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もしアタシが幸せになれるとしたら・外伝
クリスマスにはのアタシ達を贈って

by saiki 20021223-20040202



外は程よく雪が積もり・・・空にはうっすらと星が光始めた。
今日はクリスマス、久しぶりにアタシ達のシンジが家に帰ってくる。

「シンジっ、早く帰ってこーぃ」
「・・・お兄ちゃん・・・待ってるのーっ・・・」

アタシとレイは、ベランダから夕闇へ手をメガホンにして叫ぶ、
何故シンジが、出かけているかと言うと、
昨年、シンジを居眠り運転でひき逃げした運転手を庇うために、
アイツは岡山の裁判所まで出かけているのだ。
そう言えば・・・
シンジが庇ったという女の子は、結局出てこなかったわね、まあ、いまさらだけど・・・

「シンジーッ、こんなに可愛い彼女と、可愛い妹が首を長くして待ってるぞーッ」

アタシが叫ぶと、隣でレイが頬を赤く染めて俯く。
シンジは優しい・・・
その優しさを、自分やレイにもっと分けてくれれば良いのに・・・

アタシは欲張りなんだろうか・・・うう、こんな事でシンジに嫌われたく無い。
だから今のは無し・・・自分がちょっぴりと心の中で持った邪な考えは、
心の中から滲み出る前に、素早くデリートしてしまおう・・・
アタシは、少しだけ冷えた体を子犬のようにプルリと可愛く震わせる。

・・・そう、そう、アイツはここしばらく岡山へ行っていて、
アタシやレイはここの所、凄く寂しい想いをしている、だからきっとこんなに心が寒い。
でもいい、女装して逃げた挙句、三年も逃げ続けて、
最後に交通事故で重症になって帰って来るより、百倍もましだから・・・

あの時は・・・あの時はおまけに、記憶まで無くなっちゃって。
この家を、三年も一人で守って来た、アタシの事を名前まで忘れちゃって・・・
レイを・・・レイの事まで忘れちゃって・・・アタシ達は・・・アタシ達は・・・シンジッ・・・

「・・・アスカ、そろそろ部屋へ戻りましょ・・・
ここでお兄ちゃんを待って、風邪を引いても、お兄ちゃんは、喜ばないわ・・・」
「うん、そうね・・・レイ」

体を震わせ、目の縁に、
うっすらと涙を浮かべたアタシを、レイが部屋の中へとさそう。
・・・いけない、きょうは楽しいクリスマスなのに・・・
あれ以来、なんだか涙もろくなったのかな・・・

ついつい、あの頃の事を思い出すと涙が滲んじゃって・・・
アタシは、シンジが消えてから、引篭もりとノイローゼで、
三年ものあいだ、家からほとんど出ずに、
粗食で暮らしながら、毎日病的に部屋を磨く日々を暮らしたんだよね・・・

その頃のアタシは髪はぼさぼさで、頬までこけてて、
見られたものじゃ無かったって、この前、久々にあったミサトにからかわれた・・・
うぅ・・・ミサトの奴、いつか仕返ししてやる・・・
でも、ひょっこり会ったヒカリにまで、血気迫る物が有ったって言われたし・・・
彼女が自分に嘘をつくはず無いから、そんなにもアタシの様子は酷かったのかもしれない・・・

「・・・お兄ちゃん遅いね・・・アスカ・・・」
「そうだね・・・雪で、リニアトレインが遅れてるのかな・・・」

まあ、自分でも、レイと二人で風呂へ入った時に、彼女と見比べてかなり情けなかったのは事実だ。
でも、今はシンジの作ってくれる美味しい食事と、レイの時々作ってくれる食事のおかげで、
もちろん、アタシもちゃんと作ってるんだけど・・・
まだレイに及ばないから、とりあえず棚に上げておいて・・・
だんだん、アタシは以前のナイスボディを取り戻しつつある。

この調子ならいつか、はらりと裸を見せるだけで、愛しのシンジを悩殺できるかもしれない。
アタシ達は、肌もあらわなメイド服の上にカーディガンを羽織る。
アタシのメイド服は目の覚めるようなワインレット、レイのは成層圏の空のように澄んだ濃いブルーだ・・・

