今日は久しぶりに午前中に目が覚めた。目が覚めただけではなく、布団から出て行動できた。笑ってはいけない。この三日というもの銀行はおろか郵貯の窓口が開いている時間に起きられず、支払いやイベント申込用の小為替を買いに行くこともできなかったのだ。 四月からこっちのパターンを振り返ると、こういう調子のいい日に張り切ると必ず反動が来る。医者によれば「ちょっと調子がいいからってくたくたになるようなことをしたらあかん」ということだ。まあ簡単に言えば、すぐガス欠になる状態ということ。そこそこガソリンが入ってれば車は平常通り走れるが、いつ立ち往生するかわからない。メーターが壊れているのでガソリンがどのくらい入ってるかはよくわからない。
しかし夜中の数時間に限って言えば、わりと頭ははっきりしている。その間に狂ったように文章を書いているわけだ。こればかりは医者がダメだと言ってもやめる気はない。「エロ小説書いてる時間が幸せ」などと言うと世間では眉をひそめられそうだが、パチンコみたいに遊び方をしらない人間のための遊びしか楽しめない人間よりはるかにましだと思うがどうだろう。 御堂は、今回で狂気の宴が終わり、次章が結末に向けての重要なターニングポイントとなる。
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