ヒロインが押せ押せで長太郎は受身でした。けどトリシシ風味で書いてます。  
   

宍戸サン大好きなチョタを追いかけます。
最初から爽やかで優しく感じがいいです。笑顔で
「ありがとう、手伝ってくれて。助かったよ」
と言われ好感度は抜群です。
夜に話しかけてもプレイヤーの相談に乗って優しく励ましたりします。


2日目。
話しかけに行きました。何してるの?と問いかけると
「波の音や鳥の鳴き声を聞いてたよ」
・・・・・・
…何て言うか、すごい育ちの良さを感じさせる答えです。
他にも氷帝の先輩に憧れてるんです、とかあんな風になりたい、とか目を輝かせて言ったりします。純白のまぶしさを感じさせます。

次。長太郎の所に行くと宍戸サンと二人で練習しているとこでした。
「どうした、長太郎!これ位でへばるとはだらしねぇぞ!」
「は、はいっ!宍戸さん!」
スポコンです。仲いいですね、とヒロインがいきなり確信をつきました。
「まあ、ダブルスのペアだからな。当然だろ」
違うよ、長太郎が宍戸サンの事大好きだからだよ。
宍戸サンは互いの弱点を補い合える組み合わせのダブルスだ、とかも言いました。
「ええ、見事にハマりましたからね」
ハメたんじゃなくて?

探索に一緒に行きました。とにかくいい子ちゃん&お坊ちゃん全開な長太郎。
「鳳くんは優しいよね。色々気を遣ってくれるし」
とヒロインが言っても
「そうかな。普通だと思うよ」
夏休みの予定は?と聞いても
「家族でフランスまで旅行する予定なんだ」
好きな色はある?
「あるよ。オフホワイトだよ」
お前はどこまで白さを強調するつもりなんだ。

探索から帰る途中、足を怪我してしまいました。
「さ、背負うから掴まって」
本当に爽やかにごく普通にこう言える長太郎です。しかしヒロインは恥ずかしいからヤダ、と思って大丈夫だからいい、と断ります。
「じゃあ仕方ないな。辻本さん、ちょっとゴメン」
こうしてヒロインをお姫様抱っこですよ。やはり王子様はやる事が違います。
「背負うのがダメなら、こうするしかないね。このまま合宿所まで行こう」
何なんですか、結婚式かなんかですか!

おろして、とヒロインが言ったらひとこと
「ダメ」
これは恥ずかしい。転がるプレイヤー。

「聞いていいかな。何で背負われるのをあんなに嫌がったの?」
嫌っていう訳じゃなくって、重いし恥ずかしくて…と答えました。
「…そっか。俺に触られるのが嫌って訳じゃないんだ
何を言い出すの!何か過去にあったんですか!宍戸サンと
結局おんぶになりました。白いバラが咲いて好感度急上昇です。

夜、何をやってるのかと尋ねました。
「これかい?これは巣箱を作ってるんだよ」
野鳥の為に巣を作ってあげる長太郎。本当に白いです。

夜、肝試しに行きました。宍戸さんと長太郎がペアになってとても嬉しそうでした。ヒロインの立つ瀬なし。しかも、二人はゴールまでたどりつきませんでした。
どこでナニをしていることやら。
長太郎の仲良しはもちろん宍戸サン、でもよく知っているのは跡部サンということでした。


3日目。
朝いちで話しかけると、昨日の巣箱の続きでした。
「昨日作っておいた巣箱に、もう野鳥が入ってるんだよ」
あれはシジュウカラだと鳥の名前まで分かる長太郎。野鳥博士です。

次。川で洗濯をしている長太郎を手伝って一緒に洗います。石鹸を渡そうとしたらはずみで長太郎を押し倒しました。
どんなはずみなんですかコレ!

思いっきり騎乗位的な絵ずらになってるんですけど!
そして
「あっ…ご、ゴメン!ちょっと待って!そこに石鹸が落ちてるから。い、今取るから。そしたらすぐにどくから」
石鹸を取るまでどかないヒロイン。
なんでなんですかコレ!!どいてから石鹸拾えばいいじゃないですか!
どこにも逃げないですよ固形物!!
「ご、ゴメンね。私が手を滑らせちゃって」
「あ、い、いや、いいんだ」
「え、えーと…」
「あー…えーと、つ、続き、しようか?」
「えっ?!続き?!」

ナニを考えているんですかこのヒロインは!
でも長太郎の好感度がめっちゃ上がって白いバラが咲き誇りました。
というか長太郎は初日からめっちゃ飛ばしてバラが咲きまくりです。

跡部サマに好物を聞きに行きました。
「鳳の?アイツは確か、ビーフカッセロールが好きだったな」
部員の好物まで把握してる跡部部長、さすがです。キーワード、ビーフカッセロール入手です。

鳳くんって、どうしてサーブ打つ時、一球入魂って叫ぶの?とヒロインが尋ねました。そういやそういう設定だったな…もう長太郎の試合なんていつの話なのやら、って感じで忘れているプレイヤー。
「文字通り、一球に全てを込めて打ってるから…かな」
「一球入魂って、元々野球用語だよね」
余計な事を言い出すヒロイン。
「え?そうなんだ」
知らなかった長太郎。というか知らなかったのは作者なんじゃないんでしょうか。

夜、話しかけると
「やあ、辻本さん。散歩だよ。キミも一緒にどう?」
と誘われます。すっかり仲良しです。海に一緒に行って、星を見てるとつまづくヒロイン。もちろん長太郎がさっと抱きあげてくれました。
「力も強いし、腕も太いし…見た目は細いのいん、がっしりしてるね」
ヒロインは長太郎の身体を堪能したようです。
「そ、そういうキミだって、小さいし、柔らかいし…」
ちょ、長太郎―――!キミがそんな事言うなんて…宍戸サンの事はどうするのですか。

跡部サマにまた噂を聞きに行きました。
「跡部さん、ちょっといいですか」
「ん?辻本か。別にいいが…手短にしろよ」
「あ、はい。鳳くんの趣味って何ですか」
「何だ、また鳳の事か。なるほどな…アイツの趣味はピアノとバイオリンだ」
やっぱりおぼっちゃまです。
ししゃもが好きだって?と振っても
「うん、好きだよ。ただし、ホンモノに限るけどね」
おぼっちゃますぎます。
そしてししゃもの話をしただけでハートが2つ半も増えました。よっぽどししゃも好きなんでしょうか。

つづく