全身をドロドロの精液塗れにした憧れのローズお嬢様が、正面から2号にきつく抱きすくめられながら、対面座位で剛直に膣穴をぐっぷりと奥まで穿たれている。その美貌は牝奴隷へ転落する事への怯えと被虐混じりの愉悦に蕩け、普段の高貴なプライドに満ち溢れた輝きは微塵もない、哀れな美畜と化していた。
「さあ、姉さん。こっちへ来て。お嬢様のケツマンコも、姉さんのチンポを待ちかねてこんなにヒクヒク震えているわ」
 妹の言葉通り、妹の指にクパッと広げられたお嬢様の窄まりは、性器の様に淫猥にヒクついていた。私は蜜の香りに誘われる蜂の様に、カウパー塗れの肉棒をゆるやかに扱きながらお嬢様の背後にフラフラと引き寄せられてゆく。
「アァ……犯されてしまう……オマンコだけでなく、不浄の穴まで、フタナリメイドのオチンポシゴキ穴にされてしまう……。いけません、いけませんわ……。そんなことになったら、ワタクシ……もう、ヒューイットの当主には戻れません。快楽とザーメン欲しさに甘い蜜を撒き散らす、ただのメスになってしまいますわぁ……」
 ローズお嬢様が怯えた様子で呟く。いつも自信に満ち溢れているお嬢様が初めて見せる弱々しい少女の顔が、私の嗜虐心を刺激する。そして、私は気づく。その震える声にはどこか甘い響きが含まれ、怯えた表情の中に堕落への暗い悦びが垣間見える事に。
 お嬢様は望んでいる。美しき財団令嬢から、哀れな美肉奴隷へと堕ちる事を。ならば私はお嬢様付きのメイドとして、お嬢様のお望みを叶えるだけ。私は心の中でそう呟き、湧き上がる嗜虐心と肉欲を正当化する。そして、はちきれんばかりに勃起した肉棒の根元をキュッと握り締め、亀頭の先端をお嬢様の窄まりに合わせた。
「ウフフ。そうよ、姉さん。さあ、一緒にローズお嬢様を私達フタナリメイド姉妹の肉便器へと堕としましょう。これでヒューイット家の全ては私達のモノよ。ウフフ、アハハハッ」
 妹の哄笑をどこか遠くに聞きながら、私は肉棒をゆっくりと押し進め、亀頭でお嬢様の窄まりを割り裂いていった。すっかりほぐれた肛門が、クムクムと亀頭を食い締める。亀頭全体がお嬢様の尻穴に飲み込まれると、お嬢様の肛門は私のカリ首にピッタリと吸い付き、モニュモニュと揉み立てた。
 このまま奥まで肉棒を捻じ込めば、私は瞬く間に特濃精液を噴射するだろう。そしてお嬢様は敏感な腸壁を灼熱の白濁で焼かれ、同時に妹の強烈な射精に子宮を撃ち抜かれて。私の憧れていた麗しの薔薇の令嬢はその瞬間にこの世から消え去り、美しき薔薇の肉便器へと生まれ変わるのだろう。
 肉欲に理性を覆い尽くされ、流されるまま腰を突き上げようとしたその時。ローズお嬢様が振り返り、潤んだ瞳を私に向け、か細く呟いた。
「アァ……これでワタクシはもう、ヒューイットの令嬢ではなくなってしまうのですね……ワタクシは淫らでさもしい、白濁を注がれるだけの肉便器となってしまう……。一号、お願いです。最後に、ワタクシに、キスをしてちょうだい……」
 お嬢様は私達姉妹の肉便器となる覚悟を決めたようだった。その切れ長の瞳を閉じ、薔薇の蕾のような艶やかな唇をついと突き出す。お嬢様が私に初めて、命令ではなくお願いをされた。私の胸が感動に打ち震える。私はお嬢様の肛内に亀頭だけ包まれたまま、お嬢様を背後から抱き締め、その唇に唇を重ねた。
「……ぁむ、ンチュ……んふあぁ……ムチュ、チュチュゥッ……」
 お嬢様は何度も何度も、私の唇をついばみチュッチュッと愛らしく吸いたてる。それはまるで、恋人同士の甘いキスのよう。お嬢様とこんな甘く幸せなキスができるなんて……。私の胸が、幸せに染まってゆく。
「ンアァ……チュプ、ムチュゥ……けれど……ワタクシ、アナタになら……んむっ、んふぅん……1号……いえ……カニナ……」
