10 years  2


 やっぱりだめだーーっ!!!
 シーナはわたわたと城内を走り、力尽きてその場に座り込んだ。
「どうしよう、どうしよう、どうしよう。やっぱりだめだ。俺、めちゃくちゃハンフリーのこと好きかもしれない」
 何を今さらとビクトールあたりに鼻で笑われそうな台詞だったが、真実である。本当に本当に今さらだとは思うのだが、付き合い始めてけっこうな時間がたち、ここのところ一緒にいることが当たり前になっていて、忘れかけていたのだ。自分がどんなにハンフリーのことを好きなのかということを。
 それは25歳のハンフリーという、今まで知らなかった彼の姿を目にしたせいかもしれない。そして、好きだという想いを素直に口にできない状況にいるからなのかもしれない。
 しかしシーナはそこではたと気づいた。
 何を隠す必要があるのだろうか、と。
 10年後、ハンフリーがシーナと恋仲になるのは事実なわけだし、それをハンフリーに隠す必要があるのだろうか。
 ちゃんと10年後の現状を説明すれば、別にこんな奇妙な行動をとる必要もないのだ。
「だけど、何て言えばいいんだ?」
 10年後、俺はあんたの恋人なんだ!と馬鹿正直に言って、あのハンフリーが信用するだろうか。もともとハンフリーはまっとうな恋愛観の持ち主だろうし、シーナ自身、どうしてハンフリーが自分のことを好きだと言ってくれるのか分からなくなることがあるのだ。
 いずれハンフリーは元の姿に戻り、シーナのことも思い出す。
 そうすれば今までと変わりなくシーナのことを愛してくれるに違いない。
 何もわざわざ混乱させるようなことを口にしなくても、時間がたつのを待てばいいのだ。
 それは分かっているのだが……
「あー困ったなー。まずいよ、すっげーまずい……」
 シーナは頭を抱え込んだ。
 そう、困っているのはシーナが25歳のハンフリーのことを好きになっているということだった。もちろん35歳のハンフリーが若返ったということが大前提ではあるものの、まるで別人のようにも見える若い彼と……
「ちょっと寝てみたかったりするんだよなぁ、これが…。…あはは、は……」
 シーナは自分で自分の考えていることが情けなくて頬を引き攣らせた。
 25歳のハンフリーはいったいどんな風に自分のことを抱くのだろうか、と思うと、顔が火照って仕方がない。別に今の…35歳のハンフリーに不満があるわけでは決してないのだが、それでもやっぱり25歳のハンフリーに興味がある。
 できれば、若返った彼とも恋人同士の甘い時というのを味わってみたいと思ってしまうのだ。
「どうしよう。当たって砕けてみようかな……」
 いや、砕けては意味がないのだが。シーナはよろよろと立ち上がると、どうやってあのハンフリーに事実を告げるべきか考えることにした。



「いいのかぁ、帰らなくてもよぉ」
 レオナの酒場はいつも通り賑わっていた。昼間、訓練場で一汗流したハンフリーは、ビクトールに連れられレストランで夕食を済ませ、そのあと誘われるままに酒場までやってきた。
 そろそろ時刻は日付が変わろうかという頃である。
 いつまでも腰を上げようとしないハンフリーにビクトールがさっきの台詞を吐いたのだ。
 誘っておいてその台詞はないだろう、とハンフリーは思ったが、どうも部屋に戻る気にもなれなかったので、ビールを追加注文して、まだここにいるという意志を示してみた。
 ビクトールは軽く肩をすくめるだけで、それ以上は何も言わなかった。
 何故部屋に戻りたくないのか、それは考えるまでもない。
 部屋に戻ればシーナがいるからだ。
 シーナのことが嫌いだというわけではない。第一嫌いだと思うほどに彼のことを知らない。
