*インヴレ←キャリ・・・かな??*
キャリコ.マクレディが愛しいアイン(クォヴレー)を訪ねて、
プリスケン家にやってきた。
すると今回も庭のほうから二人の話し声が聞こえてきたので、
忍び足で裏庭へ廻ってみることにした。
〜のぞき聞き3〜
「・・・・くっ」
窓の下に身体を忍ばせ部屋の様子を伺う。
すると誰かの苦しげな声が聞こえてきたのである。
「(!!?・・ま、まさか)」
生唾を飲み、更に聞き耳を立てる。
「・・・うっ」
「・・・痛いか?」
会話の内容にキャリコは蒼白になる。
「(あぁぁぁ〜!!またしても俺のアインを犯しているなぁ!!イングラム!)」
ハンカチを噛み締めながら会話の続きを聞く。
するとそのうちにおかしなことに気がついた。
「・・クォ・・ヴレー・・」
「・・・イングラム、痛いか?」
そう、なんだか言っている言葉が普段と逆な様な気がするのだ。
「クォヴレー・・まだか?」
「もう少し・・もう少し、我慢だ」
「・・・だが、痛いんだ」
「(????なんだ???どんなプレイをしているんだ??
SMか??イングラムがSではなくアインがSなのか???)」
キャリコは背伸びをし、中の様子を伺ってみることにした。
だが少し覗いただけでは2人の様子がよくわからない。
いくらイングラムが察知能力に優れていても
情事の最中ならば幾分か鈍くなっているだろう。
キャリコは更に背伸びをし覗いてみることにした・・・が、
「(!!?なんだと!?)」
中の様子をみて愕然とした。
クォヴレーがイングラムの足の間に身体を入れ、なにやら身体を揺さぶっているのだ。
「(・・上下が・・逆???)」
イングラムの足がビクビク揺れ、その動きと同時に苦しげな声が・・・。
「・・・うっ・・クォヴレー!もっと・・優しく・・」
「・・十分優しいし、丁寧だろ・・大人しくしろ」
ダラダラと汗を流しながらキャリコはその様子を眺める。
「(確かにアインも男だから『挿れたい願望』があってもおかしくはないが・・だが・・!)」
「・・・うっ・・痛っ」
「・・情けないな、このくらいで・・」
「仕方ないだろう・・痛いものは痛いんだ・・」
「もう少し我慢しろ」
「(・・アインは・・俺のアインは・・
絶対に、いかなる時も『受け』でなければいけないんだーー!!)」
そんな事を1人頭の中で叫んでいるさなかも二人の会話は続いていた。
「イングラム!大人しくしろ・・もう!」
「・・・くっ・・まだ・・か?」
これ以上は聞きたくない!見たくない!と、
キャリコは大粒の涙を流しながらその場を後にしていく。
「(アイーーン!!俺は・・俺は・・負けないぞーー!!)」
ガサガサと大きな草の音をたてながらキャリコは完全に姿を消した。
「???何の音だ??」
「・・・・さぁ、な・・それよりまだか?」
「もうちょっとなんだ・・・ん〜・・・」
「・・・・うっ」
「あ!・・取れた!」
ニッコリと微笑みながら人差し指をイングラムに差し出した。
人差し指の先にはなにやら青い糸のようなものが・・・
「・・・ふぅ・・やっと取れたか・・まだおかしな感じがする」
「無事に取れてよかったな」
「あぁ、クォヴレーのおかげだ・・」
「睫毛が目の中に入ると痛いものな・・
オレもよくイングラムに取ってもらっているから、おあい子だ」
「クォヴレー・・・」
そう、2人は決して逆エッチをしていたわけではないである。
現に2人の衣服は少しも乱れてはいない。
イングラムの目に睫毛が入り、クォヴレーがそれを取ってあげていた。
目に異物・・クォヴレーの指が入るのは流石に怖いらしく、
イングラムの体はビクビクゆれてしまっていた。
その揺れがクォヴレーの身体に伝わり、クォヴレーの身体も揺れてしまっていたのである。
そう・・・まるで挿入時の揺れのように・・・。
「もう痛くないか・・?ぁっ・・んぅ」
後頭を掴み、お礼の口付けをする。
「もう痛くない・・おかげでスッキリした。有り難う」
「よかった・・・ぁんっ」
膝立ちになっているクォヴレーのシャツの中に手を入れると、そっと突起を摘んだ。
「・・・持ち上げろ」
「・・・んっ」
言われるままに、クォヴレーは自分のシャツを持ち上げた。
「・・・あっ」
ピンク色の突起を転がすように舐められ、クォヴレーは背をしならせる。
「・・・イング・・ラム・・あぁぁぅっ」
「・・・ん?」
恥ずかしそうに、腰をモジモジさせながら質問をした。
「・・・身体も・・スッキリしたいのか?」
「・・あぁ・・お前が睫毛をとってくれている間、
ずっと俺を見つめてくれるものだから・・ほら」
クォヴレーの手をとり、ある部分を触らせる。
そこはもう十分すぐるくらい熱くなっていた。
「・・・ばか」
「フフ・・今日はお前が上だぞ?」
「え!?」
「俺の上で淫らに感じて見せろ・・」
「ばかっ!・・あっ・・・やっ・・待って」
有り難うございました。
勘違いキャリコに笑ってください。
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