投稿結果&傾向

 もしよろしければ今後の参考になさってください。もちろん興味本位の方も是非どうぞ(笑)
 私自身、失敗がとても多いですから反面教師になることが多いかとT_T
 その上ご存知の通り、初心者の上に大変な粗忽モノです。
 誤り等がありましたら、是非、mailにてお知らせ頂ければ助かります。m(_ _)m 
投稿先情報 小説花丸 第62回花丸新人賞<小説部門> 
タイトル 痴漢は恋のキューピッド?!(第二回コラボ掲示作品)
この作品を読みたい方は     コチラ
枚数 20文字×26行×94段 = 2,444行の為、アラスジ要。
ランク付け一覧 A−、 A、 A+  プロになれるでしょう
B−、 B、 B+  次回作にとても期待します
C−、 C、 C+  基礎力はあるが魅力や個性に欠けます
D−、 D、 D+  小説を書く基礎をもっと勉強して
E−、 E、 E+  投稿するならあらゆる面での努力が必要
作品評価  D  小説を書く基礎をもっと勉強して
編集さんのコメント
(雑誌掲載分)
 散見される一行空けの意図が不明。
 出会いから焦らし、大団円まで無駄なく書かれているが、無駄がなさすぎてお約束通りとも。
詳細コメント 意味のない空行は空けない。
世界に山野と楡岡以外にほとんど人がいないかのようで、二人でいる場面ばかり。内容も山野視点の独白と台詞のやり取りが中心で、コンパクトにまとまりすぎている。
出会いから焦らし、ハッピーエンドのラストまで無駄なく書かれている。文章も読みやすいが、無駄がなさすぎてセオリー通りとも思える。片想いの焦らしの期間はあるものの、手順として書いているだけのように思え、心底「これからどうなるんだろう」というドキドキ感がない。痴漢が縁というのもありきたりだが、両思いになるまでが呆気無い。慧がただのいい子なのはつまらない。
エッチシーンはハードめながらうまい。
詳細チェックシート ポイント別評価(A〜Eの5段階)
・文章力:  C
・キャラ:  C
・ストーリー:  D
・センス:  D
・総合:  D  

 批評シートの裏面には、実に78項目に及ぶチェック項目が羅列されております(笑)これらのうち、該当する項目に○がつけられるわけです。これが有名な花丸チェックかー、と感慨深かったです。以前は点数式の項目もあったようですが、若干変わった部分もありそうです。
 今回の私のチェック項目は4つのみ。何しろコンパクト過ぎて突っ込みのしようもない、というのが実情でしょう。……あべし。

★書くテクニック
1.書式など  なし
2.基礎文章力 なし
★キャラクター
1.メインキャラ
・キャラ設定がありきたりすぎる。
・キャラの魅力を伝えるエピソードが少な過ぎる。
2.脇役 なし
★ストーリー
1.ストーリー・アイディア なし
2.構成力
山場での盛り上がりが感じられない
3.設定 なし
4.伏線
伏線の処理がご都合主義すぎる
5.Hシーン なし

褒めてもらった? と受け取っているので、ココはやっぱ、サービスでしょう。
Hシーンのみ全項目を(笑)

・Hシーンまでの展開が急すぎる
・Hシーンの描写が淡白すぎる
・Hシーンに品性がない
 
 たった3項目だけれど、Hシーンと言うチェック項目があるのだけでも驚きでした……いやまあ、当然なのかもですけど。もう少し恋愛的な感じでチェックを受けるのかと思ってました。

★その他
1.商業性 なし
2.センス なし
3.話の長さ なし

……全項目を見てみたいと言う方は、是非一度投稿を(笑)一番項目が多いのは、基礎文章力の17項目でした。俗に言う「お作法」部分ですね。
作者余談 ★無駄な一行空け→サイトで少しでも読みやすくと思って独自に編み出した自己ルールでした。当然、これはダメ。 最新投稿では気づいて修正済です。大体場面転換、回想への転換部のみ2行ずつ、使用しました。
 今回の批評ではこのような細かいテクの示唆も多く見られました。伏線なども、これは伏線でしょ、ならそれを生かそう、的なご指摘があるものも。

