サエさんをマークしようとしたら逆にされました  
   

イケメン、サエさんを追いかけます。人当たりが良く爽やかで感じがいいのですが、不二と仲良しということからナゼか底が見えない印象のお方です。
話しかけると普通にお手伝い出来、普通にお礼を言われます。
「大変だね、キミも」
と気遣われたりもします。しかし、この後じわじわきます。


2日目。
今日もサエさんはイケメンで爽やかな優しさです。
話しかけると出掛ける所だったサエさん。
「近くの海岸にウニが一杯いるって聞いてね」
密漁…!でもウニが好物のサエさん、色んな種類のウニを獲りまくります。
こけそうになってサエさんに抱きとめてもらったり、ヒロインは意識し始めます。でもサエさんは気にしてない感じです。

帰ってからもイベントありでした。
「さっき獲ったウニで、焼きウニバーティしようって事になってね。キミも来なよ」
もちろん付いていくヒロイン。ダーネもいます。皆で焼きウニ!豪勢!
比嘉中の3人は誘ったけど来る気ナシだそうです。わー、孤高の人だ。
「チッ、困った連中だ」
「いいじゃないですか。ボク達だけで食べましょうよ」
全く屈託のない剣太郎くん(12さい)
サエさんに半生のウニをすごく薦められました。この食べ方が一番だと力説です。

ダビデに噂を聞きに行きました。サエさんの特技を尋ねるヒロイン。
「そうだな…やっぱり一番はダブルスでやった時に、相手の前衛をマークする力だろうな。相手を抜かせないあのマークは天下一品だ」
そう、フリーにしちゃいけないのです。

薪拾いに行って映画の話になりました。二人、同じ映画を観に行ってたので話が盛り上ります。ただ、映画館の中がカップルだらけで肩身が狭かったというヒロイン。
「ハハ、一人で観に行ったの?」
「あ、いえ、つぐみとです。佐伯さんは?」
「俺は一人で観に行った」
「うわ、チャレンジャーですね」
「フフ、今度一緒に観に行こうか?」
「え?」
「それで、キミは他に何か映画観た?」
聞き返したのにスルーされました!今までのキャラは聞き返すと絶対に「あ、いや、なんでもない」とか言うのに!
流石サエさんは一味違います。

夜、サエさんに話しかけると突然観月さんが割り込んできました。
「失礼しますよ、んふっ」
ダーネを見かけませんでした?と尋ねられました。知らないと答えると
「どうもお邪魔しましたね。それではボクはこれで…」
「ああ、ちょっと待って。ひとつ聞きたい事があるんだ。淳は元気にやってるかい?」
そう、ダーネは落とせないけどこのゲーム中に元気に出てきています。でも木更津兄弟はどっちも出てこない…
やっぱり人気校じゃないからなんですか、どうなんですか!
「……ええ、元気ですよ」
ならいいんだ、とサエさんが言うのを聞いて、観月さんが去ってからヒロインは尋ねます。
「観月さんと何かあったんですか?」
「へぇ…どうしてそう思うんだい?」
サエさんの目がキラリと光りました。
ヒロイン曰く、観月さんと話してた時、何かいつもと少し声のトーンが違ってた気がしたそうです。プレイヤーには全く同じに聞こえました。ヒロインの資格はありません。
というか、ちょっとサエさんが少し黒く感じられてきました。

観月がルドルフに木更津を引き抜いた事を教えてくれました。
そして間違えて淳を誘ったので、髪を切られて赤いハチマキまでさせられているという事も教えてくれました。観月さんすっかり悪者役です。
「あ、話は変わるけど、キミってきれいな髪をしてるね。それにいい香りがしたな」
内緒話をして近づいたから…それはヘアスプレーの香りだと答えると
「そう?俺の好きなタイプの香りだよ」
もうサエさんはヒロインを獲物として狙い始めました。

バネさんから動体視力というキーワードを尋ねました。
夜は肝試しです。亜久津シナリオと一緒で、あっくんと一緒にペアを組んで回りました。
サエさんの仲良しは剣太郎という事が分かってこの日は終了です。


3日目。
話しかけるとなぜかきれいな貝殻をくれました。突然。喜ぶと
「そうだ。今度、一緒に貝を探しに行こうか?」
やはりターゲットとして認定されたようです。

葵くんに話しかけて、キーワード「サエさん」を入手です。
次、ソッコウで話しかけに行って「サエさんと初めに呼び出したのは誰ですか」とどうでもいい事を尋ねました。
「確か…バネさんだったんじゃないかな?」
バネさんとは小さい頃から遊んだ幼馴染設定のようです。あれ?不二ともそんな感じじゃなかった?

サエさんとの探索で、小型灯台に行きました。なんと、そこに船が通りかかります。ここで船に気付いてもらえたら全てが台無しですが、そんな事はヒロインとサエさんに分かるわけもありません。必死に呼びかけ、サエさんはユニフォームを脱いで振り、半裸で助けを求めます。(CG付き)船は行ってしまいました。
その後、サエさんが髪を風になびかせるCGも出ます。イケメンだからCGも多いのでしょうか。絵になるなぁって、と見とれるヒロイン。
「フフ、お世辞がうまいね、キミは」
「あっ、す、すいません、変な事言っちゃって」
「いいよ。褒められて悪い気はしないから」
ヒロインはかっこいいサエさんにもうメロメロです。まぶしくてまともに見られないとさえ思っています。

葵くんにまた話を聞きに行きました。
「あ、辻本さん。もしかして、サエさんの事ですか?」
丸分かりの行動です。
「ああ、やっぱり…い、いえ、何でもないです。ここから逆転だって狙えるはずだし
サエさんからヒロインを奪おうと考えている剣太郎くん。無謀すぎます。
サエさんの好物はおからという事を教えてくれました。

夜、サエさんに話しかけると
「やあ、辻本さん。近頃よく俺のトコに来てくれるね。もしかして、俺の事見張ってる?
えっ…そんな事言われたの初めてです。
しかしヒロインはあはは、そうかもしれませんね、と答えました。
「フフ、だったらずっと俺の側にいる?そうすれば見張る必要はなくなるよ」
えーーーーーっ!

もう口説きモード全開のサエさん。さすがにそれは…と口ごもるヒロインに
「そう?残念だよ。俺もキミの事見張ろうかな
・・・・・・
もうヒロインに逃げ場はありません。

この後、温泉に行ってダビデのダジャレを聞いたりしてこの日は終了です。

つづく