CrownArchive -> ファイナルファンタジー8特集

諸説

ネタバレを禁止する(テスト版)
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 アルティミシアが過去に向かった理由

 疑問点
アルティミシアはどうして過去に向かったのだろう? どうせ過去も未来も1つにするんだったら、わざわざ過去に行く必要なんて無かったような…?
 仮説
アルティミシアの劇中の行動を見てみると、
ということは、
アルティミシア1人 量が足りなくて時間圧縮できなかった?
アルティミシアイデア
アルティミシアリノア
アルティミシアアデル 2人のを合わせてようやく時間圧縮できるようになった?
時間圧縮とは、最強クラスの魔女が2つ合わさってようやく可能な大技だったのではないかな。

 イデアが恐ろしい魔女になった理由

 問題点
イデアは、
※悲劇のはじまりでした
と言う。しかし、イデアが邪悪な魔女になってしまったのは、未来の魔女アルティミシアジャンクション・マシーン・エルオーネを通してイデアに接続して操ったのが理由だったはず。イデアアルティミシアを継承したことと、イデアアルティミシアに支配されたことはイコールで結びつかない。

これはいったいどういうことだろう?
 仮説
劇中でのオダインの発言。
アルティミシア魔女にしかジャンクションできない。ということは、あのとき魔女を継承しなければ未来の魔女に支配されなくて済んだという意味合いで、イデアは『悲劇のはじまりでした』と発言したのかもしれない。
※私は2度魔女になりました
要するに、イデアは幼い頃に魔女になり、途中で普通の人間に戻り、孤児院でアルティミシアを継承して再び魔女になったと。
 補足
未来のアルティミシア魔女にしかジャンクションできないと考えるもう1つの根拠。

 愛と友情、勇気の大作戦の矛盾

 問題点
ゲーム終盤ラグナは言う。
「」
でも、それっておかしい。
  •  だって、スコールたちよりラグナたちの友情の絆のほうがずっと強い。
  •  それに世の中にはスコールたちよりも強い絆を持つ人はいっぱいいるはずだ。
  •  にも関わらず、時間圧縮の世界ではスコールたちしか実体を維持できなかった。
これはどういうことだろう?
 仮説
こんな仮説はどうだろう?
ただ、
  •  リノアはまだ魔女になったばかり。
  •  下手にプレッシャーを掛けてリノアが萎縮してしまったらマズイ。
  •  そこでラグナは『みんなで』お互いを消さないように念じるんだと言った。
ラグナの言う『作戦を信じる勇気』とは、実はリノアに向けた言葉だったんじゃないかな。
 反論の余
ただ、この説だとCC団が時間圧縮後の世界にいる理由を説明できないんだよね。

 惑星の大きさ

 問題
SeeD試験に注目してみよう。
…あれ?
ガーデン集合から撤退まで2時間半しかない!?
移動時間が短すぎないか!?

おかしいのはドールの件だけじゃない。
ドールの件といい、大陸横断鉄道路の件といい、FF8の世界は不自然すぎる。
 仮説
いっそのこと、発想を変えてみたらどうだろう?
  •  FF8は月の大きな世界…だと我々は思っている。
  •  でも逆のパターンは考えられないだろうか。
  •  FF8の世界は、月が大きいのではなく、地球が小さいのでは!?
世界の中心にグラビデの巨大なドローポイントがあって、そのお陰で地球並みの重を維持できているとか。
 よくある反論とそれに対する再反論
よくある反論にこんなものがある。
  •  ドールではもう夕方だった
  •  ところが試験から帰ってきたあとのティンバーはまだ空が青いまま
  •  だからバラムドールまでのあいだに船上で一泊しているはず
この説はよく出来ているけど残念なことに、スコールティンバーでこんな発言をしている。
スコールドール公国には電波塔があって、電波の送信と受信ができるらしい。長い間放置されていたんだけど、昨日ガルバディア軍が再起動したんだ」
ガルバディア軍が電波塔を再起動させたのはスコールたちがバラムに撤退する前の出来事なので、バラムドールのあいだで一泊したという説は成立しない。

 SeeDは何人いる?