★もう一つ余談を。日記にも書いた事がありますが、他の方への指摘として書かれていたことについてです。
 地の文途中での会話文挿入時に改行。場合によってはプロでもこの書き方をしています。ただし、文芸系の大御所は多用しますが、BL、ラノベ類ではかなりの少数派です。
 
例)
 松山は、
「おはよう」
 と太郎に声をかけた。  ×  

NGに近いです。(花丸さんは投稿作では今回ハッキリとダメだしが出ました。ベテランについてはお目こぼし枠と思った方がいいかも?)
 
 
 松山は「おはよう」と太郎に声をかけた。  ○ 
 

 松山は太郎を見つけて声をかける。
「おはよう」
 振り向いた太郎は、切れ長の目を細め、ふわっとした雰囲気で微笑み返してくる。   ○

 私のものには今回も特に指摘がありませんでした。しかし気付いた部分は修正した方がいいと思っています。
 あと、私が疑問を持っていた思考部分。これは一概に    利用一辺倒とも限らないようです。新人さんは、    が多そう。しかし今回佳作に入選された人は( )利用でした。混在させている方も多く見られます。
 もう一つは、自分では余り使いませんが会話文。「だってぇーーー」語尾延長記号の連用はOKのようです。「な〜んだ」の波線利用も可能なようです。


 花丸さんの投稿規程については割愛させて頂きます。批評を頂いた編集部へのお礼にもなりませんが(笑)ま、興味のある方は是非、一度ご購入をv

 詳細内容が届いての正直な感想は、やはり、嬉しい、と言う一言でした。友人諸氏に頂いた励ましや色々な言葉が感慨深く、脳裏をゆっくりと過ぎっています。
 課題としては、とにかく冒険や破綻を恐れて小さく纏まらない事。視点云々のお作法的な、細かい問題点を省いても、小説、として自分の書いたものを考えたとき。私的にはこの、プロットと言うか、構成とか話の練りこみ、キャラの表現ってものが、いまいち、踏み込めてない。体温や気質がしっかりと伝えきれてない。これがまず、第一課題なんだなーとしみじみ実感しています。後はジェットコースターとはいかないまでも、ドキドキワクワクとか、ハラハラするところが無いと、読んでいてもつまらないのは読み手の側から考えると、当然ですよね。もっとここをサービスしなきゃいけません。多分、色々な要素はあるのに怯えたり面倒くさがったりして書き足せてない部分が多い、とも感じています。サイトや同人誌ではきちんとそれが反映されているものもあるのではないかと思います。それすらも、最近は調和重視のエロ重視に走って、いつの間にか忘れてしまっていました。編集部さんとしては、とにかく暖かい視線で頑張れよ、と、見守っていただいているような雰囲気を感じました。また懲りることなく、再挑戦をさせて頂きたいな、と思っています。成長になるか破綻になるか(笑)とりあえず頑張ってみます。
 一番嬉しかった言葉は端的かつ短いもの。けれど、詳細コメントの末尾の一行は自分への糧として、捉えました。矢張りこれも一番大事なポイントだと私は感じているからです。読み手として満足が行かない部分もココが非常に多い。なおかつ、書いてて本当に産みの苦しみを味わうのもこのシーン。だからエロプロットまで切るハメに(苦笑)たった三つの文字からなる言葉はもう、甘露以外のなにものでもありませんでした。読んで頂いてありがとう、と言う言葉のみ。すっかり自分に素直に都合よく解釈をさせて頂きました(笑)これに満足することなく、今後もまい進して行きたいです。正直、花丸さんだし、と、卑猥な表現かも、と思った言葉は伏せ気味にしたり、削ったり、擬音をサイト掲載時より抑えたりと言う工夫は若干凝らしました。それでもくどい、とかしつこいとか露骨すぎ、と言われるかも、と恐れていました。事実ハードではあったらしい。けれど、うまい、と言うプロの編集さんからの言葉は何よりのご褒美かつ、ご馳走でした(笑)こんな所を読んでいないとは思いますけど、編集さん、本当に、こんな私にまで優しいフォローを有難う御座います。感謝感謝です。同志の皆様、こんな単純お気楽な阿呆チンもここにいます。是非ぜひ、頑張って下さいです! 私もスローペースでしか動けませんが出来る限りで、がんばるでありますvv
投稿先情報 小説b−BOY 第4回小説ビーボーイ小説新人大賞
投稿ジャンル アダルトラブ部門
枚 数 258枚
タイトル フォークダンスで口説いて
この作品を読みたい方は   コチラ
ランク付け一覧
賞金アリ
賞金ナシだが批評は貰える。
新人大賞
入選
準入選
佳作
努力賞
努力賞以上は完全に担当さんがついて、デビュー決定となります。
期待賞
奨励賞

