〜キャリコの視観日記〜

俺とアインは一緒に行動している。
アインはまだまだ単独任務には早いので、
ごくごく簡単な任務には同行させ経験をつませているのだ。
今日もそんな任務を追え無事に帰還した。
格納庫は既に他の機体で一杯で、どうやら俺たちは最後らしい。
俺はさっそと自分の機体を降りると、
アインの機体へと急ぎ駆けつける。
なぜならアインはまだ格納庫へしまう作業が苦手だからだ。

ヴァルクの足元へ立ち誘導する。
なんとか規定どおりに格納すると、
ハッチを空けアインは仮面を取り外し頭をブルブルさせた。
確かに仮面を被っていると蒸れて熱いからな・・その気持ちは分かる。
だが任務を終え、身体が昂ぶっている俺の前では逆効果だ。
俺の可愛い獲物は自分からもう一つの任務を作ってしまったようだ。

降りてこようとしていたアインを手で静止し、
俺はヴァルクへと乗り込んだ。
アインは怒られるとでも思っているのか不安げな様子だ。

・・・ああ、その怯えた目も俺の身体に火をつける、
ということを学んだほうが良いぞ、アイン。
怯えるアインをよそに俺はアインを一度外へ出し、
ヴァルクのシートに腰掛けた。
さすがにアインサイズのシートはいささか小さいが、
コトを行なうには丁度いい。
この狭さではアインの乱れる姿をじっくり眺めることが出来るからだ。
そしてアインの腕を掴み膝の上へと座らせる。

「な、何を!?」
「・・・・決まっているだろう?」

耳元でワザと息を拭きかけながら語りかけ、
背中をツゥ・・・と撫でた。
するとアインの身体は弓なりにしなり甘い声をあげた。

「昂ぶっている・・・お前のせいだ、沈めろ」
「キャリ・・・っ!!」

講義しようとしている小さな口を塞ぐ。
息もさせない情熱でひたすら唇を貪り、
逃げる舌を絡めとリ、吸い上げる。
逃げようと抵抗していたアインの腕はやがて俺の身体に回り、
積極的にキスに応え、下半身をこすり付けだした。
俺はスーツ越しに昂ぶっているアインのモノを強く掴むと
そのまま強い力で揉みだしだ。

「あぁぁぁっ」

痛かったのか最初こそ悲鳴をあげたが、
やがて痛みは快感に変わったのかアインは手の動きにあわせ腰を振り出した。
握っているアインの昂ぶりはスーツをはち切らんばかりに熱くなっていた。
俺はワザとそこから手を放しアインのスーツの上から脱がし始めた。
だが淫乱なアインがそれに堪えられるわけもなく、
自分でソコをつかみ刺激を与えている。
それにかまわず俺は前を開くとすでにプクンとなっている乳首に唇を寄せる。

「・・・アイン」
「ひっ・・・んっ・・・」

硬くなっている乳首は噛みやすく、転がしやすい。
俺は片方ずつ丹念に愛撫を施すと、アインから身体を離した。
するとアインは身体をモジモジさせて
スーツの上から盛り上がっている自身を慰めている。

「スーツにシミが出来始めているぞ?・・・淫乱め」
「キャ・・リコ・・・お願い・・だ・・早、く・・」
「・・早く、何だ?」
「・・・コレ、直接・・さわってくれ・・あぁっ!限界なんだ」
「・・・俺はお前を戒めていないぞ?足りないなら自分で出して直接触れ」
「!!・・・うぅ・・・」

恨みのこもった目で俺を睨み、
アインは途中まで脱がされているスーツのファスナーに手を伸ばす。
ファスナーがその場所まで降りると、
昂ぶった性器は勢いよく外界へ飛び出し先走ったモノが飛び散った。
それにかまわず、アインは両手で性器を握り締め必死に上下に動かし始めた。