 概略
バラムガーデンの端末によると、
15歳以上の生徒に試験参加資格が与えられる。
SeeDの資格は20歳までの期限とする。
春 慰霊祭
  入学式
  SeeD試験(筆記/実
夏 ガーデン
  夏期休暇
秋 生徒主催行事・学園祭
冬 進路相談
スコールが受けた今年のSeeD試験の結果は、
試験の参加者 11名
試験の合格者 4名
たった4名!? 毎年4名程度の合格者しかいないと4名×6年で現役SeeDは計24名しかいないことになるんだけど…?
 仮説1
単に今年は不作だった。
 仮説2
筆記試験で思わぬ問題が出て筆記試験で落ちた人多数。
 仮説3
シドの謀略で今年の合格者は全員が孤児院組。実はニーダも孤児院組なんだけどアーヴァイン以上に影が薄くて誰も覚えていなかった。
 仮説4
SeeDは超少数精鋭。多く見積もっても20人程度と考える説。

そもそもFF8の世界を代表する2大国エスタガルバディアSeeDを殆ど雇っていない。エスタは長いあいだ沈黙していたし、ガルバディアも、
SeeDによってガルバディア
この一文からSeeDを雇っていないことは明らか。もしガルバディアSeeDを雇っていれば、SeeDSeeDを戦わせて、その隙にガルバディア軍ドール軍を徹底的に叩き潰す戦法でとっくにドールを占領しているはず。

SeeDのクライアントはガルバディアに独で対抗できない小国だが、
トラビア ガルバディアから遠すぎてSeeDが必要になるような緊急事態はまず起こらない
F.H. 駅長の言動から見て今までにSeeDを雇った形跡は全くない
ティンバー 森の梟以外のレジスタンスは活動休止中
結局、SeeDのクライアントはドール、せいぜいバラムぐらいしかない。しかし、
※老人の発言
SeeD4人を派遣してもらっただけでドールは増税を強いられている。それぐらいSeeD派遣料が高いか、或いは、ドールが財政難なのか。どちらにしても、
  •  FF8の世界ではSeeDが30人40人いても活躍の余は殆どない。
  •  だからSeeD試験が年数回行われるという仮説を立ててまでSeeDを多めに考える必要ない。
要するに、現役のSeeDは世界に20人程度しかいない軍事のスーパーエリートではないかと。だからこそスコールサイファーにとってSeeD就任は目標だったのではないか。

なお、ぼやき3人組が後日SeeDになったのはノーグが失脚し、SeeDの意義が傭兵→対魔女軍に変質したあとなので、従来のSeeD就任ルールはそもそも適用できないとする。
 仮説5
SeeD試験は春に何回かに分けて行われるという説。
  •  バラムガーデンSeeD試験は“春”と書いてあるだけで年1回とは書いてない
  •  春に数回試験が行われるのではないか
  •  我々の世界の受験でいうと複数の入学試験を用意している私大のように
この仮説を補強する材料として、ぼやき3人組が後日SeeDになったことが挙げられる。
 反論
名無しさんによるとガーデン内紛だけでも20人近いSeeDが登場するそうなので仮説4はまずないと考えてよさそうだ。
仮説2は“ゼルでも筆記試験に合格できた”という事実が重くのしかかるので苦しい。
 再反論
いや。ゼルは物知りゼルだから侮れない。その反論では仮説2を否定できない。
 証拠
仮説5にとって有利なのがこの発言。
「今日はSeeDの実試験か…」<br>「俺、このあいだダメだったんだよなぁ…。緊張しちゃってさぁ」<br>「お前、実いったんならいいじゃねえか! 俺なんて筆記すら通らないんだぜ!」<br>「そりゃ、お前の頭が悪いだけだろ」<br>「そーゆー、お前はどうなんだよ? お前だって今日自習じゃねえか!」<br>「俺も今日は自習だ…。俺たちゃダメ人間なんだよ、やっぱり」
1年前の出来事を“このあいだ”とは言わないだろう。つまり、SeeDの実試験は1年に1回ではなく、もっと早い間隔で行われていると推測できる。
 どの説が優勢か
今のところは仮説5『SeeD実地試験は春に数回行われる』が最も有

