ズボオオッ！
「んぎいいいっ！」
　かれんのいきり立つ肉棒が、波音の肛門をメリメリと押し開き、ぷっくり膨らんだ亀頭はあっという間に腸内に飲み込まれた。容赦なく一息で突き込まれた肉棒は根元までぐっぷりと波音の腸肉に咥え込まれる。
「う、ふぐ……うあ……」
　頭の中が爆ぜるほどの衝撃に、波音は両目を見開きベッドシーツをきつく握り締めながら体をビクビクと震わせている。その震えが肉棒に刺激を伝えかれんに快楽として変換される。
「んっ……まさか、一突きで奥まで入っちゃうなんて。さすが波音ね。スッゴクエロいケツ穴」
　肉棒全体を腸肉に包まれ、その熱と蠕動を味わいながら、波音の尻たぶをかれんはねっとりと撫で回す。だが当の波音は、体の中心に杭を打ち込まれたように、身動きすらままならなかった。
「んぐ……きつ、い……」
　排泄の時すらこれほどまでに肛門が広がったことはないだろう。体の中心から引き裂かれるような感覚に苛まれながら、波音が声を絞り出す。
「ちょっと、このくらいでへたらないでよね」
　かれんが平手でベチベチと波音の尻を叩きながら言う。
「でも……うぐ……おしり、切れちゃいそうなの……」
「まったく。いかにも経験豊富です〜って顔して、本当はただ耳年増なだけだったんだ。大方雑誌か何かで仕入れたエロい話をオカズにして自分でオマンコこねくりまわすのが趣味なんだろうけど、どうせならケツ穴もほじって慣らしておくべきだったわね」
「んおっ、うぎいいっ」
　かれんが腰をゆっくりと回すと、ミチミチに広がりきった括約筋がさらに様々な角度に引っ張られ、波音は目を白黒させて身悶えた。
「か、かれん……おねがい、うごかないでえ……」
「アハハ、腹這いでビクビクして、波音ってば蛙そっくりじゃない。だいたいあんたがケツ穴犯してほしいって言ったんでしょうが」
「で、でも……うぶ……きついんだもん……」
「だらしないわねえ。ノエルは初めてのケツハメでも悶えまくってたわよ。あたしのチンポが吸い込まれるんじゃないかってほどにね」
「う、うそ……こんなにきついのに……」
　ノエルを引き合いに出した事で、波音が苦しみながらも反応を示す。それを待ってましたとばかりに、かれんは誘導する。
「そう言えばノエルもかなりキツそうな顔してたけど、自分でオマンコとクリちゃん弄り回してたら気持ちよさと混ざっちゃって痛みも忘れちゃったみたいよ。試してみれば」
　かれんの言うほどノエルは尻を穿たれることをスムーズに快楽として受け入れたわけではなかったが、結果的に初めての尻穴ファックで絶頂を向かえたわけであるから、かれんはそこはあえて伏せておいた。すると予想通り、波音の手は握り締めていたシーツを放して下腹へ向けてそろそろと手を伸ばす。
「くふぅ……ん……んんっ……」
　かれんは腰の動きを止め、波音の背中にツツツと指を這わせながら股間をまさぐっている波音を上から眺める。黙っていても勝手にギュムギュムと締め付ける尻の感触と優越感を呼び起こす眼下の光景に、かれんはゾクゾクと背筋を震わせた。
「はふ……んっ……くぅん……」
　そうして見下ろしていると、顔こそベッドに埋めていてよく見えないが、波音の息遣いにわずかずつ熱がこもり始めているのが見てとれる。
「んっ……んふっ……あはう……」
　後ろから発する苦しみから逃れるように、前から湧き上がる快楽に没頭する波音。肉棒を締め付けられながらそんな様子を眺めていると、ふと意地悪な心が首をもたげてくる。
「ねえ波音」
　波音の尻から太股への柔らかなカーブをねっとりとなぞりながら、かれんが口を開く。
「アンタ今、自分がどんな格好してるかわかってる？　ぶっといチンポでケツ穴ミチミチに広げられながら、自分でオマンコいじくりまわしてるのよ」
