*ちょっとパラレル*
〜Feelings7〜
激しくキスを交わす。
その間に何度も同じ言葉を繰り返し呟く。
「・・・っ、イングラム・・・好き、だ・・」
「クォヴレー・・・」
イングラムの膝に座ったまま奥を抉られ、
オレはそのまま海老のように仰け反った。
目の奥に火花が散る。
体中の血液が沸騰し一気に頂点へ駆け上がり、飲み込んだ雄を締め上げた。
「・・・っ」
低いうめき声を隠す為か、オレの首に噛み付きながらイングラムが果てたのを感じた。
熱が少し通り過ぎ、呼吸が落ち着いた頃、
オレは床に手をつきゆっくり自分から『イングラム』を外していった。
内部はまだ痙攣しているのか時折彼は眉根を寄せていたが、
ジッと局部を凝視している。
そしてすべて外し終え足を閉じようとしたら大きな手でそれを阻まれた。
イングラムは後の口から流れ出してきている自分の白濁を見つめながら、
満足そうに微笑んだのだ。
その光景にオレの羞恥心が一気に沸き起こり強引に足を閉じる。
「クォヴレー・・・」
咎めるような声のイングラム。
ウッと一瞬たじろいでしまったが、コレだけは譲れない。
だって・・・恥ずかしいだろ!?
「もう少しいいだろう?やっとお前を手に入れることが出来たんだ。
もう少し、実感したい」
「・・そっ・・そんなこと・・」
「クォヴレー・・・」
「うっ」
普段の尊大な彼からは想像もつかないほど志雄らしい声に絆され、
オレは渋々足を開き局部を見せた。
相変らずドロリとしたものが流れてきている、が、
イングラムは満足そうにそれを見つめ、
そしてそっとキスをしてくれた。
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