闘神モクジンキシンの挑戦
 道場でウォーミングアップを終え、一息つく晶。
 そこへ、さわやかな雰囲気を台無しにするダミ声が響く。
 「道場破りだ!お相手願おう!」
 それは、まるで木の塊みたいな、不格好なゾーマ鬼人であった。
 体も温まり、最近調子の良い晶は、変身もせず挑戦を受けてしまう。
 「俺の名はモクジンキシン。あらゆる中国拳法を使いこなすぞ!」
 モクジンキシンの拳法に、マーシャルアーツで対向する晶。
 しかしモクジンキシンは、負けそうになった途端、全身の棒を突き出して、晶を道場の壁に串刺しにしてしまった!
 標本みたいに捕らえられた晶の体を、無数の棒がなぞる。棒はどんどん延びて、晶の全身に絡まってゆく。
 完全に捕らえられた晶のシャツがたくし上げられ、スパッツが引き破られた。
 変身できない晶は、モクジンキシンにされるがままだ。
 「今回はメズズの出番もなかったな。暇なままではかわいそうだ。」
 モクジンキシンはそう言うと、うらやましそうにしているメズズたちがよく見えるように、晶のおしりを高く掲げた。前後に一物が突っ込まれたままの秘部があらわになり、メズズの視線が集中する。
 大声を上げようとする晶の口に、モクジンキシンの頭から生えてきたもう一本の太い棒が突っ込まれる。くわえたまま必死で悪態をつくが、声にならない。
 そのうち、見るだけでは我慢できなくなったメズズ達が、自慢の舌を伸ばしてきた。
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