャ・・・や、クチュ・・といった感じの音だ。
そして再び2人の声が聞こえてきた。
「・・・やっ」
「下着が濡れ始めてきているぞ?」
「・・・・んぅ!」
「アイン・・・チーズになる、というのに嘘はないな?」
「・・・・・ない!・・でもエッチは・・あっ」
「嘘じゃないなら・・下着を下ろすぞ?」
「だめぇ・・」
「ダメなのか?チーズにならないということだな?
ではワインもいらない、と・・・」
「いる!・・いる、けど・・・ん〜!!」
「・・・下ろすぞ?アイン・・・」
「・・・んっ」
はぁ・・・とため息をつき、
テットはいつものように耳栓をはめ、床についた。
「(明日はアインの姿を見ないかもな・・・ふぅ・・)」
ギメルが下着を下ろすと、プルン!とアインの性器は顔を出した。
そしてゆるゆるとソレを扱き始める。
「あぁぁぁぁぁ!!」
「おやおや・・ヨーグルトが出てきたぞ?」
「はっ・・・ぁっ・・・んぅ」
「美味そうだな・・飲んでしまおうか?」
「・・・ほぇ?」
アインをベッドに導くと、そのままベッドの上に押し倒す。
「あっ!」
「アイン・・・んっ」
「ふぁ!!・・・やぁ!!」
ジュブッという音が何度も何度もアインの鼓膜をかすめていく。
「やっ・・やっ・・食べちゃ・・だめ!」
ジュブッ、という音にあわせ腰を振り、アインは頭をイヤイヤする。
「やっ・・やっ・・・!」
チュ・・・クチュ・・・とワザと卑猥な音を響かせギメルはフェラチオを施す。
「ん〜・・んーーー!!・・・・あっ」
夢中になって腰を振っていたのに、急に甘美な刺激が遠のいてしまった。
ギメルがフェラチオを止めてしまったからである。
いつもならアインが必死に懇願しても何度も何度も口でイされるというのに、
なぜ今夜は中途半端なまま終わってしまったのだろうか?
納得がいかないようにギメルを見つめていると、
「・・・アイン、今夜は一緒に良い気持ちになろうな?」
「・・・・?」
そう言うと、ギメルはファスナーを下ろしていく。
アインの顎を掴み、自分の下半身へと導きながら、
「出来るな?」
「・・・う〜」
アインはあまり、『咥える』が好きではないが、
あの美味しいワインを飲むためにはコレは超えなければならないハードルである。
覚悟を決めてアインは、そのデカブツにむしゃぶりついた。
・・・請求サイトへ続く・・11月21日UP予定
・・いや・・ちょっと・・エロイかな?と思ってしまったので・・・
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