注意事項:特になし
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漸く少しずつ駒が揃っていく。
道のりは遠かった。
一時は予定外の事があって、どうなる事かと思った。
だけど漸く復讐の形が整ってきた。
あいつもあいつも、あいつだって、いつもぼくを馬鹿にする。
あいつらの頂点に立っている、このぼくを……っ!
許せない。
なんでこのぼくが!
なんであいつらにこんな風に馬鹿にされなきゃならない。
あんな下っ端にまで見下されなきゃならない。
あんな事を、あんな風に言われなきゃならない。
だけどそれもそろそろ終わりだ。
手駒は全て揃った。
そろそろ復讐の幕が上がる。
さぁ、どう料理してやろうか。
これからこの駒たちをどう動かしてやろうか。
屈辱に塗れさせてやろうか。
全てはぼくの手のひらの上。
踊れ。
踊れ。
踊り狂え。
ぼくの手のひらの上で。
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