ココ
「ふわぁぁ〜……おはよ〜」

ノエル
「あれぇ、どうしたのココ。眠そうじゃ、あふ」

ココ
「ん〜、昨日の夜、ちょっとね〜。そういうノエルもかれんも眠そうね」

ノエル
「わ、わたしはリナと積もり積もったお話が」

かれん
「私は波音と積年の決着を」

ココ
「……なによそれは。まぁ、いっか。
 あ〜あ、もう帰りか〜。もうちょっとゆっくりしたかったな〜」

ノエル
「うん。楽しかったね〜」

かれん
「また冬にでも来ましょうよ」

ココ
「そうね、また来ようね」


リナ
「じゃ、ノエル、かれん、ココ、またな〜っ」

ノエル
「うん、またね〜」

かれん
「バ〜イ」

タタッ。

ココ
「ねね、るちあっ。海斗君との事、がんばってね」

るちあ
「う〜〜」

ココ
「あ、あれっ、怒ってる? るちあちゃ〜ん?」

るちあ
「もう、知らないっ」

ココ
「あらら〜」

波音
「ココ、るちあになにかしたの?
 朝からなんか変なんだけど」

ココ
「あ、いや〜、ちょっとね。
 ねぇ、るちあ、私応援してるから、ね」

るちあ
「………………」

ココ
「じゃ、ね」

るちあ
「あっ……
 ココ、ちょっと待ってっ」

ココ
「ん?」

るちあ
「あの…………
 ありがとう。色々、心配してくれてるんだよね」

ココ
「るちあ……あ〜ん、もう、かわいい〜っ」

 むぎゅ〜っ。

るちあ
「わ、ちょ、ココ、くるしいよ〜」

ココ
「またなにかあったらいつでも相談しなさいねっ」

るちあ
「うん。また遊びに来てねっ」

ノエル
「ココーッ、行くよーっ」

ココ
「あ、今行くーっ。 じゃ、またねっ」

るちあ
「ばいばーいっ」