「あ、あ、・・・あぁぁぁーーー」

腰を振り自慰に没頭するアインは最高に淫らで可愛らしく美しい。
俺はその姿をしばらく観察した後、

「まだイくなよ?」

と命令してそっと手袋をつけたままの指をアインの秘所へ移動させた。

「・・・ヒクヒク蠢いているぞ・・?ココも弄って欲しいのではないのか?」
「や、やめっ・・・・キャリコ・・・!」

アインは首をイヤイヤしながら否定するが、
腰を振り秘所を愛されるのを願っている。

「嘘つきめ」

クスッとワザと意地悪く微笑み、俺は指をその場所に挿入した。

「あ、あっあぁぁ・・・んっ」

俺の肩口に顔を埋め、片方の手で自身を慰めつつ腰を振るアイン。

「・・・ココ、か・・・それとも・・・?」
「ひ、ぃっ・・・ふぁ・・あーーっ」

熟知しているアインのイイ場所を数回掻くと
アインはあっという間に昇りつめてしまったようだ。
コックピッド中に雄の匂いが広がり、
俺の顔やアインの顔に白濁した液体が飛び散っていた。

「・・・まだイくな、と言っておいただろう・・?アイン?」
「・・・ごめ・・キャリ・・怒らないで・・・」
「言いつけが守れない悪い子はお仕置きが必要だな・・・フフ・・」

俺はすばやく手袋を外し自身の昂ぶりを取り出した。
そしてアインの双丘を割り開き、
少ししか慣らしていないその場所に押し当てた。

「いや・・・許してくれ・・!」

アインは頭を振り乱し懇願するが、
射精後ではたいして力もはいらず何の抵抗にもなっていない。
俺は自分の大きさを分からせるため何度か入り口を性器で擦ったあと、
一気に自身を飲み込ませた。

「あぁぁぁぁぁぁっ!!」

アインはきついようだが俺はこの挿入の仕方が一番好きだ。
ほぐれていないその場所はなんとか馴染ませようと、
必死に蠢き俺の形へと変化していく。
そのときの締め付けの心地よさはなんともいえない快感だ。

「・・・あぁ・・・アイン・・・食べるのが上手だ」
「・・・う、・・うぅ・・・痛い・・・」

俺は自分のスーツの前も開きアインの素肌と自分の素肌を未着させる。
ともに汗ばんでいるが温もりと鼓動を直接感じられ、気持ちがいい。
アインは俺の背中に手を回し、次の衝撃に準備を整えたようだ。
アインの手が俺の裸の背筋を撫でる。

「・・・・っ」

するとゾワゾワしたものが背筋をかけぬけ、
俺の獣に追い討ちをかけたのだった。
アインの強く抱きしめ、欲望の限り下から突き上げる。
・・・背中にギリッと痛みを感じた。

「・・・こら・・・爪・・・た・・てるな・・」
「・・・ん・・・ふ・・・だって・・だって・・気持ち・・いい」

必死にしがみついているのでアインはいつも背中や腕や、
その他諸々に爪をたててくる。
正直痛いが他ならぬアインが付けた印なら愛しいものへ変わる。
だが俺は「お返し」も忘れない。

「・・あぁぁ!!首・・やだぁ・・・っ」

アインを突き上げながら柔らかい首筋をそっと啄ばんだ。
柔らかいだけあってそこは直ぐに所有の印が浮かび上がり、
アインは「恥かしい」とキスマークを付けられるのを極端に嫌がっている。
だから俺はわざときわどい位置につけて泣き顔を楽しんでいる。

「・・俺のモノという証だ・・・ほら、反対側も・・」
「ひぅっ・・・っ・・・!!!!」

アインの目から涙が落ちた。
俺はソレを舌で受け止め、今度は唇に口付けた。
そしてそのままアインの性器に手を伸ばし、ゆっくりと最後の時を即し始める。

「んぅ・・・ふ・・・うっ・・」

キスを止め、俺はアインの瞳を覗き込んで誘う。

「・・・イくぞ・・?」
「あぁ・・・あ・・キャリコ・・キャリコ・・!!」

アインが激しく腰を振る。
俺もそれにあわせ腰を振る。

「・・・アイ、ン・・・!」

アインの悲鳴とともに同時に極みをむかえた。
乱れた息でキスを交わし、唇を離しては息を整える。
そしてあらかた息が整うとアインは俺を引き抜こうとしたが、
俺はそれを腰を抱くことで阻むのだった。
訝しげに俺を見下ろすアインに口端を上げて微笑むと、
熱を取り戻しつつある肉棒で数回内壁を擦ってみせた。