もう一歩
Aクラス

Bクラス
Cクラス
作品評価 Aクラス
小説を書く基本はできている。読み手を「楽しませる」ことを目指して!
批評詳細 ・構成(3項目中)
無駄な要素が多く、冗長です。
・コメント
端折るところは端折るなど、すべてを書く必要はないと思うのでその取捨選択に気を遣ってみてください。そしてエピソードや心情面でのメリハリをつけて話を盛り上げるようにしてみてください。

・設定(5項目中)
設定にオリジナリティが感じられません。
設定の練り込みが足りません。
・コメント
最初の取っ掛かりは良いのですが、それ以降の展開に目新しさがなかったです。フォークダンスのエピソードをもっとうまく現在の振りとして使えると良かったのかもしれません。

・文章力(4項目中)
該当なし。
・コメント
素直で読みやすい文章です。

・キャラクター(6項目中)
主人公の魅力が足りません。
キャラクターに個性がありません。
キャラクターが統一されておらず、あいまいです。
・コメント
全体的にキャラクターが弱いです。

・ストーリー(5項目中……ちなみに、Hシーンもチェック対象です)
エピソードにオリジナリティがなく、先が読めてしまいます。
・コメント
ありきたりな印象が強く、新鮮味があるエピソードが足りないです。しかし最初の出会いの部分は面白かったです。あと最初のHまでが少し唐突です。

・その他(1項目)
話に合ったタイトルを考えましょう。
・担当者からのメッセージ
タイトルがあまり話に関係がない上に、このタイトルでは読者に読んでみたいと思わせる力が足りないと思います。タイトルは最初に読者が目にする部分のひとつなので、自分だったらどういうタイトルなら興味を引くかを考えてつけるようにしてみてください。がんばってください。
批評の形態 各項目別に「弱い」と思われる部分に○がつけられている、減点方式+コメントの二段構え。
作者コメント  端的かつ、的確なのに、どこか暖かみのあるコメントに惚れました(笑)
 矢張り書いて勘を取り戻すしかないなあ、と元気を貰う気分です。まさかこのサイトには来てないと思うんですが、編集さん、本当にありがとうございました、次もがんばりますよ〜!

