1月15日 P3
とめどない刺激に、恭平の感覚は麻痺しそうだった。
孝平の舌の動きにあわせて身体が跳ねる。
いくら耐えようと堪えても、一瞬力の抜けた隙を突いて孝平が攻めてくる。
恭平は固く目を瞑って孝平に身を任せた。
孝平の腕が恭平の足を持って、大きく上に上げた。
そのまま左右に大きく開き、さらに奥まで舌を伸ばす。
普段人に晒したことのない箇所まで舐められて、恭平は内から起こる興奮を抑え切れなかった。
抑えようとしても甘い声が漏れ、熱い吐息が呼吸を麻痺させる。
「あ…あぁぁ…!」
根元から先端までねっとりと舐め取ると、それに合わせて恭平が息を吐いた。
快感で全身の毛穴が開いたみたいにゾクゾクする。
恭平はなんとか気を紛らわそうと、座席の背もたれを掴んだが、興奮で手が滑って上手くいかない。
その間にも腰が浮くほど足を持ち上げられて、尻の辺りから股間を撫でられた。
無意識のうちに下腹部に力が入るが、不安定な体勢な上に足を固定されているので指の愛撫を拒むことはできなかった。
股間の前後を攻められて、恭平は息を止めた。
「……ッ!」
恭平は再び絶頂へ上り詰めた。
あ…もう…もう、
…イく!
そう思った瞬間に、股間に指が入ってきた。
異物感に身体を震わせ、少し興奮が冷める。
恭平はこの行為が嫌いだった。慣れるのに時間がかかる。
「んあ…ッ」
恭平が頬を紅潮させて首を振った。
孝平は構わずに指を置くまで差し込む。
そのまま中の内壁を探るように掻き回した。
「あ、ひ…ぁあぁんッ!」
恭平がその刺激に腰を振るわせる。
嫌いだとは言っても、性感帯には変わりがないのだ。
孝平は舌や歯で恭平のものを堪能しながら、穴の刺激を速めた。
一度火が灯くと、恭平の反応も孝平のテクニックも、止まらない。
「あ…アッ!はぁッ……ああぁッ!」
恭平が自分自身の反応に戸惑うように首を振りながら、全身をビクビクと痙攣させた。
時折喉を仰け反らせて、快感の波をやり過ごす。
孝平はそんな息子の反応に満足するように、穴に挿入した指を次々と増やしていった。
「んんんんん…っ!」
恭平が力一杯拳を握り締めて、身体を縮めた。
ぐりぐりと指を奥まで入れて、探るようにして前立腺を刺激すると、孝平の口の中のものが震えた。
先ほどから気の毒なほど膨張していて、中のものが出口を探してさ迷っている。
指と穴の間から漏れる粘着質の音がやけに耳に纏わりついた。
「あ、イく…。だめ…あぁ…ッ!」
恭平がうわ言のような喘ぎ声を上げて、小刻みに腰を揺らした。
それを射精の合図ととった孝平は、最後に強く、穴の最奥を押してやった。
「は……ぁうッ!!」
恭平の身体の力が一気に抜ける。
恭平は孝平の口内に、二度目の射精を起こした。
「う……ふぅっ。はぁ…はぁ…。」
恭平は肩で息をしながら、射精の余韻でビクビクと小さく震えている。
孝平は最後の一滴まで残さず飲み干し、先端を噛んだ。
「ンッ。」
恭平が目を閉じたまま顔を反らせてびくついた。
糸を引きながら口を離し、足を開いて自分に全てを晒した恭平の姿を見下ろした。
身体を火照らせて、時たまピクッと肘や肩を震わせている。
先ほどまで指を受け入れていた股間の穴は、次の刺激を求めて収縮を繰り返していた。
「恭平。大丈夫かい。」
「ん…うん…。」
二度も達して半ば満足を得ていた恭平は、襲い来る睡魔に対抗するのに必死な様子だ。
「ここからだと、恭平の全てが見える。今年もいい身体をしているね。」
「え…ちょ…ッ。」
言葉の意味を理解して、恭平が目を開けた。
視線の先には、恭平の足首を掴んでニヤリと笑う父の顔が見えた。
慌てて隠そうとするが、孝平の手によって更に大きく広げられる。
「わ…っ。ちょっと…。」
「この車の窓がなかったら、どうだろうな…。」
「……!ほ、本当にこの窓、大丈夫なんだろうね?!」
恭平は急に不安になり、首を回して窓を見上げた。
「はは。当たり前だろう。」
孝平は笑い飛ばして相手にしない。
掴んでいた恭平の足を肩にかけて、身体を前に倒してきた。
不自然な体勢に、恭平が視線を元に戻す。
孝平は恭平の耳元で優しく囁いた。
「誰が他人に見せるものか。例え喘ぎ声だって、聞かせやしない。」
言ってから、恭平の股間の穴に自らのものをあてがう。
恭平が息を呑んだ。
「今年一番。いくよ。」
孝平の言葉に恥ずかしそうに頷いて、恭平は父の腕を掴んだ。
「あ、あ、あぁぁぁぁ……ッ!!」
指とは比べ物にならないほどの質量感に、恭平は握った孝平の腕に爪をたてて耐える。
孝平はゆっくりと、焦らすようにして腰を沈めた。
十分に慣らしたとはいえ、恭平の中は狭い。
孝平は半分まで入ったところで一度抜き、恭平が息をついたところで再び一気にねじ込んだ。
恭平が悲鳴にならない声をあげる。
肌にうっすらと浮いた汗が跳ねた。
「……んあぁッ!!」
完全に入った時、挿入し始めてからずっと止めていた息をようやく吐き出した。