裏お試しです。
アダルトなキャリアイです。


〜NIGHTMARE〜



「・・・く・・ぁぁ・・いいぞ」


その声は何処からともなく聞こえてきた。
機体の整備のため、格納庫へと向っていたゴラー・ゴレム隊隊長キャリコ・マクレディは眉を潜める。

「(人間という者はなぜこうも火遊びが好きなのか・・)」

ふぅ・・とため息をつきしのび足で通り過ぎようとした。

「(まったく・・冗談ではないぞ・・おおかたバルシェム開発チームの誰かだろうが・・)」

遺伝子の知識にたけた研究員。
エリートである彼らは火遊びが大好きだ。
遺伝子の仕組みや知識が豊富な彼らは、バルシェムという人造人間の創造主だ。
シヴァー・ゴッツォの直属の配下である彼らはやりたい放題である。
なにか問題を起こしても、『シヴァー様』の名の下に許されてしまうのだ。
だから誰も逆らえない。
逆らおうとしない。

彼らは研究が思うように進まない鬱憤を、
バルシェムを切り刻むことで晴らしたり、
女を(まれに男の時もあるが)連れ込んで晴らしている。

声の聞こえてくる部屋を通り過ぎる時、
扉が開いていたので興味本位でキャリコはチラッと視線をその部屋の中へ送った。

「(・・一体誰だ・・?・・・ん!?)」

飛び込んできた光景に目を疑った。

「(・・・男が男のモノを銜えている・・・?)」

いや、それよりもキャリコが驚いたのは銜えている『男』であった。

「(・・あれは・・あの・・少年・・は・・?)」

銜えられている男は大きく脚を開き、少年の頭に手を置いて腰を揺らしている。
そして満足げに口の端を歪めながら、

「ぁぁ・・・お前は本当に上手いな・・ククク・・最高だ・・」
「・・・・っ」

男は更に激しく腰を揺らし、欲望を口の中へと打ち付けている。

「・・・アイン・・アイン・・出すぞ・・?」

暗い倉庫の中、男は体を大きく痙攣させる。
少年の口から飲みきれない液が零れ銀色の線が伝う。
少年が細い指で自分の口端を拭い舐めると、男は満足げに頷く。

「・・美味いか?」
「ええ・・とても・・」

更に満足げに頷くと、腰まで下がっていたズボンをあげベルトを締めなおす。

「また溜まったら呼び出す・・いいな?」
「・・了解」

男は白衣を纏い倉庫を後にする。
出口の前でキャリコと鉢合わせると、

「・・なんだ?ギメル・・覗き見とはいい趣味ではないな・・」
「!!私はそんなつもりは・・!」
「・・・まぁ、お前達人形の趣味に興味はないが・・今見たこと、決して喋るなよ?」
「・・・ご安心を」
「ふん!・・アインを探していたのか?隊長さん!」
「・・・通りかかっただけです」
「ふーん?・・ま、いいがな」

男は笑いながらその場を後にした。
キャリコは暗い倉庫の中へ入っていくと、
眉間にシワを寄せながら嘔吐している少年の背後に立った。

「・・・ぐっ・・げぇっ・・こほっ・・」

背後の気配に気がつくと、涙がうっすら浮かんだ目で『隊長』を見上げた。

「・・・見ていたのか?」
「・・・あぁ」
「・・ふーん・・!!ぐっ・・げほっ」

アインはその後5分間くらい吐き続けた。

「くそ!・・あのハゲ親父!・・ぐっ・・沢山人の口に出して!・・げほっ・・」

黙って吐き終わるのを待つキャリコ。
そして大分落ち着いてきた頃に・・

「吐くくらいなら飲まなければいいだろ・・?それ以前にあんなことしなければいい」
「オレだって好きでやっているわけではない」
「・・・それは・・そうだな・・好き好んで男のモノを銜える男はいない」

あらかた吐き終わったのを確認すると、ハンカチを差し出した。
差し出されたハンカチに驚き、キャリコを思わず見上げるアイン。

「・・・・使え」
「どういう風の吹き回しだ?」
「別に・・使わないのか?」
「・・・使う・・すまない」

ハンカチを受け取り、口を拭うアイン。
床に座り込んでいるアインの傍に自分も座り込むと、

「・・・結構頻繁なのか?」
「あぁ」
「・・・もうあのようなことはするな」
「・・・・・」
「我々の格が下がる・・これは隊長命令だ」
「・・・格・・?」

アインは恐ろしく冷たく微笑むと、キャリコをドンッと壁際に押した。

「!!?」

壁に背を預けるように座り込むキャリコ。

「格・・か・・オレ達人形に『格』などあるのか・・?」
「アイン・・」
「いや、人間にも『格』などあるのか・・?」

アインは座り込んでいるキャリコのズボンのベルトに手を伸ばすと、
なんの躊躇いもなく、反応を示していない性器を取り出した。

「!?貴様・・?何を・・?」
「・・・お前も、あの男達と同じだということをわからせてやる」
「何!?」

手に持った男性器の先端にそっと唇を当てると、
口を開き口内へと招き入れていく。

「・・!!ぅ・・っ」

口に含まれた男性器は直ぐに硬くなり熱く脈を打ち始める。
アインは一度性器を口から離すと、

「ほら・・お前もやはり同じ存在だ」
「・・っ・・な、・・に?」
「・・・男なのに・・男のオレに舐められて・・銜えられて・・大きくしている」
「・・っ・・アイ、ン?」

