こんにちわー。８月が過ぎてもまだ暑い……。

三国志の話が来ると黙っていられない私が着ましたよ(｀･ω･´)ｼｬｷｰﾝ
ジャイアンツ＝荊州狙ってたころの呉、なかなか面白い考えですね。そういや巨人はハンカチ王子を狙ってるなんていう話も出てきてますし、ここまで来ると荊州狙ってる呉もそうですが、人材コレクター曹操ともカブってきます。

野球とは全然関係ないんですが、私は呉はあんまり好きじゃないんですよね。というか孫権が。領内で美女と見るや後宮に連れ込みまくり、末っ子を可愛がって嫡子をないがしろにし、それを諫言したあの大功臣陸遜を無実の罪で流刑にした挙句に憤死に追い込み、大酒呑みで酒の上での乱暴狼藉は数知れず……もちろん長所がたくさんあった人で、だからこそ呉をあれだけ長く保てたのでしょうが、正史の伝にあるように、呉が滅亡した理由は孫権の晩年の行為が原因と言っても過言ではないでしょう。お兄さんの孫策にあったような魅力が全然感じられません。
三国志演義では荊州は孫権からの借り物という形になっていたので、ある意味孫権が荊州返せと言うのは理屈としては正しいわけですが、最近どこかで読んだ話なのですが、荊州を孫権が劉備に貸していたというのは、恐らく後世の呉系の人間が呉の正当性を主張するために書き加えたものなんじゃないかという話がありました。現実には劉表→劉�g→劉備と移ったわけですから、領土的には劉備が領有していることの方が正しかったんじゃないかとのことです。ただ、それを突き詰めていけば、もっとも正しい支配者は後漢から禅譲を受けて王朝を創始した魏になるわけですが。
なんにしても呉のキャラクターは三国志系のお話では不遇な扱いになってることが多いですね。周瑜なんて正史ではおおらかで度量が広く、文武に優れた名将だったし、魯粛も呂蒙も大人物だったのに、諸葛亮や関羽を持ち上げるためにあそこまで卑小化されちゃって……君主は嫌いだけど呉系の武将は味があって好きな人物が多いんですけどねぇ。