社長室 P3



「さてと。」
孝平が言ってネクタイを解いた。
二度の射精でぐったりとソファに寝そべって、全身を濡らしている恭平を上から下まで舐めるように見つめてから、孝平はシャツを脱いで裸になった。
「恭平のイく顔見てたら、父さんもイきたくなったな。」
恭平は、わかってはいたけれど、やはり不安そうな表情をして孝平を見た。
その目は理性を取り戻し、竹本さんが来るかも…とかまだお昼…とか言いかねない。

孝平はそうなる前に唇を塞ぐことにした。
「んぅっ!」
唾液で濡れた唇に再び濃厚なキスの雨を降らせながら、自分のズボンを脱いだ。
恭平のズボンが膝の辺りで止まっていたので、そこから左足だけを脱がす。
少しばかり不自由な右足に負担をかけないように、その足はソファの下に落ちても大丈夫なようにしておく。
肝心の恭平は今はキスに夢中で、下半身にはあまり注意していないのだが。

孝平は再びギリギリまでキスを続けて、恭平の下半身に元気を取り戻させると、先程から彼の肌の上で光りながら踊っている液をすくって、股間の裏を指で探った。

「ぁっ…?!」

恭平が小さく驚いて震えたが、無視して指を進める。
ひくひくと開閉している穴を見つけた。

「と、父さんっ!」

恭平は孝平の首に腕を回してしがみついた。
彼の最も嫌いな行為は、その穴に指を入れるこの作業だった。
孝平は好んでこれをやる。いつまでもやる。自分のものを入れるより、好きだった。

「父さん…お願い、長くしないで…」
「長く?」
「…父さんっ」

恭平が必死になって孝平にしがみついた。普段も嫌がっているが、ここまで嫌がったりはしない。理由はわからないが、孝平は少しだけ言うことを聞いてやることにした。

「恭平。その代わり…今夜は遠慮なく責めるぞ。」
「や…やだ…。」
「では、今やる。」

「う、っはぁ…。ん…っ!」

孝平の指が恭平の股間に遠慮なしにねじ込まれた。
衝撃で、恭平の体が大きく跳ねる。

「あぁん!はぁんっ!い、ぁぁーっ!!」

人差し指の不快感に、恭平が一生懸命身を捩る。押さえた左足が宙をかいた。

「やぁっ!あぁっ!はぁぁぁん!あああぁっぁぁ!!」

ぐりぐりと指が少しでも動く度に、恭平は苦しそうに悲鳴をあげた。
震える体から吹き出た汗が、肌を流れてソファに落ちる。
恭平の指が一本奥まで入り動きが止まると、恭平は弱々しく喘ぎながら孝平を見た。

「父さん…っ。俺…」
「なんだい?」
「俺…っまだ…仕事が残ってるんだ…っ。」
「それはおかしいな。竹本に後はやっておくようにと言っておいたのだが。」
「でも…。」
「私だけのためには働いてくれないのかい?」

そう言うと、孝平は恭平を貫いている指に少しばかり力を入れた。
途端に熱っぽい息を吐いて恭平の体が強張った。
それに気をよくして孝平は二本目の指を挿入しにかかる。

「あぁっ…父さんっ…増やさないでっ。」
「大丈夫。一本ずつだよ。」
「ちが…はぁっ!」

二本目の指が入り口付近をさ迷いながら徐々に奥に入り込んでくる感覚が、恭平の脳をとろけさせた。気持ち悪いような、気持ちいいような。
恭平は父の首にすがりつくようにして股間の刺激に耐えた。
指が動くたびに腰が揺れる。

「ぁぅ…。んあぁ…っ。ア…!」

ふっと孝平が目を細めて笑った。
「お前は本当にココが弱いな。」
彼は自分の息子がこのような体であることに、不思議な感謝の念すら覚えた。

嫌がる恭平の、嬉しそうな体の反応を楽しみながら指を三本入れたところで、孝平は恭平の射精を促した。

「ひ…っはぁぁぁっ。んあぁぁ…っ!!」

それまでわざと避けていた前立腺あたりをやわやわと刺激すると、恭平はあっけなく三度目の射精をしてしまう。
快感を与えられすぎた体は、なかなか熱を冷ませずにびくびくと痙攣を繰り返していた。

「はぁっ…はぁ…っ」

体の各部を撫でられながら、恭平は目を瞑った。
このまま眠れたらどんなにいいか…。
孝平はそれを許してくれるような父親ではない。そんなことはわかっている。

「恭平。まだ仕事は終わってないのだろう。」
「ん…。」
「そろそろ父さんも限界だ。目の前でお前が三度もイっちゃうんだから。」
「それは父さんが…!」

反論しようと目を開けた恭平の、右の乳首に孝平が吸い付いた。

「あぁあ…っ」

反論が嬌声の中に消える。
恭平の心臓が一気に高鳴り、再び甘い快感が体中を支配した。
柔らかくて暖かい孝平の舌がぺろぺろと動く感触に、恭平は喉を反らせた。
汗が舞う。

孝平は首に回された恭平の腕を解いてソファに押し付け、体を重ねるように恭平の上へ覆いかぶさった。恭平の腰がさらにソファに沈む。
孝平はぺろりと一度舐めてから、乳首と唇を離し、言った。

「いい表情だ、恭平。もっとイイのが見たいよ。」


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