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配置考察

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 魔法の配置

 ゲーム序盤のブライン
○○塔F1とラルドからドローできるブラインは、対○○○○○○戦で素晴らしい効果を発揮する。
  •  ○○○○○○の行動は打撃、グラビデ、グラビジャの3種類。
  •  グラビデとグラビジャは割合ダメージなのでそれ単独で死ぬことはない。
  •  割合ダメージでHPを削られたところを打撃で倒されるというのが○○○○○○戦でよくある負けパターン。
  •  ブラインで○○○○○○を盲目状態にすれば○○○○○○戦の難易度が大きく下がる。
ドローグラビデブラインのお陰で、○○○○○○戦では、特殊技に頼らなくても安定した勝利を達成できる。

 アビリティの配置

 氷魔法精製の意義

序盤で入手できる3つの精製アビリティ、氷、
雷魔法精製 サンダーサンダラ、○○○○、エアロ(+22)、トルネド(+48)
魔法精製 ブリザドブリザラ、○○○○、ウォータ(+24)
炎魔法精製 ファイアファイラ、○○○○、フレア(+56)
この表だけを見ると、氷魔法精製だけがやけに弱く設定されているように見える(括弧内はちからの上昇量)。だが実は、
雷魔法精製 ケツァクウァトルにはHPJカードなど精製より優先して入手すべきアビリティがある。
魔法精製 シヴァが取得できるアビリティのうち精製よりも優先すべきアビリティはない。
炎魔法精製 イフリートにはHPJちから+20%など精製より優先して入手すべきアビリティがある。
しかも、
エアロ作り エアロの材料が集まるのはティンバー以降。
ウォータ作り ウォータの材料はバラムでも集まる。
フレア作り フレアの材料が集まるのはゲーム中盤以降。
3属性のうち、序盤のうちに最も覚え易く役に立つ精製アビリティ冷気魔法精製だったりする。

※ちなみにウォータはゲーム終盤でもう一度役に立つ場面がくる。それは○○○○○○○戦だ。○○○○○○○は系で3倍ダメージなので、特殊技が苦手なプレイヤーは属性攻撃Jウォータでガンガン斬りつければいい。

 モンスターのデータ構成

 おまけモンスター
FF8のおまけボスといえば○○○○○○○が有名だが、他にも、
  •  ○○○○○
  •  ○○○○○○○○
  •  ○○○○○○○
  •  ○○○○○○○○
こういった連中も、本編の難易度の低さに物足りなさを感じるプレイヤーのためのおまけ要素と解釈してもいいかもしれない。

というのも、本編で戦うボスモンスターHPが、
○○○ 最高レベルで51000
○○(3) こちらのレベルに関わらず32500
○○のしもべたち 平均30000程度
それに対して、
○○○○○○○ 最高レベルで600000
○○○○○○○ 最高レベルで250000
○○○○○○○○ 最高レベルで160000
かつて○○戦争を引き起こした○○○や、○○○○○○○に仕えるしもべたちが、薄っぺらく見えてしまうほどのHP。中でも○○○○○○○は○○○○○の総計に匹敵するHPを持つ。彼らは○○○○○を倒す過程で戦うモンスターというよりは、○○○○○○○を倒す過程で戦うモンスターと解釈したほうが妥当ではないだろうか。
この2つの島にいる魔物たちも同様。

Memo もしかしたら、バトルがあまり得意ではないプレイヤーにアドバイスするときは、○○○○○や○○○○○○○はクリア後のお楽しみに回させたほうがいいかもしれないね。例えば、○○○○○の○○○○○○○○○○○○は出るタイミングが分かり易いので対策を立て易いけど、○○○○○の前座で出る○○○○○○○○のブレスは何時くるか分からないのがつらい。G.F.○○○○○や○○○○○○は極めようとするなら欲しいけど、ただクリアするだけなら無くても平気だしね。
 上記の補足1
ゲーム本編を進めるうえでクリアすべきボスモンスターHPが10万を超えることはないという事実は、なかなか興味深いことだ。
  •  ちから160以上でトリガー入すれば暗黒で9999ダメージ
  •  同じぐらいの魔力で○○○○化○○○を唱えれば7000×3ダメージ(計21000ダメージ)
上に挙げた攻撃手段は、HP6桁のモンスター相手では心細いが、HP5桁のモンスター相手なら十分すぎるほど強い。一般にFF8は瀕死状態で三角ボタンを連打して特殊技を連発するイメージが強いが、その気になれば、打撃(暗黒)主体の戦いかた、魔法主体の戦いかたでも構わないわけだ。
ある意味、HP6桁のボスに対する有効打が特殊技に限定されるという状況は、FF10の訓練場末期になるとクイックトリックと一部キャラのオーバードライヴ以外の技が役に立たなくなるという状況と似たようなものかもしれない。
 上記の補足2
ちなみに、ゲーム本編のボス敵のHPはせいぜい10万未満だが、○○○○○のHPは最高レベルで合計60万を超える。数字だけ見ると無茶苦茶なバランスのように見えるが、最終決戦なのでアイテム魔法を温存しておく必要がないことに注目してほしい。FF8には無敵化や○○○化など、強アイテム魔法が幾つも存在する。それらが存分に使える○○○○○○と、温存したほうがいい通常のボス戦では、その重みがまったく違う。
 最終決戦の考察その1
○○○○○のデータには幾つか疑問がある。
  •  4連戦の中で最もダメージの大きい技を最終形態ではなく○○○○○が使用する
  •  最終形態はHPこそ多いものの、下半身を倒せばアポカリプスを防げるし、ヘルジャッジメントでは誰も死なないので、それほど怖くない。
これは一体どういうことか?

