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リプレイ1

「サバイバーリプレイ・ケース1」

1年目
2年目
3年目
4年目前半
4年目 10〜12月
4年目 1〜3月
5年目前半
5年目後半
5年目3月〜ファイナルシリーズ
6年目前半
6年目後半
 7年目
4月
5月
6月
7・8月
9〜12月
1〜3月
 8年目
4〜6月
7〜9月
10〜12月
1・2月
幕間
3月
 9年目
4月
5月
幕間  10 11 12 13
6〜9月
幕間  10
11(2/2更新)



やあ皆さん。思い思いの団体運営をしているかね?
ウチもようやく準備が整ったよ。
開店と同時に買いに行ったらFF3の列に巻き込まれた、なんてこともあったりしてね。
まあ大きな店ではなかったから、10人弱だったけどね。
しかし、ポスターでけぇ! エロゲのポスターより一回り大きいな。

秘書「社長。話が進んでいませんが……」

大丈夫、わかってる。マジメだな井上君は。
ああ、彼女は井上霧子君。私の秘書を勤めてくれている。
ちょっとお金にシビアだが、有能な女性だ。

秘書「それは社長がギリギリの経営ばかりするから私も心配になるんです……」

う……。
ま、まあ、我が団体はまだこれからだからな。期待していてくれ。ハッハッハ。

さて。
時はプロレス戦国時代、といきたい所だが、何せ私もまだ経営のノウハウを掴めていない。
まずは軽く流そう、という事で、とりあえず年数は5年、ライバルは新女のみ。
本拠地は現住所の千葉にしてみた。
そして、我が団体の名称だが……ジャジャン!

「一番星プロレス!」

秘書「ダサッ」

こ、こら、なんて事を言うんだ井上君。

秘書「いえ……なんというか、もっと素敵な名前はなかったのですか?」

何を言う。我が師と仰ぐ堀社長の「たそがれプロレス」にちなみ、私も和の名前にしたかったのだよ。
略称はFSP。First Star Prowrestling の略だ。

秘書「その英訳、かなり怪しいんですけれど……」

仕方ないだろう。翻訳サイトを見ても載ってないんだから。勢いだよ勢い。
まあとにかく、そんなこんなで発足した我が団体の一年目の歩みをまずは振り返ってみよう。


1年目

 4月
初期APは3000。結構な額だと思っていた。
しかし私は団体運営のシビアさというものを、この時点では全くわかっていなかった。
とりあえず旗上げ予定は3ヶ月後、それまではみっちり練習。
人前に出ても恥ずかしくない団体にしなければな。

新人テストでラッキー内田、沢崎光を獲得。
新人スカウトで九州に重点を置き、伊達遥を獲得。
移籍交渉だが、フリーに石川、ミシェール、RIKKA、フレイアとまさに目白押しだったものの、
敢えて想い人、新女の越後しのぶ君へアタック。
……そして失敗orz

とりあえずやる事もないので、移動車両を拡張してみる。所属選手の信頼度が上がったぞ。
……この500APが後々自分の首を絞めることになるとは。

練習はとりあえず個性を伸ばすことに。

 5月
今月も新人テスト。近藤真琴、真田美幸を獲得。
スカウトは再び九州で行ってみたが、候補なし。
移籍交渉は再び越後へ。失敗o..rz
九州出身選手が多くなりそうなので、ローカルテレビ局と契約。

 6月
それでも越後君にアタック! ……失敗o....rz
新人テストで村上千秋、成瀬唯がリストアップ。
……が! ここで重大なミス。
初期状態では宿舎が6人しか入れないじゃないか!
先に選んだ千秋君は合格、成瀬君は見送る事に……アウチ。
慌てて宿舎を拡張、8人まで雇用可能に。
さらに、九州はもう出ないような気がしたので、関東でスカウト活動。藤原和美を獲得。

そしていよいよ旗上げ興行! タイタン有明で旗上げし、神奈川千葉埼玉と巡業。
1,000人クラスの会場で、半分以下の400人ほどしか埋められず。厳しい……。

そして、この3ヶ月で誰一人、一つの能力も成長せず。大丈夫なのかこの団体……。

 7月
一念岩をも通す。ついに越後君を説き伏せ、我が団体へ入団!
おかげで500APを切ってしまったが、まあいい。
今度は九州を中心に4興行。相変わらず実入りが悪い。
おまけに長崎では交通事故で試合ができず。なんてこった。

最終戦は観戦したものの、みな基本技しか持っていないので試合がつまらん事つまらん事。
オフィシャルでの必殺技がキャプチュードになっていた藤原なんて、
実際にはフロントスープレックスだぞ? 新人もいい所だ。
とりあえず来月は技を増やそう。そうでないとお客さんにも失礼だ。

ここにきてようやく何人かがレベルアップ!
上がる能力にイマイチ方向性は見られず。
もしかすると、デビューしないと能力上がらないのか?
だとしたら最初の数ヶ月は無駄だったのだろうか……。

 8月
沢崎がケガ。所属選手が8人だから、6人で興行は回れるものの、なんとも。
それに月4回だと収入がない、というか、赤字になる。
ここで月6回に増やしてみる。選手達には新技を取得。

 9月
技取得を選んでも、他にも自主的に練習はしているようで、
能力もいくつか伸びた。これで安心して技取得ができる。
まだ取得できてはいないものの、真田のハイキックは特殊ネームだな。
しかしドラゴンカベルナリアってなんだ? どんな技だかわからん。まあまだまだ先の話だが。
沢崎は直ったものの、千秋と藤原がケガ。藤原は少々厄介なようだ。
また6人で興行。

新女の来島君がEWAに移籍した。海外移籍もあるのか。

 10月
千秋は直ったものの、今度は内田がケガ。なんとも。
ここで思い切ってバカンスに行ってみることに。
選手の信頼度が全員99に! ……しかし誰のイベントも発生せず。シビアだ。

 11月
ここまでの興行で気づいたのだが、千人の会場に400人入るよりも、
500人の会場に400人入った方が圧倒的に利益が多い。
過去作では微々たるものという感じだったが、バカンスで赤字に転落した我が社にとっては大きな問題だ。
という事で今月からは1000人未満の会場を探して回っていくことにする。
手始めの東北、北関東シリーズだ。
秋田では越後君、栃木では藤原君の凱旋試合。共に400人台だったが。

新女にいた早瀬君がGWAへ移籍。
新女から越後君に接触があったものの、我が団体の鉄の結束は破れず。

 12月
そろそろ違った試合形式でもやろうか、と思ったがラッキーが怪我。
7人では何もできない為、普通に巡業。
新女からExタッグへのオファーも来ず。う〜む……。
年末にプロレス大賞発表。我が団体は一人も選ばれず。寂しい年末だ……。

 1月
内田君がケガから復帰。他の離脱者もおらず、これでようやく目玉興行が組める。

一番星プロレス、「新春一番星リーグ」  開催!

秘書「社長……」

い、井上君、もうネーミングのことは言わないでくれ。自分でもわかってるから。

ともかく、団体所属選手全8名、総当たりの過酷なリーグ戦だ。
今回は中部を中心に興行、初の試みだ。相変わらずどこも数百人規模だがね。


さてリーグ戦だが、序盤は伊達、越後の両選手が独走。
4日目の直接対決を伊達が制し、5日目を終えた時点で伊達5勝、越後4勝。
しかし6日目で波乱の展開が!
ここまで1勝と苦戦を強いられていた真田が、新必殺技ニーリフトで越後から勝利を奪ってしまったのだ。

メインの結果如何では最終日を待たずして優勝者が決まってしまう。
果たして!?

……あっさり、ここまで1勝の藤原から伊達がシャイニングウィザードで勝利を奪い、優勝を決めてしまった。

予断だが、最終日に藤原が越後を破り、結局越後は4勝どまりで3位に終わった。
下位に低迷した二人から取りこぼすとは、越後君は詰めが甘いようだ……。

勝ち点
伊達(A)-14
ラッキー(B)×-××××4
沢崎(C)×-×10
越後(D)×-××8
近藤(E)×××-×6
真田(F)××××-×4
藤原(G)××××-×4
千秋(C)××××-6

何の気なしにアクセントとして行ったこのリーグ戦が、
一番星プロレスの未来を明るく照らすことになるとは、まだ誰も知る由もなかった。

 2月
シングル7連戦の疲労か、沢崎がケガ。
伊達君の人気が65になっていた。これもリーグ戦優勝の効果か。
とりあえず6人で興行を行う。
藤原君のご当地栃木で初の500人越え! 定員が700人だったので、札止めにはいたらなかったが。

 3月
日本はまさに伊達フィーバー!
この月、伊達君に写真集、ファンクラブ結成、映画出演、とイベントが連続発生。
気づけば人気が82にまで達していた。
写真集でイベントのカワイイ事と言ったら、もう!

秘書「コホン」

いや失礼。しかし我が団体にもこれほどのスターが生まれるとは。
が、この月、伊達・内田・近藤・千秋と4人もケガが発生。これじゃ興行どころではない。
幸い、写真集で100AP、映画で200APの臨時ボーナスが手に入ったので、
これを使ってバカンスへ出発。

南の島では越後君が泳げないことが判明。ういヤツだ。


結局1年目にして、手元に残ったAPが21、というなんとも厳しい結果に終わった。
だが、伊達、越後と人気60越えの目玉選手が誕生し、未来は明るいぞ。

秘書「では社長、2年目の展望を」

うむ。まずは1,000人クラスの会場を埋めること。
あとは宿舎を拡張し新人を入れることだな。
一番星プロレスの躍進は、これから始まるのだ! ワハハハハ!

秘書「……私のお給料、大丈夫かしら」

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2年目

 4月
バカンス明けなので全員揃っている為、タッグリーグを開催してみる。
2連勝で大手をかけた伊達・近藤組が有利かと思われたが、
越後・真田組が最終戦に勝利し、まさかの3チーム巴戦へ!
ちなみにラッキー・千秋組は3戦全敗で唯一脱落。

1戦目 伊達が真田をシャイニングウィザードで沈め、一歩リード。
2戦目 藤原のノーザンライトからクロスボンバーで伊達が沈む。
3戦目 藤原のノーザンライトが越後を捕らえる。

結果、巴戦2連勝で藤原・沢崎組がタッグリーグを制した。

 5月
長野で800/1000達成。

 6月
沢崎ケガ。

7月
テレビ放映契約終了。九州の人気がまずまず上がったので良かったかな。
ケガの沢崎が復帰するが、真田がケガ。
越後にファンクラブ結成。
この辺で、人気値が紫になれば1,000人の会場でも8割埋められる事に気づく。
ここから少し資金繰りが楽になっていく。

 8月
真田復帰。

 9月
伊達、再び写真集撮影。

 10月
全選手元気なので、シングルトーナメント開催。
まさかワンナイトトーナメントだとは思っていなかったわ。
最終日の熊本決戦が盛り上がった。

 一回戦
1.× 越後 vs 近藤 ○
 優勝候補越後が近藤のバックブロー3連発に沈む。
2.× 沢崎 vs 真田 ○
 この時点で団体内評価値2位、タッグリーグも制している沢崎が優勢と思われたが、
 必殺のバーニングジャーマンを受けきられ、斬馬迅(ハイキック)2連発に沈んだ。
3.○ 伊達 vs 藤原 ×
 お互いの必殺技を耐え合い、最後は伊達のローリングソバットでピン。
4.○ ラッキー vs 千秋 ×
 ドラゴンスクリュー→アキレス腱固めの連発で、千秋の足を破壊。余力を残して勝利。

 準決勝
1.○ 近藤 vs 真田 ×
 お互い体力が残っていない状態で最初から打撃の打ち合い。最後はバックブローに真田が沈んだ。
2.○ 伊達 vs ラッキー ×
 体力半分以下の伊達vsほぼノーダメのラッキー。
 試合開始早々アキレス腱固めの連発で攻めるも、伊達が耐え抜き、
 起死回生のシャイニングウィザード一閃!
 その後、リング中央でのラッキークローバー(STF)も耐え抜いた伊達が、
 再びローリングソバットでピン。

 決勝
 × 近藤 vs 伊達 ○
すでに体力尽きかけの二人。先に仕掛けた近藤のバックブローを伊達がカウント2.9で返す。
そしてまさかの、必殺シャイニングウィザード!
3カウントを奪い、秋の祭典を制した。

オートで見てる方が熱い展開になるな。
伊達の驚異的な粘りが光った今大会だった。

 11月
近藤がケガ。前月の激闘のせいか。
6人で巡業するも、初めて900/1000 で満員が出た。結局3/6が満員。好調だ。

 12月
伊達が一日警察署長に。
「……誰か、逮捕しないといけない?」
ムハー! モエス。

沢崎がロードはムリというくらいの大ケガなのに、
Exタッグリーグに伊達と共に召集されてしまった。なんてこった。
ここで初めて、ケガをしても休暇を与えなければ試合に出せることに気づいた。

先月の好成績に味を占めて1500〜2000人規模の会場を狙ってみたものの、
6人、しかも伊達抜きでは半分から7割を埋めるので精一杯だった。

ちなみにExタッグリーグは2勝5敗。外国人勢が強すぎた。
vs新女は、小川・藤島組、永原・富沢組には勝利したものの、祐希子・理沙子組に完敗。
飛びCとかムリ。こっちの最高値8なのに。

プロレス大賞は相変わらずお呼びが掛からずじまいだった。

 1月
先月の強行で沢崎以外にもケガが二人。
ちょうどいいや、とバカンスに出発。
伊達のイベント発生。社長が大好きな模様。
ヘッドホンで浅川さんの囁き声はヤバイ。

 2月
昨年とは一月ずれてしまったが、今年も「新春一番星リーグ」を開催。
季節モノはずらしたくなかったんだが、先月の惨状のまま強行するわけにもいかなかったしな。

星取表をメモ取るの忘れてしまったんで、概要だけ。

最終日の時点で、1位がラッキーの6勝12点、2位が伊達の5勝10点。
最終日の直接対決に結末は委ねられた。
ラッキー、伊達の牙城を崩し、初のシングルタイトル獲得なるか!

しかし、試合は一方的に。ラッキーも何度もスリーパーを仕掛けるのだが、
回復力の高い伊達の前に目立った効果はなく、どんどん疲労していく。
切り札ラッキークローバーもロープ際ではエスケープされてしまい、最後は伊達のニーリフトに沈んだ。

同点で決着戦が同じカードで組まれたものの、展開もまた同じ。
必殺技を出す機会すらなく、伊達の完封勝ち。2年連続の優勝を収めた。
いつの間にか圧倒的に相性の悪い組み合わせになっていたらしい。

ちなみに唯一伊達に黒星をつけたのは、ライバル越後。こちらは10点で終了。
藤原はジャスティスクラッカー(キャプチュード)が一度も火を噴く事無く、
不完全燃焼のまま全敗でリーグを終えた。

 3月
沢崎が軽症を負ったものの、年末という事で思い切って8興行打ってみる。
そのうち鹿児島興行は交通事故で潰れてしまったが。
最終戦には全シリーズの因縁のカード、伊達vs越後のシングルが組まれ、福岡は超満員。
序盤から優位に展開する伊達に、
越後はサムライスライサー(延髄斬り)ブレーンバスターで後一歩まで追い込むが、
最後は伊達のノーザンライトに沈んだ。


さて、2年目の総括だが。

秘書「当初の目的の片方しか達成できませんでしたね」

うむ。その県のもっとも小さい会場で札止めを出したら1ランク上げよう、と思っていたんだが、
そうそう満員にはならないらしい。
8割埋まれば次のランクも埋められるという事に気づいてからは、だいぶ金回りもよくなってきたな。

秘書「月に150APは溜まるようになりましたし、この分なら次のステップに進めそうですね」

うむ。今度こそ宿舎拡張して新人ゲット、さらに3000人クラスの会場を借りられるように頑張ろう。

秘書「外国人選手は雇わないのですか?」

うーん、今は日本人だけで回していくのが楽しいからね。とりあえずは後回しだ。
さて、次は3年目。今度こそプロレス大賞に選ばれるぞ!

秘書「……この分ならこの仕事もしばらくは安泰ね」

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3年目

 4月
越後に写真集、伊達に映画のオファーが。当然受ける。
主力二人が出られないので、タッグリーグは翌月に開催予定。

 5月
「一番星タッグリーグ」開催。
やはりエースは強かった。近藤・伊達組が昨年の借りを返し全勝優勝。
前年度優勝の藤原・沢崎組は2勝1敗で2位、
真田・越後組が1勝2敗で3位、村上・ラッキー組は全敗で最下位。

ここにきて千秋の成長のにぶさが気になる。
筋力と投げは圧倒的なのだが、体力や防御面がからっきしのため、簡単に逆転を許してしまう。

 6月
伊達、写真集。何冊目だろう。
ようやくAPがたまったので、設備拡張。10人まで雇用可能に。
さっそく新人テストを行い、合格した小早川と真壁が入団。
小早川は立ち絵がかわいい。真壁は性格が面白い。リアクション○。

 7月
近藤にファンクラブ結成。
タッグリーグを制してから人気も上がってきたようだ。

 8月
これといったイベントはなし。順調に興行。

 9月
ラッキーと真田にファンクラブ結成。
この頃になると2千人の会場もほぼ満員に出来るようになる。
小早川、シングルで村上から初勝利。デビューしたての新人に抜かれてしまった千秋……。
評価値では100以上差はついてるんだけど。

 10月
近藤に初めての写真集のオファー。
「キックの入門書の見本」ってw 思った以上にオトコノコっぽいな性格。

資金も溜まったので設備拡張。3000人クラスの会場も使用できるようになった。
さっそく今月の東北シリーズから2500人の会場で興行を打ってみるが、
客の入りは6〜8割ほど。満員はなし。まあこんなものか。

今年で2回目となる、「秋のシングルトーナメント」開催。
近藤が写真集撮影で参加できない為、前シリーズで村上から勝利を奪っている小早川を抜擢。
初戦で越後とぶつかるも、ソバットやネックブリーカーを駆使し小気味よくぶつかっていく。
越後の受けきるスタイルともマッチしてか思ったより一方的にならなかったが、
最後は越後がDDTできっちり沈めた。

トーナメント自体は伊達が今年も制覇。
真田、越後、沢崎とメンツだけ見れば厳しく見える3連戦だったが、
前回の大会で試合が長引く事への不利を学んだのか、序盤からラッシュをかけ一方的に潰していく。
決勝こそ沢崎のバーニングジャーマンを受けたものの、
そこまでのダメージの蓄積の差か、最後は冷静にニーリフトで勝利した。

今シリーズ一番盛り上がったのは準決勝の沢崎vsラッキーか。
事実上のno.2決定戦は、場外でのラッキークローバー(STF)でラッキーが追い込むも、
リングに戻ってからのヒップアタック→バーニングジャーマンで沢崎が逆転勝利を収めた。

結局今大会も伊達の強さばかりが目立った。2番手のラッキーとも評価値で100差がついてるし。

 11月
軽症でだましだまし戦っていた藤原がついにパンクし重症。
そして小早川が何の前触れもなく、まさかのWWCAへ移籍。ナンデヤネン。
仕方がないので再び新人テスト。野村つばさと吉原泉が合格したが、野村を選択。

また新人に逃げられてはかなわんと、バカンスに出発。
真琴は南の島でもやっぱり真琴のままで、社長をKOした。

 12月
バカンスで一瞬赤字になるも、伊達・越後の写真集で黒字回復。
信頼度のアップの為につばさを励ます。反応がかわいすぎる。
エース二人が抜けた上にさらに選手を取られては興行が打てないので、Exタッグリーグは辞退。
まだトップ外人と戦えるレベルではないし。
今月の九州シリーズ、エース二人を欠いたもののどの会場でも2000人を満員に。
二人に迫る人気の近藤、ラッキーのお陰か。

今年もプロレス大賞はかすりもせず。

 1月
伊達の壁とする為、フリー外人パトリシアと契約。今月は出場せず。
中部シリーズは2000人ほぼ満員。

 2月
ラッキーが映画出演。しかし毎年恒例の、「新春一番星リーグ」は強行。
ラッキー欠場の代わりにパトリシアが参戦。初めて外の血が入った。

 1日目
近藤が伊達にまさかの勝利! 波乱を予感させる幕開け。

 2日目
台風の目になるかと思われた近藤がパトリシアに挑み、
サイクロンバックブローからSTOで追い込むも、タイガードライバーの前に沈む。
 3日目
連勝中の沢崎を伊達が破り、全勝はパトリシアのみに。

結局近藤は失速し勝ち点6でリーグを終了。
沢崎はパトリシアに破れ惜しくも勝ち点10の3位に終わる。
最終戦はパトリシアと伊達の一騎打ちとなったが、伊達の勝利でリーグは同点へ。
さらに決定戦でもパトリシアを破り、伊達遥が今大会3連覇を遂げた。

 3月
沢崎にファンクラブ結成。
APが溜まったので、3年目にして念願のFSPヘビー級ベルトを創設。
リーグ戦を制覇した伊達はもちろんとして、対戦相手に悩むものの、
やはり初のベルトは同団体内でということでパトリシアは除外。
先シリーズ不参加の為伊達と対戦していないラッキーという声も上がったものの、
評価としてもリーグ戦の成績としても申し分のない、沢崎に決定した。

タイトルマッチの入場曲、試合曲はカッコイイ。

試合は序盤から一進一退。伊達が有利に展開するも、沢崎がスープレックスで流れを引き戻す。
30分過ぎ、伊達のニーリフトからノーザンライトのお得意のムーブが決まるも、
これを返した沢崎が必殺のバーニングジャーマン。
これを伊達が2.5でかえし、沢崎が起き上がるより早くその膝に駆け上り、シャイニングウィザード炸裂!

36分57秒、シャイニングウィザードで伊達遥の勝利。
初代FSPヘビー王者に輝いた。

この東北シリーズでは軒並み2500人クラスの会場で満員を連発、
タイトルマッチもあった最終戦では宮城を3000人超満員まで埋めた。
会社としても大きな成功を収めたのだった。


さて、3年目。

秘書「今年は非常に安定した年でしたね」

うむ。興行もほぼハズレなし。念願だった団体の象徴であるベルトも新設した。
やはり最初に巻いたのは伊達君だったな。
このままいくと彼女の長期政権が続きそうだが、さてどうなるか。

秘書「タイトルマッチの間隔はどのくらいにしましょう」

団体としてのイベントである新春一番星リーグ、春のタッグリーグ、秋のトーナメントがあるから、
それ以外の月、だいたい3ヶ月間隔といったところになりそうだな。

秘書「では4年目の目標は?」

プロレス大賞はトップの外国団体と提携してエースと戦うか、、
Exタッグに乗り込んで優勝をさらいでもしないとお呼びが掛からないようだし、
とりあえずおいといて来年も内部の充実が課題かな。
さらに宿舎を大きくして選手を雇用し、大会場にも進出していけるようにしよう。
4年目を迎えた選手達が立派なスターに育った事だし、
入団したばかりの野村君や真壁君といった若手の成長にも期待だ。

秘書「選手数が多くなってケガ人が出ても興行が打てるようになったのは良いけど、
 その分バカンスに行くきっかけが少なくなったのが残念といえば残念かしらね」

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4年目

一応目安が5年の為、ここからはテーマを持って興行してみる事に。
とりあえず今年度の予定表。
 5月 タッグリーグ
 8月 シングルトーナメント
 11月 タッグトーナメントor新人が入団すれば、ジュニアリーグ。
 12月 新女、Exタッグリーグ(参加するかどうかは不明)
 2月 新春一番星リーグ

パトリシアの評価値がガックリ落ちた。800台。
伊達の壁とする為に契約したのに、100以上差がついては意味が無いな。

 4月
タイトルマッチもイベントも無いので、真壁試練の8番勝負を行う事に。
これで真壁が成長するのか、壊れるのか。真価が問われる。

・× 真壁 vs 沢崎 ○ 4分53秒 ヘッドバッド→体固め
 試合開始直後、まずは真壁の逆水平チョップ。
 これに熱くなった沢崎が、ヘッドバッドの連発からいきなりバーニングジャーマン!
 2.9で真壁が返すと拍手が湧き起こるものの、さらにヘッドバッドでフォール。
 沢崎の容赦の無さが目立った試合だった。

・× 真壁 vs 近藤 ○ 4分32秒 マッハストレート(掌底)→体固め
 手技重視の近藤はある意味真壁の理想系。
 その未来の姿を焼き付けさせるように、序盤から近藤のラッシュ。
 反撃らしい反撃も出来ぬまま、真壁はマットに沈んだ。

・× 真壁 vs ラッキー 8分2秒 ショルダータックル→体固め
 チョップやタックルで果敢に攻撃を仕掛けるもラッキーは余裕で受けきり、
 グラウンドに引き込まれてスタミナをロスしたところでショルダータックルでピン。

・× 真壁 vs 藤原 7分28秒 スクラップバスター
 手数では勝ったものの、藤原の重い一撃一撃に次第に動きが止まり、
 最後はスクラップバスターでフォール負け。

・× 真壁 vs 越後 5分18秒 掌底→体固め
 序盤からチョップの連打で押し込まれる。越後の掌底を一度は2.9で返したものの、
 二度目を返す力は残っていなかった。

・× 真壁 vs 真田  5分23秒 斬馬迅→KO
 ドロップキックを真田の顔面にぶち込むも、
 キレた真田のお返しのドロップキック、そしていきなりの必殺、斬馬迅!
 意識を失った真壁はそのままタンカで運ばれていった。

・× 真壁 vs 村上 5分6秒 ブレインシェイカー→体固め
 真壁のご当地、大分で開催。この時点ではもっとも金星を上げられる可能性のありそうな村上と対戦。
 試合自体もこれまでの前座ではなく、2戦目に組まれる。
 序盤のチョップ合戦では互角に張り合って見せたが、村上の顔面へのヘッドバッドでペースを乱され、
 最後はブレインシェイカー(直下式ブレンバスター)に沈んだ。

・× 真壁 vs 伊達 5分27秒 ノーザンライトスープレックス
 8番勝負の締めは、現チャンピオンとのシングルマッチ。
 当然のように押し込まれ、ノーザンライトスープレックスで投げられる。
 だがこれをカウント2.5で返すと、伊達より先に立ち上がり渾身のエレガントブロー(裏拳)を放つ!
 さしもの伊達もまともにヒットしたこの一撃に一瞬ぐらついたが、
 再度のモーションに入った真壁に素早く組み付き、もう一度ノーザンライトを決めた。

   試合後、伊達は「もっと練習しないと……」と小さく呟いていたが、その顔にはうっすら笑みが浮かんでいた。


このシリーズ後、真壁にわずかではあるが成長の跡が見られた。今後が楽しみである。
(実際には回復が1上がっただけだけど)

興行成績
沖縄3000○ 長崎3000○ 佐賀3000○ 熊本3000○ 鹿児島3000○ 宮崎3000○ 大分3000○ 福岡2500○

 5月
伊達、再び一日署長に。


「いつまでも良い子ちゃんと仲良しごっこはやってられないんだよ!」
村上千秋の怒声が響いたのは、今年で3回目となる一番星プロレスの最強タッグ決定戦の記者発表の席だった。

新人の入団やフリー外人との提携はあるにせよ、今年もこれまでと同じチームで開催されるものと思われたリーグ戦。
と言うのも、新春リーグや秋のトーナメントとシングルでは伊達の総ナメだった星プロのイベントだが、
タッグリーグは唯一伊達が獲得を逃した大会なのである。
一回大会で、3チームが同点で並び、巴戦で藤原が伊達からピンを奪った瞬間は今も鮮明に思い出される。
今では伊達が抜きん出た力を得ているとはいえ、やはりタッグとなればどう転ぶかわからない、
そんな期待を持たせる今大会であったから、村上の行動は予想外だった。

「……私とは、もう組めないって事?」
「ハッ、オマエだってそう思ってんだろ? 顔に書いてあんだよ!」
だが、振り返ってみれば村上の行動には頷ける部分もある。
過去2大会6戦で、村上・ラッキー内田組は全敗。勝ち星が無いのだ。
それは村上の受けの甘さやスタミナの問題が原因となっているのは彼女自身十分わかっているのだろうが、
それだけではない、納得できない部分があるのだろう。
いわゆるヒールらしいレスラーが村上しかいない星プロは、
無難に合わせられそうな内田をとりあえずの暫定パートナーに選んでいたのだろうが、
根がマジメな内田とは反りが合わない部分があったのだろう。
同期に評価でも水を空けられているこのタイミングで、村上が動くのも無理は無い。
だが、では誰が村上のパートナーとなるのか。

「村上、余計なマネはしなくていい。……社長。今年は私と村上のタッグで参戦させていただきます」
そうきっぱり言い切ったのは、越後しのぶだった。
その顔には強い意志が浮かんでいる。

他の同期と違い、元々新女の練習生だった越後は星プロの社長がその素材に惚れこみ、
本人ばかりでなく新女にも頭を下げてようやく迎え入れた選手だ。
団体の中心として引っ張っていくはずの越後が伸び悩み、
今ではトップの伊達だけではなく、沢崎や内田の後塵を拝する形になっている。
そんな自分自身への苛立ちが、厳格な彼女をして村上の誘いに乗るという行動に走らせたのか。
もし上位を狙うなら、このまま真田と組んでいた方が可能性は高いかもしれない。
それでも村上を選んだのは、越後なりの覚悟か。

「ちょ、ちょっと待てよ。じゃあオレはどうなるんだよ!」
「すまない」
「スマン、じゃないだろっ! そんなんでオレの気が済むと思ってんのかよ!」
直情型の真田が越後に食ってかかる。
元々筋の通らない事を嫌う真田がこの反応に出るのは当然だった。
ここから会見場は選手達の揉み合いで収集がつかなくなる。
「あ……あの……」
本来なら団体のトップがまとめ役になるはずだが、リング外では極端に物静かな伊達がこの状況を仕切れるはずも無く。
この日の会見は中止となり、詳細は各社にFAXで送られるという事になった。

今、私はこの手元に届いたFAX用紙を見て、興奮を覚えている。
旗上げから4年、アットホームな雰囲気で大きな波の無かった一番星プロレスが、
大きな変革を迎えるかもしれない。

一つのうねりを巻き起こした、村上・越後組。
その熱さが光る、真田・沢崎組。
冷静に勝利を狙う、近藤・ラッキー組。
正義と王者の名において平定を担う、藤原・伊達組。

村上・越後組がこのリーグを制するか、と問われれば、正直な所難しいと言わざるをえない。
だが、これまでと違った各々の心境の中、どんな試合が生み出されるのか。
旗上げからその動向を追っている自分としては、
これまでの星プロのカラーとは違ったモノが見られそうな気がして、目が話せないのである。


……というのが今週の週刊リングの記事なワケだが。

秘書「なんだか大変な事になりましたね」

うむ。ただ、私としてもこのまま同じ組み合わせで良いのかという想いはあったしね。
リベンジを狙っていた沢崎君や藤原君にはかわいそうな事をしたかもしれないが。

秘書「二人共ノリノリでしたよ。
 沢崎さんは真田さんと練習しながらしょっちゅう何か吼えているし、
 藤原さんも『悪の軍団は正義のヒロインが倒して見せます!』とか盛り上がってますし」

ハハ、あの二人らしいな。
まあ私としてはこれで興行が盛り上がってくれるのが一番だ。
開催が楽しみだよ。


そして、今月の興行。
序盤は新人の真壁・野村を交えたタッグや6人タッグでリーグ戦と重なるカードを避ける。
そして福井大会から、戦いの火蓋が切って落とされた。

 一日目
 ○真田・沢崎 vs 越後・村上×
越後が獅子奮迅の活躍。
この日の為に開発したという新技、維新ドライバー(パイルドライバー)で真田・沢崎を何度もマットに叩きつけるも、
越後への不満をぶつけるような真田の斬馬迅で越後が戦闘不能に。
代わった村上をニーリフトからコンビネーションキックでピン。

 ○藤原・伊達 vs ラッキー・近藤×
近藤のサイクロンバックブローで伊達をあわやというところまで追い込むも、
最後は藤原のノーザンライト、ジャスティスクラッカー(キャプチュード)で近藤をフォール。

 二日目
 ×真田・沢崎 vs ラッキー・近藤○
近藤のマッハストレートで真田、沢崎共に流血。
さらにタッチワークを駆使し、合体のパワーボムで真田を2.9まで追い込むも、
真田が雄叫びを上げて立ち上がり、近藤に渾身の斬馬迅を叩き込む。
しかし既に真田に意識は無く、立ち上がった近藤の、なんとボディースラムでフォール負けしてしまった。

 ○伊達・藤原 vs 越後・村上×
戦前の予想以上に、越後・村上の互いの苦手分野を補い合う戦いが流れを引き寄せる。
伊達を村上のフィッシャーマンバスターで2.8、サンドイッチラリアットで2.9と後一歩まで追い込むが、
一瞬の隙を突かれ、ノーザンライトスープレックスで3カウントを奪われた。

 三日目
ちなみにタッグリーグの間、前座では真壁vs野村のシングル3連戦が組まれていたが、 真壁の3連勝に終わる。

 ○近藤・ラッキー vs 村上・越後×
優勝へ一縷の望みを賭け、近藤が序盤から猛ラッシュ。
村上がラッキーに地獄巡り(裏投げ)を叩き込み流れを引き戻そうとするも、
最後は越後との掌底の打ち合いを制した近藤が、マッハストレートの連打で越後を沈めた。

 ○伊達・藤原 vs 沢崎・真田×
中盤まで真田の勢いが止まらず、斬馬迅、コンビネーションキックで藤原をあわやKO寸前まで追い込むも、
攻め疲れた所を合体パワーボム、さらに伊達の踵落としで逆にKOに追い込み、
結果3連勝で藤原・伊達組がタッグリーグを制した。

勝ち点
伊達・藤原(A)-
沢崎・真田(B)×-×
ラッキー・近藤(C)×-
越後・村上(D)×××-

形としては全敗に終わった村上・越後組だが、どれも紙一重で見応えのある試合内容であった。
今後この二人が現在の壁を破れるかはわからないが、
その期待を持たせる戦いぶりであったのは確かだ。

興行としても大きな成功を収めた。
愛媛3000◎ 鳥取3000○ 兵庫3000○ 大阪2000◎ 愛知3000○ 福井3000◎ 山梨3000○ 長野3000◎

 6月
前シリーズ、タッグ王者となった藤原・伊達組だが、実は二人共軽症とはいえケガを負っている。
藤原には優勝の褒美という意味も含め、ケガの完治の為に休暇を与える。
伊達にもそうしてやりたかったが、今月はタイトルマッチを控えている為、強行出場。
チャンピオンとして、一切泣き言を言わない伊達の姿は立派だ。

藤原の欠場で空いた枠を、パトリシア・ルイスの来日で埋める。
今一つ伸び悩む真田・越後・近藤・村上にそれぞれシングルマッチを組む。
格上のパトリシアにどんな戦いを見せるかが見物である。

タイトルマッチの挑戦者は、ラッキー内田に決定する。
昨年度の新春一番星リーグを欠場した為、ここしばらく伊達とのシングルは行われていない。
団体内の評価も伊達に次ぐ位置を沢崎と争っている事もあり、タイトル挑戦に誰も異論はないだろう。
沢崎もラッキーの伊達越えによる新風を期待しているようで、
今シリーズはラッキーと共闘、タイトル戦まではタッグを組んで伊達組と戦う事が多かった。

1.神奈川 3000○
 順調にまずまずの成功

2.東京 2000◎
 ×ラッキー vs パトリシア○
 ラッキーの地元への凱旋となったこの試合。
 タイトルマッチへの弾みをつける為、パトリシアとのシングル。
 一番星リーグ欠場の為初顔合わせとなった両者。
 現時点ではラッキー優勢かと思われたが、 中盤からパトリシアの掌底ラッシュで追い込まれる。
 グラウンドに引き込み、スリーパー・逆片エビ固めで流れを引き戻そうとするも、
 最後はパトリシアのフィニッシュブロー、裏拳の前に3カウント。
 タイトルマッチを前にして、暗雲が立ち込めた。

3.埼玉 3000◎
 ×真田・伊達 vs 沢崎・ラッキー○ ラッキークローバー

4.千葉 2500◎
 地元千葉での開催は、一番星リーグで健闘を称え合ったパトリシアと伊達がタッグを組む事に。
 ○伊達・パトリシア vs 沢崎・ラッキー× タイガースープレックス

5.群馬 3000◎
 ここからvsパトリシアのシングル4戦スタート。

 ×村上 vs パトリシア ○ 掌底→体固め
 受けの上手さの差か、村上の動きはほぼ封じられ、なすすべなく掌底の前に沈んだ。

 ○ラッキー・沢崎 vs 伊達・越後× フライングボディプレス

6.栃木 3000◎
 ご当地の藤原は欠場も、会場は超満員。

 ○パトリシア vs 越後× 裏拳→体固め
 序盤のパトリシアのヘッドバッド連発で越後が流血、
 流れを戻せないまま、パトリシアの裏拳に沈んだ。

 ×真田・伊達 vs ラッキー・沢崎○ バーニングジャーマン

7.茨城 3000◎
 ×パトリシア vs 真田○ 斬馬迅→体固め
 本日も流血戦。パトリシアのヘッドバッドで額を割られた真田だが、それが真田を滾らせた。
 エルボー・ステップキックでパトリシアを追い込み、フィニッシュは斬馬迅でKO。
 リーグ戦からの成長の跡を見せた。

 ○伊達・近藤 vs ラッキー・沢崎× シャイニングウィザード→体固め

8.静岡 3000○
 前回6割の入りだった静岡興行は、タイトルマッチの効果もあってかほぼ満員。

 ○真壁 vs 野村× エレガントブロー→体固め
 前座の名物となりつつあるこの試合。
 数ヶ月とはいえ先輩の壁は厚く、この日も真壁がエレガントブローで勝利。
 今シリーズ後、真壁はかなりの成長が見られており、今後の成長に期待が掛かる。

 ○近藤 vs パトリシア× コンビネーションキック→体固め
 中盤の打撃戦をステップキックで流れを掴むとマッハストレートで追い込む。
 パトリシアの反撃の裏拳をこらえた近藤が、コンビネーションキックでマットに沈めた。


 FSPヘビー級タイトルマッチ
  FSP世界王者 伊達遥 vs ヤングライオネス ラッキー内田

 序盤の競り合いの中、伊達のエルボー2連発でラッキー流血。
 そのまま優勢に試合を進める伊達に、ラッキーもグラウンドで活路を見出そうとするも流れを引き戻せず。
 このまま波乱なく終わるかと思いきや、一瞬の隙を突き、リング中央でラッキークローバーがガッチリ決まる。
 もがく伊達と逃さないラッキー。なんとか自力で振りほどいた伊達だが、かなりのスタミナを消耗。
 ラッキーがこの期を逃さずに再びテイクダウンを奪いに行くが、そこで伊達のカウンターの膝が直撃。
 動きの止まったラッキーを、ソバット、DDTと怒涛のラッシュでマットに沈め3カウントを奪った。

 ○伊達 vs ラッキー× 22分48秒 DDT→体固め
※伊達遥、初防衛成功。


序盤の攻防に差が出てしまう為、越後の逆水平、ラッキーのスリーパーに磨きをかける指導をする事に。
(レベル1→2)

越後以外は皆成長を見せた今シリーズ後だが、
一番伸びたのがチャンピオンの伊達という、なんとも皮肉な結果に終わってしまった。

 7月
藤原復帰。伊達、タイトル防衛の褒美もかねて休養。

伊達に次ぐ選手を育てる為、ちょうどいいレベルのフリー外人選手を探すと、
リストにファントムローズ1号がいた。
どうやらローズお嬢様に修行の旅へ出され、フリーで転戦しているらしい。
ちょうど沢崎・ラッキーより若干強い、というレベルなので、契約してみる事に。好みだし。

設備投資で6千人までの会場を借りれるようにした。1200AP借金。
最近の客の入りなら2ヶ月ほどで返せるだろうという事で、強行。

7月のテーマは個人闘争。
野村つばさの7番勝負(伊達休養のため挑戦はお預け)と、
各人の格上へのシングル挑戦とシングル2試合。
残りは6人タッグ、という形式で興行を組んでみた。

1.東北海道 2500○
 ○野村 vs 真壁×
 Jネックブリーカー2連発で久々に野村のシングル勝利。
 今シリーズの気合の程を証明した。

 ×村上 vs 越後○
 序盤は投げまくった村上だが次第にスタミナ切れを起こすと、
 越後が掌底ラッシュからDDTでフォールを奪った。

2.西北海道 3000○
 ×野村 vs 近藤○ 4分9秒
 果敢にドロップキックを見せるも跳ね返され、エルボーの連打からマッハストレートに沈む。

 ×村上 vs 藤原○
 序盤は藤原がパワーで圧倒、村上もスープレックスとグラウンドで盛り返すも、
 最後は藤原のノーザンライトでピン。

3.青森 2500○
 ×野村 vs 越後○ 7分52秒
 序盤のドロップキックの応酬では互角の戦いを演じるも、次第に越後のパワーに押され、
 ボディスラムは2.9で返すが、越後の裏拳の前に起き上がれず。

