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物理攻撃の秘密

ネタバレを禁止する(テスト版)
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そもそも物理攻撃とは? 

物理攻撃とは、
  • 攻撃側のが大きいほどダメージが増える
  • 防御側の体力が大きいほどダメージが減る
  • プロテスでダメージを半減できる
  • 防御中は無効化できる
こういう性質を持つダメージ技の総称。キャラクター側が使える物理攻撃には、
などがある。

序盤は我慢のとき 

FF8物理ダメージ計算式には面白い癖があって、
ちから 基本ダメージ量
20 57
40 180
60 368
80 620
100 937
120 1318
ちから 基本ダメージ量
140 1765
160 2276
180 2852
200 3492
220 4198
240 4968
が高くなるとダメージの上昇量そのものも増えていく。たとえば、20→40だと123ダメージしか増えないのに、220→240だと770ダメージも増えてしまう。これにはどういう意味があるかというと、
  • ゲームが始まったばかりの頃は物理ダメージ量がなかなか増えない我慢の時期
  • その我慢の時期を越えると今度は逆に物理ダメージ量が面白いように増えていく
  • 序盤に溜めたストレスを中盤以降で思いっきり発散してください、てな構成になっている
もしもキャラクターを育てずにFF8をクリアしたりプレイをやめてしまった人は勿体ない。いつかFF8を遊び直す機会があったら今度はぜひキャラクターの育成にを入れてみよう。序盤の苦労が嘘のように気持ちよくを倒せるようになる。

ちからアビリティを侮るな 

FF8の通常攻撃の威は最終的に5500前後まで上昇するが、ちからは255までしかない。だから『ダメージの上昇率>ちからの上昇率』になる。
  • たとえば100のキャラクターが『力+60%』を装着したとする
  • そうするとが100→160になる(1.6倍の上昇)
  • それに伴い基本ダメージ量が937→2276になる(約2.4倍の上昇)
ちから+60%』という言葉を早とちりして『相手に与えるダメージを60%増やすアビリティ』だと思いこんでしまうのも勿体ないね。FF8ちから上昇系のアビリティはとても役に立つアビリティなので積極的に覚えよう。

アビリティ枠をちからアビリティで埋めるとすごい 

チュートリアルにも書いてあるけど、FF8では能力値を増やすアビリティを併用できる。前述のようにFF8は『ダメージの上昇率>ちからの上昇率』なので、を増やすアビリティを幾つも付けるとすごいことになる。
  • たとえば100のキャラクターが『力+20%』『力+40%』『力+60%』を装着したとする
  • そうするとが100→220になる(2.2倍の上昇)
  • それに伴い基本ダメージ量が937→4198になる(約4.4倍の上昇)
FF8では器用貧乏なキャラクターより特定の分野に偏ったキャラクターのほうが強くなる。パーティーの攻撃担当者はアビリティ枠を上昇系アビリティで埋めるぐらいの心意気でいったほうがよい。

ST攻撃Jで『たたかう』が爆発的に強くなる 

普通のRPGの『たたかう』コマンドは技が揃うまでの繋ぎといった位置付けが多いけど、FF8の場合は逆に、
前半 たたかう』は大した役に立たない
後半 アビリティST攻撃J』を習得すると『たたかう』の利用価値がぐんと高まる
どんなに役立つのかというと、
ST攻撃Jを覚えるには160APも必要。でも頑張って覚えるだけの価値はある。

攻撃魔法のもう1つの役割 

FF8魔法は系統ごとにジャンクションに一定の傾向があるんだけど、
回復魔法 HP体力精神などの上昇量が高い
攻撃魔法 ちから魔力などの上昇量が高い
時空魔法 早さ命中回避などの上昇量が高い
表の強調した部分に注目してほしい。実はFF8攻撃魔法を増やすための素材、従来のRPGにおける武器のような役割も持っている。


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