地味とか派手とかいう単語が飛び交うシナリオでした  
   

地味でいつも可哀想な扱いの南サンを追いかけます。
山吹の部長は千石でなくて南サンなのですよ!と力説したい。(ありがちな間違われ方)

声を掛けたら一緒に管理小屋を調べることになり、ガムテープとか細かい文房具を見つけました。さすが、探すモノも地味です。
「これは色々と役に立つぞ」
「そうですね、地味ですけど役立つものばかりです
「うっ…」
いきなりクリティカルヒットな攻撃をくりだすヒロイン。南サンは動揺しますが、何でもないと言ってこの場は終了です。

夜、話しかけると安心感あるありきたりな言葉で励ましてくれました。


2日目。
次。話しかけるとあっくんと喋ってました。
「分かってると思うが亜久津、今は非常事態だ。文句を言うなとは言わんが、指示は守れよ」
おぉ!ビシッと言ってやった!と思いましたが
「うるせぇな。俺に命令すんのか?」
「だから、そんな事を言ってる場合じゃないと言ってるんだ」
「テメェ…いつまでも部長面してんじゃねぇぞ」
あっくんは全然言うこと聞いてくれません。もうやられそうになった所でヒロインが助けてくれました。
「チッ、気勢が削がれちまったぜ。命拾いしたな、南」
'70年代マンガの不良のようなセリフを言ってしまうあっくん。
ヒロインは「南さんって責任感が強いんですね。さっきの態度は立派でした、堂々としてました」とほめます。もう好感度急上昇!褒められ慣れてないという感じです。

次。話しかけてどんなテニスをするのか聞きました。
「俺か?俺のテニスは派手だぞ
相手が知らないと思うとナゼかウソをつく南サン。
どんなのか説明してるうちに「派手というのとは違う気がする」と素人のヒロインにまで言われてしまいました。
「そ、そうか?俺は結構派手だと思ってたんだが
なんと、ウソをついたんじゃなくて南さんは天然だったのです!!

千石にウワサを聞きに行きました。
「やあ、辻本さん。デートのお誘いかな?」
軽っ!とにかく軽い。さらりと流すヒロインはなかなかやり手です。
質問内容は「時折耳にする地味 's ってどういう意味ですか?」ということでした。東方とのダブルスで地味 's という説明を受けました。キーワード入手です。

でも南サンに地味 's の話を振ると、その呼び方はあんまし良く思ってないみたいでした。
地味はイヤなのでしょうか。

次、また千石に話を聞きに行きました。
「やあ、辻本さん。デートする?」
…話しかけるたびにコレかよ。しかしまた流すヒロイン。南サンの好物を聞きます。
コロッケというキーワードを入手です。

次。また千石にウワサ話のマークが出ています。千石ばっかし。そしてようやく言われました。
「キミ、最近俺の所によく南の事を聞きに来るね〜」
なんか複雑な気分の千石。でも切手集めが趣味だと教えてくれました。
南に確かめると「ああ、なかなか派手な趣味だろ
これも天然なんですよ!

しかし存在が薄いのが悩みです。
「食事でデザートの果物が当たらなかった。人数分あったはずなのに、オレの事を皆忘れてたみたい」
と言われます。ヒロインは食事に全神経を注いでたのでそれに気付かなかった、と言います。それもどうかと思います。

あっくんにウワサを聞きに行きました。
「うっせぇ!話し掛けんな!」
「聞きたいことがあるんですけど」
「知らねぇな」
まさかのキーワード付与拒否です。
しかし
「しつこい奴だな、テメェは。南の事なら、東方のヤローにでも聞けってんだよ」
「東方さんって誰ですか?」
「うるせぇな。南のダブルスパートナーだ」
結構ペラペラ喋ってくれました。南さんに聞くと
「ああ、アイツ出発前に盲腸で入院してな。それでダブルスなのに俺一人しか参加してないんだよ」
そうですよね、ダブルスなのに一人っておかしいよね…しかし人気が無いであろうキャラは攻略から外されるのです。ダーネだっているのに攻略は出来ない。

