「先輩、いい加減に起きないと遅刻しますよよ。」 「んー・・・やだ。」 「まったく・・・遅くまでゲームばっかやってるから起きられなくなるんですよ。」 「・・・。」 「ほら、拓斗・・・いい子だから。」 「・・・ふえ?」 グズグズと眠っていると健一に抱き起こされて唇が重なった。 肌の上を滑る健一の大きな手が心地良い。 油断して身を任せていると胸の先端をくすぐられ、もう一方の手が硬く張った股間を優しく包む。 「先輩、こんなに大きくなってる・・・最近してないからだよ。」 「んんっ・・・・。」 口の中で健一の舌が暴れる。 最近新しいゲームを手に入れて毎晩遅くまで夢中になっていたから健一は少々不貞腐れ気味だった。 いつもなら照れ臭くなって逃げ出してしまうが、健一の言う通り最近ゲームに熱中し過ぎて全くして無かったから優しい刺激にも抵抗が出来ない。 健一の手の中で弱い部分が刺激されて先端が零れた液体で下着が湿る。 「ぁっ・・・ちこく・・・。」 時間が無いと言いながら愛撫は激しさを増していく。 健一は身体中に舌を這わせながら下着に指先を引っ掛けると露わになった硬い先端を口に含ませた。 熱い舌が絡まり声が漏れないようにグッと歯を食いしばる。 「けんっ・・・遅刻するんだろ・・・。」 コイツは俺をオモチャかなんかと勘違いしてる。 いつも俺が感じる所みて面白がってやがる・・・・。 時間が無いっていってるクセに毎朝こんな事して。 どうせすぐ終わるけどな、ちくしょう。 ・・・悔しいけど気持良くて抵抗出来ない。 「拓斗、気持いいなら声出せよ。」 筋の通った高い鼻、力強い目、男らしい広い肩幅・・・普段は主婦のようにセコくて口うるさい健一もじっくり見ると相当いい男だ。 しっかりしてるように見えて結構ガキだし、俺が本気で怒ると泣いちゃうし。 俺がこんなに夢中になってるなんて気付きもしないし・・・。 性欲ばっか強くて本当・・・ガキ。 「んっ・・・んん・・・。」 いつの間に上達したのか吸い付きながら上下に滑る唇と、先端に激しく絡みつく舌先の動きに合わせて小さな声が漏れる。 健一は調子に乗って大袈裟に音を立てて挑発する。 やべぇ・・・・。 まだ始めたばっかなのに・・・・出そう。 拓斗の変化を感じ取った健一は唇の動きを加速させて攻めたてる。 おい、こら健一・・・・そんなにしたら・・・。 やばいって・・・ばか・・・健一・・・。 俺は2つも年上だぞ・・・こんなあっさり終わっちまったら・・・みっともねぇ・・・。 堪えろ・・・俺・・・。 あぁっ・・・。 やべぇ、もう駄目・・・・。 「ぁぁっ・・・ぅっ・・・。」 我慢も虚しく拓斗は小さな悲鳴を上げて吐き出した。 余韻に震える拓斗のモノに吸いついて吐き出したものを飲み込むと健一は満足気に笑う。 「まだ時間いっぱいあるからシャワー浴びてメシ食って学校行こうっと。」 ベタベタになったモノをティッシュで拭きながら健一は楽しそうに拓斗をからかう。 ちくしょー・・・覚えてろよっ!! 今日の夜はお前が泣いても絶対許してやらねぇ。 朝になるまで何回でもやってやる・・・・。 弄ばれて闘争心に火がついた拓斗だったが、結局それが構って欲しい健一の罠だという事には全く気付いていないかった。 Top Index Next === 今回のイラストは結構時間をかけて描いたんですが、やっぱり線とかがちょっと汚いです。 ソフトを使いこなせていない証拠なんですが、これが味って事で自分を誤魔化そうと思います。 改めて見ると馬鹿馬鹿しい(文字部分)やら恥かしいやら。 たまには健一にいい思いをさせてあげて下さいとの事で、LIFEの七話よりリクエストがあったので描いたイラストです。 |