ベッドとして使えそうなほどふかふかと柔らかくゆったりと大きなソファ。その真ん中に、足を開いて深く腰掛けているあやか。その開かれた足の間に、ネギがちょこんと小さく座っている。傍から見れば仲睦まじい姉弟のように見えるかもしれない。だが、二人の表情とあやかの手の艶かしい動きが、その美しい絵に背徳の香りを漂わせる。
「いかがですか、ネギ先生」
「はぁ、ん……なんだか、くすぐったいような……変な、感じですぅ」
スーツを脱ぎ、上半身はYシャツ、下半身はパンツ一枚となったネギ。本当はパンツも下ろしてしまおうとしたあやかだが、ネギが執拗に抵抗する為、今は一時諦めた。そんなネギを後ろから抱きかかえ、左手で上半身を、右手で股間を優しく愛撫するあやか。
あやか自身は、いまだドレスを纏ったままである。ネギの緊張をほぐそうと先に裸になろうとしたあやかであったが、ネギがおもいのほか残念そうな表情を浮かべたので、脱ぐのを止めたのだ。ネギに裸を見て欲しいという欲求はありつつも、自分が一生懸命選んだドレスを気に入ってもらえたのはとても嬉しいものだ。あやかの足の間に座る時、ネギはドレスのスカートが皺になる事を気にしていたが、そんな気遣いを見せるネギの紳士的な振る舞いに感極まったあやかは、ネギを背後から抱きしめ有無を言わさず足の間に座らせてしまった。
「まだ戸惑っていらっしゃるんですのね。初めてですもの、当然ですわね。……でも、ココはこんなに嬉しそう」
パンツの上から肉茎を撫で擦り形を確かめたあやかは、すっかり大きくなった肉茎のくびれを、親指と人差し指で輪を作りキュッと絞める。
「ひゃああんっ、そ、それダメェッ」
その瞬間、ネギの体がピクンと跳ねる。大きく開かれた口が酸素を求めパクパクと動く。
「ウフフ、とても敏感なのですね、ネギ先生の、オ・チ・ン・チ・ン」
手の中でピクピク震える肉茎の感触を楽しみながら、ネギの耳元で淫らな言葉を囁く。その瞬間、ネギは背筋を大きくブルブルッと震わせた。普段であればそのようなはしたない言葉を口にするあやかではないのだが、ネギと二人だけというシチュエーション、そして自分がリードしなければならないという義務感が、あやかをどんどん大胆にしてしまう。
ネギの耳に口を近づけた為さらに密着した二人の距離。すると、微かににすっぱい臭いがあやかの鼻をくすぐる。
「ネギ先生。昨晩はお風呂に入られましたか。少しだけ、汗の臭いがしますわ」
「えうっ、えっと、そのっ」
怒られると思ったのか、ネギが慌てて立ち上がろうともがく。だが、あやかの両腕に後ろからガッチリと抱きすくめられて振りほどく事ができず、体を縮こまらせてか細く呟いた。
「ご、ごめんなさい……昨日は、入ってないです。僕、お風呂好きじゃないんです。頭を洗うのが、どうしても苦手で」
「まあ、そうなんですの」
上品と清潔を絵に描いたようなあやかである。自身でも、周囲に失礼のないよう常にそれを心がけている。ならば、ネギの言葉に拒否反応を示してもおかしくない所だが、全くそんな感情も起こらず。引き寄せられるように、あやかの鼻はネギのつむじの辺りに押し付けられ、スーッと大きく鼻から息を吸う。
「あ、あの。いいんちょさん?」
「男の子ですもの。そういう日もありますわ。後で、一緒にお風呂に入りましょう。シャンプーが目に入らないように、優しく頭を洗って差し上げますから」
「あ、ありがとうございまず、いいんちょさん」
明日菜なら即座に首根っこを掴まれて風呂場に引きずられている所だ。あやかの優しい心遣いにネギは感謝する。だが、今のあやかの顔を正面から見ていれば、その感謝も違った形になっていただろう。ネギの頭に鼻を埋め何度も体臭を吸い込みながら、あやかは媚薬を嗅がされたような蕩けきった淫靡な表情を浮かべていたのだから。
