「さて、たっぷり出させてもらったし、もう寝るかな」
 ラッセルはまだまだ収まりのつかない欲望を隠し、あえて突き放すように言う。すると、カチーナは肉棒に頬を擦り付けながら、甘えた声でねだった。
「そんな、まだまだこれからだろう?アタシの体、もう火照って自分じゃどうしようもないんだ。責任とってくれよぉ」
「そんなことを言われてもな。俺はもう十分満足したよ。あとはマンズリこくなり好きにすればいいんじゃないのか」
「こんな、後ろ手に縛られて、目隠しされて、どうしろって言うんだよぉ。お願いだよ、なんとかしてくれよ」
 太腿でラッセルの左足を挟みこむと、つま先を秘所に擦りつけ少しでも快楽を得ようとする牝犬。すでにビショビショに濡れそぼったソコは、ラッセルの足に熱くグネグネと蠕動する感触を伝える。今すぐにも押し倒して捻じ込んでやりたかったが、ラッセルの嗜虐欲もまだ満たされきってはいなかった。
 右足を持ち上げるとカチーナの肩口に当て、そのまま力を込める。カチーナは無様にも床にゴロンと転がった。
「な、なにすんだよっ」
 くってかかるカチーナの顔を、濡れた足で踏みつける。
「や、やめっ」
「発情期の牝猫か、オマエは。俺の足をこんなにベトベトに汚しやがって。恥ずかしいと思わないのか、え?中尉殿」
「く、くそっ。ラッセル、テメェ調子に乗りすぎ、はあぁぅっ!?」
 顔を踏みつけていた足を今度は秘所にあて、力を込める。ブチャブチャと淫汁をしぶかせ、カチーナは仰け反って牝声を上げた。
「自分の立場を考えた方がいいんじゃないのか、カチーナさんよ。そのまま足首も縛り上げて、外に放り出してやってもいいんだぜ。アンタに日頃ドツかれてるヤツ等が仕返しに、腹が破れるぐらいザーメン飲ませてくれるだろうな」
「く、くうぅぅぅ……」
 今カチーナの頬から流れている涙は、先ほどまでとは違い明らかに悔し涙であろう。しかし、それがまたラッセルの嗜虐欲をゾクゾクと掻き立てることにカチーナは気づいているのだろうか。
「ま、俺も鬼じゃないし。ただでこんないいオモチャを他人にくれてやろうとは思わないよ」
 言いながら、カチーナの髪を撫でてやる。急に優しくなった陵辱者に、カチーナはとまどいを見せた。
「俺のコイツが欲しいんだろ。マンコにぶち込んで、ゴリゴリえぐって欲しいんだろう?なら、ちゃんとお願いしなくちゃな」
 すっかり硬度を取り戻した肉棒を、カチーナの鼻先にこすりつける。精臭に当てられたか、カチーナの口から熱い吐息が漏れた。
「……お願いすれば、入れてくれるのか」
 戸惑いながら、カチーナが尋ねてくる。
「それはアンタ次第だよ。言っておくけど、アソコだの入れてだの、そんなつまらない言葉が聞きたいんじゃないからな」
 言いながら、肉棒をカチーナの顔に這わせてゆく。顔を覆っていた精液が肉棒にまとわりつき、また顔に塗り伸ばされていく。すっかりテラテラになった肉棒を再びカチーナの口に押し付けてやると、一瞬ためらった後、横咥えにし、まぶされた精汁をチュルチュルと吸った。
