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○○○○○○○=キスティス

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◆ネタバレ防止中◆


ファン小説やファンSSに使ったら面白そうだと思って試しに作ってみました。
このページは考察ではなくファンフィクションということでよろしくお願いします。
ぶっ飛んだ筋びにニヤニヤするもよし、想像の翼を広げるもよし。楽しみかたはいろいろです。

 序

FF8にはまだまだたくさんの謎がある。たとえば、
  •  どうしてFF7では「敵の技」だったのにFF8では「青魔法」に戻したのか?
  •  どうして○○○○○○○城は○○○の(花畑ではなく)海岸に繋がっているのか?
  •  あのゼルですら恋人(候補)ができたのにどうしてキスティスだけ最後まで一人身なのか?
  •  どうして女性キャラクターに目から光線とか臭い息とかイヤ〜な技を覚えさせたのか?
こういった疑問は全てキスティスの○○の姿が○○○○○○○だと考えれば、すんなり解ける。

 青魔法の疑問

従来「青魔法」と呼ばれてきた技の名前がFF7で「敵の技」に変わった。この「敵の技」というネーミングはFF10にも○○されている。ところが、
  •  FF8とFF9ではせっかくの「敵の技」という名前を捨てて「青魔法」に戻してしまっている。
  •  FF9には「青魔法」に戻す理由がある。FF9は昔のFFファンに“なつかしさ”を感じてもらう作品だった。FF2のヨーゼフ話、FF3のドーガとウネ、FF5のボコのカードなどと同様ファンサービスの意味も込めて「敵の技」を「青魔法」に戻したのだろう。
  •  じゃあFF8は? なぜFF8は「敵の技」じゃいけなかったんだ? なぜ「青魔法」に戻したんだ?
他のFFだったら「青魔法」と「敵の技」の違いはほんの些細な差かもしれない。でもFF8は違う。
もしかしたら、キスティスは○○と深い関係があるのではないだろうか?
  •  エンディングで○○○は子供たちを○○にしたくないと言って○○○○を自ら○○した。
  •  もしかしたら○○○は孤児の中に○○の素質を持つ子供がいるのを知っていたのではないだろうか?
  •  それがキスティスか○○○○○かセルフィか、そこまでは分からないけれども。
○○○は“子供たち”を○○にしたくないと言っていた。もしかしたら孤児の中には複数の○○候補がいたのかもしれない。というより、○○○は○○経験者なので、むしろ積極的に素質を持つ子供たちを集めていたのかもしれない。スロット魔法が使えるセルフィ、○○○者の○○○○○、青魔法が使えるキスティス、誰が○○候補であっても(或いは3人とも○○候補でも)おかしくない。

 ○○○○○○○城を繋ぐ場所

FF8発売直後から一部で根強く言われている説に○○○○○○○=リノアというものがある。しかし本当にそうだろうか?
  •  リノアにとって因縁深い場所は○○○の花畑。
  •  もしも○○○○○○○がリノアだったら○○○○○○○城は花畑の跡にでも立てておかないとおかしい。
  •  しかし実際には、○○○○○○○城は花畑ではなく(リノアとは何の縁もない)海岸に繋がれている。
海岸に縁が深いのは、リノアではなくリノア以外の女性キャラクター、具体的にはキスティスセルフィだ。

 不幸なキスティス

愛にはいろいろな意味がある。恋愛感情はもちろん、親子愛や家族愛だって愛には違いない。しかし、だからこそ、キスティスはあまりに悲惨だ。
キスティスはとことん“愛”とは無縁な○○を送ってきた。なぜ彼女はメインキャラクターにも関わらず、こんな過酷な半生を送らねばならなかったのだろう?
  •  もしもキスティス=○○○○○○○だとすればその疑問は一発で解ける。
  •  ○○○○○○○は○○のいない○○。愛を知らない哀れな○○。
  •  キスティス=○○○○○○○ならば設定上キスティスは絶対に愛を知ったり触れたりしてはいけない。
そうとでも考えなければ、キスティスが“救われない”理由がまったく分からない。