「!!」

大きく見開かれるアインの瞳。
腰は逃げをうち、必死に身体を捩りだすが、
その刺激が俺の性器をどんどん硬くしていくことに気付かないのか?
だんだん大きくなっているのがわかるのか、
とうとうアインは涙声で訴えだした。

「・・・も・・無理・・・」

だが俺は小さく首を横に振り2回目の開始とばかりに腰を動かし始めた。

「まだだ・・・俺の昂ぶりはまだおさまってない・・・アイ、ン」
「・・・!!ぁっ・・あっ」

力の抜けているアインの身体を揺さぶり昇みへと導いていく。
萎えていたアインの性器も熱を取り戻し、上を向いている。

「アイン・・・気持ちいいんだな?また大きくして・・・」
「ちが・・・あぁぁ、・・・やめっ・・・キャリコ・・・」
「俺も気持ちがいい・・さっきよりも・・昨日よりも、
 ・・抱けば抱くほど気持ちいい・・・アイン・・・」
「キャリコ・・・オレも・・・オレも・・、
 毎回、気持ちいいが更新される・・・あぁっ・・・」

性器の後ろにある膨らみに手を沿え優しく揉み、
そのまま性器の裏筋をなぞり、先端に爪を立てた。
アインの性器はその刺激に弾け、
同時に中にいる俺を締め付けられ射精を即される。
俺は弾けそうな自身を中から抜くと、
狭いコックピッドの足元にアインを座らせた。
俺が何を望んでいるのか分かったのか、
アインは乱れた息のまま顔を上に上げた・・・そして・・、

「・・・くっ」

そのまま一気に弾けた欲望。
アインの顔は白濁した液で汚れボー・・としている。
だが俺の指が唇をなぞると、
そのまま脚の間に顔を埋め、俺の性器を清め始める。

・・・可愛いアインは全て俺が教えたとおりに動いてくれる。

綺麗に清め終えるとアインは精液まみれの顔を上げ、ニッコリ微笑んだ。
・・・・ああ、馬鹿だな・・・折角今回はコレで終わらせようと思ったのに、
その可愛い顔は逆効果だ・・・・。
俺は衣服を整えアインを立たせると、
コックピッドにある毛布をアインの頭からかけてやる。

「キャリコ・・・?」

掠れた声で不思議そうに俺の名前を呼んだ。
俺はそんな様子に困ったように笑うと、

「まずは部屋に戻ってシャワーだ」

と言った。
だが俺の次の言葉にアインは青い顔になるのだった。

「シャワーを浴びたら今度はベッドで抱いてやる。
 ああ、もちろん今のお礼にお前のも泣いてよがるほど舐めてやるからな」

覚悟しておけ、と囁くとアインは死に物狂いで暴れだしたが、
所詮は俺にはかなわない。

「鬼ーーーー!!」
「何とでも言え、全ては俺を誘うお前が悪い」
「なっ」
「精液まみれの顔で目を潤ませて・・誘っていたのだろう?」
「ち、ちが・・・!!」


必死に抵抗するアイン、それがまた可愛くて仕方がない。
シャワーを一緒に浴び、予告どおり俺はアインの性器を口で丹念に愛してやった。
アインが泣いて懇願してもしつこく銜え続け、小さな秘孔に何度も俺を穿った。



可愛いアイン。
初めは何故俺が子供のお守りなど・・・と邪険にしていたが、
いつの間にか純粋に俺を慕って後をついてくるお前に夢中になっていた。


最初に夢中になったのはお前・・・・。
だが今はお前より俺のほうが夢中になっている。


・・・この先、どんな事が起きようともお前を追い続ける。




どんな事が起きようとも、な。



そしてキャリコはストーカーになった、と(嘘です) ありがとうございました。