エビのダンスの練習
 「まず3列になるのさ。俺は右の列。カメモドキは左の列。
                あんたは真ん中の列だ、お嬢ちゃん。」
 そういうと二人はアリスを挟んで並んだ。
 「次はどうするの?」
 グリフィンは笑って答えた。
 「まずはあいさつ。握手ってやつさ。俺らはチンコを。
                あんたはオチチをほうりだしてな。」
 「そしたら今度はこっちを向いて。向きを変えたら2本差しだ。」
 「次に向こうを向いて、2本差し。」
 でっかい頭を突っ込んだまま、カメモドキも言う。
 「(かんたんだろう、おじょうさん)」
 「今度はひっくり返して2本差しだ。」
 二人はいっせーのでアリスをエビさながらのまんぐりがえしにひっくり返した。
 代わる代わるにアリスに突っ込むと、充分楽しんだところで二人は言った。
 「最後に、顔にたっぷりかけて、おしまいさ。」
つづく
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