 ×藤原 vs 真田○
 立ち上がりは基本技の応酬が続くが、焦れた真田が斬馬迅を叩き込むと試合が動き出す。
 藤原がフロントスープレックスで投げまくりペースを掴んだかに見えたが、
 コンビネーションキックが再度藤原のこめかみを強烈に捉え、意識を刈り取った。

4.秋田 3000○
 ×野村 vs 藤原 5分27秒
 藤原のスクラップバスターは2.9で返して見せるも、最後はドロップキックに沈む。

 ×真田 vs 沢崎○
 序盤は沢崎が制するも、前日のシングルのように真田の斬馬迅が試合の流れを変える。
 ソバットでなおも追い込むが、バックを取った沢崎がお返しのバーニングジャーマン。
 これを2.5で返し、なおもニーリフトで果敢に突っ込んでいく真田だったが、
 最後は蹴り足を捕まれ、フィッシャーマンバスターに沈んだ。

5.岩手 3000○
 ×野村 vs 村上○ 5分8秒
 序盤から村上が投げまくり、なんとか野村もドロップキックで反撃するも、
 最後はブレインシェイカーで意識を飛ばされた。

 ○越後 vs ラッキー×
 パワーで押す越後をうまくいなし、ラッキーがグラウンドに引きずり込む。
 ラッキーの執拗な逆片エビ固めにパンク寸前の越後の膝だったが、
 ドラゴンスクリューにきた所をキックで切り返すと試合の流れが変わり、
 最後は維新ドライバーから裏拳で逆転勝利を収めた。

6.山形 3000○
 ×野村 vs 真田○ 7分15秒
 いきなりのドロップキックで先手を取ったものの、次第に真田の打撃に追い込まれ、
 最後はコンビネーションキックの前に敗れた。

 ×近藤 vs ラッキー○
 序盤はパワーで圧倒した近藤だが、ラッキーの執拗な脚殺しに次第に勢いを失い、
 リング中央でガッチリ決められたラッキークローバーにたまらずギブアップ。

7.福島 3000◎
 ×野村 vs ラッキー○ 6分41秒
 アームホイップ、ショルダータックルと野村が勢いを見せるも、
 リング中央でアキレス腱固めに捉えられ、必死にもがくが無念のギブアップ。

 ×沢崎 vs ファントムローズ1号○
 ドロップキック5連発など、団体内では体験したことのないスピードに翻弄される沢崎。
 それでも強引に捕まえ、バーニングジャーマン、バックドロップと跡一歩まで追い込むが、
 トドメと狙ったミサイルキックを交わされ、一瞬の隙にフランケンシュタイナーにフォールを奪われた。

※余談だが、ファントムローズのアピールシーンが美人過ぎる。惚れた。

8.宮城 3500○
 ×野村 vs 沢崎○ 6分21秒
 試合序盤は一歩も引かずに沢崎と渡り合った野村だが、やはり体力差は大きく、
 だがそのファイトに敬意を表した沢崎のバーニングジャーマンで3カウントを奪われた。
 試合後、沢崎は野村の成長に楽しそうな表情を浮かべていた。

 ○ラッキー vs ファントムローズ1号
 序盤からスピードを利用し一方的に攻めまくったローズ1号だったが、
 一瞬の隙に脚を取られグラウンドに引き込まれると、
 ラッキー渾身のラッキークローバー!
 1分以上耐え続けたローズ1号だったが、最後は無念のギブアップ。


順当な試合も多かったが皆善戦、時には番狂わせもあり、
思った以上に実力が伯仲している事を再認識させられた。

 8月
伊達復帰。近藤写真集撮影。真壁軽症。
赤字返済の為、無難なカードを組んでいく。

1.沖縄 3500○

2.長崎 4000△
 ○越後 vs 藤原×
 序盤から越後がパワーで圧倒、藤原もジャスティスクラッカーで逆襲を試みるも、
 カウント1で返すと尚も猛攻、それでも掌底、DDTを2.9で返して見せた藤原だが、
 再度の掌底の前にマットに沈んだ。

3.佐賀 3500◎

4.熊本 3500◎

5.鹿児島 4000○
 ×野村 vs 真壁○
 野村が新たに身につけたミサイルキックでカウント2.8まで追い込むも、
 反撃のエレガントブローが強烈に顎を打ち抜き、失神逆転負けを喫した。

 △越後 vs 真田△ 60分時間切れ引き分け
 壮絶な打撃戦は越後が有利に展開するもどちらも決め手に欠き、
 団体初の時間切れ引き分けとなった。

6.宮崎 3500◎

7.大分 4500◎
 ○沢崎 vs ファントムローズ1号×
 中盤、ローズ1号のバックドロップ切り返しから試合が動き出す。
 なおもフェイスクラッシャーで攻めるが、2発目を堪えると反撃のバーニングジャーマン!
 2.9で返したローズ1号だがフラフラと立ち上がった所を、
 前シリーズでかわされたミサイルキックを今度はきっちりとぶち当て、ピンフォールを奪った。

8.福岡 5000◎
 ○ラッキー vs ファントムローズ1号×
 グラウンドで攻め立てるラッキーだが徐々にスピードを生かした攻めで主導権を握り、
 ミサイルキックの連発でラッキーが流血。さらにタイガードライバーを繰り出され万事休すかと思われたがこれをキックアウト。
 朦朧としたままローズ1号の脚を取ると、流れるような動きでラッキークローバーに捉える。
 前シリーズの再現の様に、リング中央でガッチリ決まった以上ローズも耐えられず、
 2戦連続で金星を上げたラッキーだった。


ここしばらく成長が見られなかった越後が大幅にレベルアップ。
真田との死闘が何かを呼び起こしたのか。

 9月
村上、越後軽症。
タイトルマッチだが、ファントムローズ1号にシングル2連勝した実績を買い、
再びラッキー内田が挑戦者となった。

ケガ人も増えてきた為、来月はバカンスを企画。
その為今月は大きな大会にしようという事で、
パトリシア、ファントムローズ1号と2外人が来日し、初の12人興行。
裏テーマとして、ここの所成長が見られない藤原にシングル3本勝負を組む。

1.愛媛 3500◎
 ○真壁 vs 野村×
 ご当地興行にはりきる野村だったが、真壁のエルボーから掌底のラッシュに涙を飲んだ。

2.鳥取 3500◎
 前哨戦。
 ×近藤・伊達 vs ラッキー・ファントムローズ1号○ フランケンシュタイナー

3.兵庫 4000◎
 ○越後 vs 近藤×
 ヘッドバッドとエルボーの応酬も次第に越後がペースを掴み、
 掌底の連打からブレーンバスターでそのまま押し切った。

4.愛知 4500◎
 ×藤原 vs パトリシア○
 パトリシアのラッシュに防戦一方の藤原。
 蹴り足を掴みジャスティスクラッカーを叩き込むも、一発では勢いを削ぐことが出来ず、
 裏拳からラリアートでシングル初対決を黒星で終えた。

5.福井 3500○
 ×藤原 vs 真田○
 ラリアートからステップキックで流れを掴む真田。
 藤原もスープレックス、サブミッションで攻めるが、真田のニーリフトに悶絶。
 ロープに振った真田にカウンターでトペ・レベルサを食らうと、
 そのままフォール負けという珍しい幕切れとなった。

6.山梨 3500◎
 ×野村 vs 真壁○
 Jネックブリーカー2連発で追い込んだ野村だったが、
 3発目にエレガントブローをカウンターで合わされ、もんどりうって吹っ飛ぶ。
 それでもなんとか立ち上がったが、突っ込んできた真壁のショルダータックルを返す力は残っていなかった。

 ×藤原 vs 近藤○
 近藤のラッシュに押し込まれる藤原だが、キックの蹴り足をキャッチしそのままジャスティスクラッカーで投げると流れが逆転。
 スクラップバスター、ノーザンライトで後一歩まで追い込むが、近藤も雄叫びを上げてこれを返し、
 組みつきに来た藤原にカウンターのサイクロンバックブロー!
 フラつく藤原にさらにコンビネーションキックを叩き込み、KO勝ちを収めた。

7.長野 3500○
 ×真田 vs 越後○ 54分34秒。
 前回フルタイムドローに終わった二人が、真田の地元・長野で決着戦。
 越後がパワーで押し込めば真田はキレのいい打撃で返す。
 30分過ぎ、真田の斬馬迅をまともに食らうも越後は倒れずになおも掌底ラッシュ。
 その後お互い大技の応酬となったが、真田のニーリフトを耐えた越後がDDT2連発で  ようやく真田をマットに沈めた。
 実に決着まで2時間近く掛かった対戦となった。

8.大阪 6000○
 ○真壁 vs 野村×
 最終戦は真壁が全く主導権を渡さず、エルボーの連打からエレガントブローで完全勝利した。


 FSPヘビー級タイトルマッチ 伊達遥 vs ラッキー内田

序盤は打撃で押した伊達だが、蹴り足を取られてラッキークローバーを決められると、
それ自体は自力で外したもののその後ラッキーの関節地獄にはまる。
シャイニングウィザードを放つも2.9で返され、それでも足を攻め続けるラッキー。
しかし再度足を取りにいった所で、ラッキーのどてっ腹に伊達の膝がカウンターで突き刺さる。
さらにもう一発膝を叩き込み、悶絶するラッキーをフォール。
苦しみながらも2度目の防衛に成功した。

 ○伊達 vs ラッキー× 23分26秒 ニーリフト→体固め
 ※2回目の防衛に成功。


またも伊達の牙城は揺るがず、防衛成功。
シングル3連敗となった藤原がこの団体でのし上がるには、
今後は打撃への対処が課題となりそうだ(打撃防御1だし)

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 10月
物凄いイベントラッシュだった。イベントだけで750AP獲得。
マメにサイン会をやっていたお陰か、初年度入団組の人気は皆70前後あるからか。
内訳はこんな感じ。
 伊達……映画・写真集
 沢崎……映画
 千秋……ファンクラブ
 藤原……ファンクラブ・写真集・映画・一日署長
  (毎日でも一日署長やりたいらしい。カワイイヤツだw)
 真田……写真集
 真壁……重症
 野村……軽症
とまあこんな感じで。主要選手が4人も抜けては興行になるはずもなく、
ちょうどイベントもない月なのでバカンスに出発。
真田……面白すぎるぞキミw

 11月
村上・越後・真壁・野村……ケガ回復。
伊達……一日署長

今年も秋のワンナイトシングルトーナメント開催。

前シリーズの試合評価が高かった為、次のタイトル戦には真田か越後を、という声が上がる。
トーナメントとは別に、二人にそれぞれシングルの連戦を組み、その評価でタイトル挑戦権を上げようと思う。

1.静岡 3500◎

 ×真田 vs 藤原○ 13分25秒 デスバレーボム→体固め
 序盤は圧倒的に押しまくった真田だが、藤原のジャスティスクラッカーをくらい
 反撃の斬馬迅を2連続で水面蹴りで返されると完全に藤原ペースに。
 最後はデスバレーボム2連発で、前シリーズの借りを返した。

 ×越後 vs パトリシア○ 25分36秒 ギロチンドロップ→体固め
 終始攻められっぱなしだった越後だが、驚異的な粘り腰で何度もフォールを返し、
 重い一撃でいつの間にか逆にパトリシアを追い込む。
 しかし渾身の維新ドライバーが返されると、最後はギロチンドロップに屈した。

初日、両者共に黒星スタート。挑戦権奪取に暗雲が立ち込める。

2.神奈川 3500◎

 ○真田 vs パトリシア× 16分4秒 斬馬迅→体固め
 パトリシアのパワーに押し込まれた真田だったが、隙を突いての斬馬迅で逆転一発KO。

   ○越後 vs 藤原× 14分33秒 維新ドライバー→体固め
 ヘッドバットの連打で流れを掴み、掌底の連打から維新ドライバーで藤原を完封。

3.東京 4000◎

 ○越後 vs 近藤× 22分10秒 掌底→体固め
 壮絶な打撃戦となったが、越後が掌底で近藤を怯ませるとサムライスライサー一閃!
 これは2.8で返されるが、再度の掌底で近藤を沈めた。

 ×真田 vs 沢崎○ 14分33秒 バーニングジャーマン
 序盤から沢崎がペースを握る。真田も意地の斬馬迅で沢崎をふらつかせるが、
 2発目をかわされるとバックに回られ、バーニングジャーマン2連発に沈んだ。

ご当地東京でラッキー内田の凱旋試合。
 ×ラッキー vs ファントムローズ1号○ 19分17秒 フェイスクラッシャー→体固め
 序盤からスピードを殺す為に執拗に足を攻めたラッキーだったが、
 1号のスピードとパワーを駆使した動きに次第に捉えきれなくなり、
 フランケンシュタイナーはカウント2.5で返したものの、
 さらにフェイスクラッシャー2連発でマットに沈んだ。
 1号はvsラッキーシングル初勝利となった。
 (勝利者コメントで、技の1号って言っちゃったよこの人w)

4.埼玉 3500◎

 ○越後 vs 沢崎× 13分50秒 裏拳→体固め
 越後のヘッドバットで沢崎いきなり流血。その後もパワーで押し込み、掌底でダウンを奪うが、
 雄叫びと共に起き上がった沢崎がバーニングジャーマン。
 さらにバックドロップで追い討ちをかけるもカウント2.5。
 再びバックを取りに来た沢崎に越後がカウンターの裏拳を叩き込み、ピンフォールを奪った。

 ×真田 vs 近藤○ 15分12秒 サイクロンバックブロー→体固め
 打撃戦となったが次第に手数で近藤が上回り、
 真田の斬馬迅の直撃にも怯まず、さらに前に出て
 マッハストレートからサイクロンバックブローで真田を押さえ込んだ。

この時点で越後3勝、真田1勝。

5.群馬 3500◎

 ○真田 vs ラッキー× 29分13秒 斬馬迅→体固め
 序盤から手数で圧倒する真田。なんとかグラウンドに引き込もうとするラッキーに
 カウンターで斬馬迅を叩き込み、KO。

 ○越後 vs ファントムローズ1号× 15分0秒 サムライスライサー→体固め
 いきなりヘッドバッドで1号流血。ドロップキックの連打を胸で受け止め、
 重いチョップと頭突きを叩き込みなおも1号を追い込む。
 1号の切り札フランケンシュタイナーもカウント2.5で返し、
 サムライスライサーで連夜の金星を上げた。

6.栃木 4500○

 ○真田 vs ファントムローズ1号× 18分39秒 コンビネーションキック→体固め
 打撃の応酬の中、連夜のローズ流血。それでもスピードを落とさず攻めに攻め、
 フランケンシュタイナーで2.8まで追い込むが、最後は真田のニーリフトで動きが止まった所に
 コンビネーションキックを叩き込まれてKOされた。

 ×越後 vs ラッキー○ 24分2秒 ラッキークローバー
 試合は完全に越後ペース。維新ドライバー2連発でカウント2.9まで追い込む。
 グロッキー状態のラッキーが間合いを取ると、逃がさないとばかりに前に出た越後だが、
 ここでラッキーが逆に前に出てテイクダウンを奪い、リング中央でラッキークローバー!
 1分以上耐え続けた越後だったが、最後には無念のギブアップとなった。

ご当地栃木で藤原和美の凱旋試合。
 ○藤原 vs パトリシア× 17分12秒 ジャスティスクラッカー
 スープレックスの連発で主導権を握る藤原。パトリシアもヘッドバットの連発から
 掌底、裏拳とカウント2.5まで追い込むが、フィニッシュのハイキックをキャッチされると
 そのままジャスティスクラッカーを叩き込まれ、3カウントを奪われた。

 前シリーズのシングル連戦では屈辱に塗れた藤原が真田、パトリシアに借りを返し、
 今シリーズの隠れた主役となった。

※しかし今シリーズを見ると、体力と回復力の高さでどこまでも粘り勝利を引き込む、
 なんか四天王プロレスみたいな団体になってきた。
 外人はそれほどHP多くないのでその傾向がでやすいかも。

7.茨城 3500○

 ○真壁 vs 野村× 10分5秒 ヒップアタック→体固め

 ○越後 vs 真田× 40分51秒 掌底→体固め
 再びメインで組まれた因縁の試合。両者ともここまで下馬評を覆す戦いを見せている。
 この日も序盤はバチバチの打撃戦。パワーに勝る越後が押し気味の展開となる。
 DDT2連発であわやと思われたが、真田がカウント2.5で跳ねのけ、気合の咆哮と共に必殺の斬馬迅!
 これを頭で受け止めた越後が踏み止まり、反撃のサムライスライサー!
 今度こそ決まりかと思われたが真田が意地のロープエスケープ、
 さらに追い討ちの維新ドライバーも2.9で返して見せたが、
 最後は掌底のラッシュの前にとうとう力尽き、3カウントとなった。

 試合後、激戦に倒れこんでいた両者が寄り添うように立ち上がり、
 リング上で熱く抱擁、お互いの健闘を称えあう。
 この瞬間、越後が次期タイトルマッチ挑戦権を獲得し、
 タッグリーグから始まった両者のわだかまりもなくなったのだった。

挑戦者決定シングル7番勝負
 越後しのぶ 5勝2敗
 真田美雪  3勝4敗

8.千葉 3500◎

 本拠地千葉で、ワンナイトシングルトーナメント開催。

 ○真壁 vs 野村× 3分40秒 掌底→体固め

 ×村上 vs パトリシア○
 トーナメントから漏れた村上にとって絶好のアピール機会となるシングルが組まれた。
 序盤は互角に渡り合うも、パトリシアの怒涛の掌底ラッシュを止められず、
 一度は2.8で返すも再度の掌底にマットに沈んだ。

ワンナイトシングルトーナメント
 一回戦
第1試合
 ○越後 vs 藤原× 31分12秒 ブレーンバスター→体固め
 先手を取った藤原だが、徐々に越後がパワーで押していく。
 試合中盤、藤原のジャスティスクラッカーが火を噴くが、これを返すと越後の裏拳が炸裂。
 これを2.8で跳ね返し、ノーザンライトSP、デスバレーボムで逆に2.5まで追い込み、さらに再びジャスティスクラッカー!
 これが決まり手となるかと思われたが両者勢い余って場外に転落。
 場外戦で息を吹き返した越後が新技・サムライパワーボムで藤原を場外に叩きつけ、さらにヒップアタックで追い討ち。
 藤原をリング内に戻すと、トドメのサムライスライサー! が、執念でロープエスケープする藤原。
 それでも先に立ち上がった越後が垂直落下ブレーンバスターを決め、激闘に終止符を打った。
 しかし、勝者にもあまりにダメージの大きすぎたこの試合、次にどう影響するのか。

    第2試合
 ○ラッキー vs 近藤× 11分52秒 片逆エビ固め
 試合巧者のラッキー、ワンナイトトーナメントでの戦い方を熟知し、早めに勝負に出る。
 序盤からアキレス腱固めで近藤の足を極めると、近藤の打撃をかいくぐりテイクダウンを奪い、
 さらに強烈な片逆エビ固めで、余力を残したまま勝利を収める。
 1試合目とは対照的な試合となった。

第3試合
 ×沢崎 vs ファントムローズ1号○ 12分59秒 タイガードライバー
 序盤はスープレックスを連発する沢崎だが、徐々にギアを上げた1号のスピードに翻弄される。
 ドロップキックの連発から奇襲のフランケンシュタイナーは2.5で返すも、
 さらにエルボーで動きを止められてからタイガードライバー2連発でピン。
 実力を発揮できないまま、沢崎が一回戦で姿を消す事となった。

第4試合
 ○伊達 vs 真田× 11分53秒 ノーザンライトスープレックス
 終始試合のペースを握り、真田を責め続ける伊達。
 真田もニーリフトを2.8、踵落としを2.9で返すも、最後はノーザンライトSPで沈む。
 今シリーズ善戦を続けていた真田を完全に粉砕し、王者の力を見せつけた。

 準決勝
第1試合
 ×越後 vs ラッキー○ 3分36秒 片逆エビ固め
 やはり1回戦のダメージが大きすぎたか、動きの鈍い越後。
 ドラゴンスクリューをキックで切り返すなど意地は見せたものの、
 リング中央で片逆エビ固めにガッチリ捉えられると、ふりほどく余力は残っていなかった。

 ×ファントムローズ1号 vs 伊達○ 9分49秒 ニーリフト→体固め
 1回戦のダメージが残る1号に開始早々ニーリフトからノーザンライトと得意の流れを見せる伊達だが、
 それでも1号のスピードは衰えず、ドロップキックの連発からフランケンシュタイナー、
 さらにミサイルキックまで叩き込むも、最後は伊達のニーリフトから3カウントを奪われた。

 決勝戦
 ○ラッキー vs 伊達× 9分12秒 ラッキークローバー
 計算通り余力を残して勝ち上がったラッキーに対し、1号の粘りで思った以上のダメージを受けた伊達。
 が、逆に伊達はゴングと同時にギア全開、ソバット、ニーリフト、ノーザンライトで一気にラッキーを追い込み、
 トドメのサイレントウィッチ(シャイニングウィザード)!
 やはり伊達の牙城は崩れないのかと誰もが思ったその瞬間、カウント2.9でラッキーがフォールを跳ねのける!
 すると流れは一気に傾き、片逆エビ固めで何度も伊達の脚を絞り、
 おもむろにリング中央で必殺ラッキークローバー!
 これにはさしもの伊達も堪えきれずギブアップ。ラッキーが勝利を収めた。

 優勝 ラッキー内田(初)

シーズン中はファントムローズ1号、真田にシングルで連続して敗れるなど
調子が上がらないかに見えたラッキーだったが、
本人は焦点を完全にトーナメントに合わせていたようで、文句なしの見事な優勝であった。
実に伊達のシングルでの敗戦は今年2月以来、
そしてシングルのイベントでは伊達以外の初の優勝者となり、
2連続のタイトル挑戦に疑問を呈していた一部の人々にその力を見せつけた。
惜しむらくはこのタイミングで挑戦権が回ってこない事だろうか。

トーナメントだけでなく、シリーズ全体を通して内容の濃い試合が多く、
興行的にも大成功を収めた。
選手達もそれぞれ成長が見られ、特に激闘を何度も制した越後は大きく成長したようだ(4項目)。

 12月
新女からExタッグリーグへの参加要請があったが、
初のタイトル戦に向けて気勢の高まる越後君をガッカリさせるわけにもいかないので、参加は断念。
(というか3月から3ヶ月ごとにタイトル戦やれば、そりゃこうなるわな。うっかり)

裏テーマとして、先月成長が見られなかった近藤にシングル6番勝負を組む。

1.東北海道 3000◎
 ×藤原・伊達 vs ファントムローズ1号・越後○

2.西北海道 4000◎
 ×野村 vs 真壁○ 10分27秒 フロントスープレックス→体固め
 ○伊達・真田 vs 沢崎・越後×

3.青森 3000◎
 ○真壁 vs 野村× 8分47秒 掌底→体固め

 ○近藤 vs 藤原× 12分3秒 サイクロンバックブロー→体固め
 エルボーで藤原流血、追い込まれた藤原がジャスティスクラッカーを決めるも、
 即座に立ち上がった近藤がサイクロンバックブローで藤原の脳を揺らし、マットに沈めた

 ○伊達・パトリシア vs ラッキー・越後×

4.岩手 3500◎
 ○近藤 vs 真田× 18分43秒 コンビネーションキック→体固め
 序盤は押されていた近藤だが、サイクロンバックブローで真田の勢いを止める。
 マッハストレートの連打で追い込めば、真田も反撃の斬馬迅を放つが、
 これに耐えた近藤がコンビネーションキックで打撃戦を制した。

 ×パトリシア・伊達 vs 越後・ファントムローズ1号○

5.山形 4500◎
 ×野村 vs 真壁○ エレガントブロー→体固め
 ○近藤 vs パトリシア× 14分13秒 コンビネーションキック→体固め
 序盤から打撃で押す近藤。パトリシアも粘りを見せるが、
 最後はコンビネーションキックで流血KOとなった。

 ×藤原・伊達 vs 越後・沢崎○

6.福島 3500◎
 ○村上 vs 野村× 8分49秒 ブレインシェイカー→体固め
 若手のチャレンジマッチ第1戦。
 スピードを活かした攻撃で野村がペースを掴むが。片逆エビ固めで脚を殺されると動きが鈍り、
 最後はブレインシェイカーに捉えられた。

 ×近藤 vs 沢崎○ 23分2秒 バーニングジャーマン
 互角の攻防が続いたが、沢崎のヘッドバットで近藤が流血すると試合が動き出す。
 血塗れの頭で逆にヘッドバットを繰り出す近藤を捕まえ、バックドロップ、フィッシャーマンバスターを
 繰り出すもカウントは2.9。近藤がマッハストレートの連打で押し返すが、
 最後はバックを取られバーニングジャーマンでマットに沈んだ。

 ○真田・伊達 vs ラッキー・越後×

7.宮城 4500◎
 ×村上 vs 真壁○ 10分32秒 掌底→体固め
 若手チャレンジマッチ第2戦。
 完全に試合を支配され、地獄巡り(裏投げ)で沈んだかと思われた真壁だが、
 カウント2.9でこれを返すと怒涛の掌底3連発で逆転勝ち。大金星を上げた。

 ×近藤 vs ラッキー○ 15分24秒 ラッキークローバー
 序盤からエルボーでラッキー流血、その後も押しまくる近藤が勢いに乗り勝利するかと思われたが、
 ラッキーが一瞬の隙を突いてラッキークローバーを極める。
 が、これはロープに近く、近藤がエスケープに成功。
 しかしラッキーが素早く起き上がると近藤をフロントスープレックスでリング中央に放り投げると、
 再びラッキークローバ−! 今度は逃がさないとばかりに強烈に締め上げ、近藤からギブアップを奪った。

 ×パトリシア・伊達 vs 真田・越後○
 前哨戦は4勝3敗と越後が勝ち越し。
 しかし伊達は越後から2度ピンフォールを奪っている。

8.秋田 4000◎
 ○真壁 vs 野村× エレガントブロー→体固め
 今シリーズ真壁の4戦4勝となった。

 ×村上 vs パトリシア○ 10分8秒 掌底→体固め
 パワーで圧倒するパトリシアに対し、村上もフロントスープレックスの連発で反撃に出るも、
 最後は掌底のラッシュの前に3カウントを奪われた。

 ×近藤 vs ファントムローズ1号○ 14分3秒 フェイスクラッシャー→体固め
 スピードで圧倒する1号が近藤に全くペースを握らせず、
 フェイスクラッシャー2連発で近藤を沈めた。

 結局近藤のシングル6連戦は3勝3敗、まずまずの結果に終わった。


 FSPヘビー級タイトルマッチ 伊達遥 vs 越後しのぶ

序盤は一方的に押しまくられる越後。
しかし伊達のニーリフトを堪えてサムライスライサーを叩き込むと反撃に転じる。
エルボーを叩き込み、伊達のタイガースープレックスを前方回転エビ固めで切り返し、
フランケンシュタイナーもカウント2.8で跳ねのけて見せたが、
最後は伊達のニーリフトで3カウントを聞くこととなった。

 ○伊達 vs 越後× 21分1秒 ニーリフト→体固め
 ※伊達、3回目のタイトル防衛に成功

☆成長の記録
 越後 2 近藤 6 伊達 1 藤原 3 ラッキー 1
シングル連戦を戦い抜いた近藤が大きく成長、初のタイトル戦を経験した越後も成長が見られた。

相変わらずプロレス大賞は受賞者なしと、我が道を行く団体。

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 1月
越後……写真集
野村……軽症

返済は十分出来そうだし、2000APを越えるとよく空き巣が入ると他団体の社長から
話を聞いたので、借金して宿舎拡張。何事もなければ2ヶ月で完遂できるだろう。

さて、12人雇えるようになったので、新人テストで北条沙希、新人スカウトで滝翔子が入団。
(二人共入団時点でつばさより評価値高いよ……)

今月のテーマは藤原のシングル連戦による育成と、デビュー組を含めた若手内の競争。
さっさとデビューしないと成長しないってのは旗上げ組の時に実感してるからな。

1.沖縄 4000○
 ×野村 vs 滝○ 時間記録ミス ミサイルキック→体固め
 滝のデビュー戦。空中殺法の打ち合いという華やかな試合展開だったが、
 滝のミサイルキックで3カウント。デビュー戦で見事勝利を飾った。

 ○真壁 vs 北条× 6分27秒 エレガントブロー→体固め
 技の応酬となったが、最後はエレガントブローでピン。
 またも大人気なさを発揮した真壁だったw

 ○藤原 vs パトリシア× 10分3秒 ノーザンライトスープレックス
 序盤からパワーで押し込んだ藤原が、スクラップバスター2連発から
 ノーザンライトスープレックスで3カウントを奪った。

2.長崎 4000○
 ×野村 vs 北条○ 6分6秒 タイガードライバー
 野村、新人相手に2連敗……。

 ○真壁 vs 滝× 8分0秒 エレガントブロー→体固め

 ○藤原 vs 真田× 13分33秒 片逆エビ固め
 (うっかり観戦し忘れた……)

3.佐賀 4000○
 ×北条 vs 滝○ 9分48秒 アームホイップ→体固め
 ×野村 vs 真壁○ 4分50秒 エレガントブロー→体固め

 ×藤原 vs 近藤○ 14分49秒 マッハストレート→体固め
 終始打撃で押した近藤。藤原もジャスティスクラッカーで一矢報いるが後が続かず、
 近藤のラッシュの前に敗れた。

4.熊本 4000◎
 ○藤原 vs 村上× 10分50秒 ドロップキック→体固め
 投げの技術では上回る村上だが体力負けし、
 地獄巡りを決めるなど意地は見せるものの、最後はドロップキックで3カウントを奪われてしまった。

5.鹿児島 4000○
 ×野村 vs 滝○ 6分57秒 ミサイルキック→体固め
 ×真壁 vs 北条○ 7分38秒 タイガードライバー

 ×藤原 vs ラッキー○ 13分20秒 アキレス腱固め
 序盤から執拗に足狙いにきたラッキーに、藤原も足の踏ん張りが利かなくなり投げの威力が半減、
 リング中央でアキレス腱固めを極められギブアップとなった。

6.宮崎○
 ○野村 vs 北条× 8分3秒 アームホイップ→体固め
 野村、今シリーズシングル初勝利。
 ×滝 vs 真壁○ 掌底→体固め

 ○藤原 vs 沢崎× 22分1秒 ジャスティスクラッカー。
 凄まじい激戦となったこの試合。
 気合の入った藤原は、序盤からパワーで沢崎を押し込んでいく。
 が、バックの取りあいから沢崎に強引にバーニングジャーマンでぶっこ抜かれ、さらにバックドロップ。
 デスバレーボム、ジャンピングニーを狙うもことごとく切り返され、万事休すかと思われたが、
 逆にバーニングジャーマンを前方回転エビ固めで切り返すと、ジャスティスクラッカー2連発!
 しかしこれを沢崎が2.9で返し、逆襲のフィッシャーマンバスター!
 だが根性でカウント2.9でクリアすると、3度目の正直のジャスティスクラッカー!
 元タッグパートナー同士の意地の張り合いとなったこの試合は、
 今シリーズの主役である藤原が制したのだった。

  7.大分 5500○
 ○北条 vs 滝× 8分20秒 ヘッドバット→体固め
 ○真壁 vs 野村× 6分39秒 エレガントブロー→体固め

  8.福岡 5000◎

新人シングル6戦の結果、真壁5勝、北条・滝3勝、野村1勝
先輩として苦い結果になってしまった野村。しかしタッグでは2連勝。

藤原、シングル6戦で4勝2敗。評価以上の戦いを見せた。

☆成長の記録
 真田 3 藤原 3 真壁 1
シングルマッチで勝ち越した藤原に成長の跡が見られた。

 2月
ラッキー……映画

現状の借金返済のため、内田君の映画出演を受ける。
その為2年連続で新春一番星リーグ不参加となってしまった。
参加メンバーは、伊達、ファントムローズ1号、沢崎、越後、真田、近藤、藤原、村上

1.愛媛 4000◎
 ×野村 vs 北条○ 8分38秒 ボディスラム→体固め
 ×真壁 vs 滝○ 8分53秒 ローリングソバット→体固め

2.鳥取 4000☆(初の超満員札止め)
 ×野村 vs 滝○ 7分10秒 ショルダータックル→体固め
 ○真壁 vs 北条 10分18秒 エレガントブロー→体固め
 粘る北条に計3発エレガントブローを叩き込んだ真壁。

リーグ戦一日目
 ○藤原 vs 村上× 8分4秒 ノーザンライトスープレックス
 地獄巡りを食らうも、冷静に立て直した藤原の順当勝ち

 △沢崎 vs 越後△ 30分時間切れ引き分け
 終盤、勝負に出た越後のサムライスライサーがヒット、
 トドメのサムライパワーボムを沢崎がウラカンラナで切り返し、
 コブラツイストで締め上げたがふりほどく越後。
 DDTから再度コブラツイストを極めた沢崎だが越後がロープまで逃げ延び、ここで時間切れ。
 両者共に痛い勝ち点1となった。

 ○ファントムローズ1号 vs 真田× 10分39秒 タイガードライバー
 スピードで圧倒した1号が真田にペースを渡す事無く、
 最後はフェイスクラッシャーからタイガードライバーで3カウントを奪った。

 ○伊達 vs 近藤× 18分40秒 ニーリフト→体固め
 序盤から圧倒する伊達に近藤もサイクロンバックブローで反撃に出るが、
 伊達の勢いは止まらず踵落とし、ニーリフト、ノーザンライトSP、ニーリフトと
 怒涛の攻めで粘る近藤をねじ伏せた。

3.兵庫 5000☆
 ○北条 vs 滝× 7分41秒 ヘッドバット→体固め
 ×真壁 vs 野村○ 10分51秒 エルボー→体固め

2日目
 ○近藤 vs 村上× 10分33秒 ヘッドバット→体固め
 打撃で押しまくった近藤がそのままねじ伏せた。

 ×沢崎 vs 藤原○ 23分41秒 ジャスティスクラッカー
 評価以上に互角となるこのカード。
 この日も中盤、沢崎のミサイルキック、ヒップアタックで攻め込んだが、
 藤原もノーザンライトSP2連発で応戦。
 コブラツイストで締め上げ、ロープにエスケープした藤原を沢崎がフィッシャーマンバスターで投げるが
 これを藤原気力で返し、必殺のジャスティスクラッカー!
 前シリーズに続き、NO.2評価の沢崎に2連勝して見せた。

 ×ファントムローズ1号 vs 越後○ 15分14秒 掌底→体固め
 序盤はドロップキックの雨あられだったが越後は全て胸板で跳ね返し、
 重いヘッドバットでいつの間にか逆に追い込むと掌底のラッシュで1号を押さえ込んだ。

 ○伊達 vs 真田× 10分34秒 ノーザンライトスープレックス
 エルボーの打ち合いを制し主導権を握った伊達は、ノーザンライト2連発からDDT2連発。
 それでもフォールを返す真田を、さらにニーリフトからノーザンライトでマットに沈めた。

勝ち点4 伊達・藤原
勝ち点3 越後

4.愛知 5000☆
3日目
 ○近藤 vs 藤原× 15分31秒 コンビネーションキック→体固め
 打撃への対処が苦手な藤原を、近藤がマッハストレートの連打で追い込んでいく。
 それでも逆にジャスティスクラッカーを決め意地は見せるも、最後はコンビネーションキックの前に沈んだ。

 ○ファントムローズ1号 vs 沢崎× 15分27秒 フランケンシュタイナー
 スピードで圧倒する1号がミサイルキックの連発からタイガードライバーで追い込む。
 沢崎も急角度のバックドロップで反撃、再度組みつこうとした所で
 フランケンシュタイナーを決められ、3カウントを奪われた。

 ○伊達 vs 越後× 17分57秒 ノーザンライトスープレックス
 序盤は押し込まれた越後だが、一瞬の隙をついてサムライスライサーを叩き込み活路を開くと、
 DDT、ブレーンバスターで攻め立て、伊達のフランケンシュタイナーもパワーボムで切り返す。
 が、ここから王者伊達が底力を見せ、新技・STO2連発からストレッチプラムまで繰り出し、
 最後はノーザンライトSPでなんとか勝利を手に入れた。

勝ち点6 伊達
勝ち点4 ローズ・近藤・藤原

5.福井 5000☆
 ○北条 vs 野村× 7分31秒 ボディスラム→体固め
 ×真壁 vs 滝○ 9分47秒 ローリングソバット→体固め
 滝のミサイルキックを2.9、ラリア−トも2.9で返した真壁だが、
 最後はローリングソバットの前に敗れた

4日目
 ○真田 vs 藤原× 11分29秒 斬馬迅→体固め
 打撃でペースを握られた藤原だが、ジャスティスクラッカーを決め流れを奪うと、
 フロントスープレックス、ショルダータックルと攻め立てる。
 なおも突っ込んできた藤原に真田の斬馬迅がカウンターヒット!
 フラつきながらも2発目を水面蹴りで切り返してみたが、さらに3発目を叩き込まれ3カウントを奪われた。

 ○越後 vs 村上× 8分46秒 掌底→体固め
 終始パワーで圧倒した越後が、維新ドライバーから掌底でマットに沈めた。

 ○ファントムローズ1号 vs 近藤× 10分11秒 フランケンシュタイナー
 打撃で押す近藤にローズがカウンターのフランケンシュタイナーを決め流れを変えると、
 スクラップバスター、タイガードライバーの連発で近藤を追い込む。
 近藤もサイクロンバックブローで反撃、STOを2.8、フランケンシュタイナーを2.9で返すが、
 再度のフランケンシュタイナーを返すことは出来なかった。

 ○伊達 vs 沢崎× 15分14秒 ノーザンライトスープレックス
 攻め続ける伊達に追い込まれた沢崎はなんとかバーニングジャーマンを決めるも、
 後が続かず伊達のノーザンライトSPでフォール負けした。

勝ち点8 伊達
勝ち点6 ファントムローズ1号
勝ち点5 越後

6.山梨 4000◎
 ○滝 vs 野村× 8分47秒 ミサイルキック→体固め
 ○真壁 vs 北条× 9分43秒 エレガントブロー→体固め

5日目
 ○越後 vs 真田 29分40秒 ブレーンバスター→体固め
 手数で押していた真田だが、越後のヘッドバットで流血してから動きが鈍る。
 それでも乱打戦の中、斬馬迅で越後を逆に流血させるも、これを立って堪えた越後が
 ヒップアタックからサムライスライサーを叩き込む!
 2.9で肩を上げた真田だが、越後が引きずり起こして直下式ブレンバスターで叩きつけ、
 3カウントを奪う。まさにタイムアップ寸前であった。

 ○沢崎 vs 近藤× 30分0秒 フィッシャーマンバスター
 ヒップアタックの連発でペースを握るもなかなか攻めきれない沢崎。
 近藤は耐えに耐えて終盤に猛ラッシュ。
 顔面蹴りの連打からマッハストレート、コンビネーションキックでダウンを奪うが、
 沢崎が近藤を捕まえると強引にフィッシャーマンバスター!
 まさにタイムアップのその瞬間、3カウントのゴングを聞いた。

 ×ファントムローズ1号 vs 藤原○ 14分21秒 ノーザンライトスープレックス
 場外でのJネックブリーカー連発、さらにミサイルキックで主導権を握った1号だが、
 藤原が強引に組み付きジャスティスクラッカーで叩きつける。
 これは2.8で返したものの、再度素早く組み付いた藤原がノーザンライトSPを決め、3カウントを奪った。
 1号にとっては痛恨の黒星、藤原は沢崎に続いて優勝候補を破り、今大会台風の目となった。

 ○伊達 vs 村上× 7分18秒 踵落とし→体固め
 優勝が目に見える位置となり、取りこぼしの出来ない伊達は序盤からラッシュをかける、
 村上も意地の地獄巡りを決めるが勢いを止めるまでは至らず、踵落としの前に敗れた。

勝ち点10 伊達
勝ち点7  越後

7.長野 4000◎
 ○北条 vs 滝× 7分10秒 ボディスラム→体固め
 ○真壁 vs 野村× 7分22秒 ヒップアタック→体固め

6日目
 ○越後 vs 近藤× 14分7秒 裏拳→体固め
 序盤からエルボー、マッハストレートの連打で追い込まれた越後だが、
 気合一閃サムライスライサーを叩き込むと、DDT2連発、ヒップアタック、維新ドライバーと猛スパート。
 しかしこれを耐え切った近藤が、マッハストレートからコンビネーションキック。
 だがカウント2.8で返し、越後が渾身の裏拳を叩き込む。
 額が割れ一瞬動きが止まった近藤にさらにもう一発裏拳を叩き込み、3カウント。
 優勝へ首の皮1枚望みを繋いだ。