 お嬢様のか細い呟きが耳に届いたその瞬間、私の体がピクンと震えた。それは、妹には聞こえなかっただろう。唇を合わせていた私にだけ、聞こえた呟き。

 カニナ。それは淡い桃色の花びらを持つ、可憐な薔薇の名前。そして、お嬢様がつけてくれた、私の名前。
 幼い日、屋敷の庭園に私を連れ出したお嬢様が、愛らしい桃色の小さな花びらを撫でながらその時は名前すらも持たなかった私に微笑んで告げた。
『アナタ、名前が無いのでしたね。ワタクシがつけてあげましょう。カニナ、というのはどうかしら。このバラの名前ですわ。淡い桃色と可憐な雰囲気が、アナタの笑顔にそっくりですもの』
 今まで家畜としてしか扱われた事の無かった私に与えられた、初めての人としての呼び名。私は感動と喜びで胸がいっぱいになり、コクコクと何度も頭を縦に振った。
「オホホ。アナタも気に入ったようですね。ですが、この名を呼んでよいのは、ワタクシだけにしましょう。アナタは人前では、ワタクシのメイド1号。カニナはワタクシだけが知る、アナタの秘密の、真実の名前よ。よろしくて」
 そう言うと、イタズラっぽくウィンクして、お嬢様はコロコロと楽しげに笑った。その笑顔に、私は頬がぽ〜っと熱くなるのを感じていた。

「んぷ、んぅ……ハアァ……お嬢様……」
 私は唇を離し、お嬢様の顔を覗き込む。気品もプライドも投げ出した、肉欲に苛まれた途方もなく淫蕩で、美しいその顔。私が腰を押し進め、欲望を溢れるくらい大量にぶちまけ染み込ませれば、この淫らで美しい顔こそが、お嬢様の本当の顔となる。お嬢様は完全な肉便器となり、私に微笑みかけてくれたあの日の笑顔は、永遠に失われてしまうのだ。
「さあ姉さん、早くっ。私、お嬢様の便器マンコが気持ちよすぎて、もう待ちきれないのっ。姉さんのザーメンチンポでお嬢様のケツマンコをぐっぷり奥まで犯して、お嬢様に二穴同時中出しを決めちゃいましょうっ。この美しい令嬢を、私達フタナリ姉妹のザーメン穴奴隷に堕として、ただのバラ肉便器・ローズに仕上げてしまうのよっ」
 妹が感極まったように叫び、腰をカクカクと細かく揺すっている。妹とお嬢様の結合部からは、カウパーと愛液の混じった白く濁り泡立った汁がブチャブチャと溢れている。今にも射精してしまいそうな妹の巨大な剛直。あの大量の精液を苛烈な勢いで子宮口に叩きつけられては、それだけでお嬢様は堕ちてしまうかもしれない。
「……わかったわ」
 私は覚悟を決めた。
「アハッ。ようやくやる気になったのね、姉さん。これでヒューイット家もローズお嬢様も私達二人のものよ。アハハハッ」
 楽しそうに笑う妹。そして私は、お嬢様のアヌスから亀頭を引き抜いた。
「ンヒィッ」
 お嬢様の甘い悲鳴を聞きながら、私は先程まで私の肉棒を戒めていた革バンドを拾い上げ、妹の背後に回るとその太い剛直の根元に革バンドを巻きつけ思い切りきつく縛りあげた。
「グヒィッ!? ね、姉さん、なにを、オホオォッ!?」
 さらに私は妹の大きなヒップを覆うタイツを中心から破り、露わになったアヌスに一気に肉棒を突き立てた。
「ね、姉さ……そんな、どうしてぇ……?」
 突然湧き上がった強烈な快楽に妹は口をパクパクさせている。私は妹を抱き締めながら、さらに腰をグイグイと突き出し肉棒を尻穴の奥へ奥へと押し込んでいく。
「……ごめんね、2号。ううん、フェティダ……。私は確かに、メイドの立場でありながら、お嬢様を愛してしまっているわ。でも、私が愛しているのは、お嬢様の外見や家柄だけじゃない。その内面も、高貴さも内に秘めた優しさも、失ってほしくはないのっ。んっ、くふうぅっ!」
 私は妹の腸壁をゾリゾリと亀頭で抉りながら、肉棒を根元まで全て妹の尻穴に埋没させた。
 フェティダと言うのは、お嬢様がつけてくださった妹の名前。黄色いバラから取ったのだという。