その疑問を解くために、まず○○○○○○○の各形態の主な行動をまとめてみた。
第一形態 な割合ダメージ(メイルシュトローム)
○○○○○ な割合ダメージ(グラビジャ)、魔法消滅、○○○○○○○○○○○○
第二形態 魔法消滅、G.F.抹殺、グレートアトラクター(○○○○○○○○○○○○よりは弱い)
最終形態 魔法消滅、G.F.抹殺、ヘルジャッジメント、アポカリプス(下半身を倒せば防げる)
この中で注目すべきは、魔法消滅とG.F.抹殺(どちらも実際の技名は不明)だ。
FF8魔法はキャラ強化の機能も兼ねている。もしジャンクション中の魔法を消されてしまったら、能力値が大幅に落ちてしまう。長期戦になるほど、こちらは不利になる。つまり、
○○○○○ いかにして○○○○○○○○○○○○を防ぐか(防御面が大事)
それ以降 重要魔法が消される前にいかにして倒すか(攻撃面が大事)
最終形態の怖さは攻撃の激しさではなく、そのばか高いHPそのものにあるわけだ。
 最終決戦の考察その2(おまけ)
○○○○○○○第一形態は魔法消滅を使用しない。つまり、補助魔法によるパーティー強化やパーティーアタックによるメンバーの選別は第一形態のときに行えということだろう。もし第一形態から魔法消滅を使ってきたら、かなりきつかっただろうね。

 テスト問題の配置

 レベル7の問題
テストにとってレベル7という数字はとても重要なものだ。
そのためか、レベル7にはとても重要な問題が2つも用意されている。
※引用
※引用
どちらもFF8を遊ぶうえで欠かせない情報だ。

 精製の習得にまつわる配置

 魔導石の意義
ゲーム序盤、大量に手に入る魔導石
Disc1 グラナルドラルド×3 魔導石16個
Disc2 オイルジッパー×3 魔導石8個
○○○ 魔導石8個
意外と注目されない魔導石には実は大きな意味がある。
  •  魔導石は殆どの精製アビリティに対応している。
  •  ○○○○や○○○○などゲーム序盤とは思えないほどすごい魔法が手に入る。
  •  そのうえ魔導石精製以外の使い道がない。
  •  売値もたった75ギルなので手放す可能性はゼロに近い。
要するに、『せっかく精製を覚えたのに材料が手元に無くて旨味に気づかない』という悲劇は魔導石が防いでくれる。精製関係のアビリティさえ取得すれば、魔導石を通して精製の魅をほぼ必ず実感できる。

しかも、
魔導石の存在が他の精製アビリティを覚えるための誘導の役割も果たしてくれる。

 市販アイテムの二段階精製

ティンバーで購入できる魔法の書ドローの書は、魔導石を経由してガ系の魔法などを精製できる。慣れるまでは『アイテム精製を経由して魔法精製』という流れは分かりにくいが、
グラナルド戦で入手した魔導石からガ系の魔法が入手できることを確認していたプレイヤーなら、魔法の書ドローの書から魔導石精製できることが分かった時点で、その魔導石をさらに精製すれば魔法を入手できることに気づく。どうも、プレイヤーが段階的に精製の使いかたを理解していけるよう、かなり意図的な構成になっているようだ。

 その他の配置

 召喚魔法の役立つ期間

ボス敵の行動や特性をよく調べてみると面白いことに気づく。
○○○ 召喚魔法だとターゲットを選べないので、リノアにまでダメージを与えてしまいがち。
○○のボス緒戦 通常攻撃以外を選べない。召喚魔法が使えない。
○○○○○ 第2形態以降はG.F.即死させる技を使う。
召喚魔法中心で戦えるのはDisc3までで、Disc4以降は召喚魔法以外の戦いかたを模索しなければならないのだ。

要求される戦いかたの変化する時期は、ゲーム構成の変化と一致する。
以上の2点を総合すると、
  •  Disc1〜3は、シナリオを味わうことがメインで、戦闘が苦手なプレイヤーでも先に進めるように、召喚魔法連発でどうにかなる構造になっている。
  •  Disc4(厳密にはラグナロク入手後)は、ダンジョン、バトル、キャラ強化など、RPGのゲーム的な部分に重点を置いた構造になっている。
FF8召喚魔法ケルベロスなどは除く)は、RPG初心者が“敵に勝てなくてストーリーの先が見れない”という困った状況に陥ることを回避するために用意したものかもしれない。


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