(はぁぁ……男の子の……ネギ先生のにおい……たまりませんわぁ……)
鼻腔をくすぐるツンとした刺激に、あやかは身震いするほどの興奮を覚える。知らぬ間に股間はジュンジュンと潤み、乳首の先端がコリコリとしこり始めている。幸いにして胸を押し付けられているネギは感づいてはいないようだ。自分の体に手一杯で、あやかの様子の変化を感じ取る余裕までは無いのであろう。
無心でネギから発せられる媚薬を嗅ぎ続けるあやか。嗅覚を刺激され、口の中では唾液が溢れんばかりに増産され何度も飲み下す。その潤んだ視界の端に、フルフルと揺れるネギの小さな耳が映る。自然とあやかの口はそこに引き寄せられ、唾液でネチャネチャになった口を大きく開いてそれをパックリと咥え込んだ。
「はむ」
「ひゃあうっ」
予想だにしていなかった背後からの刺激に、ネギは思わず背中を丸める。だがあやかの口は咥え込んだその柔らかな肉を離す事無く、唇で揉み吸いたてる。
「い、いいんちょさん、何をしているんですか」
「ネギ先生のお耳、とってもかわいらしい形をしているんですのね……もう、食べちゃいたいくらい」
「た、食べちゃダメですよぅ」
耳朶の形をなぞりながらベロベロと舐め上げ、小さな穴に捻じ込むように舌先を尖らせ奥をほじる。今まで味わった事のない刺激に翻弄されるネギ。それに触発されるように、あやかの手の中の肉茎もさらに大きく固くなってゆくのが、布越しにもはっきりと感じ取れる。
「まあ、ネギ先生の、オ・チ・ン・ポ。ますます大きくなりましたわ」
(ああっ、オチンポなんて、なんていやらしい言葉。こんな言葉を、無垢なネギ先生に囁いてしまうなんて、私、なんてはしたない……)
自覚はありながらも、欲情に蕩けた体はもう止まらない。肉茎の根元から亀頭のくびれまでを撫で擦るあやかの手の動きも大胆に艶かしくなってゆく。
「いいんちょさん、オチンポって、何ですか」
ハァハァと荒い息を吐きながら、ネギが尋ねる。
「ウフフ、こんな風に、大きくなったオチンチンのことですわ。今にも精液をドピュドピュ発射しちゃいそうなほど、大きく固くパンパンに張り詰めた、エッチなエッチなオチンチンの事ですのよ。オ・チ・ン・ポ。ね、なんだかすごくいやらしい響きじゃありませんか」
微妙に違っているような気がするあやかの説明だが、元より性的知識の無いネギである。その言葉通り受け止める。
「は、はい。なんだかすごく、エッチな感じがします」
「ウフ、嬉しいですわ、ネギ先生。私の愛撫で、とってもエッチな気分になってくださっているのですね」
真っ赤になって答えるネギにあやかは艶やかに微笑みながら、指先で器用にトランクスのボタンを外し、穴からポロンと肉茎をまろび出させる。
「まあ。すごいですわ」
「ひゃあっ、み、見ちゃダメですっ」
ネギは慌てて両手で肉茎を隠す。
「アン、ネギ先生。隠してしまってはイヤですわ。もっとよく見せてくださいな」
「ダ、ダメです。恥ずかしいですから」
「そんなイジワルおっしゃらないで。……そうですわ。その代わり、後で私のオッパイ、見せて差し上げますから」
「えっ」
別にネギはあやかの胸を見たいと思っていたわけではない。だが、突然飛び出した新たな淫靡な単語に、一瞬思考が停止してしまった。その隙を逃がさず、あやかはネギの両手首を掴み、万歳の形で上に引き上げた。
「キャアァッ」
「まあっ」