「チュルッ、チュブルッ……わかったよ……アタシにとびきりエロい言葉、言わせたいんだろ……ジュジュッ、ゴキュッ……望みどおりにしてやるから、ちゃんとイカせてくれよな……」
 肉棒に付着していた精液を舌で隅々まで舐め回させると、ラッセルはいったんカチーナから離れる。その動きを感じ取ったのか、カチーナは一つ大きく息を吐くと、脚を開き、腰を浮かせてブリッジの姿勢をとる。首とつま先を支点に、股間を突き出すようにしたいびつなブリッジ。粘ついた汁をドバドバと吐き出しながら、パックリと開き、内壁をウネウネと蠕動させる様がよく見える。
「ア、アタシのマンコ、よく見えるだろ……アタシ、発情してんだ……マンコにぶっといチンポブッ挿して、グチャグチャに突きまわしてほしくて堪んないんだよ……」  淫らなセリフを吐きながら、腰を振るカチーナ。ラッセルを誘う意味もあるだろうが、発情しすぎて抑えが効かないせいもあるかもしれない。
「アタシのマンコに、アンタのゴツゴツの極太チンポ、ハメてくれ……ブッ壊れてもいいから、メチャクチャに突きまわして、子宮の奥に熱いのドバドバブッかけて、イキまくらせてくれよっ」
 自分の淫らにすぎる言葉に当てられてしまったのか、いつしかカチーナは腰を上下にガクガクと揺すっていた。肉唇が卑猥に形を変え、涎をボタボタと撒き散らす。
「ああ、もうっ、我慢できないんだよぉっ、マンコ、メチャメチャにしてっ、ザーメン、熱いのぶっかけてっ。早く、チンポくれっ、マンコいかせてくれっ、ザーメンぶちまけてくれえぇっ!」
 今目隠しを外したら、白目を剥いているのではないだろうか。鬼気迫る様相で、カチーナは腰を振りたくリ、卑語を連発して挿入をねだった。
 このまま放っておけば壊れかねないし、何より、あまりの卑猥さに天をかざす怒張を抑えきれなくなり、ラッセルはその灼熱の肉棒を握り締め、ガクガクと揺れ動く目の前の肉穴に狙いを定めた。
「ハァァッ、チンポッ、マンコッ、ザーメンンッ、ほしいっ、ほしいぃっ、マンコォッ、チン、プギャアアアァァァッッッ!!?」
 狂ったように卑語を垂れ流していた唇が一際大きく開かれ、獣のような咆哮が上がった。
「あ……あがが……が……」
 脳天まで串刺しにされ、ビグンッ、ビグンッとおこりにかかったように体を大きく痙攣させる。
「ギ、キヒィィィ……」
 爆発的な衝撃は、一瞬にして体内の全機能を麻痺させ……やがて、最初に硬直が解けた脳が、それが強すぎる快感であることを認識し……瞬時にして、全身に快楽信号を行き渡らせる。
「ひゃあぁぁぁぁぁ……」
 なんとも締まらない声を上げ、カチーナの緊張が一気に弛緩した。つま先から力が抜け、腰が落ちそうになる。肉棒一本で下半身を吊り上げられた、無様な姿。
「くぅぅぅっ」
 ラッセルもまた、目もくらむような快楽に思わず声を漏らした。燃えるような淫汁でドロドロの肉壷は、初めこそ予期せぬ剛棒の侵入に抵抗を見せたものの、亀頭のエラにゴリゴリと肉襞をこすり上げられ子宮口をゴツンと突かれると、逞しいオスの登場にたちまち歓迎ムードとなり、随喜の涙を流しだす。カチーナの心情とは裏腹に体は男を求めていたようで、早く子種を浴びせてくれと、膣壁を蠕動させて奥へ奥へと引っ張り込もうとする。