 ○ファントムローズ1号 vs 村上× 10分42秒 フェイスクラッシャー→体固め
 フロントスープレックスの連発、タイガードライバーを切り返すなど見せ場は作った村上だが、
 最後はフェイスクラッシャーでフォールを奪われた。

 ×沢崎 vs 真田○ 25分42秒 斬馬迅→体固め
 ヒップアタックの連発でペースを掴むと、一気にバーニングジャーマンで引っこ抜いた沢崎。
 しかし真田もこれを返し、顔面蹴りの連発からニーリフト。
 再びバックを取った沢崎がバーニングジャーマンを決め、これで決まりかと思われたがカウント2.9、
 焦った沢崎が不用意に近づいた所に真田の斬馬迅が直撃!
 逆転KO勝ちを収めた。

 ○伊達 vs 藤原× 13分12秒 ニーリフト→体固め
 ここまで台風の目となった藤原に伊達を止められるか、期待の高まる一戦だったが、
 団体一の切れ味を持つ伊達の打撃を捌ききれず。
 それでもニーリフトをキャッチしジャスティスクラッカーを決めて会場を沸かせたものの、
 再度のニーリフトにマットに沈んだ。

この瞬間、最終日を待たずして伊達の優勝が決まった。

8.大阪 6000☆
 すでに優勝者が決まっているリーグ戦にも関わらず、6000人の会場が超満員札止め。
 結果だけではなく試合内容が高い評価を受けているからであろうか。

 新人シングル6戦 北条・滝4勝、真壁3勝、野村1勝
 新人二人の体格を生かした戦い方に、すでにキャリアの差はなくなりつつあるようだ。

最終日
 △真田 vs 近藤△ 30分時間切れ引き分け
 互角の打撃の応酬が続き、20分過ぎからようやく近藤が優勢かと思われたが、
 マッハストレートを決めいざフィニッシュという所でタイムアップとなった。

 ○越後 vs 藤原× 20分55秒 裏拳→体固め
 越後のヒップアタックから試合が動き始め、エルボー、掌底でラッシュをかける。
 藤原もフロントスープレックス、Jネックブリーカーで反撃するが、
 サムライスライサーがまともに決まりカウント2.9。
 だが息を吹き返した藤原が再びフロントスープレックスを決め、Jネックブリーカーを連続で叩き込み、
 3発目を狙いロープから戻った所でカウンターの裏拳がまともにヒットし、マットに沈んだ。

 ○沢崎 vs 村上× 11分41秒 ヘッドバット→体固め
 投げの応酬となったこの試合だが、ディフェンスに長けた沢崎が次第に圧倒。
 それでもバーニングジャーマンを狙った沢崎を前方回転エビ固めで切り返して見せた村上だが、
 最後はヘッドバットに倒れ、無骨な技での決着となった。

 ○伊達 vs ファントムローズ1号× 10分10秒 DDT→体固め
 スピードを駆使し完全にペースは渡さない1号だがダメージを蓄積させるには至らず、
 逆に伊達の攻撃にスタミナを奪われ、最後はニーリフトからDDTでマットに沈んだ。

勝ち点
伊達(A)-14
ファントムローズ1号(B)×-××8
沢崎(C)××-××5
越後(D)×-11
真田(E)×××-7
近藤(F)××××-5
藤原(G)××××-6
千秋(C)×××××××-0

 優勝 伊達遥(4度目)

「リーグ戦総括」
初戦の引き分けの後、優勝候補だった沢崎は低空飛行、
逆に越後は勢いに乗り、1号を撃破、伊達を追い込むなど大躍進となった。
藤原は相変わらず打撃の対処に拙くストライカー相手には全敗したものの、
1号、沢崎を撃破し波乱を巻き起こした。
伊達は相変わらず一歩も二歩も抜きん出た力を示し大会4連覇、
反面村上は同期との差が完全に開いてしまったのを象徴する形となった。

☆成長の記録
 越後1 野村5 村上1
星取りは悪いが、連日のシングルで張り合いが出たか野村が急成長。

 3月
越後……軽症
リーグ戦の成功で黒字に戻る。

元々2番評価の割に挑戦権が回ってこなかった沢崎に1年ぶりに挑戦権を、という話は上がっていたのだが、
リーグ戦でのふがいない結果、そしてよりによってチャンピオン伊達との試合で完膚なきまでに敗北した事もあり、
タイトルはリーグ戦で評価を上げた越後の再挑戦という形になった。
沢崎には一皮向ける為、今シリーズはシングル戦が多く組まれる。

1.静岡 4000◎
 ×野村 vs 滝○ 7分34秒 ミサイルキック→体固め
 ○真壁 vs 北条× 7分23秒 ヒップアタック→体固め

 ×沢崎 vs 藤原○ 16分36秒 デスバレーボム→体固め
 序盤押しまくった沢崎だが、藤原にジャスティスクラッカー、ノーザンライトを連続で決められ逆にピンチに。
 フィッシャーマンバスターでカウント2.9と追い込むが、デスバレーボム、タイガースープレックスで逆に2.9、
 2発目のタイガースープレックスは前方回転エビ固めで切り返したがロープエスケープされ、
 最後は藤原のデスバレーボムに沈み、またも借りを返すことが出来なかった。

 ○伊達・近藤 vs ラッキー・越後×

2.神奈川 4500◎
 ×野村 vs 北条○ 10分59秒 タイガードライバー
 ×真壁 vs 滝○ 8分0秒 ミサイルキック→体固め

 ○沢崎 vs パトリシア× 14分39秒 バックドロップ→体固め
 優勢に試合を進める沢崎は、パトリシアの裏拳直撃にも耐え、
 バックドロップ2連発でマットに沈めてみせた。

 ×ローズ・越後 vs 村上・伊達○

3.東京 4000◎
 ○北条 vs 滝× 9分0秒 ヘッドバット→体固め
 ○真壁 vs 野村× 8分37秒 エレガントブロー→体固め

 ○近藤・伊達 vs ファントムローズ1号・越後×

 ×ラッキー vs 沢崎○ 56分3秒 DDT→体固め
 ラッキー内田のご当地の為、メインイベントでシングル戦。
 ラッキークローバー、アキレス腱固めで足関節を破壊されながらも、
 DDT、バックドロップでラッキーの脳天をリングに打ち据える沢崎。
 必殺のバーニングジャーマンもロープエスケープされたがそれでも心は折れず、
 DDTで追い討ちをかけラッキーを下す。
 後わずかであわや60分ドローという激戦だった。

4.埼玉 5000◎
 ×沢崎 vs ファントムローズ1号 15分38秒 フェイスクラッシャー→体固め
 終始ローズのスピードに翻弄された沢崎。DDT、フロントスープレックスと反撃に出るが、
 フェイスクラッシャー2発からローリングクラッチで丸め込まれ、これは跳ねのけるも
 再度フェイスクラッシャーでマットに打ち据えられ、3カウントを聞いた。

 ○伊達・パトリシア vs ラッキー・越後×

5.群馬 5500◎
 ×野村 vs 滝 9分34秒 ミサイルキック→体固め
 ×真壁 vs 北条 6分53秒 ヘッドバット→体固め

 ○沢崎 vs 近藤× 18分24秒 バーニングジャーマン
 ヒップアタック、フロントスープレックスでペースを掴む沢崎。
 近藤のサイクロンバックブローをまともに喰らうも、ダウンを堪えてそのままバックを取り、
 バーニングジャーマンでピンフォールを奪った。

 ○伊達・村上 vs 越後・ファントムローズ1号×

6.栃木 5000◎
 ○北条 vs 野村× 5分18秒 タイガードライバー
 ○真壁 vs 滝× 7分29秒 エレガントブロー→体固め

 ×沢崎 vs 真田○ 15分30秒 斬馬迅→体固め
 真田の打撃に終始押された沢崎は、最後は斬馬迅に沈んだ。

 ○伊達・藤原 vs 越後・パトリシア

7.茨城 4000◎
 ○滝 vs 北条× 7分46秒 ミサイルキック→体固め
 ×野村 vs 真壁○ 6分21秒 エレガントブロー→体固め

 ○沢崎 vs ラッキー× 28分58秒 バーニングジャーマン
 パワーで押し気味に試合を進めた沢崎が、
 最後も危なげなくバーニングジャーマンで3カウントを奪った。

 ×パトリシア・伊達 vs ファントムローズ1号・越後○

前哨戦は越後の1勝6敗と圧倒的に負け越してしまった。

8.千葉 4500☆

新人シングル戦 真壁・滝・北条4勝 野村0勝
先月大きく成長を見せた野村だが、勝敗には直結せず。

セミファイナル
 ×沢崎 vs ファントムローズ1号○ 17分55秒 フランケンシュタイナー
 互角の展開だったが、沢崎のミサイルキックを1号が自爆を誘うと、一気にフランケンシュタイナー。
 さらにフェイスクラッシャーでカウント2.9。もう一度フランケンシュタイナーを狙った1号だが
 沢崎がパワーボムで切り返し、続けてバックドロップ。
 だがこれを2.9で跳ねのけると、3発目のフランケンシュタイナーでマットに沈んだ。

 沢崎シングル8連戦 4勝4敗
 苦手な相手がより一層はっきりしてしまう結果となった。


 FSPヘビー級タイトルマッチ 伊達遥 vs 越後しのぶ

 伊達の打撃の前にヘッドバットの連打でなんとか突破口をこじ開けようとする越後だが、
 攻め手を緩めない伊達がDDTを2連発。これは2.8で返したものの、
 最後はタイガースープレックスの前に再び苦杯を舐めた。

 ○伊達 vs 越後× 25分19秒 タイガースープレックス
 ※4回目の防衛に成功

☆成長の記録
 近藤 1 真田 1 伊達 3 村上 1 真壁 1
タイトル防衛がさらに伊達を成長させる。
沢崎はシングル連戦の成果が得られなかった。


秘書「では、4年目の総括を」

……長かった。

秘書「あら」

観戦はシングルマッチだけに絞っているんだが、特にリーグ戦などは格段の時間が掛かるな。
その分選手の特性も見えやすいし、
オートで評価値だけで計算されるのとはまた違った結果になっているとは思うが。

秘書「経営としては十分な利益が出ましたね」

途中設備拡張に借金してまでもつぎ込んだが、十分回収できる見込みがあったからな。
初めての超満員札止めも出たし、充実した1年だった。念願の新人も獲得できたし。

秘書「では来年の展望を」

そろそろ旗上げ組も19歳。次の世代が伸びてこないといけない頃だろう。
若手の育成に力を入れたい所だ。
個人的には野村君に期待したいんだが、さてどこまでやってくれるか。

秘書(……新女ではなく貴方を選んだ私の目に、
 狂いはなかったと思わせて欲しいものですね、社長)


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いよいよ5年目で旗上げ組が19歳を迎えるため、年の為現時点での能力表を残しておく事に。
ちなみに特訓・コーチは一度もなし。項目は技関連か「個性を伸ばす」のみ。
自身のデータと見比べて、特別な事をしないとどの程度で終わるか比べてみるのも良いかとw

 伊達遥

評価値HP
1150410
攻撃
防御
投げ技関節技パワー技打撃技飛び技その他
アームホイップ 2スリーパーホールド 1ショルダータックル 1エルボー 1ドロップキック 1間合いを取る 1
フロントスープレックス 3脇固め 3DDT 3ジャンピングニーパット 3ローリングソバット 3
ノーザンLスープレックス 5ストレッチプラム 5STO 5ニーリフト 5フランケンシュタイナー 5
タイガースープレックス 7踵落とし 7
サイレントウィッチ 8
(シャイニングウィザード)

 沢崎光

評価値HP
980380
攻撃
防御
投げ技関節技パワー技打撃技飛び技その他
アームホイップ 2スリーパーホールド 1ヘッドバット 1逆水平チョップ 1ドロップキック 1間合いを取る 1
フロントスープレックス 3コブラツイスト 3DDT 3ヒップアタック 3
バックドロップ 5ミサイルキック 5
フィッシャーマンバスター 7
バーニングジャーマン 9
(ジャーマンスープレックス)

 ラッキー内田

評価値HP
960370
攻撃
防御
投げ技関節技パワー技打撃技飛び技その他
アームホイップ 1スリーパーホールド 1ショルダータックル 1 エルボー 1ドロップキック 1リング中央へ 1
フロントスープレックス 3片逆エビ固め 3DDT 3 掌底 3Jネックブリーカー 3
ドラゴンスクリュー 5 フライングボディプレス 5
アキレス腱固め 7
ラッキークローバー 9
(STF)

 越後しのぶ

評価値HP
950330
攻撃
防御
投げ技関節技パワー技打撃技飛び技その他
ボディスラム 1スリーパーホールド 1ヘッドバット 1 逆水平チョップ 2ドロップキック 1間合いを取る 1
ブレーンバスター 3DDT 3 エルボー 3ヒップアタック 3
維新ドライバー 5
(パイルドライバー)
掌底 5
サムライパワーボム 7
(パワーボム)
裏拳 7
サムライスライサー 8
(延髄斬り)

 真田美幸

評価値HP
930370
攻撃
防御
投げ技関節技パワー技打撃技飛び技その他
アームホイップ 1スリーパーホールド 1ショルダータックル 1 エルボー 1ドロップキック 1リング中央へ 1
ブレーンバスター 3ラリアート 3 ステップキック 3ローリングソバット 3
ニーリフト 5
コンビネーションキック 7
斬馬迅 9
(ハイキック)

 近藤真琴

評価値HP
920370
攻撃
防御
投げ技関節技パワー技打撃技飛び技その他
ボディスラム 1スリーパーホールド 1ショルダータックル 1 エルボー 1ドロップキック 1間合いを取る 1
フロントスープレックス 3ヘッドバット 3 ステップキック 3
STO 5 マッハストレート 5
(掌底)
コンビネーションキック 7
サイクロンバックブロー 8
(裏拳)

 藤原和美

評価値HP
890360
攻撃
防御
投げ技関節技パワー技打撃技飛び技その他
アームホイップ 1スリーパーホールド 1ショルダータックル 1 逆水平チョップ 1ドロップキック 1間合いを取る 1
フロントスープレックス 3片逆エビ固めスクラップバスター 3 Jネックブリーカー 3
ノーザンLスープレックス 5デスバレーボム 5
タイガースープレックス 7
ジャスティスクラッカー 8
(キャプチュード)

 村上千秋

評価値HP
730230
攻撃
防御
投げ技関節技パワー技打撃技飛び技その他
ボディスラム 1スリーパーホールド 1ヘッドバット 1 逆水平チョップ 1ドロップキック 1間合いを取る 1
フロントスープレックス 3片逆エビ固め ステップキック 3ギロチンドロップ 3凶器攻撃 3
ブレインシェイカー 5
(ブレーンバスター)
凶器攻撃 5
フィッシャーマンバスター 7
地獄巡り 8
(裏投げ)

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5年目

 4月
新人も入団し、ケガ人もいる為、バカンスに出発。
滝君がビーチプリンスになって帰ってきたw

 5月
越後、野村……完治
藤原・伊達・真田……写真集撮影

ファントムローズ1号が大きくレベルダウン。評価値が1020→850に。
必殺技のフランケンシュタイナーがなくなってしまったのが痛い。

撮影で主力が3人抜けたため、主力同士によるタッグリーグの開催が不可能。
その為、新人が増えてきたこともあり、主力と新人の混合タッグリーグを開いてみる事に。
シーズン前半は新人のシングルをメイン。リーグ戦の間は会場規模を控え目に。
リーグ戦に出場しない村上とファントムローズ1号にシングル3連戦を組む。


1.東北海道 3000◎ 2.西北海道 4000○ 3.青森 3000◎ 4.秋田 4000○ 5.岩手 3500○

シングル5戦 真壁・滝・北条3勝、野村1勝

6.山形 4500△
 ×村上 vs ファントムローズ1号○

リーグ戦1日目
 ○近藤・真壁 vs ラッキー・滝× 12分31秒 ボディスラム→体固め
グラウンド以外ではラッキーと堂々と渡り合って見せた真壁の頑張りが光った。

 ×野村・沢崎 vs 北条・越後○ 11分20秒 DDT→体固め

7.福島 3500○
 ×村上 vs ファントムローズ1号○

リーグ戦2日目
 ○真壁・近藤 vs 越後・北条× 掌底→体固め
 近藤、越後もそれぞれカウント2.8まで追い込まれるなど双方死力を尽くした戦いだったが、
 北条のタイガードライバーを近藤がカット、逆に真壁が掌底を叩き込み勝利を収めた。

 ○沢崎・野村 vs ラッキー・滝× Wラリアート→体固め
 いきなりラッキーがリング中央で野村の足を捻り上げ続けると、これに沢崎が激怒。
 カット後野村とタッチするとラッキーを投げまくりグロッキーに追い込み、
 滝に野村とサンドイッチラリアートを決め3カウントを奪った。

 この時点で近藤・真壁組が勝ち点4で首位。

8.宮城 4500△
 ○村上 vs ファントムローズ1号×
 村上、1号にシングル初勝利。

リーグ戦3日目
 ×北条・越後 vs 滝・ラッキー 11分21秒 Wラリアート→体固め
 足関節で越後の足を殺し動けなくしたラッキーが、北条に滝とWラリアートを連発。
 それでも一度はなんとかカットした越後だが、2度目は相手コーナー近くのため間に合わず、
 北条が3カウントを奪われ、越後組は優勝の望みを断たれた。

 ○沢崎・野村 vs 近藤・真壁× 13分7秒 バーニングジャーマン
 沢崎がスープレックスの連発で近藤を追い込んだ上で、真壁にバーニングジャーマン。
 近藤のカットを野村が素早く制し、3カウント。
 近藤組の3連勝を阻止した。

勝ち点
野村・沢崎(A)-×
真壁・近藤(B)×-
北条・越後(C)×-×
滝・ラッキー(D)××-

勝ち点4で2チームが並んだ為、優勝決定戦へ。

優勝決定戦
 ○沢崎・野村 vs 近藤・真壁× 15分57秒 フィッシャーマンバスター

 先ほどの試合同様、沢崎が近藤を投げまくりグロッキー状態にした上で真壁を料理に入る。
 が、真壁が大健闘を見せ、バックドロップを2.8、ヘッドバットを2.9で返しピンチを逃れて近藤にタッチ。
 再度タッチで出てくると沢崎にエルボー、フロントスープレックスを叩き込んだものの、
 最後は沢崎のフィッシャーマンバスターの前に沈んだ。

  優勝 沢崎光・野村つばさ組(初)


メインに新人を抜擢という形になり動員数はそれほど伸びなかったものの、
新人は先輩への挑戦が、先輩としては新人をフォローしながら試合するという戦い方が新鮮で、
なかなかに面白い試合となった。

☆成長の記録
 伊達・藤原 1ダウン(撮影での練習不足) 村上 1 真壁 2

 6月
沢崎……軽症

 タイトルマッチは野村を導きタッグリーグを制覇した沢崎が2度目の挑戦権を獲得。


1.沖縄 4000◎ 2.長崎 5000◎ 3.佐賀 4000◎ 4.熊本 5000◎
5.鹿児島 4000◎ 6.宮崎 4000◎ 7.大分 5500◎

シングル……真壁 4勝 北条・滝 3勝 野村 2勝
タッグでの前哨戦は沢崎の1勝6敗と厳しい結果に。


 FSPヘビー級タイトルマッチ
  FSP世界王者 伊達遥 vs 革命戦士 沢崎光

 打撃で押す伊達に沢崎も投げとグラウンドで対抗したが徐々にスタミナの差が現れ、
 30分過ぎに放った伊達のニーリフトから流れが傾く。
 伊達のノーザンライトを一度は返し反撃に出た沢崎だが、
 ローリングソバットを顎先に喰らい動きが止まると、2発目のノーザンライトの前に沈んだ。

 ○伊達 vs 沢崎× 48分54秒 ノーザンライトスープレックス
 ※伊達、5度目のタイトル防衛に成功


☆成長の記録
 村上1 真壁1 滝2 北条3

 7月
沢崎……ケガの為、休養

巡業から山梨を外し、北条君の地元・富山を加える。


1.愛媛 5000◎
 ×野村 vs 滝○ 6分19秒 スランダイブアロー(ミサイルキック)→体固め
2.鳥取 4500◎
3.兵庫 5000◎
 ×滝 vs 北条○ 6分5秒 ヘッドバット→体固め
4.大阪 6000○ 5.愛知 5000◎
6.富山 2500◎ 初興行で超満員
 ×北条 vs 野村○ 8分16秒 オレンジスプラッシュ(フライングボディプレス)
7.長野 5000◎ 8.福井 5000○

シングル6戦 北条4勝、真壁3勝、滝2勝、野村1勝
それぞれご当地でシングルマッチを組んでみたが、なぜか3人とも敗戦してしまった。

☆成長の記録
 近藤2 真壁2 北条3

 8月
沢崎……完治

ようやく頭数が揃ったので、念願の「真夏のスーパージュニアリーグ」を開催。
真壁・野村・北条・滝が出場。
前回の混合タッグリーグの客入りが低調だった事もあり、リーグ戦は小さな会場で行うことに。

最終戦では、今年に入って目だった成長が見られない旗上げ組の中、
成長の跡が見える近藤と村上のシングルマッチを行い、
勝者を次期タイトルマッチの挑戦者とする。


1.静岡 4500◎ 2.神奈川 6000◎ 3.東京 4000◎ 4.埼玉 5000◎ 5.群馬 5500◎

6.栃木 2000△
リーグ戦1日目
 ×北条 vs 滝○ 9分42秒 天空の羽衣(フライングボディプレス)
 序盤はパワーで押し込んだ北条だが、滝がお株を奪うラリアート2連発で流れを掴むと、
 天空の羽衣2連発で3カウントを奪った。

 ×野村 vs 真壁○ 9分45秒 シャイニングウィザード→体固め
 一進一退の攻防が続いたが、野村のアプリコットカッター(Jネックブリーカー)を
 真壁がトペ・レベルサで切り返すと、ここを勝負所と読んで
 一気に新技シャイニングウィザードを叩き込み、勝負を決めた。

7.茨城 2000△
リーグ戦2日目
 ○北条 vs 野村× 8分18秒 ロイヤルDDT→体固め
 北条のパワーに圧倒された野村だが、ショルダータックルからオレンジスプラッシュで反撃。
 しかし最後は北条がエルボーから新必殺技ロイヤルDDTで野村をマットに沈めた。
 野村はこの時点で決勝進出が不可能となった。

 ×真壁 vs 滝○ 10分36秒 天空の羽衣
 場外戦で真壁のエレガントラッシュ(掌底)を喰いグロッキーだった滝だが、
 リング内に戻されると真壁より先に起き上がり、戻ったばかりの真壁をスワンダイブアローで吹き飛ばす。
 一度は剣山で返された天空の羽衣を再び狙い、今度はきちんと決めて見せ、真壁から3カウントを奪った。

勝ち点4 滝
勝ち点2 真壁・北条

8.千葉 2000△
 FSPヘビー次期挑戦者決定戦
 ×村上 vs 近藤○ 10分23秒 ヘッドバット→体固め
 スープレックス、サブミッションで試合の主導権を握ろうとする村上だったが、
 近藤の重い打撃にことごとく勢いを削がれ、最後はマッハストレートからヘッドバットでマットに沈んだ。

 次期FSPへビー挑戦者は、近藤真琴の初挑戦に決定。

リーグ戦3日目
 ○野村 vs 滝× ジャンピングニーパット→体固め
 野村のアプリコットカッターをトペ・レベルサで切り返し、
 素早く滝がスワンダイブアローを叩き込み滝の優勝かと思われたが、
 野村が根性でこれをカウント2.9でクリア。
 思わずレフェリーに詰め寄る滝の背中から野村がジャンピングニーを叩き込むと、
 さらに2連発でぶち当て3カウント。最終日に波乱を巻き起こして見せた。

 ×真壁 vs 北条○ 10分48秒 ブレーンバスター→体固め
 北条のロイヤルDDTでカウント2.8まで追い込まれた真壁。
 グラウンドやヒップアタックで流れを引き戻しに掛かるも、
 最後は北条がパワーで引っこ抜き、ブレーンバスターで3カウントを奪い、優勝に望みを繋いだ。

勝ち点
真壁(A)-××
北条(B)-×
野村(C)××-
滝(D)×-

勝ち点4で2人が並んだ為、優勝決定戦へ。

優勝決定戦
 ○北条 vs 滝× 8分55秒 ボディスラム→体固め
 前試合勝利の勢いに乗りパワーで押しまくる北条に、
 滝も天空の羽衣を食らわせあと一歩まで追い込むが、
 最後は北条がロイヤルストレート(掌底)からボディスラムで3カウントを奪い、優勝を決めた。

 優勝 北条沙希(初)


☆成長の記録
 村上1 滝4

 9月
伊達、真壁……軽症
越後……写真集の依頼が来たが、本人の練習を優先したいという希望により断りを入れる。

前回のジュニアリーグ優勝者の北条に村上、パトリシア、ファントムローズ1号とのシングルマッチを組む事に。


1.東北海道 3500◎ 2.西北海道 4000◎ 3.青森 3500◎ 4.秋田 5000○ 5.岩手 5000◎

6.山形 5000◎
 ×北条 vs 村上○ 9分1秒 地獄巡り→体固め
 パワーを活かし互角以上に渡り合って見せた北条だが、
 突如取り出した村上の凶器での一撃に完全にペースを狂わされ、
 そのまま地獄巡りでマットに脳天から叩きつけられ敗北を喫した。
 先輩ヒールの手痛い洗礼だった。

7.福島 4000◎
 ×北条 vs パトリシア○ 9分10秒 ボディスラム→体固め
 若手相手ならアドバンテージとなる北条のパワーだがパトリシアには通用せず、
 ラリアート2連発は返して見せたが、最後はボディスラムの連発の前に起き上がることが出来なかった。

8.宮城 4500☆
 ×北条 vs ファントムローズ1号 8分57秒 ミサイルキック→体固め
 終始1号の桁違いのスピードに翻弄された北条、最後はミサイルキックで3カウントを奪われた。

順調な成長を見せる北条だが、上位の壁の厚さを思い知らされたシリーズとなった。


 FSPヘビー級タイトルマッチ 伊達遥 vs 近藤真琴

 タイトル初挑戦の近藤に対し、前回のタイトルマッチが長引いた事もあってか
 序盤からタイガースープレックスを仕掛けるなど早目の勝負に出た伊達。
 近藤もサイクロンバックブローを決めリズムを掴むとステップキック、DDTと得意の形を見せるが、
 最後は伊達が膝蹴りの猛連打で粘る近藤をマットに沈めた。

 ○伊達 vs 近藤× 25分26秒 ニーリフト→体固め
 ※伊達、6度目のタイトル防衛に成功


☆成長の記録
 伊達 2(タイトルマッチに勝利すると成長しやすい気がする)

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 10月
伊達……映画・一日署長
野村……軽症・ファンクラブ
北条……ファンクラブ
滝……ファンクラブ

レベルダウンは覚悟の上で、伊達君の映画出演を承諾。
というのも、現在3600AP、宿舎拡張まであと1400AP。
無駄に多く持っていても危険、という事で宿舎を拡張し、14人まで抱えられるようになった。
早速テストに99APをつぎ込み、アドミラル八島、イージス中森を採用した。
(余談だが、素顔の八島はかなり美人。
 褒めたり励ましたりするとテレて思った以上にカワイイ子だ。
 ただ、失敗するとすごまれるのでコワヒ)
初期からやたら強いなと思ったら、アドミラルは入団時で16だった。イージスは15。
この1年の差がどう出るか。

新人2人が入団した事で、野村君、真壁君には休養を与える。


1.沖縄 4000◎ イージス、アドミラル デビュー戦
 ×イージス vs 滝○ 11分4秒 天空の羽衣
 イージスはデビュー戦ながら落ち着いた試合運びで滝を追い込み、
 敗れはしたものの天空の羽衣まで引き出させた。

 ○アドミラル vs 北条× 10分3秒 ラリアート→体固め
 いきなり豪快なヘッドバット3発で北条を襲うと、その後も天性のパワーを活かし北条を攻めまくり、
 最後はラリアートで3カウントを奪いデビュー戦で初勝利を上げてみせた。

2.長崎 5000○ 3.佐賀 4000◎ 4.熊本 5000◎ 5.鹿児島 4000◎
6.宮崎 4000◎ 7.大分 5500○ 8.福岡 5000◎

アドミラルが今シリーズシングル6戦を5勝1敗で終え、そのキャパシティの高さを見せつけた。
今後が楽しみな選手だ。
(ちなみにアドミラルを和訳すると、司令長官とか提督とか。
 八島の場合はむしろ「総長」八島、ってところか)

☆成長の記録
伊達 1ダウン(映画) 村上1 北条4

 11月
赤字転落
真壁、野村……完治
近藤……軽症
伊達……完治、写真集
沢崎……映画
滝……写真集

イベントが多かった今月。
赤字返済のため、写真集の依頼を受ける。滝君はともかく、他の二人は少し心配。
特に伊達君は、これで2ヶ月連続でまともな練習ができなくなってしまう。

秋のシングルトーナメント開催も、トップ2の伊達、沢崎不参加。
伊達の不参加により自動的にベルトの次期挑戦者決定戦となる。
空いた2枠にはジュニアリーグ優勝者の北条と、今年一杯で契約満了となるパトリシアが参加。

新人が6人と増えたので、1シーズン各一人当たるようなマッチメイクをしてみる。


1.愛媛 5000◎ 2.鳥取 4500◎ 3.兵庫 5000◎ 4.愛知 5000◎
5.富山 3500◎ 6.長野 5000○ 7.福井 5000○

新人では 真壁、北条3勝 野村、アドミラル2勝 イージス0勝。
イージスのシングル初勝利は今月もお預けとなった。

8.大阪 6000○
ワンナイトシングルトーナメント開催。

1回戦
 ○真田 vs 北条× 9分22秒 コンビネーションキック→体固め
 果敢に向かっていく北条を、受け止めた上で真田が倍返し。
 最後はコンビネーションキックで3カウントを奪った。

 ×ラッキー vs 藤原○ 17分32秒 ジャスティスクラッカー
 序盤から足を殺しに来るラッキーに対し、
 藤原がフロントスープレックス3連発からジャスティスクラッカーを決めると
 ラッキーもDDTで反撃、もつれ合うように場外に落ちた両者だが、
 先に戻った藤原がエプロンサイドのラッキーを捕まえジャスティスクラッカー、
 さらにリング内でももう一発叩き込み、3カウント。
 前年優勝者・ラッキー内田が一回戦で消えるという波乱の展開となった。

 ○近藤 vs 村上× 9分29秒 マッハストレート→体固め
 序盤からラッシュを掛けた近藤が村上を圧倒、最後はマッハストレートでマットに沈めた。

 ○越後 vs パトリシア× 16分5秒 サムライスライサー→体固め
 序盤から仕掛けていったパトリシアだが、越後の脅威のスタミナの前に次第に劣勢に。
 それでも掌底から裏拳を決め越後をぐらつかせたが、
 最後はサムライスライサーで越後が意識を刈りとった。

準決勝
 ○真田 vs 藤原× 8分14秒 ローリングクラッチホールド
 前試合のダメージの残る藤原をニーリフトの連発で追い込む真田だったが、
 3発目をキャッチされると藤原のジャスティスクラッカーが炸裂、さらにノーザンライトSPで反撃に出る。
 真田のコンビネーションキックを2.8で返すとデスバレーボムで逆転を狙った藤原だったが、
 真田にローリングクラッチで上手く丸め込まれるとそのまま3カウントを奪われてしまった。

 ○近藤 vs 越後× 9分53秒 コンビネーションキック→体固め
 顔面蹴りの連打で越後を追い込む近藤。
 これに越後がキレ、サムライスライサーからDDT、ヒップアタックと形勢逆転。
 さらに組みつきにいった越後だが近藤がカウンターのSTOでマットに叩きつけ、
 もう一撃STOからコンビネーションキックで越後をマットに沈めた。

決勝戦
 ×真田 vs 近藤○ 8分24秒 ボディスラム→体固め
 共にダメージの残る両者は最初から飛ばす。
 近藤がヘッドバット2連発で追い込めば真田が早くも側頭部に斬馬迅を叩き込む。
 これを踏ん張って耐えた近藤がコンビネーションキック、マッハストレートでダウンを奪うがカウント2.8。
 真田がニーリフトで反撃すると、これも堪えた近藤の必殺のサイクロンバックブローを炸裂させる。
 流血し倒れた真田に今度こそ決まったかと思われたが、なんとカウント2.9で返し立ち上がる真田。
 初タイトル挑戦へ向け凄まじい気迫を見せた真田だったがこの時点ですでに意識はなく、
 近藤のボディスラムに受身も取れずにまともにマットに叩きつけられ、とうとう3カウントを奪われた。

 優勝 近藤真琴(初)


☆成長の記録
 伊達 1ダウン(写真集) 北条3

 12月
黒字回復
真壁……軽症

タイトルマッチの為、今年もExタッグリーグは不参加。挑戦者は近藤。
パトリシア最後の契約月という事で、若手とのシングルマッチをそれぞれ組む。

そういえば、新女でパンサー理沙子がベルトを返上したとの事。

1.静岡 6000○
 ○イージス vs 野村× 10分42秒 アキレス腱固め
 終始押され気味だったイージスだが、リング中央で新必殺技アキレス腱固めを決め、
 一度は振りほどかれたものの執念で2度目を仕掛けギブアップ勝ち。
 ようやくシングル初勝利を上げた。

 ○北条 vs パトリシア× 10分36秒 タイガードライバー
 パトリシアの掌底に追い詰められた北条だが、
 ブレーンバスターから起死回生のロイヤルDDTを決め、
 これは2.8で返されるもさらにタイガードライバーで叩きつけ、大金星を上げた。

2.神奈川 6000○
 ×滝 vs アドミラル○ 10分23秒 ラリアート→体固め
 アドミラルが終始パワーで圧倒し、最後はラリアートで滝を押さえ込んだ。

 ×真壁 vs パトリシア○ 7分9秒 ラリアート→体固め
 掌底の打ち合いでパトリシアが真壁を制し、最後はラリアートで3カウントを奪った。

3.東京 4000◎
 ○北条 vs 真壁× 10分35秒 タイガードライバー
 パワーで圧倒された真壁だが、タイガードライバーを2.8で返すと
 エレガントブローを叩き込み意地を見せるも、再度のタイガードライバーに屈した。

 ×アドミラル vs パトリシア○ 8分28秒 ラリアート→体固め
 ヘッドバットの打ち合いを制したパトリシアが、ラリアート2連発でアドミラルを沈めた。

4.埼玉 5000◎
 ○野村 vs アドミラル× 7分54秒 オレンジスプラッシュ
 打撃で追い込まれた野村だが、オレンジスプラッシュからミサイルキックを決めカウント2.9まで追い込む。
 これを跳ね返したアドミラルが逆に必殺デスバレーボムでマットへ叩き落し、
 決まったかと思われたがなんとカウント2.9で野村が返す。
 呆然とするアドミラルの一瞬の隙を逃さず、野村が再度オレンジスプラッシュを決めて3カウントを奪った。

 ×滝 vs パトリシア○ 12分42秒 掌底→体固め
 スピードに乗った攻撃を繰り出していく滝だがパトリシアにさほどダメージを与えられず、
 ラリアートはロープに逃れたものの掌底の前に倒れた。

5.群馬 5500○
 ○真壁 vs イージス× 10分3秒 エレガントラッシュ→体固め
 リング中央でアキレス腱固めを決めて流れを掴むと
 ドロップキック、ショルダータックルと繰り出していったイージスだが、
 真壁のエレガントラッシュ2連発の前にマットに沈んだ。

 ×野村 vs パトリシア○ 6分33秒 掌底→体固め
 パトリシアが野村を終始圧倒、最後は掌底2連発でマットに沈めた。

6.栃木 5000○
 ×滝 vs 北条 10分12秒 エルボー→体固め
 パワーで押されながらもスピードで対抗する滝。
 タイガードライバーをカウント2.5で返すと天空の羽衣を決め、
 ロイヤルDDT2連発も2.9で返すと耐えに耐えた滝だったが、
 最後は北条のエルボーに顎を打ち抜かれてマットに倒れた。

 ×イージス vs パトリシア○ 6分21秒 掌底→体固め
 グラウンドに入る機会を窺うイージスだがパトリシアのラッシュに成す術もなくダウン。
 だが不用意に近づいたパトリシアの足を取ると必殺のアキレス腱固め。
 振り解かれても再度仕掛け、パトリシアの足をパンク寸前まで追い込むが、
 これも強引に外されて最後はパトリシアの掌底にKOされた。

7.茨城 4000◎
 ×村上 vs パトリシア○ 10分58秒 裏拳→体固め
 パワーで勝るもパトリシアの手数に押される村上。
 起死回生の地獄巡りであと一歩まで追い込むが、
 パトリシアの渾身の裏拳の前に無常の3カウント。
 結局シングルでパトリシアに勝利する事はできなかった。

8.千葉 6000◎
 パトリシアのFSPでの最終戦は、セミファイナルで主力に混じり6人タッグに出場、
 会場のファンにその雄姿を焼き付けた。


 FSPヘビー級タイトルマッチ 伊達遥 vs 近藤真琴

 序盤から近藤の苦手な空中殺法を多用し自分のペースに引きずり込んだ王者。
 タイガースープレックスは2.8で返されるも最後はDDTで決め、
 引き出しの多さを見せつけた形となった。

 ○伊達 vs 近藤× 25分42秒 DDT→体固め

 「王者・伊達遥、7度目のタイトル防衛に成功」


☆成長の記録
 伊達 3(タイトル防衛) 真壁1 滝4

今年も縁がないかと思われていたプロレス大賞だが、
 最優秀選手……伊達遥
 最優秀新人……アドミラル八島
以上二人が選ばれ、ようやく我が一番星プロレスもメジャー団体と肩を並べるようになった。

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 1月
パトリシア・ルイス……契約解消
近藤……ケガ回復の為休暇

本当はバカンスにでも行きたい所だが、追い込みの時期だし(Halキャラもいないし)、 普通に巡業する事に。

1.東北海道 4000◎ 2.西北海道 4000○ 3.青森 5000◎ 4.秋田 5000◎
5.岩手 5000◎ 6.山形 5000◎ 7.福島 4500◎ 8.宮城 4500◎

新人シングル
 滝、真壁4勝 北条3勝 野村、アドミラル2勝 イージス0勝

☆成長の記録
 真壁1 イージス1

 2月
近藤……完治
八島……軽症

さて、今年もこの時期がやってきた。
一年でもっとも熱く盛り上がる(そしてもっとも時間が掛かる)、新春一番星リーグの開催だ。

FSPヘビー7連続防衛、一番星リーグ4連覇と無敵の絶対王者・伊達は外し、
次期挑戦者決定戦も兼ねる事にする。波乱が少なくて盛り上がりにくいので。

出場選手は
沢崎、ラッキー、越後、近藤、真田、藤原、ファントムローズ1号、村上千秋


1.沖縄 4000◎

2.長崎 5500◎ リーグ戦開幕
リーグ戦一日目
 ○ファントムローズ1号 vs 村上× 12分18秒 ブレーンバスター→体固め
 序盤からスープレックスの嵐で攻め立てる村上。
 1号のミサイルキックも仁王立ちで受け止めると、必殺の地獄巡りで叩き伏せ、余裕のフォール。
 だがこれを2.9で返され、驚きの表情でレフェリーに食ってかかると、
 その隙に1号が背後からジャンピングニー、さらにもう一発叩き込み、最後はブレーンバスターで3カウント。
 試合後、控え室で村上は荒れに荒れたという。

 △越後 vs 近藤△ 30分時間切れ引き分け
 お得意の持久戦に持ち込んだ越後が次第に圧倒、
 だが仕掛けが遅すぎたか、トドメの維新ドライバーを2.9で返されるとそこでタイムアップ。
 思わず天を仰いだ越後。痛すぎる勝ち点1となった。

 ×ラッキー vs 真田○ 19分9秒 斬馬迅→体固め
 手数で勝る真田がラッキーをじわじわと追い込み、最後は斬馬迅で鮮やかにKOした。

 ×沢崎 vs 藤原○ 27分17秒 ジャスティスクラッカー
 押され気味だった藤原だが、ジャスティスクラッカーを決めると流れが一転。
 デスバレーボム、さらにジャスティスクラッカーを決めると、
 沢崎もバックドロップで反撃に出るが、2度のミサイルキックが自爆に終わったのが響き、
 3発目のジャスティスクラッカーで3カウントを奪われた。

初日から優勝候補二人が敗れるという波乱の展開に。

3.佐賀 4000◎
二日目
 ○藤原 vs 村上× 14分56秒 Jネックブリーカー→体固め
 投げの打ち合いを制した村上がトドメのフィッシャーマンバスターを放ったが、勢い余って場外転落。
 これで息を吹き返した藤原が、場外、さらにリング内でJネックブリーカーを連発、
 見事逆転勝ちを収めた。

