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「サバイバー2リプレイ・ケース1
  ゆきんこプロレス編」

〜目次〜

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6年目へ
7年目
 4月
 5月
 6月
 7月
 8月
 9月
 10月
 11月
 12月
 1月
 2月
 3月※8/2更新
 7年目・総括※8/2更新


『7年目』

「4月」
 行動順:3 4,939AP

さあ。7年度のスタートだ。今年は我が団体の飛躍の年にしていこう。

○スランプ:金井

☆イベント
写真集販売:柳生〜それなり(75AP)
映画出演:金井
CM出演:柳生、富沢

☆ニュース
完治:十六夜
ファンクラブ結成:金井(6)

柳生くんの写真集はそこそこの売り上げだった。
「社長の指示通り金井さんの映画出演のオファーを受けましたが、よろしかったのですか?」
ああ。金井くんはちょっとスランプ気味だったからね。
雪解けタッグの結果が振るわなかったのがショックだったんだろう。
「この映画出演が気分転換になってくれれば良いですね」

 〜ジムにて〜

上半期の特訓対象者は、獅子堂・杉浦・富沢・金井の4名とする。
富沢くん、金井くんに芸能活動が入っているので、今月は獅子堂くんと杉浦くんが対象だ。
獅子堂「わかりました〜。ジュニアでもヘビーに通用する所を見せる為にも、頑張らないと〜」
杉浦「……獅子堂さんの目が対ヘビーに向いているとすれば、CoSPを奪うチャンスも巡ってきそうですね」

柳生「美幸。少し良いか」
真田「なんスか、美冬師匠」
柳生「そなたがこの間から使い始めた技、騎馬殺しと言ったか、あの技の名前について少しな」
真田「へっ? なんかおかしいスか」
柳生「うむ。そもそも、そなたの決め技の斬馬迅と意味合いがかぶってしまうだろう」
真田「そうッスねえ〜。自分としては馬の脚を潰す技って意味合いでつけたんスけど、
 確かに師匠の言う通りッスね。それに、自分でもちょっとしっくりきてないんスよね。
 師匠、なんか良い案ありますか?」
柳生「そうだな……。馬の脚を止めるなら、馬防柵と言うのはどうだ」
真田「あ〜……それは自分も考えたんスけど……真田としてはちょっと」
柳生「……確かにな。なかなかに難しいものだ」
越後「馬脚をあらわす、なんて言葉があるし、『馬脚薙ぎ』なんていうのはどうだ?」
真田「あ〜。それはいいかもッスね。さすがしのぶ。
 ……って、しのぶ!? なんでここに!」
越後「なんでって……同じ道場を使ってるんだから、会う事くらいあるだろう。
 PCWが潰れてから、練習時間帯をずらしている訳でもないんだし」
真田「そりゃそうッスね。でも、しのぶが道場で話し掛けてくるなんて久しぶりッスね」
越後「今はお互い無所属の立場だからな。
 これからは組む事もあるかもしれないし、このくらい良いだろう」
柳生「ふむ。各々の立場を重んじる。そなたらしいな」
越後「そんな大した事じゃないですよ。それで、どうだ美幸」
真田「そうッスね。自分も気に入ったッス。
 それじゃ、ありがたくその名前を使わせてもらう事にするッスよ。
 ありがとう、しのぶ」
越後「別に大した事じゃない。ま、借りはリングででも返してくれ。それじゃ」

真田「行っちゃったッスね。それにしても、借りはリングでって、何の事ッスかね?
 しのぶには使うなって事スか?」
柳生「しのぶがそのような姑息な物言いをするとは思えぬ。
 ……何か、考えがありそうだな」

 ※真田の「騎馬殺し」を「馬脚薙ぎ」にリネーム

○4月行動その他
来日:EWA〜ハン、クライ、ユーリ
   GWA〜ロゼ、ジャネット、ジェシー
サイン会:神奈川〜十六夜、小縞、神楽
特訓:獅子堂、杉浦
プライベート2:越後

○他団体
1.東女
2.WARS:提携〜WWCA
4.新女:提携〜IWWF、ジムレベル3
5.太平洋

○他団体の興行
1.東女 76AP
5day TWP選手権
○上戸 vs 小川× ※防衛2回目

2.WARS 344AP
2day GWA選手権
○龍子 vs 菊池× ※防衛3回目
3day AACタッグ
○龍子、鏡 vs コリン、リリン× ※防衛4回目
4day GWAジュニア
○菊池 vs コリン× ※防衛28回目
5day AACヘビー
○龍子 vs 鏡× ※防衛6回目

4.新女 313AP
3day TWWAジュニア
○千秋 vs ディアナ× ※防衛15回目
4day アジアヘビー
○祐希子 vs 市ヶ谷× ※防衛2回目
※ミミ吉原、引退

5.太平洋 149AP
3day PWPWヘビー
○キャシー vs 氷室× ※防衛2回目
4day TWWAタッグ
○メガライト、キャシー vs 氷室、みぎり× ※防衛3回目
5day TWWA無差別
○メガライト vs キャシー× ※防衛3回目

 〜興行〜

さて。これが新しい年間予定だ。

4月 秋田興行
5月 関西     三重・京都・大阪・兵庫・和歌山・奈良・岐阜・愛知
6月 北海道&西日本 東北海道・西北海道・福岡・鹿児島・広島・山口・大分・徳島
7月 甲信越    新潟・山梨・長野・富山・石川・福井・静岡・神奈川
8月 秋田興行  ☆Kanto-1
9月 東北&関東  青森・岩手・山形・宮城・福島・千葉・埼玉・東京
10月 バカンス
11月 関西  ☆かまくらタッグ 
12月 秋田興行  ☆なまはげトーナメント
1月 北海道&西日本
2月 甲信越
3月 東北&関東  ☆雪解けタッグ

「年3回の地元興行と年1回のバカンスはそのまま、巡業を年3回から年2回にしたのですね」
ああ。やはり地元は大事にしなくてはな。
さらに、これまで我が団体を支えてくれた北海道・東北・甲信越を大事にしつつ、
大都市も組み込んでいった形だ。もちろん選手のご当地興行も外せない。
「初開催となる神奈川や西側の大都市でどのくらいの集客が見込めるかがカギですね」
うむ。とはいえいきなり1万人会場などと無茶はしないさ。
とりあえず5千人辺りから様子を見てみようと思っている。
……とまあ色々考えてはいるが、今月は例年通り地元秋田の8連戦なんだがな。
「まずは今月の興行で弾みをつけましょう」

○今シリーズ参戦レスラー
ライオンハーツ:獅子堂、白石、USA、ジャネット
3C:カンナ、十六夜、杉浦、神楽、ハン
無所属:柳生、真田、越後、富沢、小縞、ロゼ、ミラー

『秋田県総合文化体育館8連戦』

1日目
第1試合 ×十六夜、神楽 vs ロゼ、小縞○

第2試合「柳生美冬、真田美幸組 vs 富沢レイ、ノエル白石組」

富沢「あんたと組むのなんてどれくらいぶりかしらね。今日はよろしくね」
白石「……ふわふわ♪」
富沢「私のガウンが気になるの? へへ〜。いいでしょ、コレ。
 結構奮発したんだ。特にこの毛の部分。この肌触りが良いのよね〜」
白石「……さらさら」
富沢「ちょっとちょっと。そっちは私の髪の毛なんだけど」
白石「…………♪♪」
富沢「……まあいっか」

 ○柳生、真田 vs 富沢、白石× 14分29秒 風刃連脚→片エビ固め

白石「…………」
表情の変化は乏しいものの、白石が落ち込んだ様子であるのはなんとなく富沢には伝わっていた。
若手の頃は白石の急成長に嫉妬を抱いた事もあったが、
前を見続ける事でいつしかそのわだかまりもなくなっていた富沢は、
先輩として、白石に声をかけてやる。
富沢「そんなにしょげることないわよ。
 相手はCoK王者なんだし、そんなに簡単に勝てるもんじゃないわ。
 でもま、初めて組んだにしては、まずまずだったんじゃない。
 また組む事もあるだろうからさ。その時はやり返しましょ」

ポンポンと白石の頭に手を置く。
白石は富沢の顔をやはり無表情に見上げ。そして、キュッと抱きついた。
富沢「わわっ。ちょ、ちょっと」
白石「…………」
富沢「……ま、いっか」

第3試合 ○越後 vs ミラー×

第4試合 ×ジャネット、獅子堂、USA vs カンナ、杉浦、ハン○

 メインに勝利した3Cは観客にアピール。ブーイングの中、杉浦がマイクを取る。
杉浦「獅子堂さん。次のCoSPの防衛戦、貴方は私と戦うべきです」
唐突に投げつけられた挑戦状。しかも上からである。獅子堂が眉を吊り上げる。
獅子堂「なっ!? 勝手な事を言うなっ」
杉浦「私が次期挑戦者に相応しいという根拠はいくつもあります。
 まず第一に、客観的に見てゆきプロのジュニアでは私がナンバー2である事。
 次に、先のCoKで私はデビュー1年の神楽さんを率いて勝ち点9を上げました。
 これは他に挑戦権を持つ金井&白石組の勝ち点4より遥かに多く、
 GWAのトップであるロゼさんと組んだ小縞さんよりも上です。
 それに貴方は最終日の直接対決で、私ではなく神楽さんを狙い、仕留めた。
 つまり貴方は私から逃げたと言っても良いでしょう」
獅子堂「なんだとっ」
杉浦「その汚名をそそぎたいのならば、私の挑戦を受けるべきです」
獅子堂「ぐぬぬ……」
口で杉浦に勝てる者はそうはいない。直情傾向にある獅子堂では尚更である。
売り言葉に買い言葉。獅子堂が挑戦を受けようとした、その時。
テーマ曲に乗って、白石がフラリとリングに現れた。
杉浦は眉を顰めつつ、無視して獅子堂に決断を迫る。
杉浦「さあ、獅子堂さん。早く私を挑戦者に指名してください。
 これだけ眠れる獅子拳をバカにされても、貴方は逃げるのですか」
獅子堂「そこまで言うならやってやるよっ! 次の挑戦者は、わひゃあっ!?」
いきなり白石に後ろから胸元を鷲掴みにされ、獅子堂の言葉が途切れた。
白石「……わたし……やったことない」
獅子堂「な、なに? なぎさも挑戦したいの?」
コクンと頷く白石。白石にしては珍しく積極的なアピールであった。
杉浦「邪魔をしないでください、白石さん。私は今、獅子堂さんと話をしているのです」
白石「……勝った方が……やる」
杉浦「そんな事は認められません。第一、貴方がたは雪解けタッグで惨敗したはず。
 私達との直接対決にも敗れている。今の貴方には資格がない」
白石「……美月……わたしに勝ってない。……美加せんぱいに二人がかり……卑怯者」
杉浦「ぐっ。誰が卑怯者ですか。失礼な。だいたい貴方は……」
美月はなんとか言葉で白石を丸め込もうとするが、しかし白石はどこ吹く風。
そしていつの間にか、会場内には白石コールが沸き起こっていた。
一連の流れに自分を取り戻した獅子堂は、マイクを取って宣言する。
獅子堂「わかった。今シリーズの最終戦、お前達二人で戦え。
 勝った方とCoSPを賭けて次のシリーズで戦ってやる。それでいいな」
白石は素直にコクンと頷いた。目論見が外れた杉浦は、唇を噛む。
杉浦「……いいでしょう。勝てば結果は同じですから」
冷静を装いながらも、引き上げていく杉浦の背中には計算が狂った動揺がアリアリと感じられた。
対する白石はといえば、入場時と同じく飄々と引き上げていくのだった。

退場門をくぐると、カンナがニヤつきながら柱に寄り掛かって杉浦を待っていた。
カンナ「ククク。残念でしたねえ。もう少しで白石と戦わずに挑戦権を手に入れられる所だったのに」
杉浦「……別に。勝てば良いだけです」
カンナ「理詰めの貴方は、ああいう計算の通じない相手が苦手ですからね。
 あの小柄な体から繰り出される訳の分からないパワー。
 私とて相手にするのはゴメンですよ」
杉浦「…………」
カンナ「まあ、頑張ってください。私達も出来る限りのフォローはしますよ。
 チームメイトとしてね。ククク」
杉浦に背を向け、笑いながら歩いていくカンナ。杉浦もまた、無言で歩き出した。

 ※今シリーズ最終戦、次期CoSP挑戦者決定戦「杉浦美月 vs ノエル白石」決定。

2日目
○小縞 vs ミラー×
○ロゼ、真田 vs 富沢、ジャネット×
○ハン、十六夜 vs 越後、柳生×
○カンナ、杉浦、神楽 vs 獅子堂、白石、USA×

3日目
○杉浦、神楽 vs USA、白石×
×小縞 vs ミラー○
×ジャネット、獅子堂 vs 越後、ロゼ○
○十六夜、カンナ、ハン vs 柳生、真田、富沢×

4日目
○神楽 vs USA×
×カンナ、十六夜 vs 真田、越後○
○ハン、杉浦 vs ミラー、柳生×
×獅子堂、ジャネット、白石 vs 富沢、小縞、ロゼ○

5日目
○神楽 vs ミラー×
×小縞、ロゼ、越後 vs 柳生、真田、富沢×
○カンナ vs ジャネット×
×獅子堂、白石、USA vs ハン、杉浦、十六夜○

6日目
○越後、ロゼ、小縞 vs 真田、ミラー、柳生×
○ハン、杉浦 vs 白石、富沢×
×神楽、十六夜、カンナ vs 獅子堂、USA、ジャネット○

7日目
×神楽、杉浦 vs ロゼ、小縞○
×富沢、USA、越後 vs 真田、ミラー、柳生○
○カンナ、十六夜、ハン vs 獅子堂、ジャネット、白石×

8日目
第1試合 ○神楽 vs USA× 13分47秒 ダウナーヘブン→体固め

USAの必殺技であるトマホークミサイルを受けてもなんとか立ち上がった神楽、
最後は新技ダウナーヘブンでUSAを仕留めた。
USA「ヘイ、シオン! ユーはとてもストロングになったよ。
 今日はエキサイティングだったネ。ラストマッチがユーで良かったわ。センキュー」
神楽「……調子狂うわねえ。でも確かに、アナタとは組んだり戦ったり色々したものね。
 それじゃ、またね」
今月でゆきんこプロレスとの契約が切れるUSAは、来月からアメリカに帰る事になっている。
ユニットどうこうよりも、昨年まで素人と大差ない体つきをしていた神楽が、
自分を倒すまでに成長した事に満足気なUSAであった。
そんな気さくなUSAが相手では、神楽も立場を忘れ思わず表情を崩すしかなかった。

神楽が引き上げ、USAが四方に手を振り別れの挨拶をかわしていると、フラフラと白石が現れた。
白石はUSAにキュッと抱きつくと、その豊かな胸に顔を埋める。
USA「淋しくなるネ、ノエル」
白石「…………(コクッ)」
USA「でも、ユーならもうミーがいなくてもノープロブレム。
 ユーがチャンピオンになるのをステイツで楽しみにしてるわ」
白石「……ちゃんぴおん……」
USAに抱き締められキスの雨を受けながら、白石は相変わらずの無表情で、
しかしその胸の奥で確かに何かを考えていたのだった。

第2試合 ○ジャネット、獅子堂 vs 真田、ミラー×

第3試合
〜次期CoSP挑戦者決定戦〜
「杉浦美月 vs ノエル白石」

この日は序盤から飛ばしていった白石。杉浦を圧倒する。
しかし杉浦、白石のルドルフボンバーをかわすとそのままポストを蹴ってカウンターのバースピアー。
これがまともに入り、白石の動きが鈍ると、ここからは杉浦のペース。
3Cのセコンドの執拗な介入で白石の技がことごとく失敗。
しかし次期挑戦者決定戦とあって獅子堂は試合に介入せず、孤立無援の白石は徐々に不利に。
それでも奮闘する白石。杉浦をマットに叩きつけるとポストに上り、
新技・アドバルーンボムを狙ったが、セコンドのカンナが杉浦の足を引きずって強引にどかし、白石が自爆。
転がる白石の顔面に起き上がった杉浦がスライディング顔面ドロップキックを叩き込む。
さらに鎌固めで白石を絞り上げる杉浦。白石なんとかロープエスケープ。
終盤、白石がアルゼンチンバックブリーカーに杉浦を捕らえたところで、
セコンドのカンナが乱入し白石の顔面にパウダー攻撃。技が解けてしまう。
さらに杉浦とツープラトンのパイルドライバーを決めようとしたカンナだが、なんとここで無所属の富沢が乱入。
カンナにロンギヌスを叩き込み、パイルドライバーが崩れて杉浦が白石の下敷きに。
そのままカンナを押さえ込んだ富沢が白石にポストに上るよう指示、
白石が杉浦の喉元にダイビングギロチンドロップを叩き込み、そのまま押さえ込んで3カウントを奪った。

 ×杉浦 vs 白石○ 15分59秒 ダイビングギロチンドロップ→片エビ固め

杉浦を抱え、3Cは富沢と舌戦を繰り広げながら引き上げていく。
白石はマットにペタンと座ったまま、富沢を不思議そうに見つめていた。
白石「……どうして……?」
富沢「別に。私はただ、あいつらが気に入らないだけよ。
 それにあんた、一人で頑張ってたもんね」
富沢は白石の頭をクシャッと撫でると、リングを下りて引き上げていった。
入れ替わりに獅子堂がリングに上がり、マイクを取って白石に話し掛ける。
獅子堂「なぎさ。内容はともかく、結果としてアンタが勝った。
 来月の次のタイトルマッチ、楽しみにしてるよ」
白石はコクンと頷くと、小さく呟いた。
白石「……バイバイ」

第4試合 ○カンナ、ハン、十六夜 vs 越後、ロゼ、小縞×

第5試合 メインイベント
 『Crystal of Snow Queen』タイトルマッチ
 「『CoSQ』柳生美冬 vs 富沢レイ」

柳生の打撃ラッシュに防戦一方の富沢。
しかし風刃連脚を水面蹴りで切り返すと、すかさずロンギヌスを叩き込む。
その後も介錯・斬でトドメを狙う柳生をことごとく切り返しスピードとテクニックで攻めていくが、
最後は柳生が投げ捨てパワーボムで富沢を強引に叩きつけ、動きが止まった所を膝十字固めに捕らえる。
なんとか外そうともがいた富沢だが、最後はとうとうギブアップした。

 ○柳生 vs 富沢× 17分15秒 膝十字固め

 〜柳生美冬 『Crystal of Snow Queen』3度目の防衛成功〜

痛めた足を引きずりながらリングを下りかけた富沢だが、そこに3Cが急襲。
先のCoSP決定戦の腹いせか、富沢を取り囲むとブラックボックスと竹刀で滅多打ち。
会場から悲鳴が上がる。
しかしそこに猛スピードでつっこんできたのはなんと白石。
両手でのルドルフボンバーでカンナと神楽をまとめて薙ぎ倒すと、
ぐったりした富沢を背中に担いでそのまま走り去ってしまった。
3Cも白石を追いかけ、そのまま入場門の奥へ消えていった。

柳生「……なんだったのだ、いったい」
リング上で成り行きを見守っていた柳生がポツリと呟く。
越後「いいんじゃないですか。勝手にやらせておけば」
エプロンに上がった越後がロープにもたれながらマイクを手に柳生に話し掛ける。
柳生「随分と冷静なのだな。先月までは背中を守る間柄だったのであろう」
越後「ええ。先月まではね。今はもう、パートナーでもなんでもない。
 むしろ、私は失望しているんです。
 もうちょっと良い勝負になるかと思ったのに、貴方に手も足も出ずやられるとは」
越後は一つ溜息を吐く。
越後「ともかく、次は私がCoSQに挑戦します。良いですよね?」
柳生「うむ。前回は引き分けだったな。改めて、雌雄を決しよう」

柳生と越後がガッチリと固い握手を交わす。
会場内のざわめきはいつしか大きな歓声に飲み込まれていた。

 ※次期CoSQ挑戦者、越後しのぶに決定

〜興行結果〜
1.☆5250/5000
2.☆5250/5000
3.☆5250/5000
4.☆5250/5000
5.☆5250/5000
6.☆5250/5000
7.☆5250/5000
8.☆5250/5000

 総支出 486AP 札止め8

○成長
獅子堂3 越後3 柳生−1 杉浦2 白石1 神楽3
富沢  飛竜の舞(ドラゴンスープレックス7)
カンナ 顔面ウォッシュ5→4
小縞  4up、サッカーボールキック3→4

〜技解説〜
○飛竜の舞
富沢→すみれ→風塵流。後は、わかるな(なにが?
技としては、ジャーマン→ドラゴンの連携。

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「5月」
 行動順:4 4,100AP

☆アクシデント
軽症:獅子堂、富沢

今月は二人もケガ人が出てしまった。

☆ニュース
映画公開:金井〜ヒット(300AP)
☆イベント
始球式:富沢〜辞退
映画出演依頼:真田〜辞退
CDレコーディング:杉浦
誕生日:杉浦

金井くんの映画はなかなかのヒットになったようだ。
続いて真田くんにも、と行きたかった所だが、今月はCoKがあるからな。

杉浦くんももう20歳か。
杉浦「はい。私の計算によれば、この1年が勝負でしょう。
 ……そんな時にCDの仕事などを持ってこられるとは思いませんでしたが」

わ、悪かったよ。ほら、これで機嫌を直してくれ。
杉浦「そんな物で私の機嫌が直るなどと甘い考えは……ま、まあこれはこれでいただいておきます。
 次のオフにでも行ってきましょう」
一緒に行くかい? ペア宿泊券だし。
杉浦「結構です。別府ですし、十六夜さんと一緒に行ってきます」
あらら。

○特訓:富沢、金井

富沢くん。今月の特訓だが、ケガの方は大丈夫かい?
富沢「やるわよ。先月のCoSQ、初挑戦だったのに、みっともないとこ見せちゃったし。
 始球式も蹴ってるんだから、しっかりやらなくちゃ。
 せっかく身につけたメロディボールを披露できなかったのは残念だったけどね」
懐かしいな、童夢くんネタ。どっちかというと小鳩くん用のネタな気もするが。

 〜寮・富沢の部屋〜

富沢「面白い?」
白石「…………ん♪」
富沢「そう。ならいいけど」

金井「レイちゃんいる〜? あ、なぎさちゃんがいる。珍しいね」
富沢「いきなりアソパンマンが見たいって私の部屋に来てさ。
 まあ楽しんでるみたいだからいいけどね」
金井「楽しんでるっていうか……寝ちゃってるよ」
富沢「ええっ?」
白石「Zzz……♪」

○遺恨解消:富沢(→白石)

○5月行動その他
提携終了:ミスUSAマスク
来日:EWA〜ハン、クライ、ロレン
   GWA〜ロゼ、ジャネット、ジェシー
サイン会:京都〜十六夜、小縞人気9、神楽

○他団体
1.新女:627AP テスト入団〜堀咲恵
2.太平洋:100AP
3.東女:293AP 参戦依頼〜藤原和美
5.WARS:196AP 参戦依頼〜上原今日子

……よくよく考えてみたら、ウチは他団体との絡みがExくらいしかない。
よって我が団体は他団体の動向に惑わされず、我が道を進むべきだと思うんだ。
「……他団体のチェックが面倒になったのですね」
うぐっ。ま、まあいいじゃないか。ハハハ。
しかし引退者のチェックだけはしておきたいので、最終日だけは観戦しよう。
まあ観戦と言っても否観戦なんだが。

 〜興行〜

○今シリーズ参戦レスラー
ライオンハーツ:獅子堂、金井、白石、ジャネット、
3C:カンナ、十六夜、杉浦、神楽、ハン、
無所属:柳生、真田、小縞、富沢、越後、ミラー、ロゼ

『関西シリーズ』

1.愛知
第1試合
 ○白石 vs ミラー× 7分45秒 サンタクロースタナー→体固め

金井「……へ?」
金井はキョトンとして、周囲のメンバーを見回した。
映画の撮影で先月の興行を休んでいる間に、いった何があったと言うのだろうか。

この日のオープニングマッチ。
京都大会でのCoSP挑戦に向け、白石がミラーを一蹴。
勝利後、白石はセコンドについていたライオンハーツのメンバーを呼び込んだ。
そして突然の一言。
白石「……バイバイ」
予想だにしなかった一言に、金井は固まってしまった。
獅子堂「やっぱりそのつもりだったか」
しかし獅子堂は、白石の行動をあらかじめ予想していたようであった。
ジャネット「ねえ、ノエル。理由を聞いていい?」
白石「……約束した……ちゃんぴおんになるって」
ジャネット「そっか。USAとね。
 それでまずは、CoSPに専念したいってことね」
コクン、と白石は首を縦に振った。
金井「ちょ、ちょっと待ってっ。
 別にライオンハーツを抜けなくたって、CoSPに挑戦は出来るんだしっ」
金井はなんとか白石を引きとめようとしたが、しかし獅子堂が手で制する。
獅子堂「コイツなりに考えて決めたことだろ。私たちに止める権利はない」
白石「……美加せんぱい……ありがと」
白石はペコンと頭を下げると、リングを下りていった。
金井「あ……」
伸ばしかけた金井の手が、空しく宙を掴む。
獅子堂「美加はどうするんだ? お前もCoSPを狙うんだったら……」
金井「な、なに言ってるのっ。ライオンハーツはあたしとレナせんぱいで作ったユニットじゃない。
 止めるわけないよっ!」
獅子堂「あっ。そ、そう。そうだよね……」
思いの他、強い調子で金井に断言され、獅子堂は思わず少し怯んでしまう。
獅子堂が思っていた以上に、金井のライオンハーツへの思い入れは強いらしい。
ジャネット「3人になっちゃったけど、がんばりましょっ。
 私たちの明るく楽しく華麗なプロレスを見に来てくれているお客さんは、
 たーくさんいるんだから。そうよねーっ?」
ジャネットが客席に問いかけると、大歓声が上がる。
やはりライオンハーツの人気は団体随一であった。
ジャネットが獅子堂と金井の手を取り、ギュッと握る。金井もその手に空いていた右手を重ねる。
そして獅子堂も、最後に左手を、皆の手の上に重ねた。

 ※ノエル白石、『ライオンハーツ』離脱

 〜

試合前、ロゼがマイクを持つ。
ロゼ「皆様、お待たせいたしました。ようやく、ワタクシ達のタッグチーム名を正式に決定しましたわ。
 その名は、『Soeur de Rose(スール・ド・ロゼ)』。フランス語で薔薇の姉妹、という意味ですの」
小縞「そのまんまですね、お姉さま」
ロゼ「お黙りなさい」
小縞「はうっ。す、すみませんお姉さま」
姉妹コントに会場がドッと沸く。
小縞「ですがお姉さま。ずっと二人だけで戦っていくのは大変だと思います」
ロゼ「何を言っているのかしら。ワタクシがいれば、恐れる物など何もありませんわ」
小縞「お姉さま……」
小縞がうっとりとロゼを見つめる。
ロゼ「とはいえ、貴方が言う事もわかります。そうですわね。
 同じように強い絆を持つ姉妹がいるのなら、共に戦ってもよろしいかもしれないわ」
杉浦「そういうことなら、私達はいかがです?」
ここで対戦相手の杉浦・神楽組が登場。
しかし無表情の杉浦と薄笑いを浮かべている神楽を見れば、到底本気ではないだろう事が窺える。
ロゼ「ご冗談を。ワタクシの庭園に穢れた花はいりませんわ」
神楽「ハッ。言ってくれるじゃないさ。
 なら、そのバラの花、アンタ達の血で真っ赤に染めて上げるよっ」
ゴングを待たずに神楽が小縞に飛び掛かる。
一呼吸遅れて、試合開始のゴングが打ち鳴らされた。

第2試合「ロゼ・ヒューイット、小縞聡美組 vs 杉浦美月、ブラッディ神楽組」

試合は一進一退の攻防に。
中盤、ロゼのチョークスラムを食らいながらも立ち上がった神楽がロゼを強引に担ぎ上げ、
ブラッディ333で叩きつけると素早くスイッチした杉浦がレジェンドオブGRで締め上げるが、
ロゼなんとかロープにエスケープ。
追撃をかけようとした杉浦にカウンターで必殺スピニングローズを叩き込むと、小縞にタッチ。
すかさずさとみんカッターを決めた小縞、続けてもう一発狙うが、
しかし踏ん張った杉浦がバックをとって高速ジャーマン。
リング下に転がり落ちた小縞にポスト上から落差十分の打たせ湯投下。
小縞をリング内に投げ入れ神楽にタッチ。
しかし小縞、サッカーボールキックを放ち神楽を振り切るとロゼにスイッチ。
ロゼがトラースキックからバスターローズを決め、両手で神楽を余裕で押さえつけるが、
しかし神楽カウント2.9でクリア。
だがこれがロゼのプライドを傷つけ、
最後はシャイニングローズ(シャイニングウィザード)で神楽をマットに散らした。

○ロゼ、小縞 vs 杉浦、神楽× 25分20秒 シャイニングローズ→体固め

 ※ロゼ・ヒューイット&小縞聡美、『Soeur de Rose』結成

 〜

第3試合 セミファイナル
「柳生美冬、真田美幸組 vs 越後しのぶ、富沢レイ組」

越後「おい富沢。私の足を引っ張るなよ」
富沢「なっ。ど、どういう意味よそれっ」
越後「そのままの意味だよ。この間みたいな無様な試合をしてもらっては困るって事だ」
富沢「くっ」
試合開始前から不穏な空気が流れる青コーナーの二人。

×真田、柳生 vs 越後、富沢○ 18分38秒 スクールデイズ

富沢「やったわっ!」
一瞬の虚をついた丸め込みでの勝利に、富沢はガッツポーズ。
どうだと越後を振り返るが、しかし越後は逆に呆れた表情を浮かべていた。
越後「……それで満足なのか、お前は」
富沢「なっ。勝ちは勝ちじゃないですかっ!
 しかも、チャンピオン相手にですよ」
越後「そんな考えだから、あんな無様なタイトルマッチになるんだよ」
越後はそう言い捨てると、さっさとリングを下りてしまう。
富沢「な、なんだって言うのよっ」
富沢はマットを叩くと、引き上げていく越後の背中をにらみつけた。

第4試合 メインイベント
 ×獅子堂、金井、ジャネット vs カンナ、十六夜、ハン○ 16分58秒 STF

再出発を誓ったライオンハーツだが、エースの獅子堂がハンに屈辱のギブアップ負けを喫した。

2.岐阜
○神楽 vs ミラー×
○小縞、ロゼ vs 杉浦、十六夜×
×白石、富沢 vs カンナ、ハン○
×ジャネット、獅子堂、金井 vs 越後、真田、柳生○

3.三重
○小縞 vs 神楽×
×越後、ミラー vs ハン、十六夜○
×真田、柳生 vs 杉浦、カンナ○
×ジャネット、獅子堂、金井 vs ロゼ、白石、富沢○

セミファイナルでは、セコンドの乱入があったとはいえCoK王者が敗れる波乱の展開。
メインイベントのCoSP前哨戦は白石組が勝利。

4.京都
第1試合 ○ミラー、富沢 vs 神楽、杉浦×
第2試合 ○金井、ジャネット vs ロゼ、小縞×
第3試合 ○越後、柳生、真田 vs カンナ、十六夜、ハン×

