……唇を重ねてから、どれくらい経っただろうか。
「……オイ」
 カチーナが唇を離して、拳でラッセルの胸板を叩いた。
「ガキじゃないんだから、いつまでそのままなんだよ。もっと、なんか、その、……しろよ」
 顔を赤くしながら、唇を尖らせた。
「はぁ……」
 しかし、今までカチーナとこんなことになるなんて考えたこともなかったから、次にどうするのが良いのか、さっぱり考えつかなかった。
「オマエ、また、気を使ってやがるな」
 ラッセルの顔をにらみ付けながら、カチーナの手が下腹を這い、トランクスの上から肉棒をギュッと握った。
「うあっっ」
 すでに肥大化しビクビクと脈打っていた肉棒を、布越しとはいえいきなり握られ、ラッセルは思わず声を漏らした。
「こんなにビンビンになるくらい興奮して。さっきから腹にコツコツ当たってんだよ。アタシを抱きたいんだろ。メチャクチャに犯したいんだろ。なら、遠慮しないで好きなようにしろよ」
 言いながら、手袋をはめた指で布越しにゴシゴシとしごく。
「う、くうっ」
 情けない声を漏らしながら、ラッセルは歯を食いしばった。勝気な上官が妖艶な衣装で挑発しながら自分の肉棒をしごく。頭がおかしくなりそうなシチュエーション。
「感じてんのか?アタシの手コキ、気持ちいいのか?……なんだか、アタシも熱くなってきやがった」
 カチーナは伸び上がってラッセルの唇に吸い付くと、ジュルジュルと吸った。右手で肉棒をシゴキ続けながら、左手でトランクスを下ろしていく。長大に反り返った肉棒に邪魔され、スムーズにはいかなかったものの、なんとかトランクスをずり下ろした。
「すごいな、オマエの……チンポ。こんなにビンビンで、指が回りきらないぐらい太い……ンンッ……うあ、先汁が、ドプドプ出てるぞ。手袋、ニチャニチャになっちまう……」
 舌でベロベロとラッセルの唇の合わせ目を舐め、わずかに開いた隙間に舌先をねじこませた。ちぢこまっているラッセルの舌をツンツンつつくと、舌の上側、下側をネロネロとねぶる。男勝りのカチーナの口から発せられる、チンポ、などという卑語が、より淫らな気分を高める。
「どうしたよ、ホラ。男だろ?んぐっ、ネプッ、ピチョ……アタシにやられっぱなしで、悔しくないのかよ。こんな立派なモン、ぶら下げてるくせしやがって、ホラ、どうした、ホラッ」
 加減もなくゴシュゴシュとしごき続けるカチーナ。最近まったくごぶさただったせいか、急激な刺激にまったく抑えが効かなかった。
「うあっ、中尉、そんなにしたらっ、で、でるっ」
「あ、ちょっ、うわっ」
 ドビュバッ、ブビャッ、ズビュバッッ!
 溜め込んでいた精が一気に解放され、恐ろしいほどの勢いで噴射した。噴水のようにブビュッブビュッと噴き上がりカチーナの手はおろか腹、胸元、さらに顎にまで白濁が飛び散る。
「はぁ……はぁ……」
 射精の〆に、肉棒が再びビクビクと震える。最後にドロリと吐き出された精液が、カチーナの手をニチャリと汚した。
「バカ、急に出しやがって……この服、借り物なんだぞ。アヤにどう言って返せばいいんだよ。うわ、腹も、胸も、ネチャネチャだ……こんな真っ白に濃いの、こんなにいっぱいブッかけるなんて……」
 ブツブツ言いながらも、射精されたこと自体はイヤではないのか、服の上の精液溜まりを指でなぞり、ニチャニチャと玩ぶ。
「うあ、こんなドロッドロ……クンクン……う、すごい臭い……こんなすごいの溜めてやがったのか」
 指先にネットリと付着した精液を、親指と人差し指をくっつけたり離したりして粘度の濃さを確かめ、わかっているくせに鼻先に近づけて、濃すぎる精臭に眉間に皺を刻む。
