運命は動いてる




その頃、王子(仮)は城から抜け出し、種まきの旅に出ていた。
この種まきの旅はもう10年ほどになる。
種まきの旅といっても、相手を妊娠させるようなヘマはしていなかった
仮にも王子であるからというよりも、一人に縛られたくないゆえに
徹底をしていた。
生中だしは男だけ。女は商売女と遊び人しか相手にしない。
そう決めていた。
そして、10年にもなると、城の追っ手も母も探すことをやめ
既に、良い妃を連れてこないかとwktkしていた。




そんなある日のことだった。
キア(王子・仮)は古びた塔を見つけた。
古びてはいたが、そこに咲くバラは綺麗に手入れされているところ
を見ると人が手入れしていなければあり得ない。
それだけではない、ナスやキュウリも植えてあるところを見ると
住んではいなくても、人は来るに違いない。




「なんだ、あんなところに家(?)なんてあったのか。」

「ちょうどいいや、あそこにテント張って飯でも分けてもらうっかな〜」

キア(王子・仮)はその塔の方まで近づいていった。

「ん?」

「なんだ?」






………



おい、お前ら、違うところのテントが張っちまったじゃないか



「くっそー…俺様だって2日間もやってないものを…!!」



「とりあえず張るか」


キア(王子・仮)は、艶かしい喘ぎ声に耐え我慢しながら
テントを張る作業に入った。








そのころルイーズ(ラプンツェル・仮)とアレク(魔女・仮)は


もう一時間ぐらいやっていて、真っ最中だった。


足を持ち上げられ、視界には自分の抱く男の顔とだらしがなく、精液を垂れ流している自分の 物が見える。

「あっ…んんっ…はぁはぁ」

ぐじゅぷっ じゅぷっ ぬぷっ

何回、精を吐き出されたというのか、結合部からは
蜜の絡まった様な音を鳴らす。

アレクのものはいまだ萎えることを知らず、自分の中で存在を
主張してくる。
そして、アレクはふと動きを止めると、挿入したままルイーズを
抱かかえると、ルイーズの状態を起こし、自分の膝の上に
座らせるような体勢にさせた。

「ほら、支えていてあげるから、自分で気持ちのいいように
動いてごらん」

いきなり持ち上げられ、重力が背中から中心にかかると
アレクのものを、力の入らない体は重力のかかるままに
奥深く咥え込むような形になった。

「あっああ!!」

「私は、君がイッてからで構わないよ。ほら、教えてくれ
君の良い所を…」

そして、ルイーズは催眠にかかったように快感の泉を探し、
腰を揺らした。

自分の欲する愛でなくとも、その肌の温もりは、かつて自分が欲していた暖かさと一緒だった。

抱きしめて欲しい、頭をなでて欲しい。

愛されたい。

肌と肌が触れ合うことに安らぎを感じるのは、自分が彼を愛して、愛を与えられてると思うからだろうか。
そんなことはないと分かっていても、その差し出される手をいまだ払いのけられづに、
ただ彼に求められるままに落ちていく。











そして、一方キア(王子・仮)は…




声をおかずに、一人処理をしていた。

既にもう三回目で、テントの中が臭くなりそうになっていた。



「まだやってんのかよ!くっそー俺もやりてー…!!」


シコシコシコシコ










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