 ただシーナが自分を見て何とも言えない複雑な表情を見せるのが辛かった。傷ついたような、泣き出しそうなそんな顔をして見つめられると、何だか自分が悪いことをしているような気になってくる。どうして彼はあんな目をして自分のことを見るのだろうか。
「それにしても不思議なもんだなぁ、出会う前のハンフリーと、こうして酒を飲むことになるなんてなぁ」
 ビクトールの隣で安い酒を飲んでいたフリックが感慨深げにつぶやく。ハンフリーは青いバンダナをした人の良さそうな青年の言葉に微かに笑った。それほど言葉を交わしたわけでもないのに、フリックには全く警戒心を抱くことがなかった。
 穏やかで、どこか憂いを含んだ青い瞳。どうやらビクトールとは気のあう相棒らしいが、不思議な青年だとハンフリーは思った。そして、フリックとも長い付き合いなのだと教えられ、将来彼と出会うのが少し楽しみだと密かに思った。
「なぁ、25歳のお前って、何をやってたんだ?」
「…………」
 フリックは頭の中で計算をしてみた。出会った頃、ハンフリーは確か27歳くらいだったはずだ。帝国軍を離れ、解放軍に参加するまで、彼が何をしていたのか全く知らない。ハンフリーが解放軍に参加することになった理由もちゃんと聞いたことはないのだ。オデッサはあまり人の詮索をするような人間ではなかったし、フリックもそういうことを聞いたりする方ではなかったからだ。
 フリックに問われ、しばらく何かを考えていたハンフリーは、やがてぽつりとつぶやいた。
「俺は……お前たちと一緒に解放軍で闘うことになるんだな……」
「うん?ああ、そうだ。俺たちはけっこういい仲間だったんだぜ」
「そうか……」
 ハンフリーはどこかほっとしたように微笑んだ。
 もう二度と剣は手にできないと思っていた。あの虐殺の真相を知り、何が正しいことなのか分からなくなった。それは今もそうだ。まだ自分は深い迷いの中にいる。
 消せない罪と後悔。
 自分自身でもどうして生きていけばいいか分からずに、何の希望も目的もないままにただ時を過ごす毎日で。けれど、彼らと出会うのだ。
 自分が彼らの中に何を見出して解放軍に加わることになるのか、そして何を思ってこの同盟軍に身を置くようになるのか。それを今知りたいとは思わない。それはやがて明らかになることなのだ。
 未だ見つけられない答えを、10年後の自分はほんの少しでも見つけられているのかと思うと、ほっとできた。こうして生きていくことに、何か意味があるのだと思ってもいいのだ。
 けれど。
「ビクトール、シーナは……」
「んん?」
 ハンフリーが何とも気まずそうにしているのに気づき、ビクトールは面白いものでも見たかのように片眉を上げた。いつも泰然としているハンフリーも、10年前にはこんな表情を見せるのだなぁと、時の流れというものに改めて感心する。
「シーナは……」
 再び言いかけて、ハンフリーは口を閉ざした。
 いったい何を聞きたいのだろうか。どうしてこんなにシーナのことが気になるのか、シーナが自分にとってどういう存在なのか、そんなこと誰にも分かるはずなどないのに。
 分からないのなら聞けばいい。
 ハンフリーは立ち上がった。
「何だ、戻るのか?」
「ああ……」
「ま、今日はいろいろあったから疲れてるだろうし、ゆっくり寝るといい」
「……ああ、おやすみ」
 ビクトールはジョッキを軽く上げることで返事を返した。ハンフリーが出て行く後ろ姿を見送り、フリックがはぁーと溜息を洩らした。
「大丈夫なのかな、ハンフリー」
「ああ?何がだ?」
「何だか考え込んでたみたいだからさ」
 フリックの言葉にビクトールが笑う。
「あいつはいつも難しい顔して考え込んでるヤツだぜ」
「んーまぁそうなんだが…シーナのことを気にしてるみたいだからさ」