「どれ……うあ、すごい味。濃くて、喉にドロドロ絡まって、流れていかねぇ……ンネチョ、ハブチュ……はぁぁ、濃すぎるぅ……」
 うっとりした顔で手のひらにベットリと広がる精液を眺め、悪態をつきながらもベロベロと舌を這わせ、時折むせながらものど奥に流し込む。
 その淫靡にすぎるさまに、再び肉棒は鎌首をもたげる。ラッセルはゴクリと唾を飲み込むと、猫のように夢中で手のひらを舐めているカチーナの唇に吸い付いた。
「わっ、はぶっ……んぐ、ぐちゅ、るばぁっ……ちょ、ちょっと、ま……むぐぅ、はむぅ〜……オマエ、自分の精液、つい、んぶむぅぅん……」
「関係ないですよ……ング、ズジュッ……中尉が、イヤらしすぎるからいけないんだ……ハグッ、アンムッ、ズジュルルッ」
「そ、そんな……あむぅ……もとはといえば、オマエが……はあぁん……あむ、むふぅん……」
 もがくカチーナの腰に右腕を回し、頭の後ろを左手で抑え、逃れられないようにしてその唇を貪り尽くす。たっぷり堪能したあと、ゆっくりと唇を離すと、二人の唇には透明なアーチがキラキラとかかっていた。
「……この、変態野郎」
「お互い様ですよ」
 顔を見合わせると、二人は同時にふきだしていた。
「……すごいな。あんなに出したのに、まだ、こんなにガチガチ。今にもドクドク射精しそうだ」
 下腹で隆起する肉棒をうっとりと眺めながら、カチーナは手でさわさわと撫で回した。
「うっ……く……」
「なぁ、手でさすられんの、そんなに気持ちいいのか?」
 言いながら、亀頭やくびれなど、刺激に弱い部分に指先を這わせる。
「ええ、柔らかな布地が微妙に擦れて、気持ち、はぅぁっ」
 突如、カチーナが亀頭に爪を立てた。甘やかな快美に酔っていた肉棒は急激な刺激にビクンッと跳ね起き、尿道に残っていた残滓をピュルッと飛沫かせる。
「な、なにを」
「オマエ、また敬語使ったろ。さっきも中尉って言ったし」
 カチーナはブスッとむくれた。
「そんな事言われても……」
 対処に困るラッセルの前で、カチーナは膝を折り、顔を上向けてラッセルを見上げた。
「なぁ……チンポ、ビクビクしてるぞ。精液出したいんだろ」
「は、はい……」
「なんなら、アタシがしゃぶってやってもいいぞ。アタシの口の中に、ビュルビュルって 射精しろよ。全部飲み干してやる」
「ほ、本当ですか?」
「その代わり、条件がある」
「条件、ですか」
 どんな無茶を突きつけられるのかと思ったが、それは意外な要求だった。
「さっきも言ったけど、これからアタシに敬語禁止。名前も呼び捨て。いいな。守らないと、噛み千切るぞ」
「うっ」
 しかし、わかっていても染み付いたものはなかなか抜けないわけで。
「そうしようとは思っているんですが……」
「言ってるそばからもう敬語じゃねえか」
 カチーナの指先が、肉棒をピンと弾いた。
「あうっ」
「……そうだな、アタシの口調がこんなだからってのもあるのかな。……そうだ」
 立ち上がって勝手にクローゼットを開けると、中から黒いネクタイを2・3本引っ張り出した。
「これでアタシを縛れ」
「はっ?」
「いいから早く!」
「は、はいっ」
 カチーナに急かされ、訳もわからず、ネクタイで後ろでに縛り上げ、ついでに目隠しもした。
(うあ……)
 ラッセルは思わず息を飲んだ。真っ赤なボディコンに身を包んだ美女が、拘束されて自分の足元に跪いている。目隠しをしていることで、印象的な強い視線も遮られ、それはもう囚われた哀れな美女といった雰囲気。ラッセルの肉棒が一層反り返る。
「さあ、アタシの口を好きに使っていい……わよ。そのでっ……おっきなチンポで、アタシの口の中、メチャクチャにつきまくって、いっぱいザーメン発射しろ……して。全部、喉を鳴らしてゴキュゴキュ飲みこんでやる……あげる、わ」
