今回はイニシャルC・E様よりのリクエスト、
インヴレでランデブー(甘甘)ということでしたので
インヴレ駄文・・・
甘甘になっているかどうかは不明ですが・・・・
C・E様に捧げます  ←勝手に捧げます(笑)
駄文はよくあるネタです。





〜おいしくいただきます〜





「イングラム!!ただ今!」
「・・・お帰り、クォヴレー」



場所は地球のとある場所・・・
といっても連邦軍が管轄する居住区の一つだが・・・

イングラムは連邦軍の少佐・・・
クォヴレーは連邦の士官学校に通っている学生である。
そんな2人は同じ居住に住んでいる。
同居ではなく同棲・・・・
なぜなら2人は恋人同士だから・・・

しかし世間一般的には2人は同性同士・・・
しかも一回りほど歳も離れているので世間体が少々悪い・・・
その為同居の名目は親のいない未成年のクォヴレーの保護者的存在としてイングラムが
一緒に住んでいる・・・ということにしている。


「早かったな・・・・」
「ああ・・今日は午前中だけだったから・・・イングラムは
 仕事終わったのか??今日は家で書類整理だったんだろ?」
「今さっき終わった」
「そうか!よかった・・・!それじゃあ一緒にこのケーキ食べないか?」
「ケーキ?買ってきたのか?」
「いや・・・もらった!」
「(もらった?)・・・誰に?」
「・・・・さぁ?」
「!!!クォヴレー・・・あれほど知らない輩から物は貰うなと・・・!」


イングラムが諌めようとするとクォヴレーは心外だとばかりに
すかさず反論した。

「それくらい言われなくても分っている!!オレは名前は知らないが、
 顔見知りの男から貰ったと言うつもりだったんだ!」
「・・・それでも同じことだ・・・顔見知りでも名前も知らない奴からは
 二度と物を貰うなよ?わかったな?」
「・・・・何故?」
「・・・そいつがどんな思いでケーキを渡してきたか・・・・その場にいなかった
 俺はなんともいえないが・・・・もしお前に恋愛感情を抱いていて
 ケーキを渡したのだとしたら・・・お前はそいつにいらん
 期待を持たせてしまったことになる・・・これがどういうことかわかるか?」
「!!・・・オレ・・・は・・・そんなつもりじゃ・・・」
「そうだろうな・・・それにそのケーキに毒が入っていないという保障も
 ないだろう・・・・もう二度と知らない奴からの贈り物は貰うなよ?」
「・・・・わかった・・・ごめんなさい」


イングラムは自分の軽率な行動に心から後悔の態度に示したので
クォヴレーをそれ以上咎めようとはしなかった。


クォヴレーを抱き寄せ額にお帰りなさいのキスをする。
そのお返しにただ今のキスをイングラムの頬にキスをした。


「・・・まぁ士官学校の学生が変な物をくれるわけもないとないと思うがな・・
 せっかくだそのケーキを食べよう・・・今紅茶を用意する」
「わかった。じゃあオレはケーキを皿に移しておく」







「・・・・一つだけ・・・か」
「・・・オレもビックリした・・・2〜3個は入っていると思っていたので」


貰った箱を開けてみるとイチゴのショートケーキが一つだけ入っていた。
仕方がないのでケーキを一つ皿に移した。


「高級品のケーキだからな・・・1つしか買えなかったんだろうな」
「そんなに高級なケーキなのか?これ」
「・・・知らないのか?この店のケーキはワンピース1万円だ・・・」
「!!!いちまん???・・・それは・・・一つしか買えないだろうな・・・」
「(・・・こんな高級品を贈ってよこすなどと・・・これからはもっと目を
 光らせる必要があるな・・・)学生の身分ではそうだろうな」
「流石に美味しそうだ・・・2人で半分こしような?」
「そうだな・・・」






クォヴレーは美味しそうにケーキを頬張っている。
甘い物が大好きな彼にとってワンピース1万もするケーキはさぞかし
美味しいのだろう・・・
そんな様子を微笑しながら見守るイングラム。
時折クォヴレーが差し出してくるケーキを食べながら・・・

「はい・・イングラム・・・おいしいか?」
「・・・ああ、美味しい・・・フッ・・」
「・・・??何笑っているんだ?」
「クォヴレー・・・鼻に生クリームがついているぞ?」
「!!本当か?」
「ああ・・・今取ってやる」



