「高校生の時からもっと抱いておけば良かった。」
「え…?」
「1問間違えるとセックス1回、とかね。…いいなあ、それ。」
「…。」
「今日は何問間違えたことにする?」
「……満点だったことに……。」
「嘘はダメだよ。私は君たち兄弟のテストの点は知らないが、成績は知ってるんだから。特に恭平くん、君は理科が苦手だっただろう。」
「あ、あぁあんっ?!」
突然孝平が先端を引っかいたので、恭平は無防備に嬌声を上げた。
「い、あっ、ごめ、なさ…っ」
言葉にならない。
刺激に合わせてひくつく身体は、秋口の気温の中でもじんわりと汗をかいて肌に潤いを与えていた。
孝平は身を起こし、恭平を背中から抱き締める。
もちろん胸の部分から手の平は離さない。
「恭平くん…」
「はっ、はい…ぁう…っ」
「ズボン、自分で脱いで。」
「あ、あ…っ」
がくがくと腰を揺らしながら恭平がベルトに手をかける。
震える指が上手く動かない。
手間取っている間にも孝平の胸への愛撫は加速して、恭平は全てを投げ出して喘ぎたい衝動に駆られた。
「あぁ……っいっ、あんぅ…」
「早くしなさい。大事な制服が君の液体で汚れてしまう前に…」
「あぁん!」
耳元で囁かれた言葉が胸の刺激とシンクロする。
呼吸がうまくできなくて、浅く速く繰り返される。
恭平は唾を飲み込んで、ベルトを外した。ボタンとチャックもなんとか外して膝まで下ろす。
外気に触れたそこは既に充分すぎるほど熱を持っていて、ひんやりとした空気がヤケに気持ちよかったりした。
「はっ、はぁ…っ」
「よくできました。おっと、全部脱いだらだめだ。せっかく先生と生徒っていうシチュエーションを楽しむ機会なんだから。」
恭平は思う。
俺はともかく、どうして父さんが“先生”とみなせるんだ。彼は今普段着を着ているし、赤ペンは持っていないし、該当するのは年齢くらいのものである。
「無理だ…!先生なんて!」
設定が。
「無理じゃないよ。なんなら経営学の授業でもしようか…?」
孝平は恭平の背中で笑って、いつの間にボタンを4つも外したのか、うなじからブレザーとシャツごと取り去った。
「アッ!」
肩から肌蹴け、恭平は胸まで半裸になってしまった。
腹の辺りと、膝から下に脱ぎかけの制服がまだ残っている。
しかし孝平はお構いなしに恭平の最も敏感な股間のものに手を這わせてきた。
手も足も自由に動かないため逃げられず、いともあっさりそれは捕らえられる。
「ああぁぁ……!」
「恭平くん、私の名を呼ぶ時は間違えないように。」
「あっ…ぁはぁん…っ!」
孝平が耳元で何か言っている。
だが恭平自身への刺激に、淫らな手腕に、慣らされた身体は刺激を全身で受け止めて表現することに精一杯で理解ができない。
脳と身体は別物なのだと、恭平は涙が出るほど痛感している。
「呼んで…。ホラ。」
孝平が囁く。
耳元で、低音の聞き慣れた声が呼んでいる。
「あっ、父さん…父さぁン…っ!!」
「はい間違い。間違えるの早いなあ。正解は。」
ガクガクと腰が揺れる。
先端が、付け根が、いろんなところが性感帯になっていく。
首の裏に孝平の唇が這わされた。
逃げるように胸を反らすと左胸にチリチリと指に摘まれた乳首が悲鳴を上げた。
「あっ……あぁーっ……」
「もう一度呼んで。恭平。」
せ、
…せ、
「せんせ…ぃッ!!」
孝平は笑った。
…と思う。
恭平がそう感じたのは一瞬で、次の瞬間には自分の絶頂が押さえられず、前後の見境なく促されるままに孝平の手の中に欲望を吐き出していた。
目の前が真っ白になって力が抜ける。
いつの間にか添えられたタオルが、恭平の白濁を飲み込んで、制服を汚さないで済んだ。
「相変わらず元気だな。溜めてしまっていたからね。」
孝平はまじまじと息子の精一杯の射精姿を見つめながら言った。
自慰行為を禁じられている恭平は、従順にその言いつけを守っているようだ。
それに満足して孝平は笑う。
恭平はすっかり呼吸を荒げて肌全体を上気させている。
1度の射精ではまだ眠る気配はない。
それどころか次の行為を、更なる高見を、待っている気配すら感じる。心の奥底で淫乱な魂が快楽を待ち望んでいるのだ。
「さあ、次は後ろだよ。」
「制服を…。と…あの、先生……」
「恭平くんが可愛い生徒役を演じ切れたら、脱がせてあげる。その時は体も心も全部裸にしてやろう。」
そう言って。
孝平は愉悦に浸りながら怯える恭平の双璧へと手を伸ばした。
***
◇後書き
リクエストありがとうございました。
先生×生徒エッチ☆…というかコスプレですか(^^;)以前いただいた「恭平くん学生服を着てコスプレ?」というお話(Mさま案)の別話…と取れなくもない展開です…。(Mさますみません;) 無理矢理孝平パパを息子さんにセンセイと呼ばせてみました…v
これからもマイペース更新を続けるつもりの管理人ですが、
四年目もゆったりまったりなお付き合いをよろしくお願いします。m(_ _)m
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