2003年3月

2003年3月2日(日)  ATF 今月から不定期更新になります。
もう3月だよ。
夏コミに間に合わなくなっちゃうよ。
更新する暇なんてマジでないです! マジで!>挨拶

先週更新しなかった言い訳で始まる今日の日記ですが、
理由を端的に言うと、同人ゲーム制作の方が、
メチャクチャ忙しくなってきたからです。(汗)
なので、今月からゲームが完成するまで、
誠に勝手ながら、ポエム団は不定期更新になります。

まぁ、こちらの方も出来るだけ更新したいと思ってたんですけどねぇ…。
同人ゲームの紹介HPもボクが同時に制作しないといけなくなっちゃったので、
今のボクの処理能力では、毎週更新は絶対無理という結果になりました。
っていうか今は、同人ゲームのことで頭が一杯で、
日記のことまで考えてられなくなっちゃった、という方が正確かもしれません。
これも全て「良い同人ゲームを作りたい。作ってみたい」という、
ボクの私的な願望の所為ですが、
どうかご理解ください。
(このコメントで、いかに少数精鋭で作業しているかをお察しください)


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( / ⌒ヽ
 | |   |←ATF
 ∪ 亅|
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  ∪∪
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   :

 ‐ニ三ニ‐

鬱だ氏のう…。

(前回の日記でメールをくれた人、ありがとうございました。
メールは全部読んでます。返信できなくてゴメンなさい…)

● 君望がTVアニメ化
マナマナENDだったらどうしよう…。<ありえない

● 地雷ばかり踏んでいたあの人が、やっと良いゲームに巡り会えた模様
TAKさん、よかったねー。(^^)

● 妹萌えゲーに対抗? 姉萌えゲーム登場! (俺ニュースさん)
ねぇ、まずはタイトルをちゃんとしようよっ!

● FLASH:2ちゃんねる大王 (BRAINSTORMさん)
グッジョブ!

● FLASH:リストラ  (かーずSPさん)
この部長に「じゃあお前はどうなんだ?」と聞いてみたい。

● 先生! 水夏のカプセルフィギアがエロすぎます!
やべ、つい買ってしまいそうだ。

● カメラ付き携帯の意外な利用法? (俺ニュースさん)
推理モノの小説とかで使われそうなネタですね。

2003年3月17日(月)  ATF 漫画の書評を書いてみたよ。
ゲーム作りでネタに詰まった時とかによく漫画を読むのですが、
今年に入ってからもう50冊以上読んだので、
ボクがどんな漫画を読んでるのか、少しずつ紹介しようと思います。
皆さんが漫画を買う時の参考になれば幸いです。


■書評No.1 『ブラックジャックによろしく』

著者    :佐藤 秀峰
発行    :講談社(モーニングKC)
定価     :533円
おすすめ度:★★★★★

★内容紹介
月収わずか3万8千円の研修医・斉藤栄二郎が、
日本の医療の矛盾に苦悩しつつも、懸命に日々を送る物語。
雑誌やテレビで紹介され、連載早々大反響を巻き起こした衝撃の医療ドラマ!


★書評
まぁ、なんていうか一言で言うと、
日本医療の実情を内部告発するような漫画。
「大学病院では治療よりも研究の方が大事」とか、
「医局の派閥」とか「意味の無い薬を使って、治療費を水増ししたり」とか、
この本を入院している友達にお見舞いの品として持っていったら、
75%ぐらいの確率で、苦笑いされそうな内容だ。
>普通持っていきません。
しかし、ストーリーは非常に興味深くておもしろい。
人の命は有限で、状態によっては助けられない場合もある。
でも医者は人の命を救う者であり、救う義務があるように思われている。
人を救う者は、どこまで助けられて、どこまでしか助けられないのか。
その医者と患者の距離感が、ダイレクトに伝わってくる。
あと、漫画なので多少(?)誇張して描かれてたり、
主人公のことを「へっ、この青二才がっ!」と鼻で笑うかもしれないが、
その辺については気にしない方向で。
今のところ4巻まで出ており、次巻が待ち遠しい。
是非、ご一読を。




■書評No.2 『やえかのカルテ』

著者    :武田 日向
発行    :角川書店 (ドラゴンコミックス)
定価     :740円
おすすめ度:★★★★★

★内容紹介
動物のことが大好きな女の子、本草やえかは、
鈴乃先生の動物病院で毎日一生懸命修行中だ。
同僚で友達の如月芹奈と一緒に、いつかきっと『動物のお医者さん』になれるように…。
月刊コミックドラゴン連載中の「ほのぼのゆったりファンタジー」待望のコミックス化!
(本書のオビより解説を抜粋)


