【154-2】Re:戦争スレですー
■投稿者:ノット・トレジャーハンターN.O.PIt's true!
(380ポイント) ■投稿日:2006/6/28 20:56:31
再びこんばんわー。 李承晩ライン付近ではその昔から日本の漁船が韓国軍に攻撃されたりしたそうですし、在りし日のソ連は北方領土付近で日本の漁船を拿捕しまくり、胡散臭い裁判をやっては億単位の賠償金を請求するなんてことをやってたそうです。まあ、それでなくても北朝鮮の工作船の侵入を防いでこられなかったわけですが。そして最近は中国艦や中国機の領海・領空侵犯。 その昔、ソ連のパイロットが亡命を求めて北海道の函館空港に強行着陸したという事件がありましたけど、あのときのパイロットが「航空自衛隊はスクランブルをかけてきても絶対撃ってこないから撃墜されるとは思っていなかった」みたいなことを言っていたのを聞いて、ああ、日本ってなめられてるんだよなと思ったものです。 高校時代にポール・ボネ氏の「不思議の国ニッポン」シリーズを読んでいて、上でも触れていた漁船の拿捕について「日本が海軍力を行使して自国の権益を守るべきだ。そうしなければ今後もこういったことは繰り返されるだろう」みたいなことを書いてましたけど、それが書かれてから30年前後経ってる現在でも、状況はあんまり変わってないようです。 日本の連合艦隊はかつてアメリカ合衆国海軍、イギリスのロイアル・ネイヴィと並んで世界三大海軍に数えられてましたからねぇ。今現在に至るまで、まともな空母機動部隊を運用したことがある国は上記三ヶ国ぐらいでしょうし、アメリカ海軍の空母を撃沈したことがあるのも全世界で未だに日本海軍だけ。世界最大の戦艦<大和><武蔵>もさることながら、それ以前に連合艦隊旗艦を務めていた<長門>も同系艦<陸奥>と並んで当事の世界の七大戦艦・ビッグセブンに数えられていたりします。 それにしても昔の軍艦というのは同じ戦艦でも各国ごとに面白いぐらいに特色が出るんですよね。まるで天守閣のような日本の戦艦の前檣楼、機能美溢れるアメリカの戦艦、スマートなシルエットのイギリスの戦艦、重厚で武張った感じのドイツ戦艦……こんなところにもお国柄が出るんでしょうか。 零戦は第二次世界大戦初期の最優秀艦上戦闘機です。当事世界最長の航続距離と、ドッグファイトでは無敵だった機動性。で、欠点は耐弾性が低かったことで、装甲を犠牲にして航続距離と機動性を伸ばしていたようです。鍛え上げられたベテランたちが操っているときは無敵の零戦ですが、一発敵弾をもらったらおしまいという防御力の無さが災いして、戦争が進むにつれてベテランパイロットたちがつぎつぎと戦死していくと、本来の性能はまったく発揮できなくなっていったそうです。そして大戦後半、各国が大馬力・重装甲・高速力の重戦闘機の開発を進める中、結局日本は最後まで零戦の後継機を実戦に投入することはできませんでした……ちなみに以前、零戦の開発に関わっていた技術者たちが、戦後新幹線の開発に携わっていたという話をプロジェクトXで聞いてびっくりしたことがあります。
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