『お嬢様は誰にも内緒だと言われたけど、姉さんにだけ教えてあげるね』
 そう言って嬉しそうに笑った妹の顔は、今もはっきり瞼に焼き付いている。私は妹に、あの日の気持ちを取り戻してほしかった。
「く、くはあぁ……。ね、姉さん、考え直してよ。今が、お嬢様を手に入れるチャンスなのよ。今のままじゃ、姉さんは一生、お嬢様のただのメイドでしかないのよ」
「……それでも構わないわ。私は、お嬢様の全てを愛しているのだもの。だから、フェティダ。ううん、ファントムローズ2号。お嬢様に不忠を働いた貴方を、私はお嬢様の一のメイドとして、全力で排除するわ」
 私は妹の腰をきつく抱き寄せ、私の中で燃え滾っていたお嬢様への不埒な想いと共に、大量の精液を妹の直腸へ思い切りぶちまけた。
「ま、待ってっ。姉さん、私、アヌスは弱い、アヒイィィィィッ!?」
 敏感なアヌスを私の熱くドロドロとした想いのこもった精液で焼かれ、妹は背筋を仰け反らせ快楽の悲鳴を上げた。
「んふあぁっ! 出てる、出てるわぁっ。私の中のいけない想いが、ドロドロのザーメンになってビュルビュル出てるのぉっ! ごめんね2号っ。姉さんのいけない想い、貴方のケツマンコにたっぷり吐き出させてぇっ」
「クヒイィィッ!? 熱いっ、ケツ穴あちゅいよぉっ! わたひのビンカンケツマンコがっ、大好きな姉さんのアツアツザーメンに焼かれて溶かされちゃってるぅっ。んほぉっ、ドロドロザーメンがベッチョリへばりついて、私の腸壁にジクジク染み込んできてるぅっ! イクッ、わたひ、ケチュ穴イクゥーッ!」
 妹は尻穴絶頂の前に目を剥き、腰をガクガク暴れさせた。私は必死に妹の腰にしがみつき、睾丸に溜まった精液全てを搾りつくすように妹の尻穴に射精を打ち込み続けていた。
「キャヒイィィッ! イッてるっ、ケツマンコイッてるぅーっ! でも、チンポイケないぃーっ。イッてるのにイケないのぉーっ!」
 尻穴アクメを迎えながら、妹の剛直は革バンドにギッチリ戒められ、射精を封じられていた。革バンドの先ではパンパンに膨らんだ肉棒が赤黒く変色し、青筋を幾つも浮き立たせている。避妊具をつけての挿入ですら私ならたちまち射精しそうになってしまう、お嬢様の蕩けるような感触の膣襞に、絶頂中の剛直を包まれ続けている妹。絶頂しながら絶頂出来ない。そのもどかしさはどれほどだろう。
「ンヒイィッ、イキたいっ、チンポイキたいのぉーっ! ケツマンコと一緒に、チンポもイクのぉっ。ザーメンビュルビュルしながらチンポアクメしゅるのぉーっ!」
 妹は極限の快楽ともどかしさの入り混じった状態に、泣き喚きながら剛直の根元に手を伸ばし、おぼつかない指先でなんとか外そうと革バンドをカリカリ引っ掻いた。しかし突然、妹の両手首が掴まれグイと上に引っ張り上げられる。
「やあぁっ、邪魔しないれっ。わたひ、チンポ射精したいのにぃ、ヒィッ!?」
 肉欲に喘ぎ喚いていた妹が突然言葉を飲み込み、恐怖に顔を引きつらせた。そこにはこれまで見た事もないような冷徹な表情で妹を見据えるローズお嬢様がいた。
「……よくもやってくれましたね、2号。ワタクシに仕えるメイドでありながら、ワタクシに不忠を働き数々の身の程知らずな言葉と振る舞い、あまつさえこのワタクシを肉欲の虜にして支配しヒューイット家ともども手に入れようなどと……」
 先程までは倒錯した快楽に酔いしれていたお嬢様だったが、すっかり自分を取り戻されたようだ。妹を冷たく見据えながら、ギチギチと膣圧で妹の肉棒を責め苛んでいる。
「ハヒィッ、も、申し訳ありません、ローズお嬢様ぁっ。謝りますから、イカせてっ、勃起チンポイカせてくださいぃーっ」