下手に動くといきなり放出してしまいそうで、ラッセルはしばらく動きを止めた。
「アァァ……アタシの腹に、ぶっといの、入ってるよ……この感触……チンポの感触、久しぶり……でも、こんなすごいの、初めてだ……でかすぎて、腹が破れるぅ」
 カチーナは、全身を駆け抜けた痺れに酔ったように、トロンとした声を出す。余韻を楽しむように、ゆるゆると甘やかに腰を動かしている。歓喜の涙か、カチーナの頬をせせらぎが流れ、目隠しは濡れて濃く変色していた。
 言葉どおり、よほど久しぶりなのだろう。はしゃぐ子供のように、膣襞はせわしなく蠢き、肉棒ににゅむにゅむまとわりついている。もっと遊んでとせがまれて、ラッセルの腰もまた、知らぬ間に動き出していた。
「あ〜……動いてる、ぶっといの、アタシのマンコかき回してる……マンコ、広がって元に戻らなくなっちまうぅ……」
「なら、やめるか?」
 意地悪く問うと、カチーナは子供のように首をブンブン横に振り、長い脚をラッセルの腰に絡ませた。
「そんなこと言うなよぉ……いいから、アタシのマンコ、オマエのチンポの形になって、オマエ専用の排泄処理穴になってもかまわないから。もっと、グリグリかきまわして、ズコズコ突きまくってくれぇっ」
 カチーナの卑猥な甘い懇願に、ラッセルはニヤリとほくそ笑むと、腰を掴み、子宮を中心に円を描くように腰をグラウンドさせた。見かけによらず控えめなつくりだった陰唇は、剛棒を捻じ込まれ、あらゆる方向に押し広げられ、縦横無尽に形を変える。
 グニグニと形を変えさせられ嬲られる唇。腔内もまた、大きく張り出した笠にゴリゴリ と削られてゆく。
「ああ、そんなぁ……気持ちいい、けど……そんな、丸くかき回したら、アタシのマンコ、ホントに広がっちまうぅ……ガバガバで、締まんなくなっちゃうよ……」
「別にかまわないだろ。俺専用の穴になるんだったら」
「あうぅ……けど、締まりが悪くなったら、オマエだって気持ちよくないだろ?だから、アヒィィッ」
 ブツブツ文句を言うカチーナを、膣壁への強烈な摩擦で黙らせると、ラッセルは酷薄に言い放った。
「アンタは黙ってマンコ広げてればいいんだよ。腕二本ブチ込めるぐらい広げて、フィストファック専用ガバマンにしてやろうか?チンポじゃ感じなくなるかもしれないが、拳でマン襞ゴリゴリ抉られたら死ぬほど気持ちいいだろうな」
「うあぁぁ……そんなぁ……お願いだよ、アタシのマンコ壊さないでくれぇ……」
 いつもの勝気な面影もなく、哀れに懇願するカチ−ナ。ラッセルは溜飲が下がる思いがした。
「まぁ、まだブッ壊すには早いからな。せいぜいこのマン肉の感触、堪能させてもらう、ぞっ!」
 ゴヅンッ!
「ふぎぃぃぃっ」
 円運動からいきなり前後運動に切り替え、亀頭が子宮口を激しく打ちのめした。不意をつく強烈な刺激にカチーナはおとがいを反らし口から涎を噴きこぼす。
「あ、あが、が……」
「だらしないなぁ中尉殿。こんなもんで気を失ってるようなら、俺専用の肉穴は、到底務まらない、ぞっ」
 ズゴッ!