★書評
ヴァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!
(※意訳:おい、おまいら! 最高にゴキゲンな萌え漫画のおでましだ!
右脇腹を押えながら、頭頂の萌えプロペラを回し、胸をキュンキュンさせながら集合しる!
とにかく絵の描き込みがスゴイ!
これでデビュー作だというのだから驚きである。
また一見、ただの萌え作品かと思われがちだが、
やえかを中心に繰り広げられる、個性的なキャラクター達との
人間(動物?)ドラマには目を引くものがある萌え作品だ。>結局萌え作品か。
1巻では人物紹介的なストーリーだったが、
2巻からは各キャラクター達の人間関係が明らかになっていき、
今後の展開が見逃せない。
ただ残念なことに、月刊連載故に発刊ペースが10ヶ月に一度程度なので、
次の3巻が発売されるのは今年の年末か、来年の1月になりそうなのだ。
おもわず液体窒素プールに身を投じて、
10ヶ月後までコールドスリープしてしまいたい衝動にかられたが、
絶対20年ぐらい放置プレイにされそうなので、おとなしく待つことにする。

動物が好きな人も、ぷに萌えペド野郎にもおすすめの一冊)




■書評No.3 『まほらば』

著者    :小島 あきら
発行    :エニックス (ガンガンWINGコミックス)
定価     :552円
おすすめ度:★★★★☆

★内容紹介
絵本作家を目指す専門学校生の白鳥隆士は、上京し、
母親の紹介で「鳴滝荘」に引越すことになるのだが、
そこで「はとこ」で大家さんの、蒼葉梢と10年ぶりに再開する。
しかし、梢には人に言えない秘密があって…。
「鳴滝荘」に住む個性的な女の子達との生活を描く、ハートフルコメディー。

★書評
なんつーか、「ラブ○な」とか某「こみパ」の彩さんとか、(全然伏せてないし)
最近流行りのギャルゲーの萌え要素を少しずつ抽出して、
一塊にしたものを原稿用紙に叩きつけたような感じの漫画。>解りにくい。
要は昨今のギャルゲー人気にあやかったような世界観の漫画である。
その辺が気にならなければ普通に読めるし、
良い感じのボケ具合なので、充分に楽しめるかと思う。
しかし、昨今のストーリー重視ギャルゲーが好きな人には、
少し物足りなさを感じるかもしれない。
あと、あからさまな萌え要素に辟易してしまう人にはツライかも。
ボク的には全然OKなんだけどねぇ。
テンポよく読めるし。
今のところ4巻まで発刊。

2003年3月31日(月)  ATF 失業者による就職活動講座
|  俺、まだ生きてるよ <挨拶

   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ∧_∧
        ( ´Д`)
    ____/  /
    /∴∵/   |
    ( <ATF>>|
   //|.| ̄| | ̄| |
  // |.|  | |  | |
  ∪ ヽ>. | |  | |
       | |  | |
       ヽ) ヽ)

あぁ、今日で3月も終わりなんですねぇ。
明日、大学の入学式とか、会社の入社式という人もいるんじゃないでしょうか?
今日も漫画の書評を書こうかと思ってましたが、
この人

「ATFさんはどんな就職活動をしていたのか、いつか見てみたいなぁ」

というメールをいただいたので、書いてみることにします。

ボクが就職活動を始めたのは、大学3年生の12月のことでした。
なんか友達によると
「この時期から始めるなんて…。ATF君、余裕だね」
とか言われちゃったので、
もっと早い時期に始めた方がいいらしいぞ。

で、

まずやったことは企業研究と自己分析。
どの会社の入社試験を受けたら良いのか、それを決めなければ始まりません。
会社は製造・物流・マスコミ・卸・小売・金融・商社などなど、
様々な業界があります。どこの業界の、どの会社に行くか。
それを決めるためには、まず2つの答えを出さなければなりません。

1.自分は何の仕事がしたいのか?
2.自分は何が出来るのか?


この2つです。
要するに1は【志望理由】で、2は【自己PR】ですね。
この2つさえ、志望する会社が希望する人物像とマッチしていれば、
2次面接ぐらいまでなら行けると思います。<行けなかった人は運がなかったということで…。
ムズカシイのは志望する会社が希望する人物像に、
自分はマッチしているのか、なれるか、ということです。
ハッキリ言って、人事担当の人にウソや付け焼刃の知識は通用しません。
なんてったって、彼等は人を見るプロです。
メチャクチャ鋭いです。
いいかげんなことを面接で言ったら、すぐに指摘されてしまいます。
だから「特技はイオナズンです」とか、余計な見栄を張らないで、
正直な、ありのままの自己PRを心がけると良いと思います。<そんな見栄、誰も張りません。