 先程までの野心に満ちた姿はどこへやら、妹はあっさり白旗を掲げると腰を揺すりながらお嬢様へ射精をねだり始めた。どうにも妹は快楽に弱く、流されやすい所がある。もっとも妹をそこまで追い込んだのは、妹の尻穴に奥まで埋まっている私の肉棒であり、蠢く腸壁をジクジクと苛んでいる私の特濃精液なのだけれど。
「イカせてほしい、ですって? ……ワタクシにここまでの仕打ちをしておきながら、よくもそのような言葉が口に出来ますのね、アナタは……」
 お嬢様の怒りにさらに火がついたのを感じ、私は震え上がった。変色しはちきれそうなほどパンパンに勃起した妹の長大な剛直を、お嬢様の膣壁が四方八方からギリギリと押し潰していく。美しくしなやかで、それでいて鍛え上げられたお嬢様の引き締まった肉体。その力全てを膣肉に込め、ギチギチと剛直を締め上げていくお嬢様。妹は強烈な痛みと快楽が入り混じり、ブンブンと頭を振って悶え狂う。
「はぎゃあぁぁっ! チンポ、私のチンポ壊れるぅっ! 潰れちゃうっ、お嬢様のオマンコに潰されちゃうぅっ!」
「フン。こんな礼儀知らずの不忠チンポなど、潰れてしまえば良いのです。そうすれば少しは従順なメイドに戻るでしょう、ねっ!」
「あぎいぃぃーっ! チンポッ、チンポがあーっ! 潰れるっ、もげちゃうのぉーっ! たすけ、たしゅけて、ねえさぁアヒイィーッ!」
 妹は泣き叫びながら私に助けを求めてきた。そのあまりに哀れな姿に、私は妹を放っておけなくて、妹の尻穴から肉棒を引き抜くと体を離し、お嬢様にひれ伏した。
「お嬢様っ。どうか、どうか2号をお許し下さいっ」
 私という支えがなくなり仰向けに倒れこんだ2号は、騎乗位でお嬢様に跨られ剛直をギリギリと食い締められて口から泡を吹いている。そしてお嬢様は、妹を責め苛みながら冷たく私を見下ろした。
「許せ、ですって。この不忠者を許せというの、アナタは。それに1号。アナタにも罪がありますのよ。2号の甘言に乗り、許可なくワタクシのアヌスにオチンポを挿入した罪が」
「は、はいっ。わかっています。私が2号の分まで罰を受けますから、ですからどうかお慈悲をっ」
 私はベッドに額を擦りつけてお嬢様に必死に懇願した。2号もまた私にとってはかけがえのない存在なのだ。憧れのお嬢様に不忠を働き私を惑わせる仕方のないメイドだたとしても、愛する妹を見捨てる事など出来るはずが無かった。
「……わかりました。1号。アナタに免じて、2号の不忠チンポを潰してしまうのだけは許すとしましょう。その代わり、アナタには後でしっかり罰を受けてもらいます。良いですね」
「は、はい……」
 お嬢様に与えられる罰が恐ろしくて、私は体を縮こまらせる。それでも妹への罰が軽減されたことに、ホッと息を吐いた。
 お嬢様はゆっくりと腰を上げ、膣穴から妹の剛直を引き抜いてゆく。ニュポッという音と共に露わになった剛直は、お嬢様の愛液でテラテラに濡れ光りながら紫色に鬱血していた。
 お嬢様は立ち上がると妹の剛直をロングブーツに包まれたおみ足で踏みつけながら、私に手枷と足枷を持ってくるように命じた。私はベッドを降り部屋の隅にある机の引き出しから拘束具を取り出し、お嬢様の元に戻る。お嬢様は妹の両手にバンザイの状態で枷を填め、さらに両脚をV字に開かせて同じく拘束した。
「さて、2号。アナタにはもう一度、ワタクシのメイドであるという自覚を叩き込む必要があります。どうしてあげましょうか。オホホホ……」
 お嬢様は妹の傍らに膝を折って腰を下ろすと、自身の愛液塗れのはちきれんばかりに勃起した妹の長大な剛直を、ロンググローブに包まれたしなやかな手でしごき始める。口元を亀頭に寄せ、トロトロと唾液を垂らしてローション代わりにし、液塗れの剛直をニュコニュコとしごいていく。手足を戒められた妹は、快感にガクガクと体を揺する。
「ひうぅぅっ、お嬢様の手コキ、気持ちいいのぉっ。ザーメン、ザーメン出したいぃっ!」
