木手サマのすさまじいまでのイビリにも耐えます  
   

もてたい中一、屈託のない葵くんを追いかけます。
こっちから言ったら振られることなんかナイんじゃないか、となめつつプレイです。最初の登場は船の中、幸村サマの迫力に何かは分からないけど凄い、と感じていました。
自由時間、話しかけます。 そして思ったこと。
ヒロインにちゃんと敬語で喋ってくれるのはカレだけです。リョーマは生意気敬語だから…そして中一なのに部長だけあって、しっかりしてます。調査の時もちゃんと仕切ってくれました。

夜、話しかけた時もヒロインの不安を察知して
(そっか…きっと不安なんだな、辻本さん。よし、ここはボクがうまく慰めてポイントゲット!)
と思いますが、逆に「葵くん大変でしょ、だってオジイさんの事心配してたし。でも大丈夫!きっと私が見つけてあげるから!」と励まされてしまいます。これは初めてです。年上ヒロインだからかな。
「それ、ボクが言うセリフだったんだけどなぁ…」
ぼやきながらももう笑顔。既にいい感じです。はやっ!


2日目。
どこかに行こうとしてた葵くんに声をかけました。
「南さんの所に行くんですよ」
「一緒に行ってもいいかな?」
「いいですよ。ただ、面白くないかもしれませんよ」
えっ、なんか南さんが面白くないみたいな言い方と思うのは被害妄想なんでしょうか。
「南さんいないね」
「ん、俺を呼んだのか?」
「わ!いつの間に」
「…さっきからいたんだけどな」
南さんが存在感ないネタです。いつも可哀想です。葵くんはかまわず部長の極意を聞きました。勉強熱心でいい、とヒロインがほめると
「本当ですか?やった」
とにかく素直です。

次。話しかけたらオジイの事を心配して元気なさそうでした。
「ええ、オジイはもう結構な年だし早く見つけてあげないと」
ヒロインが協力するから元気出して、と励ましていると…

「ほう…それ程顧問の先生の事が心配ですか」
木手サマきたぁぁ!!
全く純朴な葵くんと、ダーティ木手サマ。
会話はものっすごい噛み合いません。
「あなた達だって顧問の先生が行方不明になったら心配するでしょう?」
「顧問の事を?はっ、まさか。せいせいしますね」
「えっ?!」
すんごいビックリしてる葵くん。顧問の事より自分達の事を心配するのが先だと言われます。
「そーいう事だ。永四郎の言う通りだぜ。おめーら甘いんだよ、いちいち」
あ、いたの凛。
そして口論に発展。
「何でそんな突っ掛かる様な言い方するんですか、あなた達は」
「全国大会で敵同士になる間柄で、仲良しごっこをしろと?冗談は止めなさいよ」

この辺、まだ子供だなーと思ってしまいます。そりゃー敵同士だけど上辺だけでも仲良くしといて利用出来るモノはしないと。いざという時に裏切ればいいじゃん。でもそう考えるのはプレイヤーが汚い大人だからですね!

「おいおい、横で聞いてりゃ好き勝手言ってくれるな、アンタら」
あ、バネさんもいたの。
「バネさん、こいつら顧問の先生が行方不明になっても、心配しない、せいせいするなんて言うんだよ!」
バネさんに言いつける葵くん。可愛いです。しかしそんな事を言ってる場合じゃありません。リンとバネさんが一触即発。
「おー、すんばーなあ」(おー、やる気か?)
相変わらず字幕がないと何言ってるかわかりません。ここでやっとヒロインがストップをかけますが木手サマと凛は言いたい放題、止まりません。
「その辺にしとけ、お前ら」
やっと跡部サマが来て木手サマにボロクソ言ってやりました。人が集まって来たから、と退散する凛と木手。もちろん捨てゼリフ付き。
わーーー、もうめっちゃ悪役です。

「アイツらの言う事をいちいち気にするな。わかったな?」
そして跡部サマは去っていきました。
「フン、跡部はああ言うがな、我慢ならねぇ時は俺たちに言え。何とかしてやるぜ、剣太郎」
バネさん喧嘩っ早い!でも頼りになる先輩です。

次。話しかけると
「さっきの事でボクもちょっと反省したんです。それで、比嘉中の人達に謝りに行こうかなって
うわー、ちょ、面白いよコレ! なんで因縁つけられて謝るの!
プレイヤーは「オラ、わくわくしてきたぞ」状態です。
一人だとまた頭に血が上るかもしれないので一緒に来て、とヒロインに言う葵くん。行ったところでもちろん木手サマとバトルですよ。

「謝りたい?」
「ええ。さっきはボクも、少し冷静さを欠いてましたから」
「それは、自分に非があったと認めるという意味ですね?謝るというのはそういう事でしょう」
来たよコレ。イヤミ言いまくりです。この後も六角部長について攻撃します。頭に血が上りそうになるけどヒロインの声でハッとする葵くん。
「あ…ま、まあボクが部長としてまだまだなのは事実ですから。でもそれ以前に、オジイはボク達にとって大事な人なんですよ。だからみんなオジイの事を心配してるんです。それがいけない事ねすか?」
「いけないとは言ってないでしょう。我々はキミ達と違って、顧問がいなくなった所で気にしない。そう言っているだけですよ」
「あ…もしかして顧問の先生が嫌いなんですか?