 ○越後 vs ファントムローズ1号× 11分40秒 掌底→体固め
 終始押し気味の越後。1号のミサイルキックにもダウンせず、
 DDTから掌底できっちり3カウントを奪った。

 ×ラッキー vs 近藤○ 14分9秒 ドロップキック→体固め
 試合開始早々にラッキーが近藤のエルボーで流血。
 試合が進むにつれて疲労の色が濃くなるラッキーを近藤が攻め立て、
 マッハストレートから強烈な顔面へのドロップキックで3カウントを奪った。

 ○沢崎 vs 真田× 16分37秒 ヒップアタック→体固め
 ヒップアタックの連発でペースを掴んだ沢崎が、
 フィッシャーマンバスターはカウント2.8で返されたものの、
 さらにヒップアタック2連発を叩き込み勝利を収めた。

二日目で早くも全勝は藤原のみという混戦模様。

4.熊本 5000◎
三日目
 ○藤原 vs ファントムローズ1号× 10分15秒 ジャスティスクラッカー
 スピードに翻弄された藤原だが、ジャスティスクラッカーを強引に決めると流れは逆転。
 2発目を狙う藤原に一度はキックで切り返えした1号だが、それでも再度強引に捕まえて
 マットに叩きつけ、勝利をもぎ取った。

 ○真田 vs 村上× 8分12秒 ローリングソバット→体固め
 序盤からラッシュを仕掛けた真田が村上を圧倒、斬馬迅は水面蹴りで返されたものの、
 ローリングソバットで冷静に村上を仕留めた。

 ×ラッキー vs 越後○ 25分29秒 掌底→体固め
 ラッキーのグラウンドにスタミナを削がれる越後だが、
 驚異的な粘りでいつの間にか劣勢を跳ね返し、DDT2連発で攻勢に転じる。
 ラッキーもドラゴンスクリューを連発しラッキークローバーを極めるが惜しくもロープ際、
 これを耐え切った越後がサムライパワーボムは2.8で返されるも掌底のラッシュでマットに沈めた。

 △沢崎 vs 近藤△ 30分時間切れ引き分け

 一進一退の攻防が続いたが、近藤がマッハストレートの連打で試合の流れを引き寄せ、STOが炸裂。しかしカウント2.8。
 ここで沢崎が吼え、バーニングジャーマンからフィッシャーマンバスター2連発。
 勢い余って場外転落した近藤めがけて、コーナーポストから場外へミサイルキックを叩き込み、
 リングに戻すとトドメのフィッシャーマンバスター。
 だがこれを近藤がロープに逃れた所で無常にもタイムアップ。
 近藤がまたも命拾い、9割方勝利を手中に収めていた沢崎はマットにへたり込んだ。

藤原3連勝も苦手のストライカーとの対決が丸々残っているので予断を許さず。
ラッキーまさかの3連敗、巻き返しなるか。

5.鹿児島 4000◎
四日目
 ○真田 vs ファントムローズ1号× 17分6秒 斬馬迅→体固め
 スピードで撹乱する1号がミサイルキックからタイガードライバーで真田を追い込むと、
 さらにミサイルキック2連発でカウント2.8まで追い詰めるが、
 根性で起き上がった真田が斬馬迅を叩き込み、逆転KOした。

 ○近藤 vs 村上× 7分31秒 マッハストレート→体固め
 村上に何もさせぬまま、マッハストレートの連打で近藤が完全勝利した。

 ○ラッキー vs 藤原× 23分27秒 アキレス腱固め
 一進一退の攻防は、勝負に出た藤原がジャスティスクラッカーを仕掛けたところで
 ラッキーがラッキーキャプチャーで足を取り、必殺のラッキークローバーを極める。
 これを2分半も耐え抜き、最後には自力で振りほどいた藤原だったが、
 すでに足が動かない所で非情にもラッキーのアキレス腱固め。
 藤原無念のレフェリーストップとなった。

 (この試合は物凄かった。必殺カードを必殺カードで返すラッキーに、
  STFレベル9で2回目にはHPも足耐久も0なのに5回まで耐えて外した藤原の根性も)

 ×沢崎 vs 越後○ 28分20秒 裏拳→体固め
 互角の戦いが続いたが、沢崎のミサイルキックを越後がかわしてから試合が一気に加速。
 ヒップアタックで追い打ちを掛ける越後に、2発目をキャッチしてバーニングジャーマンを決める沢崎。
 これをカウント2で返すと、再びバックに組み付こうとした沢崎に越後のカウンターの裏拳が炸裂、
 ここから攻勢に出ようとロープに走った越後に今度は沢崎がヒップアタック。
 そして2度目のミサイルキックはキッチリ命中、トドメのフィッシャーマンバスターの体勢に入った沢崎を
 越後がスモールパッケージで丸め込む。カウント2.5で返した沢崎だが、
 一瞬早く立ち上がった越後が起き上がりかけの沢崎の顔面に裏拳を叩き込み、激戦に終止符を打った。

4日目にして全勝が消える
勝ち点7 越後
勝ち点6 近藤・真田・藤原

6.宮崎 4000◎
五日目
 ○近藤 vs 真田× 26分22秒 コンビネーションキック→体固め
 真田の打撃に劣勢になった近藤。
 サイクロンバックブローを決め、さらにヘッドバット、顔面蹴りで攻め込むも、
 真田の勢いは止まらずニーリフトの連発。
 これで膝の折れかけた近藤だが咆哮一閃、再度サイクロンバックブローを叩き込み
 真田の動きを止めると、コンビネーションキックで逆転KOした。

 ○越後 vs 藤原× 20分55秒 掌底→体固め
 打撃攻勢に出る越後のエルボーで藤原流血。
 だが雄叫びを上げ、ジャスティスクラッカーを叩き込み、さらにJネックブリーカー2連発。
 しかし越後もヒップアタックを返し、維新ドライバーを連発するが藤原ロープエスケープ。
 藤原渾身のノーザンライトをカウント2.8で返すと、最後は越後が掌底を連続で叩き込み、藤原をマットに静めた。

 ○ラッキー vs ファントムローズ1号× 15分54秒 ラッキークローバー
 スピードで翻弄する1号をラッキーがなんとか捕まえると、
 へし折らんばかりの強烈な片逆エビ固めで1号の足がパンク寸前に。
 しかしここから1号のスピードがトップギアに入り、
 ドロップキックの連打からJネックブリーカー、さらに必殺のミサイルキックからタイガードライバー2連発。
 あと一歩の所まで追い詰めるが、一瞬の隙にラッキーが足を取り、
 ラッキークローバーでギブアップを奪った。

 ○沢崎 vs 村上× 11分57秒 逆水平チョップ→体固め
 スープレックスの連発で攻勢に出た沢崎だったが、
 村上がバックドロップを体を浴びせて切り返すと地獄巡りで叩きつける。
 しかし沢崎が今度こそバックドロップを決めると、拳を握って火の出るようなチョップの連打。
 村上をマットに叩き伏せ、3カウントを奪った。

直接対決に敗れた真田、藤原が大きく後退。
勝ち点9 越後
勝ち点8 近藤

7.大分 5500◎
六日目
 ○近藤 vs 藤原× 11分49秒 マッハストレート→体固め
 打撃でラッシュをかける近藤に押し込まれ、ヘッドバットで、前試合の傷が開きまたも流血する藤原。
 意地のジャスティスクラッカーで叩きつけるも後が続かず、マッハストレートの連打の前に沈んだ。

 ○ラッキー vs 村上× 12分20秒 アキレス腱固め
 足殺しを狙うラッキーに、村上も地獄巡りからフロントスープレックスを決め、
 さらにブレインシェイカーを狙うが逆に投げ返される。
 それでも2発目は決めてマットに叩きつけたものの、ラッキーが一瞬の隙を突いて
 アキレス腱固めをリング中央で決め、ギブアップを奪って見せた。

 ×越後 vs 真田○ 24分50秒 コンビネーションキック→体固め
 試合序盤に真田のエルボーで越後流血。それでも攻め手を休めない越後だったが、
 徐々に動きが鈍りだした所で真田の顔面蹴り2連発からニーリフトで追い込まれる。
 が、ここで吼えた越後がサムライスライサー一閃。さらに掌底を叩き込み、真田の斬馬迅を水面蹴りで切り返す。
 ブレーンバスターの打ち合いにも一歩も引かず、再度の斬馬迅も2.9で跳ね返したが、
 最後はコンビネーションキックに意識を飛ばされ、痛恨の黒星を喫した。

 ○沢崎 vs ファントムローズ1号× 11分52秒 バーニングジャーマン
 1号を投げまくり圧倒する沢崎。早々にバックドロップでカウント2.8まで追い込むも  ここから1号が怒涛の攻めを見せる。
 ドロップキックの連発からミサイルキック、スクラップバスター、さらにもう一発ミサイルキックを叩き込むが、
 全て受けきった沢崎がバーニングジャーマンで叩きつける。
 ロープに逃げた1号だがそのままの体勢からもう一度バーニングジャーマンでぶっこ抜き、3カウントを奪った。

ここにきて近藤が逆転首位に。
勝ち点10 近藤
勝ち点9 越後
勝ち点8 真田
優勝はこの3人に絞られた。

8.福岡 5000◎

今シリーズの新人シングル
 真壁、北条、滝 4勝 野村、アドミラル、イージス1勝
先シリーズに続き、アドミラルが野村に連敗。相性が悪い。
(子供みたいなつばさが相手では八島も戦いにくいのだろうかw)

七日目
 ○真田 vs 藤原× 14分36秒 斬馬迅→体固め
 序盤に早くも斬馬迅を繰り出した真田。これには耐えたが、明らかに動きの鈍った藤原に
 ラッシュをかけ、2発目の斬馬迅で流血KOとなった。

 ○近藤 vs ファントムローズ1号× 12分39秒 マッハストレート→体固め
 エルボーの連打で押し込まれた1号だが、ミサイルキック、Jネックブリーカーで反撃に出る。
 2発目のミサイルキックも決めた1号だがフォールを返され、
 最後はマッハストレートでマットに沈んだ。

 ○越後 vs 村上× 12分31秒 掌底→体固め
 終始パワーで圧倒した越後が、最後は掌底で3カウントを奪った。

 ○沢崎 vs ラッキー× 15分28秒 バーニングジャーマン
 一進一退の攻防が続いたが、沢崎がバーニングジャーマン2連発で一気に勝利を手繰り寄せた。

勝ち点
沢崎(A)-××9
ラッキー(B)×-×××6
越後(C)-×11
近藤(D)-12
真田(E)××-10
藤原(F)××××-6
ファントムローズ1号(G)××××××-2
千秋(C)×××××××-0

 優勝 近藤真琴(初)

今年もまた選手間の相性がはっきりと出た形になり、
また流血でペースを狂わされた選手も多かった。
見事リーグ戦を制した近藤が3度目の王座挑戦権を獲得。
越後は初戦の引き分けの勝ち点1が最後まで響き、涙を飲む結果となった。

☆成長の記録
 真壁1 滝1 イージス1 北条3
 リーグ戦参加組には変化なし。


いよいよ最終月、そして……

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 3月
ラッキー……軽症

新女がベルト返上ラッシュ。パンサー理沙子の相次ぐ返上に巻き込まれ、
藤島、富沢もタッグベルトを返上。かわいそうに。

今月は恒例のタイトルマッチ。挑戦者は一番星リーグ制覇の近藤。3度目の正直なるか。
考えてみれば、今年度は混合タッグリーグ準優勝、ワンナイトトーナメント・一番星リーグ制覇、
タイトル挑戦3回と近藤君の当たり年だったわけだ。
今年度最後に有終の美を飾れるか。

一番星リーグ全敗の村上は、若手とそれぞれシングルマッチを組み、奮起を促す事に。

1.愛媛 5000◎
 ×アドミラル vs 村上○ 8分30秒 フィッシャーマンバスター
 新旧ヒール対決は、試合序盤から凶器を繰り出した村上にアドミラルがキレ、
 新必殺技アドミラルドライバー(パイルドライバー)でマットに叩き伏せる。
 が、やはりテクニックには一日の長があったか、
 村上がブレインシェイカーからフィッシャーマンバスターで下し、先輩ヒールの貫禄を見せた。

2.鳥取 4500◎
 村上の地元鳥取での興行なので、シングルは組まずにメインで6人タッグに登場、勝利。

3.兵庫 5000◎
 ×野村 vs 村上○ 9分14秒 ヘッドバット→体固め
 強烈なボディスラムで何度もマットに叩きつけられながらも、
 新技シャイニングウィザードを見せるなど果敢に向かっていった野村だったが、
 最後はブレインシェイカーからヘッドバットで押さえ込まれた。

4.大阪 6000◎
 ○滝 vs 村上× 11分2秒 ラリアート→体固め
 観客の黄色い悲鳴を楽しむかのように滝を投げまくった村上。
 だがブレインシェイカーを2.9で返すと滝が目覚め、
 ローリングソバットから新必殺技・ベルサイユスタープレス(シューティングSプレス)、
 さらにシャイニングウィザードを繰り出しカウント2.8、あで追い込むと、
 一度は脇固めで切り返されたラリアートを再度狙いこれが強烈にヒット、
 見事な逆転勝利で金星を上げた。

5.愛知 5000◎
 ×真壁 vs 村上○ 8分16秒 ブレインシェイカー→体固め
 一方的に攻撃を受け続けた真壁だが、場外戦でエレガントブローを叩き込むと息を吹き返し、
 さらにフロントスープレックスを決める。
 が、村上が片逆エビ固めで足を絞り動きを鈍らせた上で、ブレインシェイカーでトドメを刺した。

6.福井 5000◎
 ○村上 vs イージス× 7分9秒 ブレインシェイカー→体固め
 序盤からイージスを圧倒した村上。凶器でイージスを殴りつけフォールするも、カウント2.8。
 ブレインシェイカーをブレンバスターで一度は切り返して見せたイージスだが、
 2度目は堪えきれずに脳天から叩き落され、3カウントを奪われた。

7.長野 5000◎
 ×北条 vs 村上○ 8分33秒 ブレインシェイカー→体固め
 前回シングルで敗れている村上がこの日は序盤から飛ばし、
 凶器攻撃を織り交ぜて最後はブレインシェイカーで沈め、先輩の貫禄を見せた。

8.富山 5500◎
 タイトルマッチの前哨戦タッグは伊達組の全勝。
 近藤にとっては厳しい状況だが、三度目の正直なるか。


 FSPヘビー級タイトルマッチ 伊達遥 vs 近藤真琴

 一進一退の攻防がしばらく続くが、じわじわと追い込んでいく伊達。
 近藤が早くも伝家の宝刀サイクロンバックブローを決め、流れを一旦は引き戻すが、
 それでも王者があらゆる技を駆使し近藤をまた追い詰めていく。
 ならばともう一発サイクロンバックブローを叩き込んで見せた近藤だが、
 これを伊達がだうんせずに堪えると、反撃のDDTから最後は強烈なニーリフトで3カウント。
 先シリーズ、そして今日の試合と風は確実に近藤に向いていたが、
 それを跳ね除け、伊達が王者の王者たる由縁を見せつけた。

 ○伊達 vs 近藤× 45分32秒 ニーリフト→体固め

 「王者・伊達遥、8度目のタイトル防衛に成功」


「今シリーズ総括」
・新人シングル6戦(村上含む)、
 北条・村上5勝、滝・真壁3勝、野村・アドミラル2勝、イージス1勝
・観戦するには野外の方が明るいので楽しい。
・まだ3度目の富山興行だが、タイトルマッチ効果かテクニカルドームは超満員。
 早くも人気が根付いたようだ。
・村上のプライドを考えなるべくメインと絡めるようにしていたが、
 むしろ休憩前で若手をシゴいて(イヂメて)いる方が生き生きして見える。
 来月からもう少し若手相手の試合を増やしてみよう。

☆成長の記録
 越後2 真壁1 イージス7
 ここに来て越後が成長を見せる。イージスも爆発的に伸びた。


☆成長の記録・5年目
19才 伊達 ↓3,↑5 近藤 ↑2 越後 ↑2 藤原 ↓1 村上 ↑4
17才 真壁 ↑9
16才 滝 ↑11 北条 ↑16
15才 イージス ↑9

……野村、まったく伸びずorz
格上とも当たってるんだがな。負けは多いが、勝ちも拾ってるし。
ちなみにコーチ、特訓0。


 ☆ファイナルシリーズ☆

旗上げして5年。女子プロ1強時代に風穴を開け、
新女と並び称される程に成長した我が一番星プロレス。

そんな折、プロレス界全体で大きなイベントが行われることとなった。
「ファイナルシリーズ」……国内、国外を問わず、各団体から精鋭が出場し、
ジュニア、タッグ、ヘビーの3部門の頂点を決める大会を行い最強の選手を決定、
そしてさらに全国的な人気投票も行い、団体の資産なども合計し最強の団体をも決定してしまおうという、
前代未聞の大イベントである。
我が団体にも参加要請があり、これを受諾。
基本的に外との交流は行わず内部の充実を目指し、それによりファンを得てきた我が団体が、
初めて公の場に出ると言っていい。(Exリーグで惨敗した過去は忘れた)
選手達にも大きな刺激になるだろう。

1.ジュニアトーナメント
若手16名でのワンナイトトーナメント。ファイナルシリーズの前夜祭といった趣だ。
星プロからは成長著しい北条沙希がエントリー。

一回戦
 ○北条 vs 相羽× 11分27秒 ロイヤルDDT→体固め
 いきなり新女のホープ・相羽との対決となったこの試合。
 序盤からパワーで圧倒した北条が、タイガードライバーからロイヤルDDTで相羽を押さえ込んだ。

二回戦
 ○北条 vs ダイナマイト・リナ× 6分10秒 バックドロップ→体固め
 いきなりのバックドロップで追い込まれた北条だが、ニーリフトからロイヤルDDTで逆に追い込むと、
 バックドロップを体を浴びせて切り返し、最後は逆にバックドロップを決め手3カウントを奪った。

この辺りから一晩での連戦という事で疲労が響き、試合が早くなる。

準決勝
 ○北条 vs ジェシカ・カーチス× 2分4秒 ロイヤルストレート→体固め
 いきなりのタイガードライバーからロイヤルストレートで北条がジェシカを秒殺。

決勝
 ○北条 vs 武藤× 2分34秒 ロイヤルDDT→体固め
 その素質を見込まれ、海外でデビューし今なお躍進中の武藤めぐみとの決勝戦。
 両者共に3戦を戦い抜き疲労困憊だったが、北条が最初からスパートをかけ、
 タイガードライバーからロイヤルDDTで3カウントを奪い、見事優勝を決めた。

 優勝 北条沙希

2.タッグリーグ
全16チームからなる過酷なリーグ戦。
NO.2の沢崎光、粘りに定評がある越後しのぶがエントリー。

初戦
 ×沢崎・越後 vs 永原・パンサー○ 28分44秒 裏投げ→体固め
 初戦で再び新女代表と当たったこの試合。
 互角の展開が続いたが、最後はパンサーがパイルドライバーから裏投げで3カウントを奪い、
 女王の貫禄を見せつけた。

その後もリーグ戦は続くが、海外のスター選手、または海外で活躍する多数の日本人選手が
多数出場しているこのリーグ(エキシビジョンレベル3の日本人選手がゴロゴロいた)、
その実力差は大きく、沢崎・越後組は2勝、勝ち点4の同点最下位で日程を終えた。

 優勝 ビューティー市ヶ谷、カンナ神威組(全勝・勝ち点30)

3.シングルリーグ
各団体のトップ16名による、これまた過酷なリーグ戦。
星プロはもちろんエース、伊達遥。
新女は世代交代で、新エース菊池理宇がエントリー。
ちなみにリーグ戦前の評価では、伊達は16人中7番手、日本人最高評価となっている。

初戦
 ○ダークスターカオス vs 伊達遥× 15分59秒 パワーボム
 全ての面でカオスが伊達を圧倒。
 伊達も粘りを見せるが、最後はその圧倒的なパワーから繰り出したパワーボムでマットに沈められた。

その後、伊達は格上のGWAチャンプ、ローズ・ヒューイットに激戦の末勝利するも、
海外で活躍する謎のNINJAレスラー・RIKKAに敗戦、
下馬評どおり勝ち点18、7位でリーグ戦を終える。
日本人最高位となった伊達だが、世界トップレベルの壁の厚さを
まざまざと見せつけられたシリーズとなった。

全体で勝ち点24、3位に入ったローズ・ヒューイットだが、
唯一敗れた日本人である伊達に興味を持ったようで近い内の再戦を要求、
伊達もこれを承諾し、団体としても早期にGWAとの提携に向けて動く事になる。

 優勝 ジェナ・メガライト(14勝・勝ち点28)

団体評価
 新日本女子プロレス 21000P
 一番星プロレス   12000P

九州・東北など地方での人気は圧倒したものの、
やはり老舗の根強い人気か総合では新女が倍近い差をつけて星プロに完勝。
マット会の盟主の座を見せつけられる形となった。


秘書「社長。5年間、お疲れ様でした」

「井上君。君も5年間ご苦労様。結局日本一の団体に、とはいかなかったよ」

秘書「元々そのつもりもあまりなかったのでしょう。社長の経営方針を見ていればわかります」

「ハハハ。それでも新女の相次ぐトップの海外移籍や地方での人気面を考えて
 もしかしたらとは思っていたんだがね。これほど差がつくとは思っていなかったよ」

秘書「それで、今後はどうされるおつもりです?
 ……団体を畳まれるおつもり、とか」

「いや。……まだしばらくは続けるさ。ウチにはかわいい娘達が沢山いる。彼女達の成長も見ていたいしね。
 まあ、これから先、これほどプロレス界全体に関わる大きなイベントは起きないだろうから、
 ウチが新女を越えたかどうかを実感する瞬間はこないかもしれないが」

秘書「そうですか……」

「井上君。君は、これからどうするつもりだい。
 君の手腕を見込んで、欲しいと思っている所はプロレス界のみならずいくらでもあるだろう。
 現にいくつか接触があるようだし」

秘書「知っていらしたんですね」

「それはね。君に抜けられるのは、ある意味チャンピオンに去られるより大変だからな」

秘書「社長は、どうお考えなのです?
 私が、ここを辞めると言ったら」

「君の意思はもちろん尊重するよ。君の人生だ。好きに選ぶといい。
 だが、先程も言ったように、君は我が団体にとって、一番大切な人なんだ。
 ワガママを言わせてもらえるならば……ずっと私の側で、私を支えて欲しい」

秘書「社長……私も、ずっと社長の側で、お仕えさせていただくつもりです」

「い、井上君! ……あら?(スカッ)」

秘書「(サッ)ただ、勘違いなさらないように。私はあくまで秘書ですから」

「そ、そりゃないよ井上君。そんな殺生な」

秘書「ほら、シャンとしてください。ファイナルシリーズに掛かりきりで、
 仕事は沢山溜まっているんですから。それにかわいい娘達も待っているんでしょう」

選手達『社長〜っ』

「そ、そうだったな。よし、今日から一番星プロレスの新しい船出だ!
 まだまだ我がプロレス道は道半ば。我が理想の団体を、必ず作り上げて見せるぞ!」

秘書「……フフッ」



ファーストプレイ、しゅ〜りょ〜。
適当にエピローグなどつけてみましたがいかがだったでしょうか。

ファーストプレイでの感想ですが。
ま〜……長いw でも、たっのすぃ〜い!
3〜4年目で試合観戦の楽しさをはっきり自覚してからは、とにかく時間掛かったなあ。
同じ技でも使う人と名前が違えば全然違って見えるってもんでね。
基礎体力の違いが選手間に様々な相性をもたらして、楽しかったね。
越後の粘り腰はガチ。流血しちゃうと台無しだけど。
5年目のリーグ戦、真田戦で序盤に流血しなかったら……とは今でも思ってしまう。
そんな、かわいい娘たちの中でも若干しのぶびいきな俺。

まあその辺を全部ぶっちぎって独走状態に入った伊達でしたが。
なんかもう4年目くらいからは「いかに伊達を引きずり下ろすか」がテーマだったもんな。
5年目は下がるのわかってて写真集や映画に出したり。ゴメンね遥ちゃん。
まあベルト防衛効果でレベルダウン分を簡単に取り返してしまう辺り、さすがだったが。

ほぼ新人のみ、提携なし、特訓なし、という事で各選手のナチュラルな成長が感じられ、
トップクラスを獲らなかった事でそこまでメチャクチャな格差も起きず、楽しいプレイでした。
つばさにはもうちょっと成長してほしかったけど。まあカワイイからいいか。たまに勝つし。

新女との勝負は。
多分宿舎拡張で14人にせずに会場規模の上限を1万人にしていれば、
もうちょっと詰められたとは思うのよね。
でも目先の楽しさを追ってしまった。俺らしい結果になったというか、なんというか。


で、今後ですが。
リプレイの最後にも書いたように、このプレイはまだ当分続けます。
旗上げ組の引退くらいは見届けたいかな〜と。
興味としては完全に、次世代がどこまで伸びるかに移ってたり。
果たして伊達の牙城を崩すのは誰だ?

スタッフロール、新女に勝てなかったからか黒バックで寂しい感じだったけど、
最後に スペシャルサンクス:オールレッスルエンジェルスファン となっててちょっと感動した。

というわけで、次からは6年目、ファイナルシリーズで獲得した資金を
また宿舎拡張にぶっこんで、さらに愛しのローズ様率いるGWAと提携、新たな歴史が始まるのです。
(というかこれ書いてる時点で6年11月までやってたりして)

まあ自己満足で始めたこのリプレイ、自分が楽しい内はずっと続きますw
暇潰しにでも読んでくれる人がいればそれでOK。
最近は色んな所でリプレイが始まって、それらを読むのも楽しかったり。
個人的なレッスルリンク集が発売後は倍になったな。
……そういやウチもリンクページ作った方がいいのかしらん?

では以下、6年目に続く!

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6年目

 4月

社長「ファイナルシリーズを終え我が団体も旗上げから6年目に突入。
 今まではこの我が団体の歩みの記録も記入方法がバラバラだったが、
 月頭のオフィスパートに関しては、これからは私こと団体の社長と秘書の井上君との対話式でお送りしようと思う」
秘書「よろしくお願いします」
社長「さて、ファイナルシリーズでは、マット界全体がかなり潤ったようで、我が団体にも
 12,000APという見た事もない資金が還元された」
秘書「『3月までの残AP+最終団体評価』ではなく、最終団体評価は残APも含めての換算なのですね」
社長「そのようだ。で、この資金の使い道だが。さっそく選手宿舎に設備投資。
 我が団体は最大16人の選手を養う事が出来るようになった。内部も充実し、あの子達の喜ぶ顔が目に浮かぶな」
秘書「私としては、すでに6千人規模では超満員を連発している地域もあるわけですから、
 より大会場を借りられるように会場設備への投資を提案したのですが……」
社長「何を言う、井上君。選手は宝だよ。いくら抱えてもマイナスになる事はない。
 それにこれだけの選手層の厚さがあれば、資金などすぐに貯まるさ。ハッハッハ」
秘書(これが原因で月額のファイトマネーも増えて、
 今年はなかなか資金も貯まらないんだけれど……まあいいわ)

社長「宿舎に2名の空きが出たのでさっそく新人テスト。『ミネルヴァ石川』 『REKI』両名が入団。
 共に16歳での入団となったが、なんとかなるだろう」
秘書「よろしいのですか? 15歳から入団した方が選手の伸びが良い、という話もありますが」
社長「まあ構わんだろう。どの道ウチの団体はコーチはつけずに選手の自主性に任せているからな。それほど変わらん。」
秘書(相変わらずいい加減なんだから)
社長「入団した二人なんだが、体力テスト諸々の結果を見ると、すでにウチの野村君より評価が高いようだしな。
 ……うーむ、ますます不憫だなあの子は」
秘書「彼女も頑張っていますから。切磋琢磨してお互いに伸びてくれれば」
社長「そうだな。それを期待しよう。しかしREKI君だが、寸評の、
この『秘密だらけのレスラー』というのにはまいったなw」
秘書「笑い事ではないですよ。そんな怪しい素性の選手を獲得したのは社長自身でしょう」
社長「いやいや、プロレスラーというのはそのくらいのギミックも必要だよ。彼女には期待しているんだ。
 さて、そんな二人を加えた我が団体の今月の興行だが……」

秘書「軽症……村上、イージス
 重症……藤原
 1・2ヶ月前からのケガを引きずっている選手もいますし、かなり厳しい状態ですね。
 ファイナルシリーズの影響で今月はかなり押していますし」
(※実際にはそんな事はないのだが、普通に考えて16人での総当りリーグ戦なんかをやったら
  確実に半月はかかるだろう)
社長「そうだな。小早川君のように、入団してすぐ試合の連続でイヤになったのか、
 海外に移籍してしまった子もいたことだし、今月新入団の二人がそうなったら困るしなあ。
 ……よし。バカンスにでも行くか」
秘書「よろしいのですか? 宿舎の拡張ですでに資金は2000APを割り込んでいますけど」
社長「うむ。ファイナルシリーズでの各自の頑張りのご褒美も兼ねてな。
 で、予算はいくらくらいかな。300APくらいか?」
秘書「30×16人で、480APですね」
社長「なにっ? そ、そんなにか……ま、まあいい。出発だ」
秘書「では私も休暇を頂きます」

社長(バカンスでは、さっそく新入団のミネルヴァ君がおにぎりを作ってきたりと家庭的な面を見せてくれた。
 ……まあ、すっぱくなっていたわけだがw
 しかしあの子は、16歳とは思えない体つきだな。なんというかこう、けしからん……)
秘書「社長、いつまでバカンス気分でいるんですか。早く頭を切り替えてください。
 今月は以上で終了、という事でよろしいですね」
社長「あ、ああ、うん。他に出来る事もないしな。
 では5月から、16人になった一番星プロレスの本格再始動だ」

☆成長の記録……特になし

 5月

秘書「バカンスで静養できた為、6人のケガが完治しました。皆万全の状態です」
社長「うむ。というかそんなにいたのか。バカンスに行って正解だったな。
 さて、例年ならタッグリーグの時期だが、今年は中止。
 というのも、GWAとの提携を行ったのだ」
秘書「海外団体との提携は初めてですね」
社長「うむ、さほど必要性を感じていなかったんだが、
 ファイナルシリーズでの伊達君とローズ嬢との繋がりもあってね。
 我が団体としても、ここらで新しい風を入れるのも良いかなと。
 ……しかし、ローズ嬢は、なんというかこう、非常に麗しい方だったなあ」
秘書「社長。鼻の下が伸びています」
社長「おっとと。ともかく、そのGWAとの提携で来日する選手だが。
  ローズ・ヒューイット……評価値1250
  ハムル・シアター……1010
  パトリシア・ルイス……820
  ジェシー・ビートン……720
  ジーナ・デュラム……620
 なんというか、非常にウチに適した団体だな。
秘書「ローズ選手はエースの伊達さんと、ハムル選手は沢崎さん達旗上げ組、
 その他3選手もちょうど若手より少し上の実力、といった感じですね」
社長「思った以上に的を射た提携だったのかもしれん。
 そういえば、フリーで参戦中のファントムローズ1号選手はローズ嬢のメイドという事だ。
 お互いに再会を喜んでいたな。という事で彼女も基本的にはGWA寄りだ。
 しかし、パトリシア選手は、昨年末までフリー契約だったのに、もう再来日か。
 12月の興行では盛大に彼女を送り出したのに、なんだかなあ」
秘書「でも彼女、帰国してすぐGWAタッグのベルトを巻いたようです。
 今月は来日していませんが、時期を見てタイトルマッチの要請をする事もできますが」
社長「いや、海外のベルトはいいよ。仮に獲得したとして、維持も大変だ。
 それに、そうなってくるといずれ我が団体のFSPヘビーも外国人相手にタイトルマッチを組まなければいけなくなるだろう?
 我が団体の宝がもし流出したら……あわわわわ」
秘書(意外と小心者なんだから)

社長「さて、これからのマッチメイクだが。新人の入団、海外団体との提携と人数が極端に増えたので、
 前・中・メインと3つのグループに分け、前・中では基本的に総当りでのシングルマッチを行ってもらう。
 メインは主力でのタッグマッチだ」
秘書「今月で言うと、
  前……REKI、ミネルヴァ、野村、イージス
  中……アドミラル、滝、真壁、ビートン、村上、北条
  メイン……ファントムローズ1号、藤原、近藤、真田、ラッキー、沢崎、ハムル、伊達、ローズ
 という分け方ですね。メインに属した選手はタッグ、6人タッグが主と」
社長「そうだ。通常の興行で主力のシングルマッチを乱発するわけにもいかないからな。
 ただ、ここ5年の経験から見ると、若手はシングルマッチを多目にして経験を積ませた方が成長が良いようだ。
 外人同士のシングルは組んでも仕方ないので、後ろに回してタッグのメンバーに入れる。
 今月は特に初めてのGWAとの提携という事もあり、
 メインはFSPvsGWAの6人タッグマッチを主に行っていこうと思う」
秘書「今月は関東シリーズ。人気は根付いている地区ですので、集客には期待できますね。
 ちなみに今まで説明はしていませんでしたが、集客の表記は
  ☆……超満員札止め
  ◎……超満員
  ○……満員
  △……7〜8割
  ×……それ以下
 となります」
社長「誰に話しているんだ?」
秘書「いえ。それでは今月の興行です」


1.静岡 6000◎
・REKIデビュー戦
 ○REKI vs 野村× 8分47秒 アームホイップ→体固め
 一方的に攻めまくったREKIが、デビュー戦初勝利。野村……。

・ミネルヴァ石川デビュー戦
 ○ミネルヴァ vs イージス× 10分47秒 スクラップバスター→体固め
 序盤はグラウンドで圧倒したイージスだが、ミネルヴァが豪快なスクラップバスターで逆転勝利。

2.神奈川 6000◎
3.東京 4000◎
4.埼玉 5000◎
5.群馬 5500◎
6.栃木 5000◎
7.茨城 4000☆

ここまでの結果
・前 シングル6戦
  REKI 2勝、ミネルヴァ、野村 3勝、イージス 4勝
・中 シングル5戦
  滝 0勝、真壁 1勝、アドミラル 2勝、村上 4勝、北条 5勝全勝
・メインの6人タッグは、FSP 3勝、GWA 4勝。

8.千葉 6000☆
・セミファイナル
 ○沢崎・ラッキー vs ハムル・ファントムローズ1号× 17分14秒 バーニングジャーマン
 双方必殺技の決め合いで死闘となったが、最後は沢崎がバーニングジャーマンで締めた。

・メイン
 ×伊達 vs ローズ○ 52分29秒 パワーボム
 序盤は伊達優勢だったが、ローズが必殺のバスターローズを決めると流れが一転。
 関節技で何度も伊達を締め上げるローズに、伊達もジャンピングニーや膝蹴りを返したが、
 ローズがブレーンバスターの連発から最後はパワーボムで3カウント。
 ファイナルシリーズでの借りを返して見せた。

「今シリーズ総括」
・いきなり新人が揃って勝利でどうなる事かと思ったが、
 最終的には野村、イージスもちゃんと力を見せた。
・GWAとの対抗戦はやや負け越し。
 大熱戦となったメイン。このカードは大事にしていこう。
・GWA効果か、札止め会場が2つ出た。

☆成長の記録
 野村2 滝4

 ※旗上げ組はこれ以上の大きな成長は望めないので、
  現時点での各カテゴリ攻撃数値の難易度の新技取得をさせていたが、一月では覚えず。
  (わかりやすく書くと、真田の投げ攻4なので、難易度4のバックドロップ取得練習中)
  やはり成長期を過ぎると技も覚えにくくなるらしい。

 6月

秘書「軽症……沢崎、近藤
 二人共試合には影響はなさそうですが」
社長「うむ。プロレスラーも長くなるとどこかしらのケガは付き物だ。
 二人共大丈夫だと言うし、興行には参加してもらおう」

秘書「四国さぬきテレビと放送契約をしました」
社長「今年から我が団体も全国展開を目指しているからな。
 今の所、四国は野村君の出身地の愛媛だけでしか興行した事がない、言わば我が団体にとって未開の地だ。
 一応8月のシリーズでの巡業を予定しているので、それまでに少しでも宣伝になれば」

秘書「今月はローズ・ヒューイット選手は来日せず。
 『生ける格闘伝説』ジーナ・デュラム選手が来日しました」
社長「凄いな彼女は。24才、まだ現役だったのか。確か旗上げ時のフリーリストでも見たぞ。
 さすがに力は落ちてしまっているようだが、若手にプロレスというものを教えてもらうとしよう」

秘書「今月のFSPヘビーへの挑戦者は、真田美幸選手に決定しました。初挑戦ですね」
社長「能力的には旗上げ組の他の選手と互角なんだが、なかなか機会が回ってこなかったからな。
 我が団体としても今年のテーマは初挑戦という事だし、選手にも初めてを味わってもらおう」

前……REKI、ミネルヴァ、野村、イージス、アドミラル、ジーナ
中……滝、真壁、ビートン、村上、北条、パトリシア


1.東北海道 4000◎
 ○アドミラル vs ジーナ×
 ジーナ・デュラム、星プロに初見参。
 しかし……声といい見た目といい、弱そう過ぎる。へにゃへにゃしてる。
 実際にアドミラルのパワーにあっという間に押し切られてしまった。

2.西北海道 4000◎
3.青森 5000◎
4.秋田 5000◎
5.岩手 5000◎
6.山形 5000◎
7.福島 4500◎

ここまでの結果
・前 シングル5戦
  REKI 1勝、野村、ミネルヴァ 2勝、アドミラル 3勝、イージス 4勝
・中 シングル5戦
  真壁 1勝、村上 2勝、滝 3勝、北条 5勝全勝

8.宮城 4500☆

 FSPヘビー級タイトルマッチ 伊達遥 vs 真田美幸

優勢に試合を進める伊達に、真田も斬馬迅、ラリアートを決め反撃。
それでも伊達の圧力は止まらず、追い込まれる真田。
ならばと真田もタイガースープレックスをカウント2.8、ニーリフトを2.9で返すと、
気合一閃、再度斬馬迅を叩き込み伊達からダウンを奪う。
が、最後は伊達が2発目のタイガースープレックスで3カウントを奪った。

 ○伊達 vs 真田× 28分13秒 タイガースープレックス

 「王者・伊達遥、9度目のタイトル防衛に成功」


「今シリーズ総括」
・すでに人気は固い東北シリーズ。宮城ではタイトルマッチ効果で札止め。
・村上が北条、滝に敗戦。すでにこの辺りの差はなくなりつつある。

☆成長の記録
 北条2

 7月

秘書「ファントムローズ1号選手との契約が終了しました」
社長「うむというか、タイトルマッチですっかり忘れていた。
 最後の来日だし、もっと盛大にマッチメークすれば良かったな。
 旗上げ組の成長にも一役買ってくれた、言わば功労者だしな」
秘書「代わりといってはなんですが、アリッサ・サンチェス選手と契約しました」
社長「評価値740。最近成長が目覚ましい滝君、北条君の壁としての役割を期待したい」

前……REKI、ミネルヴァ、野村、イージス、アドミラル、ジーナ
中……滝、真壁、ビートン、村上、北条、アリッサ


1.沖縄 4000☆
2.長崎 5500◎
3.佐賀 4000☆
4.徳島 5000◎
5.鹿児島 4000◎
6.宮崎 4000☆
7.大分 5500◎

ここまでの結果
・前 シングル5戦
  野村 1勝、ミネルヴァ 2勝、REKI、アドミラル、イージス 3勝
・中 シングル5戦
  真壁、北条 1勝、村上 3勝、滝 4勝

8.福岡 5000☆

 ×伊達 vs ローズ○ 28分36秒 バスターローズ
 試合中盤、バスターローズを繰り出したローズに即座にサイレンとウィッチで反撃した伊達。
 だが次第にローズのパワーに押し込まれ、
 シャイニングウィザード、パワーボムは2.8で返すが、
 2発目のバスターローズで3カウントを奪われた。


「今シリーズ総括」
・根強い人気の九州シリーズ、札止め連発
・伊達、ローズに連敗
・5、6月シングル負けなしだっ北条が、今月は4敗。アリッサ戦のみ勝利。
・滝、村上から2試合連続でベルサイユスタープレスで勝利。

☆成長の記録
 真田1 イージス1

 8月

秘書「村上さんと滝さんの間で遺恨が発生しました」
社長「うーん、この所滝君は千秋君に勝率がいいからな。
 千秋君に話を聞いても根が深そうだし、滝君に聞いても心当たりすらないようだ。
(※遺恨が発生された側に「悩みを聞く」をしても意味がないらしく、
 「越後君とは〜」「博愛主義者ですから」と訳の分からない会話がなされた(^^; )
 これは様子を見るしかないかな。とりあえずシングルは1試合組んでおくか。
 リング上での事はリング上で解決してくれれば良いが」

