女社長 P13



背後で森坂が笑う。

「本当に敏感ですね。少し触れただけなのに、こんなに反応してくれるなんて…もっと強く触ったらどうなっちゃうんだろう。」
「っ…!」

何度もやわやわとものを揉まれ、胸を直接弄くられ、恭平は立った状態ではいられなくなった。
足に力が入らない。
無意識に跳ねる身体の制御がきかない。
そんな反応を森坂は楽しそうに笑いながら、揉み上げる手を徐々に早めていく。

「もっと…声を出してくださいよ、恭平さん。」
「ぅ…っ、…は…っぁぁん…っ」
「そうそう。」
弱々しく鳴いた恭平は、力のなくなっていく身体を支えるために森坂の服を後ろ手に掴んだ。
持っていたズボンとトランクスが地面に落ちた。

玲子の細い指とは違う、力強い男の手が恭平の心を翻弄した。
はぁ、はぁ、という自分の呼吸が厭らしく感じた。
森坂の指が恭平のものの裏側へ伸びた。
ヒクヒクと収縮するそこは汗とは違った粘着質の液体で濡れているようだった。

「ぁ、あ…そこ…だめっ…!」
「どこですか…?ココ?」
森坂は薄く笑って、右手の人差し指で恭平の左の突起をクリクリとこね回した。
「ひぁぁんっ…!」
強い刺激に恭平が慌てて首を左右に振る。
「ちが…違う…っ」
「ではどこですか。ココですか?」
今度は左手の親指で恭平のものの裏筋をひっかいた。
恭平がビクンッと大きく痙攣し、言葉を失った。
「おやおや…」
森坂は楽しそうに笑って同じ箇所を何度も弾いた。
恭平が仰け反ったり尻を突き出したりして快感に耐える。
「あっあっ……ひっ…あっ…」
熱っぽい嬌声がひっきりなしに恭平の濡れた唇から零れ落ちた。

「森坂くん。手をどけて。」
玲子の声にはっとして目を開けると、自分の腹の辺りに玲子の顔があった。
これから何をされるのか、心臓が高鳴る。
恭平は顔を真っ赤に染めて必死に森坂の腕を握り締めた。

「いやぁ!もう、やめてください…っ」
「玲子さんに舐められるの、嫌だって。」
「あら?そんなことないわよ、私自信あるもの。」
「玲子さんの口と俺の指と、どっちがいいですか、恭平さん?」

この状況でそんなことを聞かれても答えられない。
感情とは裏腹に、恭平の下半身はまたもや刺激を求める何かが渦巻いていた。

「ど、っちも…」
嫌、と言おうとした瞬間に胸の突起を転がされた。
思わず息を止め、ひくついた腕が汗を弾かせる。
「っ!」
「…どっちもだってさ、玲子さん。」
「欲張りねえ〜恭平くんは。」
「ち、…ぅ…っ!…ハッ…!」
森坂の左手が恭平の股間からどけられた。
間髪入れずに、玲子の舌が恭平のものの先端を掠める。
とろりと溢れ出した液体を拭われる感触に恭平が喘いだ。

「はっ、はっ……ひぃぅ……っあっ、」
乳首への刺激も再開されて、甘美な二点攻めに恭平は短く速い呼吸を繰り返した。
うまく思考回路が働かない。
目の前にある大きな快感の波に逆らうことができない。
恭平はビクンビクンと狂ったように身体をのたうたせて喘がされた。

四本の手が、胸やあそこだけと言わず、腰や、腹や、太股さえも這い回る。
不規則な痙攣に恭平自信も戸惑っていた。
「あっ、あぁっ、は…ひっ!…んぁっくんっぅ…」
恭平の肌にうっすらと浮かぶ汗を拭いながら、森坂の左手が探るように尻を這う。
濡れた指先が双璧を割って、奥をなぞった。
「あぁん…」
恭平の身体の痙攣が一旦止まり、森坂の指先に意識が集中した。
それはゆっくりと恭平の中心へと進んでいく。
反応の止まった恭平を急かすように、玲子の舌が恭平のものをより一層激しく嘗め回した。
「あ…あっ!」
イイところを二点三点と貪っていく。
恭平は射精感を覚えた。

「ひ…あっはっ…はっああぁっ」

心臓が高鳴る。嬌声が止まらない。
あともう少し。


「玲子さん、まだイかせないでくださいよ。」

絶頂の手前で森坂が言った。
玲子の舌が恭平の性感帯の少し手前で止まったので、恭平はもどかしくも安堵を感じて長い溜息をついた。
「あ…はぁ…」

「どうして?せっかくイイところだったのに。」
「恭平くんの要望に答えなくちゃ。俺はまだ、指を入れてません。」
「早くしなさいよ。」
「はい。」

ニッコリと笑って、森坂は恭平の秘部に指を突っ込んだ。
「…ッア!!」
ぷっくりと飲み込んで、とろとろとした粘着質の液体が森坂の指を濡らしていく。
慣らされた身体は無意識に、指が入りやすいように腰を突き出してしまう。
「いいね。誰かに教わってる。」
「あ、あぁぁん…っ」
ずぷずぷと、森坂の指を飲み込んでいく。
恭平は異物感に耐えながら、快感に震えた。

「何本入るかな…」
「いや…いや…っ」
「嫌じゃないですよ。こんなに喜んで。」
「そうよ、恭平くん。勝手にイかないように、私がフタをしてあげる。」

「や…あぅ…あっ、あっ、ああーっ!」
森坂の長い指は恭平の前立腺の手前まで来て、動き出した。
腰が震えて、再び絶頂が間近になる。

しかし玲子の巧みな舌が射精を遮り、イくにイけない。
恭平は羞恥も何もなく、快楽に任せて喘ぎまくった。
その妖艶な姿に玲子はおろか、森坂ですら夢中になってその身体を貪る。

もっと、犯したい。


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