相田game

コピー室につくと、2人の先生が印刷機を使っていた。
一人は国語科の先生で、もう一人は有宮教頭だった。

「教頭先生、何かご用ですか。」
国語科の教諭に頭を下げて後ろを通り、俺は教頭の方へ近付いた。
「ああ、このプリント、印刷するの手伝ってくれないかな。」
「はい、わかりました。」
俺は素直に頷いて、教頭の隣の印刷機の電源ボタンを押した。
「何部ですか?」
「250。」
「はい。」
電源が付かないのでもう一度押す。それでもつかない。

俺が首を傾げていると、教頭がコチラを見てきた。
「あれ?電源つかない?後ろのコードが抜けてるんじゃないのかな。」
「えー。困りますねぇ。」
俺は顔をしかめて、印刷機の裏側を覗き込んだ。
暗くてよく見えないが、確かにひとつ電源プラグが抜けている。

「あ、抜けてます。じゃあ違う印刷機で…」
「次に使う人のためにも差し込んだ方がいいんじゃない。」
国語科の教諭が一緒に覗き込んでそう呟き、俺の肩をポンと叩いて出て行った。
…ちぇ。

俺は
*電源を差し込もう。
*印刷機を変えよう。


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