社長「さて、今年で2回目となる『真夏のスーパージュニアリーグ』の開催だ」
秘書「参加者は、 REKI、ミネルヴァ、野村、イージス、アドミラル、真壁、滝、北条 の8選手です」
社長「昨年の倍だな。ウチも選手層が厚くなったもんだ」
秘書「興行としては、四国・中国メインとなります。
 リーグ戦との兼ね合いで、メインが若手同士となる為不安は残りますが……」
社長「まあ会場規模を控えめにしておけば、なんとかなるだろう」


1.広島 3000◎
・セミファイナル
 ○村上 vs 滝× 9分23秒 地獄巡り→体固め
 場外でのブレインシェイカー2連発で、マットのないコンクリートの上に強烈に滝を叩きつけた村上。
 リングに戻った滝もベルサイユスタープレスを決めて見せるが、これを村上がカウント2で返し、
 最後は地獄巡りで勝負を決めた。

2.山口 2500△
リーグ戦一日目
 ○ミネルヴァ vs REKI× 8分38秒 ミネルババスター(パワースラム)
 ×真壁 vs アドミラル○   13分8秒 ギロチンドロップ→体固め
 ○滝 vs イージス×     7分40秒 ラリアート→体固め
 ○北条 vs 野村×      10分46秒 ブレーンバスター→体固め

3.島根 2500△
ニ日目
 ○野村 vs REKI×  6分9秒 ジャンピングニーパット→体固め
 ○真壁 vs ミネルヴァ× 8分21秒 エレガントラッシュ→体固め
 ○滝 vs アドミラル×  8分26秒 天空の羽衣
 ○北条 vs イージス×  12分39秒 ロイヤルストレート→体固め

 北条、滝が連勝で一歩リード

4.岡山 2000△
三日目
 ×野村 vs ミネルヴァ○  6分3秒 スクラップバスター→体固め
 ○イージス vs REKI× 13分42秒 イージスブレイカー(ドラゴンスクリュー)→体固め
 ○滝 vs 真壁×      13分9秒 天空の羽衣
 ○北条 vs アドミラル×  11分32秒 バックドロップ→体固め

 北条、滝3連勝

5.愛媛 3000△ 四日目
 ×イージス vs ミネルヴァ○ 10分3秒 スクラップバスター→体固め

 ×アドミラル vs REKI○ 11分18秒 デスバレーボム→体固め
 アドミラルのパワーに押され劣勢だったREKIだが、
 一瞬の隙を見逃さず無明蹴を決めると、
 新技フランケンシュタイナーからデスバレーボムで一気に逆転勝利を決めた。

 ○滝 vs 野村×       6分38秒 ラリアート→体固め

 ○北条 vs 真壁×      8分13秒 ロイヤルストレート→体固め

 4連勝の北条、滝を3勝のミネルヴァが追う。
 REKIは激戦を制し、ようやく初勝利。

6.高知 2000×(25%)
五日目
 ×アドミラル vs イージス○ 11分18秒 イージスブレイカー→体固め
 アドミラルドライバーでグロッキー状態のイージスをさらに凶器で流血させたアドミラルだが、
 イージスがイージスブレイカー2連発でアドミラルの足を完全に破壊し、そのまま押さえ込んだ。

 ○真壁 vs 野村× シャイニングウィザード→体固め
 真壁の打撃に試合開始早々追い込まれた野村だが、
 オレンジスプラッシュを決めるとヘッドバット一発からさらにもう一度オレンジスプラッシュ。
 カウント2.9まで追い詰めて見せたが、真壁も意地でこれを跳ね返すと
 ショルダータックルからシャイニングウィザードを炸裂させ、再逆転勝利。

 ○滝 vs ミネルヴァ× 9分17秒 天空の羽衣

 ○真壁 vs REKI× 7分40秒 ブレーンバスター→体固め

 北条、滝5連勝。ミネルヴァ2敗目で一歩後退。

7.香川 2000×(25%)
六日目
 ○アドミラル vs 野村× 8分13秒 アドミラルドライバー→体固め

 ○滝 vs REKI    8分0秒 ラリアート→体固め

 ○真壁 vs イージス×  13分35秒 エレガントブロー→体固め
 イージスブレイカーからバックドロップ、フロントスープレックスと追い詰められる真壁。
 だが、カウント2.9で跳ねのけると反撃のシャイニングウィザード。
 イージスもヘッドバットで再度押さえ込むがこれも真壁が2.9で跳ね返し、
 最後は必殺のエレガントブローで逆転KOを決めた。

 ○北条 vs ミネルヴァ 7分24秒 ロイヤルDDT→体固め

 北条、滝共に全勝で最終日の直接対決を残すのみ。

8.徳島 2000○
最終日
 ×イージス vs 野村○ 12分54秒 オレンジスプラッシュ
 パーフェクトレッグロック(アキレス腱固め)で足を殺され、
 オレンジスプラッシュをかわされた上にイージスブレイカーでさらに痛めた足を砕かれた野村だが、
 跳ね起きるともう一度ポストからダイブ。
 オレンジスプラッシュを今度は決めて見せ、3カウントを奪った。

 ○アドミラル vs ミネルヴァ× 9分48秒 アドミラルドライバー→体固め

 ×真壁 vs REKI○     13分23秒 DDT→体固め

 ○北条 vs 滝× 8分9秒 ロイヤルDDT→体固め
 全勝同士の対決だったが、北条が終始パワーで圧倒。
 ロイヤルDDTでフィニッシュを決め、完勝で優勝を決めた。

勝ち点
北条(A)-14
滝(B)×-12
真壁(C)××-××6
アドミラル(D)××-××6
イージス(E)×××-××4
野村(F)××××-×4
ミネルヴァ(G)××××-6
REKI(C)×××××-4

 優勝 北条沙希(2)

「今シリーズ総括」
・高知、香川では集客を読みきれず赤字に。他会場も苦戦。
・若手の中では北条、滝が頭一つ抜け出した印象。
 他6名はダンゴ状態。

☆成長の記録
 野村1 真壁6 滝1 北条1

 9月

秘書「社長……空き巣に入られました……」
社長「な、なんだと? 被害は?」
秘書「先シリーズの収入が少なかったので額はそれほどではないと言えるかもしれませんが、
 50%、1200APほど……あうう……」
社長「むう……せっかくリーグ戦上位2名を挑戦者にしてジュニアベルトを創設しようと思っていたのに。
 そ、そんな顔をするな井上君。君の給料くらいはきちんと支払うさ」
秘書「しゃ、社長! ありがとうございますっ」
社長「ハハハ……(私の昼飯は当分豚丼だなこりゃ)

秘書「村上さんの遺恨は根が深いようですね」
社長「う〜む。今月も話は聞いてみたが、さっぱりだったな。
 こちらとしても話を聞いてやる事くらいしかできないからなあ」

秘書「今月のタイトル挑戦者は藤原和美選手です」
社長「彼女もチャンスに恵まれていなかったからな。
 リーグ戦ではたびたび番狂わせを起こしていたし、良い試合を期待したいな」
秘書「興行は近畿中心です」
社長「先月の四国興行では痛い目を見たからなあ。今度はより慎重に行かなければ。
 ただ今度はメインが我が団体の主力だし、前回よりはマシだろうが」

前……REKI、ミネルヴァ、野村、イージス、アドミラル、ジーナ
中……滝、真壁、村上、北条、アリッサ、パトリシア


1.鳥取 4500◎
2.兵庫 5000◎
3.和歌山 3500△
4.大阪 6000◎
5.奈良 3000×(30%)
6.京都 3000△
7.滋賀 3000×(30%)

ここまでの結果
・前 シングル5戦
  REKI 1勝、野村、イージス 2勝、アドミラル 3勝、ミネルヴァ 4勝
・中 シングル5戦
  滝 1勝、真壁 2勝、村上、北条 3勝

8.三重 3000○

 FSPヘビー級タイトルマッチ 伊達遥 vs 藤原和美

序盤は伊達が押す一方的な展開だったが、
藤原がジャスティスクラッカーを決めてから投げの打ち合いになる。
最後は藤原のフロントスープレックスを受けながらも藤原より早く立ち上がった伊達が、
起き上がりかけの藤原の膝に駆け上るとサイレントウィッチを叩き込み、3カウントを奪った。

 ○伊達 vs 藤原× 23分8秒 サイレントウィッチ→体固め

 「王者・伊達遥、10度目のタイトル防衛に成功」


「今シリーズ総括」
・人気のある地域とない地域の集客の格差が激しい。
 奈良、滋賀での苦戦は予想以上だった。
・王座は相変わらず安泰。
・村上、滝に2連勝。だが不満は完全には解消されないらしい。

☆成長の記録
 滝1 イージス1 北条3

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 10月

秘書「野村さんに写真集の依頼がきていますが」
社長「おお、やっと来たか。マメにサイン会を開いて彼女の人気を定着させた甲斐があったな。
 もちろん受けよう。彼女も喜ぶだろう。では私は立会いに行ってくる」

社長(セクシーなのがいい、と駄々をこねる所がまた子供っぽいんだが、かわいいものだな。フフ……)
秘書「社長。顔がにやけていますよ」
社長「おっとと。いかんいかん。ところで今月だが」
秘書「新たなケガの報告ですが。
  軽症……アドミラル
 巡業できない事はないとはいえ、これで4人目ですね」
社長「うーむ。じゃあ、バカンスにでも行くか」

社長「今回は何もなく。まあのんびり過ごせたからいいか」

☆成長の記録
 藤原2 アドミラル1

 11月

秘書「完治……沢崎、近藤、北条、アドミラル
 バカンスでしっかり療養できたようです」
社長「今さら気づいたんだが、「バカンス+練習」でもケガは回復するんだな。
 今までは大事をとって「バカンス+休暇」という形にしていたんだが」
秘書「重傷者はどうかわかりませんが、若手にはバカンスはバカンス、練習は練習でさせておいた方が良いかもしれませんね」

秘書「いくつかオファーが来ています。
  映画……伊達
  一日署長……北条
  ファンクラブ……アドミラル」
社長「他の二つは日数が掛からないから問題ないとして、伊達君の映画だが。
 ……先月の空き巣が被害が痛いからな。出演してもらうか。
 しかしアドミラル君は、見た目はああだが反応は素直だな。かわいい子だ」

社長「さて、今年も『秋のワンナイトシングルトーナメント』開催だ」
秘書「出場者は、沢崎、越後、ラッキー、近藤、真田、藤原、村上、北条 の8名です」
社長「伊達君が撮影でいないことだし、ジュニアリーグも制しメキメキ力をつけている北条君を抜擢してみた。
 当然優勝者が来月のタイトル挑戦権を得る事になる。楽しみだな」

社長「今月からシングルマッチを増やしてみた」
秘書「今までは6〜8戦は若手もタッグマッチを行うことが多かったんですが、
 今月は全てシングル、それも先輩や格上外国人選手との対戦ですね」
社長「うむ。肉体的には厳しいかもしれないが、若い内に上の力と空気を感じておくのも良いんではないかとね」
 少し様子を見て、効果があるようなら今後もこの形式を続けていこうと思う」
秘書「今月は中部シリーズです」
社長「ここ2ヶ月、甘く見て痛い目を見ているからな。初興行の地区はさらに慎重に行ってみるか」

秘書「新女のパンサー理沙子選手が引退したそうです」
社長「そうか。『リングの女王』と言われた彼女もとうとう。うーん、時の流れを感じるな」

前……REKI、ミネルヴァ、野村、アドミラル
中……滝、真壁、イージス、村上、北条、藤原


1.愛知 5000◎
2.岐阜 1000☆
3.静岡 6000◎
4.福井 5000◎
5.石川 1000☆
6.富山 4500◎
7.山梨 4000◎

ここまでの結果
・前 シングル6戦
  REKI 1勝、ミネルヴァ 2勝、野村 4勝、アドミラル 5勝
・中 シングル5戦
  真壁、イージス 1勝、滝 2勝、北条 3勝、村上、藤原 4勝

・チャレンジマッチ 6、7日目
  イージス……村上×、藤原×
  真壁  ……藤原×、村上×
  滝   ……真田×、越後×
  北条  ……越後×、真田×

8.長野 5000◎
秋のワンナイトシングルトーナメント開催。

1回戦
 ○越後 vs 村上× 11分59秒 維新ドライバー→体固め
 パワーで圧倒した越後が、勢いそのままに維新ドライバーでピン。

 ○近藤 vs 北条× 8分46秒 マッハストレート→体固め
 やはり自力の差か、近藤が終始圧倒しマッハストレートでKO。

 ○沢崎 vs 真田× 13分52秒 バーニングジャーマン
 序盤ペースを握った沢崎が、5分過ぎに早くもバーニングジャーマンでぶっこ抜き、
 その後もペースを渡さずにバックドロップからミサイルキック2連発、
 最後は2発目のバーニングジャーマンで3カウントを奪った。

 ○ラッキー vs 藤原× 25分19秒 ラッキークローバー
 押し気味に試合を進めたラッキーが、ドラゴンスクリューからアキレス腱固めにガッチリ捕らえる。
 これを自力で外し、スクラップバスターを見舞った藤原だが、
 再びラッキーが足を取り、ラッキークローバーでギブアップを奪った。

準決勝
 ×越後 vs 近藤○ 32分8秒 マッハストレート→体固め
 我慢比べのような打撃戦がしばらく続いたが、
 近藤が越後を一瞬ぐらつかせると、一気に勝負に出て、
 STO2連発からマッハストレートでマットに沈めた。

 ×沢崎 vs ラッキー○ 13分29秒 アキレス腱固め
 前の試合のダメージが残るラッキーを沢崎がミサイルキック2連発で攻め立てるが、
 一瞬のスキにリング中央でラッキークローバーが炸裂。
 1分半以上締めあげられるも沢崎が根性でこれを外し、反撃のフィッシャーマンバスターを放つがカウント2.8。
 フォールを崩したラッキーが素早く立ち上がって再び足を取りガッチリとアキレス腱固めに捕らえ、
 沢崎無念のギブアップ。

決勝
 ○近藤 vs ラッキー× 6分48秒 マッハストレート→体固め
 連戦の大きなダメージを引きずるラッキーがゴング直後に勝負に出て、
 ラッキークローバーに捕らえ1分近く締め上げるも、近藤これを自力で外すと
 マッハストレートからSTOで反撃。これはカウント2.8で返したラッキーだが、
 近藤がさらにマッハストレートで追い打ちを掛け、マットに沈めた。

  優勝 近藤真琴(2)


「今シリーズ総括」
・岐阜、石川は慎重に行きすぎたら札止め、会場の外に客が溢れてしまった。
・北条が急成長。敗れはしたが、トーナメント参戦と越後、真田とのシングルで何かを掴んだか。
・村上、藤原に勝利。同期とのシングルで久々に勝利を収めた。

☆成長の記録
 伊達 ↓1 村上1 真壁1 北条8 アドミラル3

 12月

秘書「以下のオファーが来ています。
 映画出演……沢崎、北条」
社長「今は資金が欲しいところだからな。両方とも受けよう」
秘書「軽症……野村
 試合に支障はないようですが、いかがしましょう」

社長「軽症ならば問題はない。巡業に参加してもらおう。
 彼女にとっても得るものが大きいだろうしな」
秘書「という事は、ようやく……」
社長「ああ。FSPジュニアベルト創設だ。
 さすがにマイナスが出たが、1000APくらいならなんとでもなる。
 また空き巣に入られて創設が遅れるよりはマシだろう。
 挑戦者は、真壁那月と野村つばさ。共に18才だ」
秘書「実力的に言えば、北条さんや滝さんの名前が先に上がってもおかしくない所ですが」
社長「北条君は今月は映画出演だし、二人共まだ17才だ。
 このベルトは実力もそうだが、経験を積ませるためにも有効に使っていきたいのでね。間口は幅広く」
秘書「FSPヘビーの挑戦者は近藤真琴選手。4度目ですね」
社長「近藤君はこれで最多挑戦か。さて、山は動くか」

秘書「今月は関東中心です」
社長「初興行の新潟がどうなるかは気になるが、他は安定しているだろう」

前……REKI、ミネルヴァ、野村、イージス、ジーナ、ビートン
中……アドミラル、滝、真壁、アリッサ、村上、パトリシア
6〜8のチャレンジマッチでは番狂わせのみ記載。


1.新潟 1000☆
2.神奈川 6000◎
3.埼玉 5000◎
4.群馬 5500◎
5.栃木 交通事故により試合不可

ここまでの結果
・前 シングル4戦
  REKI、ミネルヴァ 1勝、野村、イージス 3勝
・中 シングル4戦
  アドミラル 1勝、真壁 2勝、滝 3勝、村上 4勝

6.茨城 4000◎

7.東京 4000△

☆FSPジュニア級タイトルマッチ
"ダイナマイトガール" 真壁那月 vs "リング上の元気娘" 野村つばさ

序盤は互角の攻防だったが、徐々に体力差が浮き彫りになる。
真壁が強烈なスリーパーで野村の体力を削ぎ、
最後はエレガントラッシュでマットに沈め、初代王者に輝いた。

 ○真壁 vs 野村× 11分48秒 エレガントラッシュ→体固め

 「真壁那月、初代ジュニア王座戴冠」


8.千葉 6000◎
・チャレンジマッチ
 ○REKI vs アリッサ×
 ○村上 vs ラッキー×


☆FSPヘビー級タイトルマッチ 伊達遥 vs 近藤真琴

序盤なすすべなく攻められた近藤だが気合一閃、伊達の打撃をかいくぐりサイクロンバックブローを叩き込む。
なおもパイルドライバーを決め好守逆転かと思われたが、
伊達がニーリフトから意表を突いたフランケンシュタイナーで近藤のペースを乱すと、
ノーザンライトSPからローリングソバットでいつもの自分の形を作り、
最後は得意のニーリフトで4度目の挑戦を退けた。

 ○伊達 vs 近藤× 26分44秒 ニーリフト→体固め

 「王者・伊達遥、11度目のタイトル防衛に成功」


「今シリーズ総括」
・REKIがアリッサにシングル初挑戦で勝利。
・村上、ラッキーに勝利。先シリーズに続き同期を撃破。
(非観戦だと評価値計算だからか、HPや回復力の圧倒的差が出ずに番狂わせが起こりやすい)
・イージス急成長

☆成長の記録
 村上1 真壁1 沢崎↓1 滝4 イージス8 アドミラル2


『プロレス大賞』

 最優秀選手……伊達遥(2)
 最優秀新人……ミネルヴァ石川
 最優秀外国人……ハムル・シアター
 ベストバウト(シングル)
  ……伊達遥 vs ローズ・ヒューイット
 ベストバウト(タッグ)
  ……沢崎光、伊達遥 vs ハムル・シアター、ローズ・ヒューイット

社長「おお、すごい。我が団体とGWAの独占じゃないか」
秘書「新女は絶対的エース、パンサー理沙子の引退が痛手でしたね」
社長「まさかミネルヴァ君が新人賞を獲るとは思っていなかったが」
秘書「大きな成長はないとはいえ、先輩達とも遜色ない戦いを見せていますからね」
社長「うむ。来年の飛躍が楽しみだ」

 1月

社長「今月は赤字スタートか。だがプロレス大賞の賞金のお陰で-95AP。余裕だな」
秘書「早速ですが、オファーが来ています。
 写真集……北条」

社長「おお、これを受ければもう黒字じゃないか。北条君の写真集は初だし、当然受けよう。
 2ヶ月連続で練習できないのは、伸び盛りの北条君には少しイタイが。
 では私も立ちあってくる」
秘書「行ってらっしゃいませ」

社長「いやあ、まいった。思った以上に北条君はパーフェクト超人だな。
 カメラマンが泣いてたよ。まだ一週間はかかりそうだ。
 まあ彼女の多数の女性ファンが喜ぶ結果になれば、それもいいか」
秘書「今月は東北中心の興行です」
社長「うむ。ある程度の収入は固いな。
 ローズ嬢の来日もあるし、これが今シリーズの目玉かな」
秘書「野村さんには休暇を与えました」
社長「タイトルマッチ挑戦のご褒美といったところだ。しっかり治してきてくれるだろう」

前……REKI、ミネルヴァ、ジーナ、アドミラル、イージス、アリッサ
中……滝、真壁、村上、パトリシア


1.東北海道 4000☆
2.西北海道 4000☆
3.青森 5000◎
4.秋田 大雪で試合不可
5.岩手 5000☆

ここまでの結果
・前 シングル4戦
  REKI、ミネルヴァ 1勝、アドミラル 2勝、イージス 3勝
・中 シングル4戦
  滝、真壁 1勝、村上 3勝

6.山形 5000◎

7.福島 4500◎
 ○滝 vs 近藤×

8.宮城 4500☆
 ×伊達 vs ローズ○ 28分33秒 バスターローズ
 一方的に攻められていた伊達だが、一瞬のスキにサイレントウィッチを叩き込む。
 これがローズに火をつけ、ラリアート2連発からバックドロップ2連発と一気に畳み込むが、
 伊達もノーザンライトから踵落としを決めカウント2.8。
 これを跳ね返すとローズが掟破りのシャイニングウィザードからバックドロップ、
 そしてトドメのバスターローズ。伊達に完勝した。

「今シリーズ総括」
・伊達、ローズにシングル3連敗
・滝、近藤から大金星
・アクシデントでまた1興行中止
・写真集撮影中なのに成長する北条。合間にトレーニングしていたのだろうか。

☆成長の記録
 真壁1 ミネルヴァ3 滝2 北条2 REKI1

 2月

秘書「完治……野村
 しっかり治療してきたようです」

社長「よし。今シリーズからタイトルマッチ経験を活かした戦いをしてほしいものだ」

秘書「フリーのワイルドローズ2号選手と提携しました。評価値980」
社長「うむ。ファントムローズ1号選手との契約が切れてから、
 どことなくローズ嬢の元気がなかったからな。これで少しは……」
秘書「社長、そのような個人的な理由で……」
社長「ち、違う違うぞ。ウチの旗上げ組と同じ位の強さだし、彼女達の新たな壁としてだな」
秘書「……とりあえず、そういう事にしておきましょう」

秘書「オファーが来ています。
 伊達……写真集」

社長「うーん……断ろう」
秘書「よろしいのですか?」
社長「ああ。先シリーズ、ローズ嬢に敗戦した事がこたえている様でね。
 練習に専念したいそうだ」
秘書「わかりました。断りを入れておきます」

秘書「社長。新日本女子プロレスの永原ちづる、富沢レイ、村上千春の3選手が参戦を表明してきました」
社長「なにっ? プロレス大賞を我が団体が総ナメした事で老舗の看板が傷ついたか」
秘書「今月は新春一番星リーグの予定もありましたが、いかがしましょう」
社長「5年間続いたイベントだが、一番星リーグに関しては思うところもあったからな。今年は中止だ。
 春にそれに変わるイベントを用意するつもりだし、今月は新女との対抗戦を行おう。
 もっとも、マッチメークに関してはこちらの指示に従ってもらうがね」

秘書「今月は九州シリーズですね。
 近藤さんが滝さんとのシングル再戦を要求しています。
 先シリーズの敗戦が納得いかなかったようです」

社長「私も所用でそのカードは見られなかったからな。最終戦に組んでみよう」

前……REKI、野村、ミネルヴァ、アドミラル、イージス、村上千春、アリッサ
中……滝、真壁、村上千秋、富沢、北条、藤原、真田、永原
メイン……近藤・ハムルの越境タッグ、2号・ローズの主従タッグとFSPのトップ4人との組み合わせ。


1.沖縄 4000☆
 ○沢崎・ラッキー vs 近藤・ハムル×
 ×越後・伊達 vs 2号・ローズ○
2.長崎 5500◎
 ×沢崎・越後 vs 近藤・ハムル○
 ○ラッキー・伊達 vs ローズ・2号×
3.佐賀 4000☆
 ×ラッキー・越後 vs 近藤・ハムル○
 ○沢崎・伊達 vs ローズ・2号×
4.熊本 5000☆
 ○ラッキー・沢崎 vs ハムル・近藤×
 ×越後・伊達 vs 2号・ローズ○
5.鹿児島 4000☆
 ○野村 vs 千春×
 ○沢崎・越後 vs ハムル・近藤×
 ×ラッキー・伊達 vs 2号・ローズ○
6.宮崎 4000◎
 ×ラッキー・近藤 vs 富沢・永原○
 ×沢崎・越後・伊達 vs ハムル・ローズ・2号○
7.大阪 5500◎
 ×真田 vs 北条○
 ○ラッキー・越後 vs ハムル・近藤×
 ×伊達・沢崎 vs 2号・ローズ○

ここまでの結果
・前 シングル7戦
  ミネルヴァ 0勝、REKI 2勝、野村、イージス 3勝、アドミラル 4勝
  (新女)千春……6勝
・中 シングル7戦
  真壁 0勝、滝、北条 2勝、村上 4勝、藤原 5勝、真田6勝
  (新女、6戦) 富沢 3勝、永原 6勝(全勝)

8.福岡 5000◎
 ×滝 vs 近藤○ 12分24秒 STO→体固め
 スピードで上回る滝がドロップキックを連発するが、
 近藤が重い打撃一発一発で滝の攻めを断ち切る。
 それでも滝は観客の声援の中、ベルサイユスタープレスを決めて見せるが、
 近藤がこれをカウント2で跳ね返すと、マッハストレートからSTOで一気に3カウント。
 前シリーズの借りを返し、完全なる世代交代はまだまだ先なのだと観客に印象付けた。

☆新女対抗戦〜シングル3連戦
第1戦 村上千秋 vs 村上千春
 双子でありながら所属団体の分かれた二人。
 見た目はそっくりだが、ファイトスタイルは正反対である。

 試合は千春が序盤から打撃とパワーで押しまくり、
 千秋に何もさせぬまま掌底でマットに沈め、姉の威厳を見せつけた。

 ×千秋 vs 千春○ 13分22秒 掌底→体固め

第2戦 ラッキー内田 vs 富沢レイ
 共に関節技を得意とする者同士の対決。

 体力の違いを見せるラッキーは、富沢の攻撃を受け流し、効いていないとアピール。
 必殺の片逆エビ固めもエスケープされ、なすすべない富沢だが、
 粘りとポジション取りの上手さを見せ、
 ラッキーのアキレス腱固めやラッキークローバーをことごとくエスケープ。
 業を煮やしたラッキーが体ごと突っ込むようなショルダータックルで強引に押さえ込むという、
 およそらしくない結末となった。

 ○ラッキー vs 富沢× 27分55秒 ショルダータックル→体固め

第3戦 沢崎光 vs 永原ちづる
 星プロの若手〜主力6人にシングルで全勝し、タッグでも勝利を収めた永原が、
 こちらも投げを得意とする星プロのNO.2、沢崎と対決。

 序盤は投げを駆使し圧倒した永原だが、これといった決め技がないのが響き、
 沢崎に致命的なダメージを与えられず。
 次第に攻めあぐねる永原に、ここが好機と見たか沢崎が爆発。
 バーニングジャーマンで一気にぶっこ抜くと、さらにバックドロップ。
 一度は丸め込まれて返されたフィッシャーマンバスターを今度はきっちり決めてマットに叩きつけ、
 最後はミサイルキックで3カウント。

 そのブリッジワークのセンスは誰もが認めるだけに、
 彼女ならではのフィニッシュホールドを身につけることが、
 新女の絶対的エースとなる為に永原に必要な事だろう。

 ○沢崎 vs 永原× 14分56秒 ミサイルキック→体固め

☆メイン
 ×越後・真田・伊達 vs 2号・ローズ・ハムル○

「今シリーズ総括」
・北条、真田にシングル初勝利
・新女対抗戦は最終日こそ2勝1敗と勝ち越したものの、ほぼ力の差はないと思われる。
 星プロは絶対王者・伊達が、新女もエース菊池が出ていない為、完全決着とはいかず。
・GWAとのタッグ抗争は、GWA軍が大きく勝ち越し。
 ワイルドローズ2号が加わった事により、ローズ自体のファイトもより生き生きとして見えた。
・上位陣とのシングルの成果か、滝が急成長。

☆成長の記録
 滝8 イージス5 REKI2

 3月

秘書「軽症……近藤、村上、藤原
 先シリーズは激しい試合が続きましたからね」

社長「う〜む、3人とも今月は休暇だな。特に予定もないし」

秘書「タイトルマッチの挑戦者の方は」
社長「ジュニアは順当に北条君、ヘビーは先月新女のエースに勝利した沢崎君で決まりかな」

秘書「今月は四国・中国中心です」
社長「前回が大失敗だったからな。今月は慎重に行こう」
秘書「真田さんが北条さんとのシングル対決を要求していますね。
 やはり先シリーズの敗戦が原因かと」

社長「ジュニアのタイトルマッチは7戦目だし、8戦目に組んでおこう」

前……REKI、野村、ミネルヴァ、アドミラル、ビートン、アリッサ
中……イージス、真壁、滝、北条、ラッキー、ハムル
メイン……タイトルマッチに向け、沢崎がローズ組に合体。


1.愛媛 5000◎
 ×真田・越後・伊達 vs 沢崎・ローズ・2号○
2.高知 1500☆
 ×越後・真田・伊達 vs 2号・沢崎・ローズ○
3.徳島 2000☆
 ×ラッキー vs 北条○
 ×伊達・真田 vs 2号・ローズ○
4.香川 1500☆
 ○ラッキー vs ハムル×
 ×伊達・真田・越後 vs ローズ・2号・沢崎○
5.山口 2500☆
 タイトルマッチ前の為、真壁 vs 北条のシングルは回避。
 ○北条・真田 vs 沢崎・真壁×
 ×越後・伊達 vs 2号・ローズ○

ここまでの結果
・前 シングル5戦
  野村 1勝、REKI、ミネルヴァ 2勝、アドミラル 4勝
・中 シングル5戦
  真壁 0勝(4戦)イージス、滝、北条(4戦) 2勝、ラッキー 4勝
6.広島 2500☆
 ×滝・伊達 vs 沢崎・ローズ○

7.島根 1500◎
 ×滝 vs 2号○
 滝に何もさせず、2号の完勝。

 ×ラッキー・伊達 vs ローズ・沢崎○


☆FSPジュニア級タイトルマッチ
"FSP世界ジュニア王者" 真壁那月 vs "ヤングライオネス" 北条沙希

序盤は打撃を軸に有利に試合を進めた真壁だが、
関節の取り合いで北条がペースを握ると、
ギロチンドロップ2連発からニーリフトでカウント2.5、ブレーンバスターで2.8まで追い詰め、
最後は打撃戦を制して真壁のお株を奪い、ロイヤルストレートでマットに沈めた。

 ×真壁 vs 北条○ 26分49秒 ロイヤルストレート→体固め

 「真壁那月、初防衛失敗。
 北条沙希、第2代ジュニア王座に」


8.岡山 2500☆
 ×北条 vs 真田○ 15分24秒 ローリングソバット→体固め
 終始真田が押し気味に試合を進め、北条の攻撃は真田に蓄積するほどのダメージを与えられず。
 ソバットからのニーリフトはカウント2.8で返したが、
 もう一発ローリングソバットを叩き込み真田が北条をKO。
 先シリーズの借りをすぐに返して見せた。


☆FSPヘビー級タイトルマッチ
"FSP世界ヘビー王者" 伊達遥 vs "リングの守護神" 沢崎光

ローズと組んだ前哨タッグ戦では沢崎が伊達に全勝。
前回、外敵・永原を打ち破った勢いを見せるか。3度目の挑戦。

試合序盤、伊達のエルボーの連打で沢崎が夥しい出血。
なおも攻め続ける伊達に防戦一方の沢崎。
フロントスープレックスの連発からソバットはカウント2.5、
ノーザンライトは2.8で返すも、再度のソバットでマットに沈む。
千載一遇のチャンスを、何も出来ないまま最悪の形で逃してしまった沢崎は、
人目もはばからずマットの上で号泣した。

 ○伊達 vs 沢崎× 15分7秒 ローリングソバット→体固め

 「王者・伊達遥、12度目のタイトル防衛に成功」


「今シリーズ総括」
・会場規模を抑えすぎたか、札止めは連発するも利益は少なめ。
・北条、ラッキーにシングル初勝利。
・タッグ戦ではローズの強さが光った。
・野村の体力が1→2へ! 1から2になったのは初めてだ。

☆成長の記録
 野村1 ミネルヴァ1 REKI3


☆成長の記録・6年目
成長年齢評価値称号(7年目開始時)
伊達↓1(映画)201170FSP世界王者
沢崎↓1(映画)201000リングの重鎮
越後20990頼れる姉御
ラッキー20970リングの重鎮
近藤20970頼れる姉御
真田↑120960頼れる姉御
藤原↑220920頼れる姉御
村上↑220800投げの悪魔
真壁↑918770前FSP世界ジュニア王者
野村↑418600不屈の闘志
北条↑1617870FSP世界ジュニア王者
↑2017830若手の有望株
アドミラル↑617660極道一直線
イージス↑1516740若手の有望株
ミネルヴァ↑416610ダイナマイトガール
REKI↑616620秘密だらけのレスラー

☆6年目・総括

秘書「6年目の総括をお願いします」
社長「うーん、アクシデント続きで資金が貯まらなかったな。
 結局、会場設備の投資もできなかったし。」
秘書「だから最初に言いましたのに」
社長「いやまあ、その分リング上が充実しているからいいじゃないか。
 若手の成長も目覚しく、北条君、滝君は旗上げメンバーに迫らん勢いだ」
秘書「GWAとの提携も大成功でしたね」
社長「マッチメイクの軸になったからな。
 新女の殴りこみというアクシデントも、面白い結果になったし」
秘書「地方人気はまだまだこれからですね」
社長「旗上げ当初を思い出したよ。あれほど客が入らないとはね。
 初心に帰ったというヤツだ」
秘書「では、来年の抱負を」
社長「うむ。とりあえず資金を溜めて、1万人規模の会場に打って出られるようにする。
 あとは若手の成長を見守ろう」


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7年目

 4月

社長「さて、我が団体もいよいよ7年目に突入だ。
秘書「まずはケガ関連ですが。
 完治……近藤、村上、藤原
 軽症……アドミラル」
社長「八島君ももう18。今年が正念場だしな。軽症程度なら巡業には参加してもらおう。
 しかしケガによって成長の変動はあったりするんだろうか。
 変わりないのなら、軽症程度なら常に巡業には参加して欲しいのだが。
秘書「今週、団体経営の指南書が発売されるという事ですので、そちらに何か記述があるかもしれませんね」
社長「さすが井上君、よくチェックしている」

社長「さて。2月に見送った新春一番星リーグの代わりに、新たなる一大イベントを行うぞ。
 その名も、『アルティメット ヴィーナス カップ』 だ!
 ヴィーナスは、明けの明星、宵の明星等で有名な金星と、女神の名という二つの意味を持つので、
 我が一番星プロレスにはピッタリの名前だと思うんだが、どうだろう?」
秘書「その判断は私ではつきかねます」
社長「うう、冷たいよ井上君……」
秘書「それで、その形式は?」
社長「うむ。A,B二つのブロックに分け、まずはリーグ戦。4名中上位2名ずつが決勝トーナメントで争う事になる。
 4月に予選Aブロック、5月に予選Bブロック、6月はタイトルマッチで空くが、
 7月に決勝トーナメント、という寸法だ」
秘書「随分間が空いてしまいますね」
社長「そうなんだが、まあ格闘技イベントなどもこの位は間が空いたりはするしね。
 その間のマッチメイクには気を配らなければいけないが」
秘書「……要するに、一月に主力8人でリーグ戦を開いても、とてもじゃないが全部見ていられない、という事ですね?」
社長「うっ……私だって社長業務があるんだ。30分ドローがバンバン出るようなリーグ戦を
 最初から最後まで見るのはキツイんだよ。
 それに、ただリーグ戦をやるよりどことなく豪華だろう」
秘書「どこかで実際に見た事がある形式ですしね」
社長「ともかく、予選Aブロックの出場者は、厳選な抽選の結果、伊達・沢崎・越後・真田の4名だ」
秘書「これはまた、熱戦が期待できそうですね。久々に伊達さんもイベントに出場ですし」

社長「4月になってGWAも様変わり。
 ローズ嬢は来日していないが、ジーナ選手が引退し、その弟子と言う、
 そっくりなアネット・デュラム選手が入団(620)。
 そして、ファントムローズ1号選手(850)がGWA復帰だ」
秘書「そちらはいいのですが……」
社長「うむ……フリーで契約していた、ワイルドローズ2号選手(810)とアリッサ・サンチェス選手(590)に大きく衰えが……
 とくに2号選手は来日3ヶ月目なんだが……今の状態じゃ若手の壁レベルじゃないか。なんとも」
秘書「フリーリストにもこれといった候補がありませんし、他団体への接触を試みますか?」
社長「う〜む……とりあえず来月、ローズ嬢とハムル選手の状態を見て決めよう」

前……野村、ミネルヴァ、REKI、アドミラル、ビートン、村上
中……イージス、真壁、2号、パトリシア、滝、1号、北条、藤原


1.三重 2000☆
2.滋賀 1000☆
3.京都 2500☆
4.奈良 1000☆
5.和歌山 2500☆

ここまでの結果
・前 シングル5戦
 野村0勝、アドミラル1勝、ミネルヴァ2勝、REKI4勝、村上4勝(4戦)

6.鳥取 4500☆

 『アルティメットヴィーナスカップ 予選Aブロック』

初日

 ×沢崎 vs 真田○ 23分55秒 コンビネーションキック→体固め
 一進一退が続いたが、真田の顔面蹴り3連発に火がついた沢崎が、
 バーニングジャーマンでぶっこ抜き、さらにバックドロップを決める。
 しかし立ち上がった真田、必殺の斬馬迅を見舞うも、
 沢崎ふらつきながらも踏み止まり、トドメのフィッシャーマンバスター。
 これを真田が2.8で返すと、沢崎の後ろに組み付き逆にバックドロップ、
 起き上がりかけの沢崎にコンビネーションキックを叩き込んでKOした。

 ○伊達 vs 越後× 16分45秒 タイガースープレックス
 終始ペースを握った伊達が、ニーリフトの連打で越後のスタミナを奪い、
 最後はソバットからタイガースープレックスで3カウントを奪った。

7.兵庫 5000☆

ここまでの結果
・中 シングル7戦
 イージス1勝、真壁、滝、北条4勝、藤原5勝

二日目

 ○沢崎 vs 越後× 18分35秒 バーニングジャーマン
 序盤主導権を掴んだ沢崎が、最初の仕掛けでバックドロップからミサイルキックを決め、カウント2.5。
 これを返すと越後が怒涛の巻き返しを見せ、沢崎のバックドロップも切り返すとさらにDDT2連発。
 維新ドライバーは返されたものの、掌底を叩き込んで沢崎をぐらつかせ流れは越後かと思われたが、
 沢崎がバックを取ると一気にバーニングジャーマンで強烈に叩きつけ、そのまま3カウントを奪った。

 ○伊達 vs 真田× 16分25秒 タイガースープレックス
 真田のエルボーでいきなり流血した伊達。
 動きが鈍い伊達に真田が押し気味に試合を進めるが、
 カウンターでフロントスープレックスを決めるとここから伊達が本領発揮。
 DDT2連発からノーザンライトSPでカウント2.5と完全に好守逆転。
 さらにDDT2連発と畳み込む伊達に真田もラリアートで反撃したが、
 最後はタイガースープレックスで伊達が真田をマットに沈めた。

勝ち点4 伊達
勝ち点2 沢崎、真田

8.大阪 6000☆
 ○北条 vs ラッキー× 15分15秒 バックドロップ→体固め
 序盤グラウンドで北条のスタミナを削り有利に展開したラッキー。フライングボディプレスを決めるが、カウント2。
 だがここから北条が息を吹き返し、ニーリフト3連発でラッキーを追い詰める。
 ラッキーもフロントスープレックスで反撃に出るが、
 最後は北条が強烈なパワースラムから、バックドロップで3カウント。
 ラッキーにシングル2連勝。いよいよ差がなくなってきた事を見せつけた。

最終日

 △越後 vs 真田△ 30分時間切れ引き分け
 一進一退が続いたが、越後が3発目のDDTを決めてから試合が動く。
 顔面蹴りで攻め立てる越後にラリアートを返す真田。
 越後が維新ドライバーからブレーンバスターで勝負に出ると、真田も逆に顔面蹴りで反撃。
 と、ここでタイムアップ。
 再びこのカードは時間切れに終わり、越後は完全にトーナメント進出の望みを断たれてしまった。

 ○伊達 vs 沢崎× 20分59秒 踵落とし→体固め
 試合開始早々、沢崎のヘッドバットで前夜の傷が開き、伊達が額から流血。
 だがこれを好機と、心を鬼に攻め立てる沢崎。
 防戦一方だった伊達だが、10分過ぎから怒涛の反撃に出て、エルボー3連発からソバット2連発。
 だが沢崎もカウンターでヒップアタックを決めると、DDTを食らうものの素早く起き上がりバーニングジャーマン!
 決まったかと思われたが、カウント2.8で伊達がブリッジを崩し、すかさず起き上がってサイレントウィッチ炸裂!
 そのまま両者ダウンしていたが、先に伊達が起き上がり、強烈なストレッチプラムで締め上げると、
 根性で外した沢崎がフラフラと立ち上がった所に、脳天から踵落としを叩き込み、そのまま押さえ込んで3カウント。
 久々の日本人選手のvs伊達シングル勝利はならなかったものの、観客の盛り上がりは最高潮。
 敗れはしたが、沢崎は前回のタイトルマッチでの汚名を見事に返上した。