第4試合 メインイベント
 『Crystal of Snow Princess』タイトルマッチ
  「『CoSP』獅子堂レナ vs ノエル白石」

試合開始前、白石が富沢の手を引っ張って入場。
リングサイドに椅子を設置し、富沢座らせる。
戸惑いながらも特等席で観戦する事になる富沢。

序盤から全開の獅子堂に対し、ペースが上がらない白石。
獅子堂の打撃ラッシュに防戦一方。
そのまま一気に獅子堂が押し切るかと思われたが、
串刺しDDTからカバーに行った獅子堂を白石がカウント2.5で跳ね除けると、
ルドルフボンバーで獅子堂を薙ぎ倒す。が、いまだ流れは変わらず。
獅子堂、試合を決めるべく紅蓮の矢を白石に突き刺したが、
しかし白石仁王立ちでこれを受け止め、再びルドルフボンバー。
まともにくらい一回転してダウンした獅子堂をアイアンクローで引きずり起こすと、
そのままアップルクロースラムでマットに叩きつける。
それでも白石の勢い止まらず、
最後は初公開のホーリーナイトで獅子堂をマットに突き刺し、3カウントを奪った。

×獅子堂 vs 白石○ 20分10秒 ホーリーナイト

 〜ノエル白石 第2代『Crystal of Snow Princess』戴冠〜

白石「獲った……」
白石は遥かアメリカ大陸のある方へ10秒ほどベルトをかざすと、富沢をリングに招き入れた。
富沢「おめでとう。私より先にベルト巻かれちゃったわね」
富沢は素直に白石を祝福する。すると、白石は手に持ったベルトを富沢の首に巻きつけた。
富沢「……へ? どういうこと?」
白石「…………嬉しく、ない?」
そこで富沢ははたと気づく。
どうやら、白石はロゼが小縞にロザリオを渡した事を真似ているつもりらしい。
富沢は苦笑しながら首を振った。
富沢「これは貰えないわ。これはなぎさのベルト。私のじゃないから」
白石「…………」
白石は俯いて黙り込んでしまった。
富沢は白石の頭を撫でると、その顔を覗き込んだ。
富沢「でも、気持ちは嬉しかった。
 だから今度、お礼をするわ。楽しみにしてなさい」
富沢はそう言うと、白石に微笑みかけ、そしてリングを下りた。
白石は不思議そうな顔をしたまま、富沢の背中を見送った。

5.和歌山
第1試合 ×十六夜、神楽 vs 柳生、ミラー○
第2試合 ○越後、真田 vs ロゼ、小縞×

第3試合 セミファイナル
 「富沢レイ vs ノエル白石」

急遽組まれた二人のシングルマッチ。発案者は富沢であった。

序盤は富沢が白石をテクニックで翻弄していく。
中盤、ミドルキックからロンギヌスと攻め立てた富沢、
トドメとリング中央でセイントフォーを狙うが、これを白石、力でひっくり返して脱出。
これで流れが白石に傾き、白石パワーを前に押しまくる。
終盤、白石が超滞空ブレーンバスターで富沢を叩きつけるとルドルフボンバーを狙うが、
しかし富沢これをダッキングしてかわすと後ろから飛びついてスクールデイズで丸め込む。
これで決まったかと思われたが、カウントは惜しくも2.9。
最後は白石がアルゼンチンバックブリーカーから富沢をリング中央に放り投げると、
ポストに上ってアドバルーンボムを投下、富沢を圧殺し3カウントを奪った。

×富沢 vs 白石○ 17分29秒 アドバルーンボム

富沢「アタタ……負けちゃうなんてね。カッコつかないな、もう」
富沢がリングに横たわったまま呟く。
ペタンとリングに腰を下ろしていた白石が、富沢の側に近寄っていく。
白石「……わたし……勝った。……ご褒美、ちょうだい」
富沢「何がほしいの?」
白石「……わたしに、くれるはずだったもの」
白石の言葉に富沢は一瞬目を丸くしたが、やがて表情を崩すと
リング下に隠しておいたある物を取り出した。
富沢「バレてたのか。まったく、わかんない子よね。
 本当は私が勝って渡すはずだったんだけどね」
富沢が取り出したのは、真新しいロザリオであった。
富沢「私と、一緒にやっていく?」
白石がコクンと頷く。
富沢「じゃ、コレ、あげる。頼りない姉でゴメンね」
富沢は白石の首にロザリオを掛けた。
白石「……キレイ……♪」
普段感情が表に出ない白石も、この時ばかりは嬉しそうであった。
と、そこに、拍手をしながらロゼと小縞が現れた。
ロゼ「アナタたちの美しき絆、見せていただきましたわ。
 どうかしら。ワタクシ達と共に、歩んでみませんこと?」
唐突な誘いに、富沢は白石を見る。しかし白石は迷いなくコクンと頷いた。
富沢「どうやらこの子は、最初からそのつもりだったみたい。
 よろしくね、二人共」
ロゼ「ええ。歓迎しましてよ」
富沢とロゼが握手を交わす。
小縞「やったぁっ。これで仲間が増えましたね、お姉さまっ」
小縞は無邪気にぴょんこぴょんこと飛び跳ねて喜ぶのであった。

 ※『Soeur de Rose』に富沢レイ、ノエル白石加入

第4試合 ○杉浦、カンナ、ハン vs ジャネット、金井、獅子堂×

6.奈良
×ロゼ、小縞 vs 神楽、ハン○
○金井 vs ミラー×
×白石、富沢 vs ジャネット、獅子堂○
×十六夜、カンナ、杉浦 vs 越後、柳生、真田○

7.兵庫
○小縞 vs ミラー×
×カンナ、神楽 vs 獅子堂、ジャネット○
○柳生、真田 vs 金井、越後×
×十六夜、ハン、杉浦 vs 富沢、白石、ロゼ○

8.大阪
第1試合 ○神楽 vs ミラー×

今シリーズ限りで専属契約を解除し不定期参戦となるミラー。
徹底した腕殺しを見せるなどさすがのテクニックを見せつけたものの、
最後は神楽の勢いに飲み込まれた。

第2試合 ×白石、越後 vs 杉浦、ハン○
第3試合 ×ロゼ、小縞、富沢 vs 獅子堂、金井、ジャネット○

第4試合 メインイベント
 『Crystal of KIZUNA』タイトルマッチ
『CoK』柳生美冬&真田美幸組 vs カンナ神威&十六夜美響組」

中盤までは王者組のペース。
十六夜が苦し紛れのクイーンズヒールを放つも、受け止めた柳生がすかさず風刃連脚で反撃、
変わった真田が火の玉ケンカキック2連発で十六夜を追い散らす。
終盤、カンナが黒龍脚で怯んだ真田を執拗な三角締めに捕らえて勝負に出るが、
真田なんとかエスケープに成功。
変わった柳生の風刃連脚がカンナに完璧に入り、カンナノックダウン。
それでもなんとか立ち上がってきたカンナに柳生が容赦なく足刀を打ち込んでマットに沈め、
王者組がここ一番での底力を見せつけた。

○柳生、真田 vs 十六夜、カンナ× 32分8秒 足刀→片エビ固め

 〜柳生&真田組 『Crystal of KIZUNA』3度目の防衛成功〜

〜興行結果〜
1.愛知 ☆4725/4500
2.岐阜 ☆4725/4500
3.三重 ☆4200/4000
4.京都 ☆5250/5000
5.和歌山 ☆3675/3500
6.奈良 ☆4200/4000
7.兵庫 ☆5250/5000
8.大阪 ☆6300/6000

 総支出 456AP 札止め8

新ユニットが誕生したな。
「なかなか面白そうなユニットですね」
ああ。世代がバラバラだしな。これから先が楽しみだ。
「興行の方は、初進出の地域も確実に集客を上げることができました」
うむ。この調子なら、次の巡業ではもう一回り大きな会場にも進出できそうだな。

○成長
真田−1 カンナ1 白石2 神楽1 小縞1
富沢 2up、ショルダータックル1→2

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「6月」
 行動順:2 4,471AP

☆イベント
CD発売:杉浦〜それなり(75AP)
映画出演:十六夜(ホラー)
写真集:杉浦〜辞退

十六夜くんにホラー映画か……。
十六夜「フフフ……上映できるのかしらね」
違う意味で評判が高まりそうだな。

☆ニュース
提携終了:ウェイン・ミラー
完治:獅子堂、富沢
ファンクラブ結成:小縞(3)

ケガ人が全快してくれて助かったな。

小縞「またファンクラブが増えたんですか?」
ああ。先月のユニット結成が大きかったのかもな。
小縞「嬉しいな〜。お詫びに実家のサービス券を贈っちゃいます。手書きで!」
あまり発行しすぎないようにな。

○海外提携:AAC
「もう少しで宿舎拡張資金が貯まる所でしたのに、よろしかったのですか?」
ああ。ちょっと思うところがあってね。
それに、今のウチのカラーにはルチャ系のAACは合いそうだろう?
「そうですね。ライオンハーツやスール・ド・ロゼのメンバーには学ぶ所も多いのではないでしょうか」

 〜ジムにて〜

ん?こんな時間に明かりが。ジムに誰かいるのかな。
……あっ。誰かがリングに倒れているじゃないか!
カンナくんか! どうしたんだ!?
カンナ「あ、社長……ちょっと練習で股関節を痛めてしまいまして……」
なんだって? それは大変じゃないか。
カンナ「すみません。少し擦っていただけませんか」
えっ。し、しかし。
カンナ「くうっ! い、痛みが……」
わ、わかった。こ、この辺か?
カンナ「はい。その内腿の辺りを」
こ、こうか……。
カンナ「ああ……いい感じです……
 なーんつって!」
 ギリギリッ!
あだだだっ!?
カンナ「どうです社長。私の新技、名付けてデルタロック!
 魅惑の三角地帯に誘い込んでガッチリ極める、変形の三角締めの味は? ヒーヒッヒ!」
ぐああっ、ギ、ギブアップだ!
でもそもそも、キミの対戦相手は女の子なんだからそんな誘いには引っ掛からないんじゃないか?
カンナ「……それもそうですね。これは改良の余地アリと」
ところで、そろそろロックを外してくれないか。
カンナ「ああ、はいはい。
 ……うぷっ。急に動いたからさっき飲んだ焼酎とおにぎりが……」

ギャーッ! ストップストップーッ!

○プライベート1:カンナ

○6月行動その他
来日:EWA〜ハン、クライ、ロレン
   GWA〜ロゼ、ジャネット、2号
   AAC〜ドスカナ、ミスティア、リサ
サイン会:福岡〜十六夜、小縞、神楽人気8

○他団体
1.東女:259AP
3.新女:386AP
4.WARS:186AP
5.太平洋:261AP

 〜興行〜

○今シリーズ参戦レスラー
ライオンハーツ:獅子堂、金井、ジャネット
3C:カンナ、杉浦、神楽、ハン、
Soure de Rose:ロゼ、小縞、富沢、白石
無所属:柳生、真田、越後、ロレン、ドスカナ

『北海道シリーズ』

1.福岡
○神楽 vs ドスカナ×
○柳生、ロレン vs 小縞、ロゼ×
×白石、富沢 vs 真田、越後○
○ハン、カンナ、杉浦 vs 金井、ジャネット、獅子堂×

2.大分
×白石、ロゼ vs 金井、獅子堂×
×小縞、富沢 vs 越後、ロゼ○
×カンナ vs ジャネット○ 11分43秒 ラ・マヒストラル
○杉浦、神楽、ハン vs ドスカナ、柳生、真田×

3.鹿児島
○神楽 vs ロレン×
○小縞 vs ドスカナ×
×カンナ、ハン vs 柳生、真田○
○越後 vs 杉浦× 13分10秒 ランニングヒップバット→体固め
×白石、富沢、ロゼ vs 獅子堂、ジャネット、金井○

4.徳島
○越後、ロレン vs ジャネット、ドスカナ×
○柳生、真田 vs 金井、獅子堂×
×白石 vs ハン○ 13分19秒 ニーリフト→体固め
×杉浦、神楽、カンナ vs 富沢、小縞、ロゼ○

5.山口
○小縞 vs ドスカナ×
○ハン、杉浦 vs 柳生、真田×
○越後、ロレン vs カンナ、神楽×
○獅子堂、ジャネット、金井 vs 富沢、ロゼ、白石×

6.広島
○柳生、白石 vs 杉浦、神楽×
×越後、真田 vs カンナ、ハン○
○金井 vs ロレン×
×ジャネット、ドスカナ、獅子堂 vs 富沢、小縞、ロゼ○

7.東北海道
○カンナ、杉浦、ドスカナ vs 富沢、白石、ロレン×
○越後、真田 vs ハン、神楽×
○獅子堂、金井、ジャネット vs ロゼ、小縞、柳生×

8.西北海道
第1試合 ○神楽 vs ドスカナ×
第2試合 ○カンナ、杉浦 vs 真田、ロレン×
第3試合 ×富沢 vs ハン○ 8分4秒 膝十字固め
第4試合 ×獅子堂、ジャネット、金井 vs ロゼ、小縞、白石○

 〜メインイベント前〜
現時点では双方ユニットに所属せず無所属の立場にある柳生と越後。
CoSQタイトルマッチにて数々の死闘を演じてきた二人は、
感情的になる事もなく、まずはリング中央で握手を交わす。
柳生「しのぶ。この試合が終わったら、話がある」
珍しく柳生が試合前に口を開いた。
越後「奇遇ですね。私も貴方に話したいことがあったんです」
柳生「そうか。ならば……」
越後「勝った方が話をする、としましょうか」
両者が各々のコーナーに下がり、そしてゴングが打ち鳴らされた。

第5試合 メインイベント
 『Crystal of Snow Queen』タイトルマッチ
  「『CoSQ』柳生美冬 vs 越後しのぶ」

序盤は越後が押し気味に試合を進める。
ナックルパートの連打からランニングヒップバットで柳生を吹き飛ばし観客にアピール、
さらにヒップアタックを叩き込むが、
しかし続くラリアットを柳生がかわすとカウンターで足刀を打ち込み、すかさず風刃連脚で越後を薙ぎ倒す。
中盤以降は共に手の内を知り尽くした者同士、返し技の応酬となるが、
得意のパワー殺法を返され打撃を封じられた越後に対し、
徹底して越後の腕殺しを狙う柳生が優位に立つ。
最後は柳生の二刀・刀狩りをロープへ逃げ切った越後だが、
起き上がり様に柳生すかさず足刀を叩き込み、粘る越後をマットに沈めた。

○柳生 vs 越後× 50分6秒 足刀→片エビ固め

 〜柳生美冬 『Crystal of Snow Queen』4度目の防衛成功〜

柳生と越後の対決の代名詞になっているロングバトル。
この日は柳生が徹底した越後対策を講じ、見事昨年のKanto-1の借りを返した。
越後「正直、今回は勝てると思っていました。やられました……」
柳生「今日は、私にはどうしても負けられぬ理由があったのでな」
柳生が越後に手を差し伸べると、越後がしっかりとその手を握り返し立ち上がる。
リング上の二人に大きな拍手が送られた。
そしてこの日は珍しく、柳生が自らマイクを握る。
柳生「今、皆に見てもらったものが、我らの最高の戦いであり、この7年の我が団体の歴史そのものだ。
 私は信念を持って自らの道を歩んできた。そして私はその道に誇りを持っている。
 ……だが今、我らの築いてきた戦いの歴史が、汚されようとしている。
 ある者は見映えばかりにこだわり、ある者はままごとに興じ、そしてある者は後ろ足で泥をかける。
 私はこの現状を、黙して受け入れる訳にはいかぬ!
 私は己が全てを持って、我らがこの団体で築いてきた矜持を守り抜く!
 ……その為に、しのぶ。私と共に、戦ってくれぬか」
柳生が再び越後に右手を差し出す。
越後は無言のままその手をじっと見つめている。
越後「……良かったですよ。貴方が私と同じ考えで。
 今日、私が勝っていれば、同じ事を私から貴方に提案するつもりでした」
柳生「では」
越後「はい。若造共に、本当の戦いの痛みってヤツを叩き込んでやりましょう!」
越後がガッチリと、柳生の手を握り返す。
二冠王の柳生と、無冠ではあるが実力ナンバー1と目されている越後の合体。
世代交代の波の前に、とてつもなく巨大な城が築き上げられた。
柳生「美幸。そなたも、共に戦ってくれるな」
柳生はセコンドについていた真田に水を向ける。
誰もが真田も無条件でこの新ユニットに参加すると思っていた。
しかし、真田は俯いたまま苦渋の表情を浮かべている。
真田「……できないッス……」
柳生「美幸?」
真田「自分は一度、あんな形でしのぶを裏切ってるんス。
 それなのに、今更どんな顔してしのぶと共に戦えばいいんスか……」
越後を裏切ってまで成したPCWへの寝返り。
悪に手を染めてでも強者となる。あの時はそう決意した。
しかしPCWは十六夜の脱退により自然消滅。
柳生とのタッグでCoKの王座にはついているものの、
それが越後を裏切ってまで手に入れるべきものだったのか、真田にはわからなくなっていた。
唇を噛み締める真田の前に、越後が進み出る。そして、次の瞬間。
 バチーンッ!
越後が思い切り真田の横っ面を張り飛ばした。
真田「……あ」
越後「これであの時の借りは返したぞ。
 お前がぐだぐだ考えて答えを出せるタマか。
 もやもやがあるんなら、戦って吐き出せばいい。
 来月のシリーズ開幕戦、横浜! 私とシングルだ!」
真田「しのぶ……」
真田は頬を押さえたまま、呆然と越後の顔を見つめている。
越後「どうするかはその試合の後で決めればいいさ。
 久々にお前と真正面からぶつかると思うと、楽しみだ。
 今のぬるい若手に、私達の戦いってヤツを見せつけてやろう」
越後が右手を差し出す。
真田は一瞬その差し出された手を見つめ、そしてガッチリとその手を握り返した。
その光景を見ていた柳生が、深く頷いた。

 ※次シリーズ、「越後しのぶvs真田美幸」シングルマッチ決定

〜興行結果〜
1.福岡 ☆5250/5000
2.大分 ☆7350/7000
3.鹿児島 ☆7350/7000
4.徳島 ☆6300/6000
5.山口 ☆5250/5000
6.広島 ☆5250/5000
7.東北海道 ☆4200/4000
8.西北海道 ☆9450/9000

 総支出 554AP 札止め8

とうとう柳生くんと越後くんが動き出したか。しかし、手を組むとは思わなかったな。
「ここ数年団体を引っ張ってきた二人ですからね。
 今の団体の流れに思うところがあったのではないでしょうか」
越後くんの真田くんとのシングルは楽しみだ。
真田くんの動向も気になるし、カード的にも横浜初進出の目玉になるな。

○成長
真田−1 
富沢 リバースDDT(DDT5)
カンナ クリスタルガイザー(トラースキック5)
杉浦 1up、ボーリングコア(タイガードライバー5)
白石 1up、PFY(SSD8)
神楽 シャドーダスター(スクラップバスター5)
小縞 聡美SDXTFSキック(フライングニールキック7)

〜技紹介〜
○クリスタルガイザー
口に含んだ水を相手の顔面に吹きかけて目つぶし、すかさずトラースキックを叩き込むという外道技。
技名は某ミネラルウォーターから。
○ボーリングコア
リバースハーフネルソンパイルドライバー。ぐっさんのアレ。
技名が決まってないので勝手に考えた。
 ※ボーリングコアとは
 ボーリング調査の際には、地表から到達点までの土壌をまるごと掘削機器内のパイプに
 円筒状に取り込むこともできる。そのサンプルをボーリングコアとも言う。wikiから。
○PFY
おやすみポーズを決めてからのファイヤーサンダー。
PFYはプレゼント・フォー・ユーの略。
これを食らって安眠していればサンタさんがプレゼントをくれるとかくれないとか。
○シャドーダスター
相手をうつぶせに叩きつける旋回式スクラップバスター。
ダスターは布巾の事。顔がマットに擦れるので痛い。
○聡美SDXTFキックR
聡美スーパーデラックスサンダーフラッシュキック・リファイン、の略。
前世(徳間版)の記憶から復活した技。RはリファインのR。
ロゼの略を無理矢理つけられた訳ではない、はず。

「7月」
 行動順:4 4,939AP

☆アクシデント
軽症:杉浦

☆ニュース
映画公開:十六夜〜それなり(200AP)
ファンクラブ:真田(20)

十六夜くんの映画は、それなりのヒットだったな。
CMが怖すぎて、集客に結びつかなかったらしい。
十六夜「未然に災厄を防げて良かったんじゃないかしら。フフフ」

真田くんのファンクラブがまた増えたぞ。
おそらく先月の最終戦を見てだろう。
皆、キミが再び立ち上がるのを待っていたんじゃないか。
真田「そんな。自分はただ、自分の為にケジメをつけたいだけっスから」

☆イベント
映画出演:柳生

柳生「映画か……」
真田くんの件にケリがつかないと新ユニットも本格的に動き出せないだろうし、
このタイミングで外からウチを見るのも良いかと思ってね。
柳生「……わかった。そなたの指示に従おう」

7月行動その他
来日:EWA〜ハン、クライ、ユーリ
   GWA〜ロゼ、ジャネット、ジェシー
   AAC〜カラス、ジョーカー、ドスカナ
サイン会:神奈川〜十六夜人気C、小縞、神楽
特訓:富沢、金井

他団体
1.WARS:329AP グッズショップ〜神奈川
2.太平洋:112AP
3.東女:86AP グッズショップ〜栃木
 引退〜ミシェール滝
5.新女:408AP

 〜興行〜

○今シリーズ参戦レスラー
ライオンハーツ:獅子堂、金井、ジャネット
3C:カンナ、十六夜、杉浦、神楽、ハン
Soure de Rose:ロゼ、小縞、富沢、白石
無所属:真田、越後、カラス、ジョーカー

今月からAACのトップ2が初参戦だ。
「やはりカラスさんはベビー、ジョーカーさんはヒールと組ませるのが良いでしょうね」
興行的には、神奈川と静岡に初進出だな。
まずはどのくらいの集客が見込めるのか見極めよう。

『甲信越シリーズ』

1.神奈川
第1試合 ×ロゼ、小縞、富沢 vs 神楽、ハン、十六夜
第2試合 ○白石 vs ジャネット×
第3試合 ○獅子堂 vs ジョーカー×

第4試合 セミファイナル
「キューティー金井、ハイサスカラス組 vs カンナ神威、杉浦美月組」 

カラスのゆきプロ初参戦はパートナーに志願した金井とのタッグに。
序盤は3Cのラフ展開に押され気味だったものの、
中盤から金井とカラスが随所に息の合ったコンビネーションを見せ巻き返す。
最後は金井がカクテルライトスープレックスでお膳立てした所を
カラスが必殺ムーンサルトプレスをゆきプロ初披露し、一発で杉浦をマットに沈めた。

○カラス、金井 vs カンナ、杉浦× 18分48秒 ムーンサルトプレス

第5試合 メインイベント
「越後しのぶ vs 真田美幸」

序盤から火の玉ケンカキックをぶちこんでいった真田。
さらに張り手やタックルを叩き込み烈火の勢いで攻め立てる。
しかし越後もじわじわと反撃。
中盤、真田を水車落としで叩きつけるとすかさずランニングヒップバットをぶちこみ、
トドメのアピールから維新ドライバーを繰り出すが、真田これをカウント1で跳ね返すと顔面を突き出す。
ならばと越後が真田をコーナーに押し込んで顔面ウォッシュ、
しかし今度は真田が抜け出すとお返しの火の玉ケンカキック。
さらにナックルパートの連打を浴びせるが、
越後もこれを受け止めるとサッカーボールキックで反撃し真田を薙ぎ倒す。
最後は越後が雪崩式ブレーンバスターで真田を叩きつけると、
もう一度維新ドライバーを決め、真田をマットに沈めた。

○越後 vs 真田× 21分0秒 維新ドライバー

仰向けになって横たわっている真田。
真田「……やっぱり、しのぶとこうやってバチバチやりあうのが一番楽しいッスね」
越後「そうだな。私もお前をぶちのめすのが楽しくて仕方ない」
笑い合う二人。
越後「で、どうだ。吹っ切れたか」
真田「そうッスね。こういう試合が出来るヤツらを育てる為にも、
 自分らが尻を叩いていかないといけないんスかね」
越後「ああ」
真田「わかったッス。やろう。自分としのぶと美冬師匠と、3人で!」
突き出された越後の腕に、真田も腕を出すとガッチリと絡め交差させた。
真田「けど、一緒に組むからって、しのぶと戦えなくなるのはつまらないッスね」
越後「なら、戦えばいい。私達のユニットは馴れ合いじゃない。
 やりたくなったらいつだってぶつかればいいんだ。
 何度だって見せつけてやろう。下の奴らに、私達の戦いってヤツを」
越後と真田は共闘と同時に、近い内の再戦を誓うのだった。

2.静岡
○小縞 vs 神楽×
○越後、真田 vs 獅子堂、ジャネット×
×富沢、白石、ロゼ vs 十六夜、杉浦、ハン○
○カンナ、ジョーカー vs カラス、金井×

3.山梨
○小縞、ロゼ vs 神楽、十六夜×
○白石、富沢 vs 越後、真田×
○金井 vs ジョーカー×
×杉浦、カンナ、ハン vs ジャネット、カラス、獅子堂○

4.長野
○カンナ、神楽 vs ロゼ、小縞×
○富沢、白石 vs ジョーカー、十六夜×
×ジャネット、獅子堂 vs ハン、杉浦○
×越後、真田 vs カラス、金井○

5.福井
○ジャネット、金井 vs 十六夜、神楽×
×小縞 vs 杉浦○
×真田、越後 vs カラス、獅子堂○
×白石、富沢、ロゼ vs ジョーカー、ハン、カンナ○

6.石川
○獅子堂、金井 vs ハン、神楽×
○越後、真田 vs カラス、ジャネット×
○白石 vs ジョーカー×
×ロゼ、富沢、小縞 vs 杉浦、十六夜、カンナ○

7.富山
○白石、小縞 vs 神楽、杉浦×
×ジョーカー、十六夜 vs ジャネット、金井○
○カラス、獅子堂 vs 富沢、ロゼ×
×越後、真田 vs カンナ、ハン○

8.新潟
×小縞 vs 神楽○
×越後、真田 vs 獅子堂、ジャネット○

第3試合
「杉浦美月 vs ジョーカーウーマン」

テクニシャン同士の対決。
中盤までは杉浦ペースだったが、フィニッシュを狙ったホットスプリングスラムを
ジョーカーが丸め込んで切り返してから流れが一変。
ジョーカーが素早い攻撃で杉浦を翻弄。
ジョーカーのスワンダイブミサイルキックをかわした杉浦、
ジョーカーを捕らえ新技ボーリングコアを狙うも、ジョーカーこれをリバースで切り返すと
すかさずジョーカーアタックに捕らえ、杉浦をマットに沈めそのテクニックを見せつけた。

×杉浦 vs ジョーカー○ 13分52秒 ジョーカーアタック→体固め

第4試合 セミファイナル
「キューティー金井 vs チョチョカラス」

金井が志願して組まれたシングルマッチ。
中盤までは完全にカラスのペースだったが、終盤金井が粘りを見せる。
カラスの様々なジャベに苦しみながらもエスケープで逃れ、
カラスの大技はすんでのところでかわす。
終盤、走りこんできたカラスにカウンターでマウスを叩き込み、
すかさずカクテルライトスープレックスでマットに叩きつけるもカウントは2.9。
カラス、金井のブリッジを崩すと素早く足を取り、
カラス・スペシャル(サソリ固め)を決め勝負あったかと思われたが、なんとか金井エスケープ。
しかしこれで足が利かなくなった金井に、カラス飛びついてフランケンシュタイナーでフィニッシュを狙うが、
金井ここで踏ん張りパワーボムで切り返す。
予想外の反撃にダメージの大きいカラスをそのままジャックナイフで固め、金井殊勲の大金星を上げた。

○金井 vs カラス× 10分19秒 ジャックナイフパワーボム

金井「か、勝っちゃったーっ!」
自分でも驚きの金星に、飛び跳ねて喜ぶ金井。
カラスは頭を振って立ち上がると、しかし仮面の貴婦人の通り名に相応しい振る舞いで、
金井に手を差し出し健闘を称えた。
カラス「楽しい試合だったわ。ジャパンにも素晴らしいレスラーがいるのね」
金井「あ、ありがとうございますっ。
 あ、あたし、ミスティアからカラスさんのことたくさん聞いてて、ずっと憧れててっ。
 そ、それであのっ。きょ、今日はたまたま勝てたけどっ。
 もっともっとカラスさんのルチャリブレを勉強したいですっ」
カラス「ふふ。ありがとう。また戦いましょう。でも、今度は負けませんわよ」

そう言ってウィンクすると、カラスは客席に頭を下げ優雅にマットを降りた。
敗れてもなお輝きを失わぬその後ろ姿を、金井はぽ〜っと見つめていた。

第5試合 ○ロゼ、白石、富沢 vs ハン、十六夜、カンナ×

〜興行結果〜
1.神奈川 ☆6300/6000
2.静岡 ☆6300/6000
3.山梨 ☆4200/4000
4.長野 ☆5250/5000
5.福井 ☆5250/5000
6.石川 ☆4725/4500
7.富山 ☆5775/5500
8.新潟 ☆7875/7500

 総支出 471AP 札止め8

真田くんは越後くん達と共に戦うと決めたようだな。
「これで4つ目のユニットが出来そうですね」
ああ。それに初参戦のカラスくん、ジョーカーくんも、
すぐにウチのカラーに馴染みつつ、それぞれの持ち味を見せてくれた。
今後も楽しみな存在だな。

○成長
真田1 富沢1 金井1 カンナ1 杉浦1 白石1 神楽3

「8月」
 行動順:2 4,939AP

☆ニュース
  映画上映:柳生〜ヒット(300AP)
完治:杉浦
放送契約延長:ゴールデン

柳生くんの映画はなかなかのヒットだった。
これで宿舎拡張まであと一歩だな。
「今月拡張してしまうという手もありますが」
いや、今月はKanto-1があるからな。
来月、落ち着いてからテストを行おう。

☆イベント
一日署長:小縞
写真集撮影:金井、白石

ウチから一日署長が出たのは中森くん以来だな。
「ウチはモラルの低い選手が多いですからね」
そう言われると、なんだかウチが物騒な団体みたいじゃないか。

○8月行動その他
来日:EWA〜ハン、クライ、エレン
   GWA〜ロゼ、ジャネット、2号
   AAC〜カラス、ジョーカー、ミスティア
特訓:獅子堂、杉浦
サイン会:三重〜十六夜人気C、小縞人気A、神楽
プライベート2:獅子堂