「うぐひぃぃっ」
 敏感な子宮を容赦なくゴツゴツ打たれ、されるがままにガクガクと揺れる体。強烈すぎる攻めの前に、カチーナの瞳の奥で火花が散っていた。
「あぎぃぃっ、らめぇっ、体、バラバラになる、子宮、壊れちまうっ」
「まったく、文句が多いな。オラッ、マンコビロビロになるのと、子供産めなくなるの、どっちがいいんだよ、そらっ!」
「ぎひいぃぃっ」
 非道な二択と爆発的な快楽に、カチーナは涙を流して首を振る。
「ビロビロマンコ、いやあっ、あぐっ、でも、子宮、ひうっ、壊れちゃうのも、ダメェッ」
「なんだ、カチーナ。アンタ子供ほしいのか」
「そ、それはぁっ……」
「ははっ、お笑いだな。男勝りの鬼中尉が、赤ん坊がほしいとはなっ」
「くうぅぅっ」
 ラッセルの嘲りに、カチーナが唇を噛む。よほどバカにされたくない部分だったのだろうか、目隠し越しにもカチーナの燃えるような視線が感じられた。が、その取り戻した理性さえも粉々に砕くように、ラッセルの亀頭が子宮口をグリグリとこすりあげる。
「うひぃんっ」
「便器風情が、生意気に子供がほしいだとっ。いいか、アンタのマンコはな、子供を産む為にあるんじゃない、チンポをしごく為にあるんだよっ。わかってんのかっ」
 ズボズボズボッ。
「きひぃぃぃっ」
 屈辱に食いしばっていた歯も、暴虐の嵐の前に緩み、わずかな隙間から喘ぎが漏れ出す。
「あひっ、あひぃっ、ひぃぃんっ」
「本性現しやがったな、牝がっ。結局どんな風に嬲られても感じちまう、貪欲淫乱マンコなんだよ、アンタのココはなっ、わかったかっ」
「ひぃぃっ、アタシの、マンコ、スケベマンコッ、乱暴にされると、感じる、あうっ、欲張り便器マンコォォッ」
 狂ったように卑語をまき散らし、腰をガクガクふりたくるカチーナ。ドロドロの液体で潤った熱い肉壷の感触に、再び射精欲求が首をもたげる。今度はこらえることは難しそうだ。
「さあ、いくぞっ。どこだ、どこに出してほしいんだ、答えろ肉便器っ」
ズンッ。
「ひぃぃぃっ」
 すでに理性を飛ばす寸前まで追い詰められたカチーナは、女として最低の称号を抵抗なく受け止め、求められるまま淫ら極まりない欲望を吐き出す。
「ほしい、ザーメンほしいっ、アタシのマンコに、子宮にっ、白くて濃いヤツ、いっぱいぶちまけてほしいっ」
 カチーナの淫らなおねだりに合わせ、肉壷の収縮もいっそう強くなる。膣襞一枚一枚は無差別にグネグネと暴れながらも、全体では奥へ奥へと引っ張り込み、子宮にすり合わせ、子種の放出を今か今かと待ちわびている。
「いいのか、このままぶちまけても。赤ん坊孕んじまうかもしれないぞ」
 ラッセルの酷薄な言葉。現実に引き戻し、嫌がり暴れる上官を押さえつけ、無理やり流し込んでやろう、そう考えていたラッセルにとって、カチーナの反応は意外なものであった。
「いいよっ。オマエの子なら、孕んだってかまわないからっ。だから、出して、射精してっ、アタシの子宮にぶちまけてっ、肉便器でおもいきり排泄してーーーっ」
 カチーナの絶叫と同時に収縮する膣腔。すさまじい快美感が肉棒から脳天を突き抜ける。 『オマエの子なら孕んだってかまわない』雄にとっての最大限の賛辞が、ラッセルの体から我慢を奪った。
「くうっ、出る、出るぞっ、くううぅぅっっ」
 ドビュッ、ボビュルッ、ズビュビュビュビューーーッッッ!!
「アヒイイイィィィーーーーーッ!!??」
 体奥のもっとも敏感な弱い部分に、灼熱の弾丸を大量に叩き込まれ、カチーナの背骨が限界まで反り返る。苦痛と紙一重の大きすぎる快楽の奔流に、カチーナの意識はあっという間に飲み込まれた。
 ラッセルもまた、3度目の、しかも体内の全てを出し切ったかのような放出に、全身の力が抜けていくのを感じた。絶頂の余韻にいまだ女唇をひくつかせながらも、すでに意識を失って小さく吐息を漏らすだけのカチーナの姿を見れば、ラッセルが訪れた睡魔に抗う理由もない。体をつなげたまま、ラッセルはカチーナの上に折り重なるように倒れこんだ。

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