 やっぱり記憶はなくても大切な人のことは意識のどこかで覚えているのだろうか。でも25歳のハンフリーはシーナのことを知らないわけだし、それはないか、とも思う。
 あれこれと考えを巡らせるフリックを見て、ビクトールは少し前にフリックが若返ってしまった時のことを思い出した。
 ビクトールに、「28歳のフリックを好きでいてくれ」と言った18歳のフリック。
 心というのはどうしても、どんなことがあっても大切な人の元へと傾いていくものなのだろうか。
「フリック、そりゃあ好きになる相手のことは気になるだろうさ。25歳のハンフリーはまだシーナと出会ってさえいないが、いずれ…10年後に好きになる相手だろ?惹かれないわけはないと思うがなぁ」
「そんなものか?」
「そんなもんだ」
「……俺は……」
「うん?」
「俺は……若返った時、どうだったんだろうな……」
 ぽつりと洩らした言葉に、ビクトールは目を細め、ニヤリと口元に笑みを浮かべた。
「教えてやろうか、フリック……」
「な、何だよ」
「10年後には俺のことを好きになるお前は、俺のことが気になって仕方なかったみたいだぜぇ」
「なっ!!!!!!」
 自分が失言したことに気づいてフリックは顔を赤らめた。からかわれて怒鳴りたい気持ちもあったが、ビクトールの言うことが事実なのかどうかわからないので、それもできない。
 けれど、今のハンフリーを見ているとビクトールの言うこともあながち間違ってもいないのかとも思う。自分が10歳若返った時の記憶はまったくないけれど、やはりビクトールのことが気になったのかもしれない。いずれ好きになる相手のことを、18歳の自分はどんな風に見ていたのだろうか。
「記憶が残ってたら良かったのになぁ、フリック」
「……ふん、これ以上お前にからかわれるのはごめんだな」
 頬杖をついてそっぽを向く。そんなフリックにビクトールは愛しげに笑った。



 ハンフリーが自室に戻ると、シーナはちょうど風呂上りだったようで、濡れた髪もそのままに部屋の片づけをしているところだった。
「あ、おかえり」
「何をしているんだ?」
 こんな夜更けに部屋の掃除をするなんて、何かあったのだろうか。シーナは手にした本の山をごとりと部屋の隅へと寄せた。
「……えっとさ……部屋が汚いとさ……あんたが嫌がるかなと思って……」
「………」
「いや、いつも怒られてばかりだったんだけどさ」
 へへ、とシーナが頭をかく。
 ハンフリーもさして綺麗好きな方ではないが、シーナの散らかし方にはいつも小言を言っていたのだ。いつまでたっても部屋に戻ってこないハンフリーに、シーナは何だか急にそれを思い出してしまって夜中だというのに片付けを始めてしまった。
 散らかったままの部屋だとハンフリーが戻ってこないような気がして。
 片付いた……というか、物が移動しただけのような気もしないでもない部屋を見渡し、ハンフリーはふっと肩の力を抜いた。
 ここで、彼が自分の帰りを待っていてくれたのかと思うと、何とも例えようのない感情が胸を満たしていく。彼の優しい心の端に触れたような気がして、ハンフリーはシーナを避けようとしていた自分を反省した。
「風邪を引くぞ」
 肩にかけたままのタオルに手を伸ばし、ハンフリーはシーナの金茶の髪に拭った。ぼんやりとされるがままになっていたシーナは、照れたようにありがと、と口の中でつぶやいた。
「なぁ、ハンフリー…」
「何だ?」
「えっとさ……あの……」
 シーナはハンフリーに事実を告げるべきかどうかをぐるぐると考えた。
 俺はあんたの恋人だと、思い切って言ってしまえ、という自分と、そんな馬鹿なことはするんじゃない、という自分が頭の中で戦っている。
「えっと、えっと、えっと……」