○他団体
1.新女:271AP
3.WARS:335AP 特訓〜南
4.東女:344AP
5.太平洋:299AP 参戦依頼〜ウィッチ美沙

 〜興行〜

さて、いよいよ各ユニットの陣容も固まったという事で、
最も過酷かつ、この秋田が年間通して最も熱くなる瞬間である、Kanto-1の開催だ。
「今年はルーキーの二人もリーグ戦に組み込んで、
 全所属選手参加での6人2リーグ制での開催となります」
ではブロック分けの発表だ。
 Aブロック:金井、十六夜、杉浦、小縞、富沢、越後
 Bブロック:獅子堂、カンナ、神楽、白石、柳生、真田
「越後さんと柳生さんが分かれましたね」
うむ。やはり今年も二人が本命だろうが、評価で言えば獅子堂くん、
カンナくんも申し分ないだけに、そろそろ結果を残したい所だろうな。

○今シリーズ参戦レスラー
ライオンハーツ:獅子堂、金井、ジャネット
3C:カンナ、十六夜、杉浦、神楽
Soure de Rose:ロゼ、小縞、富沢、白石
無所属:柳生、真田、越後、カラス、ジョーカー

『秋田県総合文化体育館8連戦』

1日目
×神楽、杉浦 vs 小縞、ロゼ○
○富沢、白石、カラス vs ジョーカー、十六夜、カンナ×

第3試合 メインイベント
「柳生、越後、真田組 vs 獅子堂、金井、ジャネット組」

先シリーズ、共闘を誓った越後・真田と映画撮影により休場していた柳生がようやく揃い踏み。
シリーズ開幕戦に組まれた6人タッグでいよいよ新ユニット発表かと思われたが、
しかしこの日は肩透かしに終わった。
柳生「確かに我らは同じ志の下に集った同志ではある。しかし」
越後「その前に、それぞれが一人のプロレスラーだと言いたいんでしょう。
 わかっています。私達は馴れ合うために手を組んだ訳じゃない」
柳生「うむ。今は各々、自身の戦いに集中すべきだ」
真田「そういう事なら、遠慮なくその首狙わせてもらいます、師匠」
そして迎えたメインイベント。
特に連携がある訳ではなく、ただ個々の力で、若い力を薙ぎ倒していく。
勝負を度外視した苛烈な攻めに、客席は多いに沸いた。

△柳生、越後、真田 vs 獅子堂、金井、ジャネット△ 30分時間切れ引き分け

2日目
○カラス、小縞 vs ジョーカー、神楽×
○ジャネット、金井、獅子堂 vs ロゼ、富沢、白石×
○真田、越後、柳生 vs 十六夜、杉浦、カンナ

3日目
『ゆきんこ夏祭り Kanto-1』開幕

第1試合
Kanto-1初日A−1
「富沢レイ vs 小縞聡美」

終始、富沢のペースで試合は進み、小縞手も足も出ず。
最後はロンギヌスからフィッシャーマンズスープレックスで富沢が完勝した。

○富沢 vs 小縞× 7分51秒 フィッシャーマンズスープレックス

第2試合
Kanto-1初日A−2
「杉浦美月 vs 十六夜美響」

3C同士の対決となったが、十六夜の直線ファイトを杉浦が完全に手玉に取る。
最後は杉浦が湯の花で十六夜をマットに叩きつけ、
さらに死角から十六夜の巨体をバースピアーで薙ぎ倒してマットに沈めた。

○杉浦 vs 十六夜× 10分38秒 バースピアー→体固め

第3試合
Kanto-1初日A−3
「越後しのぶ vs キューティー金井」

序盤は金井の攻撃を胸で跳ね返しながら、基本技ながら重たい一発で返していく越後。
そして終盤一気に畳みかけ、サッカーボールキックからパイルドライバー、
最後はランニングヒップバットでトドメを刺した。

○越後 vs 金井× 11分54秒 ランニングヒップバット→体固め

第4試合 ○ロゼ、ジョーカー vs ジャネット、カラス×

第5試合
Kanto-1初日B−1
「カンナ神威 vs ブラッディ神楽」

こちらも3C同士の対戦。
序盤はカンナがサブミッションの授業を展開。神楽もなんとかついていく。
しかしカンナ、途中で面倒臭くなったのか、スリーパーから強引に神威を決め、
エプロンの杉浦から水を受け取り口に含むと、息を切らした神楽の顔面に噴きかけ、
すかさずクリスタルガイザーで蹴り飛ばす。
転げまわる神楽をニヤつきながらデルタロックに捕らえたが、しかし神楽、ここで根性を見せ、
リング中央からロープまで逃げ切って見せた。
神楽を認めたのか笑みの消えたカンナ、最後は黒龍脚で切って取り、そのまま神楽を踏みつけて勝利した。

○カンナ vs 神楽× 8分28秒 黒龍脚→体固め

第6試合 セミファイナル
Kanto-1初日B−2
「獅子堂レナ vs 真田美幸」

因縁の対決が初日から実現。
序盤から激しくやり合う二人。真田の拳で獅子堂がまたも流血。
中盤は獅子堂が執拗なロメロスペシャルやストレッチプラムで真田のスタミナを削る。
最後は壮絶な殴り合いに。真田のナックルパートにクロスカウンターで獅子王拳を叩き込んだ獅子堂。
そのまま馬乗りになってヘッドバット連打。ぐったりした真田に覆い被さって3カウントを奪った。

○獅子堂 vs 真田× 13分7秒 ヘッドバット→体固め

第7試合 メインイベント
Kanto-1初日B−3
「柳生美冬 vs ノエル白石」

初日のメインは現CoSQとCoSPの対決。
いきなりルドルフボンバーで柳生を吹っ飛ばした白石。
そのままパワーファイトを展開し有利に試合を進めるが、
しかし柳生がリング中央で一瞬の隙を突き飛びつき膝十字を極め、
白石なんとか逃げ切ったもののこれで動きがガクンと落ちる。
ここを勝機と柳生が蹴りまくり、完全に柳生のペースへ。
だが白石、柳生の猛攻を耐え抜き、ショートレンジのルドルフボンバーで反撃し柳生一回転。
柳生を引きずり起こすとさらにバックフリップで追い打ち。
これで流れが変わったかと思われたが、フィニッシュへと無造作に白石が近づいた所で、
柳生の足が跳ね上がり、風刃連脚が炸裂。
こめかみを完璧に打ちぬかれた白石、そのまま前のめりに倒れ込み、失神。
ピクリとも動かない白石にあわててゴングが打ち鳴らされ、
白石がタンカで退場という初日から波乱の幕開けとなった。

○柳生 vs 白石× 19分32秒 風刃連脚→KO

4日目
第1試合
Kanto-1・2日目A−1
「杉浦美月(勝ち点3) vs 小縞聡美(勝ち点0)」

杉浦が小縞の突進の勢いを利用して小縞を投げまくる。
終盤、バースピアーで小縞を薙ぎ倒すとすかさずバックを取って高速ジャーマン。
これで誰もが決まったかと思ったが、小縞カウント2.8でブリッジを崩す。
一瞬驚いた表情を見せた杉浦だが、瞬時に試合プランを修正。
奥の手・ホットスプリングスラムで小縞をマットに担ぎ上げ、マットに沈めた3カウントを奪った。

○杉浦 vs 小縞× 7分8秒 ホットスプリングスラム→片エビ固め

第2試合
Kanto-1・2日目A−2
「富沢レイ(3) vs キューティー金井(0)」

同期対決。
序盤、ロンギヌスを放った富沢だが金井これを読んでいたのか、
かわして懐にもぐりこみカクテルライトスープレックス一閃。
しかしこれで火がついたか怒涛の富沢打撃ラッシュで反撃。
しかし金井、これをなんとか凌ぐと組み付いてクラッチを外さず連続ダブルアームスープレックスを決める。
中盤、リング中央でグラウンドを仕掛け、金井の体力を削る富沢。
金井もバックを取り返し強引に抱え式バックドロップで投げ飛ばしたが、
2発目を狙い抱え上げた所で、富沢がウィッチブレイドで切り返す。
予想外の反撃を受け大ダメージの金井にここを勝機と見たか、富沢スワンダイブしレイ−MAX。
ダウンした金井にマーズ・デイブレイクを完璧に決め、エスケープを許さず一気にギブアップを奪った。

○富沢 vs 金井× 15分40秒 マーズ・デイブレイク

第3試合
Kanto-1・2日目A−3
「越後しのぶ(3) vs 十六夜美響(0)」

十六夜の狂乱ファイトを正面から受け止め、仁王立ちする越後。
しかし十六夜もこの日は全盛期を髣髴とさせる力強さを見せ、
越後の元祖ジャーマンを体を捩って逃れると、クイーンズヒールで越後を蹴倒す。
だが最後は十六夜のジャンピングネックブリーカーからの圧殺をカウント1で跳ね返した越後が
十六夜に組み付き巨躯を抱え上げ、維新ツイスターでマットに頭から突き刺し、3カウントを奪った。

○越後 vs 十六夜× 15分52秒 維新ツイスター→体固め

※Aブロック得点状況
勝ち点6 越後、富沢、杉浦
勝ち点0 金井、十六夜、小縞

第4試合 ○ジョーカー、ロゼ vs カラス、ジャネット×

第5試合
Kanto-1・2日目B−1
「獅子堂レナ(3) vs ブラッディ神楽(0)」

試合序盤、神楽のヘッドバットで獅子堂が流血。
尚も傷口を狙ってヘッドバットを打ち込む神楽に獅子堂が切れる。
血に染まった頭で逆にヘッドバットを打ち返し神楽を怯ませると、
頭を引っ掴んで串刺しDDTで脳天を打ち据える。
最後は勢い良く懐にもぐりこむと獅子双掌覇で神楽をふっ飛ばし、マットに沈めた。

○獅子堂 vs 神楽× 9分2秒 獅子双掌覇→体固め

第6試合 セミファイナル
Kanto-1・2日目B−2
「カンナ神威(3) vs ノエル白石(0)」

序盤はカンナが白石を完全にいなし、自分のペースへ引き込むと、
黒龍脚でダウンを奪い白石を踏みつけて客席にアピール。
しかしのそりと立ち上がった白石、ジリジリと重い一発で反撃。
中盤、スクラップバスターでカンナを叩きつけた白石。
追撃を嫌がりロープを掴んで逃れようとするカンナを力でリング中央に引っ張り戻し、
大技に出ようとしたがしかしカンナ、素早く足を掛けて白石をダウンさせると
リング中央で完璧に暗き光で捕らえる。
もがき続けた白石だが、結局ロープまで逃げ切れず、ギブアップを喫した。

○カンナ vs 白石× 11分34秒 暗き光

第7試合 メインイベント
Kanto-1・2日目B−3
「柳生美冬(3) vs 真田美幸(0)」

大激戦となったこの試合。
序盤から風刃連脚を繰り出した柳生に、真田も火の玉ケンカキックでお返し。
さらに頭突きに拳、張り手とラフ殺法で猛攻を掛ける真田を、
柳生なんとか突き放すと中段蹴りから足刀で蹴り倒す。
中盤、一本背負いを決め続けて武神落としを狙った柳生だが、
真田根性で柳生の体を持ち上げリバースで切り返すと、ロープに走って馬脚薙ぎ。
ダウンした柳生の足を掴んで真田大車輪でブン回し、右手を突き上げアピール。
真田一番槍を狙ったが、しかし柳生カウンターの足刀を放つ。
うずくまった真田を持ち上げ武神落としを決めるが、カウントは2.8。
しかし最後は見得を切った柳生が、必殺・雷神蹴で真田の首を討ち取った。

○柳生 vs 真田× 18分56秒 雷神蹴→体固め

※Bブロック得点状況
勝ち点6 柳生、カンナ、獅子堂
勝ち点0 白石、真田、神楽

5日目
第1試合
Kanto-1・3日目A−1
「越後しのぶ(6) vs 小縞聡美(0)」

いきなりさとみんカッターを決め、なおもドロップキックやチョップなど、果敢に攻めた小縞。
越後は全てを受け止め、最後はランニングヒップバットで小縞を沈めた。

○越後 vs 小縞× 9分17秒 ランニングヒップバット→片エビ固め

第2試合
Kanto-1・3日目A−2
「キューティー金井(0) vs 十六夜美響(0)」

スピードで撹乱する金井を捕まえきれず、ドロップキックの集中砲火で十六夜蜂の巣に。
一度は剣山で防いだキューティーフライも、二度目は決められカウント2.8。
クイーンズヒールで反撃したが後が続かず、最後は金井がマウスで十六夜の顎を蹴り上げ、
すかさず懐に潜って組み付きカクテルライトスープレックスを決め、3カウントを奪った。

○金井 vs 十六夜× 12分15秒 カクテルライトスープレックス

第3試合
Kanto-1・3日目A−3
「杉浦美月(6) vs 富沢レイ(6)」

全勝対決。
ゴング早々に飛び掛かっていった富沢。いきなりのエルボー連打で杉浦流血。
なおも富沢の猛攻止まらず、ロンギヌスで蹴り飛ばすと掌底の連打から強烈なミドルキック。
しかし中盤、富沢が攻め疲れを見せた所で杉浦の逆襲。
投げの連発で富沢の腰を攻め、さらにホットスプリングスラムで一気に畳み掛けにいったが、
しかし富沢これを丸め込んで切り返すとすかさず杉浦の足を取りマーズ・デイブレイク。
杉浦なんとかエスケープ。
終盤、富沢のクローズラインをかわしカウンターでバースピアーを叩き込んだ杉浦。
再びホットスプリングスラムの体勢に入ったが、富沢担ぎ上げられた所でなんとウィッチブレイドで切り返し、
後頭部を叩きつけられた杉浦をそのまま丸め込んで3カウントを奪った。

×杉浦 vs 富沢○ 12分19秒 スモールパッケージホールド

※Aブロック得点状況
勝ち点9 越後、富沢
勝ち点6 杉浦
勝ち点3 金井
勝ち点0 十六夜、小縞

第4試合 ○カラス、ロゼ vs ジャネット、ジョーカー×

第5試合
Kanto-1・3日目B−1
「柳生美冬(6) vs ブラッディ神楽(0)」

柳生の打撃に手も足も出ない神楽。
しかし堪えに堪え、柳生が放った2度目の風刃連脚を身を屈めてかわすと
懐に飛び込んで担ぎ上げ、ブラッディ333でマットへ叩きつける。
さらに組み付いてガロンスローで投げ飛ばし、あわやと思われたが、
追撃を狙ってつっこんだ所で柳生の雷神蹴がカウンターで決まる。
これで意識を立たれた神楽。続けて柳生がボディスラムで叩きつけるも起き上がれず、
柳生そのまま上に覆いかぶさり3カウントを聞いた。

○柳生 vs 神楽× 8分27秒 ボディスラム→片エビ固め

第6試合 セミファイナル
Kanto-1・3日目B−2
「ノエル白石(0) vs 真田美幸(0)」

正面からぶつかり合った両者。白石が怪力を発揮し、投げの連発で真田を追い込む。
中盤は真田も反撃。火の玉ケンカキック、一突蹴りで白石を攻め込むと、
ブレーンバスターでマットに叩きつける。
だが白石もアルゼンチンバックブリーカーで真田を担ぎ上げ、
リング中央に放り投げてダイビングギロチンを投下。
ルドルフボンバーと真田一番槍の打ち合いは白石に凱歌が上がり、
最後は白石がチョップの連打からエルボーで真田を捻じ伏せ、そのまま力ずくで押さえ込んだ。

○白石 vs 真田× 16分34秒 エルボー→体固め

第7試合 メインイベント
Kanto-1・3日目B−3
「獅子堂レナ(6) vs カンナ神威(6)」

全勝対決。
序盤に獅子堂が放った獅子双掌覇がカンナの顎にモロに入り、カンナ大流血。
これで動きの鈍ったカンナ、それでもグラウンドやヘッドシザースなどで獅子堂をいなしながら
ダメージの回復を計る。
しかし獅子堂、ライオンドロップでカンナを叩きつけ、一気に自分のペースへ引き込む。
ライオネスファングはカウント2.8で切り返されたが、最後は奥の手、千尋の谷を繰り出し、
カンナをマットに沈めた。

○獅子堂 vs カンナ× 12分23秒 千尋の谷

※Bブロック得点状況
勝ち点9 柳生、獅子堂
勝ち点6 カンナ
勝ち点3 白石
勝ち点0 真田、神楽

6日目
第1試合
Kanto-1・4日目A−1
「キューティー金井(3) vs 小縞聡美(0)」

金井がキャリアの違いを見せつける。
小縞もさとみんカッターを決め、カクテルライトスープレックスをカウント2.9で返すなど意地は見せたが、
そこで余力がつき最後は金井のランニングエルボーに沈んだ。

○金井 vs 小縞× エルボー→片エビ固め

第2試合
Kanto-1・4日目A−2
「富沢レイ(9) vs 十六夜美響(0)」

勢いの違いを見せつけた富沢。
十六夜の巨体をロメロスペシャルで吊り上げるとやんやの喝采。
最後はウィッチブレイドでダウンした十六夜をセイントフォーに捕らえ、ギブアップをもぎ取った。

○富沢 vs 十六夜× 11分0秒 セイントフォー

第3試合
Kanto-1・4日目A−3
「越後しのぶ(9) vs 杉浦美月(6)」

手数は変わらずも、一撃の重さで越後が優勢に。
杉浦も中盤バースピアーでダウンした越後を鎌固めに捕らえ、なおも膝十字で足を攻めるなど巻き返す。
終盤は越後が勢いで押し切り、維新ドライバーは切り返されるもランニングヒップバット2連発から
HIMEIに捕らえ、背骨が90度に反り返った杉浦、たまらずギブアップ。

○越後 vs 杉浦× 17分51秒 HIMEI

※Aブロック得点状況
勝ち点12 越後、富沢
勝ち点6 杉浦、金井
勝ち点0 十六夜、小縞

第4試合 ○ロゼ、カラス vs ジョーカー、ジャネット×

第5試合
Kanto-1・4日目B−1
「ノエル白石(3) vs ブラッディ神楽(0)」

白石がパワーで神楽を粉砕。
サンタクロースタナー2連発から、アドバルーンボムで圧殺した。

○白石 vs 神楽× 5分59秒 アドバルーンボム→背面エビ固め

第6試合 セミファイナル
Kanto-1・4日目B−2
「カンナ神威(6) vs 真田美幸(0)」

序盤はカンナが真田を翻弄したが、中盤真田が大噴火。
火の玉ケンカキックから一突蹴りを連発、さらにバサラバスターで一気に決めにいくが、
ここで3Cのセコンドが乱入し真田の顔面にパウダー投下、カンナ丸め込んで逃れると
そのまま神嵐に移行、真田の腕をへし折りにいく。
これで再び形勢逆転。神薙でマットに叩きつけ、起き上がり様にクローズライン。
さらにロープ際でタランチュラに捕らえ、余裕の表情のカンナ。
しかし再度の神嵐をエスケープされた事でまたも流れが変わり、
真田なんとかコーナーから逃れると逆にカンナをコーナーに押し込み一突蹴り。
そして雄叫びと共に斬馬迅でカンナを薙ぎ倒す。これはエスケープしたカンナだが、
ならばと真田、もう一発斬馬迅。今度こそカンナをマットに沈め、大逆転勝利を収めた。

×カンナ vs 真田○ 17分17秒 斬馬迅→体固め

第7試合 メインイベント
Kanto-1・4日目B−3
「柳生美冬(9) vs 獅子堂レナ(9)」

勝った方がリーグ突破に王手を賭ける大一番は一進一退の大熱戦に。
柳生の腕攻めに手こずりながらも終盤獅子堂が勝負を掛ける。
フライングボディアタックから獅子双掌覇、さらにヘッドバットでなりふり構わず攻め立てるが、
しかし柳生がカウンターの足刀で獅子堂の動きを止め、介錯・斬で斬り捨てる。
これはカウント2.8で獅子堂が返したものの、柳生逃さず続けて武神落としで獅子堂を叩きつけ、マットに沈めた。

○柳生 vs 獅子堂× 14分1秒 武神落とし

※Bブロック得点状況
勝ち点12 柳生
勝ち点9 獅子堂
勝ち点6 カンナ、白石
勝ち点3 真田
勝ち点0 神楽

7日目
第1試合
Kanto-1・予選最終日A−1
「十六夜美響(0) vs 小縞聡美(0)」

序盤は十六夜のパワーに圧倒された小縞だが、
中盤さとみんカッター、バックスタバーと連続で決め試合を盛り上げる。
しかし最後は十六夜が逆一本背負いからクイーンズヒールで小縞を粉砕した。

○十六夜 vs 小縞× 11分50秒 クイーンズヒール→片エビ固め

第2試合
Kanto-1・予選最終日A−2
「杉浦美月(6) vs キューティー金井(6)」

中盤から金井のペースに。
マウスの連発からクリオネを決め、さらにカクテルライトで投げ飛ばし杉浦を追い詰める。
しかし杉浦なんとかカウント2.9でクリアすると、一瞬の早業で金井の足を絡めとり膝十字固め。
これが完璧に極まり、電光石火の逆転勝利を決めた。

○杉浦 vs 金井× 13分4秒 膝十字固め

第3試合
Kanto-1・予選最終日A−3
「越後しのぶ(12) vs キューティー金井(12)」

予選突破を賭けての全勝対決。
越後の圧力に押される富沢だが、手数を出すことで対抗、
さらに長らくパートナーであった故か越後の大技をことごとく切り返していく。
HIMEIに捕らえられるも逆に足を取って切り返すと、ウィッチブレイドを決めペースを握ったが、
しかし越後、ランニングヒップバット一発で富沢をふっ飛ばし、
最後は力ずくでサムライパワーボムを決め、富沢をマットに捻じ伏せた。

○越後 vs 富沢× 16分48秒 サムライパワーボム

※Aブロック最終得点
勝ち点15 越後 ☆決勝進出
勝ち点12 富沢
勝ち点9 杉浦
勝ち点6 金井
勝ち点0 十六夜
勝ち点0 小縞

第4試合 ×ジョーカー、ロゼ vs ジャネット、カラス○

第5試合
Kanto-1・予選最終日B−1
「真田美幸(3) vs ブラッディ神楽(0)」

カンナを撃破し勢いに乗る真田。
神楽も火の玉ケンカキック、バサラバスターをカウント2.9で返すなど驚異的な粘りを見せたが、
最後は真田がこの日3発目の火の玉ケンカキックで神楽を捻じ伏せた。

○真田 vs 神楽× 10分37秒 火の玉ケンカキック→体固め

第6試合 セミファイナル
Kanto-1・予選最終日B−2
「獅子堂レナ(9) vs ノエル白石(6)」

優勝の可能性を残す獅子堂が、CoSPで苦杯を舐めた白石との決戦。
立ち上がりは白石のパワーに苦戦するも、ブレーンバスターを切り返してから流れが一変。
獅子堂が打撃ラッシュで白石を追い詰め、獅子王拳で白石の額が割れる。
終盤、白石のアルゼンチンバックブリーカーをなんとか逃れた獅子堂、
カウンターのライオネスファングで白石をダウンさせ、
馬乗りになって白石の割れた額にヘッドバット、さらに顔面へ獅子王拳を打ち下ろし、
非情の拳で予選突破の可能性を掴み取った。

○獅子堂 vs 白石× 12分39秒 獅子王拳→体固め

第7試合 メインイベント
Kanto-1・予選最終日B−1
「柳生美冬(12) vs カンナ神威(6)」

グラウンドテクニックの応酬となったこの試合。
序盤は柳生のペースだったが、中盤カンナが盛り返していく。
タランチュラで柳生を絡め取ると黒龍脚でダウンを奪ったが、
しかし組み付いたカンナを柳生がいなし逆に卍固めに捕らえると、カンナなんとかエスケープ。
最後はカンナの裏投げで叩きつけられながらも立ち上がった柳生が
風刃連脚でカンナの首を刈り、3カウントを奪った。

○柳生 vs カンナ× 22分50秒 風刃連脚→体固め

※Bブロック得点状況
勝ち点15 柳生 ☆決勝進出
勝ち点12 獅子堂
勝ち点6 カンナ、白石、真田
勝ち点0 神楽

メイン終了後、突然にそれは起こった。
カンナのセコンドについていた杉浦がリングに上がり、カンナを介抱するかと思いきや、
その顔面に水をぶちまけたのだ。
カンナ「ぷはっ。い、いきなり何をするんです」
杉浦「……なんですかこの様は。私の計算では、貴方なら十分優勝を狙えるはずでした。
 それがこんな結果に終わるとは……」
カンナ「眼鏡違いだった、とでも言いたいのですか。メガネなだけに。クククッ。
 勝手な事を。貴方だって決勝進出を逃しているでしょうに」
杉浦「ええ。ただ、私は元々トップに立つ人間ではない事は自覚しています。
 だから参謀として貴方の側についてきた。
 しかし貴方はいつまで立ってもトップに立つ事が出来ないでいる。
 もう、弱い貴方についていくのはまっぴらなのです」
カンナ「……言ってくれるじゃないですか!」
リング中央で揉み合いになる二人。ゴングが打ち鳴らされるも埒が明かず。
しかしここで二人の間に割って入ったのは、今シリーズ参戦していなかった、私服姿のハンであった。
ハン「いい加減になさいな。そんなにやり合いたいなら、試合ではっきりさせなさい。
 勝った方が負けたほうに従う、ということでいいかしら」
杉浦「……それでは同じ事の繰り返しです」
ハン「あら。それじゃ物足りないっていうのね。なら、いいわ。
 来月のシングルマッチ、負けた方が3Cを追放!
 ……これなら、どうかしら」
突然の展開に大きくどよめく場内。
杉浦「わかりました。どちらが3Cの舵を取るか、はっきりさせましょう」
カンナ「まあ結果はやらなくてもわかっていると思いますがね。
 せいぜい追放になった後の今後の身の振り方でも得意の計算で導き出してください。ヒーヒッヒ」
笑いながら引き上げていくカンナ。杉浦はその背中を眉を顰めて見送る。
ハンは溜息を吐き、肩をすくめた。

 ※「カンナ神威 vs 杉浦美月」、敗者『3C』追放マッチ決定

8日目
第1試合 ○カラス vs ジョーカー×
第2試合 4wayマッチ ○富沢 vs 杉浦 vs 真田 vs 神楽×
第3試合 ×ロゼ vs ジャネット○
第4試合 セミファイナル・6ランブル
 ○金井 vs カンナ vs 白石 vs 十六夜 vs 獅子堂 vs 小縞×

第5試合 メインイベント
 〜Kanto-1・決勝戦〜
「越後しのぶ vs 柳生美冬」

柳生の打撃をどれだけ受けても前に出る越後、にじり寄り力技で柳生を攻める。
中盤は完全に越後のペース。ラリアット、ブレーンバスターで攻め立て、
パイルドライバーの連発でトドメを刺しにいくがしかし2発目を柳生腕絡みで切り返し、
動きの止まった越後に速射砲のような中段蹴りの連打。
最後はリング中央でこれまで越後を何度も仕留めた卍固めに絡め取り、
必死にロープに逃れようとする越後だがあとわずかに手が届かず、ギブアップを喫した。

×越後 vs 柳生○ 14分58秒 卍固め

 7年度Kanto-1優勝 柳生美冬(2)

激闘を終えた両者は、ガッチリと握手を交わす。
そして柳生が、この日もまた自らマイクを取った。
柳生「良いか。決勝を争ったのは我ら無所属の二人。これが現実だ!
 結果も残せぬ弱小ユニットなど必要ないのだ。
 これから我らがそれを天下に知らしめて見せよう!」

2強時代の終焉はまだまだ見えない、そう皆が実感した夏の祭典であった。

〜興行結果〜
1.☆5250/5000
2.☆5250/5000
3.☆5250/5000
4.☆5250/5000
5.☆5250/5000
6.☆5250/5000
7.☆5250/5000
8.☆5250/5000

 総支出 457AP 札止め8

Kanto-1自体の結果は波乱が少なかったが、いやあ大変な事になったな。
「まさかカンナさんと杉浦さんが仲間割れするとは思いませんでしたね」
以前も一度あったが、あの時は周りを欺く為だったからな。
……今度もどこまで本気かわからんが、とりあえずシングルは組まないとな。

○成長
真田−1 獅子堂2
富沢 スリーパーホールド2→3
金井 絶交(コンビネーションキック8)
カンナ 1up、胴締めスリーパー2→4
杉浦 間欠泉(コンビネーションキック7)
神楽 1up、スリーパーホールド2→3
小縞 スリーパーホールド2→3

〜技紹介〜
○絶交
泣きながら座った状態の相手の側頭部にソバットを叩き込む危険な技。
いわゆるB×Bハルクの絶縁。
○間欠泉(コンビネーションキック7)
相手に向かって後転し、倒立時に勢いをつけて足で相手の顎を蹴り上げる。
簡単に言うと、アンディの空破弾の後転版。

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「9月」
 行動順:5 5,771AP

なんだか経営も随分と久しぶりの気がするな。

☆ニュース
ファンクラブ結成:柳生(11)

先月のKanto-1優勝を受けて、柳生くんのファンクラブがまた増えたぞ。
新しいユニットも今月発足する予定なんだろう? 君のファンは、話題に事欠かないな。
柳生「うむ。私も期待に応えねばならぬな」

☆イベント
写真集販売:金井〜すごい(300AP)、白石〜それなり(75AP)

さすがに金井くんの写真集は売れ行きが良いなあ。

○宿舎拡張:レベル4

さて、ようやく宿舎を拡張できたぞ。
「それに伴いまして、早速新人テストを行い、一年半ぶりの新人が誕生しました。
 渡辺智美さんです」

渡辺「渡辺で〜す。あなたが社長さん? これからよろしくね〜」
渡辺くんは、今16か。もっと早く入団してほしかったな。
渡辺「え〜。そんなこと言われても〜。落としたのそっちのくせにー」
「社長。渡辺さんですが、一度ウチのテストを受けに来ています。ちょうど一年半前です」
へっ? じゃあ、小縞くんが合格したテストに来ていたのか。
渡辺「そうそう。中学卒業して華麗にデビュー、と思ったら落っこちちゃうんだもん。
 あの時はショックだったな〜」
それは済まなかった。しかし、キミみたいな子がテストに来ていたら、忘れるはずはないんだがな。
「それが……一次の体力テストで、早々に脱落したようです。
 社長が顔を出す前に、越後さんに追い返されたとか」
渡辺「てへへ〜」
いや、てへへじゃなくてだな。
渡辺「でもあたし、あれから頑張ったのよ。
 いつかもう一回テストを受けようって、高校のダンス部で鍛えてきたんだから」
ほほう。プロフィール欄にも書いてあるな。ダンス大会、四国2位か。
キミには華があるし、期待しているよ。
渡辺「りょ〜か〜い。まっかせといて」

