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シャアとガルマ
SS解説で語りすぎてる気も。



シャアにとってのガルマ。
もう一人の自分。
大嫌いで大好きで憎くて愛おしいもの。
切り裂いて血肉を食らってしまいたい程の存在。
そんなイメージかと思ってます。殺してしまいたいけど、それは自殺にも等しくて、そこまでは何処か踏み切れない。
直接、怪しまれない様に殺すチャンスは幾らでもあったのに謀殺という手段を選んだのは、そういう心の中の葛藤があったからだと思ってます。



ガルマにとってのシャア。
憧憬、羨望、称賛。
本当に純粋に「友達」であって、肩を並べたかっただけだと思います。
大好きだけど、それは友達としての範囲内。抱き合ったりキスしたり扱きっこまで出来るくらいだとは思いますが、思春期だとちょっと間違うとあるかな、そう言う事も、という程度。
恋愛と友愛の区別が曖昧な頃、という少年愛な設定が萌えです。
でも、本当に何も全く気付きもしていなかったのかな、と思うと微妙かな、と。
何となく、薄々何処かがおかしい事に気付いていながらも問いただすのが怖いとか、そんな感じだったらいいなぁ。



いかにも美青年同士の耽美系カプですよね。ビジュアルも、内面も。
薔薇の花でも咲き乱れてそう。赤薔薇と紫薔薇と……想像すると笑えます。
1stTV版放送当時とかは、一番人気だったんですよね。それは、よく分かります。
現在一番メジャーな赤白は、1stだけだと考える人殆どいないでしょうからねー。
設定見るだけでも、この二人に普通はなるなぁ、と。

イセリナ嬢とのラヴロマンスも、女遊びをこなすシャアへの対抗心と、政治的思惑がメインだと思ってます。根っこの部分が。
ガルマ的には、愛していただろうと思うんですけどね。
根底部分は案外骨太にザビ家の男だと思います。
意識無意識の範囲の部分では、本当に純粋におぼっちゃまでしょうけど。



シャアが一方的に手玉に取っている様に見えて、実のところ純粋で真っ直ぐなガルマに翻弄されていたらいいなぁ、と夢。
一番荒んでいる時に、荒ませた人物の息子・弟として現れたのが悲劇。
古典的悲劇譚らしくて、昔から人はこの手のネタが大好きなんだなぁ、と思います。
この二人で幸せになることは、出来ないかな。赤白以上に。
シャアは、ガルマを否定する事でしか生きていけないだろうし。ガルマはただシャアを盲信するしかなくて、でも、そうすればする程シャアは引き裂かれていくわけで。
辛いなぁ。そう言う辺りに萌えるんですが。

結構書きながらどちらかに感情移入するんですが、ここは、ガルマだと泣きながら書いていたりします。周りから見れば、精神病んでるみたいに見えるかもなぁ。


| カプ考察 | 12:02 AM | comments (0) |










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