わーー、屈託ない!!
さすが葵くん。
「…キミに教えるつもりはありませんよ」
「何か色々ありそうですね。でも、ボクが誤解してた事はわかりました。確かにあなた達はオジイの事をどうこう言ってた訳じゃないですし」
「最初からそう言っていますがね」

小姑なみのイヤミとイケズを言う木手サマ。

ちょっと!

このシナリオめっちゃ面白いんですけど!


この後葵くんは
「…やっぱり謝るのは止めにします。失礼ですけど、あなた達とは仲良くなれそうにないです」
と言って、まだ木手サマに捨てゼリフを吐かれますが離れロッジから去って行きました。
「仲直り、出来ませんでした。みんなと仲良くするって、難しいですね」
ヒロインは「仕方ないよ、相手が仲良くする気ないんだから」と励ましました。
すんごいイイコです!
そして木手サマの悪役ぶりにニヤニヤ笑いを消せません。


さて、その騒動は落ち着いたので普通に探索に行く葵くんに同行しました。磯に着くと突然服を脱ぎだす葵くん。
「あ、下に水着つけてますから気にしないでください」
もちろん気にもしないヒロイン。小さな魚の群れが見えたから、と潜って調べて釣り場ポイントを探してくれました。(CG付き)
帰りは足を滑らせたヒロインが崖から落ちそうになって「ふぁいとー!いっぱーつ!」みたいな感じになり、助けてもらったことによって葵クンの周りにヒマワリが咲きました。

次、バネさんにウワサを聞きに行きました。
「おう、どうした?剣太郎とケンカでもしたか?」
してないよ。
話は、ヒロインから「葵くんって、自分にわざとプレッシャーを掛けてません?」と切り出します。
「お、よく見てるな。その通りだ」
っていうかそんなのよく分かるなぁぁ!!さすがヒロインです。

次。サエさんに2回連続話を聞いてコードボールが得意と自信家ってことを教えてもらいます。ヒロインが見たところでは自信過剰なイメージはナイ、と言うと
「それは、キミの前だからだよ。その内わかるよ、きっと」
と意味深に言ってくれました。

今度はダビデです。六角は髪形が自由なのにどうして葵くんはボウズなの?と尋ねました。
「ああ、剣太郎はアレが気に入ってるんだ」
そう…でもキーワードボウズ入手です。

夜の見回りで手をつないだり、ちょっと接近して葵クンをドギマギさせたり、葵くんの仲良しはサエさんだと分かったりしてこの日は終了です。


3日目。
やどかりレースで葵くんの「マクルーハン葵」を応援して好感度をあげつつ、一緒に海に泳ぎに行ったらイルカと泳ぐ少年CGを見せてもらったり、かくれんぼをしたりと順調です。
海に行くと常に半裸の葵くん、今日も観月さんと幸村サマの為に素潜りしてタコを取っていました。

一つ学年が上のヒロインがお姉さんぶってるのが可愛いです。
プレッシャーの話で、「横で見てると、危なっかしく感じる。見てて心配してる人がいるって事だけは、覚えておいて欲しいな。あんまり無茶しちゃだめだよ」
「あ…は、はい」
お姉さんにドギマギする剣太郎くん。いい感じです。

サエさんにウワサを聞きに行きました。
「わかってるよ、剣太郎の事だろ。はぁ、時々剣太郎がうらやましくなるよ
えっ!サエさん後輩の女に手を出したらダメですよ!
そして教えてくれました。
「剣太郎はね、自分を好きになってくれた子が好みのタイプなんだ」
「え?」
「聞こえなかった?」
なんか黒いよ!
ちょっと納得いかないヒロイン。
「何だか納得いかないみたいだね」
サエさん…潰そうとしてませんよね?そう確認したくなりました。

次。話しかけると「女の子にモテる10の方法」を呼んでました。
「うわぁっ!ち、違いますよ!それ、ボクの本じゃないんです!あ、えーと…ば、バネさんの本なんですよ!読め、読めって言うから仕方なく…
知らない間に濡れ衣をきせられたバネさん。
「へぇ…黒羽さんって、こんな本読むんだ」
いや、それにしても言い訳が不自然すぎて、いくら天然のヒロインでも「これ、葵くんの本じゃないの?」と突っ込みました。そして読み終わったら貸してね、面白そうとも言います。
「あの…こんな本読んでて不潔、とか思わないんですか?
不潔って!
その言葉、DR. スランプあられちゃんのキノコちゃんが「フケツ!フケツだわ!」と言ったのしか聞いたことないです。
まあヒロインが貸してって言ってるので、この本に載ってることは使えないな、と葵くんが悟って、温泉に入ってこの日は終了です。

つづく