「くぅーせっかくこれで、シンジを向かえてやろうとしたのに・・・遅い、遅いぞーシンジーっ」
「・・・焦らないアスカ・・・あの頃の事を思うと、いまは天国よ・・・」

アタシは、レイの言葉に、
シンジか居ないあのモノクロームで、凍えるような日々を思い出して、肩を振るわせる。
レイがアタシを、暖めるように抱きしめてくれる・・・アタシもお礼に、レイを抱き返した。

「・・・紅茶でも入れるわ・・・アスカ・・・」
「うん、レイ、うんと熱くしてね・・・」

アタシ達は、派手にクリスマス一色に飾ったリビングを出て、キッチンに向かう。
彼女がティーポットに、紅茶の葉3杯とお湯を入れ、自分はカップをお湯でゆすいで、砂糖を用意した。
レイが3分30秒きっちりで、カップにお茶を注ぎ、彼女の目のように綺麗な紅茶が、カップを満たして行く。

「良い香りね・・・」
「・・・うん、上手くいったわ・・・」

ここまで上手く入ると、紅茶は砂糖なしでも、ほのかな甘みが口へ広がる。
アタシは、レイが紅茶を飲みながら、ちらちらアタシの方を見てるのに気が付いた・・・

「レイ、なんかアタシの顔に付いてるの?」
「・・・アスカが風邪を引いたら・・・私が看病してあげようと思って・・・観察してるの・・・」

アタシは悪い予感がした・・・まさかレイ・・・

「レイ、アタシがしたみたいに看護してくれるってんじゃ・・・」
「・・・そう・・・いけないの?・・・アスカ・・・」

彼女は思い切り残念そうな顔で、アタシを見つめた。
確かにアタシは、以前レイを看病した事がある。
でも、それは、彼女が医者に掛かるのを嫌がったから、仕方なくで・・・

「お願い・・・レイ、その気持ちは嬉しいんだけど、医者を呼んでくれたほうが嬉しいわ」
「・・・そうなのアスカ・・・とても残念だわ・・・」

ルビーのように綺麗な赤い瞳が、アタシの方を残念そうに、責めるような目線で見つめる。
ああ、勘弁してよ・・・レイ・・・だってあれは、貴方が医者が嫌だって言うから・・・
アタシ達は、じっとお互いの目を睨み合い・・・やがて彼女は、クスクス笑いながら目をそらした。

「うぅっ・・・レイ、アタシをからかったのね・・・」
「・・・ごめんなさい・・・ちゃんと、お医者様を呼ぶから許してアスカ・・・」

はぁ〜っ・・・いまのコイツの笑みには勝て無いわね・・・アタシは、大きな溜息をついて肩を落とす。
ふっと、目線を上げたアタシは、レイの青いメイド服の胸元を見て、ちょっと暗い気分に陥った。

「・・・レイ、それ痕になっちゃったわね・・・」
「・・・良いのアスカ、これはお兄ちゃんとの記念だから・・・」

彼女は、白く細い指を左胸に這わせ・・・その、白い胸の膨らみには、微かに赤い痣の様な物が残る。
それは、記憶を取り戻したシンジが、アタシを威嚇するために撃った・・・銃の傷跡・・・

それは、突然起こった・・・
私達と、にこやかに話をしていたシンジの表情が、突然アタシを見て引きつったそれに変わる。
そして彼は今まで寛いでいたリビングから、人が変わったように脱兎のごとく逃げ出す。
その時、アタシ達は悟った・・・たった今、交通事故で失った、シンジの記憶が戻った事を・・・

もちろん、アタシ達も急いでシンジの後を追う・・・
そして、玄関で追いついたシンジはアタシが書いた、”
シンジ、ごめんなさいアタシを嫌わないで、
あんたが嫌ならアタシが出ていくから”という、
玄関扉の蛍光ペンキで書いたメッセージを見て、唖然と立ち尽くしていた。