 どうしてキスティスが目から光線や臭い息を出さなければならなかったのか

キスティス特殊技キスティスにとってあまりにも悲惨すぎる。
  •  青魔法(敵の技)の使い手はFF6では老人、FF9ではク族、FF0では獣。こいつらが臭い息とか出すのはまあ理解できる。
  •  だが若い女性にそういう技を覚えさせるFF8はちょっと異常すぎる。
  •  百歩譲ってキスティス青魔法を覚えさせるにしても、臭い息や光線じゃなくてもっとマシな技を覚えさせればよかったのに…。グラビジャとかコロナとか、幾らでも技はあるだろうに。
なぜ、それを敢えてしなかったのか?
  •  もしもキスティス=○○○○○○○だとすればその疑問は一発で解ける。
  •  キスティスは美人だし才女。スコールを訓練施設に連れ出すなど異性への積極性も十分。
  •  しかし彼女は青魔法を使うという現実を受け止めてくれる相手に出会うことができなかった。
  •  人間離れした青魔法がそもそもの孤独の原点だった、とか?
そもそも彼女はどうして青魔法なんて覚えようとしたのだろう? その点がそもそも疑問だ。

 キスティスの“嘘”

キスティスはゲーム中盤、自分がスコールのことを気になっていたのは○○○○のせいだったという趣旨の台詞がある。でも、それはおかしい。だって、
さらに言ってしまえば、キスティスリノアに対する行動も変だ。
もしかしたらキスティスは最後までスコールのことを諦めきれなかったのかもしれない。スコールを思う感情があまりにも強すぎるために、自分の本心を他人に悟られたくなくて“いい人”を演じようと頑張ってしまったのかもしれない。好きだった人の結婚パーティーに“友達”として出席したときのような複雑な感情がキスティスの胸の内に渦巻いていた…とか。

 様々な共通点

○○○○○○○とキスティスには他にもたくさんの共通点がある。
  •  キスティスは普段はクールな教官を演じているけど、カーウェイ邸でリノアの態度を見てぶち切れてヒステリーな態度でリノアを叱責している。ストレスが溜まるとヒステリーになるのは○○○○○○○も同様だ。
  •  FF8の登場人物の中であんなに極端に左右に髪をたらしているのはキスティスと○○○○○○○だけ。
もっと言えば、スコールが最初に出会う仲間キャラクターはリノアではなくずばりキスティス。それはそれだけキスティスが重要なキャラクターだからではないだろうか。

 2人の○○の対比

○○○○○○○とリノアはいろいろな意味で対比が為されている。
  •  ○○○○○○○の羽の色は黒。リノアの羽の色は白。
  •  ○○○○○○○とリノアはそれぞれ違う意味で「やさしくない」という言葉を使う。
  •  リノアは私もライオンのようになりたいと言った。○○○○○○○はライオンと1つになった。
しかし、それだけじゃない。もしも○○○○○○○の正体がキスティスだとすれば、
面白いぐらい対になっている。

 どうやって何千年も生きるのか

キスティスは○○人。○○○○○○○は○○の○○。どうやって○○人が若さを保ったまま○○まで生きることができるのだろう?
  •  ストップという魔法がある。この魔法を使えば時間を止めることができる。
  •  ○○ならばストップの強化版だって使えるはず。なにせFF8の○○は○○○○すら出来るぐらいだし。
  •  たとえばスコールリノアが結ばれた現実に悲嘆して自らにストップを掛けて長い眠りにつくことにした…とか?
幾らだって可能性は考えられる。

 本当にSeeDの正体を知りたかったのか

Disc1の最後で○○○○○○○の(○○○の肉体を借りた)一撃がスコールの身体を貫く。しかし、SeeDの真の目的を知りたいガ軍スコールを助け、収容所に送る。…一見すると矛盾がないように見える展開だがこれもおかしい。だって、
  •  収容所を脱出して以降ガ軍SeeDの真の目的を追求しようなんてまったくしていない。
  •  ○○○○○○○が本当にSeeDの真の目的を知りたければしつこく問いつめるはず。
  •  しかしそれがない。本当に○○○○○○○はSeeDの真の目的を知りたくてスコールを助けたのか?
もしも○○○○○○○の正体がキスティスだとすれば? 一連の騒動が自分の○○に絶望し、破滅願望に走ったキスティスの暴挙だったとすれば? …そのように考えれば、スコールにトドメを刺せなかった理由も、最終形態で敵であるスコールたちに一転して助言する○○○○○○○の心理も、なんとなく理解できる。

 哀れな○○の復讐と破滅の物語

○○○○○○○は○○○にも関わらず○○が明らかではない……というのがFF8のシナリオについての通説だった。だがしかし、もしも○○○○○○○の正体がキスティスだとすれば、○○○○○○○は唐突に出てきた○○○○○のように見えて実はゲームの冒頭からずっといた。プレイヤーは一番近いところで彼女の不幸な姿を見続けていたことになる。


FF8。それは、愛を知らない哀れな○○の復讐と破滅の物語

 関連項目



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