2日目。
話しかけに行きました。何してるの?と問いかけると
「波の音や鳥の鳴き声を聞いてたよ」
・・・・・・
…何て言うか、すごい育ちの良さを感じさせる答えです。
他にも氷帝の先輩に憧れてるんです、とかあんな風になりたい、とか目を輝かせて言ったりします。純白のまぶしさを感じさせます。
次。長太郎の所に行くと宍戸サンと二人で練習しているとこでした。
「どうした、長太郎!これ位でへばるとはだらしねぇぞ!」
「は、はいっ!宍戸さん!」
スポコンです。仲いいですね、とヒロインがいきなり確信をつきました。
「まあ、ダブルスのペアだからな。当然だろ」
違うよ、長太郎が宍戸サンの事大好きだからだよ。
宍戸サンは互いの弱点を補い合える組み合わせのダブルスだ、とかも言いました。
「ええ、見事にハマりましたからね」
ハメたんじゃなくて?
探索に一緒に行きました。とにかくいい子ちゃん&お坊ちゃん全開な長太郎。
「鳳くんは優しいよね。色々気を遣ってくれるし」
とヒロインが言っても
「そうかな。普通だと思うよ」
夏休みの予定は?と聞いても
「家族でフランスまで旅行する予定なんだ」
好きな色はある?
「あるよ。オフホワイトだよ」
お前はどこまで白さを強調するつもりなんだ。
探索から帰る途中、足を怪我してしまいました。
「さ、背負うから掴まって」
本当に爽やかにごく普通にこう言える長太郎です。しかしヒロインは恥ずかしいからヤダ、と思って大丈夫だからいい、と断ります。
「じゃあ仕方ないな。辻本さん、ちょっとゴメン」
こうしてヒロインをお姫様抱っこですよ。やはり王子様はやる事が違います。
「背負うのがダメなら、こうするしかないね。このまま合宿所まで行こう」
何なんですか、結婚式かなんかですか!
おろして、とヒロインが言ったらひとこと
「ダメ」
これは恥ずかしい。転がるプレイヤー。
「聞いていいかな。何で背負われるのをあんなに嫌がったの?」
嫌っていう訳じゃなくって、重いし恥ずかしくて…と答えました。
「…そっか。俺に触られるのが嫌って訳じゃないんだ」
何を言い出すの!何か過去にあったんですか!宍戸サンと
結局おんぶになりました。白いバラが咲いて好感度急上昇です。
夜、何をやってるのかと尋ねました。
「これかい?これは巣箱を作ってるんだよ」
野鳥の為に巣を作ってあげる長太郎。本当に白いです。
夜、肝試しに行きました。宍戸さんと長太郎がペアになってとても嬉しそうでした。ヒロインの立つ瀬なし。しかも、二人はゴールまでたどりつきませんでした。
どこでナニをしていることやら。
長太郎の仲良しはもちろん宍戸サン、でもよく知っているのは跡部サンということでした。
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