 口調を和らげようとして、ところどころセリフを詰まらせながらも、見事に淫蕩な美女を演じきるカチーナ。さすがに恥ずかしいのか、頬がより紅潮し、モジモジと体をくねらせた。それを見た瞬間、ラッセルの理性がまた切れた。
「ひっ」
 カチーナの頭をガッチリと掴むと、思わず悲鳴を上げる彼女を気にもとめず、朱唇に勃起した自らの肉棒をねじこんだ。
「ふぐむううっ」
 苦しげな呻きすら今のラッセルには快楽を増幅するスパイスにしかすぎず、メチャクチャに腰を振りたくり、パンパンに張った赤黒い亀頭を口内粘膜から舌、喉奥まであらゆるところに擦りつけ、悦楽を貪る。
「うぐ、エホッ、はむっ、ジュチュッ、ズリュルっ、……ハヒッ、はむ、あむぅ……」
 容赦ない猛烈な突きこみにむせながらも、カチーナは暴虐を尽くす肉棒に舌を這わせ、ジュルジュルと吸いたてる。
「ハハハッ、なんて無様な姿なんだっ。いつも偉そうにしていても、チンポを捻じ込んでやれば鼻を鳴らしてむしゃぶりついてくるなんて、とんだメス犬だなっ。オラ、チンポは美味いか、メス犬っ」
 腰を前後に振ってやると、カチーナの口内で肉棒がブルンと揺れ、上顎を叩く。それでも咥えた唇を離さず、コクコクと首を縦に振る。
「オラ、もっと舌を這わせろ、ベチョベチョ舐めんだよっ。頬の裏で刺激しろ、勢いをつけて吸い込めっ。もっと唾液をだして口内をブチュブチュにしろっ」
「ハオゥッ、ぐふ、ぐむっ、うむむ、ジュブッジュボッ……はふぁぁ、レルッ、レロネチョッ、ハブチュッ、ジュルルルゥッ……」
 激しい口虐に翻弄されながらも、言われたとおりに、舐め、吸い、擦りつけ、射精感を高めてゆく。
「くっ。さすがにすごいバキュームだな、この便器女めっ。そら、出してやるぞ。欲しければおねだりしろ、思いっきりスケベにおねだりしてみろっ、精液便所がっ」
 猛烈な勢いでガンガンと喉奥を突く。まさに射精する為だけの肉道具、微塵も遠慮を見せずに、己の快楽を貪る為だけにカチーナの口内を犯しまくる。
 暴虐の嵐に涙すら流しながらも、カチーナは命じられたとおり、卑猥なセリフで精液をねだる。
「ンボッ、グボッ……精液、飲ませて……ハブッ、グブズジュッ……便器女、好きに使っていいから……ングッ、ゲホォッ、ブフッ……精液便所に、いっぱい、ザーメン、注いでくれぇっ」
 その言葉に触発されたか、ラッセルの肉棒が大きくブルブルと震え、発射体制に入った。
「オラッ、出すぞ、便器がっ。全部、受けとれぇっ!」
 ドボビュブビュッ!
「はぐうううううっ!?」
 物凄い勢いで、喉奥をビタビタと打ちつける白濁の飛沫。容易に飲み込むこともかなわず、口端から、一部にいたっては鼻からも吹き零れている。それでも勢いの弱まらぬ射精に、カチーナは脳ごと濁流に押し流されてゆくような錯覚すら覚える。
「おおおおおっ」
 一声吼えると、亀頭から最後の一塊がブジュルッと吐き出され、喉にビタンッと叩きつけられた。
「ゲフッ、ゲブッ、ムブゥッ、ハゴッ、ゲヘガフッ、ブフェェ……」
 むせて咳き込むカチーナを気にもとめずに、後ろ頭をガッチリと抑えこむ。咳き込むことによる振動すら自分の肉棒を揺する快美に変え、ラッセルは無情な口虐を堪能した。 「ハブゥ……ムフゥ……」
 長い射精が終わり、ようやく呼吸を整えることができたカチーナ。それでも、いまだ肉棒は咥えたまま、口内にはたっぷりと精液がたゆたっている。目隠しに使われていたネクタイは、濡れて濃く変色していた。
「どうだ、便器女。俺のザーメンは美味かったか?」
