チビネタ






2004/11/21(ノ大) ☆

深夜十二時。何時も通りノブといちゃいちゃしていると、ふと思い出
したように風呂に一緒に入ろうと言われて。
 「・・・またちょっと太ったなぁ、ノブ」
シャワーで身体を洗っているノブ。狭い浴槽に入りながら、身体をじっ
と見る。結構変動激しいもんなぁ、俺もノブも。
 「そう、嫌味言わんといてよ」
・・・別に、嫌味じゃない。
 「俺が文句言うてんのにお前の方が拗ねてどうするんよ。・・・まぁ
ええわ、・・・なぁ大悟」
 「ん?」
 「髭・・・剃らせて?」
・・・え?
 「髭・・・??」
意味が分からない。
 「そういうプレイ?」
 「ちゃうよ、ちゃうちゃう。ちょっとな、大分伸びてきたなーって思っ
ててんよ。横から見て」
別に拒否する事でもないので、その希望を承諾した。顎にクリーム
を塗られる。少しくすぐったい。ノブは一端風呂場を出て、自分の愛
用のカミソリを持ってきた。
 「あんまり動いたあかんよ、血ぃ出るかもしれんから」
軽く片手を当てられ、じょりじょり少しずつ髭を剃られていく。気持ち
いい・・・自然に目を閉じて、口が半開きになる。
 「・・・可愛い、大悟」
・・・息が近い。少し感じる。
 「・・・そういう顔されるとキスしたくなんねんなぁ・・・」
・・・・・・。
 「頬赤いよ、大悟。・・・感じてるん?」
 「・・・ちょっと、のぼせてきただけじゃっ」
 「はいはい。・・・あ、まだ動いたあかんよ・・・」


上と同日(田川) ☆

田村が、禁煙を開始した。
 「・・・・・・」
わざと横で吸ってやる。ちらっと見るが、特に何も言わない。本人曰
く物凄く手持ち無沙汰ではあるが、特に支障はきたしていないらし
い。むしろ清清しく、食べ物も美味しいと言っている。・・・嗚呼つまら
ない。煙草ちゅーって結構好きやねんけどなぁ、俺。何かええやん、
間接的にキスすんの。
 「・・・なぁ田村ぁ」
 「ん?」
いつもどおりの返事。・・・その手に煙草が無い事以外、通常。
 「・・・ほんまに寂しくないん?・・・口」
女性はよく言うけど、俺も結構好き。男の煙草を吸う仕草。・・・そし
てこっ恥ずかしいねんけど、俺、田村の煙草を吸う仕草、好きやね
んよなぁ//
 「・・・何で?」
こんな事、恥ずかしくて言えへん//だから。
 「んっ・・・」
 「川島!?」
baseの楽屋。周りの芸人がいっせいに静かになった。
 「・・・寂しくなったら、何時でもこうして?」
煙草を吸う仕草は我慢しよう。だからその代わりに。
 「・・・お前がそう言うんやったら、幾らでも」
・・・田村・・・
 「んっ・・・ふ、んんっ・・・んっ、ん・・・」
周りの呆れた視線を尻目に、抱き合いながらキスをする。他の奴な
んて気にしない。俺を丸ごと好きでいてくれる奴が側にいるなら、呆
れられても全然構わない。


2004/11/28(田川) ☆

相方の好きな食べ物は、バナナとバナナチップスです。
 「・・・・・・」
今も、楽しそうにもきゅもきゅ食べています。・・・俺ん家のベットの上
で。めっちゃ楽そうな体勢で。・・・可愛いなぁとか思う俺は、ちょっと
病気なんやろか?・・・ファンの子にもかっこいいって言われる方が
明らかに多いもんな、こいつ。でもな、可愛いんよこれが。ちょっと大
きい目とか、唇とか。
 「・・・田村?・・・何見てんの?」
・・・思ったらあかんのやろうけど、やっぱ男としては。
 「いや、ちょっとな・・・」
咥えてるバナナが・・・あれに見えてくるんです。
 「このバナナみたいに、・・・咥えて欲しい?」
・・・こいつもこいつで、くっついた途端に急に楽になったとかで、もっ
とHな事したい、って言うし。そらお前はしたいかもしれんけど、それ
を実際するこっちは・・・何か恥ずいねんて。
 「ええよ?俺はいつでも・・・」
そう、下半身が素直に喜びそうな事、言わんといてよ。
 「別にええわ。そんな飢えてないの、こっちは」
まだ二ヶ月やろ?・・・もうちょっと待とうや。な?
 「じゃあ何で・・・押し倒してんの?」
俺もえらく軽くなったわ・・・まぁ気ぃ楽なんかもしれんけど。
 「・・・ええやろ、別に」
Hすんのは、ちょっと抵抗あったけどな。
 「あっ、ん・・・」


2004/12/2(山吉。続き物) ★

午後十時。
 「・・・ぁ、う・・・・・・山田、山田ぁ・・・」
動けば動くほど、もどかしく俺の身体を刺激するペニス。
 「ん?」
 「飯・・・食べさせて・・・//」
舞台が終わって、おいでおいでと誘われた為、何も疑わずに山田に
ついていった。抱きしめられキスをされ、気持ちよーくなっていると、
あっという間に服を脱がされた。呆然としているうちに山田はさっと
夕飯の用意をして、イスに座り、俺を自分の太ももの上に乗せ、下
からペニスを挿入した。
 「ああ。・・・はい、あーん」
両手首をネクタイでまとめて縛られ、動かす事ができない。
 「あー・・・
ほんまなら逃げていくやろう。でも困った事に、こんな恥辱プレイに
感じてしまっているのだ。・・・こいつもMやねんけどな。
 「・・・美味しい?」
宅配ピザ。まだ温かい。
 「・・・うん。ぁっ・・・」
腰が動くだけで、感じてしまう。
 「・・・凄いな、ここ」
陰唇の近くを触られる。ぴくぴく震えてしまう。
 「ここも可愛い」
つんと勃った乳首を触られる。思わず甘い声が出る。
 「・・・お腹一杯?」
最初はただ、ペニスの感触に悶えていた為、そんなに食べれては
いない。山田は結構ぱくぱく食べているが。
 「・・・まだ」
この目線に感じてしまうのは、駄目なんだろうな。
 「・・・そうか、じゃあもっと近く寄らなな?」
腰を抱き寄せられる。
 「ああぁぁっ・・・!」
 「・・・これで、食べやすくなったやろ?」
これでまだ二回目言うんやから、凄いんやろな。
 「・・・まだ、終わらんからな?」
ゆっくり、食べられていく。これは、ただの前戯に過ぎないだろう。
 「・・・可愛えよ、吉本・・・」








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