「?」
「えーっと、ああ……いいや。もう寝るよ。ハンフリーも早く寝なよ」
 結局「言うなという自分」がかろうじて勝ったようで、シーナはがっくりと肩を落とした。
「シーナ」
「なに?」
「ベッドが一つしかないが?」
「………」
 シーナはだから何?という顔をし、ハンフリーはいつもはどうしていたんだ?という顔をする。シーナは焦れたようにハンフリーの手からタオルを奪い取ると声を上げた。
「一緒に寝てたからっ!俺は窓際!!先に寝るっ!!」
「……」
 ぎしっと軋んだ音をさせて、シーナがベッドに潜り込む。
 備品の少ない同盟軍なので、二人で眠るのも仕方のないことなのか、と思ったり、人よりも体格のいい自分と一緒に寝るのは狭いだろうから床で寝た方がいいのではないかと思ったり。
 しかし、ここでまた部屋を出て行ったりするとシーナのことを傷つけてしまいそうな気がして、ハンフリーは少しの躊躇のあと服を脱ぎ始めた。
 薄いタオルケットを頭から被り、小さく蹲っていたシーナは、ばさりと衣擦れの音がするたび、ベッドの中で心臓が高鳴るのを感じて、何ともいたたまれない気持ちになっていた。
 毎日一緒に寝ていたというのに、何だか初めて一緒に寝るような気がして心臓が高鳴る。
 ハンフリーが片脚をベッドにつくと、ぎしりとベッドが軋んだ。
「………っ!」
 やっぱり我慢できず、がばっと起き上がると、シーナは今まさにベッドに入ろうとしていたハンフリーに向かって叫んだ。
「ハンフリー!」
「……どうした?」
「あのさ…、俺……っ…」
 言いかけて、シーナはふとハンフリーの脇腹の傷に目を止めた。
 赤く肉の盛り上がった傷口。それはもちろん10年後のハンフリーの脇腹にもあった傷だったが、今目の前にあるそれは、シーナが知っているものよりもずっと生々しく見えた。
「その傷……」
「……あぁ…」
 ハンフリーが掌で傷口を確かめるようにして撫でた。
「昔の傷だ……」
 カレッカで負った傷。
 その罪を忘れるなと言わんばかりに身体に残る傷。この傷を見る度に、多くの罪なき命を奪ったことを思い出す。そして、自分は許されるはずもない存在なのだと思い知らされる。
「それは……10年後のあんたの身体にもあるよ、もっと薄くなってたけど……」
 シーナはおそるおそる指を伸ばすと、傷口に触れてみた。冷たい指先に、ハンフリーがほんの少し身を引いた。
「痛い?」
「いや……、痛みなどない」
「うん……」
 シーナは小さくうなづく。
 閨の中で、この傷を何度も指で辿った。唇を寄せて舌を這わせたことも何度もある。シーナはこの傷を見るたびに切ない気持ちになるのだ。ハンフリーは決して口にはしないけれど、カレッカでの出来事はシーナも知っている。
 25歳というハンフリーの年齢から考えると、あの虐殺からまださほど時がたっていない。
 痛みはない、という。けれどハンフリーはずっとずっと心を痛めているのだ。10年たってもその記憶は薄れることなく彼を苦しめている。何も言わないからこそ、シーナはハンフリーの痛みを感じる。
 いっそ何もかも吐き出してくれたらいいのに、と何度も思う。苦しいことや辛いことや、そんなものをすべて分かち合いたいと願うのに、ハンフリーは決してシーナにそんなことは言わないのだ。
 それは子供扱いしているからではないのだ。ハンフリーは相手が誰であろうと、決して自分の痛みを慰めてもらおうとなどは思わない男なのだ。自分の犯した罪を誰かに話し、弁解したり、誤魔化そうなどとはこれっぽっちも思ったりしないのだ。そんなハンフリーだから好きになったのだ。
 分かっていても、それでも時々、それが切なくなる。
 シーナはそっと身を寄せると、ハンフリーの肩に片手を置き、その傷跡に唇を寄せた。
