普段の苦労が偲ばれる展開の連続です  
   

可哀想なことになる感じがぷんぷんするジャッカルを追いかけました。
ちょっと手伝うと言っただけですごく嬉しそうにするジャッカル。普段虐げられた生活なので優しくされると嬉しいのかもしれません。
野原を探索しました。
「おお、食えそうな野草や山菜が結構あるじゃねぇか」
しかしヒロインには雑草にしか見えません。オオバコです。
「道端にもよく生えてるからな。しかし、こいつは若葉を天ぷらにするとうまいぞ」
ジャッカル…
生活苦しいのかな、お父さん無職だし…とか余計な事を想像してしまう展開です。
夜も話しかけると普通に対応してくれ、気遣ってくれるし、本当にいいヤツだと分かりました。


2日目。
SOSの作成をブン太、ジャッカル、跡部が作っているので手伝いに行きました。
「無理すんなよ、辻本」
本当に優しいジャッカル。
「大丈夫、大丈夫。一人で二人分働くから。…ジャッカルが
「おい、俺かよっ!」
最初っからこのペースで女王様ぶりを発揮するブン太。というかジャッカルが下僕体質すぎるのでしょうか。

次。話しかけるとジャッカルの様子が変だと言い出すヒロイン。プレイヤーには全く分かりませんが、ヒロインがそうと言うからにはそうなんでしょう。今も元気があるのかないなのか分かりません、と言うとジャッカルは喜んでいいか悲しんでいいか判断に困っていると答えます。
赤也のお守りと真田の鉄拳制裁からは解放されたんだが…幸村のプレッシャーがな、これがまた結構キツいんだ」
そ、そんな事思ってたのかジャッカル!やっぱりイヤだったんだ、赤也と真田にはさまれるのは。幸村も怖いんだ。ヒロインが「幸村さんと真田さんの同時攻撃からは逃れられたじゃないですか」と言ってあげました。
「…そうだな。お前、いい事言う。どちらか一方になっただけでもありがたいよな」
そんなにイヤだったのか!!
そしてお礼を言われ、元気が出てきたとさえ喜ばれました。すごい笑顔のジャッカル。なんか不憫さに涙が出そうです。

そしてジャッカルはとても真面目です。おちゃらけ感は全くありません。薪を拾いに行ったら、一緒にゴミも集めて地球環境問題について話し合ったりします。

幸村に話を聞きに行きます。
「そういえばキミ、最近ジャッカルと仲がいいみたいだな」
さすが幸村サマ、ちゃーんと見ています。ブラジル人ハーフというキーワードを入手です。
「彼は真面目だからね。あまりラテン系には見えないだろう?」
真面目もそうだけど、可哀想すぎて楽観的なイメージのあるラテンとは思えないのです。
だって話しかけたら菜箸作ってんだぜ、あいつ。山側の分も作ってあげるいい人です。
あと、大抵作業をしている働き者です。観月なんてろくに働かずブラブラしていたのに、ジャッカルはいつも薪を拾ったり水汲みをしたり、雑用をこなしたり…皆の生活はジャッカルの働きのモトに成り立っているのです。

夜、ジャッカルの所に行くと赤也が英語の宿題を見てもらいに来ていました。間違ってるところを指摘するだけだぞ、柳の方が教えるのうまいだろ、と言うと
「ダメダメ。一の事聞いたら、余計な事まで言ってくるからさぁ。」
おまえ…その言い草はなんだ。
真田がチェックするとか言ったので慌ててジャッカルに泣きつきに来たようです。
「…それこそ俺を巻き込むなよな」
警戒しているジャッカル。
いつもの”赤也に巻き込まれ真田に鉄拳制裁”というパターンが頭をよぎったのでしょうか。結局、真田が来るぞとウソをついて赤也を追い払ったジャッカル。
「アイツも、もう少し大人になるといいんだが。宿題位自分でしろよな」

