SとMの抽象画 裏


・・・東京。新宿。
 「徳井〜!・・・もう、起きてや〜!」
深夜。・・・になるだろう。もうすでに、十二時を過ぎているから。舞台の後。福田を呑みに誘い、俺は
べろんべろんになった、・・・振りをしている。本当は、意識もはっきりしてる。福田は気付いてなく
て、先刻から泣きそうな声で、俺の名前を呼んでいる。・・・誰が素直に起きるか。目的があるんや。
 「・・・ん〜・・・眠・・・あかん・・・福田ぁ、ホテル〜・・・」
自分より小さい身体に、寄りかかる。・・・やーらかいなぁ・・・喰いたいなぁ。
 「ホテルゥ!?・・・あかんあかん、ほら、起きて!!」
本当は、松口さんの家に行こうと言っていた。最近大上さんとラブラブらしく、松口さんは妙に機
嫌がよくて、即OK。それに、福田が断る理由はもう一つある。・・・ここらにあるホテルは、全てラ
ブホテル。しかも、SM、コスプレOKの看板が多い。・・・俺の目的は、周りの状況で一目瞭然。
 「・・・ええやんかぁ・・・もう、歩かれへん!・・・も〜、無理!!」
子供の様に駄々をこねて、座り込む。福田はもう説得は無理だと諦めたのか、同じ様に座り込む。
 「・・・分かった」
・・・思惑通りに進んでくれるから、福田を騙すのは楽しい。
 「・・・よし!さぁ〜行くで〜!」
そう言って俺は立ち上がり、福田の手を握り、づかづか歩いていく。福田は騙されたと知り、何と
か身体を離そうとするが、俺が離す訳が無い。・・・福田は渋々言いながら、俺についてくる。

何とかホテルの従業員の白い目を誤魔化し、中に入った。コントの打ち合わせ。・・・これからの目
的を考えると、これが一番最適だ。福田は騙された事が気に喰わないのか、さっきから怒ってる。
 「・・・福田〜」
・・・応答してくれない。
 「・・・福ちゃ〜ん」
・・・あかんか。
 「・・・充徳く〜ん」
・・・これもあかん。
 「・・・充子―――――!!」
そう叫ぶと、慌てて福田が、俺を抑えようとする。俺は福田の身体を抑え付け、抱きしめた。福田は
暴れるが、俺が深くキスをすると、抵抗できなくなってしまう。何度もキスをして、福田を黙らせ
る。ほんまはあんまりこういう強引なことはしたくないんやけど、・・・しょうがない。
 「はんっ、嫌っ、ぁんっ、・・・んっ、ふぅんっ、んんっっ・・・!」
だんだんと力が抜けていくのか、福田は暴れなくなる。・・・身体を離すと、だらしなくベットの上
に垂れ下がってしまう。顔を近付ける。・・・構える福田。・・・まだしない。・・・嗚呼、可愛いなぁ。
 「・・・徳井・・・?」
ほんまはこのまま抱いて、朝が来るまで啼かせるっていうのもアリなんやけど。
 「・・・まだせえへんよ。・・・なぁ福田、写真、撮らせて?」
 「・・・写真?」
訳が分からないといった様子で、俺を見つめる福田。
 「・・・うん」
きょとんとした、丸くて可愛い目。・・・美味しそうな身体。ヨダレが出そうだ。
 「・・・別に・・・ええけど・・・」
 「そっか♪」
・・・これだから福田、好きやわ〜。俺はいそいそと部屋を出て、あらかじめホテルの従業員に言っ
ていた通りに、廊下に置いてあった袋を持ち上げる。・・・服ばかりだからだろうか、見た目より軽
い。福田は未だに目を丸くして、嬉しそうに頬を緩ませる俺の顔を見つめ、袋を覗き込む。
 「うわっ・・・!」
・・・予想通りの反応だ。
