最初は寝てばかり、存在の認識さえ危ういヒロインでした  
   

スリーピングビューティ、ジローさんを追いかけます。
船内や島に到着時などは一切姿が出てこないジローさん。他の人を追いかけている時は初登場が夜のミーティング中、寝ていて樺地に起こされるという期待を裏切らない寝ぼけた様子でした。
最初に話しかけてみます。なんと、起きてました。(驚くトコです)でもめちゃ眠そうです。
「ん〜…ああ、辻本さん。何〜?」
そしてロッジ内の探索を手伝って一緒に役立つモノを探しますが、テンションは低く喋り方はダルそうです。

夜、2回目に話しかけました。
「?…えっと、辻本さん?」
名前がとっさに出てこないジローさん。
興味ないから覚えないのか、老人のような記憶力なのか分かりませんが、ヒロインの事をサッパリ気にしていないのがよく分かります。覚えてもらってるだけで充分だと答え会話しますが、ローテンションのままでした。
しっかり睡眠を取って元気を出すようにアドバイスされこの日は終了です。


2日目。
水汲みを手伝います。もうちょっと時間かかる、と言ったら
「そっかぁ。じゃあ、一眠りして待ってようかな〜」
睡眠大好きなジローさん。でも昨日ほどはローテンションではない、ような気がしました。話し方がそれほどゆっくりでないので。
2回も水汲みを手伝って仲良くなったかな、と思った矢先、会話中に立ったまま居眠りされました。やはりジローさんはヒロインの事を全く何とも思っていないようです。

常に眠いジローさんですが、水汲みから薪割りまで働くことは厭わないようです。薪割りを半分寝ながらしていました。
「でも、半分は起きてるよ〜」
そう言いながら器用に斧を使うジローさん。危ないです。

次、話しかけた時も働こうとはしていました。
「跡部に用事を頼まれた様な気がするんだけど、思い出せないんだよ〜。辻本さん、わかる?」
分かりません…
「そうだよね〜。跡部に怒られるから嫌なんだけど、もう一度聞きに行こう」
やっぱ跡部は怒るんでしょうか。でもこのジローさんのやる気を汲んであげて欲しいところです。

次、話しかけたら山菜取りに行くところでした。本当によく働く子です。常に眠そうだけど。
鼻が利くので、ペパーミントや山椒を見つけました。山椒って南の島で普通になってるものなんだ…

裕太に話を聞きに行ってみました。都大会の五位決定戦、裕太というかルドはすっかりかませ犬にされてしまったあの試合の話です。
「…手も足も出なかったよ。 15 分で負けちまった」
でもその後、ジローさんは不二兄に瞬殺されたのでお兄さんの怖さが際立ちました。

夕食後、ジローさんに話しかけるなり
「おやすみー」
と言われ居眠りされます。CG付き。やはりスリーピングビューティ。食べてすぐ寝ると牛になりますよ、というヒロイン。
「ん〜?牛〜?あはははは。キミ、俺の母ちゃんと同じ事言うんだね〜」
クリーニング屋さんのおかーさんはやはり庶民的。

宍戸さんに話をしに行きました。突然「マンガを読んだりします?」と尋ねるヒロイン。
「そうだな…まあ、そこそこ読む方かな。ジローに借りる事が多いけどよ」
普通の中学生っぽくて安心できます。今までは原書の推理小説とか能の秘伝書とかそういう本の話題でしたから。こうしてジローさんのキーワードマンガを入手です。

ジローさんに「不二君としたんですよね?」と尋ねました。
「ん〜?不二〜?あっ!青学の不二の事?」
開眼して今までで一番ハイテンションになりました。でも違いますよ、ルドルフの不二くんですよ、と言うと
「ルドルフ…試合したっけ?」
か、可哀想です、裕太が。
「あっ、思い出したよ!スーパーライジングの子だね〜?」
名前でなくて技で覚えているジローさん。やはり裕太が可哀想です…