その時アタシは、ああよかったと胸を撫で下ろした・・・
ともかくシンジに、話さえ聞いてもらえれば、アタシの願いは成就する。
アタシはそのころ、シンジに嫌われて、
出て行けと言われれば、何時でもスポーツバッグ二つで出て行けるようにしてたから・・・

シンジは、足音を聞いてアタシ達へ振り向く・・・
アタシは、その時微笑んでいたと思う・・・でもその微笑みは、シンジの右手を見て、引きつる。
シンジは玄関の、指紋ロックを開けて対テロ用に置かれていた、自動拳銃を手にしていたのだ・・・

アタシは心の中で叫んだ・・・
お願いアタシに、一言で良いからか謝らせて・・・その後なら、アタシを撃って構わないから、と・・・
でも、それは、かなわなかった・・・
自分が「シンジ、」と呼びかけた時、彼は「来るなっ!」と叫んで眼を閉じたまま、アタシへと銃を向けた。

シンジは威嚇のため撃ったのだろう、その弾道は自分からそれていた、
でも・・・慌てたレイが、アタシを庇って無理な動きをしたために・・・
反れる筈の弾丸は、彼女の左胸に赤い花を咲かせる。
アタシは傍らで、床へ倒れるレイを呆気に取られたまま見つめた・・・

そして、凝固状態から回復したアタシは、彼女を抱き上げた。
レイの胸からは血が滴り、玄関の廊下へ血溜まりが広がる・・・
アタシはシンジに叫んだ「シンジ、このままじゃレイが死んじゃう、救急車を!救急車をよんで!」

玄関で腰を抜かして振るえていたシンジは、
アタシの声で金縛りから解けたように、脱兎のごとく自分の部屋へ駆け戻る。
そして全ての手配を済ませたシンジは、「ごめん綾波・・・ごめん・・・」
レイの傍らに戻ると覆い被さるように屈み込みレイに謝り続けた。

そんな中、レイは苦しい息の下、
アタシ達へと声を掛ける「・・・お兄ちゃん・・・お願い・・・アスカと話し合って・・・」
そしてアタシへも・・・「・・・アスカ、プライドや・・・意地で言わないのは駄目・・・ちゃんとお兄ちゃんと話して・・・」

こんなになっても、彼女は、アタシ達の誤解を解こうとしてくれた・・・
やがて救急車が着き、レイがストレッチに載せられ救急車で運ばれる間も、アタシ達はレイと一緒に居続けた。
そして失血多量で、レイが意識を失い、ICUに運び込まれても、アタシとシンジは一緒に居続けた・・・
やがて、アタシから少しはなれて座ったシンジがポツリと呟く「どうして・・・こうなっちゃったんだろう・・・」

アタシはレイに言われた事を思い出して、全てをシンジへ話す・・・
アタシの想い、シンジが居なくなってからの事、レイがシンジを求めて常に出かけて居た事・・・
そして・・・「ごめんシンジ、アタシが一言、言ってれば、
レイがこんなになる事も、あんたが家出する事も無かったんだ・・・
アタシ、シンジに謝れて本当に良かった・・・
これで心置きなくアタシは、あそこを出ていけるから・・・
でも、アタシが、シンジに嫌われてるのは分かってるけど・・・
出来たら、アタシも、レイの様子を時々見に来させてほしいの・・・だめ・・・かな?・・・」
思いの全てを、途切れ途切れの長い言葉に託して吐き出したアタシは、涙に頬を濡らしながらシンジを見つめた。

長い間が開いて、シンジがアタシを見つめかえす・・・
その目線にアタシの心は、嵐の中の木の葉のように不安に揺れる。
アタシが、シンジに嫌われてるのは知ってる・・・
でも、アタシが、レイに会うのも、シンジに拒絶されるかもしれない・・・
でも・・・でも・・・
やがて、シンジはゆっくり口を開いた「なんで、アスカが出てかなくちゃいけないのさ・・・
アスカが一方的に悪いわけじゃない・・・アスカが居ないと、綾波はきっと悲しがるよ・・・」

