社長室 P4
「あっ。…あっ。…ぅ…はあぁぁぁぁぁっ」
静かな社長室に、恭平の弱々しい声がこだまする。
孝平は巧みに腰を動かして、恭平の股間に自分のものをゆっくりと挿入していた。
指で解された股間は、それでも孝平のものの幅よりも狭いように感じた。
恭平の痛みを和らげるために孝平は彼の乳首にも刺激を与えてやった。
「…くぅ…んっ!ぁはん…っ!」
恭平が苦しそうに鳴く。
意識が乳首に移ると股間の中に押し進められ、股間に意識が移ると乳首に刺激が集中した。
初めてこうして父親に抱かれたのは高二の時だった。
昔から一緒にお風呂に入ったりプールに行ったりするのが好きな父親ではあったが、さすがに初めてセックスを要求された時は驚いた。
もともと仕事で家にいることの少なかった孝平のことを、あまり父親だと意識できないでいた恭平は、何故だかその晩、抱かれることを許してしまった。
経験のなかった恭平のことを孝平は優しく抱いてくれたので、恭平は何度も何度もイイ気持ちになれた。声が枯れてしまうほど鳴き叫び、意識が何度も飛ぶくらいの快感を得た。
その後二、三日は家の外には出られなかったけれど。
「あぁぁぁぁ…っ!はぁ…っ、んぅ…っ!アアッ!!」
孝平のものが半分ほど入ったところで、彼はそれを一旦引き抜いた。恭平がどこか物足りなそうに喘いだので、再び一気にそこまで入れた。衝撃で恭平の全身が孝平の下で跳ねる。
抑えられた腕に緊張が走った。
「や…!あぁぁん!」
「まだ半分だ、恭平。足を、もっと…広げて。」
「ふぅぅぅぅ…うっ!ん!」
孝平は早く完全に入ってしまいたかった。
途中のところでこうも締め付けられてしまっては、恭平もつらいが自分もツライ。
「恭平。息を大きく吸いなさい。」
苦しそうに喘いでいた恭平が、ゆっくりと息を吸う。
「ゆっくり…吐いて。」
「ん…ん。」
落ち着きを取り戻した恭平は、なんとか言われたとおりにゆっくりと息を吐いた。
股間の緊張が弱まる。
孝平は恭平の左足を胸につくくらいまで持ち上げてから、再び言った。
「いい子だ。さあ息を大きく吸って。ゆっくりな…」
恭平が息を吸い込んで、一瞬股間の締まりが大きく緩んだその時を狙って、待っていたかのように孝平のものがねじ込まれた。
「ああああああぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
恭平の体に激痛が走った。
危うく気を失いかけたが、間を置かずに孝平が乳首を舐め取ったため、その感触に目を見開いた。
孝平はそのまま腰を揺らして恭平を攻め立てた。
前立腺を一分の間違いもなく刺激し、恭平は再び射精感を覚えた。
走り抜ける快感に、全身がどうにかなってしまいそうだ。
恭平は何もかも忘れて、ただただ喘ぐことしかできなかった。
「あぁっ!はぁっ!…ぁん…っ!んあぁっ!!」
「恭平…!いいぞ…!」
孝平もどこか上ずった声を上げながら、恭平の体を堪能している。
仕事が忙しくて子供たちを構ってあげられなくても、恭平がこうして自分の中で鳴いているうちは、孝平は幸せを感じることが出来た。
この息子の存在が、自分のしてきたことの証明でもある気がしている。
今まで、亡き妻以外に女を抱いたことはないが、男なら何人も抱いてきた。
でもそれは、ただの快感を追い求めるゲームのようなものであって、恭平を抱いている時のような特別な気持ちにはならない。
幸いにもこんな父親らしいことを何一つしてこなかった男を、恭平は好いてくれている。
いや、少なくとも嫌われてはいないことが幸せだった。
彼は今も自分の下で髪を振り乱して歯を食いしばりながら、精一杯孝平を感じてくれている。
この表情がたまらなかった。すごく興奮する。
「あぁっ…!あぁはぁっ!あんっ…はぁんっ!!」
孝平は今までにないくらいの激しいスピードで、恭平の中を掻き乱した。
ほとんど抜けるくらいまで腰を引いて恭平の前立腺目掛けて一気に挿入すると、恭平の全身は壊れそうなくらいびくんと跳ねて、彼は声無き声を上げてむせび泣いた。
「あ…ア…!イ…い…っ!!」
イく…ッ!!
恭平に残った最後の意識がそう感じた時、恭平の中に孝平の液が注ぎ込まれたのがわかった。
ほぼ同時に恭平も四度目の射精。
そのまま恭平は意識をなくして力なくソファに落ちた。
肩で呼吸をしながら力のなくなった息子の体から静かに離れると、孝平は汗を拭くためにクローゼットからタオルを取り出した。
その時、部屋の電話が鳴った。
「はい。私だが。」
『社長ですか?お約束されていたお客様がお見えです。』
「わかった。3番の客室まで案内しておいておくれ。」
孝平は急いで体についた汗を拭き、何事もなかったかのようにシャツに腕を通した。
身支度を整えてから、ソファで眠る息子の体も綺麗に拭いてやる。
股間に触れると、まだ余韻の残る体がピクンと震えた。
孝平は気持ちを抑えて、軽く唇を重ねた後、彼を抱き上げて奥の仮眠室へ寝かせてやった。
恭平は情事の後、二時間は起きない。
起きた時のために着替えを枕元に置き、孝平は電気を消して部屋を出た。
今日一日の仕事は、まだまだあるのだ。