女の子のようなネギの悲鳴と、あやかの感嘆の声が重なる。ネギの股間では、今にも張り裂けんばかりに勃起した肉茎がビクビクと脈打ちながら天を向いていた。まだまだ少年ゆえ亀頭は鮮やかなピンク色で半分ほど皮を被っているものの、この愛らしい少年についているとは思えぬほど大きく長く男としての自己主張をする肉茎。あやかは思わずゴクリと唾を飲み込む。興奮のあまり鼻血が上ってきたのか、鼻の頭がツンと痛くなる。
「う、うう、いいんちょさんヒドイです。グスッ」
陶然と肉茎を見つめるあやかとは逆に 羞恥がオーバーヒートしネギは突如泣き出してしまった。
「ネ、ネギ先生、どうしたんですか」
「だって僕、イヤだって、言ったのに、ヒック、すごく、恥ずかしいのに、グスッ」
「ネギ先生……」
興奮のあまりつい暴走してしまいネギの気持ちを考えられず、結果ネギを泣かせてしまったことにあやかは一瞬にして冷や水を浴びせられたような心地になった。
「すみません、ネギ先生。私、ネギ先生の気持ちも考えず、つい……」
ネギに嫌われた。そう思ったあやかは、萎れた花のように気の毒になるほどシュンとして俯いてしまった。そんなあやかを見ていると、ネギは自分の方が悪いような気がしてしまう。
「あ、ぼ、僕の方こそごめんなさい。僕から頼んで相談に乗ってもらっているのに、泣き出したりして」
「そんなこと。本当にお優しいですのね、ネギ先生は。……ネギ先生。本当におイヤでしたら、もうここで止めにしましょうか」
「えっ」
「ネギ先生が辛そうにしているのを見るのは、私もイヤですもの」
そう言って、微笑んでみせるあやか。だが、その胸の内の本当の想いが滲み出している笑顔は、ひどく痛々しい。それに。
「……やっぱり、続きをお願いしてもいいですか。僕、もう我が儘言いませんから」
「えっ。で、でも、よろしいのですか」
驚くあやかに、ネギは視線を下に向けたまま答える。
「だって、僕、この後コレをどうしたらいいのかわからないですし」
「まあ」
ネギの股間では、肉茎がそそり立ちビクビクと自己主張を続けていた。こんな状態で中断されても相談に来た意味が無い、むしろ悪化してしまったと言える。
「クス、そうですわね。私が責任を持って、処理させていただきますわ。でも、本当におイヤでしたら言ってくださいね。私、嬉しくてついつい調子に乗ってしまいそうなので」
「は、はいっ。お願いします、いいんちょさん」
あやかはネギの目尻にそっと口付け、溜まっていた滴を唇で掬い取る。その瞬間を誰かが見ていれば、萎れていたあやかの背後の花が息を吹き返しパッと咲き乱れた、ように見えたに違いない。
ネギは両手をそれぞれあやかの二の腕に回しキュッと掴む。その感触にネギの覚悟を感じ、あやかは両手をネギの肉茎に伸ばす。包皮を剥かず、そのまま左右の手で長い筒を作り、肉茎を柔らかく包む。
「んんっ」
上質のシルクに敏感な肉を包まれる感触に、ネギは打ち震え二の腕を握る手に思わず力を込める。それを快感故の行動と理解したあやかは、手を放さずネギの肉茎をやわやわと締め付けるように指と手を蠕動させる。
「ひぃっ、いいんちょさん、そ、それっ、すごいぃっ」
「ネギ先生のオチンポ、ビクビクしてますわ。私の手で感じて下さっていますのね」
しなやかな指、柔らかな手のひら、それらを包む滑らかなシルクの感触。極上のオナホールと化したあやかの両手に、生かさず殺さずじわじわと責め続けられ、ネギの肉茎にもどかしい快楽がどんどんと溜まっていく。
「ひゃあっ、す、すごい、オチンポすごいぃっ」
「あん、ネギ先生がそんないやらしい言葉を……私もおかしくなってしまいそうですわ」
ますます屹立する乳首をドレス越しにネギの背中に擦りつけながら、それでもネギに絶頂を許さず緩やかに責め続けるあやかの淫靡な手肉。