硬くなった性器に小さな両手を捧げ持ち、上下に扱いていく。

「・・上手いだろ?」
「・・・くっ」

眉を潜めアインを睨みつける。

「今すぐ止めろ!・・俺・・には・・そんな趣味はない!」

だが、アインは冷たく一瞥すると口の端をゆがめる。

「・・・俺に扱かれて大きくしているくせに・・よく言う」
「アイン!」
「・・・格が、下がるな?キャリコ・・・オレに銜えられて悦んでいるだなんて・・」
「!?」
「・・・お前も奴等と同じだ・・・快楽に弱い・・人形も人間も所詮は同じだ」
「・・アイン?」
「銜えるたびに『人形』『人形』と言われ、強要される」
「・・・・っ」
「だが『人形』に銜えられ『悦ぶ』・・彼ら」
「・・・・・」
「オレに銜えられ『悦ぶ』お前・・」
「・・・・!」
「・・・人形も人間もない!・・・格など・・ない」
「アイ、ン・・」
「オレに銜えられて悦んでいる時点で、人間も人形も格が下がっている・・そう思わないか?」
「・・・?アイン」
「・・・・・」
「(だんまり、か?しかし・・格が下がっているだと!?
 ・・確かにな・・こんな子供に銜えられて反応してしまうとは・・)」

キャリコは硬く目を閉じると、熱に耐えられなくなったのか、
アインの華奢な体を冷たい床に押し倒した。

「!?」

アインのベルトに手をかけ一気にズボンを引き下ろしていく。

「!キャリコ!!?」
「・・俺に火をつけたんだ・・責任は取ってもらう」
「・・責・・任・・?」

押し倒した少年の顔を面白そうに笑いながら真っ直ぐに見つめる。

「・・格が下がる・・と俺は言ったな?」
「・・・あぁ」
「アレは嘘ではない・・そう思わないか?」
「?」
「あんなバカな人間と交わりを持つだなんて、我々の人間性の格が下がる」
「・・・・キャリコ」
「・・・アイン、我々は人間・・そうだろう?」
「・・・・・・」

答えないアインの頬を人差し指と中指でなぞると、

「そして、アイン・・人間だから一度『火』を付けられると、
 温かく締まるモノに包まれないと消火できない」
「何が言いたい・・?」
「責任をとってもらう、といっただろう?・・・お前のココを使わせてもらう」

指で小さな後の入り口をつつきながら冷笑する。
キャリコの意図をさとり、青ざめながらアインは暴れた。
だが、しっかりと両腕を押さえられ、足はキャリコの脚が絡みついて動かすことが出来ない。

「どうせ、奴等に散々ヤられているのだろう・・?今更、だ」

脚を大きく左右に開脚され、熱くなった自身を後孔に押し当てる。

「!!?」

入り口を数回自身でこすると、中に入れようと腰を進め始めた。

「!!や、やめ・・・!!」
「・・・ぐっ???」
「あっ・・やめ、ろ!・・痛・・!!」
「くっ・・なんだってこんなに狭いんだ・・??・・!お前!」

アインは目に涙を溜め、頭を左右に振るう。

「・・お前まさか・・・経験ないのか?」
「・・・・ない」

少しだけおし進めた腰を引くと、信じられないというようにアインを見下ろした。

「・・・銜えていただけ、なのか?」

コクンッ・・と小さく頷くアイン。

「・・・奴等は・・一度か・・二度、満足させれば・・それ以上はしなかった」
「(・・・それ以上に進める勇気がなかったのか・・?それとも)」

下ろしたズボンをあげると、アインを起した。

「・・・口の中は汚しても体と心は汚さなかった、というわけか?」
「・・・・・・奴等は人の皮をかぶった獣だ」
「・・そうだな・・」
「壊されないためには・・生きるためには満足させるしかない・・
 いくらオレ達が戦闘訓練を受けているとはいえ、
 この体では大人に圧し掛かられると逃げられない」

アインの言葉はまさに目に鱗だった。

アインは小さい。
自分よりニ周りくらい小さいだろうか?

「(確かに押し倒されれば逃げられないだろうな・・それに我々は奴等を決して傷つけられない。
 遺伝子にそう組み込まれているからな・・・自分を守るための処世術、か)」
「・・キャリコ?」

キャリコは無意識に目の前に座っている少年を見つめていた。
訝しげにキャリコに視線を返しながらアインは首を傾げた。

「これからは・・・もうあのようなことはするな」
「・・・・・」
「我々の格が下がる・・これは隊長命令だ」
「・・・さっきも聞いたぞ?・・格とはなんだ?」
「・・人形と言わせないためのプライド」
「・・・・・」
「お前があんなことをすれば『人形だから』で片付けられてしまう・・それではダメだ」
「・・・下克上でもおこす気か?」
「まさか!・・・・ただ、俺がいやなんだ」
「・・・キャリコが?」
「俺の・・大事な部下が情夫のような真似をするのはたえられん」
「大事な・・部下・・ふーん?」

キャリコの言葉に不敵な笑みを浮かべながら下半身を指差した。

「大事な部下に弄られてそんなになるのか・・たいした隊長だ」
「!!・・これは生理現象だ!・・・くそ!なかなかおさまらんな!」

クスクス笑いながらアインは屹立した性器に手を伸ばした。

「!止めろと今言ったばかりだろ!?」
「だが、このままでは辛いだろ?・・・これで終わりにする・・」
「アイン!・・・・ぅっ」

再び熱い口の中に取り込まれると更に力強く脈打っていった。
アインの舌が敏感な部分を舐めるたびに体が揺れていく・・・。

「・・・っ・・確かに・・上手いな・・」

上目づかいでキャリコを見ると、最後の追い討ちをかけていくアイン。



まもなくして、キャリコは熱く脈打つ欲望の全てを解き放った。




裏へのお試し駄文です。 これはキャリアイですが、裏にはインヴレが多いです。 ちなみにこの話の続きがあったりします。 10月ごろUP予定。 もどる