そして、ペロリ・・・と鼻についた生クリームを舐めた・・・


「(/////)イングラム!!」
「別に恥ずかしくないだろ?いつももっと恥ずかしい行為をしているのだから・・・」
「それは・・・そうだけど・・・・あ!!」



その隙をつきヒョイッとイングラムはケーキにたった一つ乗っている
イチゴを食べてしまった。



「・・・イチゴ・・・食べた・・・・」
「・・・・フフ・・楽しみにしていたのに・・・・か?」
「う・・・そうだ!!楽しみにしていたのに!!」
「それは悪いことをした・・・でもまだイチゴを食べる方法があるぞ?」
「??どうやって・・・・!!!(//////)」


そこまで言いかけるとクォヴレーは真っ赤になってしまった。
イングラムがベェッ・・・と舌を差し出したからである。
その舌には多少形は崩れてしまったが、イチゴがのっていた。
つまりイチゴが食べたければ・・・・キスをしろと言っているのである。


「・・・・う〜・・・」
「・・・いらないのか?イチゴ」
「・・・・う〜・・・」
「そうか・・・では全部食べるとするかな?」
「!!ダメだ!」


椅子から立ち上がりイングラムのところへ行くと
首に腕をまわしイングラムに口付ける。


「・・・んん・・・」


イングラムは器用に自分の舌からクォヴレーの舌へと
イチゴを移動させる・・・クォヴレーの舌にイチゴの甘酸っぱさが広がった。


「・・・あ・・・ふぅ・・・んん・・」
「・・・美味しかったか?」
「・・・ん・・・」
「・・・クォヴレー・・・」
「・・・あっ・・・イン・・・う・・んんんっ」


先ほどとは違い今度はよりいっそう深く口付けた。
飴でも舐めるように・・・舌を絡める。
口の中を思う様蹂躙すると・・・腰をクォヴレーの身体に擦り付ける。


「(/////)・・・ううっ・・んんんん」


イングラムの身体は・・・・欲しい、とクォヴレーに訴るかのように熱くなっている。



下半身を擦り付けられキスを続けられ・・・頭が真っ白になっていく・・・


・・・おちていく・・・・・






「お前に・・・俺のこの熱を鎮めて欲しい・・・
 お前にしか静められない・・・・いいか?」
「・・・まだ・・・ケーキ・・・とちゅう・・・」

「・・・ケーキなど・・・俺が後でいっぱい作ってやる・・・・」
「・・・ほんとう・・・に?」
「ああ・・・だから今は・・・」
「・・・っかった・・・イングラム・・・」
「・・・クォヴレー・・・」






















「・・・・大丈夫か?」
「・・・ん・・・平気・・・」
「そうか・・・手加減はしているつもりだが・・・どうもな・・・すまん」
「(・・・手加減した??・・そうか・・・あれで?)・・・大丈夫だ
 ・・・ところでソレ何だ?」
「ああ・・・お前が眠っている間に作った・・・もうちょっと冷えていた方が
 美味いのだが・・・食べるか?・・・俺が作ったケーキ・・・」
「!!イングラムが・・・!食べたい!!」
「そうか・・・ほら・・・あーん」
「・・・自分で食べる・・・」
「いいから・・・ほら・・・」
「(/////)・・・・ぱくっ・・」
「・・・美味しい・・・なんてケーキだ?」
「豆腐のケーキ・・・」
「豆腐!?・・・ふーん・・・以外だ・・・
 ほんのりレモン風味で美味しい・・・」
「それは良かった」
「有り難う、イングラム」
「約束だったからな・・・どういたしまして」


イングラムはケーキをクォヴレーの口に持っていく。
クォヴレーは美味しそうにそのケーキを頬張る・・・


「イングラムは食べないのか?」
「ああ・・・今・・食べる」
「?・・・うっ・・・んむぅ・・・」


クォヴレーの口の中にまだ残っていたケーキをイングラムは口を蹂躙することで頂いた。


「・・・甘いな・・・」


口の中にも皿の上にもケーキがなくなった後も唇にキスを続ける・・・
ついばむようなキス・・・深いキス・・・軽いキス・・・
それぞれをランダムに繰り返した。


「・・・んっ・・・はぁ・・・イングラムゥ・・・」
「ん?どうした・・・」
「(////)・・・今日はもう・・・ヤらないぞ?」
「分っている・・・・キスだけ、だ・・いいだろう?」
「・・・ああ・・・キス、だけなら・・・」



その後もしばらくの間・・・・
イングラムはクォヴレーの唇を美味しく美味しく頂きましたとさ!




甘くなっていましたでしょうか?? しかしワンピース1万のケーキなんてないだろうよ・・・
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