　かれんの言葉に波音の指の動きが止まる。ボリュームのあるウェーブのかかった水色の髪の狭間から覗く形の良い耳が、真っ赤になっているのが見える。
「あら、遠慮してんの？　いいのよ。ケツ穴広げられながら好きなだけ指マンしなさいよ、オナニー狂いの波音ちゃん」
「かれん、ちょっと調子に乗りす、んひいいっ！」
　かれんの言葉嬲りに抵抗を示した波音だが、股間に回されたかれんの指がレオタードを横にずらしゾロリと秘肉を撫で上げると二の句が告げなくなってしまった。
「フン、ちょっと肉ヒダ撫でられたくらいで骨抜きになっちゃうくせに、違うって言えるわけ？　正直に言いなさいよ。オマンコ弄り大好きなんでしょ」
「んくうぅぅっ！　や、やめ、ソコ触っちゃダメエェッ」
　すでにクパッと口を開けダラダラと汁を垂らしている波音の秘所。そのすっかりくつろげた赤肉を、かれんの指先がゾリゾリとなぞる。
「うわ、グチュグチュじゃないの。ほら波音、アンタのオマンコ、ケツハメされてるだけなのにグチュグチュになってんのよ。あたしの指がジュプジュプもぐりこんじゃう」
「ひいぃっ、ん、くうぅっ、かれん、やめへぇっ」
「アハハ、腰が震えてるわよ。オマンコ気持ち良くてたまんないんでしょうが。どうなのっ」
「んっ、く、ふひいぃぃっ」
「悶えてたってわかんないでしょ。それともやっぱりこっちがいいわけっ」
　かれんの指責めに喘ぎを上げつつも満足する言葉を発しない波音に業をにやし、秘所から離した左手で波音の腰を掴むとグイと引きつけた。
「んおおおおっ」
　すでに根元まで埋まっていた肉棒を、さらに奥へと押し込むように腰を押し付けるかれん。すでに無理やり広げられていた波音の直腸が、さらにムリムリと奥を拡張されていく。
「どうなのよっ。ケツ穴気持ち良いの？　もっと広げられたいの？」
「うぐうぅぅっ……き、キツイよぉ……おく、いやぁ……」
「ほら、どっちなのよっ。オマンコ？　ケツ穴？　どっちがイイのか聞いてんでしょっ」
「あへえぇぇっ、ふぐ、んひいぃぃっ！」
　肉棒を奥へ奥へとねじこまれながら秘所をズボズボと掻き回され、羞恥も苦痛も溢れ出る快楽に飲み込まれていく。
「あうう……い、いいぃ……」
　快楽の熱でグラグラと煮立った頭の中、波音は次第に何を堪えているのかもわからなくなり、ただ体中を満たす感覚を口にする。そしてそれを見逃すかれんでもなかった。
「なに？　なにがいいの？　マンコ？　ケツ？　どっちよっ」
　問い掛けながらも、さらに激しくなる指責め。一度外れたタガは元には戻らず、押し込められていた欲望が波音の口から次々と溢れ出す。
「くふううんっ……いい……いいぃ……オマンコ……いいよぉ……」
「イイの？　マンコがイイのね。波音はマンコを弄るのが好きなのねっ」
「すきぃ……わたしは、オマンコいじりがすきぃ……」
「いっつもエロい事妄想してオマンコ一人で弄ってるんでしょっ」
「いじってる……わたしいつも、一人でオマンコばかりいじってるのぉ……」
　ここまでくれば、後はかれんが淫らな問いを一つ投げ入れるだけで波音は赤裸々に恥ずかしい秘密を己の口から漏らしてしまう。
「どんな事オカズにしてオナッてるの？　ほら、教えてよっ」
「んくうぅぅっ……みんなが、私を見てるの……私のとびきりカワイイ顔や、同級生よりずっとおっきいオッパイを、男の子たちがいつもジロジロ見るの……」
「アハッ、さすが波音ね。自信の塊じゃない。で？　男の子たちはアンタのエロい体見て、どうしてるの？」
「みんな、私を見てエッチな気持ちになってるの……オチンチンビンビンに硬くして、夜は私をオカズに一人でシテるんだわ……そんな情けない男の子達を想像して……でも、私の体を好きにしていいのは太郎ちゃんだけだから……せめて、頭の中で相手をしてあげるの……」