 幼馴染イベントに関する解釈

 解釈その1
シドの不自然な行動や2枚の手紙の謎を追求していくと結果的に幼馴染が結集した理由に繋がってしまう。
 キスティスが派遣されるのは変じゃないか?
サイファーが放送局を襲撃したとき、キスティスが止めに入る。彼女はサイファーを止めるために派遣されたのだという。…あれ? ちょっと、待てよ? これ、おかしくないか?
そんなキスティスをどうしてサイファー説得のために派遣したんだ?
 あれ?手紙が2つ?
ノーグは言う。
先ほどのノーグの台詞をもう1度引用してみる。
スコールバラムガーデンとの共同命令『魔女暗殺』の遂行にあたりました」
ノーグ「ブジュルルル! 共同命令だど!? ブジュルルル! お前ら・だーまされだ!」
スコール(騙された、だって!?)
ノーグ「こざかしい・ドドンナは・いざというときのために・お前たち・暗殺に・利用したのだ。わじの指示で・やったと・言い逃れる・ために」
一見なんの問題もない台詞だが、よく考えるとおかしい。
雷神「伝令だもんよ。お前らにシド学園長から、新しい命令を持ってきたんだかんな」
スコール「どんな命令だ?」
雷神「知らんわ、そりゃ。このガーデンの偉い人に渡しちまったもんよ。シド学園長に言われたとおりだかんな」
風神雷神がドドンナに渡したのはノーグではなく学園長シドの手紙だからだ。つまり、
ノーグの手紙 魔女暗殺はてめえ一人でやれという内容の手紙
シドの手紙 風神雷神んだ手紙…内容は不明
ドドンナが受け取った手紙は2つあったということになる。

もともとシドノーグでは魔女に対する考えかたで対立していた。
ノーグ 魔女と戦っても勝てないから降服しよう
シド 魔女との戦いこそSeeDの真の戦い
そのうえ、
ノーグシドのアホが・SeeD魔女討伐に・送り出した。失敗・したら・どうする? このガーデン・終わりだ。わじの・ガーデン! シド・あのアホ・ゆるさん。」
シドノーグの命令を無視しSeeDを派遣する等の行為を行っている。また、
ドドンナ「ごくろう。君たちにバラムガーデンシド学園長から命令書が届いている。我々は規定に従い命令書を確認した。検討の結果、我々は全面的にシド学園長に協するという結論に至った。実は我々も以前から同じ目的のために、作戦の準備を進めていたのだ。
ドドンナもあの手紙は、ノーグ理事長ではなく、シド学園長の命令書だと言っている(※)。ということは、
  •  実はドドンナは表向きノーグに従いつつ裏で学園長シドと手を結んでいた
  •  ノーグはそのことに気づかないままスコールたちに倒されてしまった
こういうことではないだろうか。
 幼馴染が結集したのは何故か?
以上の点を総合して考えると、幼馴染の結集はシドが意図的に仕組んだ可能性が出てくる。

そもそも、
覆面教師「この任務は極めて低料金で引き受けている。本来なら相手にしないような依頼だが…」
リノアシドさん、いい人だよね。ウチらみたいな貧乏グループのとこにSeeDは来てくれないって思ってたんだ。でも、シドさんに事情話したら、すぐOKだったよ」
森の梟の依頼を受けたのはシドの独断。スコールゼルセルフィという人選もシドが決めた可能性が高い。

また、先ほども書いたが、サイファーの暴走を止めるためにキスティスを派遣したというのは不自然だ。
こう考えることもできよう。

そして、アーヴァイン
  •  シドがドドンナに送った手紙には何が書いてあったのか?
  •  「孤児院組のSeeDや生徒をイデア暗殺に使え」と書いてあるなら話は繋がる。
  •  逆に↑と書いていないとすればシドの手紙の内容が見当つかなくなる。
シドが送った手紙には何が書いてあったのか。有な仮説が浮かばないかぎり、ドドンナの言葉は真実(ノーグシドの送った命令書のことを知らなかった)とするのが自然ではなかろうか。
 なぜ幼馴染を結集させる必要があったのか?
もしも幼馴染の結集の黒幕がシドだとすれば、どうして彼はそんなことをする必要があったのだろう? また、幼馴染が結集した理由が劇中で明かされなかったのは何故だろう?