次、話しかけに行くとジローさんはブン太と話しているとこでした。
「…とまぁ、こんな感じで狙う訳だ。わかったか?」
「素晴らC−!かっちょE―!」
ブン太相手だと超ハイテンションになるジローさん。
ヒロインの立つ瀬なんてあったモノじゃありません。何の話ですか、と割り込むと
「俺、丸井くんのボレーテクニックを尊敬してるんだよー」
と目をキラキラ光らせながら話してくれました。ライバルなんですか?と尋ねても
「え〜、違うよー。俺が一方的に尊敬してるだけ」
「んな事ぁねぇだろ。お前だって成長してるぜ」
さすが女王様ブン太。上から目線で評価してくれました。喜ぶジローさん。こうしてキーワード「芥川と丸井」を入手です。
ジローさんの仲良しは宍戸さんでした。



3日目。
ジローさんにブン太の話をふりました。試合したことあるのですか?と聞くと
「うん!一年の新人戦でね〜。見事にやられちゃったよ、あはは〜」
すごい勢いで答えてくれ、丸井くんはすごいと力説されます。
「でも、私は芥川さんもすごいと思いますよ。だって、戦って負けた相手をそこまで尊敬できるなんてすごいじゃないですか」
確かに。そんなにブン太を好きなのもすごいです。
「そう?恥ずか C なー、そんな風に褒められると」
素直で幸せなジローさんです。

次、話しかけるとついにジローさんがヒロインを認識してくれました。
「あー、キミかー」
字にするとアレですが、結構ハイテンションだったのです。今までは
「ん?…あ〜、辻本さん」
みたいな感じだったのです。少しずつ距離を詰めていったような感があります。

お昼からハイキングに行くことになりました。観月、幸村、跡部、ヒロインが行くところに跡部サマが「そこの二人」と裕太とジローさんを呼びました。
「ハイキング〜?!行くよ、行く!」
意外とハイテンションに参加希望のジローさん。
「芥川さんが行くなら、俺も…(観月を見つけて)あっ、み、観月さん
「どうしました、裕太くん。んふっ」
「あー…べ、別に」←なんかがっくりした表情で
これってどういう事なんですかね!裕太は観月と離れたいとか思ってるっていうわけですか?!そんなコトない、わざと言ってみたって思いたい。

お花畑に行くと、樺地が運んできたティーセットを広げました。
「これはまた…本格的なティーセットを揃えてきましたね。こんなものまで持って来ていたんですか?」
船の座礁と嵐の中、避難するのに荷物は置いてきたと思ってたのに…ティーセットって。
「当然だ。なあ、樺地」
こうしてお弁当を食べて、お茶を飲んで(お湯はどうしたんだろ)ジローさんは昼寝でした。

午後からの探索に着いて行きました。一緒に行っていいかの問いに
「もちろんだよー!一緒に探そう!」
すっかりヒロインに慣れてくれたジローさん。
探索で見つけたのは温泉でした。間欠泉が吹き出すのをかばってくれたり、いい感じです。

跡部サマにジローさんの事を聞きに行きました。
「ジロー?アイツが何かしたか?」
まずジローさんが何かしでかしたんじゃないかと心配する跡部サマ。ヒロインがテニスしてる時のジローさんの様子が聞きたいと言うと
「ほう、そういう事に興味を持ってるのか、お前は」
なんかニヤニヤされました
マジックボレーというキーワード入手です。

すぐにジローさんに話しかけに行ってそのキーワードを使いました。
「跡部かぁ〜…何か文句言ってたでしょ?」
ムラッ気があるから何とかしろという跡部サマの言葉を伝えると
「あ〜、やっぱりそれかぁ。いつも言われるんだよね〜」
でも何とかしようとは全然思わないジローさん。怒られると分かっていてもあえて跡部サマを相手してないというか、マイペースです。

次も跡部サマにジローさんの好物を聞きました。
「何だ、ジローの奴に作ってやるつもりか?アーン?」
いちいち何か言わずにおれない跡部サマ。食事のメニューに入れようかと、というヒロインに
「残念だったな。ジローの好物は羊の肉だからな。メニューに入れるのは無理だろう」
「あ、そうだったんですか…」
「そういう事だ、あきらめな」
トゲのあるお言葉で…
なんかジローさんとヒロインの仲をジャマしようかと思ってんでしょうか。

夜は温泉、氷帝メンツと一緒に行って会話を盗み聞きです。ジローさんは温泉で居眠りをしてのぼせました。
「しょうがねぇな、ジローは。樺地、背負ってやれ」
樺地は本当に跡部サマのいう通りに行動してます。


つづく