「良いこと、2号。アナタはワタクシの専属フタナリメイド。アナタのチンポもザーメンもワタクシのモノ。ワタクシの許可なしに、このチンポから快楽を得ることも、射精することも、許されないのです。それを胸に刻み込みなさい」
 お嬢様は両手のひらを広げ妹の剛直を優しく左右から挟みこむと、お嬢様の唾液と愛液でヌチュヌチュの剛直をズリュッズリュッと擦り上げる。両手足を戒められた妹は腰をガクガク跳ねさせながら、紫のロンググローブに包まれたお嬢様の柔らかな手のひらの感触に顔も心も蕩けさせていた。
「はいっ。はいぃっ。私のチンポもザーメンも、お嬢様のモノですぅっ。んひぃっ、チンポズリズリきもちいいよぉっ」
 快楽に呑まれた妹は、あっさり服従を口にした。それを見たお嬢様は一つ頷くと、妹の剛直から両手を離し、今度は足を伸ばして両の足の裏で妹の剛直をピトッと挟み込んだ。
「わかりました。もう一度だけ、アナタを信じてあげましょう。ワタクシは慈悲深いですからね。オホホホッ。ただし、アナタには自身の罪を噛み締めてもらう必要があります。ブザマにワタクシの足裏で射精なさい」
 そう告げるとお嬢様はロングブーツに包まれた固い足裏で剛直をしごき始めた。だが快楽と射精欲求でズブズブに脳が蕩けきった妹は、それすらも心地良さそうにビクビクと腰と肉棒を跳ねさせている。
「きもちいいっ、お嬢様の足コキキモチイイですぅーっ。射精したいっ、ザーメンビュルビュルしたいぃ〜っ」
「……まったく。このような快楽しか頭に無いチンポメイドに堕落させられそうになるなんて、ワタクシも自分で自分が情けなくなりますわ」
 お嬢様は自重気味に呟き、足コキを続けながら妹の剛直から革バンドを外した。その瞬間、ブビュルルルッと凄い勢いで大量の精液が空を目掛けて噴き出した。
「アヒェアァァーッ! イクッ、イクウゥゥーーーッ!! おじょうさまにナマハメしてパンパンになってたガチガチチンポから、足コキでビュルビュルザーメンしぼりゃれてりゅぅーっ」
 ブビュッ、ブビュビュッ、ブピュルルルーッ!
 壊れた蛇口の様に、何度も何度も精液を噴き出す妹の剛直。お嬢様は足コキを続けながら右手で亀頭を包んで蓋をしたが、あっという間に手のひらが水飴の様な白濁で覆いつくされてしまう。右手をドロドロにされたお嬢様は蓋を左手に変えたが、結果は同じだった。ようやく妹の射精が収まった頃には、お嬢様の紫のロンググローブは初めから白いグローブだったのではと勘違いしてしまうほど、白濁が大量にまとわりつきヌチャヌチャで、涎の様な何本もの白い糸を引いていた。
「ホホホ。なんという量と勢いなの。2号。アナタはメイド失格ですけれど、愛玩用チンポとしてだけは認めてあげましょう」
 お嬢様は白濁に塗れた両手のひらを前にうっとりと呟く。妹はそんなお嬢様のお言葉を聞いているのかいないのか、焦点の合わぬ瞳を天井に向け、大きくだらしなく開いた口から舌をデロリと垂らし涎をこぼしたブザマなアヘ顔を晒し、全身をヒクヒクと痙攣させて放心していた。
「1号。アナタのザーメン塗れの2号のアヌスを舐めしゃぶって、快楽を送り込んでやりなさい」
「は、はいっ。お嬢様」
 お嬢様に命じられ、私は妹の尻に顔を埋める。プクッと膨らみヒクヒク震えている肛門から、先ほど私が射精したドロドロの糊の様な精液がブチュブチュと零れ出ている。私は嫌悪を感じる事も無く妹の尻穴にむしゃぶりつき、腸液塗れの自らの濃厚精液をジュルジュルと吸い立てた。
「んぶぅっ!? んむっ、はぷっ……グチュ、ネチョ……ふぇあぁ……」
 ヌチャヌチャという汁のまとわりつく音と共に、妹のくぐもった呻きが聞こえる。お嬢様は放心状態の妹の頭を膝の上に乗せ、顔を覗き込みながら両手に塗れた精液をグチュグチュと妹の顔に塗りこめていた。