 「・・・何で・・・そんなんっ・・・」
・・・袋の中身は、セーラー服、ナース服、・・・エプロンに猫耳。
 「・・・写真、撮ってええんやろ?」
・・・福田は何とか逃げようとドアノブを回すが、此処はオートロック。・・・鍵は俺が持っている。
 「・・・何が怖いん?」
俺はゆっくりと福田に近づき、足を開かせ、身体を密着させる。・・・怯えた様な顔。・・・ほんっま可
愛いわぁ。可愛くて、苛めたくなる。泣き顔が見たくなる。・・・こんな所、他の奴は知らないけど、俺
は結構変態だ。自分で言うのも変だけど。今まで、何回か軽いSMプレイは、経験してきた。
 「・・・福田の可愛い身体、隅々まで見たいねん」
ブルブルと震え、硬直する福田を無視して、Tシャツの中に手を入れる。軽く揉むと、甘い声が聞
こえてくる。・・・身体は素直だ。特に何回も俺に抱かれたこの身体は、快楽を拒むことが無い。
 「・・・嫌っ、嫌や・・・!」
・・・泣かしたいなぁ・・・
 「・・・大丈夫、福田が大人し〜く俺の言う事聞けば、痛い事はせえへんから」
・・・興奮して、身体を挿入する事はあるかもしれないが。
 「・・・ほんまに・・・?」
よっぽど俺が怖いのか、福田はうるうるした目で、俺を見つめる。畜生・・・俺に理性がこんなに無
かったら、このまま押し倒して、無理やり犯してる所だ。・・・可愛い。何をされるのか大体察しがつ
いて怯えてる所が、又たまらんね。・・・俺は頷き、福田の頬にキスをする。・・・喰っちゃいたい・・・。
 「・・・さ、これ着て来て」
俺はナース服を取り、福田に渡した。福田は未だに涙目ながら、浴室に歩いていく。・・・少し透けて
見える浴室。福田の可愛い身体が、薄らと見える。激しく興奮し出した身体を抑え、福田を待つ。
 「・・・こんなんで・・・ええの・・・?」
・・・白いナース服。ぴったりとフィットした腰。パンツが見えそうな位置の、スカート。素足にサン
ダル。・・・たまらん・・・こんなに可愛いとは。マジで鼻血出そう。福田は恥ずかしそうにスカートを
引っ張るが、おかげで、可愛い尻の形がくっきりと見えてしまう。・・・嗚呼、めくりたい・・・!!
 「・・・徳井・・・?」
福田の声で、気がついた。・・・あかんわ、ついつい下の方に目が行って・・・。
 「・・・可愛えなぁ・・・」
ベットの上に押し倒し、両足を開かせる。・・・こっちが変になりそうな程、無防備な福田。時々不安
になる、帰り道、誰かに襲われてやしないだろうかとか、騙されて変な所に連れていかれてないだ
ろうかとか。福田は本当に人懐っこくて、誰にでも好かれる。・・・だから、この身体を独占したい。
 『カシャ』
事前にベットの横の机に置いておいたデジカメで、早速福田を撮る。怯えた様な目が、たまらなく
魅力的で、身体は今にもこの身体を喰ってしまいそうだ。・・・自らを抑え、福田の身体に触れる。
 「・・・嫌っ、そんなんっ、恥ずかしいっ・・・!」
福田の足を大きく広げさせ、そのまま足を上に上げる。・・・ちょっと待て、ノーパンって・・・ありえ
へん。めっちゃ可愛い・・・。福田、もしかして俺の事誘ってるんとちゃうん?・・・な訳無いけど。
 「・・・福田・・・」
 『カシャ、カシャ』
カメラのレンズを陰唇に近づけ、写真を撮る。福田は恥ずかしさのあまり、暴れ、泣き出してしま
う。・・・俺は何とか福田を慰め、落ち着く様に説得する。泣いてる姿もたまらん、犯したい・・・!