Aブロック勝ち点順位
伊達-61位通過
沢崎×-×2
越後××-1
真田×-32位通過

『7月・決勝トーナメント進出者』
 Aブロック1位 伊達遥 2位 真田美幸


「今シリーズ総括」
・前回興行失敗地域は控え目にした事もあるが、前8会場全てで札止め。
・ここにきてリーグ戦の成果か、越後・真田成長。21歳はまだまだ安定期の模様。
・観戦しないでいると、藤原が2号、パトリシアに敗戦。予想外。
・北条、ラッキー越え(観戦していて旗上げメンバーに勝ったのは初めて)

☆成長の記録
 越後1 真田1 ミネルヴァ2 北条1

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 5月

秘書「まずはケガの報告です。
 軽症……藤原、REKI」

社長「藤原君は予選出場があるから別だが、REKI君、先月からケガが続いている八島君は休暇だな。
 伊達君も休暇だ。特に体は問題ないが、
 6月にタイトル戦、7月に決勝トーナメントがあるし、その前にケガをされては困る」
秘書「次はイベントですが。
 ファンクラブ……イージス
 一日署長……伊達」

社長「中森君もようやく人気が定着してきたな。
 伊達君は何度目の署長だろう。署長っぷりが板についてきたなw」

秘書「今回の中部シリーズ、アルティメットヴィーナスカップの予選Bブロックが行われますが」
社長「出場メンバーは近藤、ラッキー、藤原、
 そして目玉は粘り強い交渉の上ようやく参加を同意してくれたローズ・ヒューイット嬢だ。
 伊達君以外とのウチの選手とのシングルは初だからな。楽しみだ」
秘書「GWAからは、今月はハムル選手も来日しますね」
社長「彼女、まだ18だったんだな。この一年で大きく成長していた(1150)
 今月は積極的にシングルを組んでみたので、ウチの選手にも大きな刺激になるだろう」

前……野村、アネット、ミネルヴァ、ビートン、村上、2号
中……イージス、真壁、滝、北条、真田、沢崎、越後、ハムル
(外人同士、20歳以上の選手同士に関してはシングル行わず、タッグへ回す)


1.愛知 5000◎
2.岐阜 1500☆
3.福井 5000◎
4.石川 2000☆
5.富山 5500◎

ここまでの結果
・前 シングル5戦
 野村、ミネルヴァ2勝、村上4勝(4戦)

6.長野 5000☆

 『アルティメットヴィーナスカップ 予選Bブロック』

初日

 ○近藤 vs 藤原× 10分21秒 コンビネーションキック→体固め
 序盤から完全な近藤ペースが続き、顔面蹴り2連発からマッハストレートで藤原流血。
 さらにコンビネーションキックを叩き込み、藤原に何もさせないままKOした。

 ○ローズ vs ラッキー× 20分40秒 ブレーンバスター→体固め
 伊達以外とのシングルは来日初となるローズ。
 パワーで圧倒するローズだが、ラッキーも要所でグラウンドを展開し完全にペースは渡さず。
 焦れたローズがいきなりパワーボムを繰り出しカウント2.5、
 さらにブレーンバスターを決め一気に勝負を決めるかと思われたが、
 ここでラッキーがうまくグラウンドに引き込み必殺のラッキークローバー。
 ロープエスケープしたローズに追撃のネックブリーカーを狙ったラッキーだが
 カウンターでトペ・レベルサをもらい、さらにローズの裏拳が炸裂。
 それでも片逆エビ固めで何度も絞り、さらにドラゴンスクリューでローズの足を破壊寸前。
 だが痛がる素振りを見せず、シャイニングウィザードを2連発で叩き込むローズ。
 それぞれ2.8、2.9で返したラッキーだったが、最後は垂直落下ブレーンバスターに力尽きた。

7.山梨 ☆

ここまでの結果
 ・中 シングル7戦
 真壁 0勝、イージス1勝、北条 2勝、滝 3勝 真田、沢崎、越後 4勝(5戦)、ハムル7勝全勝

二日目

 ○近藤 vs ラッキー× 16分1秒 マッハストレート→体固め
 打撃で押し気味に試合を進めた近藤が、フロントスープレックスからブレーンバスター、ヘッドバットと笠にかかって攻めるが、
 不用意に近づいた所をラッキーが体を入れ替え、必殺ラッキークローバー。
 これを一分近く耐え、自力で外した近藤だが、なおも片逆エビ固めで足を絞るラッキー。
 なんとか逃れると、ブレーンバスターから強烈なSTOでマットに叩きつけ、さらにマッハストレートでダウンを奪う。
 これをカウント2.8で返し、DDTを決めたラッキーだが、再度組み付こうとした所で
 カウンターのマッハストレートが直撃、マットに沈んだ。

 ○ローズ vs 藤原× 11分28秒 ハイキック→体固め
 終始全てにおいて圧倒したローズが、ストレッチプラムで強烈に絞り上げ、最後はハイキックでKO。
 藤原は良い所なしの2連敗で予選敗退が決定した。

2連勝のローズ、近藤が決勝トーナメント進出決定。

8.静岡 6000☆

 ○滝 vs 越後× ベルサイユスタープレス

  最終日

 ○ラッキー vs 藤原× 28分41秒 フェイスクラッシャー→体固め
 序盤パワーで有利に展開した藤原だが、ミサイルキックを連続ではたき落とされると片逆エビ固めで痛めた足を絞られる。
 それでもなおミサイルキックを狙い今度は決めると、デスバレーボムから再度ミサイルキック。
 ラッキーもドラゴンスクリューで藤原の足をなおも殺しに行くが、
 藤原がJネックブリーカーを決め、トドメのジャスティスクラッカーの体勢に入る。
 だがこれをラッキーがキックで切り返し、再びドラゴンスクリュー、さらにフェイスクラッシャーからDDTと追い込むが、
 藤原もデスバレーボムをもう一度決め、カウント2.8。
 ラッキーがフェイスクラッシャーでダウンを奪うと、ラッキークローバーが炸裂。
 なんとかロープに逃れた藤原だが、ロープを掴んで立ち上がろうとした所を再度フェイスクラッシャーで潰され3カウント。
 すでに決勝進出の目がない二人だったが、タイムアップギリギリの大熱戦となった。

 ○ローズ vs 近藤× 19分58秒 ギロチンドロップ→体固め
 桁違いのパワーに圧倒され、全く自分を出せない近藤。
 決めに来たローズがラリアートから裏拳、さらにパワーボム。これはカウント2.8で近藤逃れるが、
 ストレッチプラムで何度も締め上げられ、最後はギロチンドロップに屈した。

Bブロック勝ち点順位
ローズ-61位通過
近藤×-42位通過
ラッキー××-2
藤原×××-0

『7月・決勝トーナメント進出者』
 Bブロック1位 ローズ・ヒューイット 2位 近藤真琴


「今シリーズ総括」
・今月も札止め連発。
・最終日に滝が越後から金星。

☆成長の記録
 村上1 ミネルヴァ1 北条3

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 6月

秘書「今月もケガの報告からです。
 軽症……ラッキー
 完治……アドミラル・REKI」

社長「内田君は幸い軽症という事なので、巡業には参加してもらおう」
秘書「という事は」
社長「ああ、次期ヘビー級タイトル挑戦者は、ラッキー内田でいく。
 敗れたとはいえ、リーグ戦では3戦全てで良い試合を見せてくれたし、
 何よりローズ嬢相手にあわやというシーンも作ったからな。タイトルマッチも期待したい。
 ジュニアの挑戦者は当然、滝翔子だ。
 北条君との同期対決。いずれはヘビー級のベルトを巡っても争っていく事になるんだろうか」

秘書「次はイベント関連ですが。
 写真集……アドミラル」

社長「八島君へのオファーは初か。当然受けよう。
 彼女がカメラの前でどんな表情をするか見てみたい。
 私も立ち会ってくるよ」
秘書「いってらっしゃいませ」

社長「いやあ、変われば変わると言うか。おそろしく美人だったな、あの日の八島君は。
 しかし素晴らしいスタイルだ。特にあの胸は、ヒールだけに凶器だな。
 反面、出来映えを見てテレる彼女は、写真集の大人っぽさとは裏腹にかわいいもんだ。ムフフ……」
秘書「……社長」
社長「おうわっ! い、井上君、いつからそこに」
秘書「ずっとおりました。報告する事が残っていますので」
社長(痛い、視線が痛いぞ……)
 「で、ほ、報告とは?」
秘書「さぬきテレビとの契約が先月で終了していますが、いかがしますか?」
社長「そうか。それなりに人気も定着したようだな。
 よし、次は関西の通天閣放送と契約しよう。多少高いが、あそこにも早く人気を根付かせたい」
秘書「了解しました。話を進めておきます」


1.新潟 2000☆
2.神奈川 6000○
 ○北条 vs 沢崎×
3.東京 4000◎
4.埼玉 5000◎
5.群馬 5500◎
 ○北条 vs 越後×
6.栃木 5000◎

7.茨城 4000○

☆FSPジュニア級タイトルマッチ
"FSP世界ジュニア王者" 北条沙希 vs 滝翔子

 序盤はスピードで滝が試合を支配し、シャイニングウィザードから天空の羽衣を決め優勢に試合を進めるが、
 北条もヘッドバットからバックドロップ2連発で流れを引き戻すと、
 フィニッシュを狙った滝の天空の羽衣を自爆させ、すかさず必殺のロイヤルDDTでマットに突き刺す。
 勢い余って両者場外に転落したが、北条がエプロンサイドからギロチンを落とすと滝をリングに戻し、
 再びロイヤルDDTを決め、でマットに沈めた。

 ○北条 vs 滝× 28分22秒 ロイヤルDDT→体固め

 「王者・北条沙希、初のタイトル防衛に成功」


8.千葉 6000☆

☆FSPヘビー級タイトルマッチ
"FSP世界ヘビー王者" 伊達遥 vs "リングの重鎮" ラッキー内田

 執拗にスリーパーを仕掛けるラッキーだが、伊達の無尽蔵のスタミナの前にダメージを蓄積させられず。
 攻めあぐねるラッキーに対し、逆に伊達がジャンピングニー2連発で勢いに乗ると、
 ストレッチプラムで絞り上げ、ノーザンライトスープレックスからSTOを決める。
 これはロープに逃れられたが、最後はフランケンシュタイナーでマットに叩きつけ、3カウントを奪った。

 ○伊達 vs ラッキー× 28分16秒 フランケンシュタイナー

 「王者・伊達遥、13度目のタイトル防衛に成功」


「今シリーズ総括」
・ハムルには敗れたものの、シリーズ中沢崎、越後を連続で撃破した北条が、
 勢いのままジュニアタイトル防衛。
・ハムル、再びvs日本人シングル全勝

☆成長の記録
 野村1 真壁1 滝5 イージス5 北条2 REKI1

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 7月

秘書「まずはケガの報告です。
 完治……藤原
 軽症……野村」

社長「野村君、あと先月ケガを押してシリーズに出てくれた内田君は休暇だな」
秘書「続いてはイベント関係です。
 映画……滝
 写真集……イージス」

社長「両方受けよう。特に中森君の写真撮影は初めてだな。
 私も立ち会って……井上君、怒ってる?」
秘書「いえ、別に。いってらっしゃいませ(ニコッ」
社長(こ、こわい……)

社長「仕事とあればなんでもきっちりこなす中森君だけに、良い作品に仕上がりそうだ。
 しかし普段は練習着にしろリングコスチュームにしろ露出が少ないが、
 思っていたよりずっとスタイルがいいんだな。 八島君にも負けず劣らす。
 いやあ、眼福がんぷ、くわっ」
秘書「社長、マッチメイクの件ですが」
社長「あ、ああ、どうした?」
 (び、びっくりした……無言で後ろに立たないでくれ、と言いたいが、言えない)
秘書「北条さんの評価ですが(930)、一般的な認識としては
 藤原さん(920)を越えたと言ってよいのでは」

社長「ふむ。今までは下の世代という事でそういう見方だったが、いよいよ差はないのかもしれない。
 これからのマッチメイクも、上の世代へのチャレンジというよりは対等な立場とみなした方が良いな。
 まだ彼女は18だし、伸びしろがあるからシングルを多目にという方針は変えないが」
秘書「それと、ローズ選手の来日交渉も無事済んでおります」
社長「そうか。せっかくのアルティメットヴィーナスカップ決勝トーナメントに
 選手が不参加では意味がないからな。ありがとう井上君。よくやってくれた」
秘書「いえ……」
社長(お、照れてる照れてる)
秘書「何か?(ギロッ)」
社長「い、いやなんでもない。さあ仕事仕事」

前 REKI、ミネルヴァ、アドミラル、ビートン、村上、2号
中 真壁、藤原、北条、越後、沢崎、ハムル
後(タッグメイン) 真田、近藤、伊達、ローズ


1.福島 4500◎
 ○アドミラル vs 村上×
 ○北条 vs 沢崎×
2.宮崎 4500◎
3.山形 5000☆
 ○藤原 vs 北条×
4.岩手 5000☆
5.秋田 5000◎
 ×北条 vs 越後○
6.青森 5000◎
7.東北海道 4000◎
 ○北条 vs 越後×

8.西北海道 4000☆
 ×北条 vs 沢崎○

 『アルティメットヴィーナスカップ 決勝トーナメント』

準決勝第1試合 伊達遥 vs 近藤真琴

 終始伊達が近藤を圧倒。何もさせぬまま、DDTから膝の連発、
 最後はノーザンライトスープレックスで3カウントを奪った。

 ○伊達 vs 近藤× 15分8秒 ノーザンライトスープレックス

準決勝第2試合 ローズ・ヒューイット vs 真田美幸

 トーナメント形式を意識してか、序盤からパワーボムを連発、早めにケリをつけようとするローズ。
 顔面蹴り、ラリアートと押しまくられる真田だが、ここでいいようにあしらわれた怒りが爆発。
 必殺の斬馬迅をローズの側頭部に強烈に叩き込みダウンを奪う。
 ここで勝負に出た真田、バックドロップを狙ったがローズが体を浴びせて切り返し、
 再び主導権を握ったローズがSTOでマットに叩きつけると最後はリング中央でガッチリストレッチプラム。
 粘る真田をギブアップさせた。

 ○ローズ vs 真田× 10分7秒 ストレッチプラム

決勝戦 伊達遥 vs ローズ・ヒューイット

 やはりこの組み合わせとなった決勝。
 真田の斬馬迅のダメージを多少引きずるローズだが、おくびにも出さず試合開始からパワーで押しまくる。
 ペースを握れないままフェイスクラッシャーからSTO2連発でカウント2.8まで追い込まれた伊達だが、
 反撃のジャンピングニーを決めるとすかさず必殺サイレントウィッチを叩き込みダウンを奪う。
 しかしこれをローズがカウント1で跳ね起きて見せると、驚愕する伊達を抱えあげパワーボム炸裂。
 だが伊達も2.8でこれを崩し、ローズのお株を奪うSTOから最後は強烈なニーリフトを叩き込み、カウント3。
 実に1年半ぶり、2度目のローズからのシングル勝利を収め、初代王者に輝いた。

 ○伊達 vs ローズ× 20分4秒 ニーリフト→体固め

  優勝 伊達遥(初)


「今シリーズ総括」
・北条シングル戦結果
 3勝(真壁、越後、沢崎
 5敗(藤原、沢崎、越後、ハムル2)

☆成長の記録
 ミネルヴァ3 イージス1 アドミラル3 REKI1

 8月

秘書「定例のケガ報告です。
 完治……ラッキー、野村
 軽症……藤原」

社長「む、またケガか、藤原君は。シングルの連戦が病み上がりにはキツかったか?」
秘書「イベント関連ですが。
 ファンクラブ結成……ミネルヴァ」

社長「うむ、こちらは人気が高まってきたようで何よりだ」

秘書「第3回『真夏のスーパージュニアリーグ』ですが、出場者はどういたしましょう」
社長「うむ、それだが、出場者は昨年と同じでいく。
 北条、滝、イージス、真壁、アドミラル、ミネルヴァ、REKI、野村の8名だ
 年齢的にはジュニア枠を超えてしまった真壁君、野村君だが、今年は新人の入団もないし、
 とりあえず参加資格は20歳以下ということにしてしまおう」
秘書「北条さんは出場に同意したのですか?
 これからはヘビー一本に絞りたい、と言っていましたが」

社長「その事なんだが、出場に同意してもらう代わりに交換条件を用意した。
 『優勝者に次期FSPヘビーへの挑戦権を与える』
秘書「よろしいのですか?」
社長「ああ。現状の膠着したタイトル戦線に新風を巻き起こすいい機会だ。
 すでに旗上げ組とも互角に渡り合っているし、良いタイミングだろう。
 仮に別の選手が優勝したとして、今の北条君を上回る成績を残すなら、
 その選手にも十分挑戦資格はあるはずだからね。
 今年の夏は暑くなりそうだ」


1.大分 5500◎

2.宮崎 3000○
 『真夏のスーパージュニアリーグ』開幕。
1日目
 ○REKI vs 野村×
 ○イージス vs 真壁×
 ○滝 vs アドミラル×
 ○北条 vs ミネルヴァ×
3.鹿児島 3000○
2日目
 ○ミネルヴァ vs 野村×
 ○イージス vs REKI×
 ○滝 vs 真壁×
 ○北条 vs アドミラル×

北条・滝・イージス、連勝発進。

4.熊本 3000◎
3日目
 ○ミネルヴァ vs REKI×
 ○アドミラル vs 野村×
 ×滝 vs イージス○
 ○北条 vs 真壁×

イージス、滝との全勝対決に勝利。優勝候補に早くも土がつく。
真壁、上位との対戦が続き3連敗スタート。

5.福岡 2500◎
4日目
 ○真壁 vs 野村×
 ○滝 vs ミネルヴァ×
 ×アドミラル vs REKI○
 ○北条 vs イージス×

直接対決を制し、全勝は北条のみ。
真壁、同期対決を制しようやく一勝。野村は4連敗。

6.佐賀 3000○
5日目
 ×真壁 vs アドミラル○
 ○イージス vs ミネルヴァ×
 ○滝 vs REKI×
 ○北条 vs 野村×

全勝の北条を1敗の滝、イージスが追う。

7.長崎 3000○
6日目
 ○真壁 vs ミネルヴァ×
 ○滝 vs 野村×
 ○イージス vs アドミラル×
 ○北条 vs REKI×

優勝の行方は最終戦の直接対決にもつれこむ。

8.沖縄 3000◎

特別シングルマッチ 
 ○伊達 vs ハムル× 17分12秒 ニーリフト→体固め
 FSPのエースとして、今年度vs日本人シングル全勝の伊達を迎え撃つ伊達。
 序盤は互角だったが、徐々に伊達がスタミナの違いを見せて自分のペースに引きずり込む。
 最後はタイガースープレックスから膝蹴り2連発でハムルをマットに沈め、
 FSPの威信を守ってみせた。

『真夏のスーパージュニアリーグ』
最終日

 ×アドミラル vs ミネルヴァ○
 ○真壁 vs REKI×

 ○イージス vs 野村 9分26秒 イージスブレイカー→体固め
 序盤からイージスが野村を圧倒、
 粘る野村の足をイージスブレイカーで破壊し、強引に押さえ込んで勝利。
 巴戦への望みを繋いだ。

 ○北条 vs 滝× 13分6秒 パワースラム
 一進一退の攻防が続いたが、北条のヘッドバットで滝流血。
 さらにバックドロップで追い込み、タイガードライバーを仕掛けるが、
 滝がこれを連続でリバースで切り返すと、フロントスープレックスから天空の羽衣を決めカウント2.5。
 しかし最後は今大会優勝への意地を見せた北条が、ニーリフトから高角度バックドロップ、
 最後はパワースラムで最大のライバル滝を下し、優勝を決めた。


「キャー! 沙希さまー!」
「イヤーッ、翔子さまぁー!」
プロレス会場特有の男性の怒号を、女性の黄色い歓声が凌駕するという一種不思議な光景の中。
『真夏のスーパージュニアリーグ』最終戦、同期であり最大のライバル、滝翔子との激闘を制した、
現FSPジュニア王者、北条沙希の右腕が掲げられる。
優勝候補筆頭、それ故のプレッシャーも跳ねのけ、見事全勝で完全制覇した北条。
その喜びと満足感に浸っていたのはわずかな間のみ。
賞金の授与、そして優勝者インタビューが始まる頃には、その視線はリング下の一点に集中していた。

「……皆さんの応援のお陰で、この大会を完璧な形で優勝する事が出来ました。
 私のこの大会への出場は、今年が最後になるでしょう。そして次の目標は……」
北条の指先が、視線の先に重なる。
「伊達さん、貴方を完璧に越える事です!
 次期シリーズ、貴方の持つFSPヘビーのベルトに、挑戦させてもらいます」
おおおっ。会場がどよめきと歓声で揺れる。
伊達以外の全ての先輩に対し、シングル勝利経験のある北条。
すでにその評価は旗上げ組と肩を並べるほどになっており、
いずれ必ず伊達への挑戦者となるであろう事は想像に難くなかった。
むしろ今大会を制したこの時こそ最高のタイミングだったと言える。
が、観客は今日、その数時間前に目の当たりにしていたのだ。
今年に入り、北条を含め誰一人として破る事ができなかったハムル・シアターを、
伊達遥が完全にマットに沈めて見せたことを。

北条の指先が指し示す、テレビ放送のゲスト解説席。
リーグ最終戦の解説に招かれていた(とはいえほとんど喋らなかったが)伊達遥が、
突然の視線の集中に戸惑い、俯いていた。
リング外では全く王者の威厳が感じられない。
「おおっとリング上の真夏のスーパージュニアリーグ優勝者、そして現FSPジュニア王者の北条沙希が、
 世代の差を飛び越えFSPヘビー王者の伊達遥に宣戦布告だあっ。
 さあチャンピオン、この挑戦を受けるのか、それとも時期尚早と跳ねつけるのかあっ?」
アナウンサーが煽り、伊達にマイクを向ける。
「あの……えっと……」
思っても見なかった展開に、言葉の出てこない伊達。
そんな伊達に焦れる事なく、北条は再び問いかける。
「伊達さん。私の挑戦、受けてもらえますか」
「…………うん……待ってる」
大きくはない、だがはっきりと強い意思の感じられる返答。
「おおーっと! チャンピオン、北条の挑戦を受諾!
 次期シリーズ、ジュニアとヘビー、世代を超えた王者同士の戦いがここに決定しましたあっ!」
会場中が大歓声に包まれる中、小さく笑みを浮かべ、北条はリングを後にした。

控え室までの廊下。腕組みをして壁にもたれていたイージス中森が、すれ違い様北条に声をかける。
「次期タイトル挑戦、おめでとうございます。北条さん」
「おめでとうはまだ早い。それは、私がベルトを巻いた時に言ってほしいな」
「ではその言葉は、私が頂く事になるかもしれませんね。
 ……社長から、次期ジュニアタイトルへの挑戦の話を頂きました」
「そうか。翔子を倒した君なら、十分その資格はあるだろうな」
「……余裕ですね。私もプロです。資格を与えられた以上、完璧に遂行するつもりです。
 上ばかり見ていると、今お持ちの物を失うことになるかもしれませんよ」
「中森……君が、完璧を口にするのはまだ早い。
 完璧とはどういう事か、次の試合で私が身をもって示して見せよう」
「……楽しみにしていますよ。では」
 北条に背を向け、その場を後にする中森。
「楽しみ、ね。プロレスを仕事と言いきる、あの中森が」
思わず小さく笑みを浮かべる北条。
追う立場、追われる立場、両方を同時に経験している今この時は、もしかすると非常に貴重なのかもしれない。
「沙希ちゃーんっ」
思いをめぐらせていた矢先、声のした方に顔を向けると、オレンジ色の物体がぶつかってきた。
「うわっ。つ、つばさ先輩っ」
「もー、おそいよ沙希ちゃん。早く着替えていこうよ。社長がお疲れパーティー開いてくれるって」
「お疲れパーティー、ですか。
 ……いいんですか、つばさ先輩。先輩はその……」
一つ上の野村つばさも今大会に参加していたが、キャリアでは体格差を克服できず、全敗の最下位に終わっていた。
「だーかーらっ。パーティーでパーッと忘れるの。早く行こうよっ」
もちろん悔しい思いもあるだろうが、それを見せずに明るく振舞う。
自分にはない強さを、彼女は持っているのかもしれない。
「はいはい。……まったく、子供なんですから」
「あーっ! 子供って言うなーっ!」
ポカポカと背中を叩かれながら控え室への歩みを進める北条の顔には、ようやく安堵の表情が浮かんでいた。


勝ち点
北条(A)-14
滝(B)×-×10
イージス(C)×-12
真壁(D)×××-×6
アドミラル(E)×××-××4
ミネルヴァ(F)××××-6
REKI(G)×××××-4
野村(H)×××××××-0

  優勝 北条沙希(3)


「今シリーズ総括」
・リーグ戦の兼ね合いで前座でタッグ戦を組んだ為か、
 ローズ率いるGWA軍との敗戦が多かったせいか、
 ベテラン勢の信頼が軒並み大幅低下。

☆成長 真壁1 イージス1 アドミラル3 REKI1

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 9月

秘書「今月のケガ報告です。
 完治……藤原
 軽症……野村」

社長「うーん、病み上がりで総当りのリーグ戦は厳しかったか?」
秘書「続いてイベント関連です。
 写真集……ミネルヴァ、北条」

社長「北条君は断ってくれ。ウチの今月の目玉に抜けられてはどうにもならない。
 石川君は、先月のファンクラブ発足に続いて、着実に人気が出ているな。
 よし、また立ち会ってこよう。……いいよね?」
秘書「どうぞ、いってらっしゃいませ」

社長「う〜む、相変わらず17歳とは思えない爆裂ボディだな。
 今年の写真集の発売傾向を見るに、豊満さが流行なのか。
 ……ん? どうしたんだ井上君。そんなに胸を張って」
秘書「な、なんでもありませんっ」
社長(もしかして、ライバル意識を燃やしているんだろうか。
 彼女も脱げば凄そうだが、そんな機会ないだろうな。秘書だしな)

秘書「今月はなんだか皆沈んだ顔をしているようですが」
社長「う〜ん、先月の主役がジュニアだったからか、
 タッグでローズ嬢にことごとく負けたのが堪えているのか。
 特に越後君は元気がないな(信頼65)」
 一応何人かに声はかけておくが、来月は特に予定もないし、バカンスにでも行こうか」

社長「さて、今月の目玉はFSPジュニア、ヘビーのタイトルマッチ。
 ジュニアの挑戦者はイージス中森、ヘビーの挑戦者は現ジュニア王者の北条沙希だ。
 我が団体初の二冠王の誕生なるか。注目だな」

前 REKI、アドミラル、ビートン、パトリシア、村上、2号
中 真壁、イージス、滝、藤原、北条、真田、越後、ハムル


1.愛媛 5000◎
 ○北条 vs 真田× ○滝 vs 藤原×
2.高知 3000☆
 ○北条 vs 藤原×
3.徳島 3000☆
4.香川 3000◎
 ×北条 vs ハムル○
5.岡山 2500◎
 ○イージス vs 越後×
6.島根 3000◎
 ○北条 vs 越後×
7.山口 3000◎
 ○真壁 vs 越後× ○滝 vs 真田×

☆FSPジュニア級タイトルマッチ
"FSP世界ジュニア王者" 北条沙希 vs イージス中森

 グラウンドに活路を見出したいイージスだったがタックルをことごとく北条の打撃に潰され、
 最後も足を取りにいった所にカウンターでロイヤルストレートを合わされ、マットに沈んだ。

○北条 vs イージス× 25分5秒 ロイヤルストレート→体固め

 「王者・北条沙希、2度目のタイトル防衛に成功」


8.広島 3000☆

☆FSPヘビー級タイトルマッチ
"FSP世界ヘビー王者" 伊達遥 vs 北条沙希

 序盤は互角に渡り合った北条だが、徐々に疲れが見え始め防戦一方に。
 タイガースープレックスは上手く切り返して見せたが、最後はニーリフトの連発に沈み、
 王者の力を見せつけられた。

 ○伊達 vs 北条× 20分47秒 ニーリフト→体固め

 「王者・伊達遥、14度目のタイトル防衛に成功」


「今シリーズ総括」
・北条、シングル連勝で勢いに乗るもヘビーベルト奪取失敗。
・越後、不調で若手に連敗。

☆成長 真壁2 滝1

 10月

秘書「今月のケガ報告です。
 完治……野村
 軽症……北条、村上」

社長「先月の激闘が響いたかな」
秘書「続いてイベント関連です。
 写真集……伊達」

社長「それはキャンセルだ。彼女くらいの知名度になれば、もうそういった宣伝も必要ないだろう。
 それに、せっかくの旅行に参加できないのはかわいそうだ」
秘書「では、今月はやはり」
社長「うむ、バカンスだ。選手達にもたまには体を休んでもらおう。
 井上君、君もゆっくりするといい」
秘書「ありがとうございます」

☆今月の成長
 北条1 アドミラル2 REKI1

 11月

秘書「今月のケガ報告です。
 完治……北条、村上」

社長「よし、久々に全員万全な状態に戻ったな」

秘書「社長、大変です! GWAに契約を打ち切られました」
社長「なんだと?」
秘書「先月新女がGWAに接触していたようです。
 GWA側としても、『FSPに対し十分力を見せつけることが出来た』と」

社長「むう。アルティメットヴィーナスカップでは伊達君が制したとはいえ、
 確かにそれまではローズ嬢にシングル3連敗を喫しているからな」
秘書「いかがいたしましょう。他の海外団体との接触も……」
社長「落ち着きたまえ、井上君。
 元々我々は自分達だけの力でここまでやってきたんだ。元の状態に戻っただけだ」
秘書「しかし……」
社長「むしろ、こんな事で我々は揺らぎはしないという事を、新女に見せてやらねばならないな。
 今、我々が動かせる資金はどのくらいだ」
秘書「3400APほどですが」
社長「よし、それだけあれば十分だ。設備拡張を行う。大会場に打って出るぞ」
秘書「本気ですか? 1500APはマイナスが出てしまいますが」
社長「そのくらい、これからの興行で取り返してみせる。
 すでに6000人クラスなら札止めも出しているんだ。
 手始めに次の兵庫、大阪で8000人の会場を埋めて見せるぞ。井上君、大至急手配だ」
秘書「は、はいっ」

秘書「遅くなりましたが、今月のイベント関連です。
 写真集……伊達」

社長「またオファーが来たのか。断りを」
秘書「伊達さんに話したところ、オファーを受けたいとの事でした。
 ローズ嬢との対戦がなくなって、張り合いがなくなったのかもしれませんね。
 ちょうど今月は秋のワンナイトシングルトーナメントの時期ですし、
 これをまたFSPヘビーの挑戦者決定も兼ねる事にしてみては」

社長「そ、そうか。本人がそう言うなら。
 写真集の収入も、今の我が団体の状況からすれば見れば馬鹿にならないしな」
秘書(むしろ彼女は、そのつもりで受けてくれたんでしょうけど)

前……野村、REKI、ミネルヴァ、アドミラル、村上、真壁、イージス、2号
メインはトーナメント前の為、タッグ中心。


1.奈良 1500☆
2.滋賀 1500☆
3.三重 2500◎
4.和歌山 3500◎
5.鳥取 4500◎
6.兵庫 8000○
7.京都 3000◎

8.大阪 8000◎
 「秋のワンナイトシングルトーナメント」開催。

1回戦

 ×藤原 vs 滝○ 14分51秒 天空の羽衣
 滝の掌底で序盤から流血した藤原だが、投げを駆使し一歩も引かず。
 先に勝負に出たのは滝。必殺ベルサイユスタープレスを決めるもカウント2.8。
 ならばと藤原も必殺ジャスティスクラッカーで叩きつけ、さらにタイガースープレックスでフィニッシュを狙うが、
 これを滝が前方回転エビ固めで切り返し、慌てて跳ね起きた藤原にすかさずシャイニングウィザード、
 そのままコーナーポストに駆け上がり、天空の羽衣を決めて激戦を制した。

 ×北条 vs 真田○ 19分8秒 斬馬迅→体固め
 序盤真田の打撃で追い込まれた北条だが、必殺のロイヤルDDTを決めると息を吹き返し、
 膝蹴りの連発からバックドロップで逆に追い込む。
 が、真田が気合一閃、必殺の斬馬迅を北条の側頭部に叩き込むと、
 動きの止まった所にラリアートからもう一撃斬馬迅を放ち、北条をKOした。

 ×近藤 vs 沢崎○ 19分29秒 バーニングジャーマン
 序盤から投げを中心に有利に試合を進める沢崎。
 だが近藤が必殺のサイクロンバックブローをカウンターで決めると流れが逆転、
 バックドロップを決め、追い打ちのマッハストレートで沢崎を流血させるが、
 沢崎もスクラップバスター、バックドロップで反撃。
 トドメと放った近藤のコンビネーションキックをカウント2.8で返すと、
 雄叫びを上げ沢崎が近藤のバックに組み付き、
 必殺のバーニングジャーマンで後頭部を叩きつけ、3カウントを奪った。

 ○越後 vs ラッキー× 20分44秒 維新ドライバー→体固め
 序盤、無骨なまでの頭突きと肘の連打でラッキーの計算を狂わせる越後。
 しかしラッキーも、ブレーンバスターを踏ん張って投げ返すと、素早く必殺のラッキークローバー。
 1分半近くとらえられた越後だが、気力で外すと掌底の連発。
 フライングボディプレスも跳ね返し、必殺のサムライスライサーを延髄に叩き込む。
 カウント2.8でフォールを返したラッキー、越後の足を取りドラゴンスクリューでねじり、
 さらに関節を極めに潜り込むがこれを越後が捕まえパワーで抱え上げ、
 最後は維新ドライバーでマットに頭から突き刺し、そのまま押さえ込んだ。

準決勝

 ○滝 vs 真田× 6分42秒 ベルサイユスタープレス
 前の試合のダメージを引きずる滝に真田がいきなり仕掛け、
 デスバレーボムからブレーンバスターでカウント2.8。
 再度ブレーンバスターで決めにかかったが、勢い余って両者場外転落。
 ここで滝が息を吹き返し、トップロープから場外、4mの高さからふわりと舞い降りスワンダイブアローを決めると、
 リングに戻し必殺のベルサイユスタープレス。
 これは2.8で返されたが、即座にシャイニングウィザードを叩き込むと
 再び宙を舞い、ベルサイユスタープレスで3カウントを奪った。

 ○沢崎 vs 越後× 6分24秒 バーニングジャーマン
 バックドロップの連発で攻め立てる沢崎に、越後もサムライパワーボムを狙うがウラカンラナで切り返される。
 ならばと維新ドライバーを決めるが、勢い余って両者場外転落。
 ここで沢崎がコーナートップから場外へスーパーミサイルキックをきめ、
 リングに戻してもう一撃ミサイルキックを決めるが、越後なんとかロープエスケープ。
 しかし沢崎、素早く越後のバックを取ると、ロープを握ったままの越後を強引に
 バーニングジャーマンでぶっこ抜いてマットに叩きつけ、勝利を決めた。

決勝戦
 ○滝 vs 沢崎× 2分56秒 ベルサイユスタープレス
 大きなダメージの残る両者。
 滝がタイガードライバーで沢崎をマットに叩きつけると、すかさずポストに駆け上がり、
 必殺ベルサイユスタープレス。沢崎返せず。
 見事初優勝、そして初の伊達への挑戦権を勝ち取って見せた。

  優勝 滝翔子(初)


「今シリーズ総括」
・初の大会場進出だったが、どちらも満員の客入りで成功を収めた。

☆成長の記録
 ミネルヴァ1 北条7 REKI1

 12月

秘書「今月のケガ報告です。
 軽症……北条、イージス、REKI」

社長「一気に3人か。全員休ませよう」
秘書「よろしいのですか? 普段ならジュニアのタイトルマッチの時期ですが」
社長「北条君自身が迷っているようだしな。少し考えたい、との事だ。
 今月はヘビーのタイトルマッチのみで行く。
 挑戦者は、先月トーナメントで優勝を勝ち取った滝翔子だ。
 今月の巡業は、本来なら中部だが、本拠地千葉を中心に関東を回ろう。
 早くマイナスを返したいしな。
 興行も、今回は外国人を呼ばず自前の選手だけで行くぞ」

秘書「続いてイベント報告です。
 一日署長……伊達」

社長「一日署長は一日で終わるのが良い所だ。問題ない。オファーを受けよう」

秘書「社長。新女からExタッグリーグ参加の要請が来ていますが」
社長「いい気なものだな。不参加だ。
 我々は我々で、新女の客を奪うくらいの興行をしてみせるぞ」
秘書「わかりました。新女には断りを入れておきます」

前……野村、ミネルヴァ、アドミラル、村上、藤原、ラッキー
メイン……滝、近藤、真田、越後、沢崎、伊達


1.新潟 4500◎
2.神奈川 10000○
3.東京 8000○
4.千葉 6000◎
5.群馬 5500◎
6.栃木 5000◎
7.茨城 4000◎

8.埼玉 10000◎

☆FSPヘビー級タイトルマッチ
"FSP世界ヘビー王者" 伊達遥 vs 滝翔子

 スピードを活かして攻める滝だが、伊達に大きなダメージは与えられず、
 逆にその重い一撃一撃を受け、次第に動きが鈍る。
 それでもタイガースープレックスを切り返すなど見せ場は作ったが、
 最後はニーリフト3連発で伊達がマットに沈めた。

 ○伊達 vs 滝× 17分44秒 ニーリフト→体固め

 「王者・伊達遥、15度目のタイトル防衛に成功」

「今シリーズ総括」
・神奈川、東京、埼玉と大会場でほぼ満員。大きな利益を得た。

☆今月の成長
 真壁1 ミネルヴァ4 アドミラル2


『プロレス大賞』

 最優秀選手……伊達遥(3)
 最優秀新人……該当者なし
 最優秀外国人……チョチョカラス
 ベストバウト(シングル)
  ……チョチョカラス vs ローズ・ヒューイット
 ベストバウト(タッグ)
  ……チョチョカラス、ジョーカーウーマン vs ローズ・ヒューイット、ファントムローズ1号

社長「今年も伊達君が最優秀選手に選ばれた。それはめでたい。だが。
 ……なんなんだ、このベストバウトは。新女にはプライドがないのか」
秘書「試合自体は非常に盛り上がった様ですよ」
社長「それはわかる。ローズ嬢の実力は身にしみているし、
 "仮面の貴婦人"チョチョカラスと言えば有名だからな。
 しかし、何も日本でそんなカードをメインに持ってくることはないだろう。
 タッグは、まあExタッグリーグでのカードだから別だとしてもだ」
秘書「それだけ向こうも必死なのでしょう」
社長「まあいい。……しかし、ジョーカーウーマン……AACか……」
秘書「社長。鼻の下が伸びていますが。
 何か、良からぬ事を考えておいででは?」
社長「なっ、ち、違うぞ。何も考えてない。ないぞ」
 (くうっ、鋭いな相変わらず)

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 1月

秘書「今月のケガ報告です。
 完治……北条、イージス、REKI
 軽症……ミネルヴァ」

社長「とりあえず石川君は休暇だな」
秘書「続けてイベント関連です。
 映画出演依頼……北条、沢崎」

社長「オファーは断っておいてくれ。赤字解消まであと60APだから受けてもいいが、
 二人共今は練習を優先したいだろう」

秘書「北条さんがFSPジュニアベルトを返上しました。
 これからはヘビー一本に絞りたいとの事です」

社長「やはりか。照準を伊達君一本に絞ったという事かな。
 では、今月は空位となったジュニアベルトを賭けて、滝翔子とアドミラル八島でタイトルマッチを行う。
 二人共年齢的にジュニア期間はもう数ヶ月しかないが、ベルトを巻くという経験は大きなものになるだろう」

前……野村、REKI、村上、2号
中……アドミラル、真壁。イージス、滝、北条、真田、越後、ラッキー
メイン……藤原、近藤、沢崎、伊達


1.愛知 7000◎
2.岐阜 2000☆
3.静岡 8000○
4.福井 5000◎
5.石川 3000☆
6.富山 5500◎
7.長野 5000◎

8.山梨 3000○

☆FSPジュニア級タイトルマッチ 滝翔子 vs アドミラル八島

 スピードの滝とパワーのアドミラル。
 お互い一歩も引かぬ戦いとなったが、滝がタイガードライバーで勝負に出る。
 これをカウント2.8返したアドミラル、パワーの違いを見せ付けるように
 必殺のアドミラルドライバーで滝を頭から打ちつける。
 だがこれを2.8で返すと、アドミラルをダウンさせて素早くコーナーに飛び乗った滝が華麗に宙を舞い、
 必殺ベルサイユスタープレスで3カウントを奪った。