シンジの言葉に、アタシは嬉しくて・・・思わず頬を嬉涙で濡らす。
でも、それでも、少しだけ不安が残って・・・
アタシは俯いて、シンジへ掠れ声で呟いた・・・「ありがとうシンジ・・・でも、
アタシが迷惑になったら何時でも言ってね・・・今度は、アタシが出てくから・・・ね、お願いよ・・・」
この後、自分がどうなったか、あまり良く覚えていない、
たしかレイが無事に助かったのを聞いて、シンジと抱きあって泣いてたのだけは覚えてるけど・・・

「・・・アスカ、やっぱりこの服だと・・・お兄ちゃんへアピールが足りないような気がするわ・・・」

レイが話しかけてきたので、アタシは回想から、はっと目覚める。
レイが入れてくれた、手の中の紅茶はすっかり冷めてしまっていた。

「アンタね・・・裸にリボンだけだと、
この時期寒いじゃないの・・・そう言うのは、バレンタインにとって置きなさいよ」
「・・・じゃあホワイトデーのお返しは・・・リボン掛けされたお兄ちゃんになるの?・・・」

アタシはちょっと頭痛がしてきた。
リボン掛けされたシンジ・・・良いかもしれない、じゃなくて・・・
アタシは、気を落ち着かせる為、
目の前の冷めた紅茶を一気にあおり。ちょっと首をかしげレイを見上る様に見つめる。

「レイ、そう言う事はシンジに相談して・・・
でも、これはアタシの私見だけど、シンジ絶対に嫌がると思うわ・・・」
「・・・そう・・・アスカがそう言うのなら・・・駄目なのね・・・」

彼女残念そうに、重い溜息を吐く・・・自分も、見てみたい気がするけどね。
アタシはシンジが何時帰っても良いように、エプロンを付けてから、
鍋のスープに少しお湯を足してもう一度、弱火でぐつぐつと暖めなおす。

「・・・お兄ちゃん・・・遅い・・・」
「大丈夫、アタシはともかく、レイの為にシンジはちゃんと帰ってきてくれるわよ・・・」

自分の言葉に、レイが頬を紅葉色に染める・・・
アタシはエプロンを外して、立ち上がると、サッシを開けてベランダへ出た。
いつのまにか、雪が少しふぶいてきていた・・・
大丈夫よねシンジ、また、いつかみたいに事故に巻き込まれないでよ・・・

アタシはちょっと心配になってきて、眉をひそめる。
そんな自分を、気配も見せずに忍び寄ったレイが、
強引にその胸に抱き締める・・・そして、アタシの耳元に呟いた。

「・・・大丈夫よアスカ・・・お兄ちゃんは、ちゃんと貴方の事も見ている・・・」
「ありがとう、レイ・・・これは感謝の印よ・・・」

抱きしめられたアタシの目の前に、彼女の白い胸が広がる。
自分の中に、ちょっとした悪戯心が芽生えた・・・
アタシはレイの薄らとした銃創後に、
唇を合わせると真赤なキスマークを付け、ちょっと後ろに下がって芸術的見地で検分する。

「うん、綺麗・・・これで今晩、レイは、シンジのハートをゲット確実ね・・・」

アタシは自分の言葉に、うんうんと頷く。
青い髪、赤い眼、白い肌とそれを覆う大胆に胸を露出させたメイド服・・・
しかも、その胸元には真赤なキスマーク・・・
これは、男として涙せずには居られないシュチュレーションね。

彼女が呆然としている・・・
感謝しなさいよ、レイ、これで確実に、シンジが貴方をベッドに誘ってくれるわ。
アタシがにやけていると、レイが突然自分の部屋に走って行き、何か物をかき回してる音が聞こえた。

いったい、彼女は何してるんだろう?
アタシが好奇心で部屋を覗き込むと、レイは赤い口紅を塗ってる所だった・・・
白い肌に、赤い口紅が凄く艶かしい。
思わず、アタシは一歩引く・・・
そんなアタシを見て、レイは妖艶にクスリと笑いを洩らした。

