〜肉が嫌いになった理由A〜
「んっ・・・ちゅ・・んふ・・っ」
『タン』から逃れようと必死に自分の口の中で自分の舌を
右から左へ、下から上へと移動させるが、
そのたびに弾力のある『タン』が追いかけてきて、
自分の舌を絡めていった。
「ふぁ・・・んっ・・」
「・・アイン・・・美味いか?」
一度唇を離し、キャリコは質問をする。
だが、アインは唇が離れたのを幸いと、
何とかその状態から逃れるべく体をよじった。
が、座り込んでいるうえに、
頭の両側を逞しい腕が柱を作っているので逃げられなかった。
そんなアインの様子に愉快気な笑みを浮かべて、
「美味いだろう?アイン。
今食べさせた『タン』は口の中で味わえば味わうほど
焼肉のたれが口全体に広がっていく・・」
「美味くなどない!肉は嫌いだ!」
口を手の甲で擦りながらアインは反論する。
「・・・そうか、まだ好きにはなれないのか・・。
では好きになれるまでもう一度タンを味あわせてやろう」
「!!・・・んん〜!!」
言葉どおり、キャリコは再び唇を唇で塞いだ。
先ほどよりも強引に舌と舌を絡ませられ、
アインは頭がボーとしてきてしまう。
「んっ・・ふっ(あ、なんか・・美味しいかも・・)」
反抗的な態度は何処へいったのか?
今度は自らの舌をキャリコの中へと持っていき自分から絡ませ始めた。
「・・・ふぁ・・?」
『美味しい』に熱中していたのに、
急に『美味しい』が消えてしまった。
「んっ・・・もっとだ。」
「美味かったか?」
「『タン』は美味しい・・」
ポヤ〜、としながら今度は正直に答えるアイン。
そしてキャリコは、ポヤ〜としているのをいい事に
アインのズボンのファスナーに手をかける。
「・・・な、に?」
「アインはもう十分に肉を食べただろう?
今度は俺が食べさせてもらおうと思ってな」
そう言って、おもむろに下着の中に手を突っ込み男の象徴を握りこんだ。
床に座り込んでいるアインの身体はビクンと一瞬動き、
不安げにキャリコを見上げた。
「・・・あぁ・・まだまだソーセージだな、お前のは」
「・・ソーセージ?」
「だが、安心しろ。俺はソーセージも大好きだ」
「・・・?」
言っている意味を理解できないアインは首を傾げる。
だが、首を傾けた一瞬後には甘い声を出し始めた。
「ぁ・・・んんっ」
下着の中にあるキャリコの手はソレを上下に扱き始めた。
扱かれるたびにソレは熱く脈打ち、
「フフフ・・ソーセージだったのに、ウィンナーになってきたな?」
「・・・ふっ・・ウ・・ィン・・ナー?」
キャリコは一瞬アインと目を合わせたが、
直ぐにその視線を逸らし、そして自らも床に膝をつけると
強引にアインを膝立ちにさせた。
「キャリ・・?」
「この、可愛いウィンナー・・味見させてもらおうか・・?」
「味・・見?・・・・っぁぁぁぁぁ!!」
膝立ちのアインは身体をしならせ、その感覚に体全体を痺れさせた。
下肢を襲うその痺れはこれまで体験したことがないとても甘美なものだった。
生暖かく滑った舌が這うたび、
アインのソレは悦びに痺れ先端からは切なげな涙をこぼし始める。
「・・はっ・・・ぁっ・・・あっ、んぅっ」
この痺れはなんなのか?
アインはわからない。
そして段々『何かを出したくて』、下半身はモジモジし始めた。
もっとこの感覚を味わって痛い。
アインの体が快楽の熱に犯され始めたその時、
急にその甘い痺れは遠ざかっていった。
「・・いやっ!」
「・・・いや?・・何がだ?」
意地悪げに質問してくるキャリコ。
「・・・それ、は・・」
だがアインは答えることが出来ない。
意地とかそんな事ではなく、本当にどういったらいいのかわからないのだ。
「・・・それにそても、このウィンナーは口に含めば含むほど油が出てきたな」
「・・・!!」
キャリコは膝立ちになっているアインにわざと上目遣いで話しかける。
「ソーセージだったのに、今では立派なウィンナー・・・ほら、わかるか?」
勃ち上がった性器を人差し指がそっとライン沿いになぞる。
なんともいえないその感覚に、アインは更に身体をビクンとさせた。
「本当にりっぱなウィンナーだ・・腹まで反り返っている。・・・辛そうだな?」
「・・・ふっ・・・苦し・・・」
「楽になりたいか?」
「・・・な、りた、い」
切なげな表情で懇願してくるアイン。
素直な態度に満足げな笑顔を向けると、
アインの口元に自分の指を持っていく・・・。
「いいだろう。楽にしてやる・・・
さぁ、楽になりたかったらこのポークビッツを食べるんだ」
一体何をされるのか?
検討もつかないがアインはこの苦しい状態から早く脱出したかった。
なので、口をオズオズと開くと、
唇に添えてあった『ポークビッツ』に舌を絡ませはじめる。
続きます。
次で終了予定。
そしてますます変態駄文へ・・・?
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