 「・・・めっちゃ可愛い・・・」
陰唇に、舌を入れる。
 「嫌っ、・・・嫌やっ、せえへんって、言うたやんかっ、・・・あっ、駄目ぇっっ・・・!」
こんな可愛い身体目の前にして、手ぇ出すなっていう方が無理や。
 「・・・んっ、あぁんっ、・・・嫌っ、ん・・・!」
しつこく舐められ、すっかり身体を熱くする福田。表情がたまらなくて、またカメラを向ける。福
田の身体を裏返し、四つんばいにさせ、俺に尻を向けさせる。・・・くっきりと尻の形が映っている。
 「・・・ちょっとごめんな・・・」
スカートをめくりあげる。
 「嫌っ、何でっ、・・・めくらんでもええやん!」
じゃあ言わせて貰うが、何で下着を着てないんだ?・・・福田がどう考えているのかは知らないが、
これはどう見ても、俺を誘っているようにしか思えない。めくって下さい、とでも言いたげなスカ
ート。・・・多分俺の勝手な解釈だろうが、好きな奴にこんな姿になられて、興奮しない奴は居ない。
 『カシャ』
足を広げさせ、また写真を撮る。ひくひくと震えながらも、俺には逆らえない身体。丸見えの陰唇。
指を挿入する。福田は少し震えるが、もう抵抗する事も諦めたのか、甘い喘ぎ声を出す以外、何も
しない。調子に乗り、抜き差しさせる。入れる度、ぐちゅぐちゅと音がして、中が濡れていく。
 「んっ、・・・嫌っ、あぁっ、・・・はっ、ぁんっ、・・・んんっ・・・!」
福田の陰唇を広げ、片手でシャッターを押す。びくっと身体が震える。・・・だんだん、ハマってきた
か。・・・福田が抵抗しないなら、俺はもっと弄らせてもらう。身体を密着させ、突起物を掴む。
 「・・・嫌ぁっ、駄目っ・・・!」
俺はそんな福田の声を無視し、突起物を付け根から先端へ、擦り上げる。
 「・・・うぅんっ、嫌ぁ・・・!」
亀頭を人差し指でなぞりながら、他の指で擦り上げる。福田の声は一段と甘くなり、息が荒くな
る。・・・もっと苛めたいって思うんは、俺がサディストだからだろうか。先端から人差し指を挿入
しつつ、揉みしだく。福田は小刻みに震え、精液を放出するのを、我慢できない。・・・可愛いなぁ。
 『カシャ、カシャ、・・・カシャ』
数枚撮ると、俺は福田の身体を楽にした。福田はとろんとした目で、こっちを見ている。本能を抑
え付け、セーラー服を渡し、又浴室で着替えてくるように言う。福田は大人しく、浴室に向かう。
 「・・・徳井・・・」
・・・鼻血が出そう。
 「・・・・・・どーしたん?」
右手で鼻を抑えながら、誤魔化す。・・・赤い線が入った白いブラウス、膝上十五センチくらいのス
カート、・・・下は生足。多分ノーパン。・・・女子高生に金払ってやってる、おっさんの気分や。福田は
見られるのがどうしても嫌なのか、スカートを又引っ張っている。・・・又、尻の形が映っている。
 「・・・可愛いなぁ・・・」
福田を抱え、ベットの上へ。福田の両腕を上げさせ、両手首をまとめて持ち、制服に付いていた赤
いリボンでまとめて縛ってしまう。福田は涙目で、俺をじっと見上げる。・・・そんな目で見られる
と、俺の方も辛抱たまらなくなるんだが。カメラを横に置き、ブラウスのボタンを外す。
 「・・・んっ、嫌っ、ぁんっ、あっ・・・!」
ブラウスの間から胸部を舐める。福田の甘い喘ぎ声が、俺の性欲を強く刺激する。乳首を舐める。
 「・・・ひゃぁっ、・・・駄目っ、嫌っ、・・・徳井ぃっっ・・・!」
優しく舐め潰し、歯を立てる。左右両方ともすると、福田の胸は、唾液ですっかり濡れ、光っている。
 「・・・こっちも、濡れてるんかな?」
福田はすっかり身体の力が抜けてしまったのか、すっかりベットに身体を預けてしまっている。
俺は福田の股の間から、スカートの中に隠れた、陰部に手を伸ばした。軽く揉みあげるだけで、福
田の陰部は精液を放出し、陰唇はひくひくと震える。目には、大粒の涙。・・・陰唇に、指を挿れる。






continue・・・