ヤウユチ星人・男性
 夜行性のヤウユチ星人は、惑星唯一の知的人類でありながら、近代まで捕食生物の恐怖におののきながら生活してきており、性行為もまた捕食生物の目を避けながらであった。この対抗策としてヤウユチ星人は男性の生殖器に環状生物を寄生させ、男性器を自律的に活動させる方法を開発する。これにより、まったくの暗闇で、しかも少々離れた距離の相手とも性行為を行えるようになった。個体によって2−3本ある、長い男性器は普段はカプセル状の性器殻に守られており、解放後、女性器を探り当てた1本のみ射精管が開放される。
 現在、生殖行為の内容と共に、男性器の寄生生物が地球型人類の体に影響がないかどうかも調査中である。また、女性は性行為中に声を漏らさぬために外口顎(クワガタ状器官)で口を塞ぐように進化したが、拘束されたようなこの姿も一部で人気があり、こちらも調査中である。
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