 花丸さんは評価が全員対象なので、扱いが、若干数値的な雰囲気を感じます。それでもチェックが細かいので、自分の弱みが色々と知れて良いと思います。弱みは裏返せば強みともなりますから、得るものは多いです。しかも批評が返るのも凄く早いです! 確か三ヶ月足らずで返信されました。
 ただし、コメントが項目毎ではなく、総評として発せられるので、作品のどこがどう弱いのか、と言う事は掴み辛い方も多いだろうと思います。

 一転、リブレさんとなると、雑誌社の方で選り分けて、Aランク以上の対象に批評をする、としています。雑誌社で、基礎部分はクリアしていると判断された作品に批評を出せるため、「論外」斬りをしなくて済むとも言えます。お作法その他は細かくはどうあれ、小説として成り立っている事は当たり前ですね、と言う事が前提に。ジャンルもきちんとBLのものと限定されています。だから、作品内容に対する突っ込みも出てきます。当然、批評が返るのは少し時間がかかりますが、それ以上に、「ああ、本当に担当さんがきちっと読んでくれたんだな」という実感は沸くと思います。
 それでも、これだけ字数を割いてくれるわけですから、4ヶ月余りでの批評返信は早い方だと言える気もします。

 雑誌を発売している会社、というのが私の現在の投稿先対象です。また、花丸さんはブラック文庫創刊にあたり、従来の路線とはまた雰囲気の違う新しいカラーを打ち出し始めました。リブレさんでは、今回私の応募したアダルトと言う受け入れ枠が、以前からありました。二段構えで行く、と言うのは読み手としても絞り易いです。それに、投稿するときにも、どちらにするかを選択出来るので、これはとても嬉しいことです。

 ここには書いていませんが、実は一番最初に投稿した会社さんは、採用者のみ連絡、と言う形態でした。批評が怖くてそうしたわけですが、後から「やっぱり、ケナされても何でもいいから、批評と言うか、誰か一人でも間違いなく見てくれたと言う証が欲しい」と、私は思いました。一方通行じゃ、余りに寂しかった。
 絶対に批評が欲しいのなら、これはもう、花丸さんと言う事に。

 2社に共通した自分の反省点も、意外だった長所も浮き彫りになってきました。とにかく2作とも、地の文の視点に気を取られていたので、文章の破綻が気になってました。当然、話の動きが出ればこれは破綻が多くなります。結果、話やエピソードに弱くなってしまい、話が大きく動いていない、と言うのは改善事項です。キャラが弱いというのは、話が動いていないのとイコールでもあろうと思います。
 逆に文章の破綻を恐れて、迷惑を顧みず、友人諸氏に散々意見を求めた甲斐があり、文章力には意外な好評が頂けています。気にしていた古臭さや加齢臭も(笑)言われませんし、未だ残る悪癖も今のところは、余り指摘されていません。加えて設定上、私は割りと受けに高身長なタイプを持って行くのですが、それも余り指摘がありません。
 個人的に感じている書き手の傾向としては、文章はマシだが、話が弱く小さく纏まりがちなタイプ。キャラ先行で話は面白いが、文章が如何せん……と言うタイプの二種類はあるだろうと思うんですが(笑)
 私はどうやら前者です。話やキャラが動けば、それを語りおろす地の文も自然と乱れてしまうと思います。しかし、三人称を使うなら、それは改善できる事も多いと思います。
 まず読み手ありき。どうせ自分が読むのなヤマありオチありイミありの話が読みたい。読んでてどうなるんだろうと気になってページを捲るのも惜しんで……とはまあ(笑)中々プロの方でもそうはと思うので。とにかく、話にハッキリと解る山場の一つぐらいは作りたいなと反省しております。折角、周りに個性的な人物が多くて話題に事欠かないのを生かさないテはありませんT_T
 話を動かすのも読者サービスの一つ。投稿するなら、この目線を忘れてはいかんな、としみじみ実感です。

 最後になりましたが、いつも力を頂くのは、間違いなく読んで下さる読者の皆さんが、確実にいる、と言うその想いです。いつも本当にありがとうございます。

 そしていつも暖かい目線で私を支えるどころか、励まし、指摘し、導いてくれる友人諸氏に。心から感謝を。
 
 この評価は私一人で貰ったものじゃありません。皆さんあっての、私です。今後益々精進したいと思います。いつも本当に、ありがとう。
 
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