で、

次にすることは会社説明会巡り。
これは翌年の2月から3月がピークでした。
この説明会に行かないとエントリーシートすら受理されないので、
電車賃が惜しくても仕方なく行きます。<電車賃ぐらいケチケチすんな。
会場は池袋のサンシャインや有明のビックサイト等、
いつも同人誌を買っている場所が多かったですね。
そのせいでつい、
「すいません、新刊一部ください!」
とか言いそうになっちゃいましたよ。<言わないでください。大学のイメージが悪くなります。

で、

説明会が終わったら、今度はエントリーシートの提出です。
これは願書みたいなもんですね。
上記の【志望理由】【自己PR】などを書いて送ります。
リクナビとか、ネットで提出できるところもありますが、
履歴書や成績証明書、卒業見込み証明書等と一緒に
郵送するケースが多かったように思います。
これはだいたい、3月から4月、ちょうど今頃がピークでした。

で、

エントリーシートが受理されて、面接の日時等が書かれた案内書が届いたら
次はいよいよ1次面接です。
案内書が届かなかったら
「誠に残念ですが、当社とは縁が無かったようなので…」
と同意なので、あきらめて他の会社を探しましょう。
んで、案内書が届いた人は、決められた日時の10分前までに、
面接会場に着くようにした方が良いです。
話によると、面接官はそういう所まで見ているらしいので、要チェックです。
あと、前日までに面接会場の下見に行くこともお忘れなく。
面接の当日になってから
「あれ、面接会場ってどこだっけ?」
ではお話になりません。
ボクは某アニメショップの面接の時、某電気街をさまよいました。
某アニメショップの本社は、かなり解りにくい裏通りにあります。
<間に合ったけど、内定はもらえませんでした。
面接会場が上野とか秋葉原とか、ビルが密集する場所の場合、
下見は必須です。電車賃をケチらずに行きましょう。<お前はケチっちゃったのかよ?

で、

うまく【志望理由】【自己PR】
を面接官に伝えることが出来たら、次は2次面接です。
今度は人事部長や社長など、管理職の方達と面接します。
ここで重要なのはさっきも言ったとおり、見栄を張らないこと。
「どうしても内定が欲しい!」という強い想いが、
つい背伸びして、自分を大きく見せようとしてしまうんですよね。
人間ってヤツは「ここぞ」という時に、つい欲が出てしまうもんです。
でも、それをやってしまうと、すぐにボロが出てしまうんですよ。
ボクもやってしまいました。
某アニメショップの面接の時に。<言わなきゃ良いことをベラベラと…。
当時のボクはあまりにも無知過ぎますた…。

で、

某アニメショップ
などの面接をことごとく落ちたボクは、
流通・小売業界は向いていないのではないかと思い、
他の業界を目指すことになったのですが、
ずっと流通・小売業界志望で活動していたので、
他の業界の【志望理由】【自己PR】が、なかなか書けないことに気付きます。
たとえ書きあがったとしても、それは御粗末な出来で、
明らかに下調べが足りない「説得力」のない文章になってしまうのです。
これから進路を考える方は、充分に企業研究と自己分析をした上で、
志望企業を決めた方がいいですよ。<お前を反面教師にしてな。

で、

紆余曲折、いろいろあって通信販売関連の会社に入社するのですが、
去年の9月、会社が不渡りを出して現在に至ると。

まぁ、そんなこんなで今は、あまり時間を拘束されない適当なバイトをしながら、
同人ゲームを作っています。
収入は以前よりだいぶ減りましたが、
お金には変えられない、貴重な体験をしているので、
後悔はしておりません。<エロゲー作りなのにか?
むしろこういうことって若いうちにしか出来ないので、良いゲームを作って、
「あの時の判断は間違ってなかった」と思えるようにしたいですね。

最後に、今、大学生の就職内定は3人に2人だと言われています。(約60%)
つまり3人に1人は内定をもらえないで、フリーターになっちゃったりするワケで、
今は学歴とか関係ナシに、新卒が就職できない時代になったのだと思います。
(雇用のミスマッチということもありますが…)
だから新卒で内定をもらえなくても、ボクみたいに会社が潰れちゃっても、
自信を失わないでください。
経済状況が悪いだけなのです。<不況じゃなくても就職できそうにないヤシもいるがな。
新卒の就職活動が今後の人生を、人の価値を決定するワケではなく、今後の頑張り次第で、
いくらでもチャンスは掴めると思うのです。<たまには良いこと言ってるつもり。
無職になって無気力になり、思考停止に陥らぬよう、お互いに頑張りましょう。



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 ∧||∧
( / ⌒ヽ
 | |   |←ATF
 ∪ 亅|
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  ∪∪
   :
   :

 ‐ニ三ニ‐

鬱だ氏のう…。

(所得税、払わなくても良い年収でゴメンなさい…。
ちなみに国民年金も免除してもらってます…)

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