 傷口に唇が微かに触れると、ハンフリーはびくっと身を震わせた。
「………っ」
「我慢しなくていいのに」
 ぽつりとつぶやいたシーナの言葉にハンフリーは目を見張った。
「シーナ……?」
「あ、ごめん。つい。ハンフリー……大丈夫だよ……多分…今すごく辛いのかもしれないけれど…えっと10年後のあんたは……幸せ…そうだから、さ」
「………」
 不思議そうな顔をするハンフリーに、シーナはにっこりと笑うとそっと傷口を指で撫でた。
 この少年は…すべてを知っているのだろうか、とハンフリーはぼんやりとシーナを眺めた。何もかもを知っていて、受け入れてくれているのだろうか
 それを、10年後の自分は許しているのだろうか。
 ハンフリーは遠い未来の自分に聞いてみたい気がした。
「何も心配しなくていいよ。あんた、すっげーいい男になってるからさ」
「そうか……」
 いったいどんな男になっているのやら…そう思いながらも、ハンフリーはシーナの言葉に微笑んだ。その柔らかな笑みは10年後のハンフリーのものそのもので、シーナはぎゅっと胸が痛くなって、大きく一つ深呼吸をした。
「ハンフリー……あのさ……」
「………?」
「こんなこと言ったら……すっげー驚くかもしれないんだけどさ……」
 シーナはかーっと顔を赤くしながらしどろもどろに言い募る。心臓の音が耳元で聞こえるような気がして自分でも何を言ってるのか分からなくなる。
 けれど、25歳のハンフリーの裸が目の前にあって、感じるなという方が無茶な話だ。
 ごくりと喉を鳴らして、シーナは大きく再び大きく深呼吸した。
「えっとえっと……俺……のこと…だ、だ……」
「……???」
 シーナは言葉に詰まってがっくりとその場に突っ伏してしまった。
 抱いてくれなんて、やっぱり言えない。普通ならそんな台詞、平気で口にしているのに。でも、言わないと悶々とした気持ちのまま一緒に寝なくてはいけなくなるのだ。そんなことできるわけがない。
「シーナ?どうかしたのか?」
 ハンフリーが怪訝そうに聞いたとたん、シーナは顔を上げた。
「俺のことっ!抱いて欲しいんだけどっ!!」
「………え?」
 ぴたりとハンフリーが固まった。
 シーナも硬直したように動かない。
 突然そんなことを言われたハンフリーは、その意味が分からずにまじまじとシーナを見つめる。
「シーナ?」
 はっと我に返ったシーナは真っ赤になった。
「あ、え…あっ!!ごめん、今のなし!嘘だから!!いや、嘘っていうか、本気なんだけど、でもでも、無理だよな、うんうん、いいんだ、聞かなかったことにしてっ!!!!」
 そのままばっとベッドから飛び降りると、シーナはシャツ一枚という姿のまま部屋を出て行こうとした。ハンフリーが慌ててそれを引きとめる。
「シーナ!待て…」
「いいからっ」
 今にも泣き出しそうな顔をしたまま、シーナは大きな音をさせて扉を開けると部屋を飛び出していった。残されたハンフリーは、いったい何が起こったのか分からずただただ困惑するばかりだった。

(抱いてくれ?)

 シーナは…男だと思ったが……。ハンフリーは混乱する頭を押さえて、今の出来事を整理しようと試みたが上手くいかない。
 抱く…というのは、つまりそういう意味なのだろうか。だが、どうして急に?ハンフリーは口元に手をやり、吐息をついた。
 ずっと様子のおかしかったシーナ。
 それは10年後の自分とのギャップに戸惑っていただけではなかったのか?
「いったい俺は何をやっているんだ?」
 10年後の自分を思い、ハンフリーは眉を顰めた。
  


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