「ムフゥン……ザーメン、すごく、濃くて……ジュルルッ……おいひぃ……」
 鼻から精液臭い甘い息を漏らし、カチーナは酔いが回ったようなトロンとした声音で答える。咥えたまま喋ったせいで、モグモグと口が動くたび溜め込まれていた白濁が口元からブチュブチュと溢れ出た。
 突然、ラッセルが硬度が戻りかけていた肉棒でカチーナの喉奥を突いた。
「ぐぶうぅっ」
 呻き、顔を上げるカチーナ。だが、目隠しにより、ラッセルの顔に浮かぶ歪んだ笑みを見ることができなかったのは、不幸だったのかどうか。
「誰が終わったと言ったんだ。ようやく俺の精液で穴の中が具合良くなった所じゃないか」
「むぶぅ〜……ふぶぅ〜……」
 非難の声をあげようとしたが、ラッセルの大きな手がカチーナの頬を挟み込み、口粘膜と肉棒の隙間がなくなってしまったため、うまく喋ることができない。肉棒の脇から再び白濁がブジュブジュとこぼれ、顎をつたい盛り上がった胸元に染みを作る。
「じゃあ、また楽しませてもらうぞ」
 唇がカリ首に引っかかるまで腰を引き、勢いをつけて喉奥へと肉棒を突きこんだ。
「ぐふぅっ」
 再び限界まで引き絞り、一瞬後また奥まで突き入れる。カチーナには射精を促すような余裕はなく、ただラッセルの激しい口辱に翻弄されるだけ。ラッセルもまた、カチーナの口をオナホールにでも見立てたのか、容赦ないイラマチオを続ける。
「はぶっ、むぶっ……クフッ、ハムンッ……ジュブッ、ヌブッ……」
「ククッ、いいぞ、いい具合だ。また高まってきたぞ、クゥッ」
 熱々の唾液と精液がヌチャヌチャに攪拌された口穴の具合のよさに、ラッセルは思わず呻きをもらす。視覚も言葉も奪われただ凌虐に翻弄されるカチーナは、酔いのせいか、それとも元々被虐性をもっていたのか、道具のようにただ使われることにすら、快楽を覚えるようになっていた。
「くっ、出すぞ、便器め。ザーメンぶちまけてやるっ。ありがたく受け取れっ」
 口内粘膜、そして唇を亀頭のエラでゾリゾリと擦りあげながら、勢い良く肉棒が引き抜かれる。同時に、口内に溜まっていた潤滑汁も泡立ちながらブチャブチャと大量に掻き出された。
「はうぅぅんっ」
 てっきり再び喉奥に流し込まれると思っていたカチーナは、物足りなさと喪失感に思わず鼻を鳴らす。
 ラッセルはカチーナの眉間へ狙いをつけると、亀頭をゴリゴリと擦りつけた。
「いくぞっ、精液便所め。そのスケベ面を真っ白に染めてやるっ。全部残さず受け止めろっ。オラッッ!」
 ブビュルッ、ブジュッ、ドブドブドブッ!
「はうぉあぁぁぁぁぁっ!」
 放出されたマグマに顔面を覆われ、カチーナは悲鳴を上げた。ビタビタと叩きつけられる熱い塊。流れ落ちずにネットリとへばりつき、濃密な精臭を撒き散らす。肉棒が跳ねるたびに亀頭の先端から白濁が第2射、第3射を放ち、カチーナの顔を精液の膜で幾層にも覆っていった。
「うはぁぁぁ……熱い……臭いぃ……精液で、溺れちまう……」
 顔中をドロドロに汚され、発情した牝声で呻くカチーナ。長い射精が終わると、ラッセルは亀頭をカチーナの唇に擦り付ける。命じられてもいないのに、カチーナは口を開けて亀頭をパクリと咥え込み、尿道に残る残滓をチュウチュウと吸い取った。
「どうだ、うまいか?」
「あうぅ……ザーメン、美味いよ……生臭い匂いで、脳がやけるぅ……」
 小鼻をヒクヒクさせ、あえてその生臭い匂いを嗅ぐ姿は、脳が犯されてゆくのを楽しんでいるようにも見える。元上官の無様な姿にラッセルの欲望はまた掻き立てられ、すでに3度も放出したというのに肉棒はまた鎌首をもたげだした。

前のページへ戻る 次のページへ進む 小説TOPへ戻る TOPへ戻る