南の部屋は千石、亜久津、柳沢の4人部屋らしいです。夜に遊んだりするんですか?と訪ねました。
「ああ…この前カードゲームしたんだがな、柳沢がバカ勝ちしてな。それに亜久津がむかついたらしくて柳沢をぶっとばして険悪なムードになってな…」
ダーネが可哀想過ぎます!!!こんな扱いばっかし。
というかあっくん極悪すぎ。
でもダーネはこの後も気にせず一緒の部屋でうまくいってるらしいです。ほんとイイコです…
南の仲良しは千石ということが分かってこの日は終了です。


3日目。
南さんに休日の過ごし方を聞いてみました。
「俺か?俺は派手な過ごし方してるぞ」
今まで聞いたプレイスタイルにしろ趣味にしろ、必ず「派手だ」と自己申告する南さん。なぜそんなにこだわるんでしょうか。ともかく、何してるか聞いてみました。
「部屋の掃除をしたり、金魚の世話をしたり、犬の散歩をしたりしてるな」
・・・・・・・・
定年退職した団塊世代の方のようです。

次。ヒロインが南さんにチョコを一カケあげました。
二人で美味しい、と食べるとじっと南さんがヒロインを見つめます。
「あれ?どうしました?」
「…お前、本当に幸せそうに食べるんだな」
「え?そうですか?」
「ああ、ニコニコしてるぞ」
なおもじっと見つめる南さん。
「どうしたんですか、南さん。私の顔、じっと見て」
「えっ?!あ、ああ…いや、その…お前、いい顔で笑うなって思ってな…その」
もう南さんのハートはヒロインの物です。

お昼からかくれんぼをしました。他の人のシナリオでは、南さんを見つけるのを忘れて帰ってしまうんですが…なんと!今回は南さんを見つけることが出来ました。竹やぶにいました。
その代わりダーネを忘れて帰ってしまいました。
バネさんとかダビデを忘れて帰るコトはありえないんでしょうか、ね。

南サンと夜喋っていたら、ダーネがやってきました。遠慮して
「あー、いや。お邪魔しただーね、どうぞごゆっくりだーね」
と気遣ってくれます。
「えっ?い、いや、べ、別にいいよな、なっ、辻本」
「…本当だーね?心の中で『あっち行け!』とか思ってないだーね?
なんか被害妄想気味のダーネ。扱いがひどすぎて鬱屈してしまったのでしょうか。
そんな事ないよ、と話を訪ねました。
「南は東方とペアで、二度も全国に出た強豪だーね。俺もダブルスプレイヤーとして参考にしたいだーね」
そういやそんな設定でしたね!南サンが全国区ということを一切忘れてました。でもそんな事言ったら赤澤さんも全国区って説明されてたんですよ。みんな忘れてると思うけど。

ダブルスで勝つ秘訣を聞かれ、サインプレーと連携と答える南さん。
「そんなのはわかってるだーね。もっとこう、派手な秘訣が知りたいだーね」
「…何事も基本が大事だぞ」
基礎練習と繰り返しが大切だと説明するとヒトコト。
「…地味だーね。すまんだーね、南。やっぱり俺にはそういうのは無理だーね。地味すぎるだーね
お前のプレイスタイルのどこに派手さがあったのかと問いたいところです。
ちょっと落ち込む南。ヒロインは励まします。
「南さん、気にする必要ないだーね……って、うつっちゃった
うつらないよ!

千石さんにまたも話を聞きに行きました。本当に千石さんは南さんの事をよく知っています。
「南はね、山吹中にスポーツ推薦で入ったんだよ」
えっ!!それは派手じゃないですか。こうして「スポーツ推薦」というキーワードを入手です。
温泉に入りに行って、千石、亜久津、南の会話を聞いてこの日は終了です。

つづく