　決して人に知られてはならない自慰行為を詳細に自白しながら、波音は自らもさらに高ぶってきたのか、かれんの指を止めるどころか動きを合わせるように自分でも股間をこねくり回す。尻穴を剛直で縫い止められながら女陰を２０本の指で好き放題ほじられ、ベッドに押し付けた顔はだらしなく緩み、開かれた口から零れた透明の唾液がシーツにベッタリ染みを作る。
「フフン、男を煽るだけ煽っておいて、お預けにさせた優越感で興奮してるのね。アンタらしいわ。でも、考えたことあるんじゃない。アンタがカワイイおケツプリプリさせて歩くのを散々見せつけられたオトコ共が、ガマンの限界を超えて……」
「あ……」
　かれんは肉棒を波音の尻穴にハメこんだまま上半身を倒して波音の背中に覆いかぶさる。首筋に歯を立て、胸元に右手をもぐりこませて乳房を鷲掴み親指と人差し指で尖った乳首を摘むと、秘所を捉えた左手は指二本で淫らな突起を摘み、残りの三本で媚肉を捏ねる。
『エロいツラしやがって、このメス豚がっ！』
「んひうっ！」
『いつもいつもエロい体見せつけやがって。お前のせいで俺らのチンポはいつもビンビンで欲求不満なんだよ。どうしてくれるんだ』
「し、知らないわよっ。勝手に私の体で欲情しないでよねっ」
『なんだと？　今日という今日は許さねえ。俺らをバカにした事を後悔させてやる。お前におっ立てさせられた何十本ものチンポで、お前をグチョグチョドロドロにしてやるからな。学園のオナペットアイドルの波音をザーメンタンクにしてやるっ！』
「い、いやああんっ」
　かれんが声にドスを効かせて欲情した男子生徒を演じると、それが波音の普段のオナニー時の妄想と酷似しているからだろうか、波音の脳裏には猛った肉棒剥き出しの数十人の男子に取り囲まれている自分の姿が鮮明に映し出される。
「さあ波音、どうするの？　何十本のチンポが先汁溢れさせながらアンタの顔や体に狙いをつけてるわ。早くオマンコオナニーでイッてエロいイキ顔でオトコ達のオカズにならないと、暴走したオトコ達のチンポに処女マンコを輪姦レイプされちゃうよ」
「ひいっ！　オマンコレイプいやあっ。犯さないでえっ」
　震え上がった波音が、秘所を弄る指を激しく動かす。かれんは両手の全ての指を波音の肉壷にもぐらせ指先をたっぷり愛液で湿らせると、両手の指先で波音の顔を撫で回す。
「ほうら。先汁塗れのチンポが十本、波音の顔に押し付けられた。このチンポ全部波音のマンコに入っちゃうよ。一生ニオイのとれないザーメンマンコになっちゃうよ」
「ま、待ってっ！　オマンコしないでっ。イクからっ、とびきりエッチなアクメ顔見せるからっ！　オマンコじゃなくて、顔に射精してっ。波音のオカズ顔を、ザーメン便器にしてスッキリしてえっ！」
　顔中をヌチャヌチャと汚し回る十本の指が押し付けられた十本の肉棒のように思え、波音はズボズボと自らの全ての指で肉壷を犯しながら獣欲を顔で受け止めようと卑猥に懇願する。
「うあんっ、今のエロおねだり良かったわっ。みんなのチンポ、もう爆発寸前よっ」
「出して、出してっ、射精してぇっ！　波音のマンコ顔に、ザーメン山ほどブッかけてっ！　波音の顔面を輪姦レイプして、ザーメンのニオイプンプン染み付いた汁肉便器にしちゃってぇーっ！」
　波音の淫ら極まるおねだりにかれんの劣情もピークに達し、思わず力の入った十本の指先が波音の柔らかな顔肉に突き立てられる。その圧力が、波音の脳裏で押し付けられていた肉棒の爆発に結びつく。
「んあああっ、かお、あつっ、イクウゥゥーーーーーッッッ！！」
　頭の中で顔面への一斉射精を受け、その瞬間指は肉芽を捻り肉襞を抉り肉壷を膜スレスレまで穿ち、精神と肉体の同時絶頂により波音の体は大きく痙攣する。
　その爆ぜた悦楽は波音の肛門を激しく収縮し腸壁を蠕動させ、かれんの肉棒をも肉悦の渦へ引きずり込もうと激しく絞り上げた。