「社長。合格したとはいえ、渡辺さんの体力テストの結果は、合格ラインギリギリでした。
 かなり考えて育てていかないといけないと思われます」

ふむ。一番伸びる時期を逃してしまっているし、彼女には重点的に目を掛けた方が良さそうだな。
とりあえず、デビューはもう少し先になるかな。

○新人テスト:渡辺智美入団

・9月行動その他
来日:EWA〜ハン、クライ、ロレン
   GWA〜ロゼ、ジャネット、1号
   AAC〜カラス、ジョーカー、ミスティア
特訓:富沢、金井
サイン会:埼玉〜十六夜、小縞人気A、神楽
プライベート2:十六夜

・他団体
1.WARS:344AP グッズショップ〜埼玉
2.東女:408AP 移籍〜アドミラル八島(フリー)
3.新女:445AP
4.太平洋:106AP グッズショップ〜福井

 〜興行〜

○今シリーズ参戦レスラー
ライオンハーツ:獅子堂、金井、ジャネット
3C:カンナ、十六夜、杉浦、神楽、ハン、
Soure de Rose:ロゼ、小縞、富沢、白石
無所属:柳生、真田、越後、カラス、クライ、ジョーカー

今シリーズは最終戦に代々木体育センターに初進出、
メインはCoSPタイトルマッチだ。
「Kanto-1での直接対決で勝利を上げた獅子堂さんが白石さんに挑戦状を叩きつけ、
 白石さんがそれを受諾しました」
今では越後くんに次ぐ評価を受けている獅子堂くんがCoSPを取り返すか、
爆発力のある白石くんが返り討ちにするか。見物だな。
「そして、開幕戦の仙台では、3C追放を賭けてカンナさんと杉浦さんの一騎打ちです」
う〜む。こればっかりは、どうなるか読めないな。
いつもの様に騙される気もするが。

『東北&関東シリーズ』

1.宮城
第1試合
○越後、柳生、真田 vs 十六夜、神楽、ハン×

新シリーズの開幕戦はユニット結成を表明しているサムライトリオ(仮)が3Cからきっちり勝利。
新ユニットの発表が期待されたが、越後の発案により発表はシリーズ最終戦へ持ち越しに。

第2試合
×小縞、ロゼ vs クライ、ジャネット○

第3試合
○カラス vs ジョーカー×

第4試合 セミファイナル
△獅子堂、金井 vs 白石、富沢△

シリーズ最終戦、CoSPに向けての前哨戦。
ファーストコンタクトは、白石が獅子堂にいきなりルドルフボンバーを叩き込み、
そのままパワーで一気に押し込む。
その後はSR(Soure de Rose)が押し気味に進んだが、
2度目のコンタクトでは獅子堂がいきなり獅子双掌覇をぶちかましてお返し。
試合はドローに終わったが、それぞれタイトルマッチに向けての強い思いが感じられる結果となった。

第5試合 メインイベント
〜敗者3C追放マッチ〜
 「カンナ神威 vs 杉浦美月」

序盤からジャンピングアームブリーカーを連発、徹底した腕殺しに出るカンナ。
杉浦も投げをベースに反撃を試みるが、徐々にカンナのペースに。
高速ジャンピングネックブリーカーで首を掻っ切ると、神威でマットに叩きつける。
たまらずエスケープした杉浦を追いかけ、コンクリートの上で神薙一閃。
しかし杉浦、カンナを鉄柱に叩きつけるとすかさず新技・間欠泉で串刺しにし、反撃に出る。
が、最後はカンナがこの日2度目の神威を決め、力勝負で杉浦をきっちり沈めた。

○カンナ vs 杉浦× 16分19秒 神威→片エビ固め

カンナ「これでわかったでしょう。貴方が正面から私に勝とうなんて、甘いんですよ。ヒ〜ヒッヒ!」
ゲラゲラと笑いながら、マットに横たわる杉浦に他のメンバーと共にストンピングを加え続けるカンナ。
しかし、ここに意外な人物が登場。
竹刀を手にした越後がリング内に滑り込んできて、3Cのメンバー達にそれぞれ一撃を加え、蹴散らしていく。
距離を取るカンナ達。越後はマイクを手に、杉浦に手を差し伸べる。
越後「杉浦! これでお前は3Cを抜ける事になった。ようやくお前はあいつと離れた訳だ。
 なら、どうだ。私達の元で、お前の頭脳を活かしてみないか?」

予期せぬ越後の勧誘。新ユニットへ杉浦も加入かと会場の期待が高まる。
杉浦は外していたメガネを掛け直すと、差し出された越後の手を見つめる。
杉浦「……わかりました。私の頭脳を必要としてくれるのならば、貴方と行動を共にしましょう」
越後の手を握り返す杉浦。会場から歓声が上がる。
杉浦は指でメガネをクイと直すと、立ち上がり、口を開いた。
杉浦「では、貴方達の参謀として、最初の作戦立案をします。
 ……全員で、あの人を潰してください」

杉浦が指差した先には、コーナーにもたれかかって様子を眺めていたカンナがいた。
越後「よし。わかったっ!」
越後は手にした竹刀でカンナを一撃すると、倒れ伏したカンナにストンピングを加え始める。
そしてなんと、その他の3Cのメンバーもその輪に加わり始めた。
カンナ「いたたたっ! な、なんなんですいったい!?」
突然の事態に困惑しているカンナに、杉浦が悠然と近寄る。
杉浦「カンナさん。約束通り、私は3Cを脱退しましょう。
 ……そして私は、新ユニットを作ります。この、越後さんと、他の3Cのメンバーとでね」

一斉に手を突き上げるカンナを除いたメンバー達。カンナはその光景を呆然と見つめていた。
ハン「フフフ。いつまでも弱いリーダーにはついていられないって事よ。
 これからは、私達はこの、ゆきんこ実力ナンバー1の彼女の下で
 好きに暴れさせてもらうことにするわ」

竹刀を地面に突き仁王立ちしている越後に、ハンが寄り添い肩に手を回す。
突然の越後のヒールターンに、会場が大きくどよめく。
そして、この事態を知らされていなかった二人の選手も、慌ててこの場に飛び出してきた。
柳生「しのぶっ! これはいったいどういう事だ!?
 そなたは我らと共に、この団体を叩き直すのではなかったのか?」

真意を問う柳生に、しかし越後は酷薄な笑みを浮かべながら答える。
越後「ええ。私はこの団体を叩き直してやるつもりですよ。
 ……お前たちを含めた全員をなっ!
 私がこいつらのトップに立って、全てを叩き潰してやるっ!」

越後がきっぱりと決別を口にし、手にしていた竹刀で横たわるカンナを殴りつける。
越後の突然の豹変とその行為にブーイングが起きる。
真田「しのぶっ! 一緒に戦おうっていったのは、嘘だったんスか!?」
真田が悲痛な声を上げる。越後は笑みすら浮かべながら、真田を見下ろす。
越後「ああ。嘘だよ。コロッと騙されやがって。
 時代錯誤と単純バカを手のひらで転がす気分は最高だったよ!」
真田「きっ、貴様ーっ!」

飛び掛ろうとする真田の鼻先にビタリと竹刀の先端を押し付ける越後。思わず怯む真田。
越後「私は存外、しつこい性格でな。
 ……2年前のあの日、貴様らに受けた仕打ちは、まだ忘れちゃいないんだよ!」

ここで、長年この団体を見続けているファンはハッとする。
下剋上解散と共に、真田がPCW入りし、柳生と共に越後を襲撃した事件。
越後「貴様のバカ面を見て、胸がスッとしたよ。
 だが、まだまだこんなもんじゃ足りないな。
 コイツらと一緒に貴様らを徹底的に叩きのめしてやるから、覚悟しておけ!」

厳しい表情を崩さない柳生と歯噛みする真田の前で、
全員でカンナを踏みつけながら両手をかざす新ヒール軍団。しかしここで、意外な動きが。
ロープに走った十六夜が、Wラリアットで越後と杉浦をまとめて薙ぎ倒す。
越後「ぐあっ!」
杉浦「な、なんです?」

十六夜は無言のままカンナを抱き上げると、背中にしょって一目散にリングを去っていった。
越後「くっ。なんなんだ、いったい」
杉浦「……放っておきましょう。
 賞味期限切れの、制御の効かない獣など、私達には必要ありません」
越後「フン。まあいい。
 おい、会場のバカ共! 私はニヤケ面のヘタレとは違うからな!
 これから、貴様らにたっぷり地獄を見せてやる!
 貴様らの目当てのチャラチャラしたヤツらを、徹底的に泣かせてやるからな。楽しみにしておけ!」

越後はそう叫ぶと、マイクを叩きつけ、旧3Cのメンバーとリングを下りていった。
なんとも後味の悪い雰囲気のまま、新シリーズの幕は上がったのだった。

 ※杉浦美月、ナターシャ・ハン、ブラッディ神楽が『3C』から離脱

2.福島
第1試合
○カンナ、十六夜 vs ロゼ、小縞×

半数以上のメンバーに裏切られたカンナの下に残ったのは、
PCW崩壊時に災厄の昇華と引き換えに従えた十六夜だけであった。
精彩を欠いたカンナだが、十六夜の狂乱ファイトもあり紫バラ姉妹を蹴散らす事に成功。

第2試合 ○ジャネット vs 神楽×

第3試合 ×白石、富沢 vs 獅子堂、カラス○

第4試合 セミファイナル
 ×金井 vs ジョーカー○

第5試合 メインイベント
 ○ハン、越後、杉浦 vs 柳生、真田、クライ×

新ヒール軍団を結成した越後が、因縁の柳生・真田組と早速対決。
やりたい放題の越後組、柳生と真田を場外で痛めつけている間に、最後はハンがクライを料理。

3.山形
×富沢、白石、小縞 vs 金井、ジャネット、獅子堂○
×真田 vs ハン○
×クライ、柳生 vs カラス、ロゼ○
×神楽、越後、杉浦 vs 十六夜、ジョーカー、カンナ○

3Cと旧メンバーの初激突。
最後はなんとかカンナが神楽を仕留めたものの、勢いの差は明らかであった。

4.岩手
×白石、小縞、ロゼ vs 杉浦、ジョーカー、クライ○
×十六夜、カンナ vs 柳生、真田○
×カラス vs 富沢○
○神楽、ハン、越後 vs 獅子堂、金井、ジャネット×

カラスのスピードに防戦一方の富沢だったが、
ジャベを凌ぎきり、一瞬の隙にマーズ・デイブレイクに捕らえ、シングルで結果を出す。
試合後、カラスも富沢のテクニックを賞賛した。

5.青森
×小縞 vs ジャネット○
×十六夜、カンナ vs 柳生、真田○
○金井、カラス、獅子堂 vs 神楽、クライ、ジョーカー×
○ハン、越後、杉浦 vs 富沢、ロゼ、白石×

ジャネットとの初シングルにて、驚異的な粘りを見せた小縞。
今後の飛躍が期待される。

6.千葉
×神楽、越後 vs 真田、柳生○
×小縞 vs 金井○
×十六夜、カンナ、クライ vs 獅子堂、カラス、ジャネット○
×ハン、杉浦、ジョーカー vs 白石、ロゼ、富沢○

地元・千葉で富沢がヒール軍を成敗。

7.埼玉
○ジョーカー vs 神楽×
○富沢、クライ vs 十六夜、カンナ×
○越後、杉浦、ハン vs ジャネット、真田、柳生○
○獅子堂、カラス、金井 vs 白石、ロゼ、小縞×

地元・埼玉で獅子堂が前哨戦に勝利。タイトルマッチへ弾みをつける。

8.東京
第1試合
○クライ、カンナ、十六夜 vs ハン、神楽、ジョーカー×

第2試合
○カラス、ジャネット、金井 vs ロゼ、富沢、小縞×

第3試合 セミファイナル
△柳生、真田 vs 杉浦、越後△

序盤から果敢に潰しに行った柳生・真田組だが、反則を交えつつのらりくらりとかわしていく越後組。
後半一気に畳み掛け、あわやという所まで追い込むも、最後は時間切れ。
試合後、タイトル挑戦を要求する越後に、柳生が受諾。
言い訳のできない場で叩き潰す事を宣言した。

 ※越後しのぶ&杉浦美月組、次期CoK挑戦者に決定

第4試合 メインイベント
 『Crystal of Snow Princess』タイトルマッチ
  「『CoSP』ノエル白石 vs 獅子堂レナ」

一進一退の攻防となったが、獅子堂のボディアタックをかわした白石が
スクラップバスターで獅子堂を叩きつけ、パワーで押し込んでいく。
防戦一方となった獅子堂だが獅子双掌覇で反撃。
超滞空ブレーンバスターで叩きつけられたものの、アドバルーンボムを自爆させ、獅子王拳で追い打ち。
トドメと強引にPFYを狙った白石を、なんとか暴れて逃れ、逆に投げ飛ばすと、
最後はポスト上から獅子王爆炎撃を打ち下ろし、ベルトを奪還した。

×白石 vs 獅子堂 29分47秒 獅子王爆炎撃→体固め

 〜獅子堂レナ 第3代『Crystal of Snow Princess』戴冠〜

獅子堂「獲り返したぞーっ!」
戻ってきたベルトを掲げ、ポストに駆け上り絶叫する獅子堂。
獅子堂「新しいユニットだろうがなんだろうが、私がこの王者の、獅子の拳で叩き潰してやる!」
波乱の幕開けとなったシリーズは、獅子王の復活により大盛況の内に幕を閉じた。

〜興行結果〜
1.宮城 ☆9450/9000
2.福島 ☆8400/8000
3.山形 ☆5250/5000
4.岩手 ☆5250/5000
5.青森 ☆5250/5000
6.千葉 ☆5775/5500
7.埼玉 ☆5250/5000
8.東京 ☆8400/8000

 総支出 483AP 札止め8

う〜む。まさか越後くんがヒールユニット入りとはな。
「直前まで柳生さんたちとの合体を仄めかしていただけに、意外な展開になりましたね」
面子を潰された柳生くんに、裏切られたカンナくんの動向も気になる。
「かなり混沌としてきましたね」
ああ。そんな中、ライオンハーツはエースの獅子堂くんがCoSPを取り直した。
これで勢いに乗り、一気に抜け出る事ができるだろうか。

○成長
十六夜 −1、柳生 −1

獅子堂 逆さ押さえ込み4
富沢 YRレボリューション(卍固め7)
金井 ジャン・リー(フライングニールキック6)
白石 1up、ナチュラルハンマー(ナックルパート5)
神楽 シャドウスワンプ(裏投げ6)
小縞 テーブルクロス(ロメロスペシャル6)
渡辺 3up、スリーパーホールド1→3

〜技紹介〜
○YRレボリューション
形的にはフロムジャングル。相手の両腕と足がY字になる。
YRはイエローローズの略。黄薔薇革命。
○ジャン・リー
天を指差した後、ダッシュして飛び蹴りを叩き込む。
DOAの同名キャラの技より。
○ナチュラルハンマー
「ポン、ポン」と言いながら、風船を手で浮かせるように
相手の頭を左右から腕で殴りつける。
○シャドウスワンプ
いわゆるコンプリートショット。
スワンプとは沼の意味。
○テーブルクロス
腕をクロスさせてのロメロスペシャル。

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「10月」
 行動順:2 842AP

例年ならゆきんこプロレスのバカンスシーズンである10月だか、
CoKのタイトルマッチ期限が迫っている為、
急遽地元秋田はヘルザ会館で追加興行を行なう事に。

 『Crystal of KIZUNA』タイトルマッチ
『CoK』柳生美冬&真田美幸組 vs 越後しのぶ、杉浦美月組」

試合開始から荒れ模様。
ヒール軍のセコンド介入や凶器場外なんでもアリの猛攻に防戦一方の王者組。
それでも中盤は王者組が盛り返したが、
場外で杉浦の温泉水目つぶしに視界を奪われた真田を越後が背後から赤竹刀で打ちすえ、
テーブルの上にサムライパワーボムを炸裂させてテーブルが真っ二つ、真田は大の字でKO。
そのまま場外20カウントが数えられ、まさかの王者組のリングアウト負け。
ルールによりタイトルの移動はなかったものの、
この結果を越後に突付かれて柳生が激昂、ベルト返上を宣言。
CoKは空位となり、場外で伸びている真田を残して一人リングを去る柳生。
なんとも後味の悪い結末となった。

 〜柳生&真田組 『Crystal of KIZUNA』4度目の防衛に成功〜
 〜柳生&真田組 『Crystal of KIZUNA』返上。CoK王座は空位に〜

という訳で、CoKが空位になってしまったのだ。
「なるほど……。
 決して、
 『CoKを5ヶ月防衛していないのにバカンス予定の10月になってしまい、
  緊急興行を行なおうとしたものの、バカンスだからと真田さんを映画出演させた上、
  先月のセーブデータに上書きしてしまったのでにっちもさっちもいかなくなった』

 などという訳ではなく、私の知らない間に追加興行があった訳ですね」

そ、そうなんだよ。アハハハハ……。ハァ。
「まあ、来月から新しいユニットも出来るでしょうし、出直しと考えましょう。
 越後さんのヒールターンもあってサムライトリオはご破算になりましたし、
 柳生さんと真田さんもお互いを見直すべき時に来ているでしょうから」

☆ニュース
ファンクラブ結成:柳生(12)
ファンクラブ結成:カンナ(13)

同情、でもないだろうが、越後くんと杉浦くんに裏切られた二人にファンクラブの増えたな。

☆イベント
学園祭出演:富沢
映画出演依頼(冒険活劇):真田
CM出演依頼:獅子堂〜辞退
CDレコーディング:金井〜辞退

そんな訳で、真田くんは海洋冒険アドベンチャーに出演する事になった。
真田「リングでのストレスを発散してくるッス! ウオォォォーッ!」
「撮影がバカンスの行き先と同じですから、ちょうど良かったですね」

○提携終了:GWA〜再提携(560AP)

GWAとの再提携に資金を使ったので、新人テストは延期しよう。

 〜南の島にて〜

いやあ、良い天気だ。絶好のバカンス日和だな。
それにしても、さすが南国。銀髪のキレイな女の人がいるぞ。
……ん? どこか見覚えが……。
お、地元の兄ちゃんが声を掛けにいったぞ。
???「何をジロジロ見ているんです。見世物じゃありませんよ!
 気安く話し掛けないでもらいたいですね。ペッペッ!」
うわ、ツバかけてる……。
見なかったことにしよう。

○バカンス:カンナ

10月行動その他
特訓:獅子堂、杉浦
バカンス:カンナ

他団体
1.太平洋:469AP
3.WARS:318AP ジムレベル3
4.新女:266AP 特訓〜吉原泉
5.東女:179AP

〜興行結果〜
バカンスの為、なし
 総支出 -235AP

「バカンス費用に加え、興行収入がなかった為、出費が大変な事になりました。
 ここまでの赤字は当団体始まって以来です」
う〜む。これは年内は大人しくしておいた方が良さそうだな。
新人テストもしばらくお預けかな。

○成長
真田−1 十六夜−1 白石4
獅子堂 獅子顎(チキンWフェイスロック7)
富沢 片逆エビ固め3→4
カンナ 神威流秘奥義・神殺(SSD9)
杉浦 1up、スパブレイク(デスバレーボム7)
神楽 1up、逆エビ固め3→4
小縞 6up、コブラツイスト4
渡辺 3up、トルベジーノ(脇固め2→5)

白石くんと小縞くんが爆発的に伸びたな。
渡辺くんも思ったより順調に成長しているし、ホッとしたぞ。

〜技紹介〜
○獅子顎
尻餅をついている相手の背後で大きく両手を広げてから、
フェイスロック(三沢式)に捕らえる。
○神威流秘奥義・神殺
雪崩式ツームストンパイルドライバー。最後の切り札。
○スパブレイク
形はビーチブレイク。
杉浦曰く「食らうと首が痛くなるので、温泉で休暇を取ると良いでしょう」

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「11月」
 行動順:4 -233AP

☆ニュース
映画公開:真田〜それなり(200AP)
赤字転落
CoK返上:柳生&真田組
ファンクラブ結成:柳生(16)

予想以上に赤字が膨らんでしまった。
それだけに、真田くんの映画の収入は大きかったな。
そしてまた柳生くんにファンクラブが増えた。
今月はCoSQを開催予定だし、ファンの支持は柳生くんに集まりつつあるが、さてどうなるか。

☆イベント
映画出演依頼:獅子堂、富沢、白石〜辞退
誕生日〜白石(20歳)

映画出演依頼が立て続けに舞い込んできたが、
今月はかまくらタッグを開催予定なので全て断る事になってしまった。
しかし、白石くんももう20歳か。
とはいえまだ伸びしろはありそうだし、今後が楽しみだな。

 〜

柳生くん。また水垢離か。
柳生「……社長か。
 うむ。次の選手権試合、どうあっても負けられぬのでな」
次のCoSQの挑戦者は杉浦くんに決まったぞ。
てっきり越後くん自身が名乗りを上げるかと思ったが、
Kanto-1の決勝で敗れている事もあってか、あえて杉浦くんを立ててきたな。
柳生「たっぐとはいえ、二試合続けてふがいない試合をしてしまい、
 べるとも返上する事になってしまった。
 美月との試合をきっちり片を付け、しのぶを引きずり出し成敗せねばならん。
 あやつの目を覚まさせる為にも」

○プライベート2:柳生

 〜

○11月行動その他
来日:EWA〜ハン、クライ、ロレン
   GWA〜ロゼ、ジャネット、ジェシー
   AAC〜カラス、ジョーカー、ミスティア
特訓:富沢、金井

○他団体
1.東女:158AP
2.太平洋:255AP グッズショップ〜大阪、特訓〜榎本
3.新女:296AP グッズショップ〜福井
5.WARS:332AP

 〜興行〜

○今シリーズ参戦レスラー
ライオンハーツ:獅子堂、金井、ジャネット
ヒール軍(仮):越後、杉浦、神楽、ハン
Soure de Rose:ロゼ、小縞、富沢、白石
無所属:柳生、真田、カンナ、十六夜、クライ、ジョーカー、ロレン

今月はかまくらタッグを開催予定なのだが、まだ参加チームが確定していない。
「3つのユニットからそれぞれ1チームは確定となるでしょうが、
 無所属の選手がどうするかでしょうね」
おそらくなんらかの動きはあるだろうし、ギリギリまで待ってみようか。

『関西シリーズ』

1.大阪
試合開始前、越後と3Cから離脱した杉浦、神楽、ハンが入場。
新ユニット『Bloody Spring』(血の池地獄)の結成を宣言。
越後「まずは手始めにチャンピオンを血の池に沈めてやる!」
越後の挑発に、リング下に現れた柳生がBSのメンバーと視殺戦を展開。
しかし柳生は無言のまま下がり、決着はこの日のメイン、CoSQタイトルマッチに持ち越される。

 ※『Bloody Spring』結成〜越後しのぶ、杉浦美月、ブラッディ神楽、ナターシャ・ハン

第1試合
「カンナ神威、真田美幸、十六夜美響
 vs
『LH』獅子堂レナ、ジャネット・クレア、キューティー金井」

ゴング前、マイクを手にした獅子堂が真田を指差す。
「おい真田! 最近随分大人しいんじゃないか。
 どうした。虎の牙は抜け落ちて、猫になっちゃったのか」
この挑発に、真田が向かっていく。なし崩しのまま試合が始まる。

場外で獅子堂と真田が激しくやり合う一方で、
リング上では金井がカンナにテクニック勝負を仕掛ける。
ゴング前は明らかにこの試合に乗り気でなかったカンナだが、
金井のスピーディーな攻撃に呼応し、3C時代はそれほど見られなかった華麗な動きを見せる。

中盤、コゴローズホーンで十六夜をダウンさせた金井がカンナを指差し、
見せつけるようにムーンスパイラルアタックを投下。
決まったかと思われたが、十六夜なんとかロープブレイク。
終盤、真田がジャネットを気合と共に担ぎ上げ、獅子堂の目の前で風林火山が炸裂。
金井がカンナを振り切ってカットが成功した所で、タイムアップとなった。

△真田、十六夜、カンナ vs 獅子堂、金井、ジャネット△ 30分時間切れ引き分け

試合終了後、再びマイクを取る獅子堂。
獅子堂「真田。今日は久々に元気な虎の姿を見たよ。
 でもまだまだ。その程度じゃ、百獣の王には敵わないぞ」
真田「言ってくれるじゃないッスか。なら今度は、1vs1で勝負ッス!」
獅子堂「望むところだ。王者の拳を虎のどてっ腹に突き立ててやる!」

 〜兵庫大会にて「獅子堂レナ vs 真田美幸」シングルマッチ決定〜

一方、バックヤードでは金井がカンナとのシングルマッチを要求。
意図がわからないと首を傾げつつも、カンナが受諾しこちらも正式に決定した。

 〜京都大会にて「カンナ神威 vs キューティー金井」シングルマッチ決定〜

第2試合  ○ロゼ、小縞 vs クライ、ジョーカー×

第3試合 セミファイナル
 ×ハン、神楽、越後 vs カラス、白石、富沢○

初陣からやりたい放題の『Bloody Spring』だったが、
神楽のブラッドパウダー(赤い粉)がハンに誤爆した所を
富沢がすかさずロンギヌスを食らわせ勝利を収める。
しかし勝者の富沢を越後が赤竹刀で滅多打ち。
悠々と引き上げるBSに白石に抱えられて下がる富沢と、
どちらが勝者かわからない有様であった。

第4試合 メインイベント
 『Crystal of Snow Queen』タイトルマッチ
  「『CoSQ』柳生美冬 vs 杉浦美月」

鬼気迫る雰囲気の柳生。試合序盤から猛攻を繰り出し、杉浦を圧倒する。
しかし杉浦もカウンターで間欠泉を決め、柳生流血。
ここでセコンドの神楽が赤竹刀で追撃を加えようとしたが、
柳生右手で竹刀を受け止めると、逆にもぎ取って神楽の頭を打ち据え、杉浦にも薙ぎ胴一発。
うずくまる杉浦を風刃連脚で蹴り倒し、完勝した。

○柳生 vs 杉浦× 9分6秒 風刃連脚→片エビ固め

 〜柳生美冬 『Crystal of Snow Queen』5度目の防衛成功〜

柳生は杉浦を踏みつけながら、拾い上げた赤竹刀の先端をリング下の越後に突きつける。
柳生「次はそなただ」
低い声で言い捨て、柳生はリングを下りた。

2.兵庫
×神楽、杉浦、越後 vs 金井、カラス、ジャネット○
×白石、富沢 vs ジョーカー、ハン○
○柳生 vs クライ×
○カンナ、十六夜 vs ロゼ、小縞×

第5試合 メインイベント
「獅子堂レナ vs 真田美幸」

先に仕掛けたのは真田。
早々に火の玉ケンカキックをぶちかますと、ヘッドバット、張り手と一気に攻めていく。
しかし獅子堂もカウンターで獅子双掌覇を叩き込み反撃。
その後は一進一退となるが、最後は獅子堂がリング中央でストレッチプラムに捕らえ、
真田からギブアップをもぎ取った。

○獅子堂 vs 真田× 10分59秒 ストレッチプラム

マットを叩いて悔しがる真田。
獅子堂はマイクを手に真田を見下ろす。
獅子堂「私にも、越後にも、やられっぱなしで終わるようなら、お前は本当に猫だぞ。
 まだ虎の牙が残っているなら、かまくらタッグで、私たちに挑んで来い!」
獅子堂はマイクを投げ捨て、リングを後にした。

3.京都
第1試合
「ロゼ・ヒューイット、小縞聡美、ハイサスカラス組
  vs
 柳生美冬、真田美幸、ドリュー・クライ組」

先に入場したのは無所属の柳生組。
真田がマイクを取ると、柳生の前に立つ。
真田「師匠! 自分、このままじゃ終われないッス!
 しのぶにも獅子堂にも、借りを返したいんス!
 ふがいない自分ですが、もう一度、力を貸してください!」

頭を下げる真田。柳生はマイクを拾うと、静かに口を開く。
柳生「そなたが気を入れ直したのはわかった。
 私としても、しのぶを引きずり出し引導を渡さねばならんしな」

柳生が真田の手を握る。真田はその手を両手で握り返した。
柳生「だが、かまくらたっぐに出るにはもう一人必要だ。どうしたものか」
柳生が呟いたその時、コーナーにもたれ掛かって様子を眺めていたクライが口を開いた。
クライ「お前たちの標的には、ハンも入っているんだろう。
 なら、力を貸してやってもいいぜ」
長らく無所属でやってきたクライが久々に動きを見せたことに、会場がどよめく。
柳生としても、シャドウウルブスを離れてから一匹狼としてやってきた
クライのストイックなスタイルは好ましく思っていた。
それは先の兵庫大会での手合わせでも感じた事であった。
柳生「わかった。そなたの力、頼りにさせてもらう」
クライ「話がわかるじゃないか」
拳を合わせる柳生とクライ。
こうしてかまくらタッグに出場する4チーム目が決定した。

○カラス、ロゼ、小縞 vs 柳生、真田、クライ×

合体初日はほとんど連携もなく、敗れてしまった柳生組。
かまくらタッグまでにどれだけタッグチームとして完成度を高められるかという課題が残った。

×ジョーカー vs 十六夜○
×神楽、杉浦 vs 富沢、白石○
○ハン、越後 vs ジャネット、獅子堂×

第5試合 メインイベント
「カンナ神威 vs キューティー金井」

徹底的に金井の腕を殺しにいくカンナに対し、
金井はあくまで持ち前の華麗なプロレスを展開。
中盤、カンナがタランチュラで金井をカウント5ギリギリまで締め上げ、
アピールからカンナスペシャルを炸裂させる。しかし金井、なんとかエスケープ。
ならばと神薙で叩きつけるが、金井も立ち上がり抱え式バックドロップで反撃。
最後はカンナが金井を抱えたままポストからダイブ、
初公開の神威流秘奥義・神殺で金井の脳天をリング中央に串刺しにし、勝利を収めた。

○カンナ vs 金井× 11分52秒 神威流秘奥義・神殺→片エビ固め

勝ち名乗りを受けると早々に引き上げていくカンナ。
しばらく倒れたままの金井だったが、起き上がるとマイクを拾い、その背中に話しかける。
金井「やっぱりすごいよ、カンナちゃん。
 こんなに強くてお客さんだって惹きつけられるのに、反則ばっかりしてるなんてもったいないよ。
 カンナちゃんだったら、もっともっとすごいプロレスが出来るよ、きっと」
カンナは振り返らず、そのままバックヤードに消える。
金井も元より返事を期待していたわけではないらしい。
ダメージは大きいながらも地力で立ち上がり、四方に頭を下げてリングを後にした。

4.奈良
○カンナ、十六夜 vs ジョーカー、神楽×
×ジャネット、獅子堂 vs 柳生、真田○
○カラス、金井 vs 富沢、クライ×
○ハン、越後、杉浦 vs ロゼ、白石、小縞×

5.和歌山
○越後、ハン vs カンナ、十六夜×
×白石 vs ジャネット○
○獅子堂、金井、カラス vs 柳生、クライ、真田×
○富沢、ロゼ、小縞 vs 杉浦、神楽、ジョーカー×