「よく覚えておきなさい、2号。アナタはワタクシ専用のフタナリチンポメイド。アナタのチンポもザーメンも、全てワタクシのモノ。アナタに射精の許可を与えられるのはこのワタクシだけなのですよ」
「……ふぁい……グチュ、ヌチュ……ジュルル……わたひのチンポもザーメンもぉ……ひうっ……ローズおじょうひゃまらけの、モノれひゅぅ……ネチョ、グチョ……チュルルッ、チュパッ……コクン……ふあぁぁ……」
 妹は性感帯である尻穴を私にしゃぶられ快楽を送り込まれながら、自らの射精した大量のザーメンをお嬢様の滑らかなロンググローブで顔中にこってりと塗りこまれる。肛悦と顔を覆うぬらついた感触に苛まれながら、お嬢様の天上の調べの様なお声でフタナリチンポメイドの心得を耳の穴から送り込まれ脳髄に染み渡らされ、妹はヒクヒクンッと嬉しそうに体を跳ねさせている。
 白濁塗れのお嬢様の指は妹の口の中に潜り込み、口内粘膜や歯の裏側、舌の両面にまでこってりと白濁を塗してゆく。私が妹の尻穴の中の白濁を全て嚥下し、代わりにトロトロの唾液を腸壁にこってりと塗し終えた時。妹の顔はお嬢様により口はおろか鼻穴も耳穴までべっとりと白濁に覆い尽されていた。
「ふう。これだけ躾ければ、もう2号も妙な考えを起こさないでしょう。1号。代えの手袋と、アナルバイブを持ってきてちょうだい」
 お嬢様は私にそう命じると、様々な汁でグチョグチョになったロンググローブを優雅に脱ぎ、そのロンググローブを使って妹に目隠しと猿轡を施した。私はその間に同じく紫色のお嬢様の代えのロンググローブとアナルバイブを用意し、お嬢様の傍らにしゃがみ捧げ持つ。
 新しいロンググローブをしなやかな腕にスルスルと優雅に填めていくお嬢様。美しく光沢のある艶やかな布地にお嬢様のきめ細やかな美しい肌がピッチリと包まれていく様子に、私は思わず見惚れてしまう。
 お嬢様は手袋を填め終えると、アナルバイブを手に取り、無造作に妹の尻穴にねじこんだ。
「んぶぅっ。……ん、んむぅっ……」
 くぐもった妹の声が響く。
「2号。そのままワタクシの教えを忘れぬように心に刻みこんでいなさい」
 お嬢様はヒョイと簡単に妹の体を抱え上げると、ベッドから下ろして床に横たえさせた。妹は視界を奪われたままコクコクと首を振り、お嬢様の残り香を堪能しながら尻を揺すり動かないアナルバイブの与えてくれるもどかしい快楽に溺れていた。
「さて……。では、次はアナタの番ですわね。1号」
「えっ」
 私の胸が、ドキンと大きく高鳴る。
「ワタクシ、言いましたわね。2号に言いくるめられたとはいえ、アナタもワタクシに不忠を働いた罪があると。それにアナタは2号の罰も代わりに受けると誓ったのでしょう。さあ、どんな罰を与えてあげましょうか。オホホホッ」
「……は、はい。覚悟は、できております……」
 優雅に高笑いなさるお嬢様の前で、私はひれ伏し、体を丸めた。一時とはいえ欲望に駆られ、私は大恩あるそして愛して止まないお嬢様を裏切ろうとしたのだ。どんな責め苦をも受け入れる覚悟はある。
 ……ただ、叶うのなら、これからもお側でお仕えさせていただきたい。いえ、たとえお嬢様付きのメイドの任を解かれたとしても、一日に一度で良いからお嬢様のお顔を拝見できるようにせめてこれからもお屋敷で働かせていただきたい。私は切にそう願い、ただ頭を垂れ続けた。
 そんな私の前で、お嬢様が片膝をついてしゃがみ、手を伸ばし私の頬を撫でた。その優しい感触に、私は驚いて顔を上げる。私の視線の先には、あの日と同じ、大輪のバラの花の様なお嬢様の気高く美しい笑顔が咲き誇っていた。

(続く)



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