「あ、はははは・・・あ、アタシが悪かった・・・」
「・・・貴方も、今晩、お兄ちゃんに可愛がってもらえるようにして上げるわ、アスカ・・・」

後退り続け、壁に当たって止まったアタシに、
レイの手が絡まる・・・アイツの魅惑的な唇が・・・アタシの首筋へ近づき・・・

「ちょっ・・・レイ、そこちがうっ・・・」

彼女の唇が、まるで吸血鬼のように、アタシの首筋から血を吸出すように吸い付く。
はぁっ・・・やめて、レイ・・・
こうなったら、アタシも負けないわよ・・・
アタシ達は、そのまま団子になってお互いにキスマークの付け合いを始めた。

アタシ達の白い肌に、落ち葉が散ったように赤いキスマークが刻まれていく。
やがて二人とも、息を切らして床にへたれこんだ・・・
そして、お互い目を合わせると、アタシ達はどちらからとも無く、笑い始める。

「フフフフ・・・やるわね・・・レイ・・・」
「・・・クスクス・・・アスカこそ・・・」

頬といい、肩といい、キスマークが散らばっている、カーディガンは何処かへ脱げてしまい、
メイド服も凄く乱れていて、二人とも片乳がはみ出して寒そうに振るえていた。
アタシ達は、お互いの姿を見て笑い続ける・・・
こんなとこ、シンジが見たらなんて言うだろう?
きっと「な、なにしてんだい、アスカ、綾波・・・」かな?

「な、なにしてんだい、アスカ!・・・それに綾波も!・・・」

突然の声にアタシ達は、ユニゾンして振り返る・・・
二人の目線の先には、雪まみれになったシンジが居た。
思わず目を見合わせた、私達の顔が真赤に染まる・・・はぁ・・・アタシの完璧な計画が・・・

呆れていたシンジが、アタシ達が真赤になったのを見て、クスリと笑う。
アタシとレイも、それにつられてクスクス笑い始める・・・
やがてリビングに、アタシ達の大きな心の底からの笑い声が響いた。

シンジにお帰りを言って・・・
スープを出して、ケーキを出して、シャンパンをグラスについで・・・
そして、久しぶりに今夜はシンジに、レイと一緒に沢山可愛がってもらうんだ。

でも、今はもう少しこの暖かい笑いに包まれていよう。
全てを忘れて、笑いあえるこの時を大切にするために・・・
アタシはシンジとレイと一緒に、何時までもお腹を抱えて笑い続けた。



At that point the story comes to an abruptEND...



-後書-


”もしアタシが幸せになれるとしたら”の続編に
当たります、シンジが女装して家出した件や、
交通事故で重症になって帰って来たり、記憶喪失になる話、
アスカが、引篭もりとノイローゼになるのや、
レイがあちこちに出かける話はそちらをお読みください。

まあ、作者が暴走したりでいろいろありましたが、
今度こそ真のハッピーエンドです(苦笑)

この話の元は、記憶を失ったシンジでは可愛そうだから、
ちゃんと、記憶を取り戻したシンジとアスカが和解してほしい
という読者の方からのメールに有ります。

早速30秒で、和解するにはこんな波乱に満ちたエピソードが
と四行ほど断片的に書いたのが、この話の元です・・・(汗)
S.C.MAGI SYSTEMさんのお題や何やらが絡まって・・・
すんなりハッピーと行かないのは隠し味と言う事で平にご勘弁を(滝汗)

とりあえず、メイドと、雪、懐古(?)、エプロン(無理やり)は入れました(苦笑)

この話は
20021224に”S.C.MAGI SYSTEM”さんの
『 Asuka 2002 』企画に投稿した物へ微妙に手を入れたものです。
”S.C.MAGI SYSTEM”さんの方で読めなくなっていた為、ご許可を頂いてこちらへ掲載しました。
いま読み返すと、なんか凄く恥ずかしい話ですね(苦笑

ご注意!:新世紀エヴァンゲリオンは(c)GAINAXの作品です。


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