6.岐阜
○十六夜、カンナ vs ジョーカー、神楽×
○カラス vs 小縞×

『かまくらタッグリーグ』開幕

第3試合 セミファイナル
「『BloodySpring』越後しのぶ、杉浦美月、ナターシャ・ハン組
  vs
 柳生美冬、真田美幸、ドリュー・クライ組」

試合開始直後から杉浦が珍しくスパート。
スピーディーな攻撃から一気に間欠泉を決めあわやという展開になるも、クライなんとか逃れてタッチ。
中盤、クライのハイキックで杉浦流血、すかさず真田が火の玉ケンカキックをぶちこみ、
リングインした越後と激しくやり合う。
終盤、場外でやり合うハンとクライ。BSが重ねた椅子の山に向けて
逆にパイルドライバーを仕掛けようとしたクライだが、
ハンがリバース、クライ背中から椅子の山に落ち戦線離脱。
リング上では越後がサッカーボールキックで真田を蹴倒すと、
ランニングヒップバットで追い打ち、そしてトドメのサムライパワーボム。
柳生の目の前で完全に真田を押さえ込んだ。

○越後、ハン、杉浦 vs 柳生、クライ、真田× 18分13秒 サムライパワーボム

鋭い視線を向ける柳生に対し、越後は余裕たっぷりに見下ろしながら引き上げていった。

第4試合 メインイベント
「『ライオンハーツ』獅子堂レナ、ジャネット・クレア、キューティー金井組
  vs
 『Soure de Rose』富沢レイ、ノエル白石、ロゼ・ヒューイット組」

合体技を駆使し、SRが終始押し気味の展開に。
何度も押し込まれるLHだが、3カウントは阻み続ける。
終盤、合体のワイルドローズボムで叩きつけられた金井を獅子堂がなんとかカット。
続けてチョークスラムでマットに打ちつけられ勝負アリかと思われたが、
金井カウント2.9で奇跡のクリア。
ありえないとレフェリーにアピールするロゼを、
次の瞬間リングに突っ込んできた獅子堂が獅子双掌覇でふっ飛ばした所でタイムアップとなった。

△獅子堂、ジャネット、金井 vs 富沢、白石、ロゼ△ 30分時間切れ引き分け

7.三重
第1試合
「十六夜美響 vs ブラッディ神楽」

序盤は圧倒的に十六夜のペースだったが、
耐えに耐えた神楽がブラッディ333を爆発させ、流れを引き寄せる。
2度のカラミティボムを返し、ダウナーヘブンを決めあと一歩まで迫ったが、
最後は十六夜が災厄降臨で粘る神楽をマットに沈めた。

○十六夜 vs 神楽× 10分44秒 災厄降臨→片エビ固め

第2試合 ×カンナ、ジョーカー vs 小縞、カラス○

〜かまくらタッグ2日目〜

第3試合 セミファイナル
「『BloodySpring』越後しのぶ、杉浦美月、ナターシャ・ハン組
  vs
 『Soure de Rose』富沢レイ、ノエル白石、ロゼ・ヒューイット組」

中盤、越後の拳で流血させられたロゼだが、
連続の丸め込みから場外へのトペ・コンヒーロとエレガント殺法で逆襲。
代わった白石が真正面から越後にぶつかり押し込んだ物の、
越後反撃のサムライパワーボムで叩きつけるがカウント2.8。
最後はハンのサブミッションを富沢が凌ぎきった所でタイムアップとなった。

△ハン、越後、杉浦 vs ロゼ、白石、富沢△ 30分時間切れ引き分け

第4試合 メインイベント
「『ライオンハーツ』獅子堂レナ、ジャネット・クレア、キューティー金井組
  vs
 柳生美冬、真田美幸、ドリュー・クライ組」

一進一退、どちらも譲らず。
金井が新技、ジャン・リーで真田をふっ飛ばせば、真田も火の玉ケンカキックでお返し。
柳生の風刃連脚で流血した獅子堂だが獅子王拳の連発で反撃に出る。
最後はジャネットとクライが場外戦を繰り広げ、両者戻れずリングアウトで引き分けとなってしまった。

△ジャネット、獅子堂、金井 vs 柳生、真田、クライ△ 両者リングアウト

※得点状況
勝ち点4 BloodySpring
勝ち点2 Soure de Rose、ライオンハーツ
勝ち点1 無所属

8.愛知
第1試合
「十六夜美響 vs 小縞聡美」

十六夜のパワーに押されながらも、空中戦とサブミッションで活路を見出し、
さとみんカッターは決めて見せた小縞だが、
最後は十六夜のカラミティボムで粉砕された。

○十六夜 vs 小縞× 10分00秒 カラミティボム

第2試合 ×ジョーカー、神楽 vs カラス、カンナ○

〜かまくらタッグ最終日〜

第3試合 セミファイナル
「『Soure de Rose』富沢レイ、ノエル白石、ロゼ・ヒューイット組(2)
  vs
 柳生美冬、真田美幸、ドリュー・クライ組(1)」

中盤、ロゼのスピニングローズを真田が火の玉ケンカキックで迎撃しふっとばす。
無所属が苛烈な打撃で一時は有利に立つも、攻めきるまでには至らず。
逆に一瞬の隙を突き、白石が柳生を捕まえると富沢がスワンダイブしレイーMAXを突き立て、
すぐさまウィッチブレイドで首を刈るが惜しくもカウント2.9。
結局両者攻めきれず、引き分けで両チーム共優勝の権利を失った。

△富沢、ロゼ、白石 vs 柳生、クライ、真田△ 30分時間切れ引き分け

第4試合 メインイベント
「『ライオンハーツ』獅子堂レナ、ジャネット・クレア、キューティー金井組(2)
  vs
 『BloodySpring』越後しのぶ、杉浦美月、ナターシャ・ハン組(4)」

序盤は互角だったが中盤からは完全にLHのペースに。
杉浦に獅子堂とジャネットが合体のライオネスファングを決めると、
ジャネットのマイスターボムで勝負アリかと思われたが、越後が寸での所でカット。
フィニッシュを託された金井のカクテルライトスープレックスは、杉浦ギリギリでロープブレイク。
Wインパクト式のダイビングボディアタックはセコンドの神楽が妨害に入り3カウント阻止。
これで流れが変わりBSが優位に立ち、真・サムライスライサーを叩き込まれてグロッキーになった
ジャネットがロープにもたれ掛かるが、しかし近づいた越後に体を入れ替えカウンターの619で脱出。
その後も決めるチャンスがありながら、金井のハンへの抱え式バックドロップは
杉浦に足をすくわれて失敗するなど決め切れず、BSが引き分けで逃げ切り優勝をモノにした。

△金井、獅子堂、ジャネット vs 越後、ハン、杉浦△ 30分時間切れ引き分け

※得点状況
勝ち点5 BloodySpring
勝ち点3 Soure de Rose、ライオンハーツ
勝ち点2 無所属

優勝 『BloodySpring』越後しのぶ、杉浦美月、ナターシャ・ハン組(初)

最後は明らかに逃げ切り狙いだったため会場からはBloodySpringへのブーイングが起こるが、
杉浦は意に介さず「計算通りです」と薄笑いすら浮かべている。
越後「これでどこが一番強いユニットかはっきりしただろう。
 一番強いユニットには相応しい証が必要だな。
 私と杉浦でCoKを獲りに行く。
 相手はどこでもいいぞ。どうせ誰が来ても一緒だからな」

越後は一方的に宣言し、マイクを投げ捨てた。
越後「杉浦。祝勝会だ。温泉で月見酒といくか」
杉浦「入浴中のアルコール摂取はあまり関心しません。
 ……ですが、たまには良いかもしれませんね」
ハン「フフ。そういえば私にとってはここで初めての勲章なのね。気分が良いわ。
 ウォッカでも空けようかしら。あ、シオンはダメよ。未成年だものね」
神楽「そんなあ。いいじゃないのちょっとくらい」

BloodySpringが美酒に酔いしれる一方、優勝を逃したライオンハーツには不協和音が生じていた。
獅子堂「美加は甘いんだ。綺麗に戦いすぎる。それじゃ、あいつらには勝てない」
ジャネット「そんな。ミカは頑張ってたわ。ただ向こうが少しラッキーだっただけよ」
獅子堂「そんな気持ちじゃ勝てないって言ってるんだ!」

獅子堂が怒声を上げて壁を殴りつける。
獅子堂「獅子の魂を抱かない者に、背中を預けることなんか出来やしない」
言い捨てる獅子堂。それまで黙っていた金井が、口を開く。
金井「……それでも。あたしは自分のプロレスが間違ってるとは思わない。
 あたしが目指してるのは、みんなが笑顔になるプロレスだもん」
ジャネット「ミカ……」
珍しくはっきりと断言した金井。獅子堂のぎらつく眼光に、臆せず見つめ返す。
獅子堂「……なら、白黒はっきりさせよう。
 来月、私の持つCoSPを賭けて美加とシングルだ。
 勝った方がライオンハーツの舵を取る。どっちが正しいか、はっきりさせてやる」
獅子堂は一方的に言い放つと、肩を怒らせて引き上げて行った。
ジャネット「ミカ。いいの?」
金井「うん。眠れる獅子拳の目指す先を考えたら、いつかこんな日が来るかもとは思ってた。
 それでも、少しでもレナ先輩と、楽しいプロレスがしたかったんだけど……。
 あたし、弱いから。上手くいかなかったなぁ」
ジャネット「そんなことない。ミカは強いよ。強くなったよ、ずっと」
俯く金井を、ジャネットは背中から抱き締めた。

 〜次期CoSPタイトルマッチ「獅子堂レナ vs キューティー金井」決定〜

〜興行結果〜
1.大阪 ☆10500/10000
2.兵庫 ☆8400/8000
3.京都 ☆6300/6000
4.奈良 ☆4200/4000
5.和歌山 ☆5250/5000
6.岐阜 ☆4725/4500
7.三重 ☆5775/5500
8.愛知 ☆7350/7000

 総支出 413AP 札止め8

かまくらタッグは新ユニットの『BloodySpring』が優勝、
勢いに乗るかと思った『ライオンハーツ』に亀裂が入るとはな。
「こうなると、空位になったCoKのもう一方の挑戦チームはSoure de Roseからになりそうですね」
うむ。常々姉妹の絆をアピールしているユニットだし、それが良いだろうな。
……それにしても、全6試合中5試合が引き分けとは。かまくらタッグはこれでいいんだろうか。
「いいんじゃないでしょうか。もう何年もこういう結果ですし。
 ファンもそういうものだと受け止めているようですよ」
う〜ん。まあそれだけ各ユニットの力が均衡しているということなのかな。

○成長
真田1 十六夜−2
獅子堂 1up、スリーパーホールド1→2
越後 ランニングヒップバット7→6
富沢 水鳥掌(裏拳7)
金井 2up、オリオン座(スモールPホールド5)
カンナ Sダークネスバスター9→8
杉浦 1up、エルボー1→2
白石 1up、ルドルフボンバー7→6
神楽 1up、逆水平チョップ1→2
小縞 1up、さとみんカッター8→6
渡辺 1up、ドロップキック1→2

〜技紹介〜
○水鳥掌
クレイジーサイクロン。南斗水鳥拳的なアレ。
○オリオン座
金井の入り方が独特なジャパニーズレッグロールクラッチホールド。
オリオン座に見える、と言われれば見えなくもないような、そんな形だとか。

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「12月」
 行動順:2 120AP

☆ニュース
Exタッグ:越後、杉浦組

CoKの挑戦を優先するかと思ったが、良かったのか?
越後「CoKはいつでも獲れますから。それより、年一回のこの機会を利用させてもらいます。
 新女のファンにウチの別の側面を見せつけて来ますよ」
杉浦「私の計算によれば、3%ほどファンがこちらの団体に流れるかと」
おいおい……。何をするつもりなんだ。

☆イベント
真田:CDレコーディング〜辞退
コンサート中止

残念ながら、今年はコンサートを中止する事になった。
各ユニットの状況を考えても、足並みを揃えてイベントを行なえる状況ではないからな。

渡辺「あっ。社長〜」
おお、渡辺くん。今日は早いじゃないか。
渡辺「へへ〜。朝まで踊ってたんだけど、眠れないからそのまま練習に来ちゃった」
おいおい。ちゃんと休むのも練習の内だぞ。
渡辺「だ〜いじょうぶ。それに、遊んでばっかりだって社長に思われたくないもん。
 練習は練習でちゃんとしないとね〜」
別にそんな事は思っていないが。まあ、やる気が出たのは良いことか。
渡辺「それじゃ、背筋やろっと。……Zzz」
あ〜あ。言わんこっちゃない。

デレ?:渡辺

12月行動その他
来日:EWA〜ハン、クライ、エレン
   GWA〜ロゼ、ジャネット、2号
   AAC〜カラス、ジョーカー、ドスカナ
特訓:杉浦、金井
プライベート2:金井

金井くんは最後の追い込みと言う事で、2ヶ月連続の特訓だ。

他団体
1.新女:472AP
3.太平洋:-22AP 宿舎レベル4 特訓〜真壁
4.WARS:180AP 参戦依頼〜永沢舞 グッズショップ〜栃木
5.東女:120AP 参戦依頼〜伊達遥

Exタッグ
3位 越後、杉浦組 5勝2敗

凶器、場外、乱入なんでもありで散々ブーイングを浴びてきたようだ。
それでもしっかりと成績は残しているのはさすがと言うべきか。

 〜興行〜

○今シリーズ参戦レスラー
ライオンハーツ:獅子堂、金井、ジャネット
Bloody Spring:神楽、ハン
Soure de Rose:ロゼ、小縞、富沢、白石
無所属:柳生、真田、カンナ、十六夜クライ、ジョーカー、カラス

年末という事でなまはげワンナイトトーナメントの開催だ。
しかし今年は、越後くんがEx出場で不参加、
柳生くんも「しのぶが出ないのなら出る意味がない」とのことで不参加だ。
「興行的には、頭が痛いですね……」
まあ、柳生くんの気持ちもわからないでもない。
その分、小縞くん、神楽くんの初出場組に期待しようか。

『秋田県総合文化体育館8連戦』

1日目
まずは神楽とハンが入場。神楽がマイクを握る。
神楽「アンタたち。しのぶさんと美月さんがいないからって、
 アタシたちが弱くなったとか思ってないわよねぇ?」
観客のブーイング。
神楽「残念だけど、アンタたちの期待には応えられないわね。
 ちゃ〜んとこっちは新メンバーを用意してるのよ。カモン!」
神楽のコールを受け、入場してきたのはジョーカーウーマンであった。
ジョーカー「なかなか面白そうなユニットじゃないか。
 ジョーカーの名に賭けて、この団体をかき回して見せよう。フフ」
ジョーカー、神楽とハンとガッチリ握手。
神楽「さて。新しいメンバーも加わった事だし、今月もメチャクチャに暴れてやるわよ。アハハハッ」
楽しそうに笑う神楽。

第1試合
「カンナ神威、十六夜美響組 vs ブラッディ神楽、ジョーカーウーマン組」

仏頂面のカンナとニヤつく神楽。
カンナの掌底を受けながら、もっと打って来いと挑発する神楽に、カンナすかさず黒龍脚をぶち込む。
たまらずダウンする神楽。
試合はセコンドのハンも交え引っ掻き回すBSに手こずりつつも、
カンナのクリスタルガイザーから十六夜が災厄降臨で神楽を叩きつける。
カットに入ったハンのブラッドパウダーは、カンナの機転で神楽に誤爆。
すかさず十六夜がクイーンズヒールを叩き込み、3カウントを奪った。

○十六夜、カンナ vs ジョーカー、神楽× 19分4秒 クイーンズヒール→体固め

無言でリングを去るカンナに、ロープにもたれながら神楽がマイクで話しかける。
神楽「どうよ、カンナさん。このニヤケ面、アンタに教わったのよ。
 ムカつくでしょ。ねえ。またいつでも遊びましょうよ。アハハハハッ」
哄笑する神楽。カンナは一瞥すると、鉄柵を蹴りつけて帰っていった。

 ※『Bloody Spring』にジョーカーウーマン加入

第2試合 ○ハン vs ジャネット×
第3試合 ○カラス vs 小縞×
第4試合 セミファイナル
 ×クライ、真田、柳生 vs 白石、ロゼ、富沢○

第5試合 メインイベント
 『Crystal of Snow Princess』タイトルマッチ
  「『CoSP』獅子堂レナ vs キューティー金井」

序盤から潰しにいく獅子堂に金井は防戦一方。
肘の連打から獅子双掌覇で打ちのめされ、フラフラの金井。
それでも攻撃の手を休めない獅子堂。
串刺しDDTで金井を叩きつけると、ライオネスプレックスで決めにいくが、
金井なんとかカウント2.9で返す。
コゴローズホーンの連発でなんとか活路を見出そうとした金井だが、
最後は獅子堂が千尋の谷で息の根を止めた。

○獅子堂 vs 金井× 10分38秒 千尋の谷

 〜獅子堂レナ 『Crystal of Snow Princess』初防衛成功〜

獅子堂「これでわかっただろう、美加。
 お前の甘っちょろいプロレスじゃ、勝てないんだよ!」
金井を踏みつけながら、獅子堂がマイクを手に叫ぶ。
獅子堂「約束通り、ライオンハーツの舵は私が取る。
 私は力でこの団体のトップを獲り、眠れる獅子拳の力を証明してみせる!」
獅子堂の宣言を聞きながら、金井がよろよろと立ち上がる。
金井「あたしの力じゃ、レナ先輩を止められなかった。
 でも、あたしは今までのライオンハーツのプロレスを、捨てられない。捨てたくないもん。
 ……レナ先輩、今までありがとう。あたし、ライオンハーツを抜けます」
金井がペコリと頭を下げる。
獅子堂が口を開こうとした時、リングに上がったジャネットがマイクを取った。
ジャネット「レナ。何よこの試合は。アナタなら、もっと良い試合に出来たんじゃないの」
獅子堂「私はライオンハーツの進むべき正しい道を証明する為に戦っただけ。それがこの結果だ」
ジャネット「ああ、そう。なら、その道は私の進む道じゃないわ。
 私は美加と一緒に行く。アナタとはこれまでね」
金井「ジャネット、そんなっ」
ジャネットまで叛意を翻した事に、金井が慌てて止めようとするが、
しかしジャネットはゆっくりと首を振る。
ジャネット「いいのよ、美加。ワタシのやりたいプロレスは、レナとは違う。それだけなんだから」
獅子堂「……眠れる獅子拳に弱者はいらないっ。勝手にしろっ!」
獅子堂はマイクを叩きつけると、怒りで髪を燃え上がらせながらリングを下りていった。

 ※『ライオンハーツ』解散

2日目
×ジャネット、金井 vs 小縞、ロゼ○
×十六夜、カンナ vs 白石、富沢○
×獅子堂 vs カラス○
○クライ、真田、柳生 vs ハン、神楽、ジョーカー×

3日目
×真田、柳生 vs 白石、富沢○
○カンナ、十六夜 vs ロゼ、小縞×
○獅子堂 vs クライ×
×ジョーカー、ハン、神楽 vs 金井、ジャネット、カラス○

4日目
○獅子堂、カラス vs ジョーカー、ハン×
×金井、ジャネット vs 十六夜、カンナ○
○富沢 vs 神楽×
○真田、柳生、クライ vs 白石、ロゼ、小縞×

5日目
○ロゼ、小縞 vs カンナ、十六夜×
○獅子堂 vs ジャネット×
×富沢、白石 vs 金井、カラス○
○柳生、真田、クライ vs ハン、ジョーカー、神楽×

6日目
×ジャネット、金井 vs 十六夜、カンナ○
○ロゼ vs クライ×
×真田、柳生 vs 獅子堂、カラス○
×神楽、ジョーカー、ハン vs 富沢、白石、小縞○

7日目
×カンナ、十六夜 vs 獅子堂、カラス○
×ロゼ vs 真田○
○柳生、クライ vs ジャネット、金井×
×ジョーカー、神楽、ハン vs 富沢、小縞、白石○

8日目
〜トーナメント組み合わせ抽選会〜
真田D 獅子堂B 富沢C 金井A 小縞E 神楽F ノエルG カンナH

第1試合 ×十六夜 vs ジャネット○
第2試合 ×クライ、柳生 vs ハン、ジョーカー○
第3試合 ×ロゼ vs カラス○

『なまはげワンナイトトーナメント』開催

第4試合 A−1
「キューティー金井 vs 獅子堂レナ」

早くも実現したリターンマッチ。
前回の轍は踏まぬと先に仕掛けていく金井だが、獅子堂が徐々に自分のペースへ引き込んでいく。
ストレッチプラムや丸め込みなど先を見越して省エネで勝ちを狙う獅子堂だが、
金井も粘りを見せ、逆にWアームスープレックスからジャン・リーを決めあと一歩まで追い込む。
しかし最後は獅子堂がライオネスファングでトドメを刺した。

×金井 vs 獅子堂○ 18分39秒 ライオネスファング→体固め

第5試合 A−2
「富沢レイ vs 真田美幸」

どちらも一歩も引かない激戦となったこの試合。
富沢のロメロスペシャルを耐え抜いた真田、ナックルパートの連打で富沢を叩き伏せ、
ダイビングヘッドバットを投下するもカウント2.8。
ならばとバサラバスターを狙うが、富沢これを丸め込んで逃れ、
起き上がり様にミドルキックを連発。
しかし真田、蹴り足を掴むと背後に回り、バックドロップで引っこ抜く。
これで決まりかと思われたが、富沢カウント2.9でクリア。
最後は富沢が奥の手バーニングマンダラーで真田をマットに突き刺し、3カウントを奪った。

○富沢 vs 真田× 14分3秒 バーニングマンダラー

第6試合 B−1
「小縞聡美 vs ブラッディ神楽」

完全に小縞のペースだったが、神楽が場外エスケープにセコンドのカットと
ありとあらゆる手段を使って逃げまくる。
やがて攻め疲れを見せた小縞を、場外のマットを剥がしてブラッディ333で叩きつける神楽。
聡美スーパーデラックス〜キックを狙った小縞にセコンドがブラッドパウダーを喰らわせ、
すかさずもう一度ブラッディ333で叩きつけ、あわや逆転かと思われたが、
最後は小縞が意地のさとみんボンバーで神楽を一回転させ、執念で捻じ伏せた。

○小縞 vs 神楽× 19分27秒 さとみんボンバー→片エビ固め

第7試合 B−2
「ノエル白石 vs カンナ神威」

真正面から突っ込んでいく白石と腕殺しを狙うカンナ。
しかし動きに精彩を欠くカンナを白石がパワーで振り切る。
サンタクロースタナーからナチュラルハンマーで叩き伏せ、カバーに入る白石だが
カンナ足を伸ばしてロープエスケープ。
突っ込んできた白石に一度はカウンターで黒龍脚を叩き込んだが、
それでも折れない白石、最後はルドルフボンバーでカンナを打ち倒し、3カウントを奪った。

○白石 vs カンナ× 11分1秒 ルドルフボンバー→体固め

第8試合 Aブロック準決勝
「獅子堂レナ vs 富沢レイ」

ゴング直後に低空ドロップキックで獅子堂の足を打ち抜いた富沢。
すかさずロメロスペシャル、逃げられるとみるやセイントフォーに移行し、
徹底して足を殺してギブアップを奪って見せた。

×獅子堂 vs 富沢○ 2分3秒 セイントフォー

第9試合 Bブロック準決勝
「小縞聡美 vs ノエル白石」

ロックアップから強引にアルゼンチンバックブリーカーに担ぎ上げた白石。
小縞も暴れてなんとか逃れようとするが、
ならばと白石、担ぎ直してホーリーナイトで真っ逆さま。
しかし小縞、奇跡のカウント2.9でクリア。
だがこれで完全にスタミナが尽き、最後は白石がルドルフボンバーで小縞を叩き伏せた。

×小縞 vs 白石○ 4分40秒 ルドルフボンバー→片エビ固め

第10試合 決勝戦
「富沢レイ vs ノエル白石」

準決勝と同じ様にいきなり富沢を担ぎ上げた白石。
だが富沢これを逃れると、ロンギヌスを叩き込む。
ならばと白石、ルドルフボンバーでお返し。
ダメージの大きい富沢に勝負を決めようと近づく白石だが、
しかし富沢、カニバサミで足を取るとすかさずロメロスペシャルで絞り上げる。
もがいて逃れた白石に、スワンダイブしレイーMAXを狙った富沢。
が、なんと白石、富沢を空中でキャッチ。そのまま強引にPFYでマットに突き刺す。
だが白石もダメージが大きくカバーに行けず。
なんとか立ち上がった白石がホーリーナイトでトドメを狙うが、富沢丸め込んでカウント2.9。
最後は白石がローリング逆水平で強引に富沢を薙ぎ倒し、そのままのしかかって3カウントを奪った。

×富沢 vs 白石○ 7分17秒 逆水平チョップ→体固め

優勝 ノエル白石(初)

激戦を制し、優勝を収めた白石。
白石は富沢の手を取り掲げると、富沢にマイクを手渡す。
富沢「わ、私が言うの? ……わかったわよ。
 え〜。この子の代わりに言わせてもらうわ。
 内輪揉めで潰れたユニットや、外野の無所属が、最強がどうとかごちゃごちゃ言ってるみたいだけどね。
 実際に決勝に残ったのは、私たち「Soure de Rose」の二人よ!
 この結果が気に入らないって言うんなら、いつでもかかって来なさいよ。
 姉妹の絆の固さってヤツを、教えてやるわっ!」

富沢のマイクに、拍手が起こる。
白石は自分より背の高い富沢を肩車して、悠々とリングを下りていった。

〜興行結果〜
1.☆5250/5000
2.☆5250/5000
3.☆5250/5000
4.☆5250/5000
5.☆5250/5000
6.☆5250/5000
7.☆5250/5000
8.☆5250/5000

 総支出 388AP 札止め8

「大本命の獅子堂さんが優勝を飾るかと思いましたが、予想が覆されましたね」
うむ。周囲の激動もあって若干影が薄くなっていた「Soure de Rose」だったが、
これでようやく中心に躍り出たと言っても良いかもしれないな。今後が楽しみだ。

○成長
〜技紹介〜
真田 1down、真田一番槍5→6
獅子堂 1up、ライオンサルト9→8
越後 コブラツイスト4
柳生 1down、足刀5→6
富沢 1up、ロンギヌス7→6
金井 どさんこドライバー9→8
カンナ 1up、神威流裏奥義・神扇9→8
杉浦 1up、スリーパーホールド2→3
小縞 1up、アームホイップ1→2
渡辺 3up、アームホイップ1→2

「プロレス大賞」

○ベストバウト・ジュニア
 5月 京都府 京都市内公園特設リング
 「獅子堂レナ vs ノエル白石」
○ベストバウト・タッグ
 12月 島根県 くにびきプラザ松江
 「サンダー龍子、フレイア鏡 vs クルス・モーガン、レミー・ダダーン」
○ベストバウト・シングル
 7月 佐賀県 佐賀県総合文化体育館
 「マイティ祐希子 vs クルス・モーガン」
○最優秀新人選手
 渡辺智美
○最優秀外国人選手
 スーパーカオス
○最優秀選手
 サンダー龍子

まさか国内デビューしていない渡辺くんが新人賞に選ばれるとはな。
「GWAにこ短期遠征している中での試合が目に止まったようですね」
まあそれだけ不作の年だったとも言えるかもしれないが、渡辺くんにはこれを励みにして欲しいな。

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「1月」
 行動順:3 813AP

???「お久しぶりです、社長」
おお、中森くんじゃないか。久しぶりだなあ。元気にしていたかい。
どうしたんだい急に。確か今、君は他団体でコーチをやっているはずじゃ。
中森「はい。実は電話で霧子さんに大事が相談があると呼び出しを受けまして」
霧子くんに?
「いらっしゃい中森さん。来てくれてよかったわ」
中森「ご無沙汰しています」
霧子くん。いったいどういうことなんだい。
「社長もいらっしゃったんですね。ちょうど良かったわ。
 中森さん。実は最近のウチは、ユニット抗争が激しくなって収拾がつかないことが増えてきたの。
 そこで、リング上で力を発揮し、話をまとめられる存在が必要だと考えたんだけど」
中森「……では、その大役を私にと?」
「ええ。貴方はレフェリングも出来るし、団体をまとめる為にも、
 メインレフェリー兼、統括本部長になってもらえないかしら」
なるほど。その考えはなかったわ。
中森「少し、考える時間をいただけますか」
「わかったわ。良い返事を期待しているわね」

☆アクシデント
軽症:神楽、小縞

なまはげトーナメントでの激闘の傷跡が両者に出てしまったようだな。

神楽「聡美〜。そのメロン、あのお嬢様からのお見舞いの品でしょう。
 アンタのせいでアタシも怪我したんだから、アタシにも食べる権利あるわよねぇ」
小縞「いいですよ。それじゃ半分こ……あぁぁ〜っ!
 真ん中の甘い部分、全部食べちゃった……」
神楽「アハハッ。アタシはこれでいいわ。残りはアンタにあげるわね」

☆ニュース
ファンクラブ結成:十六夜(12)
写真集撮影:十六夜

十六夜「まだ私に何かを期待しているファンがいるだなんてね」
カンナくんとのタッグも熟練の域に達してきたからな。
もう一花咲かせることをファンも期待しているんじゃないのか。
十六夜「そうね。今のくすぶっている私を見ていることが不幸、
 だなんて言われたくないものね」

☆イベント
映画出演(恋愛):獅子堂

獅子堂「映画〜? しかも〜、恋愛だなんて〜」
最近は張り詰めっぱなしだったからな。たまには気分転換も必要だと思ってね。
新しいファンも増えるかもしれないし、獅子拳の宣伝にもなるかもしれないぞ。
獅子堂「しゃ、社長〜。優しいです〜。
 ……私がトーナメントに負けて落ち込んでるの、気づいてくれてたんだぁ。
 お父さんみたいです〜」

「はあ〜……」
ジムでのトレーニング中、獅子堂は溜息ばかり吐いていた。
共に無所属の立場となった為、練習時間が珍しく重なった真田が、
たまりかねて声をかける。
「もう。なんなんスかさっきから。やる気がないなら出て行ってほしいっス。
こっちまで集中できなくなるッスよ」
「え〜? ……あ〜、真田せんぱい〜」
真田の言葉はまるで届いていなかったが、その存在だけは認識したようだ。
「あの〜。ちょっと聞いてもいいですか〜」
「な、なんスかいきなり。まあ、いいッスけど」
「あのですね〜。
 プロレスラーに一番必要なことって、なんだと思います〜?」
突然の獅子堂の質問に、真田は首を捻り、しかしきっぱりと答える。
「なにって……それはもちろん、強さッスよ!
 炎ような力強さ! コレッス!
 他にも色々必要ッスけど、まずは強くなくちゃ話が始まらないッスから」
真田の力強い言葉を聞き、獅子堂は目を輝かせた。
真田の両手を握り、ブンブン振り回す。
「そっか〜。やっぱり、そうですよね〜。
 ありがとうございます〜。よ〜し、がんばるぞ〜」
獅子堂は腑に落ちたのか、ニコニコしながら再び練習を再開した。
「な、なんなんスか。まあ、やる気が出たなら文句は言わないッスけど。
 自分も負けてられないッス! うおおー、ベンチプレス百回!」
獅子と虎は、それぞれ自分なりの熱さで練習に没頭するのだった。