おそらく、
  •  答えはエンディングにある。だから劇中では明かされなかった。
  •  具体的には、イデアは成長したスコールと出会った場面が答えになる。
13年前イデアは成長したスコールと出会った。
イデア「あなたは私をママ先生と呼んだ。あなたは…だれ?」
スコールSeeDバラムガーデンSeeD
イデアSeeD? ガーデン?」
スコールガーデンSeeDママ先生が考えた。ガーデンSeeDを育てる。SeeD魔女を倒す」
イデア「あなた、何を言ってるの? あなたは…あの子の未来ね」
こうしてイデアは、将来スコールが邪悪な魔女戦う宿命にあることを知った。

イデアアルティミシアジャンクションされてしまったため、スコールの面倒を見ることが出来なくなるが、彼女の意志はシドに受け継がれた。
シド「私は学園長として、みなさんのリーダーにSeeDスコールを指名しました。今後、ガーデンの行き先決定や先頭時の指揮をとるのはスコールです」

(中略)

シドスコール、よろしくお願いしますよ。これは君の命です。魔女討伐の先陣に立つことは、君の定めなのです」
シド「君にはできるだけ外の世界を見てほしいのです。行きなさい、スコールスコールガーデンをよろしくお願いしますよ」
シド「ああ、そうだスコール。これを忘れてました。呪われたアイテムですが、のある者が使えば大きな助けになるはずです」
シドが事あるごとにスコールを特別扱いしたのも、イデアからスコール命を聞いていたからだろう(そう考えないとシドの言動を説明できないし、エンディングの過去の場面の存在意味も分からない)。

スコールの周りに孤児院時代の仲間を結集させたのもシドスコール優遇の一環ではないか?
  •  スコールには友達や仲間と呼べるような人間がいない。
  •  将来ガーデンを背負って立つ男がそんな状態ではダメだろう。
  •  スコールが友達や仲間を作り易いように幼馴染を揃えた。
ゼルキスティスは記憶障害に陥っているけど、孤児院時代の記憶がある(とシドは思っていた)セルフィアーヴァインの口から思い出話を聞いているうちに過去のことを思い出すから問題ない、と考えていたとか。

こんな大事なことをシドが当事者スコールに語らなかったのは、
シドスコール、よろしくお願いしますよ。これは君の命です。魔女討伐の先陣に立つことは、君の定めなのです」
スコール「俺の人生が最初から決まっていたみたいに言わないでくれ!」
スコールに真相を受け止めるほどの余裕がなかったからかもしれない。
 よくある反論とそれに対する再反論
反論 ネタバレ配慮のためにDisc1ではノーグの名前を出さなかった可能性はないか?
再反論 Disc1どころか、ゲーム開始5分でノーグの名前は確認できるのでそれはない。
 この説を覆すには
この仮説は、
この3つが土台になっているので、その3つを別の方法でうまく解説することが第一だろうね。
 解釈2
※偶然だったからこそ意義があるとする解釈
 まとめ

 ガーデン設立の背景

 概略
バラムガーデンにまつわる4つの域、セントラ、シュミ族、F.H.エスタ
この4つはどう繋がりがあるのだろう?
 仮説1
もしかしたらF.H.が接点になっているのかもしれない。
ジャンクション F.H.の人々はアデルの独裁に嫌気がさして新天を求めたエスタの科学者やエンジニア。
・もしかしたらF.H.に移住した人々の中に元オダインの部下がいたのかもしれない。
・その人がジャンクション技術も一緒にF.H.に持ち込んでいたとしたら…?
ノーグ F.H.の人々はシュミ族と交流がある。シュミ族の村のエレベーターも本来はF.H.の技術。
F.H.のボートの男がノーグに言及している。F.H.の人はノーグとも面識があるらしい。
・もしかしてガーデン修復をF.H.に依頼したのはノーグ
整理すると、
  1.  ガーデン設立を提唱したシドのもとにノーグが協者として名乗り出た。
  2.  ノーグ繋がりでF.H.の人々にバラムガーデンを修復してもらった?
  3.  その際にジャンクション技術も教えてもらった?
サブイベントのはずの釣り爺さんのイベントがあそこまでが入っているのは、“どうしてガーデンエスタ産のジャンクション技術を利用できたのか?”という重要な疑問に対する手掛かりだからだったりして。
 他の説


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