笑顔の裏側 P5
「あ…、孝、介、おじ、さ…!やめ…っんはぁっ」
「恭平くん…君の体はこれくらいの刺激じゃ足りないみたいだね。」
「あぁっ!あはあぁ…っ」
ちょんちょんと先端をつついている乳首の刺激をやめて、孝介は恭平の耳元に息を吹き掛けた。
これだけのことでも、恭平はビクリと肩を震わせて感じたことを表す。
触れた手の下で、恭平自身が少し大きくなるのがわかる。
「いいよ、恭平くん。その顔…。もっと気持ちよくしてあげるからな。」
「あ、いいっ。もうやめてくださ…っ!」
恭平の反論を無視して孝介が恭平のシャツを押し広げる。
上から覗くと、先程からつついていた乳首がぷっくりと起き上がり、おいしそうに実っていた。
孝介がにやりと笑って、その首筋に唇を押しつける。
その肌は既に熱を持っていた。
「んぁぁっ…」
恭平の熱い吐息が孝介の耳にかかる。
孝介は恭平のシャツのボタンを次々と外し、そこから露わになった恭平の白い肌を余すところなく舐め回した。
恭平が小さく抵抗を示すが、背を壁に押しつけられて胸をしゃぶられているためにうまく体が動かない。
孝介の舌がその乳首の先端に触れると、恭平の体は小さく震えた。
「んぁぁ…っ。あ、あぁ…はぁ…っ!」
上がった嬌声が孝介を更に興奮させる。
孝介は夢中になって恭平の片方の花弁を貪った。
恭平が喉をのけ反らせて快感を得る。
「いやぁぁぁ…っ」
ボタンをすべて外され、恭平の肩は両方ともはだけてしまった。
孝介は器用にシャツを取り去ってしまい、裸体になった恭平の体をゆっくりと味わうように輪郭をなぞった。
今日はしばらく誰も帰って来ないだろうから、誰にも邪魔されずにこの妖艶な体を堪能できると思うと、自然と気持ちにゆとりが出てきた。
普段は急いでいて味わい尽くせない、奥の奥まで食べ尽くしてみせよう。
上半身だけをしつこいくらいに舐めとられ揉みほぐされて、恭平の下半身はズボンの下で触られてもいないのにどんどんと大きくなってきていた。
理性が途切れとぎれになって、恭平自身にも止められない。
恭平は羞恥に頬を染めた。
「恭平くん、俺はまだ一度しか触れていないのに…。破裂しそうだ。」
「あ、あ…っ。」
言わないで…!
うまく言葉が出てこない。
孝介は怪しげに微笑むと、恭平の背を壁に押しつけたまま、その股の間に指を滑り込ませた。
そのまま包むように恭平のものを掴む。
恭平が切なげに鳴いた。
「あぁぁぁぁ!!い、はぁう…ッ!」
そのまま不規則に揉み続けると、恭平は理性を吹き飛ばして喘ぎ苦しんだ。
それは更にその体積を増やす。
孝介が手の動きを早めて、恭平を絶頂へと導く。
恭平が手の動きにあわせて、無我夢中になって喘いだ。
与えられる快感の波には抗えなかった。
「んっ!……んぅ…っ」
ズボンの上から強弱を付けて揉みこまれ、恭平は必死に声を殺した。
そうでもしないとイってしまいそうだ。
少し前に言われた孝平の言葉が、迫り来る快感と同じくらい強烈なものとなって恭平の頭の中を駆け巡る。
他の人の前ではイくな。
確かに父はそう言った。
恭平の体がこれ以上ないほど感じているのはわかっているのに、なかなかイかないのを察した孝介は、恭平のものを揉むのをやめた。
ほっと息をついた恭平の体に唇を押しつけ、その肌を舐めながら首筋を移動する。
顔を背けた恭平を嘲笑うかのように、唇を這わせて耳に噛み付く。
恭平が小さく反応した。
「あ…っ」
「どうしたんだい、恭平くん。ここをこんなにして…イってしまったほうが楽だし気持ちいいよ。」
「ん、ぁん…。」
恭平は目に涙を溜めて、首を左右に振った。
「どうしたの?」
「イ…イけません、今日は…。もう、やめて、ください。」
恭平が呼吸を整えながら、言う。
そんな彼に孝介はますます欲情した。
「そう言われると…どうしてもイかせたくなるね。」
恭平の表情がひきつった。
孝介は恭平のズボンのベルトに手を掛けて、それを外しにかかった。
抵抗する恭平を押さえ付けて、唇を強く吸う。
舌を入れ込んで激しく掻き回すと、恭平はそれに夢中になってしまい、体の力が抜ける。
その隙にズボンを下ろして恭平の衣類をすべてはぎ取った。
糸を引きながら唇を放し、露になったその裸体を見つめる。
「…イイ体だ。」
「や…っ!見ないで!」
「そんなに必死になって我慢するのは、誰のためだい?やっぱり兄さん?」
「…っ!」
恭平が顔を赤らめて下を向く。
孝介の欲求に火がついた。
兄さんのためにここまで健気に射精を我慢する、愛しいまでにはかない身体。
その身体をめちゃくちゃに引き裂いて、兄さんの前でも見せたことのない表情をさせて、突いて突いて突きまくって兄さんを裏切らせてやりたい。
きっと今までにない最高の表情で鳴くだろう。
考えただけでイけそうだ。
我慢の限界。