「ねえ、ネギ先生。ネギ先生はどんな時に、オチンポを大きくしてしまうんですの。教えてくださいませんか」
快感に打ち震えるネギの耳元に、かねてからの疑問をそっと囁くあやか。
「そ、それは……大きくなり始めたのはここ最近なんですけど……例えば朝、起きた時とか……あぁんっ」
俯きながらもごもごと答えるネギに、手筒の蠕動をわずかに活発にしてさらなる言葉を引き出す。
「朝にオチンポが勃起してしまうのは、男の子の生理現象ですもの。仕方の無い事ですわ。でも、それだけじゃありませんでしょう。例えば、女性とくっついた時なんかも……」
ネギが暴発しないように、肉茎の上半分を包む右手の、親指と中指で作った輪で亀頭のくびれをキュッと絞めながら、ネギを促す。
「は、はいぃ……明日菜さんと夜一緒に寝ていて、脚にしがみついちゃった時とか……」
(あの体力バカのおサルさん、なんて羨ましい……あのムダに引き締まった健康的な脚で、ネギ先生を誘惑していますのね)
「廊下でのどかさんとぶつかって、思わず抱きついちゃった時とか……」
(まあ、のどかさん、大人しそうな顔をしてやはりやる時はやる人ですわね)
「部活中でレオタード姿のまき絵さんに抱きつかれたり、チア部の皆さんに揉みくちゃにされたり……」
(くうぅっ、露出度の高い部活動のコスチュームを利用するなんて、なんてうらやま、いえ、ズル賢いっ)
それから何人ものクラスメイトの名前が挙がったものの、一向に自分の名前が出てこず。あやかはがっかりして手の動きを止めてしまった。
「あ、あの、いいんちょさん」
「……ネギ先生は、私ではオチンポ大きくしてくださらなかったんですのね」
ひどく落ち込んだ声音で答えるあやか。
「えっ。あ、いや、違うんですっ」
「でも、いくら待っても私の名前は出てきませんでしたし……」
「そ、そうじゃないんです……だって、いいんちょさんは僕の大事な生徒なのに、本人に面と向かっていいんちょさんでオチンポ大きくしましたなんて、恥ずかしくてとても……」
「まあ……」
そのネギの奥ゆかしさに感激し、ネギの背中により体を密着させるあやか。
「そのお心遣い、とても嬉しいですわ、ネギ先生。けれど、私はネギ先生に対してはクラスの誰にも負けたくないのです。ですから、私といたどんな時にオチンポが勃起したか、教えていただけませんか」
懇願しながら、両手でもにゅっと肉棒を締め付ける。ネギはビクンと体を震わせ、白状した。
「あうんっ……あ、あの……いいんちょさんはいつもキレイで、上品で礼儀正しくて、とても素敵な女性だと思います。いいんちょさんの側にいるだけで、ふわっと甘い香りがして……それだけでオチンチンがムズムズして……」
「ああ、ネギ先生……」
少年の告白に、あやかの胸が高まる。知らず、両手の蠕動も激しくなる。
「くぅっ……いいんちょさんに両手を握られた時、その手の柔らかさにドキドキして……胸に抱かれた時は、すごくあったかくて、クラクラしてっ、あうんっ、オチンポも、すごく固くなっちゃってっ」
「ああっ、嬉しくてたまりませんわ、ネギ先生っ。私でオチンポたくさんピンピンに勃起させてくださっていたんですのねっ」
感激のあまり、肉茎を両手で握りしめたままネギをきつく抱きしめるあやか。
「そ、そうですっ。僕、いいんちょさんでいっぱいオチンポ勃起しちゃうんですっ。だから、今もこんなに近くて、スベスベの手袋でオチンポ擦られていたら、もう、頭がヘンになっちゃいそうでぇっ」
その時あやかはようやく気付く。絶頂間際のネギが、あやかの両手を肉穴に見立てて激しく腰を振りたてていることを。