ところでジャッカルはお母さんがブラジル人らしいですよ!じゃあ無職のお父さんは日本人なんだ。…ヒモとかなのかな…また余計な事を考えてしまいます。

ジャッカルの頭が気になるヒロイン。聞いてみると
「ああ、これか?これは剃ってるんだよ。気になるか?」
気合を入れるために剃ってるそうです。電動シェーバーだそうです。この電気もない無人島で。
普通のカミソリを使って失敗すると傷だらけです。そんなジャッカルもっと可哀想すぎて見たくないです。そして直射日光に長時間当たると辛いと言っていました。
大丈夫なのか。

ジャッカルの仲良しはブン太ということが分かってこの日は終了です。


3日目。
ブン太にジャッカルの事を聞きに行きました。
「丸井さんから見て桑原さんてどうですか?」
「ん〜…便利な奴?
思ったままの本音を言うブン太。
その表現はちょっと可哀想です、というヒロインに
「ハハ、まあ、本当は頼りになる奴ってトコだな。」
一応はフォローしました。鉄壁の守備というキーワード入手です。

山菜取りのお手伝いをお願いしたヒロイン、ジャッカルは図鑑も見ずに食べられる草花を獲っていきます。すごく詳しいですね、調理法や味まで知ってるなんて、と感心するヒロイン。
「…たまにな、山菜採りに行ったりするんだよ。あと、近所の公園とかにも食べられる草は多いしな」
一ヶ月一万円生活を地で行っているんでしょうか。ジャッカル…

お昼にはブン太と比嘉中3人と滝に行って
「いーや、飛び込んでやるぜ。ジャッカルが」
「おい、俺かよっ!」
というイベントもこなしました。

お昼からは跡部サマ、樺地、宍戸さん、ブン太、ジャッカルとで山菜取りです。
「これはOK、これはダメ、と。これは食えるけどまずいから除外…と」
図鑑なしで全ての山菜を見分けられるジャッカル。よほど採り慣れてるんでしょう。
そしてマツタケを発見しました。
「マツタケだと?!みせてくれ!おおっ?!これがマツタケか。スライスされてない実物を見たのは初めてだ
じゃ、ジャッカル…
結局4本見つけました。小さく切って全員に当たる様にするしかない、という跡部サマ。
「しかし、4本でも買ったら結構高いからな」

・゚・ ( ノД `) ・゚・。
ジャッカル貧乏だし可哀想だし、でも健気なイイコです。

ブン太から「ポールまわし」「コーヒー」というキーワードを得ました。さすがコンビなので分かっているみたいです。

ジャッカルが焚き火当番をしているので、話し相手になりました。
ちょっと愚痴っぽくなるかもしれんぞ
これは…前フリの予感!
「夕方、いきなり真田に呼びつけられたんだよ。赤也が宿題出来ねぇって泣きついてくるから見てやれって」
他の人もいるのに。当然の疑問を言うと
「それがな、真田は怒る方が多くて進まねぇし、柳は説明が長すぎて赤也が混乱するんだよ。柳生も質が悪いんだよ。何て言うかな、インテリ教師風というか…言葉はやわらかいんだが物分りの悪い奴が嫌いらしくてな。赤也には厳しいんだよ」
や、柳生…
仁王は?という質問をヒロインがしました。
「アイツはウソを教える」
一言で!
それで結局ジャッカルとなったそうです。
「折角離れ離れになったってのに」
そんなにイヤなのかジャッカル!
こうして愚痴られました。ヒロインが眠そうにしても、解放せずにタオルケットを羽織ってくれてまだ続きました。

夜は温泉です。
「こいつが温泉か…」
温泉に入ったことのないジャッカル。
「ブラジルにはほとんど温泉がないからな。日本に来てからはもっぱら銭湯だしよ
せ、銭湯?!家にお風呂がないのでしょうか。なんか話す事もジャッカル可哀想なネタばかりでした。
「温泉って、いいもんだよな。しかもタダだ
け、健気すぎます。

つづく