 ※真田、獅子堂との遺恨解消

年明け早々に行なわれた新人テスト。
合格したのは、およそプロレスラーには向いていなさそうな
おどおどした少女であった。

おめでとう。星野ちよるくん
「え……あ、あの……本当に、合格? だ、だましてないよね」
正真正銘の合格だよ。体力テストはギリギリだったが、受身の上手さは随一だった。
他の子が受身で疲れて動けなくなっても、君はいつまでも続けられそうだったものな。
「そんな……。で、でも、よかった……」

ちょうどその時、渡辺がオフィスにやってきた。
「社長〜。なにやってんの。って、その子は?」
ああ、この子はこの間の……。
「わかったーっ。あなた、テストに合格した子ね。
 あたしの後輩ちゃんだ。名前はなんていうの?」
「え、あ……ほ、星野、ちよる……です……」
「ちよるんかー。あたしは渡辺智美。よろしくね〜」
「ち、ちよるん? ……あ、えと……知ってます。
 スポーツ新聞に、プロレス大賞の記事……載ってたから。
 渡辺さんの写真も……」
「え〜。いや〜ん、あたしってばもうチョー有名人なんだ。
 あ、そうだ。あたしのことは智美でいいわ。
 よーし、今日は歓迎パーティに、あたしのおごりでディスコに連れてってあげるっ。
 オールナイトでフィーバーよっ」
「でぃ、ディスコ……恥ずかしい格好で踊るなんて、無理ぃ……」

いったいいくつなんだ渡辺くん。
と、プロフィールを見てみると、二人共同い年で3月生まれか。
大人しそうな星野くんを渡辺くんがうまく引っ張ってくれればいいな。

○新人テスト:星野ちよる(16)入団

○練習メニュー
特訓:富沢、渡辺
越後  パ×3、スリーパー1→2
獅子堂 イ×4
カンナ スプラッシュ8 ×4
富沢  打×3、ドラグーンバレル9→8
柳生  極、打、スリーパー1→2 ×2
杉浦  飛×3、鎌固め3→4
金井  投×3、体
白石  パ、ライガーボム7 ×3(+3)
真田  パ×2、打×2
十六夜 イ、パ×3
小縞  パ×3、バックフリップ2→3
神楽  パ×2、コブラ6 ×2(+3)
渡辺  体×2、飛、ボディスラム2→3
ちよる 攻、弱、飛、スリーパー1→3

○1月行動その他
来日:EWA〜ハン、クライ、エレン
   GWA〜ロゼ、ジャネット、ジェシー
   AAC〜カラス、ジョーカー、リサ
サイン会:神奈川

○他団体
1.WARS:グッズショップ〜福井 特訓〜成瀬
2.新女:グッズショップ〜山梨 特訓〜千秋
4.東女:引退〜RIKKA
5.太平洋 新人〜パイレーツ森嶋 特訓〜氷室

 〜興行〜

○今シリーズ参戦レスラー
Bloody Spring:越後、杉浦、神楽、ハン、ジョーカー
Soure de Rose:ロゼ、小縞、富沢、白石
無所属:柳生、真田、金井、カンナ、十六夜
外国人:ジャネット、クライ、カラス、エレン

『北海道&西日本シリーズ』

〜1.12 鹿児島〜
1.△十六夜、カンナ vs ロゼ、小縞△
2.○神楽 vs エレン×
3.×ジョーカー、ハン vs 真田、柳生○

第4試合 セミファイナル
×金井、ジャネット vs クライ、カラス○ 20分10秒 ムーンサルトプレス

伝家の宝刀、ムーンサルトプレスで金井を沈めたカラス。
クライはさっさとリングを下り、カラスも続いてリングを下りようとした。
その時、金井がロープにもたれながら立ち上がりマイクを握る。
金井「カラスさん、やっぱりすごいです。
 あたし、カラスさんの近くで、もっとこの華麗なプロレスを勉強したいの。
 カラスさん。あたしたちに力を貸してください」
金井が握手を求めカラスに手を伸ばす。
だがカラスはその手を握らず、上からそっと手を重ねた。
カラス「貴方の気持ちはわかったわ。
 けれど、この団体に私のルチャを根付かせたいのなら、貴方一人ではダメ。
 もう一人、この団体の中で仲間を見つけなさい。
 それができたなら、私も貴方の作るユニットへ参加しましょう」
カラスは金井に告げると、長い髪をかき上げて優雅にリングを下りた。
金井「よ〜し。あたし、一緒に戦ってくれる人を絶対見つけてみせるぞ〜」

バックステージに引き上げてきた金井に、渡辺が駆け寄る。
渡辺「美加せんぱ〜い。ねえねえっ、あたしとかどう?
 あたしもあんなカッコイイプロレスで、みんなの視線を釘付けにしたいなっ」
金井「ありがとうトモちゃん。でもトモちゃんは、まずデビュー戦をしないとね」
渡辺「ぷ〜。あ〜あ、残念。でもいつか、あたしも入れてもらお〜っと」

第5試合 メインイベント
 『Crystal of KIZUNA』タイトルマッチ
「『Bloody Spring』越後しのぶ&杉浦美月組
  vs
 『Soure de Rose』 富沢レイ&ノエル白石組」

Exで好成績を収めた『BloodySpring』の越後組と
なまはげトーナメントで決勝を争った『Soure de Rose』の姉妹タッグが
空位になっているCoKの称号を賭けて対戦。

まずは杉浦と富沢がグラウンドで探り合う。
スイッチし、越後と白石のぶつかり合いは白石がナチュラルパワーで有利に。

中盤、越後のランニングヒップバットで吹き飛ばされた富沢。
勢いに乗り3連発を狙うが、富沢カウンターでロンギヌス一閃。
ダウンした越後にすかさず白石がダイビングギロチンを投下。
ダメージ大きくリング下に転げ落ちる越後に代わり、杉浦がリングイン。
突っ込んできた富沢をいなしてロープを利用し四の字絞首刑。
さらにはエプロンを走っての湯の花を決める。

終盤、富沢のセイントフォーを裏返して切り返し、そのまま鎌固めに移行する杉浦。
代わった越後の攻めを富沢が連続して切り返す。しかし越後強引に捕まえて引っこ抜き維新ドライバー。
杉浦が富沢を押さえつけ、越後がダイヤモンドインパクト(Wインパクト式ローリングヒップアタック)投下。
富沢リング下に転がり落ちる。すかさず場外へ追いかける杉浦。
パイプ椅子で殴りつけようとした杉浦だが、SRのセコンドの小縞が椅子を掴んで阻止。
その隙に富沢が背後から新技・水鳥掌で杉浦を薙ぎ倒し、場外でガッチリとマーズ・デイブレイクに捕らえる。
リング上では越後と白石がぶつかり合う。
PFYで決めようとした白石にセコンドの神楽がブラッドパウダー投下、
その隙に越後が丸め込んだが白石カウント2.9でなんとかクリア。ここでタイムアップ。
両雄譲らず、CoKはまたも浮いた形となった。

△越後、杉浦 vs 富沢、白石△ 30分時間切れ引き分け

 〜『Crystal of KIZUNA』団体預かりに〜

試合後も収まらない両チームは舌戦を展開。
さらには前王者の柳生・真田組もCoK再挑戦を表明しに登場して収拾つかず。
しかし、ここでなんとリングに中森が登場。
懐かしの顔に、以前からのファン大歓声を上げる。
中森「お久しぶりです。中森です。
 本日ただ今から、私はゆきんこプロレス・統括本部長へと就任いたしました。
 この場は私が取り仕切らせてもらいます」
突然の流れに反発する各陣営。しかし中森の鋭い眼光と、三竦みの状態に各々動きを取れず。
そして中森の仕切りにより、、2月のCoK再戦と、
柳生の持つCoSQへの挑戦権を賭けての1.26釧路大会での越後vs白石のシングルマッチが決定した。

〜1.13 福岡〜
1.○小縞 vs エレン×
2.×神楽、ハン vs クライ、柳生○
3.○カラス vs 真田×
4.×杉浦、越後、ジョーカー vs ロゼ、白石、富沢○

第5試合 メインイベント
○カンナ、十六夜 vs ジャネット、金井× 23分38秒 神威流裏奥義・神扇

金井に引きずられて空中戦を展開したカンナ。
最後は珍しく裏奥義を繰り出したが、試合後は絡みたくないのかさっさと引き上げようとした。
だがそのコスチュームの裾を金井が掴んで引き止める。
金井「やっぱりすごいよ、カンナちゃん。あたしに必要なのはカンナちゃんだったんだっ」
目を輝かせている金井に、カンナはうんざりした顔をする。
カンナ「何を言っているんです、貴方は」
金井「そうだよ。どうしてもっと早く気づかなかったんだろう。
 それに、同じどさんこだもんねっ」
カンナ「……付き合ってられませんね」
カンナは金井を振り払ってリングを下りた。
しかし金井は、キラキラした瞳でカンナの後ろ姿を見つめていたのだった。

〜1.14 大分〜
1.○富沢、カラス vs ジョーカー、杉浦×
2.×神楽、越後 vs エレン、クライ○
3.○真田、柳生 vs 金井、ジャネット×
4.○ハン vs ロゼ×
5.○十六夜、カンナ vs 小縞、白石×

〜1.18 徳島〜
1.○真田、クライ vs 神楽、杉浦×
2.○カラス、柳生 vs ロゼ、エレン×
3.○ジョーカー、ハン、越後 vs 富沢、白石、小縞×
4.○カンナ、十六夜 vs 金井、ジャネット×

メイン後、執拗に勧誘する金井をカンナが無視して退場。

〜1.19 山口〜
1.エレン、クライ vs 小縞、カラス○
2.ジャネット、金井 vs ハン、神楽○
3.カンナ、十六夜 vs 柳生、真田○
4.○杉浦、ジョーカー、越後 vs ロゼ、富沢、白石×

〜1.20 広島〜
1.○富沢、小縞 vs ジョーカー、神楽×
2.○ロゼ、白石 vs カラス、エレン×

第3試合 セミファイナル
×カンナ、十六夜 vs ジャネット、金井○ 16分27秒 ムーンスパイラルアタック

福岡大会後、至る所でカンナに勧誘を繰り返した金井。
この日はジャネットのアシストもあり、金井はカンナから直接フォールを奪う事に成功。
そしてそれを口実に、金井が再び勧誘を始める。
金井「えへへ。あたしの勝ち。これでカンナちゃん、あたしとユニット組んでくれるよね」
カンナ「ハァ。だから、貴方は何を言っているんです。
 私はそのような約束をした覚えはありませんよ。ねえ十六夜さん」
話を振ってみたものの、十六夜は興味がないのか無言でロープにもたれかかっている。
金井「も〜。強情なんだから。それじゃ、どうすれば仲間になってくれるの」
頬を膨らます金井に、カンナはニヤッと笑みを浮かべる。
カンナ「そうですねえ。なら、こういうのはどうですか。
 お互いの大事な物を賭けて完全決着。勝った方が負けた方のいう事にも従うと、いうのは。
 私は……このマスクを賭けましょう。貴方は、その髪の毛を賭けてください。
 どうです? いいアイディアでしょう。ヒーヒッヒ!」
久々にカンナの笑い声が会場内に響く。
これで金井も泣いて諦めるだろう。リングを下りようとカンナであったがしかし。
金井「……いいよ。あたし、やる。どうしてもカンナちゃんと一緒に組みたいから」
ジャネット「ちょ、ちょっとミカ。いくらなんでもそれはっ」
金井の脇にいたジャネットが慌てて止めようとするも、金井は決して折れようとしない。
そんな金井を、リングを降りかけたカンナも動きを止め、呆れて見つめている。
会場内の金井ファンからはすさまじい大きさの悲鳴と怒声が巻き起こる。
ここで、これ以上は危険と見た中森がリングに上がる。
中森「待ってください。そのような勝負を認める事はできません。
 坊主の金井さんなど、誰も見たくはないでしょう」
中森の問い掛けに、なんとか止めようとする金井ファンの必死の拍手が場内に響き渡る。
中森「そういうことです。ただ、髪の毛を賭けてまでもという金井さんの気概はわかりました。
 そこで……金井さんにはそのトレードマークであるツインテールを賭けてもらいます」
会場内にどよめきが響くが、さすがに坊主よりは良いと思ったのか、悲鳴は少なかった。
中森「どうですか。カンナさん」
カンナ「……ふむ。いいでしょう。
 アイドルレスラーの貴方がショートカットの良さを広めてくれるなら、
 私にとってもメリットがありますからねえ」
金井「あたしもっ。ずっと続けてきたこの髪型、大好きだけど。
 でも、どうしても、カンナちゃんと一緒がいいからっ」
二人の同意を受け、中森が頷く。
中森「それでは、1.27札幌での
 マスカラ・コントラ・ツインテール「カンナ神威 vs キューティー金井」のシングルマッチ、決定いたします。
 それぞれマスクとツインテールを賭けると共に、
 金井さんが勝てばカンナさんは金井さんのユニットに加入、
 カンナさんが勝てば金井さんは二度とカンナさんを勧誘しない事を誓ってください。良いですね」
両者、はっきりと頷く。こうしてゆきんこプロレス史上初の試合形式での一戦が決定した。

 ※1.27札幌にて、マスカラ・コントラ・ツインテール「カンナ神威 vs キューティー金井」決定

第4試合 メインイベント
×クライ、真田、柳生 vs ハン、杉浦、越後○ 17分58秒 ランニングヒップバット→片エビ固め

試合はセコンドのジョーカーが背後からクライを
ジョーカーボックス(ジョーカーの絵が描かれたプラスチックの箱)で一撃、
ふらついたクライを越後が薙ぎ倒して3カウント。
だが試合後も攻撃の手を休めないBS。
セコンドも介入し合わせ数的不利となりやられ放題の無所属組。
しかし、ここで今シリーズ欠場の獅子堂が突如リングに登場。BSをリングから追い散らす。
越後「なんのつもりだ獅子堂。私達の邪魔をする気なら、貴様も潰すぞ」
獅子堂「やれるものならやってみろ!
 修羅から羅刹に成り果てたお前に、獅子の拳が砕けるものかっ」
杉浦「……なるほど。上手い事を言いますね」
元・修羅道である越後と獅子堂の関係をあらわした言葉に、杉浦が感心したように頷く。
神楽「ちょっとぉ。感心してる場合ぃ?
 ねえリーダー。どうするのよぉ」
越後「……どうせまた、潰す機会は何度でもあるんだ。引き上げるぞ。帰って熱燗だ」
ハン「あら。せっかく楽しくなってきたところだったのに。残念ね」
ジョーカー「楽しみと切り札は取っておくものですよ。フフフ」

BloodySpringが引き上げた後。
打ちのめされた面々を見下ろす獅子堂。
獅子堂「真田。アンタの牙は、もう折れたの?」
真田「何言ってんスか。虎の牙は、獅子以上に鋭くて丈夫なんスよ」
真田がよろよろと、しかし瞳に炎を漲らせて立ち上がる。
獅子堂「真田。この間、私に言ったよね。プロレスラーに一番必要なのは強さだって。
 アンタとは何回もぶつかり合ってきたけど……その言葉で、私は目が覚めた。
 私は強さで、眠れる獅子拳を広めて見せる!
 だから真田。そして美冬さんっ。私に力を貸せっ!」
獅子の咆哮。予想だにしていなかった誘いに真田は目を丸くする。
先に反応したのは柳生だった。その片眉がピクリと上がる。
柳生「人気取りに走り見映えにこだわっていたそなたが
 再び修羅の道を行く覚悟を決めたというのなら。
 我らの目指す先は、同じ所にあるやもしれん。
 ……良いだろう。そなたに力を貸そう」
獅子堂と柳生が拳を合わせる。その様子を見ていた真田は、滾る熱に胸を震わ拳を握る。
真田「獅子堂ォーッ!」
獅子堂「真田ぁーっ!」
真田の叫びに獅子堂が呼応し、二人は大きく拳を振り上げる。
次の瞬間、真田と獅子堂の拳が同時に各々の頬に入っていた。
そして同時にひっくり返る二人。
真田「へへっ……虎と獅子が牙を合わせたらどうなるか、見てみたくなったッスよ」
寝転がりながら差し出した真田の拳に、獅子堂が拳を合わせた。
クライ「おい。オレも混ぜてくれるんだろう。
 ハンだけじゃない。あのジョーカーとかいうふざけた野郎も、
 蹴り飛ばさなきゃ気がすまないんでな」
リングに膝を立てていたクライも拳を合わせた。

〜1.26 釧路〜
試合開始前、獅子堂と柳生、真田、クライがリングに上がる。
そして獅子堂が、新ユニット『轟牙』(とどろき)の結成を宣言した。
獅子堂「私達は、それぞれが持つ牙で、天下にその名を轟かせてみせる!」
獅子堂と真田が咆哮を上げ、柳生は静かに頷き、クライは小さく口端を上げた。

 ※『轟牙』結成〜獅子堂レナ、柳生美冬、真田美幸、ドリュー・クライ

1.○十六夜、カンナ vs ×神楽、エレン×
2.×小縞、ロゼ、富沢 vs カラス、金井、ジャネット○
3.×ハン、杉浦、ジョーカー vs 柳生、真田、クライ○

第4試合 メインイベント
〜次期CoSQ挑戦者決定戦〜
「越後しのぶ vs ノエル白石」

序盤、越後が白石を新人扱いするかのようにボディスラムを連発。
顔をしかめる白石にランニングヒップバットを叩き込み、そのまま尻で馬乗りにフォール。
白石この屈辱的なフォールを、下からショートレンジのルドルフボンバーで殴りつけクリア。
中盤、ブレーンバスターの打ち合いを制しお株を奪うヒップアタックを決め白石が盛り返す。
だが越後も逆に強烈なラリアットを叩き込み白石を薙ぎ倒すと、リング中央でガッチリHIMEIを決める。
なんとか返した白石だが、これでグロッキーに。
越後、トドメと真・サムライスライサーで首を刈る。
だが白石、これをカウント2.8でクリア。
さすがに驚きの表情を見せた越後だが、動けない白石にもう一発叩き込む。
くず折れた白石を両膝で押さえつけ、挑戦権をモノにした。

○越後 vs 白石× 17分19秒 真・サムライスライサー→片エビ固め

 ※越後しのぶ、次期CoSQ挑戦権獲得

試合後、越後が白石を踏みつけながらリング下の富沢を見下ろす。
越後「おい富沢! お前の妹とやらは私の足の下だぞ。
 しょせん貴様らは、酒も飲めないままごとユニットなんだよ!
 さっさと解散した方がいいんじゃないか」
越後の挑発に飛び掛ろうとする富沢を、なんとか小縞が抑える。
富沢を引きずって下がろうとした小縞だったが、
越後のセコンドについていた神楽の挑発に、ピタリと足を止める。
神楽「ねえ、聡美〜。アンタもそんな弱っちいユニット、さっさと止めちゃいなさいよ。
 そうしたらアタシがアンタのお姉ちゃんになってあげてもいいわよぉ。
 ほ〜ら、かわいい聡美ちゃん。おしめをかえてあげまちゅね〜。
 ……ぷくく。アハハハハッ!」
小縞「……神楽ぁーーーっ!!」
完全にブチ切れ、踵を返した小縞が神楽に突っかけた。
さとみんボンバーをぶちかまし、神楽は一回転。
だがBSのメンバーに捕まり、逆に滅多打ちに合う小縞。
神楽「聡美〜。また遊びましょうね〜。アハハハッ」
笑いながらBSのメンバーと引き上げていく神楽を、
ボロボロの小縞はロゼの肩を借りながら歯噛みして見つめていた。

ちよる「あうぅ……」
渡辺「ちょっとちよるん、だいじょーぶ?
 派手に巻き込まれちゃったね」
ちよる「う、うぅ……あの人たち、怖い……」
渡辺「その割に傷一つないなんて、すごいんじゃな〜い?」

〜1.27 札幌〜
1.×杉浦、神楽 vs 富沢、エレン○
2.○十六夜 vs ジョーカー×
3.○ハン、越後 vs ジャネット、カラス×
4.○柳生、真田、クライ vs ロゼ、白石、小縞×

第5試合 メインイベント
〜マスカラ・コントラ・ツインテール〜
「カンナ神威 vs キューティー金井」

十六夜を引きつれ、黒い竹刀を振り回して周囲を威嚇しながら入場するカンナ。
対する金井は若干緊張した面持ちで、ジャネットと共に入場。
放送席ではカラスが解説として興味深そうに見守っている。

序盤はカンナのペース。いたぶるような腕攻めで金井を攻め立てる。
中盤まで一方的なペースだったが、金井が顔面を連発で張り返してから流れが変わる。
片膝をついたカンナに一気にコゴローズホーンでぶち当たり、
抱え式バックドロップで投げ捨てる。
だがカンナ、強烈なミドルキックで金井の動きを止めると、デルタロックに引きずり込む。
リング中央でガッチリ決まり、金井なんとかロープへエスケープするものの、虫の息。

ここでカンナ、金井のツインテールを握って引き起こすと、
セコンドの十六夜に金井の髪を切るように指示。悲鳴が上がる場内。
だが十六夜は、手にしたハサミでカンナの脳天を一撃。
予想外の一撃に脳天を押さえて動きを止めるカンナ。
ここをチャンスと見た金井、カンナに飛びついてクリオネで脳天をマットに打ちつける。
膝立ちでフラフラしているカンナに、金井が気合一閃、絶交でマットに蹴り倒す。
仰向けにひっくりかえったカンナだが、なんとか後ろに這いずってコーナーへ。
しかし、忍び寄った十六夜が背後からプロテインの空き袋をカンナにかぶせ、
カンナが視界を失ったところを金井がマウスで顎をかち上げる。
そのまま強引にカンナを押さえ込み、金井が3カウントを奪った。

×カンナ vs 金井○ 16分40秒 マウス→片エビ固め

大喜びの金井に対し、納得のいかないカンナはレフェリーの中森に食ってかかるが、判定は覆らず。
カンナの怒りの矛先は十六夜に向く。
カンナ「いったいどういうつもりなんですか、貴方は」
十六夜「……もう、縛りつけられるのは終わりにしましょう。私も、アナタもね」
十六夜はいつもカンナが口にしているペットボトルを手に取ると、頭からバシャバシャと水をかぶる。
水に濡れて十六夜の跳ねていた横髪が垂れ下がると、その負のオーラも消えていく。
十六夜「私の中の災厄は、もうほとんど力を失っている。
 アナタが浄化し続けていてくれたおかげよ、カンナ」
カンナ「十六夜さん……貴方……」
十六夜「だから……今度は私がアナタを楽にしてあげるわっ」
十六夜はカンナのマスクに手をかけると、一気に引っぺがした。
そして、慌てるカンナの前でハサミでジョキジョキとマスクを切り裂いてしまう。
カンナ「ああ……なんてことを……」
カンナは顔を片手で隠しながら、ガックリと膝をついた。
そこへ、金井が後ろから歩み寄る。
金井「カンナちゃん。あたし、勝ったよ。約束、守ってくれるよね」
金井の言葉に、しかしカンナは顔を隠したままフラフラとリングを下りる。
金井「カンナちゃん、待ってっ!」
慌てて追いかけようとした金井を、十六夜が止める。
十六夜「もう少しだけ、あの子に時間をあげて。
 大丈夫。約束は守るわ、あの子は」
金井「美響先輩……はいっ」
金井の背後からジャネットが抱きついてくる。
十六夜とカラスに両手を掲げられ、金井はとても幸せそうな笑顔を浮かべた。

 ※カンナ神威の敗北により、覆面の剥奪が決定

〜興行結果〜
1.鹿児島 ☆12600/12000
2.福岡 ☆8400/8000
3.大分 ☆7350/7000
4.徳島 ☆6300/6000
5.山口 ☆7350/7000
6.広島 ☆7350/7000
7.東北海道 ☆4200/4000
8.西北海道 ☆9450/9000

 総支出 497AP 札止め8

むう。盛りだくさんのシリーズだったな。
「中森さんを呼び寄せておいて正解でしたね。彼女がいなければ収拾がつかないところでした」
ああ。新ユニットにベルトを巡る争い、そして金井くんとカンナくんか。
これからの展開が楽しみだ。
「鹿児島で札止めも出ましたし、興行的にも大成功です。今年は良い年になりそうですね」

○成長
真田1 獅子堂−1 金井−2
越後 スリーパーホールド1→2
柳生 スリーパーホールド2→3
富沢 ドラグーンバレル9→8
杉浦 1up、鎌固め3→4
白石 ターキーボム(ライガーボム7)
神楽 2up、ラミアンコイル(コブラツイスト6)
小縞 2up、バックフリップ2→3
渡辺 5up、ボディスラム2→3
ちよる 1up、スリーパーホールド1→3

〜技紹介〜
○ターキーボム
クロスアームしてのランニングボム。つまりはサイバーボム。
○ラミアンコイル
ラミアの巻きつき。非常にエグイ角度の拷問コブラツイスト。
神楽の気分によってはそのまま全身を弄られるので危険。

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「2月」
 行動順:1 1,461AP

☆ニュース
・映画公開:獅子堂〜ヒット(300AP)

獅子堂くんの映画はなかなか好調だ。
先日武闘派ユニットを立ち上げた獅子堂くんが、
甘い恋愛映画に出るというギャップが反響を呼んでいるようだな。

・完治:神楽、小縞

神楽「あ〜、やっと包帯が取れたわぁ。
 さて、どこか遊びに行こっかな〜。聡美、一緒に行きましょうよ」
小縞「一人で行ってください。私は今、紫苑さんと話したくないんです」
神楽「なによぉ。まだこの間の事、怒ってるの?
 リングの上はリングの上、プライベートは別でしょ。
 プロなんだからちゃ〜んと区別しないとダメよ」
小縞「紫苑さんが割り切りすぎなんですっ!」
神楽「もう。仕方ないわねぇ。
 それじゃあ、機嫌が直るようにアタシが特製マッサージをしてあげるわ。
 ほら。アタシの部屋に行くわよ」
小縞「ひ、引っ張らないでくださいってばっ。
 わ、私は別にマッサージなんか……アンッ。
 ど、どこ触って……ヒャァッ、絡みつかないでください〜」
この後、神楽のグラウンドがクリティカルしたとかしないとか。

・ファンクラブ結成:渡辺

渡辺「ねえねえっ。あたしにファンクラブができたってホントッ?」
ああ。こちらの巡業の合間を縫って出向いている、
GWA傘下の団体での試合が評価されているようだな。
ファンクラブの会員も外国人が多いようだそ。
渡辺「や〜ん。嬉しいな〜。あたしのビートは言葉の壁を越えたってわけね」
ちよる「……すごい……私とは、全然違う……私なんか……あぅ……」
渡辺「なに落ち込んでるのよ、ちよるんってば。ちよるんもすぐに人気出るって。
 だってこんなに細くって、ギュ〜ッてしたくなるくらいかわいいんだもん。
 うりうり〜」
ちよる「ふぁっ……と、トモ……ほっぺ、押しつけないで……」
仲良き事は美しき哉。と、和んでいる場合じゃなかった。話はそれだけじゃないんだ。
渡辺くん。君にはそろそろ国内でもデビューしてもらうことになる。
渡辺「ホントッ!? やったーっ。ついにあたしもダンシングクイーンとしてデビューねっ」
星野くんも、体が出来上がり次第デビューを考えているぞ。
すでに受身は新人レベルを超えているからな。
渡辺「だってっ。よかったね、ちよるんっ」
ちよる「……あ……う、うん……。……デビュー……私が……ふぁ……」

・放送契約延長:ゴールデン

☆イベント
・写真集販売:十六夜〜かなり(150AP)

十六夜くんの写真集もなかなかのかなりの売れ行きだ。
先月のメイン後に撮影して、最後のページに滑り込ませた一枚がよかったようだ。
十六夜「私が、こんな顔で笑っているなんて……フフ。
 もう、災厄は感じられないわね」

・バレンタイン:真田、越後、杉浦

○練習メニュー
「社長っ。カンナさんが寮から姿を消しましたっ。
 それと、こんな書き置きが……」
なんだって? なになに……。『カンナ神威はリングの上で死にました』か。
ふむ……。わかった。ここは彼女の好きにさせよう。
「よろしいのですか?」
ああ。これも彼女が、ウチの本当のエースになる為に必要なことなのだろう。
今は彼女を信じよう。

特訓:カンナ、杉浦
海外:ちよる

越後  パ×2、ドロップキック1→2
カンナ スプラッシュ8 ×2(+4)、投×2
獅子堂 体×2、打×2
富沢  打×4
杉浦  極×4
柳生  極、打、膝十字固め5→6 ×2
白石  パ×4
金井  投×3、体
真田  パ、打、一突蹴り5→6 ×2
十六夜 パ×4
小縞  パ×4
神楽  パ×3、ドロップキック1→2
渡辺  ミサイルキック6 ×4
ちよる 攻、弱、飛、スリーパー1→3

○2月行動その他
・来日:EWA〜ハン、クライ、ロレン
    GWA〜ロゼ、ジャネット、2号
    AAC〜カラス、ジョーカー、リサ
・サイン会:三重(十六夜、柳生、真田)

○他団体
2.WARS:291AP
3.新女:258AP
4.太平洋:197AP テスト入団〜来島恵理、引退〜ロイヤル北条
5.東女:63AP スカウト入団〜ソニックナイト

 〜興行〜

『甲信越シリーズ』

○参戦レスラー
Bloody Spring:越後、杉浦、神楽、ハン、ジョーカー
Soure de Rose:ロゼ、小縞、富沢、白石
轟牙:獅子堂、柳生、真田、クライ
無所属:金井、カラス、ジャネット
外国人:ロレン、2号

〜2.3 長野〜
1.○ハン、ロレン vs ロゼ、2号×
2.○クライ vs ジョーカー×
3.×柳生、獅子堂、真田 vs 金井、ジャネット、カラス○
4.×越後、杉浦、神楽 vs 小縞、白石、富沢○

轟牙の初陣は、クライがシングルでジョーカーに借りを返したものの、
6人タッグは無所属軍に敗北スタート。
翌日行なわれるCoK再戦の前哨戦は、BSがやりたい放題で反則負け。

〜2.4 新潟〜
1.×ロレン、真田 vs 2号、ジャネット○
2.○金井、カラス vs 小縞、ロゼ×
3.○クライ、獅子堂、柳生 vs ハン、ジョーカー、神楽×

第4試合 メインイベント
 『Crystal of KIZUNA』タイトルマッチ
「『Bloody Spring』越後しのぶ&杉浦美月組
  vs
 『Soure de Rose』 富沢レイ&ノエル白石組」