「いいんちょさんっ。僕もうヘンなんですっ。オチンポになにかがたくさん集まってきて、オシッコみたいな、何かが飛び出ちゃいそうっ」
「ネギ先生、それが精液、ザーメンですわっ。女性に興奮して、その興奮が一番高まった時に、オチンポの先からドピュドピュ白い液体が出るのですわっ。嬉しいっ。ネギ先生が私に興奮して射精してくださるなんてっ」
「あうっ、精液、ザーメンでちゃうっ。いいんちょさんで、ザーメンでちゃううっ」
「出してください、お出しになってっ。私のいやらしいオチンポシゴキで、オマンコみたいな手コキで、ドピュドピュザーメン発射してくださいませっ」
あやかの手が、左手の小指から右手の親指まで順番に、ネギの体奥から全てを搾り出すように淫らに動く。そして。
「ふああっ、も、もうダメっ、でるうーーーーっ」
ドビュッ、ドビュビュッ。ネギの肉茎の先端、小さな尿道口を壊さんとばかりに奥から大量の白濁液が押し出され、宙へ打ちあがる。二人の座高を越えるほど高く飛び上がり、そして重力に引かれボタボタと降り注ぎ、
「はぁぁんっ、ネギ先生のザーメンが、ザーメンが私の顔にぃっ」
あやかの顔やドレス、ソファや絨毯にも降り注ぎ白い染みを作る。それでもあやかの両手は無意識に、牛の乳でも搾るように何度もネギの肉茎を搾り上げ、そのたびにドプドプと精液が噴きあがる。
何度目かの飛沫があやかの顔に降り注ぎ、その一滴があやかの鼻の頭を直撃した。
「んぷあっ、ネギ先生のザーメン、私の鼻に、鼻にすごい、濃いニオイが、流れ込ん、で、
はぷ、イ、イクウゥゥーーーッ」
二つの形の良い鼻腔を少年の雄臭に支配され、あやかは絶頂を迎える。ドレスの下では上質の下着が噴き出した汁に塗れて無残に汚れていく。絶頂の中、あやかの両手は無意識にギュッと肉茎を握りしめていた。
「ひいぃっ、ま、またでちゃうぅーーーーーっ」
あやかの最後の一搾りに、ネギの肉茎は勢いこそ劣るもののこれまでで最大の量の精液をドブッと噴き上げる。ほぼ真上に打ちあがったそれはそのまま真下に落下し、ネギの肉茎とそれを握るあやかの両手をドロドロに汚した。
「はあ……はあ……」
「ああ……すごい……ネギ先生の……ザーメン……」
激しい射精と絶頂に力の抜けた二人。あやかはソファに力なく寄りかかり、ネギもまたあやかの胸に頭を預ける。どちらも口を開く事も出来ず、荒い息を吐いてぼんやりと宙を見上げていた。
ふと、ネギの肉茎からあやかの両手が離れる。その両手の動きを追うように、ネギはゆっくりと体を起こしあやかの方へと振り返る。あやかは指先から手の甲、そして手首までほとんどをドロドロの粘液で覆われた白手袋を填めた己の両手を、頭の上にかざすようにしてぼんやりと見つめていた。
「……あ……ご、ごめんなさい、いいんちょさん……手袋もドレスも、他にもいっぱい汚しちゃって」
我に返り、呟くように小さく謝るネギ。だがその声も聞こえていないのか、あやかは両手をじっと見つめ。大きく舌を伸ばし、濡れそぼった手袋をベロリと舐め上げた。
「はむ、んぱあ……これが、ネギ先生のザーメンのお味……すごく濃くて、ネバネバして……クラクラしそうに臭いがきつくて……おいしすぎますわぁ……」
ベチョ、ジュル、ズズズッ……。はしたない音を立て、一心不乱にネギの残滓を吸いたてるあやか。その粘度に飲みきれなくなると、粘液塗れでネチャネチャの口を大きく開き、クチャクチャと何度も噛んで唾液を溢れさせては中和してグビリと飲み込み、そしてまた手から精液を吸い取る。
普段の上品なあやかの姿からは想像もできないほどの卑猥な行為に、ただネギは目を奪われ、再び股間の肉茎を屹立させていた。
前のページへ戻る
次ページへ進む
小説TOPへ戻る
TOPへ戻る
|