 ○滝 vs アドミラル× 16分12秒 ベルサイユスタープレス

 「滝翔子、第3代ジュニア王座戴冠」


「今シリーズ総括」
・ベルトを巻いた経験か、滝が大きく成長

☆成長の記録
 越後1 野村1 滝4 イージス3 北条2 アドミラル1 REKI2

 2月

秘書「今月のケガ報告です。
 完治……ミネルヴァ
 軽症……沢崎、野村」

社長「ケガ人は出ているが、今月は全選手参加のイベントを考えているからな。全員出場だ」
秘書「続けてイベント関連です。
 ファンクラブ結成……REKI、真壁」

社長「真壁君はようやくという感じだな。社としてもプッシュが後回しになって、申し訳ないことをした」

社長「さて。我が社も黒字に戻り、これで安心して興行が打てるな」
 昨年の今頃はGWAとの対抗戦だったが、今年はあれをやろう。
 『一番星タッグリーグ』復活だ!」
秘書「選手16人全員参加ですね。組分けはどうされますか?」
社長「バランスと選手の意見を総合して、
  伊達・野村組
  北条・イージス組
  越後・REKI組
  沢崎・ミネルヴァ組
  近藤・ラッキー組
  真田・藤原組
  滝・真壁組
  村上・アドミラル組
 の8組総当りだ。どういう結果になるか楽しみだな」

1.東北海道 4000◎

2.西北海道 7000○
 『一番星タッグリーグ』開幕。

初日
 ○越後・REKI vs 村上・アドミラル×
 ○北条・イージス vs 伊達・野村×
 ○真田・藤原 vs 滝・真壁×
 ○近藤・ラッキー vs 沢崎・ミネルヴァ×

3.青森 5000◎
2日目

 ○沢崎・ミネルヴァ vs 村上・アドミラル×
 ○北条・イージス vs 越後・REKI×
 真田・藤原○ vs 伊達・野村×
 近藤・ラッキー○ vs ×滝・真壁

4.秋田 5000◎
3日目
 ○沢崎・ミネルヴァ vs 越後・REKI×
 ○滝・真壁 vs 村上・アドミラル×
 ○真田・藤原 vs ×北条・イージス
 近藤・ラッキー○ vs 伊達・野村×

近藤・ラッキー組、真田・藤原組が無傷の3連勝。

5.岩手 5000◎
4日目
 ×滝・真壁 vs ○越後・REKI
 ○伊達・野村 vs 村上・アドミラル×
 真田・藤原× vs ○沢崎・ミネルヴァ
 ×近藤・ラッキー vs ○北条・イージス

1敗でチームが並ぶ混戦に。

6.山形 5000◎
5日目
 ○伊達・野村 vs 滝・真壁×
 ○北条・イージス vs 沢崎・ミネルヴァ×
 ○真田・藤原 vs 越後・REKI×
 近藤・ラッキー○ vs ×村上・アドミラル

沢崎・ミネルヴァ組一歩後退。

7.福島 8000◎
6日目
 ○伊達・野村 vs 沢崎・ミネルヴァ×
 ○真田・藤原 vs 村上・アドミラル×
 北条・イージス× vs ○滝・真壁
 ○近藤・ラッキー vs 越後・REKI×

近藤・ラッキー組、真田・藤原組がここまで全勝。
決着は最終日の直接対決へ。

8.宮城 9000◎
最終日
 ×滝・真壁 vs 沢崎・ミネルヴァ○ 26分22秒 スクラップバスター→体固め
 ○伊達・野村 vs ×越後・REKI 14分9秒 踵落とし→体固め
 ○北条・イージス vs 村上・アドミラル× 11分32秒 バックドロップ→体固め

 近藤・ラッキー○ vs 真田・藤原× 8分34秒 片逆エビ固め
 勝った方が優勝という大一番だが、試合開始8分、ラッキーの片逆エビ固めでまさかのアクシデント発生。
 嫌な音が会場に響くと、足を押さえてうずくまり、起き上がれない藤原。
 まさかのドクターストップで、なんとも後味の悪い結末となった。

勝ち点
近藤・ラッキー(A)-×12
真田・藤原(B)×-×10
北条・イージス(C)×-×10
伊達・野村(D)×××-8
滝・真壁(E)×××-××4
沢崎・ミネルヴァ(F)×××-6
越後・REKI(G)×××××-4
村上・アドミラル(H)×××××××-0

  優勝 近藤真琴・ラッキー内田組(初)


☆成長の記録
 野村1 村上1 滝1 イージス1 アドミラル2 REKI2

 3月

秘書「今月のケガ報告です。
  軽症……藤原
  重症……沢崎
 藤原さんは大きなケガにならずに済んで良かったですが、
 沢崎さんが無理がたたってケガが悪化してしまったようです」

社長「とりあえず二人と、まだ完治していない野村君も休暇だな。
 沢崎君は長引かなければ良いが」
秘書「続けてイベント関連です。
 映画出演依頼……ラッキー」

社長「断りを入れておいてくれ。
 次のシリーズ、タッグリーグ優勝者でフォール数も多かった内田君が
 FSPヘビーの挑戦者に決定したからね」
秘書「かしこまりました」
社長「ジュニアの挑戦者は中森君でいこう。
 滝君が王座を守った上で返上するか、中森君が奪うか、楽しみだ」

  前……REKI、ミネルヴァ、アドミラル、2号、真壁、藤原
中……イージス、滝、近藤、真田、越後、越後、北条
メイン……ラッキー、伊達


1.沖縄 4000◎
2.長崎 5500◎
3.佐賀 4000◎
 ○イージス vs 真田×
 ○滝 vs 越後×
4.熊本 5000◎
5.鹿児島 7000◎
6.大分 7000◎

7.宮崎 4000◎

☆FSPジュニア級タイトルマッチ
 "FSP世界ジュニア王者" 滝翔子 vs イージス中森

 序盤は一進一退だったが、滝がタイガードライバーを決めると試合が動き出す。
 2度に渡り必殺パーフェクトレッグロックを仕掛けたイージスだったがいずれもロープ際、
 ことごとくエスケープする滝。
 スワンダイブアローから掌底でダウンを奪い、フォールするがカウント2.5。
 ならばとイージスがバックドロップ2連発、
 滝はラ・マヒストラルで一瞬の隙を突き丸め込むがカウント2.8ではねのけ、
 掌底から新技・裏投げ2連発でイージスが勝利をもぎ取った。

 ×滝 vs イージス○ 26分0秒 裏投げ→体固め

 「滝翔子、初防衛失敗。
 イージス中森、第4代ジュニア王者に」


8.福岡 10000◎

☆FSPヘビー級タイトルマッチ
"FSP世界ヘビー王者" 伊達遥 vs "リングの重鎮" ラッキー内田

 要所要所で関節を取り、完全に主導権を握らせないラッキー。
 それでも伊達の圧力に押され始めていたが、
 リング中央で必殺のラッキークローバーを決める。
 すぐに自力で振り解いた伊達だがこれで体力を消耗、ラッキーが関節地獄に引きずり込む。
 だが、フィニッシュと足を取りにきたラッキーにカウンターで膝が入り、
 動きが止まった所にDDT、そしてノーザンライトSPと畳み込む。
 2.8でブリッジを崩したラッキーだったが、最後は伊達のソバットが顎先に決まり、マットに沈んだ。

 ○伊達 vs ラッキー× 39分24秒 ローリングソバット→体固め

 「王者・伊達遥、16度目のタイトル防衛に成功」


☆成長の記録
 ミネルヴァ2 滝2 イージス4


☆成長の記録・7年目
成長年齢評価値称号(8年目開始時)
伊達211170FSP世界王者
北条↑16181050革命戦士
越後↑2211010頼れる姉御
沢崎211000リングの重鎮
真田↑121980頼れる姉御
ラッキー21970リングの重鎮
↑1318970前FSPジュニア王者
近藤21970頼れる姉御
藤原21920頼れる姉御
イージス↑1517900FSP世界ジュニア王者
真壁↑519820瞬殺スナイパー
村上千秋↑221820投げの悪魔
アドミラル↑1318790極道一直線
ミネルヴァ↑1317760ダイナマイトガール
REKI↑917720秘密だらけのレスラー
野村↑319630中堅の壁

☆7年目・総括

秘書「7年目の総括をお願いします」
社長「GWAの突然の契約解除などアクシデントもあったが、
 思い切って一万人規模の会場に打って出ても十分埋められる事がわかった。
 これで資金に困る事ももうないだろう」
秘書「地方人気も定着しましたね」
社長「どこで打っても3000人は固いという感じだな」
秘書「若手選手も大きく成長しました」
社長「北条君はすでに我が団体No.2と言っていいし、滝君、中森君も順調に成長している。
 来年あたり、本当の意味での世代交代が起きるかもしれないな」
秘書「では、来年の抱負を」
社長「うむ。年度も替わってキリがいいし、どこか海外団体と提携するのもいいな。
 あとは、地方人気をさらに充実させよう」


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☆選手最盛期

 真壁那月

評価値年齢HP
82019250
攻撃
防御
投げ技関節技パワー技打撃技飛び技その他
アームホイップ 1脇固め 2ショルダータックル 1 逆水平チョップ 1ドロップキック 1間合いを取る 1
フロントスープレックス 3スリーパーホールド 3 エルボー 3ヒップアタック 3
ノーザンLスープレックス 4ストレッチプラム 4 エレガントブロー 5
(掌底)
フェイスクラッシャー 4
シャイニングウィザード 6
エレガントブロー 8
(裏拳)

 野村つばさ

評価値年齢HP
6301917066255
攻撃
防御
投げ技関節技パワー技打撃技飛び技その他
アームホイップ 1スリーパーホールド 1ショルダータックル 1 エルボー 2ドロップキック 1間合いを取る 1
ボディスラム 2片逆エビ固め 2ヘッドバット 2 ジャンピングニーパット 3アプリコットカッター 3
(Jネックブリーカー)
シャイニングウィザード 4ミサイルキック 5
オレンジスプラッシュ 6
(フライングボディプレス)


8年目

 4月

秘書「今月のケガ報告です。
 完治……沢崎、藤原、野村」

社長「これで全員万全な状態か。
 今月はアルティメットヴィーナスカップ(以下U・V・C)の予選もあるし、ちょうど良かったな。
 厳選な選考と抽選の結果、今月の予選Aブロック出場者は伊達、ラッキー、滝、近藤の4名だ」

秘書「社長。以前話していたプロレス団体の指南書を入手いたしました」
社長「おお、そうか。どれどれ……。
 ふむ、なるほどな。これは目からウロコだな。
 基本的に選手の自主性に任せていたが、入団したての選手が伸びにくいわけがようやく分かった。
 たしかに、まだ右も左も分からない状態でメニューを全て自身に決めさせるのも酷だったか。
 ……よし、コーチを雇おう。リストを持ってきてくれ」
秘書「かしこまりました」

社長「まずは八島君の育成担当を探すか。彼女はこの一年が正念場だからな。
 ……よし。この戸山コーチと契約しよう。ヒールの指導が上手そうだし、彼女の良い所を伸ばしてくれそうだ」
秘書「はい」
社長「REKI君と石川君にもコーチをつけてやりたいな。ジム設備を拡張しよう。
 さて、もう一人は……」
秘書「社長。コーチリストは八島さんの分しか手配していませんでしたので、
 他の方のコーチを探すにはあと一月は必要ですが」

社長「え、そうなのか? う〜ん、今月は諦めるか。
 では来月までにREKI君用のコーチをピックアップしておいてくれ」

社長「さて、北条君の成長目覚しく、すでに我が団体のNO.2と言って差し支えない所だが、
 それゆえにマッチメークに気を使うな。
 チャンピオンである伊達君とおいそれとシングルを組むわけにはいかないし。
 海外団体と提携してみるか。新たなライバルの出現は選手達を活性化させるかもしれん」
秘書「AAC・GWAはまだ新女と契約中ですね」
社長「そうか……。(ジョーカーウーマン選手との契約はまだできそうにないか)
 ど、どうした井上君。目が怖いぞ」
秘書「いえ、別に」
社長「あ、え、え〜とじゃあ……ウォン姉妹のTWWAか、ニールセン姉妹のEWAかな……」
秘書「普通はトップエースのメガライト選手かチョチョカラス選手の名前を挙げるものでは?」
社長「い、いやいや、北条君と釣りあう選手の事を考えていただけだ、うん。
 ……よし、TWWAと提携しよう。手配を頼む」
秘書「……かしこまりました」

第1試合 野村、アリッサ
前……REKI、ミネルヴァ、アドミラル、2号、真壁、村上、シンディ、藤原
中……イージス、真田、沢崎、越後、北条、キャシー
メイン……滝、ラッキー、近藤、伊達


1.高知 4000◎
2.愛媛 5000◎
3.徳島 3500◎
4.香川 3500☆
5.岡山 3500◎

6.広島 5000☆
 『U・V・C、予選Aブロック開幕』

初日
 ○近藤 vs 滝× 19分45秒 コンビネーションキック→体固め
 序盤はスピードで試合を支配した滝だが、近藤に大きなダメージはなし。
 近藤が顔面蹴りの連発で滝の動きを止めると、STOからマッハストレートで追い込みカウント2.8。
 滝もソバットから必殺ベルサイユスタープレス、さらにシャイニングウィザードを見舞ったが、
 最後は近藤がコンビネーヨンキックで滝をKOした。

 ○伊達 vs ラッキー× 13分3秒 DDT→体固め
 試合のペースを全くつかめないラッキー。
 伊達がノーザンライト、ソバットで追い込むと、タイガースープレックスは切り返されたが、
 最後はDDTで完勝した。

7.島根 4000☆
2日目
 ○近藤 vs ラッキー× 15分29秒 マッハストレート→体固め
 試合序盤、近藤のエルボーでラッキー流血。
 動きの鈍いラッキーを近藤が攻め立て、STOでカウント2.5。
 それでもラッキーがスリーパー、必殺ラッキークローバーをリング中央で決めたが、
 近藤これを自力で振り解き、最後はマッハストレートでKOした。

 ○伊達 vs 滝× 14分39秒 JOサイクロン
 伊達が滝に主導権を与えぬまま攻めまくり、DDT、ノーザンライトSPと得意のムーブを次々決める。
 それでも返していく滝だったが、最後は伊達の大一番用の切り札、JOサイクロンの前に敗れた。

この時点で2連勝の伊達、近藤が決勝T進出決定。

8.山口 5000☆
最終日
 ○ラッキー vs 滝× 25分11秒
 序盤からラッキーのスリーパー地獄にはまる滝。
 スタミナをロスした滝をDDT、掌底で攻め込み、滝流血。
 滝もスワンダイブアローからタイガードライバーで反撃に出たが、
 最後はラッキーがアキレス腱固めから必殺ラッキークローバーのフルコースでギブアップを奪った。

 ○伊達 vs 近藤× 17分11秒 ニーリフト→体固め
 序盤、エルボーの打ち合いで近藤流血。そのまま押し込んでいく伊達だが、
 近藤が必殺サイクロンバックブローを叩き込むと、さらにヘッドバットで伊達も流血。
 血みどろの試合の決着は、伊達が膝蹴りの猛ラッシュで近藤をマットに沈めた。

Aブロック勝ち点順位
伊達-61位通過
近藤×-4
ラッキー××-2
×××-02位通過

『7月・決勝トーナメント進出者』
 Aブロック1位 伊達遥 2位 近藤真琴

「今シリーズ総括」
・滝が先輩の意地を見せつけられ、3連敗で予選敗退。
・不調の北条、シングル6連敗。U・V・C予選に不安を残す。
・いよいよ旗上げ組の選手に衰えが見え始める。

☆成長の記録
 越後↓1 近藤↓1 真田↓1 藤原↓2 沢崎↓1 ラッキー↓1
 ミネルヴァ2 アドミラル2 REKI1

 5月

秘書「近藤さんの伊達さんへの視線が微妙ですね」
社長「ここにきて遺恨か。まあ先月の予選リーグでは両者流血の荒れ試合になったからな。
 一応話は聞いたが、根は深そうだ。
 そういえば村上君もずっと燻っている様だが、行動に移す気はとりあえずないようだな」

秘書「社長、依頼されていたコーチリストです」
社長「うむ。……よし、REKI君には、この北河コーチをつけよう。
 さて、マッチメークだが。メガライト選手(1320)と戦うにはまだ北条君には経験が足りないだろうが、
 キャシー選手(1200)だけだとマッチメークが難しい。
 という事で、フリーのユーリ・スミルノフ選手(1150)と契約しようと思う。
 彼女達との対戦を、ウチの若手の北条、滝、イージス、アドミラルで回していこうか」
秘書「では、すぐに手配いたします」

社長「今月はU・V・Cの予選Bブロックか。
 参加者は北条、沢崎、越後、真田の4名。北条君の勢いか、それともベテランの経験か」

第1試合 野村、アリッサ
前……REKI、ミネルヴァ、アドミラル、真壁、村上、シンディ、藤原、近藤
中……ラッキー、イージス、滝、北条、ユーリ、キャシー
メイン……真田、越後、沢崎、伊達


1.滋賀 4500◎
2.三重 4000☆
3.奈良 4000☆
4.和歌山 4000◎
5.島根 4500◎

6.兵庫 8000◎
 『U・V・C、予選Bブロック開幕』

初日
 ○越後 vs 真田× 19分2秒 維新ドライバー→体固め
 序盤から飛ばした越後が真田を押しまくる。
 真田も必殺の斬馬迅で一度は越後をダウンさせるが、
 それでも勢い止まらず維新ドライバーから掌底でカウント2.8、
 最後は再び維新ドライバーでマットに突き刺し、3カウントを奪った。

 ×北条 vs 沢崎○ 22分52秒 バーニングジャーマン
 どちらに転ぶか分からない展開だったが、沢崎のバックドロップを2度に渡り北条が切り返すと、
 パワースラム、タイガーードライバーで北条が追い詰める。
 しかしここで沢崎が踏ん張り、ミサイルキックから3度目の正直でバックドロップを決めると、
 隠し球ゴールデンフェニックス(フライングボディプレス)2連発でカウント2.9、
 最後は必殺のバーニングジャーマンで北条をマットに沈めた。

7.京都 5000◎
2日目
 ○越後 vs 沢崎× 15分35秒 サムライスライサー→体固め
 この日も序盤から飛ばした越後、沢崎を打撃で押し込んでいく。
 沢崎も必殺バーニングジャーマンを決め意地を見せるが、越後カウント1でブリッジを崩すと、
 即座に立ち上がり維新ドライバーから必殺サムライスライサーを叩き込み、ピン。

 ×北条 vs 真田○ 25分33秒 フェイスクラッシャー→体固め
 互角の戦いが続いたが、北条が必殺ロイヤルDDTからニーリフトで追い込めば、
 真田もデスバレーボムからニーリフト、バックドロップは切り返されたが必殺斬馬迅を叩き込みカウント2.8。
 北条もパワースラムで反撃するが、最後は真田が隠し球フェイスクラッシャーで3カウントを奪った。

北条まさかの連敗で予選敗退。越後は連勝で決勝T進出決定。

8.大阪 10000◎
最終日
 △沢崎 vs △真田 30分時間切れ引き分け
 両者一歩も引かず、最後まで行方が分からない試合だったが、
 25分過ぎに沢崎がヒップアタックからミサイルキック、バックドロップと決め、
 切り札ゴールデンフェニックスを繰り出すが真田膝で迎撃。
 反撃に移ろうとしたところでタイムアップとなった。

 ×北条 vs 越後○ 23分51秒 ギロチンドロップ→体固め
 激しいぶつかり合いの中、北条流血。それでもガチガチとぶつかり合う両者。
 北条が必殺ロイヤルDDTを決めれば、越後もDDTを返す。
 ジャーマンでフィニッシュを狙った北条だが、越後カウント1で返すと、
 掌底、裏拳、必殺サムライスライサーのフルコースで仕留めにかかるが、カウント2.9。
 北条も再度のジャーマンでカウント2.8まで追い込むが、
 最後は越後がコーナーからのダイビングギロチンを決め、3カウントを奪った。

Bブロック勝ち点順位
北条-×××0
越後-6
沢崎×-32位通過
真田×-3

『7月・決勝トーナメント進出者』
 Aブロック1位 越後しのぶ 2位 沢崎光

※2位が勝ち点3で並んだが、勝ち試合のタイムを考慮し、沢崎が決勝T進出決定。

「今シリーズ総括」
・北条もまた先輩の意地の前に3連敗で予選敗退。
 経験の差と底力を見せつけられる結果となった。

☆成長
 越後↓2 近藤↓1 真田↓1 藤原↓2 村上↓1 沢崎↓1 ラッキー↓1
 滝1 イージス1 アドミラル2 REKI1

 6月

秘書「通天閣放送との契約が切れました」
社長「先シリーズの京都大会も5000人で満員が出たし、十分効果があったな。
 次の京都大会は大会場を狙ってもよさそうだ」
秘書「続いてイベント関連です。
 映画出演オファー……ミネルヴァ」

社長「石川君は今月はダメだ。ジュニアのタイトルマッチに挑戦させるからな。
 断りを入れておいてくれ」
秘書「かしこまりました。ヘビーの挑戦者はいかがいたしますか?」
社長「先月の予選の結果で揉めたからな。
 真田君にはタイトルマッチの挑戦権を与える事でなんとか納得してもらえたよ。
 実際、先月は良いファイトをしていたから、挑戦に異論は出ないだろう」

前……野村、アリッサ、ソフィア、ディスガイズマスク
中……REKI、ミネルヴァ、2号、村上、真壁、ラッキー、藤原、近藤
セミ……アドミラル、イージス、越後、沢崎、滝、北条、ユーリ、キャシー
メイン……真田、伊達

1.愛知 7000◎
2.岐阜 4500◎
3.福井 5000☆
4.石川 4500☆
5.富山 5500◎
6.長野 5000☆

7.山梨 4000◎

☆FSPジュニア級タイトルマッチ
"FSP世界ジュニア王者" イージス中森 vs "ダイナマイトガール" ミネルヴァ石川

 序盤は関節を取り合う静かな立ち上がりだったが、
 イージスがバックドロップからパーフェクトレッグロックで決めにかかる。
 ロープに逃れたミネルヴァだが、再度イージスがバックドロップでリング中央に投げると、
 必殺のパーフェクトレッグロック。これを一分半耐え抜いたミネルヴァ、
 反撃のミネルババスターでカウント2.8まで追い詰めたが、
 最後はイージスが裏投げでマットに叩きつけ、3カウントを奪った。

 ○イージス vs ミネルヴァ× 29分23秒 裏投げ→体固め

 「王者・イージス中森、初のタイトル防衛に成功」


8.静岡 8000◎
 ○北条 vs キャシー×

☆FSPヘビー級タイトルマッチ
"FSP世界ヘビー王者" 伊達遥 vs 真田美幸

 打撃の応酬が続いたが、次第に伊達が手数で押し始める。
 奇襲の踵落としを決めると、タイガースープレックスからDDTで追い込む。
 カウント2.8で返した真田だが、最後は伊達のニーリフトがどてっ腹に突き刺さり、マットに沈んだ。

 ○伊達 vs 真田× 23分1秒 ニーリフト→体固め

 「王者・伊達遥、17度目のタイトル防衛に成功」


☆成長の記録
 越後↓1 近藤↓1 真田↓2 村上↓1 沢崎↓1
 ミネルヴァ1 イージス1 北条1

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 7月

秘書「今月のケガ報告です。
 軽症……野村」

社長「本当に野村君はケガしやすいな。とりあえず今月は巡業には出てもらおう」
秘書「続いてイベント関連です。
 写真集オファー……REKI・越後
 一日署長……伊達」

社長「越後君は断るとして、REKI君は初めてか。オファーを受けよう。
 私も立ち会ってくる」
秘書「いってらっしゃいませ」

社長「…………」
秘書「……? どうしたんですか社長?
 先日の撮影以来、口数が少なくなったようですが」

社長「……いや、やっぱり井上君の考えている事はイマイチ読めないな。
 REKI君なら目を見ただけでだいたいわかるんだが」
秘書「??」

秘書「アリッサ・サンチェス選手との契約が切れました」
社長「最近では野村君との第1試合が名物になりつつあったんだがな。
 よし、ではフリーでミスティアマスク選手と契約しよう。
 第1試合にはピッタリだろう。なんか派手だし」
秘書「了解しました」


1.新潟 7500◎
2.群馬 5500○
3.栃木 5000◎
4.茨城 4000◎
5.千葉 6000○
6.埼玉 10000◎
 ○滝 vs キャシー×
7.東京 8000◎
 ○滝 vs ユーリ×

8.神奈川 10000◎

『U・V・C 決勝トーナメント』

準決勝第1試合 伊達遥 vs 沢崎光

 攻め込まれながらも完全に主導権は渡さず粘る沢崎だったが、
 最後は伊達の3発目のニーリフトでマットにくずおれた。

 ○伊達 vs 沢崎× 22分45秒 ニーリフト→体固め

準決勝第2試合 越後しのぶ vs 近藤真琴

 試合開始から火花が散るような打撃戦が続いたが、
 近藤のヘッドバットで越後が流血すると、その隙を逃さず近藤がマッハストレートの連打で畳み掛ける。
 越後も必殺サムライスライサー、維新ドライバーで応戦するが、
 最後は近藤がマッハストレートをさらに連続で叩き込み、越後をマットに沈めた。

 ×越後 vs 近藤○ 27分18秒 マッハストレート→体固め

アルティメットヴィーナスカップ
 決勝戦 伊達遥 vs 近藤真琴

 準決勝のダメージが大きく残る近藤に、
 伊達がゴングと同時に仕掛け、フランケンシュタイナー、ニーリフトで早々に追い込むが、
 近藤も意地の必殺サイクロンバックブローで反撃。
 しかし最後は、伊達が踵落としから再度のフランケンシュタイナーで3カウントを奪った。

 ○伊達 vs 近藤× 7分0秒 フランケンシュタイナー

  優勝 伊達遥(2)

☆成長の記録
 越後↓5 近藤↓5 真田↓1 藤原↓1 沢崎↓1
 滝1 アドミラル2

 8月

社長「ハァ……」
秘書「どうしたんですか、社長?」
社長「いや、連日の激しい試合に、8年目を迎えた選手達の体が悲鳴を上げているようでね。
 特に越後君と近藤君の動きが大きく落ち込んでいる。新女の菊池君も今月で引退だと言う。
 試合や練習を減らしてコンディションを維持できるようにするか聞いてみたんだが、
 かえって怒られてしまってね。
 『練習も試合も常に全力を尽くすのが自分達の仕事であり誇りだ。
  手を抜いてまで長く続けても意味がない。
  燃え尽きるまで全力でやらせて欲しい』
と」
秘書「それだけの覚悟を持って、彼女達も試合に臨んでいるという事でしょう。
 社長も、旗上げ時の苦しい時からずっと苦楽を共にしてきた選手達だけに、
 お気持ちはわかりますが……」

社長「そうだな。私がしっかりしていなければ、彼女達も安心して戦えないな。
 最後のその時まで、全力を尽くせる環境を整えてやらねば」

社長「先月の関東興行はなかなかの収入だったな。
 よし、ジム設備を拡張して、コーチを雇用しよう」
秘書「リストはこちらです」
社長「うむ。この、ブライアン・ミコルコーチを石川君の担当にしよう」

秘書「『真夏のスーパージュニアリーグ』の時期ですが、
 選手達の年齢層も上がってきており、新人も入団しておりませんし、
 今年は出場の有資格者が少ないですね」

社長「そうだな。イージス、ミネルヴァ、REKI……で3人か。
 そうだ、TWWAのディスガイズマスク選手がまだ17だったろう。彼女に参戦を打診してみてくれ」
秘書「かしこまりました」

1.西北海道 9000
 ○REKI vs 越後× ○アドミラル vs イージス×
2.東北海道 4000☆
3.福島 8000◎
4.宮城 9000◎
5.山形 5000☆

6.岩手 5000○

 『真夏のスーパージュニアリーグ』開幕。

初日
 ○ミネルヴァ vs REKI× 10分33秒 エルボー→体固め
 序盤はスピードを活かしてREKIが試合を支配したが、
 ミネルヴァが関節技で流れを自分に呼び込む。
 勝負に出たREKIが必殺無明蹴、デスバレーボムを決めるが、
 ロープに走ったREKIをミネルヴァがカウンターのミネルババスターで強烈にマットに叩きつけると、
 最後はランニングエルボーで3カウントを奪った。

 ○イージス vs ディスガイズ× 16分53秒 トペ・レベルサ→体固め
 関節技で主導権を握ったイージス。
 イージスブレイカーの連発からパーフェクトレッグロックでディスガイズの足を破壊。
 それでもディスガイズが必殺のジャンピングニーを決めるが、
 2発目を狙った所にカウンターでトペ・レベルサを決め、そのままイージスが3カウントを奪った。

7.秋田 5000○

 ○アドミラル vs 越後×

2日目
 ×ミネルヴァ vs ディスガイズ○ 13分2秒 タイガードライバー
 手数で勝るディスガイズに、一撃の重さで対抗するミネルヴァ。
 コブラツイストからスクラップバスターで2.8まで追い込んだが、
 ディスガイズがミサイルキック、ジャンピングニーと大技を連続で決め、
 最後はタイガードライバーでマットに沈めた。

 ×イージス vs REKI○ 10分38秒 無明蹴→体固め
 執拗なスリーパーでスタミナを奪われたREKIだが、
 一瞬の隙に必殺・無明蹴を決めると、閃光膝弾(シャイニングウィザード)を続けざまに叩き込む。
 イージスもパーフェクトレッグロックでギブアップを迫るがREKIが耐え抜き、
 フェイスクラッシャーから茨落とし(フランケンシュタイナー)、
 さらにトドメの無明蹴を見舞い3カウントを奪った。

4人とも1勝1敗で並ぶ激戦に。

8.青森 5000○

最終日
 ×ディスガイズ vs REKI○ 19分25秒 ローリングCホールド
 ディスガイズが手数で圧倒、3発目のDDTでカウント2.8まで追い込まれたREKIだが、
 これを跳ねのけると必殺の無明蹴をディスガイズの後頭部に叩き込み、
 起き上がりかけた所に隠し玉・ローリングクラッチホールドを決め、そのまま3カウントを奪って見せた。

 ○イージス vs ミネルヴァ× 11分50秒 イージスブレイカー→体固め
 イージスがミネルヴァのパワーを完全に封じ込めると、
 イージスブレイカー2連発からのバックドロップはカウント2,8で返されたが、
 再度イージスブレイカーを決めてミネルヴァをフォール、3カウントを奪った。

勝ち点
イージス-×4
ミネルヴァ×-×2
ディスガイズ×-×2
REKI×-4

優勝決定戦 イージス中森 vs REKI

 完全に主導権を握られたREKIだったが、必殺の無明蹴からフェイスクラッシャーで追い打ちを掛け、
 リーグ戦の結末再びと思わせたが、イージスもイージスブレイカーの連発で同じ轍は踏まず。
 それでも再度のフェイスクラッシャーでイージスを追い込むREKIだが、これで両者場外転落。
 するとイージスが場外で必殺パーフェクトレッグロックを決め完全にREKIの足を殺した上で、
 リングに戻して切り札・裏投げでマットに叩きつけ、勝利をもぎとった。

 ○イージス vs REKI 13分33秒 裏投げ→体固め

  優勝 イージス中森(初)


☆成長の記録
 越後↓4 近藤↓1 真田↓2 沢崎↓2
 イージス2 アドミラル1 REKI3

 9月

秘書「今月のケガ報告です。
 軽症……沢崎
 完治……野村」

社長「無理はさせたくないな。沢崎君には休暇を与えよう」

社長「手元には2500APか。余裕があるうちに、さらに基盤をしっかりさせよう。
 大日本テレビと放送契約を結ぶぞ」
秘書「いよいよ一番星プロレスも全国区ですね」
社長「どこにいっても5000人規模なら満員に出来るほどになったからな。
 会場に来られない人にも、これでいつでも我が団体の試合を楽しんでもらえるというものだ。
 後は、若手の育成の為にさらに壁となる外国人選手と契約するか。
 ベテランも壁とはいえなくなってきたしな。
 よし、レッドフェンリル選手(1060)と契約だ」
秘書「わかりました。交渉に入ります」

社長「そういえば、中森君が新技の開発に取り組んでいるようだな」
秘書「はい。先シリーズ、REKIさんにリーグ戦で敗れたのが納得いかなかったようです。
 私達としても、中森さんの全勝はかたいと思っていただけに、意外でしたね」

社長「極めたら確実に逃さない技、と言っていたな。どんな技だろう。
 まあ、ネーミングは私に任せてくれと言っておいたよ」
秘書「はあ……。
 (まあ、中森さんはそういうの苦手だものね。今の必殺技も結局名付け親は社長だし。
  でも、どんな名前になるやら)」

秘書「社長、新女の3選手から参戦表明がありました。
 現エースの永原選手と、渡辺・藤島両選手です」

社長「この時期にか。前座の二人はともかく、エースが直々にね。
 永原君(1050)は昨年の参戦後、かなり技のレパートリーを増やしたらしいな。
 タイトルマッチはジュニアがREKI君、ヘビーが北条君と予定があるが、
 こちらもそれなりのマッチメイクで対応させてもらおう」


1.沖縄 4000☆
 ○REKI vs 越後×
 ×ミネルヴァ vs 近藤○
 ×アドミラル vs ユーリ○
 ×イージス vs 永原○
 ○滝 vs レッド×
 ○北条 vs キャシー×
 ×真田・伊達 vs シンディ・メガライト○

2.長崎 5500◎
 ×REKI vs 近藤○
 ×ミネルヴァ vs 越後○
 ×アドミラル vs キャシー○
 ×イージス vs ユーリ○
 ×滝 vs 永原○
 ×ラッキー・伊達 vs シンディ・メガライト○
 ○北条 vs レッド×

3.熊本 5000◎
 ×REKI vs 真田○
 ×ミネルヴァ vs ラッキー○
 ×アドミラル vs レッド○
 ×イージス vs キャシー○
 ×滝 vs ユーリ○
 ×越後・伊達 vs シンディ・メガライト○
 ×北条 vs 永原○

4.鹿児島 7000◎
 ×REKI vs ラッキー○
 ×ミネルヴァ vs 真田○
 ×アドミラル vs 永原○
 ○イージス vs レッド○
 ×滝 vs キャシー○
 ×近藤・伊達 vs シンディ・メガライト○
 ×北条 vs ユーリ○

5.宮崎 4000☆
 ○REKI vs 越後×
 ×ミネルヴァ vs 近藤○
 ×アドミラル vs ユーリ○
 ×イージス vs 永原○
 ×滝 vs レッド○
 ×北条 vs キャシー○
 ×真田・伊達 vs シンディ・メガライト○

6.大分 7000◎
 ○REKI vs 近藤×
 ○ミネルヴァ vs 越後×
 ×アドミラル vs キャシー○
 ×イージス vs ユーリ○
 ○滝 vs 永原×
 ×ラッキー・伊達 vs シンディ・メガライト○
 ×北条 vs レッド○

7.佐賀 4000◎
 ○野村 vs 渡辺× 15分51秒 オレンジスプラッシュ
 ○ミネルヴァ vs ラッキー×
 ×アドミラル vs 永原○
 ○滝 vs ユーリ×
 ×北条 vs キャシー○ 
 ×越後・伊達 vs シンディ・メガライト○

☆FSPジュニア級タイトルマッチ
"FSP世界ジュニア王者" イージス中森 vs REKI

 試合序盤はイージスが完全に支配していたが、
 REKIが必殺・無明蹴を決めてから試合が動き出すという、二人の対戦のいつもの流れに。
 イージスのバックドロップを空蝉で抜けると、背後を取ってフェイスクラッシャーを決め、イージス流血。
 しかし今度はしっかり捕らえたイージスが裏投げを決めると、
 続けてバックドロップを決め3カウントを奪った。

 ○イージス vs REKI× 13分58秒 バックドロップ→体固め

 「王者・イージス中森、2度目のタイトル防衛に成功」


8.福岡 10000◎
 ×野村 vs 藤島○ 13分57秒 ドロップキック→体固め
 ×REKI vs ラッキー○
 ×ミネルヴァ vs 真田○

 ×滝 vs 永原○ 16分40秒 フェイスクラッシャー→体固め
 今シリーズ1勝1敗で迎えた両者。
 一進一退の攻防が続くが、滝が均衡を破るべくスワンダイブアローを狙うがこれを永原がかわし自爆。
 ならばと必殺ベルサイユスタープレスを決めると、続けて天空の羽衣で宙を舞い、カウント2.9。
 これを返した永原、キャプチュード2発でカウント2.8まで逆に追い込むが、
 滝が新技パワースラムをカウンターで決める。
 勝負ありかと思われたが、永原これをまたも返し、2発目を狙った滝をすかすと
 フェイスクラッシャーを決め、3カウント。新女のエースの意地を見せた。

☆FSPヘビー級タイトルマッチ
"FSP世界ヘビー王者" 伊達遥 vs "革命戦士" 北条沙希

 全く流れを掴めないまま、ジリジリと伊達のペースにはまっていく北条。
 それでも必殺のロイヤルDDTを決めるとさらにブレーンバスターで追い打ちを掛けるが、両者場外に転落。
 場外で伊達がストレッチプラムで締め上げ、リングに戻すとDDT、
 そしてトドメに必殺サイレントウィッチを叩き込み3カウント。
 北条をマットに沈め、世代交代ならずを印象付けた。

 ○伊達 vs 北条× 36分38秒 サイレントウィッチ

 「王者・伊達遥、18度目のタイトル防衛に成功」


☆成長の記録
 越後↓1 近藤↓1 真田↓2 村上↓1 沢崎↓1
 ミネルヴァ1 滝2 アドミラル1

 10月

秘書「今月のケガ報告です。
 軽症……真田
 完治……沢崎」
社長「真田君のケガはそれほど重くないようだな。
 よし、では一つ、試合には出ずに練習しながら治療してみよう。
 これがうまくいけば、ブランクを空けずに済むな」

社長「ふ〜む」
秘書「またフリー契約のリストですか?」
社長「うむ。今年は豊作だからな。ウチのトップクラスと同じくらいの実力者がゴロゴロしている。
 この、ダイナマイト・リナ選手(1060)なんかもそうだな」
秘書「しかし、ピークを過ぎると下降線に入るのも早いかと。
 以前の1号、2号選手あたりがそうだったように」
社長「まあ、それはウチの選手達にも同じ事だしな。若い吸収できる内に
 色んな選手と手合わせした方がいいと、最近の北条君や滝君を見ていると特に思うよ。
 というわけで、契約しよう。よろしく頼む」
秘書「かしこまりました」

秘書「社長、新女の藤島選手が引退するそうです」
社長「彼女もか。これで一番星プロレス旗上げ時の新女所属メンバーは、
 ウチに移籍した越後君を除いて、誰も居なくなったわけだ。早いものだな」

1.愛媛 5000◎
2.高知 4500◎
3.徳島 6000◎
4.香川 5000◎
5.山口 7000◎
6、鳥取 4000◎
7.岡山 5500◎
8.広島 7000◎

REKI  8戦4勝
 vsシンディ 1勝1敗
 vs沢崎   0勝2敗
 vs藤原   1勝1敗
 vs越後   2勝0敗
ミネルヴァ 8戦3勝
 vsシンディ 1勝1敗
 vs沢崎   1勝1敗
 vs藤原   1勝1敗
 vs越後   0勝2敗
アドミラル 8戦0勝
 vsリナ   0勝2敗
 vsレッド  0勝2敗
 vsユーリ  0勝2敗
 vsキャシー 0勝2敗
イージス  8戦1勝
 vsリナ   0勝2敗
 vsレッド  1勝1敗
 vsユーリ  0勝2敗
 vsキャシー 0勝2敗
滝     8戦2勝
 vsリナ   1勝1敗
 vsレッド  1勝1敗
 vsユーリ  0勝2敗
 vsキャシー 0勝2敗
北条    8戦2勝
 vsリナ   0勝2敗
 vsレッド  2勝0敗
 vsユーリ  0勝2敗
 vsキャシー 0勝2敗

☆成長の記録
 越後↓4 近藤↓2 村上↓1 沢崎↓1 ラッキー↓2
 真田1 真壁1 ミネルヴァ2 滝1 イージス2 北条1 REKI3

 11月

秘書「今月のケガ報告です。
 完治……真田」
社長「おお、練習しながらでもちゃんとケガを治してきたな。
 おまけに、先月より少し体が作れたようだ。
 今後もそういう方針でいってみるか」