中盤、越後がランニングヒップバットで白石を打ち倒し、馬乗りになりヘッドバット連打。
これで白石流血するも、越後を下から跳ね飛ばすとルドルフボンバーで吹き飛ばす。富沢にタッチ。
ここから試合展開が激しさを増す。富沢がロンギヌスで越後をリングから叩き出すと、
代わって出てきた杉浦が富沢へ間欠泉を叩き込む。
ダウンを奪うと鎌固め、さらに膝十字と富沢の足を攻め立てる。
富沢なんとか逃れて白石にタッチ。
白石アルゼンチンで杉浦を担ぎ上げるが、杉浦首に手を回してスリーパーを掛け逃れる。越後にタッチ。

越後、ここから怒涛のラッシュ。ランニングヒップバットからサムライパワーボム。
これをカウント2.8で白石が返すと、セコンドがリングに投げ入れた椅子の上で
杉浦とハイジャックパイルドライバー。
グロッキーの白石だが、なんとかカウンターで越後にルドルフボンバーを叩き込み富沢にタッチ。
突っ込んでいった越後をかわした富沢、越後にからみついてYRレボリューションで締め上げる。
ロープを掴んでエスケープした越後の、腕を蹴り上げて切り離してからもう一度YRレボリューション、
崩れた越後の今度は足を取り、マーズ・デイブレイク。
富沢の執拗なサブミッションに越後たまらず杉浦にタッチ。

杉浦も一気に飲み込もうとした富沢、ロープに走るが背後からセコンドのジョーカーがジョーカーボックスで一撃。
うつ伏せにダウンした富沢の足を杉浦が素早く掴んで、アンクルホールドで捻り上げる。
たまらずエスケープした富沢に、すかさず杉浦がバースピアー。
フォールにいくが、富沢カウント2.8でクリア。
しかし立ち上がったところに、エプロンに上ったセコンドの神楽が笑いながらブラッドパウダー投下。
視界を奪われた富沢を杉浦が背後から電光石火のバックスライド・フロムスパで丸め込み、3カウントを奪った。

○杉浦、越後 vs 白石、富沢× 20分34秒 バックスライド・フロムスパ

頭を抱えて悔しがる富沢に、見せつける様にベルトを突きつける越後。
越後「いいか、ままごとユニット。これでわかっただろう。
 貴様らはしょせん、私達がいない時にしか目立てないんだよ。大人しく前座で遊んでろ。
 柳生、次は貴様だっ! ベルトは全部、私達BloodySpringがいただいてやる。
 時代遅れの錆び付いたボロ刀、へし折ってやるから覚悟しておけ!」
越後は言いたい事を言うとマイクを投げ捨てる。
そしてリング上で、BSのメンバー達は祝杯を上げ始めたのだった。

 〜越後&杉浦組 第2代『Crystal of KIZUNA』戴冠〜

〜2.10 富山〜
1.×2号、獅子堂 vs 神楽、ハン○
2.○ロゼ、小縞 vs 金井、ロレン×
3.○ジャネット、カラス vs 富沢、白石×
4.○越後、杉浦、ジョーカー vs 柳生、真田、クライ×

CoSQ前哨第1戦はBSの勝利。

〜2.11 石川〜
1.○2号、柳生 vs ロレン、神楽×
2.×小縞、カラス vs 杉浦、ジョーカー○
3.×金井、ジャネット vs 越後、ハン○
4.×クライ、真田、獅子堂 vs ロゼ、白石、富沢○

〜2.12 福井〜
1.○白石、小縞 vs ジョーカー、神楽×
2.×ロレン、ジャネット vs 2号、クライ○
3.○富沢、ロゼ vs カラス、金井×
4.×柳生、獅子堂、真田 vs 越後、杉浦、ハン○

前哨第2戦もBSの勝利。
反則絡みとはいえ柳生が直接取られた事で、タイトルマッチに不安を残す。

〜2.17 神奈川〜
1.○富沢、小縞 vs ロレン、ジャネット×
2.○神楽 vs 2号×
3.×クライ、真田、獅子堂 vs ハン、杉浦、ジョーカー○
4.×白石、ロゼ vs カラス、金井○

第5試合 メインイベント
 『Crystal of Snow Queen』タイトルマッチ
  「『CoSQ』柳生美冬 vs 越後しのぶ」

序盤に柳生の強烈な足刀が入り、ピクリとも動かなくなった越後。
あわやKO負けかと思われたが、杉浦と神楽が散々レフェリーを撹乱、カウントを阻止。
そうする内に越後が回復。お返しとばかりにリミッターが外れたかのような強烈な攻め。
サッカーボールキック→顔面ウォッシュ→〜キックと柳生を重い蹴りで蹴りまくる。
しかし柳生もサブミッションで越後の勢いを止め、中段蹴りや足刀といったキレのある蹴りで反撃。

終盤、決めにいった越後が維新ドライバー、維新ツイスターと大技を狙うが、
手の内を知り尽くした柳生はこれらを確実に阻止。
逆に越後を何度も葬ってきた卍固めを狙おうとするが、越後ポイントを外し完全には決めさせず、
セコンドのジョーカーが投げ入れたジョーカーボックスで柳生の頭を一撃し振りほどく。
最後は柳生にランニングヒップバットを倒れるまで連発で打ち続け、力で柳生を捻じ伏せた。

×柳生 vs 越後○ 25分9秒 ランニングヒップバット→体固め

 〜越後しのぶ 第6代『Crystal of Snow Queen』戴冠〜

越後「これでわかっただろう、柳生。
 強さだとか矜持だとか、そんな物を言葉で唱えたところで、結果が出せなきゃ一緒なんだよ。
 なにが轟牙だ。ガキみたいな名前つけやがって。
 ベルトがなくなった以上、貴様らなんかただの賞味期限切れの集まりだ。
 せいぜい最強ゴッコでもしてるんだな!」
越後は一升瓶を咥えると、倒れた柳生の顔面に口に含んだ日本酒を吹きつける。
柳生をリングから蹴りだすと、
かつては名勝負数え歌と呼ばれた勝負を演じてきた相手へのリスペクトが感じられない行為に、
会場中からブーイングが起こる。
越後「うるさいぞ! 柳生は負け、私がCoSQになった。それが全てなんだよ。
 いいか貴様ら! これからも貴様らが甘やかしてる勘違い女どもを、
 私達がボコボコに叩き直してやるからな。覚悟しておけっ!」
越後はマイクを投げ捨てると、BSのメンバーを呼び入れる。
CoSQのベルトとCoKのタッグベルトを両肩に掛け、
秋田産の吟醸酒『秋田誉』を頭からジャバジャバと心地良さそうに浴びるのだった。

〜2.24 山梨〜
1.×2号、ロレン vs 小縞、ロゼ○
2.○白石、富沢 vs 真田、獅子堂×
3.○ジョーカー、ハン vs 柳生、クライ×
4.○ジャネット、カラス、金井 vs 越後、神楽、杉浦×

無所属チームが2冠王組を破り、ジャネットが越後を挑発。
BSは翌日の静岡大会での、無所属チームの殲滅を宣言する。

〜2.25 静岡〜
1.×神楽、ジョーカー vs 小縞、ロゼ○
2.○柳生、クライ vs ロレン、2号×
3.○獅子堂、真田 vs 富沢、白石×
4.○ハン、越後、杉浦 vs 金井、カラス、ジャネット×

荒れ放題のメインイベントは、最後はハンがジャネットを締め落とすという衝撃の結末に。
ジョーカーがカラスを釘付けにしている間、失神したジャネットに覆いかぶさってをかばう金井を、
BSのメンバーが全員でストンピング。
終わりの見えない陰惨な光景に観客達が顔を背けた、その時。
???「おおぉぉぉぉっ!」
何者かが叫びながらリングイン、BSの全員を蹴散らす。
それは見慣れない顔の銀髪の美女だった。
どよめく場内。美女はリング中央で見得を切る。
???「カンナスペシャルだーっ!」
美女は杉浦を逆さまに抱え上げ、頭からマットに串刺しにする。
そしてダメージの大きい杉浦をリング下に蹴り落とした。
越後「貴様っ。どういうつもりだ、カンナッ!」
越後の怒号に観客もようやく気づく。
銀髪の美女の正体は、今シリーズ欠場中の、マスクを脱ぎ捨てたカンナ神威であった。
カンナ「どうもこうも、貴方がたがあまりにつまらない事をしているから、
 イラついて出てきてしまったんですよ。
 越後さん。貴方にはヒールは向いていませんよ。
 悪ぶって暴れてみたり酒飲みキャラを作ってみても、
 マジメさがにじみ出てしまっていますからねぇ。ククク」
カンナが口端を歪めて笑う。ここで神楽がマイクを越後から奪う。
神楽「さすが、根っから性格の悪い人は言う事が違うわよねえ。
 それで? カンナさん。アンタ、何しに出てきたのよ。
 まさか、マスクを脱いだから今日からベビーなんですぅ〜、
 な〜んて恥ずかしい事、言わないわよねえ。アハハハッ」
神楽が哄笑する。
しかしカンナはそんな神楽の挑発には乗らないどころか、逆に余裕の笑みを浮かべている。
カンナ「神楽。貴方はヒールとしては、越後さんよりよほど良い資質を持っていますよ。
 私と同じくらい、性格が悪いですからね、貴方も。
 けど残念ながら、貴方は発想が貧困なようだ。
 だからいつまでも小縞に勝てないんですよ」
カンナの物言いに、カチンと来た神楽が飛びかかろうとするが、背後からハンに止められる。
カンナ「いいですか。ヒールとかベビーとか、そんなのはどうでもいいんです。
 私はただ、やりたいようにやるだけ。
 そして今は、試合が終わったのにいつまでもリング上でぐだぐだしている
 貴方達が目障りだってことですよっ。さっさと帰りなさい、バーカッ!」
カンナは口に水を含むと、吹き掛けながら黒竹刀を振り回して
BSの選手たちをリング上から追い出した。
神楽「うあっ。もう、きったないわねぇ。相手にしてらんないわ。
 さっさと帰りましょう、リーダー」
越後「ああ。だが、覚えておけ。
 私たちに歯向かうヤツは、誰だろうがそこに転がってる外人女みたいにしてやる!」
神楽の一声でBSの面々は引き上げていった。

リング上では、ぐったりしたジャネットと彼女を抱きかかえている金井、
その脇で腕組みをして立っているカラス、
そしてロープにだらりと背を預けてぼんやりと天井を見ているカンナが残された。
金井「カンナちゃん……助けに来てくれたの?」
カンナ「さっきも言ったでしょう。私はただ、あいつらが気に入らなかっただけです」
つまらなさそうに呟くカンナを、金井はじっと見つめていた。
そう。自分から先月のコントラマッチの結果を口にする事はなく、ただ見つめるだけ。
しばらく沈黙が続いたが、先に口を開いたのはカンナだった。
カンナ「……それに、先月貴方にカンナ神威が敗れたのは確かです。
 約束は守らなくてはいけませんね」
金井「それじゃあっ!」
金井の顔がパッと明るくなる。
カンナ「ですが、カンナ神威はあの時、十六夜さんにマスクを切り裂かれて消滅してしまったのです。
 ですから、ここにいるのはカンナ神威ではない。
 ……そうですね。ここにいるのは、ローカル三流レスラーの『Canna』です。
 それでよければ、力を貸してあげても構いませんよ」
カンナの言葉に、金井は立ち上がってカンナの右手を両手でギュッと握り締めた。
金井「うん、うんっ。これからよろしくね、Cannaちゃんっ」
Canna「ええ」
しっかりと握り合う二人の手に、頭を振りながら立ち上がったジャニス、
そしてカラスも手を重ねた。
Canna「……さて。こうして新しいユニットが出来た訳ですが、
 貴方達は新しいユニット名を考えていましたか。考えていないでしょう。
 そこで、私が新ユニット名を考えておきました」
他の3人の返事も聞かず、カンナは胸元から巻物を取り出した。
Canna「私達4人のユニット名、それは……『Tormenta』です!」
金井「とるめんた?」
カラス「スペイン語で『竜巻』という意味よ」
ジャネット「なるほど。私たちのスピード&スカイハイなレスリングにはピッタリネ」
3人から不満は漏れなかった。
カンナはカンナなりに、正しくこのユニットの存在意義を理解しているようだ。
Canna「では、私達4人はこれから『Tormenta』として、
 気に入らないヤツらを吹き飛ばしていきましょう。うーー!」
金井「う、う〜〜?」
両手を突き上げるカンナに、金井も戸惑いながらマネてみる。場外からは失笑がおきた。

こうして、ゆきプロの絶対ベビーフェイス・キューティー金井と
黒衣の無法者・カンナ神威改め、三流ローカルレスラーCanna、
さらにルチャの女王と褐色のマイスターによる新ユニット『Tormenta』が結成されたのだった。

 ※カンナ神威、マスクを脱ぎ『Canna』に改名
 ※『Tormenta』結成〜キューティー金井、カンナ神威、ハイサスカラス、ジャネット・クレア

〜興行結果〜
1.長野 ☆5250/5000
2.新潟 ☆7875/7500
3.富山 ☆5775/5500
4.石川 ☆4725/4500
5.福井 ☆5250/5000
6.神奈川 ☆10500/10000
7.山梨 ☆4200/4000
8.静岡 ☆8400/8000

 総支出 495AP 札止め8

カンナくんは吹っ切れたようだな。
「ええ。これで久々にユニットが4つできましたね。
 来月の雪解けタッグはどこも気合を入れてくるでしょうね」
うむ。最後こそTormentaが話題を持っていったが、
今シリーズベルトを二つ奪い一番勢いがあるのは越後くん率いるBloodySpringだ。
轟牙もSoure de Roseも煮え湯を飲まされただけに、当然その首を狙いにいくだろう。
面白くなってきたな。

○成長
十六夜−1 富沢2 金井−1 杉浦2 小縞1
真田 2down、一突蹴り5→6
越後 ドロップキック1→2
柳生 膝十字固め5→6
カンナ 2up、稲光(スプラッシュマウンテン8)
神楽 1up、ドロップキック1→2
渡辺 アローバック(ミサイルキック6)
ちよる 2up、ドロップキック1→2

〜技紹介〜
○稲光(スプラッシュ8)
ハイジャックバックブリーカーから前に落とし、顔面からマットへ叩きつける。
いわゆるブリッツェン。なかなか決まらない。
○アローバック(ミサイルキック6)
ポストから天高く飛び上がり、
リング中央に立つ相手をフットスタンプ気味の高角度ミサイルキックで
逆のコーナーまで蹴り飛ばす。
その後、起き上がるときに、ブレイクダンスのテクニックであるアローバックを決める事からこの名前に。

※カンナ神威→Cannaにリングネーム変更。それにともない、技名も変更。
 神威流裏奥義・神扇→ 神扇
 神威流奥義・神嵐→ 神嵐
 神威流秘奥義・神殺→ 神殺

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「3月」
 行動順:4 1,766AP

「社長。何をぼ〜っとしているんです?」
いや、オフィスのこの椅子に座るのもなんだか随分久しぶりな気がしてな。
具体的に言うと、3ヶ月ぶりくらいの感覚だ。
いまいち何から手をつけて良いかわからなくてな」
「しっかりしてください社長。
 今月は雪解けタッグの開催で忙しいのですから」

ああ、そうだった。
ちょうど各ユニットの陣容が定まって、面白くなってきたところだったな。
「そういえばカンナさんから、リングネームを正式に『Canna』に変更し
 これからは素顔でリングに上がるとお話がありました」

ふむ。いいんじゃないか。彼女が美人なのは愛でお墨付きだしな。

☆イベント
映画出演依頼:辞退〜富沢
CM出演依頼:獅子堂
CDレコーディング:金井
ホワイトデー
飲食店開設:秋田県

やはり地元に直営の飲食店は必要だろう。
という事でグッズショップの2Fにきりたんぽ鍋専門店を開店する事にした。
「経営にブランクがあるからって、また思いつきで勝手な事を……」

○練習メニュー
特訓:富沢、ちよる

越後  個×4
Canna 防×4
獅子堂 イ、個×3
富沢  飛×4
杉浦  極×4
柳生  個×2、腕絡み3→5 ×2
白石  チキンWフェイスロック6×3、パ
金井  イ、個×3
真田  個×4
十六夜 パ×4
小縞  パ×4
神楽  パ×4、
渡辺  極×2、パ、張り手1→2
ちよる 極×2、パ、アームホイップ1→2

○3月行動その他
来日:EWA〜ハン、クライ、ロレン
   GWA〜ロゼ、ジャネット、1号
   AAC〜カラス、ジョーカー、リサ

○他団体
1.太平洋:-112AP 参戦依頼〜ケルベロス小鳥遊
2.新女:364AP
3.東女:295AP 提携〜IWWF
5.WARS:315AP 特訓〜桜井千里

◎引退:フォクシー真帆

新女の真帆くんが引退したが……ずいぶんあっさりだったな。
もっと泣きじゃくる姿をどこかで見た気がするんだが。
大人になったという事だろうか。

 〜興行〜

『東北&関東シリーズ』

○参戦レスラー
Bloody Spring:越後、杉浦、神楽、ハン、ジョーカー
Soure de Rose:ロゼ、小縞、富沢、白石
轟牙:獅子堂、柳生、真田、クライ
Tormenta:Canna、金井、カラス、ジャネット
無所属:十六夜
外国人:ロレン、1号

〜3.3 青森〜
1.○柳生、十六夜 vs カラス、ロレン×
2.×神楽、ハン vs ロゼ、1号○
3.○獅子堂、真田、クライ vs 富沢、白石、小縞×
4.×金井、Canna、ジャネット vs 杉浦、ジョーカー、越後○

Tormentaの初陣、そしてカンナ神威のCannaとしてのデビュー戦であったが、
BSのペースに飲み込まれ、最後はテーブルの上へのサムライパワーボムで越後が金井を沈めた。

〜3.4 岩手〜
1.○杉浦 vs 十六夜×
2.×1号、獅子堂 vs ロレン、ジャネット○
3.×富沢 vs ハン○
4.○真田、柳生、クライ vs 越後、ジョーカー、神楽×
5.○カラス、Canna、金井 vs ロゼ、小縞、白石×

〜3.10 山形〜
1.△真田、ロレン vs 金井、十六夜×
2.×1号、白石 vs 神楽、越後○
3.○杉浦、ハン、ジョーカー vs ロゼ、小縞、富沢×
4.×Canna、カラス、ジャネット vs 柳生、獅子堂、クライ×

〜3.11 千葉〜
1.×神楽、美月 vs ロレン、獅子堂○
2.○十六夜、Canna vs ロゼ、1号×
3.×クライ、真田、柳生 vs 富沢、白石、小縞○
4.×金井、カラス、ジャネット vs ハン、ジョーカー、越後○

『雪解けタッグリーグ'07』開幕

※参加チーム
 Aブロック:神楽&ハン組、富沢&白石組、獅子堂&真田組、カラス&ジャネット組
 Bブロック:越後&杉浦組、ロゼ&小縞組、柳生&クライ組、Canna&金井組

〜3.17 福島〜
1.×ロレン、十六夜 vs 1号、ジョーカー○

第2試合 雪解けタッグAブロック
「『Soure de Rose』富沢レイ、ノエル白石組
  vs
 『Tormenta』ハイサスカラス、ジャネット・クレア組」

白石がパワーで押しダメージを与え、富沢がグラウンドでスタミナを奪う作戦が成功、SRが優位に。
一度はフランケンシュタイナーに切り返された新技ターキーボムを白石が二度目で成功させ、
さらに富沢がロンギヌス2連発。これはカラスがカットに成功したが、
最後は白石がアップルクロースラムでカラスをマットに沈めた。

○白石、富沢 vs ジャネット、カラス× 18分57秒 アップルクロースラム→片エビ固め

第3試合 雪解けタッグAブロック
「『Bloody Spring』ナターシャ・ハン、ブラッディ神楽組
  vs
 『轟牙』獅子堂レナ、真田美幸組」

序盤からハンがSTFで真田の足を潰しに行くなどBSのペース。
ハイジャックパイルドライバーなどで勢いに乗るも、
ハンの掌底が真田の額を割ると、真田が火の出るような反撃。
強烈な張り手でダウンさせると血塗れの頭でダイビングヘッドバット、
起き上がったところに火の玉ケンカキックで畳み掛ける。
終盤、アキレス腱固めを耐えきった真田が風林火山を決めるがカウント2.9。
ならばと代わった獅子堂がハンをポストに乗せ奥の手・千尋の谷で奈落へ投げ捨てる。
これで決まったかと思われたが、神楽がレフェリーを突き飛ばしてカウントを阻止。
これに激昂した獅子堂が向かっていった所を神楽がカウンターでシャドウスワンプに捕らえ、
マットに叩きつけた所でタイムアップとなった。

△神楽、ハン vs 真田、獅子堂△ 30分時間切れ引き分け

第4試合 セミファイナル 雪解けタッグBブロック
「『Soure de Rose』ロゼ・ヒューイット、小縞聡美組
  vs
 『Tormenta』Canna、キューティー金井組」

序盤はロゼがパワーにモノを言わせたが、CannaのJアームブリーカーの連発による執拗な腕殺しで失速。
そのまま小縞も関節地獄に引きずり込んでスタミナを奪い、
最後は黒龍脚から裏投げ、ランニングミドルキックと畳み掛けて一気に試合を決めた。

×小縞、ロゼ vs 金井、Canna○ 14分1秒 ミドルキック→体固め

第5試合 メインイベント 雪解けタッグBブロック
「『Bloody Spring』越後しのぶ、杉浦美月組
  vs
 『轟牙』柳生美冬、ドリュー・クライ組」

序盤はグラウンドの攻防メインのじっくりとした展開も、中盤から激しい打撃戦へ。
終盤、柳生が風刃連脚で越後を薙ぎ倒し、さらに代わったクライが必殺ハイキック。
越後を追い詰めもう一撃ハイキックを放とうとしたクライに、
セコンドのジョーカーがジョーカーボックスを足元に投げつけこれを阻止。
越後は杉浦にタッチ、杉浦ベリートゥベリーからレジェンド・オブ・GRでクライを絞り上げるが、
クライなんとか耐え切り、ここでタイムアップとなった。

△越後、杉浦 vs クライ、柳生△ 30分時間切れ引き分け

〜3.18 宮城〜
1.×十六夜 vs ロレン○
2.×1号 vs ジョーカー○

第3試合 雪解けタッグAブロック
「『Soure de Rose』富沢レイ、ノエル白石組(勝ち点3)
  vs
 『轟牙』獅子堂レナ、真田美幸組(勝ち点1)」

序盤から勝負に出た富沢、白石が獅子堂をスクラップバスターで叩きつけると素早くYRRに捕らえ絞り上げ、
真田にはセイントフォーで執拗な足殺しを仕掛ける。
完全にSRのペースだったが、徐々に打撃で轟牙が盛り返す。
終盤、富沢がバーニングマンダラーを真田に決めたが獅子堂なんとかカット。
しかし白石が獅子堂をリング下に叩き落すと、富沢が真田を肩車し
Wインパクト式のルドルフボンバーを叩き込み真田をマットに沈めた。

○白石、富沢 vs 獅子堂、真田× 28分39秒 Wインパクト→体固め

第4試合 雪解けタッグAブロック
「『Bloody Spring』ナターシャ・ハン、ブラッディ神楽組(1)
  vs
 『Tormenta』ハイサスカラス、ジャネット・クレア組(0)」

序盤、ハンのSTFがジャネットをガッチリ捕らえたが、
ジャネット地力で外し強引にマイスターボムで担ぎ上げてマットに叩きつける。
これで大ダメージを負いハンが戦線離脱、代わったカラスが神楽を追い込む。
ムーンサルト、Wインパクトを食らうも神楽が粘りを見せハンの回復を待つ。
しかし最後は合体パワーボムでハンを退けると、ジャネットのシャイニングウィザードから
カラスが華麗なバックドロップを見舞い、神楽をマットに沈めた。

×神楽、ハン vs ジャネット、カラス○ 18分11秒 バックドロップ→体固め

※Aブロック得点状況
勝ち点6 富沢、白石組
勝ち点3 カラス、ジャネット組
勝ち点1 獅子堂、真田組&ハン、神楽組

第5試合 セミファイナル 雪解けタッグBブロック
「『Soure de Rose』ロゼ・ヒューイット、小縞聡美組(0)
  vs
 『轟牙』柳生美冬、ドリュー・クライ組(1)」

序盤、柳生の足刀から風刃連脚の連携が小縞にモロに入り、小縞失神。
ロゼが孤軍奮闘するも、クライのハイキックがまともに入り、今度はロゼが戦線離脱。
しかしここで息を吹き返した小縞が奮闘。クライをさとみんカッターで叩きつけると、
決めにきた柳生の雷神蹴を3発受けても立ち上がり、風刃連脚にもカウント2.9で肩を上げ、
柳生に反撃のヒップアタック、さとみんボンバーを叩き込む。
しかし最後は二人共力尽き、クライがDDTからハイキックでロゼをKOした。

×ロゼ、小縞 vs 柳生、クライ○ 22分19秒 ハイキック→片エビ固め

第6試合 メインイベント 雪解けタッグBブロック
「『Bloody Spring』越後しのぶ、杉浦美月組(1)
  vs
 『Tormenta』Canna、キューティー金井組(3)」

一進一退の好勝負となったこの試合。
終盤、Cannaのカンナスペシャルから金井が抱え式バックドロップ。
フィニッシュへとロープに走った金井だが、杉浦カウンターで間欠泉を叩き込み、金井流血。
代わった越後が維新ドライバーで勝負をかけたが、カンナなんとかカット。
そのまま越後に神威を決めるも、立ち上がった越後もすかさず維新ドライバーで反撃、両者ダウン。
先に起き上がった越後が再び杉浦にタッチ。杉浦の高速ジャーマンで万事休すかと思われたが、
金井のカットが間一髪間に合う。思わずレフェリーに食ってかかった杉浦の一瞬の隙を突き、
Cannaが飛びついて神嵐を極め、電光石火の早業でギブアップをもぎ取った。

×杉浦、越後 vs 金井、Canna○ 29分25秒 神嵐

※Bブロック得点状況
勝ち点6 Canna、金井組
勝ち点4 柳生、クライ組
勝ち点1 越後、杉浦組
勝ち点0 ロゼ、小縞組

〜3.21 東京〜
1.○十六夜 vs 1号○
2.○ロレン vs ジョーカー×

第3試合 雪解けタッグAブロック
「『轟牙』獅子堂レナ、真田美幸組(1)
  vs
 『Tormenta』ハイサスカラス、ジャネット・クレア組(3)」

カラスのスピードに手を焼いた轟牙だったが、合体の打撃技でカラスにダメージを与え徐々に動きを鈍らせる。
終盤、獅子堂が獅子双掌覇、獅子王爆炎撃と一気に畳み込んだがカウント2.9。
ならばとカラスが反撃のムーンサルトプレス。
さらにジャーマンで決めにいったが、これは獅子堂が丸め込んで逃れる。
最後は真田の一突蹴りで悶絶するカラスを獅子堂がフェイスクラッシャーで押し潰し、
そのまま押さえ込んで3カウントを奪った。

○獅子堂、真田 vs ジャネット、カラス× 22分29秒 フェイスクラッシャー→体固め

第3試合 雪解けタッグAブロック
「『Bloody Spring』ナターシャ・ハン、ブラッディ神楽組(1)
  vs
 『Soure de Rose』富沢レイ、ノエル白石組(6)」

中盤、ハンのSTFに富沢が長時間捕らえられピンチに陥ったが、
白石が神楽を振り解きカットに入るとそのまま担ぎ上げてアルゼンチンバックブリーカーでハンを絞り上げる。
代わった神楽を富沢が足攻めで動きを封じ、
最後は白石のルドルフボンバーから続けて富沢が水鳥掌を決め、ハンをマットに沈めた。

×ハン、神楽 vs 白石、富沢○ 20分35秒 水鳥掌→片エビ固め

※Aブロック得点状況
勝ち点9 富沢、白石組 ☆決勝進出
勝ち点4 獅子堂、真田組
勝ち点3 カラス、ジャネット組
勝ち点1 ハン、神楽組

第5試合 セミファイナル 雪解けタッグBブロック
「『Soure de Rose』ロゼ・ヒューイット、小縞聡美組(0)
  vs
「『Bloody Spring』越後しのぶ、杉浦美月組(1)

すでに決勝進出の目は無い2チームだが、
BSのラフ殺法に怒り心頭のロゼが場外戦で越後の額を鉄柱に叩きつけかち割るなど死闘に。
終盤、ダイヤモンドインパクトで吹っ飛んだロゼに、
杉浦がポストに上がり必殺カルルスバードスプラッシュを完璧に決め、
勝負あったかと思われたが小縞執念のカット。
ならばと小縞を高速ジャーマンで引っこ抜いたが、小縞地力で返すと反撃のジャンピングDDT。
しかしここで力尽き、最後は杉浦がバースピアーで小縞を薙ぎ倒し、そのまま固めて3カウントを奪った。

○杉浦、越後 vs ロゼ、小縞× 29分4秒 バースピアー→体固め

第6試合 メインイベント 雪解けタッグBブロック
「『轟牙』柳生美冬、ドリュー・クライ組(4)」
  vs
 『Tormenta』Canna、キューティー金井組(6)」

序盤はTormentaのペースだったが、クライのハイキックでCannaが流血してから流れが一変、
打撃を軸に轟牙が巻き返す。
金井のコゴローズホーンでクライを追い込むも、
代わった柳生が合体パイルドライバー、続けて介錯・斬で金井を叩き伏せ、金井戦線離脱。
Cannaの暗き光をクライが耐え抜き、柳生の風刃連脚にクライがハイキックを合わせ、
二人掛かりでCannaを蹴り倒し、逆転で決勝進出をもぎ取った。

○柳生、クライ vs 金井、Canna× 26分43秒 風刃連脚→体固め

※Bブロック得点状況
勝ち点7 柳生、クライ組 ☆決勝進出
勝ち点6 Canna、金井組
勝ち点4 越後、杉浦組
勝ち点0 ロゼ、小縞組

〜3.24 埼玉〜
1.1号 vs ロレン×
2.×十六夜 vs ジョーカー○
3.×金井、ジャネット vs 獅子堂、真田○
4.○カラス、Canna vs 杉浦、神楽×
5.○越後、ハン vs 小縞、ロゼ×

第6試合 メインイベント
 雪解けタッグリーグ・決勝戦 「『Soure de Rose』富沢レイ、ノエル白石組
  vs
 『轟牙』柳生美冬、ドリュー・クライ組」

中盤までは仁王立ちする柳生を崩せない富沢組だったが、
タッチを繰り返し波状攻撃を仕掛け、ついには富沢がロンギヌスで柳生を退かせる事に成功。
最後は白石がターキーボムでクライを一気に粉砕した。

○白石、富沢 vs 柳生、クライ× 17分48秒 ターキーボム

 〜優勝 富沢レイ&ノエル白石組〜

〜興行結果〜
1.青森 ☆5250/5000
2.岩手 ☆5250/5000
3.山形 ☆5250/5000
4.千葉 ☆5775/5500
5.福島 ☆8400/8000
6.宮城 ☆9450/9000
7.東京 ☆11550/11000
8.埼玉 ☆15750/15000