「んぐっ、クヒイィィッ、で、でちゃアヒイイイィィィィィーーーーーッッ！」
　ボビュルビュルッ、ズビュビュッ、ドビュドビュゴビューーーッッ！
「んふうううっ、お、おにゃかっ、あつぅっ、んぐふうーーーっ！」
　かれんの灼熱の射精液は波音の体の中心から悦楽の炎で焼き尽くす。絶頂中の波音は更なる高みへ追いやられ、四つん這いで獣のように体をガクガク震わせながら口から泡を吹いていた。
「ん……く、ふ……すごい、いっぱい、でちゃった……すごいわ、波音のケツまんこ……」
　射精の快楽に脱力し、波音の背中に上半身を重ね預けながら、かれんが切れ切れに言葉を吐く。当の波音は、シーツにつっぷし顔を埋めたまま身じろぎすらできないでいる。
「ね、波音……どう？　アナルに極太チンポハメられて、マンズリアクメした気分は……」
　波音の髪に顔を埋め、甘酸っぱい体臭と湧き立つフェロモンに鼻腔を満たされながら、かれんがわざと卑猥な言葉を選りすぐって尋ねると、絶頂の余韻で尻をキュウキュウ締めながら波音が呟くように答えた。
「……す、すごかった……あたま、まっしろになって……こんなオナニー……はじめてぇ……」
　顔を上げることもできず、波音はシーツに埋もれてくぐもった声で、未知の快楽に満たされた歓喜を口にする。肉棒で尻穴と繋がったまま、かれんはのろのろと手を動かして波音のボリュームのある髪を掻き分け、しっとりと汗ばんだうなじに舌を這わせる。火照った体をゆっくり冷ますようなその行為に多少のくすぐったさを感じながらも、波音はシーツを握りながらじっとその心地よい感覚を味わう。
　が、かれんの目的は決してクールダウンなどではなかった。その証拠に。
「え……？　あ……ちょっと、かれん……やだ……」
　かれんの肉棒は再び硬度を取り戻し始め、波音の括約筋を押し広げ始めたのだ。
「フフッ……波音のケツ奉仕、たっぷり堪能させてもらったわ。今度はあたしが、ケツズリの良さをたっぷりこのエロケツに教え込んであげる」
　かれんはゆっくり上半身を起こすと、再び波音の腰を両手で掴む。
「そ、そんな……もういいよう……わたし、体ヘンになっちゃう……」
「なに甘えたこと言ってんの。アンタ、ノエルよりもイイ女なんでしょ。ノエルはアツアツチンポに腸壁ゾリゾリ擦られてヨガリまくったわよ。当然波音も初めてのケツ穴レイプでアクメするわよねえ」
　かれんの肉棒は射精前と同じか、あるいはそれよりも大きく硬くなり、波音のすぼまりをミチミチと押し広げている。
「か、かれん……もうやめて……許してえ……」
「イヤイヤ言いながらアンタのケツ穴、あたしのチンポを痛いくらいギュウギュウ食い締めてんじゃない。これからたっぷりアンタを躾けてあげる。お望みどおり、ノエル以上の淫乱ケツハメプリンセスに調教してやるわ」
「いやあ……わたし、そんなのなりたくな……あ……はぐうぅっ……」
　波音の訴えが、苦悶の声にかき消される。根元までズップリ咥え込まされていた肉棒がゆっくりゆっくりと引き抜かれていき、広がった笠が敏感な腸壁をじわじわとこそぎ上げていく。
「ん……くぅ……んああぁ……」
「大丈夫よ波音。ドスケベなアンタのケツ穴なら、すぐにこの感覚が快楽に変わるはずだわ。ケツからひり出す感覚でアクメを迎える、ケツマゾプリンセス。マーメイドプリンセス最高の淫乱ケツ穴を持った、一番エロくてカワイイ肉のザーメン搾り機。それがアンタよ、南大西洋のマーメイドプリンセスさま」
　波音の脳に染み込ませるように、かれんが語りかけながら腰を引く。腸壁を擦られる感覚に呻きと喘ぎが混ざった嬌声を上げながら、自分が望んだようにマーメイドプリンセス随一の存在になるのだと、波音はぼんやりと感じていた。

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