秘書「社長。TWWAのメガライト選手が、シングルマッチを組むように要求していますが」
社長「何? うーん、とはいえウチにシングルでメガライトに敵う選手がいるかというとなあ」
秘書「相手は問わないそうですよ。投げられればなんでもいいそうです。
 タッグばかりではストレスが溜まる、とか」
社長「そうは言われてもなあ」
秘書「北条さんや滝さん、あと、伊達さんも一度戦ってみたいと言っていましたね」
社長「伊達君が? そうか……わかった。今シリーズ、1試合ずつ組んでみよう。
 最終日には秋のワンナイトシングルトーナメントがあるから、
 これをまたFSP挑戦者決定戦にして、伊達君は最終日にメガライトとシングルだ」

1.島根 4500☆
2.兵庫 8000◎
3.和歌山 5000☆
4.大阪 10000◎
5.奈良 4000☆
6.滋賀 7000☆
 ×滝 vs メガライト○
7.三重 5500◎
 ×北条 vs メガライト○

8.京都 8000◎

 ×伊達 vs メガライト○ 16分38秒 キャプチュード
 圧倒的なパワーで伊達を押し込むメガライト。
 伊達も、手数は少ないながらも鋭い打撃で反撃したが、
 場外戦でのメガライトの凶器攻撃から動きが鈍る。
 リング内、ジャンピングニーで反撃に出るが2発目をキャプチュードに捕らえられると再び場外転落。
 コンクリートへのベリー・トゥ・バックは前方回転エビ固めでなんとか逃れたものの、
 リング内で再びキャプチュードに捕らえられ、マットに沈んだ。

秋のワンナイトシングルトーナメント開催。

1回戦

 ○沢崎 vs イージス× 19分33秒 バーニングジャーマン
 一進一退の攻防が続くが、沢崎がフロントスープレックスの連発で流れを掴むと、
 バックドロップを決めカウント2.5。
 ここからイージスが反撃。ニーリフトでダウンを奪うとパーフェクトレッグロックを極め、
 なんとか外した沢崎に再度ニーリフトを見舞ったが、
 フィニッシュに足を取りに言った所で沢崎が素早くバックを取ると、必殺のバーニングジャーマン。
 イージスを後頭部から強烈にマットに叩きつけ、3カウントを奪った。

 ○滝 vs 真田× 13分37秒 天空の羽衣
 真田のエルボーで試合開始早々滝が流血。
 しかし滝のスピードは落ちず、空中戦で真田のペースを掻き乱すと、パワー殺法で勝負に出る。
 ラリアートからシャイニングウィザード、タイガードライバーを決め、
 これはカウント2.5で真田が返したが、すぐにもう一撃シャイニングウィザードを決めると、
 コーナーポストから天空の羽衣で舞い、3カウントを奪った。

 ○アドミラル vs ラッキー× 13分33秒 アドミラルドライバー→体固め
 こちらも流血戦、アドミラルのヘッドバットでラッキーの額が割れる。
 なおもパワーで押し込んでいくアドミラルだが、ラッキーも得意の関節技と飛び技で反撃。
 アドミラルがデスバレーボムの連発で勝負に出るがこれを凌ぐと、
 ラッキーがドラゴンスクリュー、掌底を決め、ぐらつくアドミラル。
 再度ドラゴンスクリューを狙ったラッキーだが、ここでアドミラルがキックで切り返し、
 さらに長身を活かしたハイキックが側頭部に炸裂。
 なんとかカウント2.8で返したラッキーだが、最後はアドミラルドライバーでマットに沈んだ。

 ○北条 vs 藤原× 13分39秒 ニーリフト→体固め
 パワーで藤原を追い込む北条、二ーリフトで悶絶した藤原だが、
 蹴り足を放さずにそのままジャスティスクラッカーで叩きつける。
 しかしこれを北条カウント1で返し、お返しのロイヤルDDTからバックドロップ、
 2発目は切り返されたものの、最後はもう一撃ニーリフトで藤原をマットに沈めた。

準決勝

 ×沢崎 vs 滝○ 9分17秒 タイガードライバー
 前試合のダメージが大きく残る沢崎だが、いきなり前に出るとボディスラムで投げまくる。
 これを嫌って一旦間を取ろうとバックステップした滝に、沢崎なおも強引に前に出ると、
 一気にバックを取り必殺バーニングジャーマン。
 これで形勢逆転すると、さらにバックドロップでカウント2.8まで追い込むが、
 ここから滝が反撃。タイガードライバーからロックせず、素早くシャイニングウィザード、
 さらに新技エッフェルヒールキック(踵落とし)2連発でカウント2.8。
 最後はタイガードライバーで沢崎をマットに沈めた。

 ×アドミラル vs 北条○ 6分29秒 ロイヤルDDT→体固め
 ダメージの残る両者。先に北条が仕掛け、タイガードライバーを決める。
 これをカウント2.8で返すと、アドミラルが新必殺技ヘルズハーレー(スプラッシュマウンテン)で強烈にマットに叩きつけ、
 さらにアドミラルドライバーを決めカウント2.8。しかし北条もこれを2.8で返すと、
 裏拳からジャーマン、最後はロイヤルDDTでアドミラルを押さえ込んだ。

決勝戦 滝翔子 vs 北条沙希

 北条がパワースラムで先手を打つと、これを2.5で返した滝、
 組みつきにきた北条をダウンさせて素早くポストに駆け上がり、必殺ベルサイユスタープレス。
 しかし北条これを2.8で返すと、再びポストへ向かおうとした滝を強引に捕まえ、必殺ロイヤルDDT。
 誰もがこれで決まったと思ったが、滝が無意識でロープに足を掛ける。
 しかし最後は北条が滝をロープから引き剥がすと、バックを取ってジャーマンスープレックスで3カウントを奪った。

 ×滝 vs 北条○ 4分24秒 ジャーマンスープレックス

  優勝 北条沙希(初)


☆成長の記録
 越後↓1 近藤↓1 沢崎↓2 ラッキー↓1
 真壁2 ミネルヴァ2 イージス3

 12月

秘書「今月のケガ報告です。
 軽症……沢崎、滝」

社長「よし、二人共、練習しながらケガを治すように言ってくれ。
 とはいえ、あまり無茶はしないように」
秘書「かしこまりました」

秘書「中森さんがジュニアベルトを返上したいそうです。
 ヘビー級一本に絞りたい、と」

社長「そうか。それだけの実績は残してきたものな。
 よし、今月は最後のタイトルマッチだ。挑戦者はミネルヴァ石川。
 ヘビーの方は、先月見事トーナメントを制覇した北条沙希の連続挑戦だ」


1.愛知 7000◎
 ○イージス vs ユーリ× ○北条 vs キャシー×
2.岐阜 4500◎
3.福井 5000☆
4.石川 4500☆
5.富山 5500◎
 ○北条 vs キャシー×
6.長野 5000☆
 ○アドミラル vs リナ×

7.山梨 4000◎

☆FSPジュニア級タイトルマッチ
"FSP世界ジュニア王者" イージス中森 vs "ダイナマイトガール" ミネルヴァ石川

 関節の取り合いを制したイージスが次第に試合の流れを引き寄せ、バックドロップ、掌底で攻め立てる。
 ミネルヴァも必殺のミネルババスターで反撃に出るが、最後はイージスブレイカーでミネルヴァの動きを止め、
 背後に組み付きバックドロップで勝利を収めた。

 ○イージス vs ミネルヴァ× 27分15秒 バックドロップ→体固め

 「王者・イージス中森、3度目のタイトル防衛に成功」


8.静岡 8000◎

☆FSPヘビー級タイトルマッチ
"FSP世界ヘビー王者" 伊達遥 vs 北条沙希

 ことごとく動きを封じられる北条。
 見せ場を作る事すらかなわず、ノーザンライトSPからソバット、
 最後はニーリフトでマットに沈められ、屈辱の敗戦となった。

 ○伊達 vs 北条× 22分296秒 ニーリフト→体固め

 「王者・伊達遥、19度目のタイトル防衛に成功」


☆成長の記録
 近藤↓1 真田↓1 藤原↓1 ラッキー↓2
 野村1 ミネルヴァ1 滝1 イージス1 アドミラル2


『プロレス大賞』

 最優秀選手……伊達遥(4)
 最優秀新人……ジャンヌ永原(新女)
 最優秀外国人……チョチョカラス
 ベストバウト(シングル)
  ……チョチョカラス vs ローズ・ヒューイット
 ベストバウト(タッグ)
  ……北条沙希、伊達遥 vs ジェナ・メガライト、キャシー・ウォン

社長「今年も伊達君の最優秀選手の立場は安泰か。来年は……どうなるかな」
秘書「ベストバウトは2年ぶりの受賞ですね」
社長「できれば我が団体の選手の勝利で貰いたかったがね」


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 1月

秘書「今月のケガ報告です。
 完治……沢崎」

社長「む、滝君は完治しなかったか。今月も同じ方針で行くが……大丈夫かな」

秘書「中森さんがジュニアベルトを返上しました」
社長「しっかり勝利して防衛する所がさすがだな。
 3月のタイトルマッチ時期までは空位になるが、仕方がないか」
秘書「伊達さんが、シングルマッチを増やして欲しい言ってきたとか」
社長「ああ。自分からそういう事を言い出すなんて珍しいんだが。
 とりあえず、外国人選手とのシングルを多めに組んでみよう」


1.新潟 7500◎
 ○ミネルヴァ vs シンディ× ○アドミラル vs リナ×
 ○イージス vs レッド× ○伊達 vs キャシー×
2.群馬 5500◎
 ○ミネルヴァ vs ラッキー× ○アドミラル vs シンディ×
3.栃木 5000☆
 ○アドミラル vs ラッキー× ○伊達 vs レッド×
4.茨城 4000☆
 ○REKI vs ラッキー× ○伊達 vs キャシー×
5.千葉 6000◎
 ○アドミラル vs シンディ× ○北条 vs レッド×
6.埼玉 10000◎
 ○REKI vs シンディ× ○アドミラル vs ラッキー×
7.東京 8000◎
 ○ミネルヴァ vs シンディ× ○伊達 vs キャシー×
8.神奈川 10000◎
 ○ミネルヴァ vs ラッキー× ○アドミラル vs シンディ×

☆成長の記録
 近藤↓2 真田↓2 沢崎↓3
 イージス1 北条3 アドミラル1 REKI1

 2月

秘書「今月のケガ報告です。
 軽症……野村
 完治……滝」

社長「滝君はようやく治ったか。二月は痛いな。
 若い内は、しっかり治療に専念した方がいいのだろうか」
秘書「続いてイベント関連です。
 映画出演依頼……沢崎」

社長「う−ん……」
秘書「本人に確認してみた所、出演してみたいとの事ですが。
 なんでも、サーカスの主人公役とか」

社長「まあ、本人がそう言うなら止める事もないか。オファーを受けよう」

秘書「ワイルドローズ2号選手との契約が切れました」
社長「最近は若手の壁として、よく戦ってくれたよ。
 これでまた、GWAのローズ嬢の元に戻るんだろうな彼女は」


1.福島 8000◎
 ○イージス vs レッド×
2.宮城 9000◎
 ○アドミラル vs シンディ× ○滝 vs レッド×
 ○北条 vs ユーリ× ○伊達 vs キャシー
3.山形 5000☆
 ○アドミラル vs ラッキー×
4.岩手 5000☆
 ○REKI vs ラッキー× ○ミネルヴァ vs シンディ×
 ○イージス vs ユーリ× ○滝 vs キャシー×
 ○伊達 vs レッド×
5.秋田 5000☆
 ○アドミラル vs シンディ× ○イージス vs レッド×
 ○北条 vs キャシー×
6.青森 5000☆
 ○アドミラル vs ラッキー× ○滝 vs レッド×
7.西北海道 9000◎
 ○北条 vs レッド× ○伊達 vs ユーリ×
8.東北海道 4000☆
 ○イージス vs ユーリ× ○伊達 vs レッド×

・対外国人シングル8戦、イージス4勝、滝3勝により、
 次期FSPヘビー挑戦者はイージス中森に決定。

☆成長の記録
 近藤↓1 藤原↓1
 イージス2 北条3 アドミラル2 REKI1


幕間


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 3月

秘書「今月のケガ報告です。
 軽症……越後
 完治……野村」
社長「あのケガに強かった越後君がか。ここの所動きも悪いし、しっかり休養してもらおう」

社長「さて、今月はタイトルマッチを3つ行う。我が団体始まって以来の事だな。
 空位となったFSPジュニアは、ミネルヴァ石川とREKIでの王座決定戦。
 FSPヘビーは、北条君が連続で奪取を失敗している事もあり、
 ここのところ飛躍的に伸びているイージス中森が挑戦者だ。
 そして、例の話はまとまったね?」
秘書「はい。日本での開催も問題なしとの事です」
社長「よし。TWWAヘビー級王者、ジェナ・メガライトに、伊達遥が挑戦だ。
 2連続のタイトルマッチと負担は大きいが、今の気力の充実した彼女なら大丈夫だろう。
 どのような試合を見せてくれるか、楽しみだな」


1.沖縄 4000☆
2.長崎 5500◎
 ○滝 vs レッド×
3.佐賀 4000☆
 ○伊達 vs リナ
4.熊本 5000☆
 ○アドミラル vs リナ× ○伊達 vs レッド×
5.鹿児島 7000☆
 ○イージス vs リナ× ○伊達 vs キャシー×

6.宮崎 4000○

 ○滝 vs リナ× ○北条 vs レッド× ○伊達 vs ユーリ×

☆FSPジュニア級タイトルマッチ
"ダイナマイトガール" ミネルヴァ石川 vs "目を見張る四次元殺法" REKI

 序盤は互いの持ち味を活かした戦いだったが、
 ミネルヴァがラリアートを決めると、スクラップバスター2連発で一気に勝負を賭ける。
 これはカウント2.8で返したREKIだが、
 最後はミネルババスターで豪快にマットに叩きつけられ、ミネルヴァのパワーの前に屈した

 ○ミネルヴァ vs REKI× 14分51秒 ミネルババスター

 「ミネルヴァ石川、第5代ジュニア王座戴冠」


7.大阪 10000☆

☆FSPヘビー級タイトルマッチ
"FSP世界ヘビー王者" 伊達遥 vs "前FSP世界ジュニア王者" イージス中森

 初の海外王座挑戦へ向けて気合漲る伊達がイージスを圧倒。
 イージスも何とか得意の関節技でペースを取り戻そうとするが、伊達の圧力は止まらず。
 フランケンシュタイナーからタイガースープレックスを決めるが、両者もつれて場外へ。
 すぐにリングに戻すと、さらにタイガースープレックス、STOと伊達が畳みかけるが、
 イージス驚異の粘りで両方ともカウント2.9で跳ね返す。
 ならばと放った3度目のタイガースープレックスだが、勢いがつきすぎて再び両者場外転落。
 この一瞬の間に勝機を見出したイージス、場外で新必殺技レインボーブレイク(ドラゴンカベルナリア)をガッチリ決める。
 が、伊達がこれを意地で振り解き、ニーリフトを叩き込むとイージスがグロッキー状態に。
 リングにイージスを戻すと、体が浮き上がるほどの強烈なニーリフトをイージスのボディに突き刺し、
 粘るイージスをマットにねじ伏せた。

 ○伊達 vs イージス× 39分46秒 ニーリフト→体固め

 「王者・伊達遥、20度目のタイトル防衛に成功」


8.千葉 6000☆

 ○北条 vs ユーリ×

☆TWWAヘビー級タイトルマッチ
"TWWA世界ヘビー王者" ジェナ・メガライト vs "FSP世界ヘビー王者" 伊達遥

 序盤はメガライトのパワーに圧倒され手が出せない伊達。
 得意の投げも、メガライトの防御テクニックに封じられ、ことごとく決められず。
 それでもメガライトの大技を返し技で切り抜けながら勝機を窺うが、
 とうとうメガライトのキャプチュードに捕らえられ、マットに叩きつけられる。
 しかしブリッジを崩すと、ここを勝機と読んだ伊達、
 メガライトより先に立ち上がると一気に距離を詰め、必殺サイレントウィッチ!
 これに怒り心頭のメガライト、強引にバックドロップで引き抜こうとするが、
 伊達がうまく体を入れ替え2連続で切り返すと、フランケンシュタイナー2連発で
 あわやという所まで追い込む。

 が、カウント2.8で伊達の体を力で跳ね除けたメガライト、
 全体重を掛けた力任せのフェイスクラッシャーで伊達流血。
 さらになりふり構わず、取り出した凶器で伊達の額の傷をえぐる。
 朦朧としながらも、無意識に組み付き投げにいこうとする伊達だが、
 メガライトこれをいなすとバックを取り、決め技ベリー・トゥ・バック。
 頭から真っ逆さまにマットに落とされた伊達、それでも肩を上げようとするが、
 天に向かって伸ばされた右手は3カウントと同時にマットに垂れ落ちる。
 伊達の最初で最後の世界挑戦は、まさに壮絶な幕切れとなった。

 ○メガライト vs 伊達× 27分20秒 ベリー・トゥ・バック

 「王者・ジェナ・メガライト、5度目のタイトル防衛に成功」


☆成長の記録
 越後↓1 近藤↓1 藤原↓2 村上↓1
 滝1 イージス2 アドミラル2 REKI1


☆8年目・総括

秘書「8年目の総括をお願いします」
社長「うむ。今年は多数の海外のトップ選手たちがウチのリングに上がった年だったな。
 彼女達との連日のシングルで、ウチの若手達もかなり実力をついた」
秘書「TWWAとフリー選手が4人、ですね」
社長「その一方で、今年も伊達君の牙城は崩れなかったな。
 北条君などはもう実力でも遜色ないんだが、それでもタイトルマッチとなると伊達君が一枚も二枚も上手だ。
 これで丸5年防衛が続いているわけか。まったく頭が下がるよ」
秘書「伊達さんといえば、TWWAのタイトルマッチは惜しかったですね」
社長「ああ。ベルトは獲れなかったが、まさかあそこまでやってくれるとは。
 彼女は我が団体の誇りだな。他の選手達にも大きな刺激になっただろう」
秘書「では、来年の抱負を」
社長「うむ。来年はさらに別の海外団体と提携してみようと思う。
 今年一年で、海外のトップとの戦いは大きな成長に繋がるとはっきりしたからな。
 そう考えると、今の若い子達は幸せなのかもしれないな……。
 そして、ここ一年で旗上げ時の選手達の動きが、かなり悪くなっている。
 何年も激しい戦いを続けてきたからだろう。私も、覚悟はしておかなければならないな」
秘書「社長……」


☆成長の記録・8年目
成長成長年齢評価値称号(9年目開始時)
伊達221170FSP世界王者
北条↑8191140リングの守護神
イージス↑15181070熱血ファイト
↑7191070空駆ける女戦士
アドミラル↑1519950ハイパーストロング
ラッキー↓722900リングの重鎮
沢崎↓1322870リングの重鎮
真田↑1↓1222870頼れる姉御
ミネルヴァ↑918860FSP世界ジュニア王者
真壁↑320850瞬殺スナイパー
REKI↑1118850目を見張る四次元殺法
藤原↓922830頼れる姉御
越後↓2022820頼れる姉御
近藤↓1822790頼れる姉御
村上↓522770極道一直線
野村↑120640円熟の妙

選手の全盛期データは維持期の最後の年に載せる事に。
維持期に入って技を追加する事が増えたので。たま〜に成長するし。


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9年目

 4月

社長「よし。年度も変わった事だし、新たな海外団体と提携してみよう。
 GWAとAACはまだ新女と契約中だな。……よし、EWAと提携だ」
秘書「かしこまりました」

秘書「社長。EWAとの提携はまとまったのですが……」
社長「ん? 何かあったのか」
秘書「それが……新女がTWWAと接触したようです。とりあえず、今月の来日は保留にさせてほしいと」
社長「なんだと? むう、なぜこうもいちいち……これは、こちらも対抗策を考えないといけないな」

秘書「ミネルヴァ石川選手が、年齢規定によりFSPジュニアベルトを返上しなければなりません」
社長「うむ。まあ分かった上での先月のタイトルマッチだからな。新人もいないし、仕方ないだろう」

社長「さて。今年もアルティメットヴィーナスカップの開催だ。出場者は、
 Aブロック……伊達、滝、ラッキー、REKI
 Bブロック……北条、イージス、アドミラル、ミネルヴァ
となった。さすがにまだ未知数の外国人選手をいきなり参加させるのもなんだし、
団体内の選手に絞ったよ」
秘書「旗上げメンバーは、伊達さんと内田さんだけになりましたね」
社長「今の選手達の状態を見れば、これがベストだろう。
 石川君とREKI君は、これをきっかけに飛躍して欲しいという思いもあるが。
 さて、今年はどうなるかな」


1.福岡 10000◎
 ×伊達 vs ハン○ 21分8秒 アキレス腱固め
 初来日のEWA王者ナスターシャ・ハンが伊達遥とシングル対決。
 一撃の重さは伊達が上だったが、ハンの執拗な足への集中攻撃が徐々に効果を表す。
 ジャンピングニー2連発からノーザンライトを決めた伊達だが踏ん張りが利かずブリッジが崩れ、
 そこをハンのアキレス腱固めに捕らえられ、たまらずギブアップした。

6.山口 7000◎

『U・V・C、予選Aブロック開幕』

初日

 ○滝 vs REKI× 17分26秒 パワーボム
 滝のスピードにもひけをとらないREKI、素早い空中技の応酬が続く。
 滝がタイガードライバーからスワンダイブアローで勝負に出るが、
 REKIがこれをかわし自爆させるとフェイスクラッシャー2連発からSTOで
 あわやという所まで追い込むが、カウント2.8。
 滝も反撃のパワースラムを見舞うがこれまた2.8で返され、
 次の瞬間REKIが夢幻落(フランケンシュタイナー)の体勢に入ったが、
 滝がこれを踏ん張りパワーボムで叩き落し、そのまま3カウントを奪い辛勝した。

 ○伊達 vs ラッキー× 15分25秒 ラッキークローバー
 スリーパーで伊達の動きを封じるラッキーだが、 それでも伊達の勢いを完全には止められず、
 最後は疲れの見えた所を伊達がタイガースープレックスでマットに沈めた。

7.島根 4000◎

2日目

 ○滝 vs ラッキー× 18分41秒 シャイニングウィザード→体固め
 序盤は滝のスピードを捉えきれなかったラッキーだったが、
 スワンダイブアローをかわして自爆させるとスリーパーで自分のペースに引き込む。
 滝も2度目のスワンダイブアローは成功させると、シャイニングウィザードから天空の羽衣でカウント2.8。
 しかしトドメと放ったベルサイユスタープレスがまさかの自爆、
 ならばと繰り出したタイガードライバーも2.8で再び返されたが、
 最後はシャイニングウィザードを決めて粘るラッキーを押さえ込み、なんとか3カウントを奪った。

 ○伊達 vs REKI× 10分51秒 ノーザンライトスープレックス
 伊達の圧力になす術なく追い詰められるREKI。
 それでも一瞬の隙に必殺の夢幻落を決めるが後が続かず、
 最後は伊達がソバットからノーザンライトで3カウントを奪った。

伊達、滝2連勝。決勝トーナメント進出決定。

8.広島 10000◎

最終日

 ×ラッキー vs REKI○ 13分2秒 夢幻落
 ラッキーの関節技にことごとく勢いを削がれ攻撃が単発にで終わってしまうREKI。
 それでもフェイスクラッシャーを決めるとラッキー流血。
 しかし怯まないラッキー、DDTからドラゴンスクリューを決めるが、
 足のダメージがまるでないかのように素早く立ち上がったREKIが閃光膝弾を決めると、
 STOから必殺夢幻落で一気に3カウントを奪った。

 ○伊達 vs 滝× 25分30秒 ニーリフト→体固め
 互角の攻防が続いたが、伊達のスタミナの前に滝が攻め疲れを見せたところで、
 伊達がDDTからジャンピングニーを放ち勝負に出る。
 しかし滝がこれを踏ん張り、ソバットの連発からラリアート、スワンダイブアローと畳み掛けるが
 伊達も多岐の猛攻を凌ぐとニーリフトで動きを止め、得意のノーザンライト。
 これは2.5で返した滝だったが、さらにニーリフトを叩き込まれるとマットに沈んだ。


勝ち点順位
伊達(A)-61位通過
滝(B)×-42位通過
ラッキー(C)××-×0
REKI(D)××-2

『7月・決勝トーナメント進出者』
 Aブロック1位 伊達遥 2位 滝翔子

☆成長の記録
 越後↓1 伊達↓1
 ミネルヴァ1 REKI3

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9年目

 5月

秘書「今月のケガ報告です。
 軽症……ラッキー」
社長「先月のリーグ戦のダメージが残ったか。もう無理はさせられないし、休養を与えよう」
秘書「続いてイベント関連です。
 一日署長……伊達」
社長「なんだかもう毎年恒例になってきたな。
 まあどう見ても犯罪とは無縁の子だし、その辺が受けがいいのかもしれない」

秘書「ミネルヴァ石川選手が正式にFSPジュニアベルトを返上しました」
社長「ふむ。しばらくは有資格者もいないし、今後新人が入団するまでは団体預かりだな」

秘書「TWWAとの提携が破棄されました」
社長「そうか。……よし、AACと提携だ」
秘書「よろしいのですか?」
社長「ああ。ウチだって好き放題やられてばかりではいないという所を見せないとな」

秘書「社長。越後しのぶ選手から、引退届けが……」
社長「……そうか。とうとうこの日が来たか。
 ……よし、わかった。今シリーズはUVCのBブロックが開催されるが、
 最終戦後には越後君の引退セレモニーを行おう。
 場所は……越後君の地元、秋田県の秋田県総合文化体育館だ」
秘書「わかりました。大至急押さえます」

幕間

1.岡山 5500☆

 ×伊達 vs チョチョ○ 18分44秒 スモールPホールド
 チョチョのスピードについていけず序盤は一方的に攻撃を受け続けた伊達だが、
 一瞬の隙に必殺サイレントウィッチを叩き込むと、さらにニーリフトで追い込んでいく。
 しかし、チョチョがミサイルキックで反撃に出て、続けて必殺のムーンサルトプレス。
 これを2.8で跳ね除けたものの、すぐさまサソリ固めに捕らえられる。
 なんとかロープに逃れたものの、すかさずスモールパッケージで丸め込まれ3カウント。
 チョチョのスピードとテクニックにしてやられた伊達だった。

6.大阪 10000☆

『U・V・C、予選Bブロック開幕』

初日

 ○イージス vs ミネルヴァ× 裏投げ→体固め
 序盤から関節地獄にミネルヴァを引きずり込んだイージスが、バックドロップでさらに追い込む。
 しかしミネルヴァも必殺のミネルババスターで反撃、続けざまに超滞空ブレーンバスターを決める。
 だがイージスがイージスブレイカーの連発で足を殺すと、
 最後は裏投げでマットに叩きつけ3カウントを奪った。

 ○北条 vs アドミラル× 15分22秒 ニーリフト→体固め
 パワーは互角だがテクニックで上回る北条がアドミラルを封じ込める。
 それでもヘッドバットやラリアートで意地を見せるアドミラルだが、
 北条はタイガードライバーで動きを止めるとニーリフト、そしてトドメのロイヤルDDT。
 これを2.8で返し、2発目を貰うも場外へ逃れるアドミラル。
 だが素早くリング内に戻すと、最後はニーリフトで北条がアドミラルを沈めた。

7.京都 8000◎

 ○越後 vs 野村× 12分45秒 サムライパワーボム

2日目

 ×イージス vs アドミラル○ 15分16秒 ニーリフト→体固め
 試合開始から飛ばしたアドミラル、イージスにペースを掴ませずヘッドバットからラリアートの連発で追い込む。
 さらにデスバレーボムからニーリフト、ハイキックは水面蹴りでかわされたが、
 もう一発デスバレーを決めカウント2.8。
 なんとか返すもすでにグロッキーのイージスに膝を叩き込み、強引にねじ伏せた。

 ○北条 vs ミネルヴァ× バックドロップホールド→体固め
 序盤からミネルヴァを圧倒する北条。
 5分過ぎに早くもロイヤルDDTを決めると、ニーリフトからバックドロップで決めに行くがカウント2.5。
 これを返したミネルヴァ、必殺のミネルババスターを決め意地を見せるとさらにラリアートで反撃に出るが、
 北条が2発目をかわすとバックを取り、そのままバックドロップホールドで3カウントを奪った。

8.秋田 5000☆

越後しのぶ引退試合
 ×越後 vs 伊達○ 9分50秒 DDT→体固め
 試合は終始伊達が押す展開。越後も時折反撃を放つが、有効打にはならず。
 5分過ぎ、伊達がタイガースープレックスを決めると、さらにフランケンシュタイナーでカウント2.8。
 さらにノーザンライトSPを決めるもこれも2.8で返す越後。
 すでにフラフラの越後に伊達が踵落としを叩き込むが、なおも立ち上がり全盛期の粘りを彷彿とさせるも、
 最後はDDTでマットに突き刺され、レスラー人生最後の3カウントを聞いた。

最終日

 ○アドミラル vs ミネルヴァ× 24分12秒 アドミラルドライバー→体固め
 パワーのぶつかり合いではアドミラルが上回る。
 ミネルヴァも関節技で活路を見出そうとするが、アドミラルの勢いは止まらず。
 デスバレーボムからアドミラルドライバーでトドメをさしにいくが、ミネルヴァ2.5で返す。
 ならばともう一発アドミラルドライバーを決めるも、勢い余って場外転落。
 マットのないコンクリートの上にデスバレーボムで落とされ、万事休すかと思われたが、
 リングに戻されたミネルヴァが息を吹き返し、必殺ミネルババスターからコブラツイスト、
 さらにサソリ固めでギブアップをせまる。
 1分近く捉えられていたアドミラルだが、なんとかふりほどくと
 力で強引にアドミラルドライバーに捕らえ、ミネルヴァをマットに突き刺し、勝利を奪った。

 ○北条 vs イージス× 22分18秒 ロイヤルDDT→体固め
 北条のパワーに手が出せないイージス。
 北条早くもパワースラムで勝負に出ると、ロイヤルDDTを決めるがカウント2.5。
 さらにバックドロップを放つがカウント2.9で間一髪逃れると、
 ここでイージス起死回生の必殺レインボーブレイク。リング中央で北条を捉える。
 2分近く搾られ続けた北条、なんとか外すも痛めた足を取られるとイージスブレイカーで捻られる。
 一気にトドメを狙うイージスだが、間合いを詰めた所でカウンターの裏拳が直撃。
 ふらつくイージスを必殺のロイヤルDDTに捕らえ、マットに叩きつけて北条が3カウントを奪った。


Bブロック勝ち点順位
北条(A)-61位通過
イージス(B)×-×2
アドミラル(C)×-42位通過
ミネルヴァ(D)×××-0

『7月・決勝トーナメント進出者』
 Aブロック1位 北条沙希 2位 アドミラル八島

引退式
 越後
「私は燃え尽きました。
 今日でリングを去ります
 ありがとうございました!」

☆成長の記録
 真田↓1 伊達↓1 真壁↓1
 ミネルヴァ↑4 REKI↑1

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 6月

秘書「今月のケガ報告です。
 完治……ラッキー
 軽症……北条」
社長「北条君がケガか。幸い軽症のようだが、さて、どうするかな」
秘書「北条さんはタイトルマッチを要求していますね。
 先月のUVC予選も全勝で通過したし、資格はあるはずだ、と。
 ケガは大した事はないと言っていますが……」
社長「……わかった。その意気込みを買おう。今回のFSPヘビーの挑戦者は北条沙希で決定だ。
 その代わり、来月予定だったUVC決勝は8月に延期。
 優勝候補がケガを悪化させては困るからな」

社長「さて、越後君が寮を出たことで、空き部屋が出たが、どうしようか。
 新人テストはする予定だが、先輩達が二人部屋で新人が一人部屋も気まずいか」
 ※(初年度入団の8人は一人一部屋、以降のメンバーは増築の都合により二人一部屋)
秘書「八島さんが部屋の移動を希望していますね。彼女に一人部屋に移ってもらい、
 新人は中森さんと同室にしてはいかがでしょう」
社長「そうだな、中森君が同室なら安心だが……しかし八島君より上の世代はどうだろうな」
秘書「真壁さん、野村さん、北条さん、滝さんはそれで構わないとの事です。もちろん、中森さんも」
社長「よし、ではそうしよう」

社長「で、新人テストの結果だが。
 合格ラインに達したのは一人だけ。富沢礼子君か」
秘書「……正直な所、体格は悪くありませんが、それほど資質を感じませんね。
 それに、16歳ですか。一番伸びる時期を過ぎてしまっているように思われますが」
社長「しかし、せっかくウチのテストを受けてくれて、実際に合格したんだ。
 地元千葉出身だし、ウチが地元に根付いているという証拠でもあるだろう。
 私は採用してあげたいのだが。
 それに、今は規模が大きくなったとはいえ、元々選り好みするような団体ではないしな、ウチは」
秘書「社長がそうおっしゃられるなら、私に異論はございません」
社長「そうか。では、採用としよう。とりあえず、デビューはまだだな。
 今月はみっちり練習だ」

秘書「ブライアンコーチの指導の下、富沢選手の特訓はうまくいっているようですね」
社長「そうか。来月にはデビューさせても良さそうだな」


8.静岡 8000☆

☆FSPヘビー級タイトルマッチ
"FSP世界ヘビー王者" 伊達遥 vs "リングの守護神" 北条沙希

 序盤は一進一退が続いたが、伊達がノーザンライトを決めると流れを引き寄せる。
 さらにDDT、再びノーザンライトで決めにかかるが、これを2.5で返すと、
 北条が関節技の苦手な伊達を捕らえストレッチプラムで絞り上げる。
 しかし伊達ロープに逃れると、ソバットからニーリフトで北条をマットに沈めた。

 ○伊達 vs 北条× 42分35秒 ニーリフト→体固め

 「王者・伊達遥、21度目のタイトル防衛に成功」

☆成長の記録
 伊達↓1 藤原↓1 真壁↓1 沢崎↓1 ラッキー↓3
 野村↑2 ミネルヴァ↑2 イージス↑1 REKI↑2

 7月

社長「さて。ケガ人もいる事だし、バカンスに行こう。
 富沢君も、早く皆と馴染みたいだろうからな」
秘書「バカンス、ですか。
 ……まさか。富沢さんの水着姿が見たいから、わざわざUVCを延期してまで、
 なんて事はないですよね」
社長「ギクゥッ!
 ……は、ハハ、バカ言っちゃいけないよ井上君。
 UVCはウチの最大のイベントだぞ。
 その優勝候補の北条君が万全の状態でなくては、お客様に失礼じゃないか。先月も言ったろう。
 それに、富沢君も先月一ヶ月プロの練習に耐え抜いたわけだが、
 そういう時こそアフターケアをちゃんとしてあげたいんだよ。わかるだろう、井上君!」
秘書「……わかりました。そういう事にしておきましょう」
社長「よし、では、早速荷造りだ!」


社長「うむ、いいバカンスだった。富沢君との親睦も深まったしな。
 しかし、普段リング上で色々なコスチュームを見慣れてはいるが、
 コスプレというのはまた違う趣があるものだな……」
秘書「どうしたんです社長。難しい顔をなさって」
社長「……井上君にはどんなコスプレが似合うだろうか」
秘書「は?」
社長「い、いや、なんでもないんだ。忘れてくれ。ハハハ……」

秘書「今月のREKI選手の特訓は成功したそうです」
社長「バカンスだと言うのに、練習熱心だなあREKI君は」
秘書「バカンスだから、とのことですよ。なんでもサメと戦ったのかなんとか」
社長「……さすが忍者、と言うべきなのか?」

☆成長の記録
 真田↓1 伊達↓3 藤原↓1 沢崎↓1
 ミネルヴァ↑1

 8月

秘書「今月のケガ報告です。
 完治……北条」
社長「よし。バカンスの甲斐があったな。では今月は予定通り、UVC決勝トーナメント開催だ」

秘書「社長……空き巣に入られました……」
社長「な、なんだとっ! くそう、どうしてこの会社のセキュリティはこうも緩いんだ。
 ああ、先月のバカンスで500AP使ったのに、また大会場が遠くなる……」
秘書「幸い、金庫にそれほど入っていなかったので、1000APの被害で済みましたが」
社長「くそう、今月の関東シリーズで取り戻してやるっ!」


1.山梨 4000☆
・富沢礼子デビュー戦
 ×富沢 vs 野村○ 11分34秒 オレンジスプラッシュ

8.神奈川 10000☆

『U・V・C 決勝トーナメント』

準決勝第1試合 伊達遥 vs アドミラル八島

 試合序盤は完全に伊達に主導権を奪われていたアドミラルだが、中盤でその規格外のパワーが爆発。
 必殺ヘルズハーレーで伊達をマットに叩き落すと、デスバレー2連発からアドミラルドライバーで伊達を一気に追い込む。
 伊達もノーザンライトから踵落としで決めにかかるが、カウント2.8でクリア。
 アドミラル、伊達を引っ掴むと強引にアドミラルドライバーでマットに落としフォール。
 だが伊達が意地でロープに逃れると、素早く立ち上がって再び踵落とし。アドミラルを何とかマットに叩き伏せた。

 ○伊達 vs アドミラル× 13分56秒 踵落とし→体固め

準決勝第2試合 北条沙希 vs 滝翔子

 気合の入りが違う北条、ゴングと同時に猛ダッシュ、パワーで滝を圧倒。
 滝も空中技で事態の打開を試みるが、北条の気合が勝り、
 バックドロップから執拗なストレッチプラムで滝のスタミナを削り、
 最後はジャーマンスープレックスで完璧な3カウントを奪った。

 ○北条 vs 滝× 12分41秒 ジャーマンスープレックス

アルティメットヴィーナスカップ
 決勝戦 伊達遥 vs 北条沙希

 激闘のダメージが色濃く残る伊達と、余力十分の北条。
 短期決戦を狙う伊達、ゴングと同時にドロップキック、
 さらにエルボーを決めると、いきなりの必殺サイレントウィッチ炸裂!
 しかし北条これを耐えると、ジャーマンからパワースラムを繰り出し万事休すかと思われたが、
 伊達カウント2.8でクリア。ならばと再度ジャーマンを決めるもロープエスケープ。
 こうなると北条も意地でジャーマンでの決着を狙うが、そこを前方回転エビ固めで切り返し、
 フロントスープレックスを逆に決める。
 しかし最後はこだわりを捨てた北条がロイヤルDDTに捕らえ、粘る伊達をマットに沈めた。

 ×伊達 vs 北条○ 7分39秒 ロイヤルDDT→体固め

  優勝 北条沙希(初)

 優勝を決めた北条だが、チャンピオン伊達の底力と執念を思い知らされ、
 いまだ世代交代ならずを印象付けられた形となった。


☆成長の記録
 伊達↓2 村上↓2 真壁↑1↓3 ラッキー↓2
 ミネルヴァ↑1 REKI↑1

 9月

秘書「今月のケガ報告です。
 軽症……北条、滝、富沢」
社長「さて、どうしたものか。順当に行けば、今月のFSPヘビーの挑戦者は再び北条君なわけだが」
秘書「北条さんは当然やる気のようです。
 UVCを制し権利を得たと言うのもありますが、決勝戦での内容に納得が行かなかったようです。
 今度こそ完璧に伊達さんを越えたい、という事なのでしょう」
社長「うむ、そういう事なら、今シリーズも出場してもらおう。
 富沢君にもは今は試合経験を積ませたいから出場してもらう事にしよう。
 滝君は試合には出ず、練習しながら治してもらうとするか」

秘書「大日本テレビとの契約が終了しました」
社長「今は宣伝をしなくてもどこも満員になるしなあ。
 大会場を借りる為にも、資金は温存しておこう。
 しばらく地上波の中継は中止だ。CSだけにしておこう」
 ※(ゲーム中はそんなのありませんが)

秘書「社長、新女から参加表明がありました。
 コンバット斉藤(980)、渡辺(710)、小川(780)の3名です」
社長「ふむ。……しかし、ナンバー3の斉藤君は別として、また微妙なメンバー構成だな。
 渡辺君、小川君には富沢君の相手をしてもらうか。いい経験になるだろう」

社長「ところで井上君、富沢君の様子はどうかな。もう皆に馴染んだだろうか」
秘書「それが……。一部、うまくいっていない選手もいるようです」
社長「そうか。一番近い選手でも3つ上だからな。
 彼女には少し気の毒だが、なんとか乗り切ってもらいたいな」


2.福島 8000◎
 ○富沢 vs 渡辺× 10分8秒 片逆エビ固め
 ※富沢、初勝利

8.西北海道 9000☆

☆新女対抗戦
 イージス中森 vs コンバット斉藤

 コンバットの掌底で額を割られたイージスだが、関節と投げを軸に冷静に試合を組み立てる。
 苦し紛れのコンバットの掌底をくぐると、背後を取り一気にバックドロップで投げ捨て、
 リング中央でレインボーブレイクにガッチリ捉える。
 2分近くこらえたコンバットだが、イージスの容赦ない締め上げにとうとうギブアップ。

 ○イージス vs コンバット× 16分37秒 レインボーブレイク