「雪解けタッグは大激戦でしたね」
ああ。特にBブロックの逆転劇は見事だった。
完全に波に乗っていたCannaくんと金井くんを、柳生くん達が見事に止めて見せたな。
その柳生くんを退け、完全優勝を成し遂げた優勝チームも見事だった。
「興行的にも、最終戦では大会場を埋める事が出来ましたし、世間での注目度も高かったようです」

 総支出 521AP 札止め8

○成長
真田−1 十六夜−3 獅子堂−4 柳生1 杉浦1 神楽2 小縞1
渡辺 1up、張り手1→2
ちよる 4up、アームホイップ1→2

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「7年目・総括」

総括……と言ってもしばらく間が空いたのではっきりしないのが正直な所なんだが。
「そういう時に便利なのが『ゆきんこプロレスの歴史』のページです」
そうだな。ではそちらこを見ながらざっと振り返ってみると、
まずはユニットが昨年度末とは全て変わっているな。
越後くんのヒールターン、カンナくんがマスクを脱いでCannaになったりと、大きく立ち位置が変わった選手もいる。
「そして、多くの選手がちょうど今、全盛期を迎えています。
 一番充実している時期とも言えますが、数年先には大きな谷間が出来ているかもしれません」
うむ。その懸念は私も抱いている。そこを補う為の、今年の新人二人でもある。
上に追いつくまでは時間が掛かるだろうが、じっくり育ってもらいたいな。
「経営的には、大会場進出に成功しました」
ああ。雪解けタッグ決勝の市ヶ谷記念ホール興行は、不安だったがちゃんと埋める事が出来た。
この調子でドームへ進出……となるとさすがに大変そうだから、
まずは2〜3万クラスの会場を来年は埋められるようにしたいものだな。

☆団体データ
ゆきんこプロレス:17140←15670 732AP
所属選手14名
宿舎レベル4
ジムレベル3
バスレベル4
グッズショップ1
飲食店1
全国放送(ゴールデンタイム)

1.新女:20641←20569 9,253AP
2.WARS:18534←18542 7,047AP
3.東女:15187←16375 3,787AP
5.太平洋:14043←13955 1,975AP

勢いで飲食店を作ってしまい、ジムを拡張しようとしていたのを忘れていた。
「まあ、ジムが大きくなっても雇えるコーチが兼用コーチくらいしかいないんですけどね」

☆引退者
ミミ吉原、ミシェール滝、RIKKA、ロイヤル北条、フォクシー真帆

色々面倒な割にリターンが少ないので、全選手ランキングは止める事にした。
引退者は転生もあるのでチェックしておこう。

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「ゆきんこプロレス・所属選手」

カンナ神威 1189←1112 6up
越後しのぶ 1184←1159 3up
獅子堂レナ 1154←1112 2up
富沢レイ 1154←1065 6up
杉浦美月 1125←1017 11up
柳生美冬 1091←1121 ↓2down
ノエル白石 1065←951 11up
キューティー金井 1039←990 ±0
真田美幸 1018←1055 ↓5down
十六夜美響 909←983 ↓8down
小縞聡美 894←742 17up
ブラッディ神楽 817←667 15up
渡辺智美 595
星野ちよる 472

(☆はフェイバリットムーブ、◎は新技)

 ※名前だけでは技がよくわからないという人はコチラ→SIGNATURE MOVE(外部リンク)
  参考にさせて頂いているプロレス技紹介サイト。リンクフリーとの事。

☆Canna(22)
評価値:1189 HP:430
攻撃: 投B 極C パ8 打8 飛A
防御: 投7 極8 パ5 打5 飛8
筋8 器A 体9 回5 速9
シングル勝敗 41-50-0 7年度5-6-0
その他勝敗 163-159-12 7年度39-28-2
信頼A 人気C FC数13 モラル0 年俸195AP

・投げ技
払い腰 2
フロントスープレックス 3
裏投げ 5
神薙 7
Sダークネスバスター 8
神殺◎○ 9
  ・極め技
Jアームブリーカー 3
スリーパーホールド 4
デルタロック 5
タランチュラ 6
暗き光 7
神嵐 8
・パワー技
ショルダータックル 2
クローズライン 4
カンナスペシャル 6
稲光☆◎ 8  ・打撃技
掌底 2
ミドルキック 3
顔面ウォッシュ 4
クリスタルガイザー 5
黒龍脚☆ 7
・飛び技
ローリングソバット 2
ヘッドシザースホイップ 3
高速ジャンピングネックブリーカー 5
神威 7
神扇 8

 〜技解説〜
○神薙
ロープに走って相手のサイドへダッシュ、横から両足を刈るSTO。
○Sダークネスバスター
カンナの使うダークネスバスター。
名前の由来はセガのゲーム。でも未プレイ。
○神殺
雪崩式ツームストンパイルドライバー。最後の切り札。
○デルタロック
変形三角締め。
○暗き光
相手の左足をロックしての「青き光」
○神嵐
相手の死角から飛びついて高速で回転し、腕ひしぎ逆十字を極める。
○カンナスペシャル
ガンマスペシャルと同型。シュバインとは逆抱えだったような。
「カンナスペシャルだー!」とカンナが見得を切った時ほど、逆に成功率が下がると言われる。
○稲光
ハイジャックバックブリーカーから前に落とし、顔面からマットへ叩きつける。
いわゆるブリッツェン。なかなか決まらない。
○クリスタルガイザー
口に含んだ水を相手の顔面に吹きかけて目つぶし、すかさずトラースキックを叩き込むという外道技。
技名は某ミネラルウォーターから。
○黒龍脚
カウンターで決めるジャンピングハイキック。
○神威
カンナの使う捻りを加えた不知火。
WWEのケンドリックが自分の名前をつけて使ってるから、
カンナもいいんじゃないか、とふと思って。
○神扇
いわゆるセントーン・アトミコ。
美しいフォームで舞い落ちる扇の様にゆったりと落下する。
本当に神威流に伝わっているのかどうかは不明。

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『鋼のディフェンス』☆越後しのぶ(23)
評価値:1184 HP:490
攻撃: 投B 極6 パB 打B 飛6
防御: 投A 極5 パ9 打8 飛4
筋A 器4 体A 回A 速7
シングル勝敗 93-85-3 7年度10-2-0
その他勝敗 183-247-17 7年度72-70-10
信頼A 人気C FC数11 モラル6 年俸210AP
☆現CoSQ保持者

・投げ技
ボディスラム 2
水車落とし 3
ブレーンバスター 4
元祖ジャーマンスープレックス 6
維新ツイスター 8
維新竜☆ 9
・極め技
スリーパーホールド 2
片逆エビ固め 3
コブラツイスト 4
HIMEI 5
・パワー技
ヘッドバット 2
ハンマーブロー 3
ラリアット 4
パイルドライバー 5
維新ドライバー 7
サムライパワーボム 8
・打撃技
逆水平チョップ 2
ナックルパート 3
顔面ウォッシュ 4
サッカーボールキック 5
ランニングヒップバット☆ 6
真・サムライスライサー 8
・飛び技
ドロップキック 2
ヒップアタック 3
ローリングヒップアタック 5

 〜技解説〜
○維新ツイスター
いわゆる旋回式垂直落下ブレーンバスター、というかツイスター。
○維新竜
高速のドラゴンスープレックス。越後の切り札。
○HIMEI
物凄い角度の逆エビ固め。フジイさんのアレ。
○維新ドライバー
いわゆる侍ドライバー'84
○サムライパワーボム
いわゆる越中式のパワーボム
○ランニングヒップバット
前屈みになった相手の顔を、猛ダッシュして硬い腿と尻で打ち抜く技。
○真・サムライスライサー
左足を軸に、右足と体が180度になるように上体を寝かせて右足を振り上げ、
弧を描いて相手の延髄を叩き切る蹴り。
○ローリングヒップアタック
ポストからのトペコンヒーロ。背中よりは尻をぶつける。

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☆『眠れる獅子拳開祖』獅子堂レナ(22)
評価値:1154 HP:420
攻撃: 投9 極6 パ8 打B 飛A
防御: 投7 極3 パ5 打9 飛8
筋9 器5 体8 回9 速9
シングル勝敗 77-108-0 7年度11-4-0
その他勝敗 190-221-15 7年度31-28-7
信頼A 人気D FC数6 モラル6 年俸215AP
☆現CoSP保持者

・投げ技
アームホイップ 2
ボディスラム 3
ライオンドロップ4
ダブルアームスープレックス 5
ライオネスプレックス 7
千尋の谷☆◎ 9
・極め技
スリーパーホールド 2
ロメロスペシャル 3
ストレッチプラム 5
獅子顎◎ 7
・パワー技
ショルダータックル 2
ヘッドバット 3
串刺しDDT 5
ライオネスファング◎ 7
・打撃技
エルボー 2
張り手 3
串刺しバックエルボー 4
獅子王拳 5
獅子双掌覇☆ 7
獅子王爆炎撃 8
・飛び技
ドロップキック 2
ローリングソバット 3
フライングボディアタック 4
フェイスクラッシャー 5
紅蓮の矢 7
ライオンサルト 8

 〜技解説〜
○ライオンドロップ
要はバックフリップ。サモアンドロップ的な語感で。
○ライオネスプレックス
獅子堂の使うタイガースープレックス(こう書くと説明が楽だなw)
○千尋の谷
雪崩式クロスアームスープレックス。
谷底へ急転直下。厳しすぎる愛のムチ。
○獅子顎
尻餅をついている相手の背後で大きく両手を広げてから、
フェイスロック(三沢式)に捕らえる。
○ライオネスファング
獅子堂の飛びつき式のダイヤモンドカッター。
○串刺しバックエルボー
相手をコーナーにハンマースルーし、猛スピードでダッシュして背面エルボーをぶちこむ。
吉野(ドラゲー)的なムーブ。
○獅子王拳
顔面へのストレート掌底。
○獅子双掌覇
相手の懐に飛び込み、咆哮を上げながら下からの双掌打で顎を打ち抜く。
○獅子王爆炎撃
気合を込めるとコーナーポストから高く飛び上がり、
空中で一回転してから放つ打ち下ろし式のローリング掌底。
○紅蓮の矢
スワンダイブして、きりもみ式のミサイルキックを相手の胸板に突き刺す。
○ライオンサルト
セカンドロープで反動をつけてのムーンサルトプレス。ジェリコのアレ。

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☆『コスプレファイター』富沢レイ(21)
評価値:1154 HP:360
攻撃: 投8 極B パ6 打B 飛A
防御: 投4 極8 パ5 打8 飛8
筋7 器9 体8 回8 速A
シングル勝敗 51-72-0 7年度8-6-0
その他勝敗 136-189-11 7年度37-34-5
信頼A 人気C FC数5 属性ノーマル 年俸225AP
☆現CoK保持者

・投げ技
アームホイップ 2
ブレーンバスター 3
フィッシャーマンズスープレックス 5
飛竜の舞◎ 7 ・極め技
スリーパーホールド 3
片逆エビ固め 4
ロメロスペシャル 5
セイントフォー 6
YRR◎ 7 マーズ・デイブレイク 8
・パワー技
ショルダータックル 2
クローズライン 3
リバースDDT 5
・打撃技
エルボー 2
掌底 3
ミドルキック 5
ロンギヌス☆ 6
水鳥掌◎ 7
ドラグーンバレル☆ 8
・飛び技
ドロップキック 2
ローリングソバット 3
ウィッチブレイド 5
573 6
レイ-MAX 7
バーニングマンダラー 8
・その他技
スクールデイズ 4

 〜技解説〜
○飛竜の舞
富沢→すみれ→風塵流。後は、わかるな(なにが?
技としては、ジャーマン→ドラゴンの連携。
○セイントフォー
いわゆるグランドクロス200。
名前の由来は昔某声優さんが所属していたアイドルユニットから。
しかし今ではその話題は黒歴史。
○YRR
形的にはフロムジャングル。相手の両腕と足がY字になる。
イエロー・ローズ・レボリューションの略。黄薔薇革命。
○マーズ・デイブレイク
レイの使うサソリ固め。
名前は某アニメから。マーズ的なアレ。でも未視聴。
○ロンギヌス
相手の心臓を突き刺すトラースキック。
名前の由来は某アニメの零号機の槍から。レイだけに。
○水鳥掌
クレイジーサイクロン。南斗水鳥拳的なアレ。
○ドラグーンバレル
まずは左の蹴りを3発、続いて右の蹴りを3発打ち込むマシンガンキック。
名前は某ガンダムから。レイの機体のドラグーンシステム、みたいな。
○ウィッチブレイド
いわゆるスリングブレイド。名前は某アニメから。
○573
いわゆる619。名前は某ゲームメーカー。
レイのコスがRRっぽいから、そのメーカー名にちなんで。
○レイ-MAX
スワンダイブ式のフライングクロスチョップ。
元ネタは青き流星的なアレ。
○バーニングマンダラー
コーナーポストからの飛びつき高速ウラカン・ラナ。
名前の由来は某火星。
○スクールデイズ
富沢がEWA遠征で開発した丸め込み。
いわゆるmc.KZのスカイデスクールボーイ。
別に血だるまになったりはしない。

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☆『ファイティングコンピュータ』杉浦美月(20)
評価値:1125 HP:480
攻撃: 投B 極A パ7 打7 飛9
防御: 投8 極8 パ4 打5 飛8
筋9 器8 体A 回5 速9
シングル勝敗 24-92-0 7年度5-7-0
その他勝敗 121-158-12 7年度40-30-5
信頼A 人気C FC数6 モラル1 年俸195AP

・投げ技
フライングメイヤー 2
ファイヤーマンズキャリー 3
ベリートゥベリー 5
高速ジャーマンスープレックス 6
バースピアー 7
ホットスプリングスラム 8
・極め技
スリーパーホールド 3
鎌固め 4
膝十字固め 5
4の字絞首刑 6
アンクルホールド 7
レジェンド・オブ・GR 8
・パワー技
ショルダータックル 1
風車式バックブリーカー 3
ボーリングコア◎ 5
スパブレイク◎ 7
・打撃技
エルボー 2
掌底 3
スライディング顔面ドロップキック 5
間欠泉☆◎ 7
・飛び技
ドロップキック 2
ネックブリーカードロップ 3
打たせ湯 5
湯の花 7
カルルスバードスプラッシュ☆ 9
・その他技
バックスライド・フロム・スパ 5

 〜技解説〜
○バースピアー
三角飛びからのスピアー。
バースはイギリスの有名な温泉地。
○ホットスプリングスラム
いわゆるオリンピックスラム。
間欠泉ばりの瞬発力でうんぬん。
○レジェンド・オブ・GR
リバース・ステップオーバートゥーホールド・ウィズ・チキンウィングフェイスロック。
要は裏STFのFの部分をチキンウィングに。
名前の由来は杉浦曰く、
杉浦「下呂温泉の効能は全身に効くのです。
 この技で全身がホッキホキになったら、温泉に浸かって療養すると良いでしょう」
GRとしたのは、下呂をカタカナで表記するのを杉浦が嫌がった為。
○ボーリングコア
リバースハーフネルソンパイルドライバー。ぐっさんのアレ。
技名が決まってないので勝手に考えた。
 ※ボーリングコアとは
 ボーリング調査の際には、地表から到達点までの土壌をまるごと掘削機器内のパイプに
 円筒状に取り込むこともできる。そのサンプルをボーリングコアとも言う。wikiから。
○スパブレイク
形はビーチブレイク。
杉浦曰く「食らうと首が痛くなるので、温泉で休暇を取ると良いでしょう」
○間欠泉
相手に向かって後転し、倒立時に勢いをつけて足で相手の顎を蹴り上げる。
簡単に言うと、アンディの空破弾の後転版。
○打たせ湯
相手をコーナーに打ちつけ、ロープを伝って相手が背にしたコーナーに昇り、
ほぼ垂直にジャンプして相手の背中にミサイルキック、というかフットスタンプを叩き込む。
○湯の花
杉浦の使う不知火。
杉浦曰く、
「私自身を温泉の析出成分と見立て、リングという名の温泉を漂うイメージでうんぬんかんぬん……」
○カルルスバードスプラッシュ
いわゆるファイヤーバードスプラッシュ。
カルルスバードとはチェコの有名な温泉の名前。飲用でもある。
○バックスライド・フロム・スパ
杉浦曰く、コリの治る逆さ押さえ込み。原理は不明。

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☆『サムライガール』柳生美冬(26)
評価値:1091 HP:420
攻撃: 投5 極B パA 打D 飛3
防御: 投5 極8 パ6 打B 飛3
筋7 器A 体9 回A 速3
シングル勝敗 97-58-4 7年度10-1-0
その他勝敗 231-197-20 7年度38-26-5
信頼A 人気C FC数16 モラル3 年俸140AP

・投げ技
ボディスラム 1
反り投げ 3
一本背負い 4
・極め技
スリーパーホールド 3
腕絡み 3
片逆エビ固め 4
膝十字固め 6
卍固め 7 
二刀・刀狩り 8
・パワー技
ショルダータックル 2
背骨折り 3
投げ捨てパワーボム 5
武神落とし 6
介錯・斬 7
奥義・迅雷閃 8
・打撃技
手刀 2
掌底 3
中段蹴り 4
足刀☆ 6
風刃連脚 7
雷神蹴☆ 9
・飛び技
ドロップキック 1
ニードロップ 2

 〜技解説〜
○二刀・刀狩り
相手の腕を交差させ、後転しながら両腕を極める。これでもう刀が使えないとか。
○武神落とし
いわゆるサムライボム。
○介錯・斬
ファイナルカットの要領で、喉元に手刀を叩き込む危険な技。
○奥義・迅雷閃
奪取しての逆袈裟居合い斬りチョップ。首がもげそうになるほど痛い。
○風刃連脚
高速のコンビネーションハイキック。風圧で相手の額が切れる事もある。

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☆『ピュアファイター』ノエル白石(20)
評価値:1065 HP:500
攻撃: 投A 極6 パB 打8 飛9
防御: 投7 極4 パ9 打6 飛8
筋9 器4 体A 回6 速8
シングル勝敗 26-26-0 7年度11-7-0
その他勝敗 75-122-9 7年度29-38-5
信頼A 人気C FC数11 モラル2 年俸175AP
☆現CoK保持者

・投げ技
ボディスラム 2
バックフリップ 3
超滞空ブレーンバスター 5
アップルクロースラム 7
PFY◎ 8 ・極め技
スリーパーホールド 2
片逆エビ固め 3
・パワー技
ショルダータックル 2
スクラップバスター 3
アルゼンチンバックブリーカー 5
ルドルフボンバー☆ 6
ターキーボム◎ 7 ホーリーナイト☆ 9
・打撃技
逆水平チョップ 2
エルボー 3
ナチュラルハンマー◎ 5
・飛び技
ドロップキック 2
ヒップアタック 3
ダイビングギロチンドロップ 5
サンタクロースタナー 7
アドバルーンボム 8

 〜技解説〜
○アップルクロースラム
白石のリンゴを潰すほどの握力で相手にアイアンクローをかけ、
相手を爪先立ちに吊り上げてからマットに叩きつける荒技。要はアイアンクロースラム。
○PFY
おやすみポーズを決めてからのファイヤーサンダー。
PFYはプレゼント・フォー・ユーの略。
これを食らって安眠していればサンタさんがプレゼントをくれるとかくれないとか。
○ルドルフボンバー
腕を無造作にグルンと回し、ロープに走ってから繰り出す
強烈なアックスボンバーで相手の顎をかちあげる。
ルドルフとはサンタのソリを引くトナカイの内の一頭の名前。
○ターキーボム
クロスアームしてのランニングボム。つまりはサイバーボム。
○ホーリーナイト
ハイジャックバックブリーカーで担ぎ上げた相手を頭から叩き落し、
マットに落ちる瞬間に相手の両腕に飛び乗る。
技後の姿勢はキン肉ド○イバーの様な形になる。
ちなみにナイトは騎士じゃなく夜の方。ノエルだけに。
○ナチュラルハンマー
「ポン、ポン」と言いながら、風船を手で浮かせるように
相手の頭を左右から腕で殴りつける。
○サンタクロースタナー
アイアンクローを決め、無防備になった相手の腹にトーキックをぶちこんで、
前屈みなった相手の首を掴んでスタナーを決める。
○アドバルーンボム
ダイビングセントーン。
落下速度が遅く、フワリと落ちてくるが、最高到達点が高いので威力は大きい。

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☆『泣き虫アイドル』キューティー金井(21)
評価値:1039 HP:460
攻撃: 投B 極4 パ7 打9 飛A
防御: 投9 極3 パ4 打7 飛7
筋A 器4 体9 回6 速7
シングル勝敗 45-98-0 7年度8-7-0
その他勝敗 130-210-13 7年度30-28-7
信頼A 人気D FC数6 モラル3 年俸270AP

・投げ技
アームホイップ 2
ジャンボスープレックス 3
Wアームスープレックス 4
抱え式バックドロップ 5
カクテルライトスープレックス 7
どさんこドライバー 8
・極め技
スリーパーホールド 1
サーフボードストレッチ 3
・パワー技
ショルダータックル 2
ぽかぽかぱんち 3
クリオネ 5
QTX 7
・打撃技
張り手 2
エルボー 3
マウス 5
コゴローズホーン☆ 7
絶交◎ 8
・飛び技
ドロップキック 2
ギロチンドロップ 3
フライングボディアタック 5
キューティーフライ 7
ムーンスパイラルアタック 9
・その他
オリオン座◎ 5

 〜技解説〜
○カクテルライトスープレックス
ブリッジの綺麗なノーザンライトスープレックス。
決まった瞬間、観客の視線が吸い寄せられるとか。
○どさんこドライバー
金井の使うみちのくドライバーU。
○ぽかぽかぱんち
だだっこぱんちの連打。あまり効きそうにない。
○クリオネ
足を高々と振り上げてのカウンターの飛びつき式DDT。
B×Bハルクのアレ。
なんで金井ちゃんがハルクムーブなのかはわからんが、どさんこだしいいんじゃね?
○QTX
B×BハルクのFTXと同型。
QTの何がXなのかは謎。
○マウス
カウンターのサマーソルトキック。B×Bハルクのアレ。
○コゴローズホーン
シャイニング式のヒップアタック、と言っても体は捻らずに前からドーン。
名前の由来は飼っている牛の突撃っぷりから。
○絶交
泣きながら座った状態の相手の側頭部にソバットを叩き込む危険な技。
いわゆるB×Bハルクの絶縁。
○キューティーフライ
ふわりと舞い上がるかのような重力を感じさせないダイビングボディプレス。
○ムーンスパイラルアタック
捻りを加えたムーンサルトプレス。名前の由来は、某美少女戦士的なアレ。

○オリオン座
金井の入り方が独特なジャパニーズレッグロールクラッチホールド。
オリオン座に見える、と言われれば見えなくもないような、そんな形だとか。

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☆『火の玉ガール』真田美幸(23)
評価値:1018 HP:450
攻撃: 投8 極4 パA 打B 飛5
防御: 投7 極3 パ9 打8 飛4
筋9 器3 体9 回9 速5
シングル勝敗 84-89-1 7年度3-8-0
その他勝敗 244-168-26 7年度36-34-7
信頼A 人気B FC数20 モラル7 年俸94AP

・投げ技
アームホイップ 2
ブレーンバスター 3
馬脚薙ぎ 4
バックドロップ 5
一騎当千 7
甲斐の虎 9
・極め技
スリーパーホールド 1
コブラツイスト 3
・パワー技
ショルダータックル 2
ヘッドバット 3
真田大車輪 4
真田一番槍☆ 6
バサラバスター 7
風林火山 9
・打撃技
逆水平チョップ 2
張り手 3
ナックルパート 4
一突蹴り 6
火の玉ケンカキック 7
斬馬迅 9
・飛び技
ドロップキック 1
Jネックブリーカー 3
ダイビングヘッドバット 5

 〜技解説〜
○騎馬殺し
相手に向かって走りこみ、低空ダイビングラリアットで足を刈り、
相手を顔面からマットに倒れ込ませる。
○甲斐の虎
雪崩式タイガースープレックス。
○真田大車輪
高速のジャイアントスイング。終わった後にぶっ倒れるのはお約束。
○真田一番槍
猛ダッシュして叩きつけるラリアット。
○バサラバスター
エアプレーンスピンから雄叫びを上げながらのデスバレーボム。
○風林火山
ハイジャックバックブリーカーの体勢から数歩走って前に落とす。
キン肉マンの同名技とは別物。
○一突蹴り
いわゆる一角蹴り。コーナーに据えつけた相手のどてっ腹にダッシュして膝蹴りを突き刺す。
○火の玉ケンカキック
猛ダッシュして、勢い良く相手の顔を足裏で蹴り飛ばす。
たまに勢いがつきすぎて、ロープやコーナーに引っ掛かったりする。

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☆『カラミティ・クィーン』十六夜美響(28)
評価値:909 HP:420
攻撃: 投7 極5 パC 打6 飛5
防御: 投5 極4 パA 打4 飛3
筋7 器3 体9 回4 速3
シングル勝敗 149-24-0 7年度6-8-0
その他勝敗 314-98-15 7年度26-29-3
信頼A 人気B FC数12 モラル0 年俸189AP

・投げ技
ボディスラム 1
ブレーンバスター 3
Wアームスープレックス 4
逆一本背負い 6
カラミティストリーム 7
デッドエンド 9
・極め技
スリーパーホールド 1
片逆エビ固め 2
ストレッチマフラー 4
サソリ固め 5
・パワー技
ショルダータックル 1
ラリアット 2
DDT 4
スクラップバスター 5
カラミティボム 7
災厄降臨☆ 9
・打撃技
逆水平チョップ 1
ジャンピングニーパット 3
サッカーボールキック 4
クィーンズヒール☆ 6
・飛び技
ドロップキック 1
ギロチンドロップ 2
Jネックブリーカー 4
ダイビングフットスタンプ 6

 〜技解説〜
○カラミティストリーム
いわゆるHエッジ。旋回式ロックボトム。
災厄の奔流に相手を飲み込んで、とか。
○カラミティボム
ラストライドの形で高角度に抱え上げ、ジャンプと同時にマットに叩きつける。
○クィーンズヒール
助走をつけて小さくジャンプ、相手の眉間をヒールで打ち抜くように、フロントハイキックを叩き込む。
十六夜のリングブーツはヒールがついているので、特に痛い。

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☆小縞聡美(18)
評価値:894 HP:430
攻撃: 投5 極8 パA 打6 飛9
防御: 投4 極5 パ9 打5 飛6
筋5 器6 体A 回4 速6
シングル勝敗 18-19-0 7年度8-14-0
その他勝敗 52-80-6 7年度30-36-1
信頼A 人気A FC数3 モラル5 年俸130AP

・投げ技
アームホイップ 2
バックフリップ 3
・極め技
スリーパーホールド 3
コブラツイスト◎ 4
テーブルクロス◎ 6
・パワー技
ショルダータックル 2
バックスタバー 3
ジャンピングDDT 5
さとみんカッター☆ 6
ラストオーダー☆ 7
・打撃技
逆水平チョップ 2
エルボー 3
サッカーボールキック4
・飛び技
ドロップキック 2
ヒップアタック 3
さとみんボンバー 5
聡美SDXTFキックR◎ 7
 

 〜技解説〜
○テーブルクロス
腕をクロスさせてのロメロスペシャル。
○さとみんカッター
両手で相手の頭をガッチリ掴んで、溜めを作ってのダイヤモンドカッター。
○ラストオーダー
ロープに振って帰って来た相手を抱え、一回転してからのパワースラム。
○さとみんボンバー
勢い良く走りこんで滑り込むように放つ、相手の首を刈り取る様なアックスボンバー。
ダウンした相手にそのまま背中を乗せてカバー可能。
○聡美SDXTFキックR
聡美スーパーデラックスサンダーフラッシュキック・リファイン、の略。
前世(徳間版)の記憶から復活した技。RはリファインのR。
ロゼの略を無理矢理つけられた訳ではない、はず。

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☆ブラッディ神楽(18)
評価値:817 HP:390
攻撃: 投A 極7 パ9 打5 飛4
防御: 投8 極5 パ8 打3 飛3
筋9 器5 体8 回4 速3
シングル勝敗 14-33-0 7年度11-12-0
その他勝敗 40-86-1 7年度11-53-1
信頼A 人気8 FC数1 モラル0 年俸105AP

・投げ技
アームホイップ 2
ボディスラム 3
ガロンスロー 4
シャドウスワンプ◎ 6
ダウナーヘブン 7
・極め技
スリーパーホールド 2
逆エビ固め 3
ラミアンコイル◎ 6
・パワー技
ヘッドバット 2
ハンマーブロー 3
シャドーダスター◎ 5
ブラッディ333☆ 7
・打撃技
逆水平チョップ 2
・飛び技
ドロップキック 2

 〜技解説〜
○シャドウスワンプ
いわゆるコンプリートショット。
スワンプとは沼の意味。
○ダウナーヘブン
相手の両手ごと腰を抱えてのバックドロップ。受身が取れないので危険。
頭を打ってヘブン状態!となるとかならないとか。
○ラミアンコイル
ラミアの巻きつき。非常にエグイ角度の拷問コブラツイスト。
神楽の気分によってはそのまま全身を弄られるので危険。
○シャドーダスター
相手をうつぶせに叩きつける旋回式スクラップバスター。
ダスターは布巾の事。顔がマットに擦れるので痛い。
○ブラッディ333
読み方はブラッディデルタ。
相手をファイヤーマンズキャリーで抱え上げ、
相手の両手首をまとめて両手で掴むと相手を跳ね上げ、うつ伏せにマットに落とす。
一つにまとめられた両手と開かれた両足で、
マットに叩きつけられた相手の体が三角形を描いているというのがデルタの由来。多分。

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☆渡辺智美(17)
評価値:595 HP:270
攻撃: 投5 極7 パ3 打4 飛6
防御: 投3 極6 パ3 打2 飛5
筋4 器6 体6 回4 速6
 未デビュー
信頼A 人気6 FC数1 モラル3 年俸60AP

・投げ技
アームホイップ 2
ボディスラム 3
・極め技
スリーパーホールド 3
トルベジーノ 5
・パワー技
ヘッドバット 1
・打撃技
張り手 2
・飛び技
ドロップキック 2
アローバック☆◎ 6
 
 〜技解説〜
○アローバック
ポストから天高く飛び上がり、
リング中央に立つ相手をフットスタンプ気味の高角度ミサイルキックで
逆のコーナーまで蹴り飛ばす。
その後、起き上がるときに、ブレイクダンスのテクニックであるアローバックを決める事からこの名前に。

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☆星野ちよる(17)
評価値:472 HP:210
攻撃: 投2 極5 パ1 打1 飛3
防御: 投3 極5 パ8 打3 飛3
筋1 器7 体5 回5 速4
 未デビュー
信頼7 人気4 FC数0 モラル4 年俸12AP

・投げ技
アームホイップ 2
・極め技
スリーパーホールド 3
・パワー技
ちょるだーたっくる 1
・打撃技
逆水平ちよるっぷ 1
・飛び技
ドロップキック 2

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