鏡地獄! るりみ大暴れ
 休日。潮と共に服を買いに出たるりみ。潮のチョイスを持って試着室に入ったるりみだが、なんとなく鏡がぼやけている気がして、顔を近づけて覗き込む。するとそこには自分ではなく、奇怪な姿が現れて、ぐるぐると回転し始める…
 「ワタクシはカガミキシン。アンタに新しい人生を与えてあげるダワサ〜!」
 「ちょっと、るりみちゃん?」
 なかなか出てこないるりみを心配して声をかける潮。
 「中に入るよ?大丈夫なの?」
 と、試着室のカーテンに手を掛けた潮のみぞおちにるりみのパンチがめり込む。
 「る…りみ…ちゃん…?」
 くずおれる潮に、甲高い笑い声が投げかけられる。
 「キキキキキ」
−−−−−−−−−−

 「うおっ」
 公園のモニュメントの前で待ち合わせをしていた男の前に、モノスゴイ勢いで男が転げ出てくる。なぜか下半身が丸出しだ。
 「た、タケシ〜?」
 待ち合わせ相手の変わり果てた友人の姿に驚く男。急いで駆け寄ろうとするが、その前に、上半身ニット、下半身パンツ一丁の女の子が立ちはだかる。
 るりみだ。
 「な、なんだあんた」
 そういいかけた男の頬をるりみの平手打ちが鋭く弾き、返す刀は目にも止まらぬ早さでズボンを下ろす。
 右手に付いたタケシの精液をべろりと舐め上げ、射る様な眼差しで見つめてくるるりみ。
 「ひ、ひぃい〜〜」
 思わず体も息子も硬直してしまう男。

 一方、目を覚ました潮は、街のあちこちで起こっている破廉恥な騒ぎに戦慄していた。
冬に考えてたネタなんで、服装がアレです。
できればもう少し涼しくなってからお楽しみ下さい(笑)
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